JP2006209572A - 通行監視装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 監視領域に存在する物体の数を、物体の配列状態の影響を受けることなく正確に判別できる通行監視装置を提供する。
【解決手段】 監視される領域8に存在する物体Hに関する3次元の物体情報Dを取得する物体情報取得手段1Aと、物体情報Dから物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づいて物体の数を判別する判別手段2Aとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、回転ドアを設置した出入口のような監視される領域を通行しようとする人体などの物体の数を監視する通行監視装置に関するものである。
近年では、企業内部の情報流出を阻止するためのセキュリティ技術として、企業の建物における重要な出入口に認証装置を設置し、IDカード、指紋などにより、認証済みの人物であると識別されたときのみ、出入口に設けたドアを開放可能に制御することが知られている。
前記セキュリティ技術では、認証を受けた人物が正規のIDカードをIDカード識別装置に挿入して通行許可を受けたのちに、その人物に他の認証を受けていない人物が横並びまたは縦並びにくっつくように接近した配列状態で出入口を通行しようとするのを阻止する必要がある。そこで、従来では、ドアの近傍の監視領域にマット式体重センサを敷設し、その体重センサの測定体重がしきい値以上である場合に複数の人体が存在すると判別してドアの開作動を禁止したり、ドアの天井面に複数の超音波センサを設置し、その超音波センサが測定した物体の高さ情報を時系列的に記憶しておくことにより、その高さ情報において人体の平均的高さが連続的に出現したときに2人であると判別してドアの開作動を禁止する監視システムを設けていた(特許文献1)。一方、他の監視手段として、ドアの近傍の監視領域に設けたトラッキングカメラで撮像した画像データにおける輪郭パターンを、予め記憶している基準パターンと比較対照して、存在する人体の数を判別する方法(特許文献2参照)も知られている。
米国特許第5,201,906号 米国公開特許2004/0017929号
しかしながら、体重センサを敷設する監視手段では、体格の大きな1人の人体の体重が小さな2人の人体の合計体重を上回る場合もあることから、しきい値を低い目に設定すると、認証済みの体格の大きな人物が通行できず、逆にしきい値を高い目に設定すると、体格の小さな2人の人物の通行を許容するといった誤判定が生じる。また、超音波センサを設置する監視手段では、2人の人体が接近して通行する場合に、時系列的に1人の高さ情報と同等の情報となって、1人であると誤判定してしまう。一方、トラッキングカメラが撮像した画像データに基づく監視手段では、複数の人体が予め設定した基準パターンに存在しない姿勢、例えば1人が直立し、他の1人がかがんだ姿勢で通行してきた場合に、パターンのマッチングがとれなくなって誤判定してしまう。
本発明は前記従来の課題に鑑みてなされたもので、監視領域に存在する人体のような物体の数を、物体の配列状態の相違の影響を受けることなく正確に判別できる通行監視装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の第1構成に係る通行監視装置は、監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、前記物体情報から物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づいて物体の数を判別する判別手段と、を備えている。
この構成によれば、3次元の物体情報における少なくとも体積に基づいて物体の数を判別するので、いま、物体を人体とした場合、人体が2人存在する場合には、2人分合計した大きな体積を有する物体情報となり、この2人分合計の体積は、例えば予め設定したしきい値以上となるので、体格の小さな2つの人体が接近した状態で通行しようとした場合であっても、複数の人体であると確実に判別することができる。一方、存在するのが1人の人体である場合には、2人分合計の体積を上回る程の体格の大きな人は極めて少ないので、複数の人体であると誤判定するおそれが殆どない。
前記第1構成において、前記判別手段は、体積のしきい値によって物体の数を判別するものとすることができる。この構成によれば、しきい値の体積として、例えば、身長の高い1人の人体の平均的な体積よりも大きく、かつ、身長の低い2人の人体の平均的な体積の合計分よりも小さい値に設定すれば、体積のしきい値に対する大小に基づいて、人体が単数か複数かの区別をほぼ正確に行うことができる。
また、第1構成において、前記判別手段は、体積の高さに応じて変化するしきい値によって物体の数を判別することが好ましい。この構成によれば、例えば1人2人を判別する場合、しきい値の体積として、身長の低い1人の人体の想定される最も大きな体積よりも大きく、かつ、身長の低い2人の人体の想定される最も小さい体積の合計分よりも小さい最小値から、身長が高くなるのに伴い順次高い値に可変して、身長の高い1人の人体の想定される最も大きな体積よりも大きく、かつ、身長の高い2人の人体の想定される最も小さい体積の合計分よりも小さい最大値に至るように変化する値に設定すれば、体格の極めて大きな1人の人体を複数と誤判定したり、或いは体格の極めて小さな2人の人体が互いに接近した状態で通行しようとする場合に単数と誤判定するおそれがなくなり、物体数の判別精度が向上する。3人以上の数の判別は、各数量間にそれぞれしきい値を設定することにより、可能となる。
また、第1構成において、前記物体情報取得手段は、一定以上の高さにある部分を除いて物体の体積を求める修正体積演算部を有している構成とすることもできる。この構成によれば、例えば、人体における比較的低い160cmよりも上方部分を除去した体積を求めることにより、160cmを越える人体については、大きな1人と小さな2人の体積との差が大きくなるので、しきい値として高さに無関係な一定値を用いても、物体の数の判別精度が向上する。
本発明の第2構成に係る通行監視装置は、監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、前記物体情報から物体の体積の2次元平面における分布に基づいて物体の数を判別する判別手段とを備えている。この構成によれば、取得した物体情報の体積の分布は、物体が単数の場合に一塊の配置に現れ、複数の場合に塊が分離した配置に現れるので、個々の物体の高さや体積の相違に起因する影響を殆ど受けることなく物体の数を判別することができ、特に、2人の人体が接近した配列状態で通行しようとした場合にも、正確に2人と判別することができる。
前記第2構成における前記判別手段は、前記分布の前記2次元平面上における基準点から分布点までの距離によって前記分布のモーメントを求め、これを物体の体積によって正規化したモーメント値を演算するモーメント演算部と、前記モーメント値に基づいて物体の数を判別する判別部とを有していることが好ましい。この構成によれば、物体の数に応じてモーメントの値が変化することから、各々のモーメントの値に対する中間値をしきい値に設定することで、物体の数を正確に判別できる。また、モーメントの値は、体積によって正規化されているので、人体の体積差に影響されないモーメントの値を得ることができる。
第2構成における前記基準点は前記分布の重心の2次元平面上の位置とすることができる。この構成によれば、存在する物体が単数の場合には、分布の重心が2次元平面上で物体の中心付近となり、存在する物体が複数の場合には、分布の重心が2次元平面上で全物体の間の位置となる。したがって、これらの位置を基準点とすることにより、物体の数によるモーメント値の差を大きくできるので、物体の数の判別が容易となる。
第2構成における前記基準点は高さが最大値となる頂点とすることもできる。この構成によれば、基準値を物体情報から容易に求めることができる。また、物体が人体であるとき、存在する人体が1人の場合には、頭部の天ぺんが基準点となり、存在する人物が2人の場合には身長の高い人体の頭部の天ぺん基準点となるから、やはり、物体の数によるモーメント値の差を大きくできるので、物体の数の判別が容易となる。
本発明の第3構成に係る通行監視装置は、監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、前記物体情報から物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づいて物体の数に関する第1の数量情報を生成する第1の情報生成手段と、前記物体情報から物体の体積の2次元平面上における分布に基づいて物体の数に関する第2の数量情報を生成する第2の情報生成手段と、前記第1または第2の数量情報に基づいて物体の数を判別する判別手段とを備えている。
この構成によれば、物体情報から、物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づく第1の数量情報と、物体の体積の分布に基づく第2の数量情報とを組み合わせることで、物体の数を高精度に判別することが可能となる。
第3構成において、さらに、前記第1と第2の数量情報の少なくとも一方に、数量情報に重みを付加する重み付け部を設けるのが好ましい。この構成によれば、監視領域の環境に応じて重みの大きさを適宜設定することにより、数量判定の精度を向上させることができる。
本発明の通行監視装置によれば、監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報から、物体の高さと体積のうち少なくとも体積、または物体の体積の分布、あるいはその両方に基づいて物体の数を判別するので、物体の高さの相違に拘らず、物体の数を高精度に判別することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通行監視装置を示すブロック図である。この通行監視装置は、監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段1Aと、その物体情報から物体の高さと体積とに基づいて物体の数を判別する判別手段2Aと、この判別手段2Aの判別結果に基づき回転ドア4の作動を制御する制御部3と、制御部3により制御されて回転ドア4をロックするドアロック部5とを備えている。したがって、この実施形態では、図2に示す回転ドア4を回転させて、矢印Pで示す方向に進入する人体のような物体の数を監視する用途に適用した場合を例示している。
回転ドア4は、建物の床と天井の間に支持された軸体4aにウイング4bを取り付けたものである。回転ドア4における、図の左側が入口INで、右側が出口EXである。回転ドア4の移動空間の上面を形成する天井には、入口INと出口EXのそれぞれに接近して、周知のステレオビジョンセンサ7が取り付けられており、このステレオビジョンセンサ7によって破線で示す監視領域8が設定されている。以下では、説明の簡略化のために、入口IN側に設けた構成についてのみ述べる。
前記回転ドア4の入口には図1のIDカード識別装置9が設けられており、このIDカード識別装置9は挿入されたIDカードが認証済みの正規のものであるか否かを識別して、その結果の識別信号を制御部3に対し出力する。制御部3は、IDカード識別装置9からIDカードが正規のものであると識別した識別信号が入力した時点で、物体情報取得手段1Aおよび判別手段2Aに対し作動開始させるように制御する。
図1の物体情報取得手段1Aは、制御部3からの指令に基づき作動して物体に関する3次元の物体情報を以下のように取得する。すなわち、ステレオビジョンセンサ7は、2台のカメラ7a,7b(図2)で撮像した2枚の画像から対応点を、公知の相関演算によって求め、その座標の開き(視差)から物体までの距離を演算するものであって、明暗情報として表現された情景が距離情報に変換されて、ステレオビジョンセンサ7からの距離に対応した画素値として距離情報を取得する。物体情報取得手段1Aとして、ステレオビジョンセンサ7に代えて、単一の光センサで3次元の物体情報を取得する手段を用いることもできる(米国特許第6,323,942号、同6,512,838号参照)。回転ドア4のウイング4bの回転角度に応じた適切な監視領域が、2次元平面(この例では床面)上で複数のブロックに区画されており、各ブロックの座標が監視エリア設定メモリ11に予め記憶されている。基準面距離設定メモリ12には、ステレオビジョンセンサ7から基準面(この例では床面であるので、以下、床面と言う)までの距離が基準距離として予め記憶されている。
物体情報取得手段1Aのブロック体積演算部10は、ステレオビジョンセンサ7から監視エリア設定メモリ11に記憶のブロックに対応する距離情報のみを抽出し、基準面距離設定メモリ12に記憶された基準距離から前記抽出した各ブロック毎の距離情報にそれぞれ変換して、各ブロックの基準面からの高さを求めて、ブロック毎の物体体積である3次元の物体情報を取得する。図3は、ブロック体積演算部10が取得した3次元の物体情報を模式的に示したもので、同図(a)は人体が1人の場合、同図(b)は人体が2人の場合であり、有効な監視エリアA内に存在する物体の高さと体積が各ブロックB毎に示されている。
図1の物体情報取得手段1Aから出力される3次元の前記物体情報Dは判別手段2Aに入力される。判別手段2の体積演算部13は、画像の複数のフレーム毎に、これらフレームに示される各ブロックBの高さ情報を加算することにより、フレーム毎の累積体積である体積情報を算出する。人体は移動するので、このような経過時間に対する累積体積を求めて、人体の体積を得ている。図4は、体積演算部13が算出した各フレームF毎の累積体積である体積情報を示し、SAは人体が存在するフレームFの範囲である。また、図1のピーク高さ抽出部14は、入力した3次元の物体情報におけるピーク高さ、つまり人体の頭部の天ぺんの高さ(身長)を抽出する。
判別手段2Aのしきい値設定メモリ18には、監視エリア内に存在する人体が1人か2人の何れであるかを判別するためのしきい値が予め記憶されており、このしきい値は以下のようにして設定されている。図5は、人体における異なる種々の身長に対する体積の範囲を示しており、体積は、理解しやすくするために、体重で示してある。図5において、右下がりのハッチングで示した範囲が人体が1人の場合の体積であり、右上がりのハッチングで示した範囲が人体が2人の場合の合計体積である。これら2種の範囲のほぼ中間の体積を、身長に無関係な一定のしきい値TL1と定めている。すなわち、しきい値TL1は、身長の高い1人の人体の平均的な体積よりも大きく、かつ、身長の低い2人の人体の平均的な体積の合計分よりも小さい体積に設定されている。前記しきい値設定メモリ18には、設定したしきい値TL1が記憶されている。
前記判別手段2Aの判定部17は、体積演算部13から入力する体積情報における各フレームFの累積体積を合算して、その合算値をフレームF数で除算して体積に比例した数値を算出し、この算出した数値に所定の係数を乗算して、物体情報の一つである体積を求める。これにより、物体情報のノイズの影響を抑制できる。判定部17は、体積演算部13とピーク高さ抽出部14からの信号と、しきい値設定メモリ18からのしきい値TL1とに基づき、人体の数を次のように判定する。すなわち、ピーク高さ抽出部14から入力する人体の身長が155cm〜175cmであり、かつ、体積演算部13からの体積がしきい値設定メモリ18から読み出した体積のしきい値TL1に対応した体積以下である場合に、人体が1人であると判定し、身長が155cm〜175cmであり、かつ、物体情報の体積がしきい値TL1に対応した体積以上である場合に、人体が2人であると判定する。この判定結果は制御部3に対し出力され、制御部3は、人体が2人であると判定されたときに、ドアロック部5を作動させて、回転ドア4の回転を禁止する。
図5に網目ハッチングで示したとおり、身長が155cm未満の場合、2人でも体積がTL1以下となることがあり、身長が175cmを越える場合、1人でも体積がTL1以上となることがある。その場合、制御部3は、例えば、注意信号を出力して図示しないブザーまたはランプを作動させることで、近くの警備員に回転ドア4を通過する人体の数を確認させる。但し、通行人の身長差がそれほど大きくない場合、ピーク高さ抽出部14を省略して、身長を用いることなく、体積演算部13からの体積のみを用いて人数を判定してもよい。
この実施形態の通行監視装置では、3次元の物体情報における人体の高さと体重のうち少なくとも体積に基づいて人体の数を判別しており、通常、2人分合計の体積はしきい値TL1以上となるから、体格の小さな2人の人体が極めて接近した状態で通行しようとした場合であっても、複数の人体であると確実に判定することができる。一方、1人である場合には、その体積は通常、しきい値TL1未満となるので、複数の人体であると誤判定するおそれが少ない。
また、前記実施形態では、身長に無関係な一定の体積をしきい値TL1として設定したが、これに代えて、図6に示すように、身長に応じて変化する体積によるしきい値TL2を設定してもよい。すなわち、このしきい値TL2は、身長の低い1人の人体の想定される最も大きな体積よりも大きく、かつ、身長の低い2人の人体の想定される最も小さい体積の合計分よりも小さい最小値から、身長が高くなるのに伴い順次高い値に変化して、身長の高い1人の人体の想定される最も大きな体積よりも大きく、かつ、身長の高い2人の人体の想定される最も小さい体積の合計分よりも小さい最大値に至るように変化する値となる。この変化するしきい値TL2を設定した場合には、体格の極めて大きな1人の人体を複数と誤判定したり、或いは体格の極めて小さな2人の人体が互いに接近して通行しようとする場合に単数と誤判定するおそれがなくなり、人数の判定精度が向上する。
図1の出口EX側の監視領域8についても、上記と同様の効果が得られる。なお、監視領域Bは入口INのみに設けられる場合もあり、これは以下の実施形態についても同様である。
図7は本発明の第2実施形態に係る通行監視装置の一部を示すブロック構成図であり、図1の第1実施形態における物体情報取得手段1Aに代えて、物体情報取得手段1Bを設け、判別手段2Aのしきい値設定メモリ18に記憶するしきい値を、後述するように一定の体積とする構成のみが相違するだけである。この物体情報取得手段1Bでは、第1実施形態のブロック体積演算部10、監視エリア設定メモリ11および基準面距離設定メモリ12に、高さ修正部19を加えて、修正体積演算部20が構成されている。
図8に示すように、前記高さ修正部19は、ブロック体積演算部10から出力されたブロック別の体積情報のうちの一定以上の高さ、例えば、160cm以上の高さの部分を、一定の高さ160cmに置き換えるよう修正する。したがって、160cm以上の高さの部分について160cmで一定(身長の増大に伴い微増させてもよい)になるので、高さ修正部19からは、人体における160cm以上の箇所を除外したブロック毎の体積に相当する3次元の物体情報Dが出力される。これに伴い、しきい値設定メモリ18には、図5に示す第1実施形態のしきい値TL1よりも若干低い一定の体積が、図8に示すように、しきい値TL3として記憶されている。これにより、160cm以上の人体については、求められる体積が小さくなるから、身長の違いによる体積の差が小さくなる。それに伴い、一定のしきい値TL3として低い体積を設定することで、図5と図8との比較から明らかなように、網目ハッチングで示した誤判定する可能性のある領域が、第1実施形態のしきい値TL1の場合よりも少なくなり、人体の数の判別精度がさらに向上する。
図9は本発明の第3実施形態に係る通行監視装置を示すブロック構成図であり、この通行監視装置は、図1の第1実施形態に対して、判別手段2Bが相違するのみである。この判別手段2Bは、物体情報取得手段1Aから入力する物体に関する3次元の物体情報Dから物体の体積の2次元平面(例えば床面)上における分布に基づいて物体の数を判別する。判別手段2Bのモートメント演算部21は、物体情報取得手段1Aから入力される物体情報Dに含まれた物体の体積の2次元平面上における分布に基づき、分布の基準点を求め、この分布の基準点から分布点までの距離によって分布のモーメントを求め、これを、物体情報Dに含まれる物体の体積によって正規化したモーメント値を演算する。
前記モートメント演算部21での演算処理を具体的に説明する。床面(基準面)の座標をx,yで表し、座標x,yでの床面からの高さzを、z=f(x,y)と表現するものとすると、このf(x,y)にブロックB(図3)の床面積sを乗算した、v=s×f(x,y)が、二次元平面(基準面)上の体積の分布となる。sを1とすると、v=f(x,y)が体積の分布となる。モートメント演算部21は、物体情報取得手段17から入力する物体情報DにおけるブロックB(図3)毎の高さ情報に基づき、重心mの床面上の座標(mx ,my )を、つぎの式(1)および式(2)に基づき算出する。
Figure 2006209572
Figure 2006209572
このときに求められる重心mの床面上の2次元座標(mx ,my )は、図10(a)に示すように、人体Hの1人の場合に人体Hの頭部の中心位置となり、同図(b),(c)に示すように、2人の人体Hが縦並びおよび横並びに近接している場合に2人の人体Hの中間位置となる。
続いて、モーメント演算部21は、上述のようにして求めた重心mの床面上の座標(mx ,my )を用いて、つぎの式(3)に基づき演算を行い、n次のモーメント値Mn を算出する。このモーメント値Mn は、式(3)のように、分布の重心mから分布点までの距離(x−mx ),(y−my )を用いて体積分布のモーメントを求め、これを、体積(式(3)の分母)によって正規化したものである。この正規化により、人体Hの身長差の影響が除外される。人体が存在しない場合、式(3)の分母が0となるので、分子を0として、モーメント値を算出しない。
Figure 2006209572
図11は、モーメント演算部21が算出した1次から6次までの次数のモーメント値を示したもので、図10(a)ないし(c)に示すように、大きい人体Hが1人の場合、2人の人体が縦並びおよび横並びに接近した配列で存在した場合のそれぞれについて示してある。図11からわかるように、2人の人体Hが存在する場合のモーメント値Mn は、人体Hが1人の場合のモーメント値Mn に比較して、モーメントの次数nが高くなるに従って急激に大きくなり、両者の差が広がる。そこで、適切なモーメントnの次数(例えば4次)を採用し、そのときの1人と縦並び2人の両モーメント値Mn の中間のモーメント値を、しきい値設定メモリ22にしきい値として予め記憶している。図9の判定部23は、モーメント演算部21が算出したモーメント値Mn がしきい値以上であるか以下であるかの別により、存在する人体Hが2人以上または1人と判定する。
この第3実施形態の通行監視装置では、人体Hの体積の2次元平面(床面)上における分布に基づき人数を判別するので、ら、人体Hの高さや体積の相違に起因する影響を殆ど受けることなく人体Hの数を判別することができる。すなわち、取得した物体情報Dの体積の分布は、人体Hが1人の場合に一塊の配置に現れ、2人の場合に塊が分離した配置で現れるので、特に、2人の人体Hが接近した状態で通行しようとした場合にも、正確に2人と判別することができる利点がある。
なお、前記実施形態では、物体の体積の分布の基準点として、分布の重心を用いる場合を例示したが、図12(a)〜(c)に示すように、物体の高さが最大となる頂点を基準として用いることもできる。例えば人体Hが1人の場合には、図12(a)に示す頭部の中心位置が体積分布の重心mの2次元平面上の位置となり、存在する人物が2人の場合には、図12(b),(c)に示すように、身長の高い方の人体Hの頭部の中心位置が体積分布の重心mの2次元平面上の位置となる。モーメント演算部21では、前記重心mの2次元平面上の位置から分布点までの距離によって体積分布のモーメントを求め(式(3)の分子)、これを物体の体積(式(3)の分母)によって正規化したモーメント値Mn を演算する。したがって、重心mを求める必要がないので、モーメントMn を算出するための計算が簡略化される利点がある。
図13は本発明の第4実施形態に係る通行監視装置を示すブロック構成図である。この通行監視装置は、第1実施形態と第3実施形態の各々の構成を組み合わせた構成になっている。すなわち、この通行監視装置は、両実施形態が共に有する物体情報取得手段1Aと、図1の第1実施形態が有する判別手段2Aの構成に重み付け部27を付加した第1の情報生成手段24と、図9の第3実施形態が有する判別手段2Bの構成に重み付け部29を付加した第2の情報生成手段28と、両情報生成手段24,28からの情報に基づいて物体の数を判別する判別手段30とを備えている。
第1の情報生成手段24は、図1の第1実施形態で説明した通り、物体情報Dから物体の高さと体積とに基づいて判定部17が物体の数を判別し、その判別した数に対し重み付け部27で所定の重み係数を乗算して物体に関する第1の数量情報N1を生成する。第2の情報生成手段28は、第3実施形態で説明した通り、物体情報Dから物体の体積の分布に基づいて判定部23が物体の数を判別し、その判別した数に対し重み付け部29で所定の重み係数を乗算して物体に関する第2の数量情報N2を生成する。
例えば、第1の情報生成手段24では、算出した体積が1人と2人を判定するためのしきい値未満のとき、判定部17から1人であることを示す判定値「1」が出力され、しきい値を超えたとき、2人であることを示す「2」が出力される。重み付け部27は、2人を示す判定値「2」に対して重みを付加し、「2.8」の数値の第1の数量情報N1を生成する。第2の情報生成手段28では、算出したモーメント値が1人と2人を判定するためのしきい値未満のとき、判定部23から1人であることを示す判定値「1」が出力され、しきい値を超えたとき、2人であることを示す「2」が出力される。重み付け部29は、2人を示す判定値「2」に対して重みを付加し、「3.5」の数値の第2の数量情報N2を生成する。
判別手段30では、双方の重み付けされた数量情報N1,N2を加算して、その算出値が「6.0」以上となったときに人体Hが2人であると判別する。このような重み付けにより、数量判定の信頼性が高いモーメント値に基づく第2の数量情報N2の方が重視されるので、人数の判定が一層精度よくなされる。図2の監視領域8の環境によっては、体積に基づく第1の数量情報N1の方が信頼性が高い場合もあるので、その場合は、第1の数量情報N1の方が重視されるように、重み付け部27の方が重み付け部29よりも大きな重みを付加するように設定すればよい。
この実施形態の通行監視装置では、物体情報Dから、物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づく物体の第1の数量情報と、物体の体積の分布に基づく物体の第2の数量情報とを求めて、この2種類の数量情報に基づき物体の数を判別するので、双方の判別手段が有する短所が互いに補完されて、2人の物体が種々の配列状態で通行しようとしたり、物体情報Dにノイズが含まれているような場合であっても、物体の数を高精度に判別することが可能となる。
前記各実施形態では、1人と2人以上とを判別したが、2人と3人の間、3人と4人の間に数量(例えば体積またはモーメント値)のしきい値を設定することにより、2人以上の場合の数を判別することもできる。また、本発明は、物体として人体を監視する場合に限られるものではなく、物品、例えばベルトコンベアに乗って監視領域を通過する物品の数量を判別する装置にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係る通行監視装置を示すブロック図である。 同上の通行監視装置により監視する領域を示す平面図である。 同上の通行監視装置が取得した3次元の物体情報を模式的に示した図であり、(a),(b)はそれぞれ物体が単数および複数の場合である。 同上の通行監視装置が取得した体積情報を示す特性図であり、(a),(b)はそれぞれ物体が単数および複数の場合である。 同上の通行監視装置が設定するしきい値の身長に対する体積の相対関係を示す特性図である。 同上の通行監視装置が設定する他のしきい値の身長に対する体積の相対関係を示す特性図である。 本発明の第2実施形態に係る通行監視装置の一部を示すブロック図である。 同上の通行監視装置が設定するしきい値の身長に対する体積の相対関係を示す特性図である。 本発明の第3実施形態に係る通行監視装置を示すブロック図である。 (a)〜(c)は同上の通行監視装置における物体の分布の基準点の設定方法を示す人体の平面図である。 同上の通行監視装置が算出したモーメントの次数とモーメント値とを示す図表である。 (a)〜(c)は同上の通行監視装置における物体の分布の基準点の他の設定方法を示す人体の平面図である。 本発明の第4実施形態に係る通行監視装置を示すブロック図である。
符号の説明
1A,1B 物体情報取得手段
2A,2B 30 判別手段
8 監視領域
20 修正体積演算部
21 モーメント演算部
24 第1の情報生成手段
28 第2の情報生成手段
H 人体(物体)
D 物体情報
m 分布の重心
TL1〜TL3 しきい値
m 分布の重心
N1 第1の数量情報
N2 第2の数量情報

Claims (10)

  1. 監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、
    前記物体情報から物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づいて物体の数を判別する判別手段と、
    を備えた通行監視装置。
  2. 請求項1において、前記判別手段は、体積のしきい値によって物体の数を判別するものである通行監視装置。
  3. 請求項1において、前記判別手段は、体積の高さに応じて変化するしきい値によって物体の数を判別するものである通行監視装置。
  4. 請求項1または2において、前記物体情報取得手段は、一定以上の高さにある部分を除いて物体の体積を求める修正体積演算部を有している通行監視装置。
  5. 監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、
    前記物体情報から物体の体積の2次元平面上における分布に基づいて物体の数を判別する判別手段と、
    を備えた通行監視装置。
  6. 請求項5において、前記判別手段は、前記分布の前記2次元平面上における基準点から分布点までの距離によって前記分布のモーメントを求め、これを物体の体積によって正規化したモーメント値を演算するモーメント演算部と、前記モーメント値に基づいて物体の数を判別する判別手段とを有している通行監視装置。
  7. 請求項6において、前記基準点は前記分布の重心の2次元平面上の位置にある通行監視装置。
  8. 請求項6において、前記基準点は高さが最大値となる頂点である通行監視装置。
  9. 監視される領域に存在する物体に関する3次元の物体情報を取得する物体情報取得手段と、
    前記物体情報から物体の高さと体積のうち少なくとも体積に基づいて物体の数に関する第1の数量情報を生成する第1の情報生成手段と、
    前記物体情報から物体の体積の2次元平面上における分布に基づいて物体の数に関する第2の数量情報を生成する第2の情報生成手段と、
    前記第1または第2の数量情報に基づいて物体の数を判別する判別手段とを備えた通行監視装置。
  10. 請求項9において、さらに、前記第1と第2の数量情報の少なくとも一方が数量情報に重みを付加する重み付け部を有している通行監視装置。
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