JP2006211970A - 冷凍食品の製造方法および冷凍食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は加熱調理することなくパック詰めして冷凍し、食する時の電子レンジで加熱調理ができる冷凍食品の製造方法および冷凍食品を得るにある。
【解決手段】生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に味付けを行なうための調味料を作る調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料および具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とで冷凍食品の製造方法を構成している。
【選択図】 図1
【解決手段】生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に味付けを行なうための調味料を作る調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料および具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とで冷凍食品の製造方法を構成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は冷凍食品の製造方法および冷凍食品に関する。
従来の冷凍食品は加熱調理した後、電子レンジ専用のパッケージに詰めて密封した後、冷凍している。
このため、電子レンジ専用のパッケージに詰めるものが加熱調理された、そのまま食することができるものであるため、手数がかかり、コスト高になるという欠点があった。
特になし
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、加熱調理することなくパック詰めして冷凍し、食する時の電子レンジで加熱調理ができる冷凍食品の製造方法および冷凍食品を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に、味付けを行なうための調味料を作る調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料と、前記具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め、密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とで冷凍食品の製造方法を構成している。
本発明は生の食品を料理できるように加工した具材と、この具材に味付けを行なうための調味料と、この調味料と前記具材とを収納して密封し、冷凍されたスチームパックとで冷凍食品を構成している。
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に、味付けを行なうための調味料を作る調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料および前記具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め、密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とで構成されているので、スチームパックに詰めるものは具材と調味料であるため、従来のように加熱調理していないため、容易で短時間にパック詰めすることができる。
したがって、安価に製造することができる。
したがって、安価に製造することができる。
(2)前記(1)によって、スチームパックに具材と調味料を詰め、冷凍しているので、電子レンジで加熱することにより、解凍はもちろん、ムラなく均一に蒸し状態で加熱調理できる。
したがって、加熱調理されたスチームパックより封を切って、皿に盛り付ければ食することができる。
したがって、加熱調理されたスチームパックより封を切って、皿に盛り付ければ食することができる。
(3)前記(1)によって、スチームパックに生の具材と調味料を詰めて冷凍しているので、スチームパックが内部を見ることができるものを用いることにより、生の具材の様子を確認することができる。
したがって、安心して利用することができる。
したがって、安心して利用することができる。
(4)前記(1)によって、特別な工程を用いなくてもできるので、容易に気軽に実施することができる。
(5)請求項2、3、4も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明の冷凍食品の製造方法で、この冷凍食品の製造方法1は生の食品2を料理できる具材3に加工する具材の加工工程4と、この具材の加工工程4で加工した具材3に味付けを行なうための調味料5を作る調味料の作成工程6と、この調味料の作成工程6で作った調味料5と、前記具材の加工工程4で加工した具材3とを内圧が所定値以上になると蒸気だけを外部へ放出する蒸気穴7を有するスチームパック8に詰め、密封するスチームパック密封工程9と、このスチームパック密封工程9で密封されたスチームパック8を、好ましくは−30度以下に冷凍して冷凍食品10に加工する冷凍工程11とで構成されている。
前記具材の加工工程4は里いもの煮物の場合には、里いもの皮をむき、塩でもんでぬめりを取り、水で洗う作業であり、肉じゃがの場合にはじゃがいもを4〜8つ割りにし、玉ねぎを6つのくし切りにし、牛肉は3〜4cmに切る作業であり、牛肉とレタスのごま風味の場合には牛肉を2cm幅に切り、レタスは3cm角に切る作業である。
前記調味料の作成工程6は、里いもの煮物の場合にはだし汁2カップ、薄口しょうゆ大さじ2杯、砂糖、みりん各大さじ3杯、塩小さじ2分の1を混ぜ合わせて作り、肉じゃがの場合には水300cc、砂糖大さじ3杯、酒、みりん各大さじ2杯、しゅうゆ70ccを混ぜ合わせて作り、牛肉とレタスのごま風味の場合にはしょうゆ大さじ2.5杯、酒、切りごま各大さじ2杯、砂糖、ごま油各大さじ1杯を混ぜ合わせて作る。
上記の方法で製造されたスチームパック8に入った冷凍食品10は、食する場合には電子レンジ12で所定時間加熱調理することにより、具材3はスチームパック8内でムラなく均一に蒸し状態で煮えるとともに、調味料5も蒸し状態で煮えながら具材3に浸透させることができる。
電子レンジでの加熱調理が終るとスチームパック8より取り出し、お皿13に盛り付けることにより、そのまま食すことができる。
[発明を実施するための異なる形態]
電子レンジでの加熱調理が終るとスチームパック8より取り出し、お皿13に盛り付けることにより、そのまま食すことができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図7ないし図12に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、具材の加工工程4で加工した具材3に味付けを行なうための調味料5を作り、該調味料5を所定以上の圧力が加わると、開封される開封部14が形成された調味料収納袋15に密封状態で収納する調味料の作成工程6Aを用いた点で、このような調味料の作成工程6Aを用いた冷凍食品の製造方法1Aで冷凍食品10Aを製造しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、電子レンジで加熱調理されるまで、具材3に調味料5が付着するのを確実に防止できる。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、具材の加工工程4で加工した具材3に味付けを行なうための調味料5を作り、該調味料5を冷凍して固形物の調味料5Aを作る調味料の作成工程6Bを用いた点で、このような調味料の作成工程6Bを用いた冷凍食品の製造方法1Bで冷凍食品10Bを製造しても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、電子レンジで加熱調理されるまで、具材3に調味料5Aが付着するのを確実に防止することができる。
なお、前記本発明を実施するための各実施の形態では蒸気穴7を設けたスチームパック8を用いるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、シール幅を部分的に狭くして、内圧が所定値以上になると、該狭くした部分を破裂させて蒸気を逃がすもの等、内圧が所定値以上になると蒸気を外部へ逃がす手段を設けたものであればスチームパックとして使用することができる。
また、前記本発明を実施するための各形態では里いもの煮物、肉じゃが、牛肉とレタスのごま風味の冷凍食品を作るものについて説明したが、本発明はこれに限らず、筑前煮、かぼちゃの煮物、じゃがバター、酢れんこん、茄子の冷菜、かれいの煮付け、あさりの酒蒸し等、生の具材と調味料とをスチームパックに詰めて冷凍し、電子レンジで加熱調理することにより、料理が仕上がるものであればどんな料理であってもよい。
本発明は冷凍食品を製造する産業で利用される。
1、1A、1B:冷凍食品の製造方法、
2:生の食品、 3:具材、
4:具材の加工工程、 5、5A:調味料、
6、6A、6B:調味料の作成工程、
7:蒸気穴、 8:スチームパック、
9:スチームパック密封工程、 10、10A、10B:冷凍食品、
11:冷凍工程、 12:電子レンジ、
13:お皿、 14:開封部、
15:調味料収納袋。
2:生の食品、 3:具材、
4:具材の加工工程、 5、5A:調味料、
6、6A、6B:調味料の作成工程、
7:蒸気穴、 8:スチームパック、
9:スチームパック密封工程、 10、10A、10B:冷凍食品、
11:冷凍工程、 12:電子レンジ、
13:お皿、 14:開封部、
15:調味料収納袋。
Claims (4)
- 生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に、味付けを行なうための調味料を作る調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料および前記具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め、密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とを含むことを特徴とする冷凍食品の製造方法。
- 生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に、味付けを行なうための調味料を作り、所定以上の圧力が加わると開封される調味料収納袋に密封状態で収納する調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った調味料収納袋および前記具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め、密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とを含むことを特徴とする冷凍食品の製造方法。
- 生の食品を料理できる具材に加工する具材の加工工程と、この具材の加工工程で加工した具材に、味付けを行なうための調味料を作り、冷凍して固形物にする調味料の作成工程と、この調味料の作成工程で作った固形物の調味料および前記具材の加工工程で加工した具材とをスチームパックに詰め、密封するスチームパック密封工程と、このスチームパック密封工程で密封されたスチームパックを冷凍する冷凍工程とを含むことを特徴とする冷凍食品の製造方法。
- 生の食品を料理できるように加工した具材と、この具材に味付けを行なうための調味料と、この調味料と前記具材とを収納して密封し、冷凍されたスチームパックとからなることを特徴とする冷凍食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005028844A JP2006211970A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 冷凍食品の製造方法および冷凍食品 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005028844A JP2006211970A (ja) | 2005-02-04 | 2005-02-04 | 冷凍食品の製造方法および冷凍食品 |
Publications (1)
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JP2006211970A true JP2006211970A (ja) | 2006-08-17 |
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ID=36975684
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010017122A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Bright Foods:Kk | 冷凍食品及び冷凍食品の製造方法 |
-
2005
- 2005-02-04 JP JP2005028844A patent/JP2006211970A/ja active Pending
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