JP2006210846A - 処理装置及び処理方法 - Google Patents

処理装置及び処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006210846A
JP2006210846A JP2005024271A JP2005024271A JP2006210846A JP 2006210846 A JP2006210846 A JP 2006210846A JP 2005024271 A JP2005024271 A JP 2005024271A JP 2005024271 A JP2005024271 A JP 2005024271A JP 2006210846 A JP2006210846 A JP 2006210846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
processed
mounting table
electron beam
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005024271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4705378B2 (ja
Inventor
Akiko Kamigoori
明子 上郡
Tadashi Onishi
正 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2005024271A priority Critical patent/JP4705378B2/ja
Priority to US11/342,827 priority patent/US20060194516A1/en
Publication of JP2006210846A publication Critical patent/JP2006210846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4705378B2 publication Critical patent/JP4705378B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】被処理体の加熱ムラを抑制し、被処理体の面内を均一に処理することができ、被処理体に照射される電子ビーム線量を直接測定する事ができる処理装置及び処理方法を提供する。
【解決手段】ヒータ13を有する載置台3に7箇所の保持ピン15によって載置台3との間に所定の距離を保って保持され、前記ウエハはヒータ13で加熱しながら、電子ビームを照射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理装置及び処理方法に関し、更に詳しくは、例えば電子ビームを照射してウエハ等の被処理体の表面を改質する処理装置及び処理方法に関するものである。
半導体装置は、複数の配線膜と、これらの配線膜間を絶縁する複数の絶縁膜からなる多層配線構造を有している。半導体装置の処理速度を高速化するためには配線膜間の絶縁膜の寄生容量を低減させることが重要である。そこで、絶縁膜の寄生容量を低減するために、絶縁膜として低誘電率の有機材料(Low−k材)が使用されている。この絶縁膜は、例えばスピンコータ及びベーク炉を用いて被処理体の表面に塗布して形成される。しかしながら、絶縁膜は多くが有機材料であり、更に一部は気孔率を高めて低誘電率に調整されているため、機械的強度に劣る。そこで、例えば、有機機材料からなる絶縁膜は、電子ビームや紫外線等の照射によりその機械的強度が高められている。
例えば電子ビームを照射する処理装置の場合には、ヒータを有する載置台上にウエハ等の被処理体を載置し、被処理体をヒータで加熱しながらその表面に電子ビームを照射し、被処理体表面の絶縁膜を改質して機械的強度を確保するようにしている。絶縁膜を全面に渡って均一に処理するためには、被処理体の面内温度を極力均一に制御して電子ビームを照射することが重要である。例えば特許文献1には載置台上に載置された被処理体の近傍に設置された電流モニタを用いて電子ビームの照射量をモニタする電子ビーム処理装置が記載されている。また、特許文献2には、昇降可能な載置台を用いてエレクトロンビーム照射機構と載置台の距離を適宜設定し、エレクトロンビームを被処理体に照射してその表面の絶縁膜を均一に処理する表面処理装置が記載されている。また、この表面処理装置では載置台に直流電圧を印加してエレクトロンビームのエネルギーを制御して絶縁膜を全面に渡って均一な深さまで処理するようになされている。
また、特許文献3には、電子線描画装置において高いパターン位置精度を実現するために、基板を変形させずに基板を保持しかつ基板でのチャージアップを防止する技術が記載されている。この後術ではチャージアップを防止するために、基板を挟んで保持する上下の保持部材の一方を導電体によって形成し、この保持部材を接地している。更に、特許文献4には、処理時に静電吸着装置で吸着した基板の電位を極力小さくして、その電位の電子線軌道に与える影響を低減する電子線描画装置が記載されている。この技術ではウエハを静電吸着する際のウエハにおけるリーク電流による電位を極力小さくするために、ウエハと電気的に導通する導通治具に逆電位を印加している。更に、特許文献5には、イオン注入装置においてウエハに直流電圧を印加してウエハに大量の電子が付着するのを防止する技術が記載されている。
特開2004−207314号 WO 03/067636 特開平10−261695 特開平11−111599 特開平03−011541
しかしながら、特許文献1に記載の従来の技術では、被処理体が載置台上に直接載置されているため、処理中に被処理体が熱変形すると被処理体と載置台との接触が不均一となって被処理体の面内で加熱ムラが生じ、加熱ムラの影響で被処理体面内での均一な処理が難しくなる。また、被処理体に照射される電子ビームは被処理体近傍の電流モニタによって測定されるため、被処理体表面に照射される電子ビーム線量を直接測定することができない。また、特許文献2に記載の従来の技術では、載置台を昇降してエレクトロンビーム照射機構との距離を設定することで、被処理体の表面処理を行い、あるいは載置台に印加された直流電圧によって電子ビームのもつエネルギーを制御して絶縁膜内の均一な深さまで処理するようにしているが、この場合も被処理体を載置台上に直に載置されているため、被処理体の加熱ムラの影響を受ける虞があり、また、被処理体表面に照射される電子ビーム線量を直接測定することができない。
また、特許文献3及び特許文献4に記載の技術は、いずれも電子線描画装置においてパターンの描画精度を高めるために導電体を用いて、被処理体でのチャージアップを防止したり、被処理体の電位に軽減して被処理体間近での電子線軌道への悪影響を抑制する技術であって、被処理体表面を改質する技術ではなく、従って被処理体への照射電子線量を検出する技術についても言及されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、被処理体の加熱ムラを抑制し、被処理体の面内を均一に処理することができ、また、被処理体に照射される電子ビーム線量を直接測定することができる処理装置及び処理方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の処理装置は、ヒータを有する載置台に載置された被処理体を上記ヒータで加熱しながら、上記被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する装置であって、上記被処理体は、少なくとも3つの凸部によって上記載置台との間に所定の距離を保って保持されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の処理装置は、請求項1に記載の発明において、上記凸部は導電性材料からなり、電流検出手段を介して電気的に接地されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の処理装置は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記電流検出手段を流れる電流を制御する電流制御手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の処理装置は、請求項2または請求項3に記載の発明において、上記凸部を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換え可能なスイッチを有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の処理装置は、請求項1に記載の発明において、上記凸部は導電性材料からなり、電圧検出手段と直流電源が接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の処理装置は、載置台に載置された被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する装置であって、上記被処理体を電気的に接地する接地配線と、上記接地配線に設けられ且つ上記接地配線を流れる電流を制御する電流制御手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の処理装置は、請求項6に記載の発明において、上記電流制限手段は、電流抵抗値を可変にできる可変抵抗素子であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の処理方法は、ヒータを有する載置台に載置された被処理体を上記ヒータで加熱しながら、上記被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する方法であって、上記被処理体を処理する時に、上記被処理体を、少なくとも3つの凸部を介して上記載置台から所定の距離だけ浮上させる工程を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項9に記載の処理方法は、請求項8に記載の発明において、上記導電性材料からなる上記凸部を、電流検出手段を介して電気的に接地させる工程を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項10に記載の処理方法は、請求項8または請求項9に記載の発明において、電流制御手段を介して上記電流検出手段を流れる電流を制御する工程を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項11に記載の処理方法は、請求項9または請求項10に記載の発明において、上記凸部を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換える工程を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載の処理方法は、請求項8に記載の発明において、導電性材料からなる上記凸部を、電圧検出手段と直流電源に接続する工程を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13に記載の処理方法は、載置台に載置された被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する方法であって、上記被処理体を処理する時に、上記被処理体を、接地配線を介して電気的に接地させる工程と、電流制御手段によって上記接地配線を流れる電流を制御する工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項14に記載の処理方法は、請求項13に記載の発明において、上記電流制限手段として可変抵抗素子を用い、上記可変抵抗素子の電流抵抗値を変更する工程を備えたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1〜請求項14に記載の発明によれば、被処理体の加熱ムラを抑制し、被処理体の面内を均一に処理することができ、また、被処理体に照射される電子ビーム線量を直接測定することができる処理装置及び処理方法を提供することができる。
以下、図1〜図6に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、図1は本発明の処理装置の一実施形態を概念的に示す断面図、図2は図1に示す電子ビーム管のレイアウトを示す平面図、図3は図1に示す保持ピンを示す図で、(a)はそのレイアウトを示す平面図、(b)は保持ピンの接地状態を示す概念図、図4、図5はそれぞれ本発明の処理装置の他の実施形態の要部を示す断面図、図6は図1に示す処理装置を用いてウエハを処理した時の処理容器内の複数種のガス圧力とウエハ温度との関係を示すグラフである。
第1の実施形態
本実施形態の処理装置1は、例えば図1、図2に示すように、アルミニウム等によって減圧可能に形成された処理容器2と、この処理容器2内の底面中央に配設され且つ被処理体(ウエハ)Wを載置する載置台3と、この載置台3と対向する処理容器2の上面に同心円状に配列して取り付けられた複数の電子ビーム管4Aで構成された電子ビーム照射機構4と、この電子ビーム照射機構4からの電子ビームBの照射線量を制御するグリッド電極5とを備え、制御装置6に搭載された制御プログラムの制御下で処理容器2内に不活性ガスを導入し、所定の真空度を保持し、電子ビーム照射機構4から載置台3上のウエハW全面に電子ビームBを照射してウエハW表面に形成された絶縁膜を改質するように構成されている。不活性ガスとしては、例えばArガス、Heガス、Xeガス等を用いることができる。絶縁膜は、例えばSi、O、C、Hの各元素を構成成分として含む有機材料によって形成されている。絶縁膜としては、例えば層間絶縁膜や保護膜として用いられるものがある。
また、上記電子ビーム照射機構4を構成する複数の電子ビーム管4Aは、例えば図2に示すように、処理容器2上面の中心に配置された1本の電子ビーム管4Aと、この電子ビーム管4Aの周りに配置された6本の電子ビーム管4Aと、これらの電子ビーム管4Aの周りに配置された12本の電子ビーム管4Aとから構成されている。電子ビーム管4Aは、電子ビームの透過窓を有し、その内部が処理容器2内の処理空間から隔絶されている。この透過窓は例えば透明石英ガラスによって形成され、この透過窓の下方にはグリッド電極5が対向配置されている。
上記載置台3の下面には昇降機構7が連結され、載置台3は昇降機構7のボールネジ7Aを介して昇降する。載置台3の下面と処理容器2の底面は伸縮自在なステンレス製のベローズ8によって連結され、ベローズ8によって処理容器2内の気密を保持している。また、処理容器2の周面にはウエハWの搬出入口2Aが形成され、この搬出入口2Aにはゲートバルブ9が開閉可能に取り付けられている。更に、処理容器2の搬出入口2Aの上方にはガス供給口2Bが形成され、処理容器2の底面にはガス排気口2Cが形成されている。そして、ガス供給口2Bにはガス供給管10を介してガス供給源(図示せず)が接続され、またガス排気口2Cにはガス排気管11を介して真空排気装置(図示せず)が接続されている。尚、図1において、12はベローズカバーである。
また、上記載置台3は、例えば石英等のセラミック材料によって形成されている。この載置台3内にはヒータ13が設けられ、このヒータ13には温度センサ14が取り付けられている。ヒータ13及び温度センサ14はいずれも制御装置6の一部として構成された温度制御装置6Aに接続され、温度制御装置6Aの制御下で温度センサ14の検出温度に基づいてヒータ13を所望の温度に制御するようにしてある。従って、載置台3は、ヒータ13を内蔵しているため、載置台自体がヒータとして構成されている。
上記載置台3には図1、図3の(a)、(b)に示すように複数本(本実施形態では7本)の保持ピン15が取り付けられ、これらの保持ピン15によってウエハWを支持している。保持ピン15は、その上部が載置台3の上面から凸部として突出し、その下部が載置台3内に埋め込まれている。図3の(a)に示すように、保持ピン15の一本は、載置台3の中心に配置され、他の6本の保持ピン15は、それぞれ中心の保持ピン15を中心に同一円周上で周方向に等間隔離間して、図3の(a)に示すように平面形状で略正六角形を形成するように配置されている。図3の(a)では保持ピン15は、一つの円周上に配置されているが、半径の異なる複数の円周上に設けても良い。円周上に設ける保持ピン15は、最少数3個であれば良く、これら3個の保持ピン15は略正三角形を形成するように配置されている。この場合には中心の保持ピンはなくても良い。これらの保持ピン15は、ステンレス、炭化珪素、シリコン等の導電性材料によって形成され、支持するウエハWとの間で電気的に導通するようになっている。
上記保持ピン15の載置台3からの突出する高さhは、ウエハWが熱変形しても載置台3の上面に接触せず、載置台3からの輻射熱を極力間近で無駄なく受けて加熱される高さであれば良く、例えばウエハWが300mmの場合であれば0.2mm程度の高さが好ましい。保持ピン15の直径dは、例えば2〜3mmに形成されている。つまり、保持ピン15は、載置台3の上面から0.2mm程度突出する高さに設定して取り付けられている。従って、ウエハWは、7本の保持ピン15によって載置台3に接触しない状態で支持されていると共に、その間近の載置台3からの輻射熱で加熱されるため、載置台3との接触よる汚染を防止することができると共に、ウエハWが熱変形しても載置台3からの輻射熱によってウエハW全面を均一に加熱することができる。
図1、図3の(b)に示すように上記保持ピン15にはヒータ13の上側に配置されたシールド用の電極16が電気的に接続され、この電極16は接地配線17を介して接地されている。この接地配線17にはスイッチ18が設けられ、スイッチ18によって保持ピン15を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換えることができる。また、接地配線17には電流計19が設けられ、電流計19を介してウエハWから保持ピン15へ流れる電流を測定することができる。スイッチ18及び電流計19はいずれも制御装置6に接続され、制御装置6の制御下でスイッチ18及び電流計19が作動するようになっている。
従って、スイッチ18を介して保持ピン15が接地している時にウエハWの処理を行うと、ウエハWに照射された電子はウエハWから保持ピン15、電極16を介して接地配線17を流れるため、ウエハWのチャージアップを防止することができると共に、電流計19によってウエハWに照射された電子ビーム線量を直接測定することができる。従って、ウエハWを処理する前に、基準となるウエハW(例えば処理膜を有していない無垢のウエハ)を用いて、ウエハWに照射される電子ビーム線量と電子ビーム管4Aの電圧等との関係を予め求めておくことで、実ウエハWの処理時には電子ビーム管4Aの条件設定をすれば、自動的に最適条件でウエハWを処理することができる。また、ウエハWの処理条件によって電子ビームBや、電子ビームBに基づくプラズマ等の影響でウエハWが損傷を受ける虞がる場合等には、スイッチ18を切断してウエハWを電気的に接地電位から絶縁することができる。
次に、動作について説明する。処理装置10は、制御装置6に格納された制御プログラムの制御下で駆動して、以下の手順でウエハWの改質処理を実行する。まず、ガス供給口2Aから処理容器2内へ不活性ガスを供給した後、ゲートバルブ9を開放して搬出入口2AからウエハWを搬入して載置台3上に供給すると、ウエハWは保持ピン15によって載置台3から僅かな距離だけ離間して浮上した状態で支持される。次いで、ゲートバルブ9を閉じ、昇降機構7を介して載置台3を昇降させて適正な位置に固定する。この間、ウエハWは保持ピン15で支持された状態でヒータ13によって所定の処理温度まで加熱される。所定の真空度に調整された不活性ガス雰囲気下で電子ビーム照射機構4から電子ビームBを照射するとウエハW表面の絶縁膜は改質される。
ウエハWの処理中にウエハW内に侵入した電子は、保持ピン15を介して電極16を経由して接地配線17へ流出し、ウエハWでのチャージアップを防止することができる。また、接地配線17を流れる電流は電流計19によって検出することができる。
処理中にヒータ13による加熱や電子ビームBの照射によって熱変形しても、ウエハWは保持ピン15によって載置台3から僅かの距離だけ離間して浮上した状態で支持されているため、載置台3からの輻射熱によってウエハW全面が均等に加熱されて、ウエハW面内での温度分布が抑制され、もってウエハW全面が均一に処理される。
ウエハWの処理が終了すると、ウエハWを処理容器2内に搬入した時とは逆の手順で処理容器2内からウエハWを搬出する。このウエハWは保持ピン15によって載置台3から離間した状態で支持されていたため、ウエハWと載置台3との摺接によって発生する金属汚染やパーティクルの付着を防止することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、ウエハWは7本の保持ピン15によって載置台3の上面との間に所定の距離を保って保持されているため、処理装置10は制御プログラムに基づいて機能する制御装置6の制御下で駆動し、処理容器2内の載置台3にウエハWを載置すると、保持ピン15によってウエハWを載置台3から浮上させ、載置台3からの輻射熱でウエハW全面を均一に加熱することができ、ウエハWの絶縁膜を全面に渡って均一に処理することができると共に、ウエハW裏面の金属汚染やパーティクルの付着を防止することができる。
また、本実施形態によれば、保持ピン15は導電性材料からなり、電流計19を介して電気的に接地されているため、処理装置10は制御プログラムに基づいて機能する制御装置6の制御下で駆動し、処理中に保持ピン15によってウエハWを電気的に接地電位に接地させて、ウエハW内に侵入した電子をウエハWから保持ピン15を経由して接地配線17へ流出させることにより、ウエハWでのチャージアップを防止することができると共に、ウエハWに照射された電子ビーム線量を電流計19によって直接検出することができる。また、本実施形態によれば、処理装置10は制御プログラムに基づいて機能する制御装置6の制御下で駆動し、保持ピン15を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換え可能なスイッチ18を設けたため、必要に応じてスイッチ18によって保持ピン15を接地状態から非接地状態に切り換えて、ウエハWを接地電位から絶縁することができる。
また、本発明の処理装置は、図4、図5に示す第2、第3の実施形態の処理装置として構成することもできる。以下第1、第2の実施形態においても第1の実施形態と同一または相当部分には同一符号を附して本発明を説明する。
第2の実施形態
本実施形態の処理装置1は、図4に示すよう第1の実施形態の電流計に代えて接地配線17に電圧計20を設けると共に直流電源21を付加した以外は、第1の実施形態に準じて構成されている。本実施形態では、直流電源21は可変電源として構成され、印加電圧を適宜変更して設定できるように構成されている。この直流電源21は接地配線17、電極16を介して保持ピン15に接続され、保持ピン15で支持されたウエハWに対して正電圧または負電圧を印加できるようになっている。直流電源21による印加電圧は、電圧計20によって検出し、印加電圧を常に検出できるようになっている。
例えば、直流電源21からウエハWに負電圧を印加することによって、処理室内で電子ビーム照射機構から照射された電子のエネルギーを低下させる電界を生じ、これによってウエハWに照射される電子のエネルギーを低下させることができる。従って、ウエハWの負電圧の絶対値が大きいほどウエハWに照射される電子のエネルギーが低下し、ウエハWの処理深さを浅くすることができる。
逆に直流電源21からウエハWに正電圧を印加することによって、処理室内で電子ビーム照射機構から照射された電子のエネルギーを高める電界を生じ、これによってウエハWに照射される電子のエネルギーを高めることができる。従って、ウエハWの正電圧が大きいほどウエハWに照射される電子のエネルギーが高くなり、ウエハWの処理深さを深くすることができる。
ウエハWを処理する場合には、ウエハWの所望の処理深さに即して直流電源21は印加電圧の極性及び絶対値を適宜制御することによってそのウエハWに適した電子エネルギーを有する電子ビーム線に制御することができる。
従って、本実施形態によれば、保持ピン15は導電性材料からなり、保持ピン15には電圧計20と直流電源21が接続されているため、処理装置10は制御プログラムに基づいて機能する制御装置6の制御下で駆動し、直流電源21から保持ピン15に電圧計20を介して極性の異なる直流電圧を印加して、電子ビームの電子のエネルギーを増加または低下させ、直流電源21から保持ピン15を介してウエハWに印加される電圧を、電圧計20によって常に検出することができ、もって電圧値の変動によってウエハWに照射される電子ビーム線量を直接監視することができる。また、直流電源21からの印加電圧を変更できるようにしたため、ウエハWの種類に即して印加電圧を制御することでウエハWに照射される電子ビーム線の電子のエネルギーを制御することができる。
第3の実施形態
本実施形態の処理装置1は、図5に示すよう第1の実施形態の接地配線17に可変抵抗素子22を付加した以外は、第1の実施形態に準じて構成されている。可変抵抗素子22は、接地配線17、電極16を介して保持ピン15に接続され、処理中にウエハWから接地配線17へ流出する電流を制御し、もってウエハWに照射される電子ビーム線量を制御するようにしてある。つまり、可変抵抗素子22は、処理時にウエハWのチャージ電圧を制御することによって電子ビーム照射機構からウエハWに照射される電子ビーム線量を制御することができるようにしてある。そして、接地配線17を流れる電流は、電流計19によって常に監視することができる。
ウエハWを処理する場合には、ウエハWの種類に即して可変抵抗素子22の抵抗を適宜制御することによってそのウエハWの処理に適した電子ビーム線量を適宜制御することができる。
従って、本実施形態によれば、保持ピン15に接続された接地配線17に、可変抵抗素子22を設け、可変抵抗素子22によってウエハWから保持ピン15及び電極16を経由して接地配線17に流れる電流を制御するようにしたため、処理装置10は制御プログラムに基づいて機能する制御装置6の制御下で駆動し、ウエハWの種類に即して可変抵抗素子22の抵抗を適宜制御することでウエハWに照射される電子ビーム線量を制御することができる。
次に、具体的な実施例について説明する。
実施例1
本実施例では図1に示す処理装置を用いてウエハ温度に対する保持ピンの影響を調べた。ウエハとしては、ウエハの表面に処理の施されていないベアウエハを用いた。このウエハを処理容器内の載置台に供給し、載置台の保持ピンでウエハを支持した。そして、処理容器内をArガス雰囲気にすると共にそのガス圧を10Torrに設定した後、載置台のヒータを作動させて載置台を表1に示すように300℃から400℃まで加熱し、300℃から400℃まで25℃昇温する度毎にそれぞれの載置台温度においてウエハの表面5箇所で温度を測定した。
ウエハ温度の測定には5本の熱電対を用いた。5本の熱電対は、ウエハ表面の中心(TC1)、TC1からX方向へ−75mm離間した点(TC2)、TC1からX方向へ+75mm離間した点(TC3)、TC1からY方向へ−75mm離間した点(TC4)、及びTC1からY方向へ+75mm離間した点(TC5)の5箇所に配置され、それぞれの位置の熱電対で上記各載置台温度におけるウエハ温度を測定し、その測定結果を表1に示した。
また、比較例として保持ピンのない従来の処理装置を用いて、実施例と同一条件でウエハを加熱し、各載置台温度におけるウエハ温度をウエハ表面の5箇所で測定し、その測定結果を表2に示した。
Figure 2006210846
Figure 2006210846
表1、表2に示す結果によれば、保持ピンのある場合は、いずれの載置台温度においてもウエハの面内温度の最高値と最小値の差Δが10℃以下であり、温度が高くなるに連れてその差Δが略一定に近づくことが判った。これに対して、保持ピンのない場合は、いずれの載置台温度でもウエハの面内温度の最高値と最小値の差Δが保持ピンのある場合よりも大きく、特に載置台温度が高くなるほどその差Δが漸増することが判った。つまり、保持ピンのある載置台でウエハを載置台から僅かの距離だけ浮上させて加熱した方が、保持ピンのない場合よりウエハの面内温度の均一性に優れていることが判った。
実施例2
本実施例では図1に示す処理装置を用い、その載置台を350℃に設定して保持ピンの金属汚染に対する影響について調べた。本実施例でもベアウエハを載置台の保持ピンで支持し、載置台温度を350℃に設定し、実施例1と同一の雰囲気でベアウエハに対して電子ビームを照射した。その後、ウエハを処理容器内から取り出した。そして、ICP−MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)を用いてウエハの表面及び裏面に付着した金属原子数を計数した。この分析は実施例1の場合と同一箇所5箇所の表裏両面について行い、その計数結果を表3に示した。また、参考例として、処理前のベアウエハの裏面の5箇所における付着金属原子数を計数し、その計数結果を表3の参考の欄に示した。
また、比較例として保持ピンのない従来の処理装置を用いて、実施例2と同一条件でウエハを処理し、実施例2と同一箇所について付着金属原子数を計数し、その計数測定結果を表4に示した。
Figure 2006210846
Figure 2006210846
表3、表4に示す結果によれば、保持ピンのある場合は、参考例の場合と比較しても判るように、ウエハの裏面にFe及びCoの金属原子が僅かに付着している以外は未処理のウエハからの金属汚染は認められなかった。これに対して、保持ピンのない場合は、ウエハの表面に関しては金属汚染が殆ど認められなかったが、裏面では多数のK原子、Ca原子、多数のステンレス系の金属原子が認められ、また、Zn原子も多数認められた。従って、保持ピンを載置台に設けることによって、ウエハ裏面の金属汚染を確実に防止できることが判った。
実施例3
本実施例では保持ピンで支持されたウエハを加熱した時の、不活性ガス種及びそのガス圧におけるウエハ加熱時間とウエハ温度との関係を調べた。本実施例では、不活性ガスとしてHeガス及びArガスを用い、それぞれのガス圧を図6に示すように変化させて、それぞれの不活性ガスのガス圧とウエハ温度を測定し、それぞれの測定結果を図6に示した。尚、本実施例でもウエハとしてベアウエハを用いた。
図6に示す結果によれば、ArガスとHeガスがそれぞれ10Torrの場合には、Heガスは30秒程度加熱するだけでウエハを載置台温度に近い温度に設定することができるが、Arガスは60秒程度加熱しないとウエハを載置台温度に近い温度に設定することができないことが判った。更に、Heガスは、Arガスよりも載置台温度に近い温度まで加熱できることが判った。従って、10Torrのガス圧でウエハを加熱する時にはHeガスの方がArガスよりも優れていることが判った。また、Heガスのガス圧を100Torrに設定すると、30秒以下の時間でウエハを載置台温度に略等しい温度まで加熱できることが判った。
尚、本発明は上記実施形態に何等制限されるものではなく、必要に応じて各構成要素を適宜設計変更することができる。
本発明は、電子ビームを用いた処理装置及び処理方法に好適に利用することができる。
本発明の処理装置の一実施形態を概念的に示す断面図である。 図1に示す電子ビーム管のレイアウトを示す平面図である。 図1に示す保持ピンを示す図で、(a)はそのレイアウトを示す平面図、(b)は保持ピンの接地状態を示す概念図である。 本発明の処理装置の他の実施形態の要部を示す断面図である。 本発明の処理装置の更に他の実施形態の要部を示す断面図である。 図1に示す処理装置を用いてウエハを処理した時の処理容器内の複数種のガス圧力とウエハ温度との関係を示すグラフである。
符号の説明
W ウエハ
1 処理装置
2 処理容器
3 載置台
4 電子ビーム照射機構
13 ヒータ
15 保持ピン(凸部)
17 接地配線
18 スイッチ
19 電流計(電流検出手段)
20 電圧計(電圧検出手段)
21 直流電源
22 可変抵抗素子

Claims (14)

  1. ヒータを有する載置台に載置された被処理体を上記ヒータで加熱しながら、上記被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する装置であって、上記被処理体は、少なくとも3つの凸部によって上記載置台との間に所定の距離を保って保持されることを特徴とする処理装置。
  2. 上記凸部は導電性材料からなり、電流検出手段を介して電気的に接地されていることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 上記電流検出手段を流れる電流を制御する電流制御手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理装置。
  4. 上記凸部を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換え可能なスイッチを有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の処理装置。
  5. 上記凸部は導電性材料からなり、電圧検出手段と直流電源が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  6. 載置台に載置された被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する装置であって、上記被処理体を電気的に接地する接地配線と、上記接地配線に設けられ且つ上記接地配線を流れる電流を制御する電流制御手段を有することを特徴とする処理装置。
  7. 上記電流制限手段は、電流抵抗値を可変にできる可変抵抗素子であることを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
  8. ヒータを有する載置台に載置された被処理体を上記ヒータで加熱しながら、上記被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する方法であって、上記被処理体を処理する時に、上記被処理体を、少なくとも3つの凸部を介して上記載置台から所定の距離だけ浮上させる工程を備えたことを特徴とする処理方法。
  9. 上記導電性材料からなる上記凸部を、電流検出手段を介して電気的に接地させる工程を備えたことを特徴とする請求項8に記載の処理方法。
  10. 電流制御手段を介して上記電流検出手段を流れる電流を制御する工程を備えたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の処理方法。
  11. 上記凸部を電気的な接地状態と非接地状態との間で切り換える工程を備えたことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の処理方法。
  12. 導電性材料からなる上記凸部を、電圧検出手段と直流電源に接続する工程と、上記凸部に直流電圧を印加する工程と、を備えたことを特徴とする請求項8に記載の処理方法。
  13. 載置台に載置された被処理体に電子ビームを照射して上記被処理体を改質する方法であって、上記被処理体を処理する時に、上記被処理体を、接地配線を介して電気的に接地させる工程と、電流制御手段によって上記接地配線を流れる電流を制御する工程と、を備えたことを特徴とする処理方法。
  14. 上記電流制限手段として可変抵抗素子を用い、上記可変抵抗素子の電流抵抗値を変更する工程を備えたことを特徴とする請求項13に記載の処理方法。
JP2005024271A 2005-01-31 2005-01-31 処理装置及び処理方法 Expired - Fee Related JP4705378B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005024271A JP4705378B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 処理装置及び処理方法
US11/342,827 US20060194516A1 (en) 2005-01-31 2006-01-31 Processing apparatus and processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005024271A JP4705378B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 処理装置及び処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006210846A true JP2006210846A (ja) 2006-08-10
JP4705378B2 JP4705378B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=36967298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005024271A Expired - Fee Related JP4705378B2 (ja) 2005-01-31 2005-01-31 処理装置及び処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4705378B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156747A (ja) * 2006-11-20 2008-07-10 Applied Materials Inc 接地部材完全性インジケータを備えたプラズマ処理チャンバとその使用方法
JP2015159248A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
KR101555881B1 (ko) 2014-05-12 2015-10-01 주식회사 엘아이에스 전자빔을 이용한 열처리장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064090A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 成膜処理装置
JP2003077779A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Kyocera Corp ウエハ加熱装置
JP2003289068A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Tokyo Electron Ltd 表面処理装置及び表面処理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064090A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 成膜処理装置
JP2003077779A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Kyocera Corp ウエハ加熱装置
JP2003289068A (ja) * 2002-01-22 2003-10-10 Tokyo Electron Ltd 表面処理装置及び表面処理方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156747A (ja) * 2006-11-20 2008-07-10 Applied Materials Inc 接地部材完全性インジケータを備えたプラズマ処理チャンバとその使用方法
JP2015159248A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置
KR101867133B1 (ko) * 2014-02-25 2018-06-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 회전 테이블을 이용하는 기판 처리 장치
KR101555881B1 (ko) 2014-05-12 2015-10-01 주식회사 엘아이에스 전자빔을 이용한 열처리장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4705378B2 (ja) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654297B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
KR100281935B1 (ko) 자기 바이어스 측정방법 및 그 장치와 정전 흡착장치
KR101924488B1 (ko) 프로세스 공간이 한정된 pecvd 챔버
US8058186B2 (en) Components for substrate processing apparatus and manufacturing method thereof
JP2019117861A (ja) ウエハ処理方法およびウエハ処理装置
US9530657B2 (en) Method of processing substrate and substrate processing apparatus
TW201842578A (zh) 電漿處理裝置
TW202036652A (zh) 用於處理基板的裝置及用於該裝置的基板邊緣環的升降解決方案
KR102366901B1 (ko) 기판 처리 장치 및 탑재대의 제전 방법
JP5767373B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法並びにこれを実施するためのプログラムを記憶する記憶媒体
JP4705378B2 (ja) 処理装置及び処理方法
US20130025790A1 (en) Plasma processing apparatus and plasma processing method
JP2010225775A (ja) プラズマ処理装置
JP4961179B2 (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP5523735B2 (ja) 熱処理方法および熱処理装置
KR20230173069A (ko) 플라즈마 처리 장치
CN110323119B (zh) 等离子体处理装置和被处理体的输送方法
KR20200056942A (ko) 플라즈마 처리 장치, 및 링 부재의 형상 측정 방법
JP4553476B2 (ja) スパッタ方法及びスパッタ装置
KR102477910B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
US20060194516A1 (en) Processing apparatus and processing method
JP2022068644A (ja) リフトピンのコンタクト位置調整方法、リフトピンのコンタクト位置検知方法、および基板載置機構
KR102593139B1 (ko) 지지 유닛, 이를 포함하는 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
WO2019228627A1 (en) Apparatus for heat treatment, substrate processing system and method for processing a substrate
US11600475B2 (en) Plasma processing apparatus and control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110311

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees