JP2006212516A - 塗布工具および塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スロット幅の調整時にクサビ部材を移動させる際の抵抗を低減して操作性を向上し、正確なスロット幅の調整を行う。
【解決手段】 塗布ヘッドを構成するヘッド部材11Aに形成された凹部20内に、スロットの幅方向に向けて、凹部20の一方の壁面22に対して傾斜するクサビ面37Aを備えたクサビ部材37を作動ネジ36によって幅方向に進退可能に収容するとともに、このクサビ部材37のクサビ面37Aと調整ユニット31の一方の壁面22側の壁部32Cとの間に、幅方向の寸法がクサビ部材37よりも小さくされた押圧部材39を、スロットの延在方向への移動または変形が許容される一方で幅方向への移動は拘束された状態で介装する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被塗布物に対して塗布液を塗布するために用いられる塗布工具、および該塗布工具を装着した塗布装置に関するものである。
この種の塗布工具および塗布装置として、本発明の発明者らは、特許文献1において、複数のヘッド部材から構成された塗布ヘッドを有して、これら複数のヘッド部材の互いに対向する側面同士の間に、塗布ヘッド先端に開口して塗布液が流通、吐出される溝状のスロットが画成された塗布工具であって、ヘッド部材のスロットを画成する側面とは反対側の側面に、スロットの延在方向(塗布液の流通方向)に沿った方向を向いて互いに対向する一対の壁面を備えた凹部を形成し、この凹部内に、上記一対の壁面同士の間の距離が大きくなるようにヘッド部材を変形させてスロットの幅を調整する調整ユニットを、スロットの長手方向に沿った方向の任意の位置へ移動及び固定可能に設けた塗布工具、および該塗布工具を装着した塗布装置を提案している。
従って、このような塗布工具および塗布装置によれば、上記調整ユニットによってヘッド部材の一対の壁面同士の間の距離を大きくするようにヘッド部材を変形させることでスロットの幅を調整することができ、このときスロットの上記延在方向と幅方向とに直交する長手方向に沿った調整ユニットの長さを適宜設定することにより、所定領域のスロットの幅を調整する場合でも調整を容易とすることが可能となる。そして、この特許文献1において、上記調整ユニットとしては、その内部に流体圧室が形成され、この流体圧室に封入された油等の流体が圧縮されて生じる流体圧(油圧)により、上記スロットの延在方向に沿った方向での長さを大きくするもの、またはその内部に備えられたクサビ部材が移動させられて生じる押圧力により、上記スロットの延在方向に沿った方向での長さを大きくするものが提案されている。
特許第3501159号公報
ところが、このうち調整ユニットが油圧のような流体圧によりその上記延在方向の長さが大きくされてスロット幅を調整するものでは、まずこの流体による圧力が熱の影響を受けやすく、上記流体圧室の周囲の温度が例えば塗布液の温度などによって変動すると、これに伴い流体圧も変化してしまうためスロット幅を高精度に維持するのが困難となるおそれがある。また、肉厚のヘッド部材を変形させてスロット幅を調整するのに十分な流体圧を発生させるには、調整ユニットにある程度の大きさの流体圧室を確保しなければならないことから調整ユニットのコンパクト化にも限度があり、このため上記延在方向や幅方向の寸法が小さいヘッド部材を有する塗布工具に適用するのは難しいという問題もある。さらに、流体圧室はシール部材等によって密閉構造としなければならないため、定期的にこのシール部材の交換が必要となり、また被塗布物によっては汚損防止のために油等の流体そのものが周囲に存在することを嫌う場合もある。
一方、これに対してクサビ部材の移動により調整ユニットを変形させてスロット幅を調整するものでは、熱の影響が流体に比べて少なく、またコンパクト化が可能であるとともに、シール部材の交換の必要もなく、さらに油等の流体による汚損のおそれもない。しかしながら、この特許文献1に記載された塗布工具および塗布装置では、調整ユニット内部のクサビ収容部における上記スロット延在方向に対向する一対の壁面と、このクサビ収容部に収容されるクサビ部材の上記各壁面に対向する一対の押圧面とが、それぞれクサビ収容部の開口部側に向けて互いの間隔が大きくなるようにされていて、これら一対の壁面と押圧面とを密着させた状態でクサビ部材を収容部の底面側に前進させて上記押圧面によって上記壁面を押圧することにより、調整ユニットをヘッド部材ごと上記延在方向に押し広げてスロット幅を調整するようにしており、このように押圧面とクサビ収容部の壁面とが面同士で密着しているため、クサビ部材を前進させて幅調整を行う際の抵抗が大きくて操作性が悪く、微妙なスロット幅の調整を正確に行うにはある程度の熟練が必要となるという不都合があった。
本発明は、このような背景の下になされたもので、特に後者のクサビ部材の移動により調整ユニットを変形させてスロット幅を調整するものにおいて、調整時にクサビ部材を移動させる際の抵抗を低減して操作性を向上し、正確なスロット幅の調整を行うことが可能な塗布工具および該塗布工具を装着した塗布装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の塗布工具は、複数のヘッド部材から構成された塗布ヘッドを有し、上記複数のヘッド部材における互いに対向する側面同士の間に、上記塗布ヘッドの先端に開口する溝状のスロットが画成され、塗布液が上記スロット内を流通して上記塗布ヘッドの先端から吐出される塗布工具であって、上記ヘッド部材における上記スロットを画成する側面とは反対側の側面に、上記塗布液の流通方向である上記スロットの延在方向に沿った方向を向いて互いに対向する一対の壁面を備えた凹部が形成され、この凹部内に、上記スロットの延在方向に沿った方向での長さを大きくすることによって、上記一対の壁面同士の間の距離が大きくなるように上記ヘッド部材を変形させて、上記スロットの幅を調整することが可能な調整ユニットが設けられ、この調整ユニットには、上記スロットの幅方向に向けて上記一対の壁面のうち一方の壁面に対して傾斜するクサビ面を備えたクサビ部材が作動ネジによって該幅方向に進退可能に収容されるとともに、このクサビ部材の上記クサビ面と当該調整ユニットの上記一方の壁面側の壁部との間には、上記幅方向の寸法が上記クサビ部材よりも小さくされた押圧部材が、上記延在方向への移動または変形が許容される一方で上記幅方向への移動は拘束された状態で介装されていることを特徴とする。また、本発明の塗布装置は、このような塗布工具が上記塗布ヘッドの先端を被塗布物に対向配置させるように装着されていて、上記塗布ヘッドの先端から塗布液が吐出されることにより、上記塗布ヘッドの先端に対して相対的に移動する上記被塗布物に塗布液が塗布されることを特徴とする。
このように構成された塗布工具においては、上記幅方向において上記クサビ面がその傾斜により上記凹部の一方の壁面との間隔が大きくなる側に作動ネジによってクサビ部材を前進させると、この幅方向への移動が拘束された上記押圧部材は、クサビ面の傾斜に沿って上記一方の壁面側に向けて上記延在方向に移動または変形させられて、この一方の壁面側の調整ユニットの壁部に押し付けられ、該壁部を押圧して凸状に弾性変形させる。従って、これに伴い上記一方の壁面も押圧されて上記凹部が押し広げられるようにヘッド部材が弾性変形し、該凹部が形成された側とは反対側のヘッド部材の側面先端に画成されるスロットの幅が狭められるように調整される。また、これとは逆にクサビ部材を作動ネジにより後退させると、弾性変形が元に戻ってスロット幅が広げられるように調整される。従って、まずこの調整ユニットによるスロット溝幅の調整が作動ネジとクサビ部材によるものであるので、油等の流体圧を利用した場合のように温度による影響やヘッド部材の寸法的制限、シール部材の必要性や汚損のおそれといった問題が生じることがない。
そして、上記構成の塗布工具では、上記押圧部材のスロット幅方向の寸法がクサビ部材よりも小さくされているので、この押圧部材と上記クサビ面および調整ユニットの上記壁部との接触面積を小さくすることができ、これによりクサビ部材を前進させて調整ユニット壁部およびヘッド部材を弾性変形させる際の抵抗を低減することができ、調整ユニットによるスリット幅調整の操作性を向上させることが可能となる。従って、微妙なスリット幅の調整も、さほどの熟練を要したりすることなく正確に行うことが可能となるので、かかる塗布工具を装着した本発明の塗布装置では、塗布ヘッドの先端に対して相対的に移動する被塗布物に対して、より確実に所望の吐出量および塗布厚さとなるように塗布液を塗布することが可能となる。
また、上記押圧部材を、上記延在方向と幅方向とに直交する上記スロットの長手方向に延びる丸棒とすることにより、この押圧部材と上記クサビ面および調整ユニット壁部とが上記長手方向に直交する断面においてそれぞれ点当たり、すなわち該長手方向に沿った線当たりとなるので、より確実に上記接触面積を小さくすることができるとともに、丸棒を回動させながらクサビ部材を前進させることが可能となるので、一層の抵抗の低減を図ることが可能となる。さらに、この押圧部材を、上記調整ユニットの少なくとも上記一方の壁面側の壁部よりも硬度の高い材質により形成することで、上記延在方向に移動または変形してこの壁部に押し付けられるこの押圧部材の損傷等を防ぎつつ該壁部を確実に弾性変形させることができ、長期に亙って正確かつ安定した溝幅の調整と調整された溝幅の維持を図ることができる。
さらにまた、上記凹部を上記延在方向と幅方向とに直交する上記スロットの長手方向に沿った方向に延びるように形成して、調整ユニットをこのスロットの長手方向に沿った方向の任意の位置へ移動および固定可能とすることにより、このスロットの長手方向すなわちヘッド部材の長手方向の任意の位置でスロット幅の調整が可能となる。従って、近年長尺化が進むこのような塗布工具において、その全長に亘ってスロット溝幅偏差を均一とし、従って被塗布物においてもその全幅においても均一で、しかも一層確実に所望の塗布厚さとなるように塗布液を塗布することが可能となる。
図1ないし図4は本発明の塗布工具の一実施形態を示すものである。本実施形態の塗布工具は、その塗布ヘッド10が、図2に示すように一対のヘッド部材11A,11Bがそれらの一方の側面12,12同士を互いに対向させるように組み合わされることによって、長尺状をなすように構成されたものである。また、この塗布ヘッド10を構成する一対のヘッド部材11A,11Bは、それらの後端側(図1および図2における下方側)部分同士が、塗布ヘッド10の長手方向(図1における左右方向)に沿った方向で所定間隔をあけて複数のボルト13…でボルト止めされるとともに、塗布ヘッド10の長手方向に沿った方向の両端に位置する両端面に対してそれぞれサイドプレート14,14が取り付けられることによって、互いに固定されている。
この塗布ヘッド10を構成する一方のヘッド部材11A(図2中、右側に位置するヘッド部材11A)における一方の側面12は、その略全面が略平坦面とされているのに対し、塗布ヘッド10を構成する他方のヘッド部材11B(図2中、左側に位置するヘッド部材11B)における一方の側面12は、塗布ヘッド10の長手方向に沿った方向に延びるように切り欠かれてなる凹溝12Aを有しているとともに、この凹溝12Aより塗布ヘッド10の先端側に位置する先端側部分が、凹溝12Aよりも塗布ヘッド10の後端側に位置する後端側部分に対して所定間隔後退させられている。
従って、一対のヘッド部材11A,11Bが一方の側面12,12同士を互いに対向させるように組み合わされたときに、互いに対向する一方の側面12,12同士の間には、一方のヘッド部材11Aにおける一方の側面12と他方のヘッド部材11Bにおける一方の側面12に形成された凹溝12Aとの間の空間であるポケット15と、一方のヘッド部材11Aにおける一方の側面12と他方のヘッド部材11Bにおける一方の側面12の先端側部分との間の空間である溝状のスロット16とが、それらの長手方向を塗布ヘッド10の長手方向と一致させるように画成される。
このスロット16は、ポケット15に連通する部分から、塗布ヘッド10の先端側へ向かって延びて、塗布ヘッド10の先端に開口するように延在させられており、塗布液がポケット15内に供給されたときには、この塗布液が、ポケット15に連通するスロット16内を塗布ヘッド10の先端側へ向かって流通して、塗布ヘッド10の先端から吐出される。従って、このスロット16がポケット15から塗布ヘッド10の先端に向けて延びるように延在する方向、すなわち図2の上下方向が本実施形態におけるスロット16の延在方向とされ、ヘッド部材11A,11Bの両一方の側面12,12同士が凹溝12Aよりも先端側で対向する方向、すなわち図2における左右方向が本実施形態におけるスロット16の幅方向とされ、従って本実施形態ではこれらスロット16の延在方向と幅方向とは互いに直交し、かつ図1における左右方向であるスロット16の上記長手方向とも直交することとなる。
また、塗布ヘッド10を構成する一対のヘッド部材11A,11Bにおいて、スロット16およびポケット15を画成する一方の側面12,12とは反対側に位置する他方の側面17,17は、塗布ヘッド10の先端寄りに位置する部分が、塗布ヘッド10の先端側に向かうに従いスロット16側へ向かうように傾斜した傾斜面17A,17Aとされ、このような一対のヘッド部材11A,11Bから構成された塗布ヘッド10は、その先端が先細りした形状をなすことになる。
さらに、この塗布ヘッド10を構成する上記一方のヘッド部材11Aにおけるスロット16側とは反対の他方の側面17(上記の傾斜面17Aを除く他方の側面17)には、この他方の側面17に開口して、一方の側面12(スロット16)側へ向かって一段凹む凹部20が、スロット16の長手方向に一方のヘッド部材11Aの全長に亙って延びるように形成されている。この凹部20は、他方の側面17に交差するとともに、塗布液の流通方向であるスロット16の延在方向を向いて互いに対向する一対の壁面22,22と、これら一対の壁面22,22同士を接続するとともに、凹部20における側面17への開口部側を向く底面21とを備えており、本実施形態では上記一対の壁面22,22は上記他方の側面17側に向かうに従い互いの間隔が僅かに狭まるようにされて後述する調整ユニット31の抜け止めがなされているとともに、底面21はスロット16の上記幅方向に垂直とされている。
このような凹部20が形成されていることにより、一方のヘッド部材11Aは、凹部20の底面21と一方の側面12との間がポケット15に隣接する薄肉部分とされる。ここで、本実施形態では、さらなる薄肉部分を形成するため、凹部20の底面21に、この底面21に開口して、一方の側面12側へ向かって一段凹む第二凹部21Aが、凹部20と同じくスロット16の長手方向に沿った方向に延びるように形成されている。
さらに、この凹部20内には、図1に示すように、スロット16の上記長手方向に沿った方向に延びる概略直方体状をなす調整ユニット31が、凹部20の延びる方向であるスロット16の長手方向に沿った方向に移動可能とされるように設けられている。この調整ユニット31は、図3に示すように上記長手方向に直交する断面が下向きに開口する「コ」字状をなすカバー32と、このカバー32の下側開口部に取り付けられる本体33、および図1に示すようにカバー32の長手方向両側の開口部を閉塞する方形平板状の側板34,34とを備えて、その内部が中空状に構成されている。
このうちカバー32の互いに平行な一対の壁部32A,32Bと本体33および側板34,34とは厚肉に形成されていて、図2に示すように側板34,34はその4隅がこの厚肉のカバー32の壁部32A,32Bにボルト止めされることにより取り付けられているとともに、本体33は、これらの側板34,34を貫通してねじ込まれるボルトにより取り付けられている。一方、上記壁部32A,32Bと一体に形成されてその上端部を連結するカバー32の上側の壁部32Cは、図3に示すようにこれら壁部32A,32B、本体33、および側板34,34よりも薄肉の一定厚さの平板状とされている。
また、カバー32の一方の壁部(図3において左側の壁部)32Aには、その長手方向中央で下側寄りに円形孔32Dが該壁部32Aに垂直に貫設される一方、他方の壁部(図3において右側の壁部)32Bには上記円形孔32Dより大径の円形孔32Eが該円形孔32Dと同軸に貫設されている。さらにまた、この他方の壁部32Bの外側には、円形孔32Eより僅かに小径の雌ネジ孔35Aが貫設されたプレート35が、この雌ネジ孔35Aが円形孔32Eと同軸となるようにして、該他方の壁部32Bにボルト止めされて取り付けられている。
さらに、このプレート35の雌ネジ孔35Aからカバー32の円形孔32E,32Dにかけては作動ネジ36がねじ込まれて挿通されている。この作動ネジ36は、その中心線Oに沿って先端側(図3において左側)から後端側(図3において右側)に向けて順に、小径の上記円形孔32Dに緩挿可能な円柱軸状の小径部36Aと、これよりも大径の外形円柱軸状の中径部36Bと、これよりもさらに大径で上記円形孔32Eに挿通可能とされるとともに雌ねじ孔35Aに螺合する大径雄ネジ部36Cと、これよりもさらに大径の頭部36Dとが同軸かつ一体に形成されたものであって、この中径部36Bの外周には中心線Oを中心とした円環状の溝36Eが形成されている。
この作動ネジ38は、プレート35側からカバー32内に挿入されて大径ネジ部36Cが雌ネジ部35Aにねじ込まれるとともに円形孔32Eに挿通され、また先端の小径部36Aは壁部32Aの円形孔32Dに嵌挿されるとともに中径部36Bがカバー32の両壁部32A,32B間(調整ユニット31の中空部)に位置させられ、その中心線O回りに回転されることにより該中心線O方向に進退可能に取り付けられている。
さらにまた、こうして作動ネジ36が挿通される調整ユニット31内の中空部には、その下側寄りにクサビ部材37が収容されている。このクサビ部材37は、その上面がカバー32の上記上側の壁部32Cとの間に間隔をあけて、上記一方の壁部32A側に向かうに従い一定の傾斜で漸次後退するクサビ面37Aとされていて、本体33と摺接してカバー32の両壁部32A,32B間を作動ネジ36の中心線O方向に向けて進退可能とされている。
また、このクサビ部材37の下部には、この作動ネジ36の上記中径部36Bが嵌挿される凹所37Bが形成されるとともに、こうして凹所37Bに上記中径部36Bが嵌挿された状態で該凹所37Bには、該粒径部36Bの両側方において上記溝36Eの上下方向に延びる接線に沿うように、一対のピン38,38が互いに平行に打ち込まれて該溝36E内に嵌入されている。従って、これによりクサビ部材37は、作動ネジ36の回転を許容しつつ共回りすることなく該作動ネジ36と上記中心線O方向に係合して一体に進退可能とされている。
そして、このクサビ部材37の上記クサビ面37Aとカバー32の上記上側の壁部32Cとの間には、上記中心線O方向方向の寸法がクサビ部材37よりも小さくされた押圧部材39が上下方向への移動または変形が許容される一方で上記中心線O方向への移動は拘束された状態で介装されている。ここで、本実施形態ではこの押圧部材39は、その外径がクサビ部材37の中心線O方向の幅よりも(従って、壁部32Cの幅よりも)十分小さくされた円柱軸状部材すなわち丸棒であって、上記側板34,34の上側寄りに互いに同軸となるように貫設された円形孔にその両端が回動自在に嵌挿されて支持されることにより上記中心線O方向への移動が拘束されている。
また、この押圧部材39の上縁部は図3に示すように壁部32Cの下面に当接させられていて、この図3に示した状態から作動ネジ36を回転させて上記一方の壁部32A側にクサビ部材37を前進させることにより、本実施形態では押圧部材39はその長手方向中央部が上記クサビ面37Aにより押圧されて上側に弾性変形する。そして、これに伴い該押圧部材39と当接した薄肉の上記壁部32Cの中央部が上向きに弾性変形されて凸状に膨らませられるようになされている。
なお、この押圧部材39は、調整ユニット31の少なくともカバー32の上記壁部32Cよりも硬度の高い材質により形成されている。ちなみに、本実施形態ではこの壁部32Cも含めたカバー32全体と、本体33、側板34,34、作動ネジ36、およびクサビ部材37はステンレス鋼により形成されているのに対し、押圧部材39は工具鋼によって形成されていて、調整ユニット31のカバー32、本体33、側板34,34、作動ネジ36、およびクサビ部材37のいずれよりも高硬度とされている。
このような調整ユニット31は、上記一方のヘッド部材11Aの凹部20に、上述のように互いの長手方向を一致させて、カバー32の上記一方の壁部32Aを凹部20の底面21に密着させるとともに他方の壁部32Bを凹部20の開口部側に向け、かつ上側の壁部32Cを凹部20の一方の壁面22(図1ないし図4において下側を向く壁面)に密着させるとともに調整ユニット31の底面を他方の壁面22(図1ないし図4において上側を向く壁面)に密着させ、上記長手方向に摺動可能に嵌挿されて取り付けられる。
従って、図3における調整ユニット31の上記上下方向は塗布ヘッド10のスロット16における上記延在方向と一致させられるとともに、調整ユニット31の上下側は塗布ヘッド10の先後端側とそれぞれ一致させられ、またクサビ部材37が進退させられる作動ネジ36の上記中心線O方向はこの延在方向と長手方向とに直交してスロット16の上記幅方向に平行とされる。また、クサビ部材37のクサビ面37Aは、このスロット16の幅方向において凹部20の底面21側に向かうに従い上記一方の壁面22に対して漸次後退するように傾斜させられることとなる。
上述したような構成を有する塗布工具は、塗布ヘッド10の先端を被塗布物に対向配置させるとともに、塗布ヘッド10の長手方向(スロット16の長手方向)を被塗布物の幅方向に一致させるようにして本発明の一実施形態の塗布装置に装着される。そして、塗布液タンクから供給ポンプによってポケット15内に供給された塗布液が、スロット16内を流通して塗布ヘッド10の先端から吐出されることにより、この塗布ヘッド10の先端に対して相対的に移動する被塗布物の表面に塗布液が塗布されることになる。
しかして、上記構成の塗布工具および該塗布工具を装着した塗布装置において、このように塗布ヘッド10の先端から吐出される塗布液の吐出量や被塗布物表面の塗布厚さが塗布ヘッド10の上記長手方向において部分的に偏りを生じた場合にスロット16の幅寸法の調整を行うときには、まず上記調整ユニット31を該長手方向において吐出量や塗布厚さの大きい部分、すなわちスロット16の幅を小さくすべき領域に対応する位置に移動させる。次いで、作動ネジ36を回転させてクサビ部材37を前進させ、押圧部材39を介して上述のようにカバー32の上側の壁部32Cを上向き凸状に膨らむように弾性変形させる。
すると、この壁部32Cと調整ユニット31の底面とは凹部20の上下一対の壁面22,22に密着させられているので、一方のヘッド部材11Aは、凹部20における一対の壁面22,22が押圧されてその間の距離が大きくなるようにポケット15に隣接する薄肉部分を支点として弾性変形させられ、このときポケット15よりも後端側においては一対のヘッド部材11A,11Bが互いの側面12,12を密着させてボルト13…により固定されているので、この一方のヘッド部材11Aはポケット15よりも先端側の部分が、上記長手方向において調整ユニット31の位置した部分で他方のヘッド部材11B側に撓んで倒れ込み、これにより一対のヘッド部材11A,11Bにおける互いに対向する一方の側面12,12同士の間に画成されたスロット16の幅が小さくなるように、このスロット16の幅が調整される。
しかるに、上記構成の塗布工具および塗布装置では、まずこのようにスロット16の幅を調整するのにヘッド部材11Aを弾性変形させる調整ユニット31が、クサビ部材37を作動ネジ36によって前進させることによりカバー32の上側壁部32Cを凸状に弾性変形させるものであるので、油等の流体の圧力によりスロット16の幅を調整するのに比べて周囲の温度変化の影響を受けることが少なく、またクサビ部材37のクサビ面37Aの傾斜角を適当に設定することにより、クサビ部材37の進退ストロークに対する壁部32Cの弾性変形量すなわちスロット16の幅調整量を大きくすることができるので、調整ユニット31のコンパクト化を図って凹部20も小さな断面積とすることができ、塗布ヘッド10の幅寸法等の小さな塗布工具にも適用が可能となる。さらには、シール部材のように定期的に交換しなければならないような部品もなく、しかも流体による被塗布物等への汚損のおそれもない。
そして、さらに上記塗布工具にあっては、このクサビ部材37のクサビ面37Aと調整ユニット31のカバー32における上記壁部32Cとの間に、上記幅方向(作動ネジ36の中心線O方向)の寸法がこれらクサビ部材37や壁部32Cよりも小さくされた押圧部材39が介装されており、壁部32Cはこの押圧部材39を介してクサビ面37により押圧され、上向き凸状に膨らむように弾性変形させられることとなる。従って、同じクサビ部材を用いたにしても、上述した従来のクサビ面(押圧面)が調整ユニットの壁面に密着して直接この壁面を押圧することにより弾性変形を生じさせるような場合に比べ、これらクサビ面37Aと壁部32Cとの接触面積を低減して作動ネジ36の回転によるクサビ部材37前進の際の抵抗を軽減することができ、当該調整ユニット31によるスロット16の幅調整の操作性を向上させることが可能となる。
このため、この幅調整に徒に労力を要することがないのは勿論、僅かな幅調整を行うための作動ネジ36の微妙な回転操作も可能となって、さほどの熟練などを要さずとも正確かつ精密なスロット16の幅調整が可能となるので、かかる塗布工具を装着した塗布装置によれば、塗布液の吐出量を塗布ヘッド10の長手方向全長に亙って高精度に均一化したりすることが可能となり、この塗布液の塗布厚さが極めて均一な被塗布物を得ることができる。
また、本実施形態ではこの押圧部材39が円柱軸状の丸棒によって形成されており、かかる丸棒が調整ユニット31の側板34,34に形成された円形孔に嵌挿されて支持されることにより、上記幅方向(中心線O方向)への移動が拘束されて上向きに弾性変形可能とされている。従って、この押圧部材39とクサビ面37Aおよび壁部32Cとは、上記長手方向に直交する断面においてそれぞれ点当たり、すなわち該長手方向に沿った線当たり(線接触)となるので、上記接触面積を一層低減することができて抵抗をより軽減することができる。
しかも、本実施形態ではこのように丸棒の両端が円形孔に嵌挿されることにより、押圧部材39はその中心軸線回りに回動自在に支持されるので、クサビ部材37の前進に伴いクサビ面37Aに沿って転動しながら上向きに押圧されて弾性変形させられることとなる。すなわち、このクサビ面37Aとの摩擦は滑り摩擦ではなく転がり摩擦となるので、作動ネジ36のねじ込みによるクサビ部材37の前進の際の抵抗のさらなる軽減を図って一層軽快な操作性を得ることが可能となる。
なお、本実施形態ではこのように丸棒状の押圧部材39を側板34,34の円形孔に嵌挿して、この押圧部材39の上記延在方向(上下方向)への移動も拘束されるようにしているが、例えば上記円形孔に代えて側板34,34にこの延在方向に延びる長孔を形成し、押圧部材39を、上記長手方向に向けての傾きが抑制されるようにしてその両端を該長孔に挿入し、クサビ部材37の進退に伴ってスロット16の延在方向に僅かに移動可能に支持するようにしてもよい。また、単に接触面積の低減を図るだけなら、例えば上記クサビ面37Aと同じ角度で傾斜する下面と上記壁部32Cに密着可能な上面とを備えたクサビ部材37よりも幅寸法の小さい断面台形状の軸状部材等を押圧部材として介装するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、上記壁部32Cも含めた調整ユニット31のカバー32がステンレス鋼製であるのに対して、この押圧部材39は工具鋼製と壁部32Cより硬度の高い材質により形成されており、従ってクサビ面37Aによって上方に押圧されたときに該押圧部材39自体が潰れたりして損傷することなく、確実に壁部32Cを弾性変形させてスロット16の幅調整を行うことができるとともに、調整されたスロット16幅を安定的に維持することが可能となる。また、カバー32と同じくステンレス鋼製であるクサビ部材37より高硬度でもあるので、クサビ部材37によって損傷を生じることもない。しかも、この壁部32Cはカバー32の他の壁部32A,32Bや側板34,34などよりも薄肉に形成されているので弾性変形を促しやすく、一層抵抗の少ない円滑な幅調整を図ることができる。
さらにまた、本実施形態では、スロット16の幅を調整するための調整ユニット31が、スロット16の長手方向に沿った方向で移動可能とされていることから、この調整ユニット31を、スロット16の長手方向に沿った方向での任意の位置に移動させて固定し、その任意の位置に対応する領域でのスロット16(例えば100μm以上の幅を有するスロット16)の幅を調整することができるようになっている。しかも、調整するスロット16の幅については、このスロット16の長手方向に沿った方向での略全長に亘って略一定となるように設定するだけではなく、例えば、ある所定領域で意図的に大きくなったり小さくなったりするように設定することもできる。
そのため、スロット16内を流通して塗布ヘッド10の先端から吐出される塗布液の流量を、このスロット16の長手方向に沿った方向の略全長に亘って略一定とするように、調整ユニット31を用いてスロット16の幅を調整することにより、被塗布物の表面に塗布される塗布液の膜厚を均一に維持することができる。また、例えば粘度の高い塗布液を高圧でポケット15内に供給するときには、塗布液に加えられた圧力によって、スロット16の幅が、その長手方向の略中央部で大きくなってしまう、いわゆる中開き現象が生じて、吐出された塗布液の流量にばらつきが生じてしまうおそれがあるが、このような中開き現象を想定したスロット16の幅を設定することで、スロット16内を流通して塗布ヘッド10の先端から吐出される粘度の高い塗布液の流量を、スロット16の長手方向の略全長に亘って略一定に維持することもできる。
さらに、スロット16の幅を調整するため、スロット16の長手方向に延びる直方体状の調整ユニット31を用いたことにより、この調整ユニット31におけるスロット16の長手方向に沿った方向での長さを必要に応じて適宜設定することで、一方のヘッド部材11Aを変形させるときの押圧部分が局所的になることがなくなる。このため、所定領域でのスロット16の幅を調整するときであっても、例えば上記長手方向の複数箇所で調整ボルト等により直接的かつ局所的にヘッド部材11Aを変形させてスロット16の幅を調整する場合のように、この所定領域に位置する複数の調整ボルトを複数回繰り返して調整したりする必要もなくなり、容易にスロット16の幅を調整することができる。
本発明の塗布工具の一実施形態を示す側面図である。 図1におけるYY断面図である。 図1におけるZZ拡大断面図である。 図1における調整ユニット31部分の拡大側面図である。
符号の説明
10 塗布ヘッド
11A,11B ヘッド部材
15 ポケット
16 スロット
20 凹部
22 凹部20の壁面
31 調整ユニット
32 カバー
32A〜32C カバー32の壁部
36 作動ネジ
37 クサビ部材
39 押圧部材

Claims (5)

  1. 複数のヘッド部材から構成された塗布ヘッドを有し、上記複数のヘッド部材における互いに対向する側面同士の間に、上記塗布ヘッドの先端に開口する溝状のスロットが画成され、塗布液が上記スロット内を流通して上記塗布ヘッドの先端から吐出される塗布工具であって、
    上記ヘッド部材における上記スロットを画成する側面とは反対側の側面に、上記塗布液の流通方向である上記スロットの延在方向に沿った方向を向いて互いに対向する一対の壁面を備えた凹部が形成され、
    この凹部内に、上記スロットの延在方向に沿った方向での長さを大きくすることによって、上記一対の壁面同士の間の距離が大きくなるように上記ヘッド部材を変形させて、上記スロットの幅を調整することが可能な調整ユニットが設けられ、
    この調整ユニットには、上記スロットの幅方向に向けて上記一対の壁面のうち一方の壁面に対して傾斜するクサビ面を備えたクサビ部材が作動ネジによって該幅方向に進退可能に収容されるとともに、このクサビ部材の上記クサビ面と当該調整ユニットの上記一方の壁面側の壁部との間には、上記幅方向の寸法が上記クサビ部材よりも小さくされた押圧部材が、上記延在方向への移動または変形が許容される一方で上記幅方向への移動は拘束された状態で介装されていることを特徴とする塗布工具。
  2. 上記押圧部材は、上記延在方向と幅方向とに直交する上記スロットの長手方向に延びる丸棒であることを特徴とする請求項1に記載の塗布工具。
  3. 上記押圧部材は、上記調整ユニットの少なくとも上記一方の壁面側の壁部よりも硬度の高い材質により形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗布工具。
  4. 上記凹部が、上記延在方向と幅方向とに直交する上記スロットの長手方向に沿った方向に延びるように形成され、
    上記調整ユニットが、このスロットの長手方向に沿った方向の任意の位置へ移動および固定可能とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の塗布工具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の塗布工具が、上記塗布ヘッドの先端を被塗布物に対向配置させるように装着されていて、上記塗布ヘッドの先端から塗布液が吐出されることにより、上記塗布ヘッドの先端に対して相対的に移動する上記被塗布物に塗布液が塗布されることを特徴とする塗布装置。
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