JP2006212290A - シンク - Google Patents

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公 田村
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Abstract

【課題】槽部周囲のスペースを有効利用できるとともに、槽部の容積を実質上狭めることがなく、しかも不使用時に槽部に蓋をして作業台等として用いる場合に、水栓、カラン、ノズル等が邪魔になることなく見栄えも良く、調理機において調理中に調理用液体を補充することができ、かつ水や油等の液体を吐出した場合の飛び散りを抑制することができ、清掃も容易なシンクを提供する。
【解決手段】槽部11、101の上周縁11cよりも下方位置における内壁面12に、1個または複数個の液体吐出部3が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、厨房の流し台、揚げ物機の油槽、茹で麺機の湯槽などに用いられるシンクに関する。
従来、厨房の流し台には、洗い作業等を行う水槽の上方位置に臨んで水栓ないしはカランが配設され、レバーや蛇口の装置により水槽内に水を供給するものとなされている。また、揚げ物機の湯槽や茹で麺機の麺茹で槽にも、周辺部に油や湯を供給するノズルが突出状態に設けられているものがある。
しかしながら、このような水栓やカランやノズルが存在していると、その分、水槽、油槽、麺茹で槽の周りのスペースが占有されることになり、このスペースを有効利用できないという欠点があった。
また、流し台や調理機の不使用時に、水槽あるいは油槽あるいは麺茹で槽等に蓋をして作業台として用いるような場合、突出した水栓、カラン、ノズルが邪魔になる上、見栄えも良くないという欠点もあった。
また、圧力フライヤのように蓋をして揚げ調理を行ったり、茹で麺機で蒸気の逃げを防止するため蓋をして麺茹でを行う場合等には、調理中や麺茹で中に油や水を補充できないという欠点もあった。
しかもまた、カラン先端あるいはノズル先端の吐出部から水槽、油槽、麺茹で槽の底面まで高さ距離があるため、吐出された水や油の槽部底面からの跳ね返りが大きく、このため跳ね返った水や油が槽外へ飛び散って汚れてしまうという欠点もあった。
しかもまた、水栓やカランやノズルの周りが汚れ易い上、清掃もしにくいという欠点もあった。
なお、特許文献1には、水槽の左右壁に橋架する給水管が配設されてなる流し台が提案されている。
特許第2850578号公報
しかしながら、上記特許文献1の流し台では、水槽内に給水管が存在するため、水槽の容積が実質上狭くなり、洗い作業等を行うときに給水管が邪魔になるという欠点があった。
この発明は、このような欠点を解消するためになされたものであって、槽部周囲のスペースを有効利用できるとともに、槽部の容積を実質上狭めることがなく、しかも不使用時に槽部に蓋をして作業台等として用いる場合に、水栓、カラン、ノズル等が邪魔になることなく見栄えも良く、調理機において調理中に調理用液体を補充することができ、かつ水や油等の液体を吐出した場合の飛び散りを抑制することができ、清掃も容易なシンクの提供を目的とする。
上記目的は、以下の手段によって達成される。
(1)槽部の上周縁よりも下方位置における内壁面に、1個または複数個の液体吐出部が設けられていることを特徴とするシンク。
(2)前記液体吐出部は前後の内壁面に設けられている前項1に記載のシンク。
(3)前記液体吐出部の向きを変更可能となされている前項1または2に記載のシンク。
(4)槽部を幅方向に分割するための仕切部材が、着脱可能となされており、仕切部材で仕切られたそれぞれの仕切室に前記液体吐出部が設けられている前項1〜3のいずれかに記載のシンク。
(5)シンクの底部裏面に、ゴミ受け用の底浅扁平トラップ部が形成されている前項1〜4のいずれかに記載のシンク。
(6)槽部の上端周縁部が内方に突出形成されている前項1〜5のいずれかに記載のシンク。
(7)前記液体吐出部は、相対的に温度の高い液体を吐出するための第1の吐出孔と、相対的に温度の低い液体を吐出するための第2の液体吐出孔とを近接位置に備え、第1の吐出孔から吐出した温度の高い液体と第2の吐出孔から吐出した温度の低い液体とが混合するものとなされている前項1〜6のいずれかに記載のシンク。
前項(1)に記載された発明によれば、槽部の上周縁よりも下方位置における内壁面に、1個または複数個の液体吐出部が設けられているから、吐出部は槽部から上に突出しておらず、従って、水栓やカラン等の液体供給用の管が槽部周辺に設けられることによるデッドスペースの発生を防止でき、槽部周辺のスペースを有効利用することができるうえ、槽部の内容積を広く確保することもでき、また、デザイン的にもすっきりした印象を与えることができる。しかも、槽内空間を狭めることもない。
また、流し台や調理機の不使用時に、水槽あるいは油槽あるいは麺茹で槽等に蓋をして作業台として用いるような場合、突出した水栓、カラン、ノズルが邪魔になることもない。
さらに、揚げ物機の湯槽や茹で麺機の麺茹で槽の場合には、蓋をして揚げ調理を行ったり麺茹でを行う場合であっても、槽部の内壁面に液体吐出部が設けられているから、油や水を問題なく補充することが可能となる。
さらには、液体吐出部は槽部の内壁面に設けられているから、吐出部から槽部底面までの高さ距離が小さくなり、その分液体の飛び散りを防止できる。
また、突出した水栓やカランやノズルは存在しないから、シンク周りの清掃もシンク形状に沿って行えば良く、非常にやりやすい。
前項(2)に記載された発明によれば、前記液体吐出部は前後の内壁面に設けられているから、状況に応じていずれかの吐出部を使用したり、あるいは同時に使用でき、吐出部の使用に際しての選択自由度が向上する。
前項(3)に記載された発明によれば、液体吐出部の向きを変更可能となされているから、状況に応じて液体吐出部の向きを変更操作することができ、便利となる。
前項(4)に記載された発明によれば、槽部を幅方向に分割するための仕切部材が、着脱可能となされているから、作業量が少量で良い場合や複数の作業を異なる槽部で同時に行いたい場合等には、仕切部材を設けて槽部を分割すれば良く、しかも、仕切部材で仕切られたそれぞれの仕切室に液体吐出部が設けられているから、便利であり使い勝手がよい。
前項(5)に記載された発明によれば、シンクの底部裏面に、ゴミ受け用の底浅扁平トラップ部が形成されているから、ゴミが排水と一緒に排出されるのを防止できるのはもとより、トラップ部は底浅扁平であるから、シンクの下方空間が広くなり、収納スペース等として有効利用することができる。
前項(6)に記載された発明によれば、槽部の上端周縁部が内方に突出形成されているから、吐出部から吐出され槽部底面で跳ね返った液体の飛び散りが前記突出部で抑制され、吐出部から槽部底面までの高さ距離が小さいこととも相俟って、ますます液体の飛び散りを抑制することができる。しかも、液体を槽部に貯めて作業を行う際のこぼれ出しも、前記突出部で防止することができる。
前項(7)に記載された発明によれば、第1の吐出孔と第2の液体吐出孔とを近接位置に備え、第1の吐出孔から吐出した温度の高い液体と第2の吐出孔から吐出した温度の低い液体とが混合するものとなされているから、相対的に温度の高い液体と低い液体とを吐出前に混合すると共に、混合した液体を吐出孔から吐出するものに比べて、混合装置などが不要であり、構造を簡素化できる。
本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るシンクを用いた流し台の斜視図、図2は図1の流し台の平面図、図3は図1の流し台の一端部の側断面図、図4は図2のIV−IV線断面図である。
これらの図において、1は凹状の水槽部11を備えた平面視において長方形状のシンクであり、このシンクは流し台本体2に取り付けられている。
前記水槽部11の上端部には、周方向全域にわたり、シンク1の内壁面12が内方に向かって断面山形状に曲成されて突出部13が形成されている。また、前後の内壁面12には、それぞれ左右に距離を隔てて各2個合計4個の水供給用の給水部(吐出部)3が、前記山形突出部13の頂部の位置に形成されている。
各給水部3は、シンク内壁面12に形成された左右に長い長方形状の開口部31に臨む態様で、山形突出部13の背部に給水ユニット33が設けられてなる。
前記給水ユニット33は、図5〜図7に示すように、左右に長い断面D型の有低筒体からなるユニット本体331を備えるとともに、ユニット本体331内にはユニット本体331内を上下に仕切る隔壁332が形成されており、ユニット本体331内に独立した上下のヘッダ333、334が形成されている。そして、上下の各ヘッダ333、334にはそれぞれ給水管335、336を介して水と湯が導入されるものとなされている。
さらに、ユニット本体331の前面部(開口部31に臨む部分)において、隔壁332を挟む上下の両側近傍部位に、正面視で円形孔となるようにそれぞれ矩形ないし半円形の給水孔337、338が形成されている。そして、各給水孔337,338から上下ヘッダ333、334に導入された水と湯が給水されると、これらが給水孔337,338を出た直後に混合されて、温度調節された水ないし湯となるように構成されている。
上記のような給水ユニット33が、山形突出部13の開口部31の頂部背面において、給水ユニット33の断面中心部を通る長さ方向の軸線(図示せず)を中心として回動可能に取り付けられている。
さらに、前記給水ユニット33の長さ方向の一端部には、凹凸状の操作用ダイアル339が設けられており、この操作ダイアル339を上下方向に回転させることにより、給水ユニット33が上下方向に回動し、これにより上下方向の給水角度を調整することができるようになっている。なお、操作ダイアル339に代えて、単尺棒状の操作レバーを突出形成しても良い。
図1及び図4に示すように、前記水槽部11の手前側の内壁面12と底面部14との境界部分には、左右に所定距離を隔てて2個の排水孔4が形成されており、この排水孔4を内壁面12及び底面部14の背後から塞ぐゴミ受け板5が配設されている。
このゴミ受け板5は、図8及び図9に示すように、排水孔4の形状に沿って湾曲形成されるとともに、左右方向に上下に長い複数の排水用スリット51が形成されている。そして、ゴミ受け板5の上端部を内壁面の背部に固定された軸部52に挿通されて、上下方向回動可能に軸支されるとともに、図示しないバネによって排水孔4に密着する方向に付勢されている。これにより、常時は、ゴミ受け板5により排水孔4が閉塞され、水槽部11内の水はゴミ受け板5のスリット51から排出され、水槽部11内で生じた生ゴミ等はゴミ受け板5でせき止められる。作業者がゴミ受け板5を水槽部11側から排水孔4の外側に押し込むと、ゴミ受け板5はバネ力に抗して移動して排水孔4が開き、せき止められていたゴミは、排水孔4に落下するものとなされている。
なお、スリット51を有するゴミ受け板5を近接して2枚設けるとともに、一方のゴミ受け板5を左右にスライド可能に構成し、このゴミ受け板5をスライドさせて両ゴミ受け板5,5のスリット51が重ならないようにして、排水孔4を完全に閉じ、水槽部11内に水をためるものとしても良い。
図4に示すように、排水孔4及びゴミ受け板5の後方において、シンク外面にはカバー部材6が取着され、カバー部材6の内側に排水導入空間61が形成され、前記排水孔4に落下したゴミ及び排水は、排水導入空間61に導入される。
一方、シンク1の底面部裏面の左右方向中央部には、膨出空間部からなるトラップ部7が形成されている。この実施形態では、トラップ部7は前後に長い底浅扁平形状に形成されており、トラップ部7の下方の空間を広く確保し得て、食器、洗い物道具等の収納空間として有効利用することができるものとなされている。また、前記排水導入空間61は前記トラップ部7と連通するとともに、トラップ部7の後部には配水管71が取り付けられ、排水導入空間61に導かれた排水は、トラップ部7を通過して排水管71により排水されるものとなされている。なお、トラップ部7には、必ずしも防臭機能が設けられていなくても良い。
前記トラップ部7内には、排水を通過させうるメッシュ状等のゴミ収容部材8が配設されており、排水とともにトラップ部7に流れ込んだゴミはゴミ収容部材8に収容され、ゴミが排水管71側に流れないようになっている。
前記ゴミ収容部材8は、シンク1の底面部14に設けられた脱着孔15(図1に示す)を介して装着され、ゴミがたまったときは前記脱着孔15を介してゴミ収容部材8を取り出すことができるようになっている。なお、前記脱着孔15は、常時は蓋16によりカバーされている。
前記シンク流し台本体2の前面には、給水(給湯も含む)開始及び終了を指示する給水スイッチや、4個の給水部3のうち給水を行う1個又は複数個の給水部を選択する給水部選択スイッチや、湯温調節つまみ等のスイッチ群21が設けられている。このように、操作スイッチ群21を流し台本体12の前面に設けることにより、作業者がシンク1の後方まで手を伸ばすことなく、手近な位置で給水開始及び終了の指示、給水部3の選択指示、湯温調節等を行うことができるものとなされている。
前記給水ユニット33の各上下ヘッダ333,334に接続された給水管335,336には、図示しない公知の電磁弁等が接続され、前記給水スイッチ及び給水部選択スイッチの操作に基づいて、選択した給水部3における給水の開始及び停止ができるものとなされている。また、湯温調節つまみにより図示しない給湯器の湯温を調節可能となされている。なお、必要なら、給水部3からの水量を調節できる水量調節つまみ等を設けても良い。
図示実施形態に係るシンク1では、作業者が使用する給水部3を選択し、給水スイッチを操作すると、給水管335,336から上下の各ヘッダ333,334に水及び湯が供給され、給水孔337,338から吐出し混合されて適度な温度となって水槽部11に放出される。
作業者は操作用ダイアル339の回動操作により、給水孔337,338の上下方向の向きを変えることができる。
作業者は水槽部11内で洗い物作業などを行うが、生じた排水はバネにより排水孔4を閉じる方向に付勢されたゴミ受け板5の排水用スリット51から排水導入空間61に導かれ、トラップ部7を通って排水管71へと排水される。また、水槽部11内で生じた生ゴミ等も排水孔4に至るが、前記ゴミ受け板5によりせき止められる。
作業者が水槽部11側からゴミ受け板5をバネ力に抗して押すと、排水孔4が開き、せき止められていたゴミは排水孔4から排水導入空間61へと流れ込み、さらにトラップ部7へと流れ込み、トラップ部7に配設されたゴミ収容部材8に収容される。ゴミが収容されたゴミ収容部材8は、脱着孔15から取り出すことができる。
このように、給水部3は水槽部11の内壁面12の山形突出部13の頂部に設けられているから、シンク1から突出する水栓やカランは存在せず、シンク周辺部を有効に利用することができる。例えば、シンク1の不使用時にシンク1の上面に作業板を載せて、広いスペースを利用して作業を行うこともできる。また、水栓やカランが存在しない分、シンク1の水槽部11の幅や長さを大きくすることもできる。また、デザイン的にもすっきりしたものとなるし、清掃もやり易い。
しかも、水槽部11内に橋架した給水管が存在する場合のような水槽部11の内容積が実質上狭められる不都合もなく、また給水部3から水槽部11の底面部14までの距離も、水栓やカランタイプの従来品に比べて短くできるから、水槽部11内に供給された水が底面部14で跳ね返る度合いも小さくなり、水の飛び散りが抑制される。加えて、この実施形態では、水槽部11の上端周縁部に突出部13が形成されているから、底面部14で跳ね返った水が水槽部11外へ飛び散るのが突出部13で防止されるから、益々飛び散りの少ないシンクとなし得る。
図10〜図12は、この発明の他の実施形態を示すものである。この実施形態では、シンク1の水槽部11の左右方向のほぼ中央部における脱着孔15の蓋16の真上の位置に、前後方向にわたって図11(a)及び(b)に示したような仕切部材9を嵌め込んで配置することにより、水槽部11が左右方向に2つに分割されている。
前記仕切部材9は、水槽部11の断面形状に適合する外周形状を有しており、側周面及び底面に沿って、弾性シール材としてのシリコンゴムないしシリコンチューブ90が取着されている。この仕切部材9は厚さ方向に分割された皿状の半体を組み合わせた中空体からなり、仕切部材9を水槽部11の内壁面12及び底面部14に対する液密性を強化するためのカシメ機構91が設けられている。
このカシメ機構91は、操作棒92と、仕切部材9の前後の肩部に設けられた一対のカム板部93と、前記操作棒92と両カム板部93とを連結するリンク部94とを備えている。
操作棒92は、上部T形部が仕切部材9の上板を貫通して突出すると共に、操作棒92の下部は仕切部材9の中空内部に埋入された状態で、上下移動可能に配設されている。また、前記リンク部94は、仕切部材9の内部に配置され、前記操作棒92に、長さ方向の一端が支点941を介して回動自在に連結された前後一対の第1腕部942と、各第1腕部942の他端に、長さ方向の一端が支点943を介して回動自在に連結された一対の第2腕部944とからなる。
前記各カム板部93は、基端部を仕切部材9の内部に設けられた軸部931に回動可能に軸支され、この回動によって、水槽部11の内壁面12の湾曲形状に適合する各カム板部93の外周面部が、仕切部材9の肩部に形成された孔から進退可能となされている。
また、カム板部93の先端部には、前記第2腕部944の他端が回動可能に連結されている。
なお、第1腕部942と第2腕部944との連結点である支点943は、図示しないガイドにより水平方向にのみ移動可能となされている。
このようなカシメ機構91は次のように使用する。すなわち、操作棒92を上昇させた状態で、仕切部材9を水槽部11内の仕切位置に横断状態に配置した後、操作棒92を押し下げると、図11(b)の鎖線で示すように、操作棒92と第1腕部942との連結点である支点941が下降して第1腕部942が水平状に移行する結果、第1腕部942と第2腕部944との連結点である支点943が外側に移行する。これにより、第2腕部944がカム板部93を押し上げ、カム板部93は同図に鎖線で示すように、基端軸部931を中心にして外側に回動し、水槽部11の湾曲状内壁面12を斜め上方に押す。その反作用として、仕切部材9は下方への押し付け力を受け、このため仕切部材9のシリコンゴムないしチューブ90と水槽部11の内壁面12及び底面部14との密着力が増す。
このように、水槽部11を仕切部材9で仕切ることにより、水槽部11における作業量が少量で良い場合や複数の作業を異なる水槽部11で同時に行う場合に対応することができる。この実施形態では、分割された左右の仕切室11a、11bのそれぞれに、前後の給水部3や排水孔4が存在しているから、分割前と同様に支障なく洗い物作業等を行うことができる。
図13はこの発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では、調理装置の調理液体を収容するためのシンクに適用したものであり、図13は揚げ物機100の湯槽101に利用したものである。102は排ガス用煙突部である。なお、他の調理器のシンク、例えばゆで麺機のゆで釜に適用しても良い。
図13に示したシンク101は、図1〜図12に示したシンク1と同一の構成であるためその説明は省略するが、扱う液体が油であるため、給水部3が給油部として機能し、また、トラップ部のゴミ収容部材8が揚げ物のカスこしとして機能する。また、給油部3の給油孔337,338からは同温度の油が供給される。
なお、図13は揚げ物機100の湯槽101に適用したものであるが、茹で麺機その他の調理機の麺茹で槽等に適用しても良い。
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、給水部(液体吐出部)3の位置は槽部11の上周縁11cよりも下方位置における内壁面12であればどこでも良いし、その数も四個に限定されることはなく、一個又は二個でも良いし、四個以外の他の複数個であっても良い。
また、給水ユニット33を上下のヘッダ333、334に分割して、各ヘッダに水と湯を給水し、給水孔337,338を出たときにこれらが混合される構成としたが、給水孔の上流側で混合しておき、混合水を給水孔から給水する構成としても良い。
この場合、図14に示すように、給水ユニット(給液ユニット)35を断面円形のパイプにより構成するとともに、ユニット35の周面の周方向等分位置に、図14(a)〜(c)に示すように、それぞれ異なる給水(給液)孔351〜353を設け、給水ユニット35の一端部に設けられた給水孔選択ダイアル36を回転させて、異なる給水孔351〜353をシンク内壁面12に形成された開口部31に臨ませることにより、給水量や噴出形状等を選択するものとしても良い。なお、図14(a)の給水孔351は一口孔であり、図14(b)の給水孔352はシャワー状噴出を得るためのものであり、図14(c)の給水孔353はカーテンシャワー状噴出を得るためのものである。また、給水ユニット35の他端部には、流量調節ダイアル37と温度調節ダイアルが取り付けられ、給水孔から吐出される液体の流量及び温度を調節可能となされている。
本発明の一実施形態に係るシンクを用いた流し台の斜視図である。 図1の流し台の平面図である。 図1の流し台の一端部の側断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 一部を破断して示す給水部の斜視図である。 給水ユニットの斜視図である。 図6のVI−VI線断面図である。 排水孔の部分の断面図である。 ゴミ受け板の斜視図である。 この発明の他の実施形態に係る流し台の斜視図である。 (a)は仕切部材の斜視図、(b)は仕切部材を装着した状態での水槽部の横断面図である。 図10の流し台の平面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係るもので、揚げ物機の斜視図である。 給水ユニットの変形例の斜視図である。
符号の説明
1 シンク
11 水槽部(槽部)
12 内壁面
13 突出部
14 底面部
11a、11b 仕切室
11c 上周縁
3 給水部(液体吐出部)
31 開口部
33 給水ユニット
337,338 給水孔
339 操作用ダイアル
4 排水孔
5 ゴミ受け板
7 トラップ部
8 ゴミ収容部材
9 仕切部材
100 揚げ物機
101 油槽(槽部)

Claims (7)

  1. 槽部の上周縁よりも下方位置における内壁面に、1個または複数個の液体吐出部が設けられていることを特徴とするシンク。
  2. 前記液体吐出部は前後の内壁面に設けられている請求項1に記載のシンク。
  3. 前記液体吐出部の向きを変更可能となされている請求項1または2に記載のシンク。
  4. 槽部を幅方向に分割するための仕切部材が、着脱可能となされており、仕切部材で仕切られたそれぞれの仕切室に前記液体吐出部が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載のシンク。
  5. シンクの底部裏面に、ゴミ受け用の底浅扁平トラップ部が形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のシンク。
  6. 槽部の上端周縁部が内方に突出形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のシンク。
  7. 前記液体吐出部は、相対的に温度の高い液体を吐出するための第1の吐出孔と、相対的に温度の低い液体を吐出するための第2の液体吐出孔とを近接位置に備え、第1の吐出孔から吐出した温度の高い液体と第2の吐出孔から吐出した温度の低い液体とが混合するものとなされている請求項1〜6のいずれかに記載のシンク。
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