JP2009140407A - 通過者監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】共連れ通過者を高い精度で検知できるようにする。
【解決手段】身長入力部3が通過者の身長を身長値として記憶部4に記憶させ、閾値演算部5がその身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出するようにし、共連れ判定部6が、頭部サイズ測定部2で測定した通過者の頭部の大きさを閾値演算部5が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】身長入力部3が通過者の身長を身長値として記憶部4に記憶させ、閾値演算部5がその身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出するようにし、共連れ判定部6が、頭部サイズ測定部2で測定した通過者の頭部の大きさを閾値演算部5が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、扉等を通過しようとする通過者を監視する通過者監視装置に関し、特に扉等を通過することが許可されたひとりの通過許可者に伴って不正に通過しようとする不正通過者を検知する通過者監視装置に関する。
従来の通過者監視装置は、所定の領域へ入場するための入口扉周辺を上方からカメラで撮影し、そのカメラで撮影した画像をもとに、その入口扉の通過が許可されたひとりの通過許可者に伴って不正に通過する不正通過者(以下、「共連れ通過者」という。)を検知するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
このような通過者監視装置は、共連れ通過者を検知する処理を簡易に行うため、カメラで撮影した画像に含まれている通過者の頭部を抽出し、その頭部が占める領域の大きさが所定の大きさを示す既定の閾値を超えている場合に二人以上の通過者が存在すること、すなわち共連れ通過者の存在を検知するようにしている。
特開2007−122481号公報(段落「0014」〜段落「0015」、図1、図2)
このような通過者監視装置は、共連れ通過者を検知する処理を簡易に行うため、カメラで撮影した画像に含まれている通過者の頭部を抽出し、その頭部が占める領域の大きさが所定の大きさを示す既定の閾値を超えている場合に二人以上の通過者が存在すること、すなわち共連れ通過者の存在を検知するようにしている。
上述した従来の技術では、通過者の頭部を上方からカメラで撮影するようにしているため、カメラで撮影された画像に含まれる通過者の頭部の大きさがその通過者の身長により異なってしまう。
例えば、通過者の身長が高い場合、カメラで撮影された画像に含まれる通過者の頭部の領域が大きくなり、また通過者の身長が低い場合、カメラで撮影された画像に含まれる通過者の頭部の領域が小さくなってしまう。
例えば、通過者の身長が高い場合、カメラで撮影された画像に含まれる通過者の頭部の領域が大きくなり、また通過者の身長が低い場合、カメラで撮影された画像に含まれる通過者の頭部の領域が小さくなってしまう。
したがって、既定の閾値に基づいて共連れ通過者を検知する上述した従来の技術においては、身長が高い通過者を撮影した場合、通過者の頭部が占める領域が規定に閾値を超えていると判定されて共連れ通過者が存在しないにもかかわらず共連れ通過者を検知してしまい、また身長が低い通過者を撮影した場合、通過者の頭部が占める領域が規定に閾値を超えていないと判定されて共連れ通過者が存在するにもかかわらず共連れ通過者を検知できないことがあり、共連れ通過者を正しく検知できないことがあるというという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、扉を通過しようとする通過者の頭部を上方から撮影するカメラから受信した通過者の頭部の画像からその頭部の大きさを測定する頭部サイズ測定部と、その頭部サイズ測定部が測定した通過者の頭部の大きさを記憶部に記憶された閾値と比較して共連れ通過者を検知する共連れ判定部とを有する通過者監視装置であって、身長入力部から受信して記憶部に記憶させた通過者の身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出する閾値演算部を設け、前記共連れ判定部が、前記頭部サイズ測定部で測定した通過者の頭部の大きさを前記閾値演算部が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにしたことを特徴とする。
また、扉の近傍に設置され、その扉を通過しようとする通過者の頭部を上方から撮影するカメラと、そのカメラで撮影された通過者の頭部の画像からその頭部の大きさを測定する頭部サイズ測定部と、その頭部サイズ測定部が測定した通過者の頭部の大きさを記憶部に記憶された閾値と比較して共連れ通過者を検知する共連れ判定部とを有する通過者監視装置であって、通過者の身長を身長値として記憶部に記憶させる身長入力部と、前記身長入力部が記憶部に記憶させた身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出する閾値演算部とを設け、前記共連れ判定部が、前記頭部サイズ測定部で測定した通過者の頭部の大きさを前記閾値演算部が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、身長の高い通過者や身長の低い通過者であっても共連れ通過者を高い精度で検知できるようになるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による通過者監視装置の実施例を説明する。
図1は実施例における通過者監視装置の構成を示すブロック図、図2は実施例における通過者を撮影するカメラの説明図である。
図1において、1は通過者監視装置であり、所定の領域への入口扉や所定の領域からの出口扉(以下、入口扉および出口扉を「扉」という。)の周辺に設置されたカメラ21でその扉を通過しようとする者(以下、「通過者」という。)を上方から撮影し、その画像に基づいて共連れ通過者を検知するものである。
図1において、1は通過者監視装置であり、所定の領域への入口扉や所定の領域からの出口扉(以下、入口扉および出口扉を「扉」という。)の周辺に設置されたカメラ21でその扉を通過しようとする者(以下、「通過者」という。)を上方から撮影し、その画像に基づいて共連れ通過者を検知するものである。
カメラ21は扉に接近した通過者を上方から撮影してその通過者の頭部の画像(イメージデータ)を撮影するためのものであり、CCD(Charge Coupled Devices)付のいわゆるデジタルカメラ等である。
このカメラ21は、図2(a)に示すように通過者23の頭部を上方から撮影するために扉の近傍の天井等に下方に向けて設置されている。カメラ21で撮影された通過者23の頭部の画像は図2(b)に示すように中央部に通過者23の頭部が撮影されたものとなる。
このカメラ21は、図2(a)に示すように通過者23の頭部を上方から撮影するために扉の近傍の天井等に下方に向けて設置されている。カメラ21で撮影された通過者23の頭部の画像は図2(b)に示すように中央部に通過者23の頭部が撮影されたものとなる。
図1の説明に戻り、2は頭部サイズ測定部であり、カメラ21で撮影した通過者23の頭部の画像を入力し、撮影した通過者23の頭部の大きさを示す頭部サイズ22を算出して後述する記憶部に記憶させるものである。
ここで、頭部の大きさとは、頭部が占める面積、頭部の直径または長径ならびに短径、頭部の円周長等であり、これらのいずれか一つまたは二以上を採用するものとする。
ここで、頭部の大きさとは、頭部が占める面積、頭部の直径または長径ならびに短径、頭部の円周長等であり、これらのいずれか一つまたは二以上を採用するものとする。
なお、頭部サイズ測定部2は、例えばカメラ21で撮影した通過者23の頭部の画像の画素毎に明度を表す情報に基づいて通過者23の頭部の輪郭の座標を抽出し、その座標に基づいて頭部サイズ22を算出するものとするが他の公知の技術を採用することもできる。
3は身長入力部であり、通過者23の身長を入力するためのものである。この身長入力部3は、例えば通過者23の身長を測定することができる赤外線センサやカメラ等で構成された身長測定機、通過者の身長が記録されたICカードや磁気カードからその身長情報を読取るカードリーダ、生体情報読取機で読取った顔画像・虹彩画像・掌や指の静脈パターン画像等の生体情報から通過者23を特定して予め身長が記録されたデータベースからその通過者23の身長を抽出するものである。なお、身長入力部3は上述したものに限られることなく、通過者23の身長を入力できるものであればよい。
3は身長入力部であり、通過者23の身長を入力するためのものである。この身長入力部3は、例えば通過者23の身長を測定することができる赤外線センサやカメラ等で構成された身長測定機、通過者の身長が記録されたICカードや磁気カードからその身長情報を読取るカードリーダ、生体情報読取機で読取った顔画像・虹彩画像・掌や指の静脈パターン画像等の生体情報から通過者23を特定して予め身長が記録されたデータベースからその通過者23の身長を抽出するものである。なお、身長入力部3は上述したものに限られることなく、通過者23の身長を入力できるものであればよい。
また、身長入力部3は入力された通過者23の身長を身長情報(身長値)31として後述する記憶部に記憶させることができるようになっている。
4は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部4は、共連れ通過者を検知する共連れ検知処理を行うために必要な情報および通過者監視装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶する。
4は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部4は、共連れ通過者を検知する共連れ検知処理を行うために必要な情報および通過者監視装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)等を記憶する。
41は頭部サイズ測定部設置高であり、記憶部4に予め記憶され、設置されたカメラ21の高さを示す情報である。この頭部サイズ測定部設置高41は、例えば床面からカメラ21までの高さを示す情報である。
42は頭部サイズ測定部設置角であり、記憶部4に予め記憶され、設置されたカメラ21の傾きを示す情報である。この頭部サイズ測定部設置角42は、例えば鉛直軸とカメラ21が撮影する中心軸との角度を示す情報である。
42は頭部サイズ測定部設置角であり、記憶部4に予め記憶され、設置されたカメラ21の傾きを示す情報である。この頭部サイズ測定部設置角42は、例えば鉛直軸とカメラ21が撮影する中心軸との角度を示す情報である。
5は閾値演算部であり、入力された通過者23の身長から身長入力部3が出力した身長情報31、および予め記憶部4に記憶された頭部サイズ測定部設置高41ならびに頭部サイズ測定部設置角42に基づいて共連れ通過者を検知するための頭部サイズの閾値61を算出して記憶部4に記憶させるものである。
ここで、閾値61は、共連れ通過者を検知するための通過者23の頭部の大きさを示す基準値であり、上述した頭部の大きさを示す頭部サイズ22と同様に、例えば頭部が占める面積、頭部の直径または長径ならびに短径、頭部の円周長等である。
ここで、閾値61は、共連れ通過者を検知するための通過者23の頭部の大きさを示す基準値であり、上述した頭部の大きさを示す頭部サイズ22と同様に、例えば頭部が占める面積、頭部の直径または長径ならびに短径、頭部の円周長等である。
閾値演算部5は、例えば身長情報31が大きい(通過者23の身長が高い)場合、閾値61を大きく、身長情報31が小さい(通過者23の身長が低い)場合、閾値61を小さくし、また頭部サイズ測定部設置高41が大きい(カメラ21の設置位置が高い)場合、閾値61を小さく、頭部サイズ測定部設置高41が小さい(カメラ21の設置位置が低い)場合、閾値61を大きくし、さらに頭部サイズ測定部設置角42が大きい(カメラ21の傾きが大きい)場合、閾値61を大きく、頭部サイズ測定部設置角42が小さい(カメラ21の傾きが小さい)場合、閾値61を小さくするように変化させて調整する。
このように閾値演算部5は、身長情報31、および予め記憶部4に記憶された頭部サイズ測定部設置高41ならびに頭部サイズ測定部設置角42に基づいて閾値61を変化させて調整する。
図4は身長の高い通過者を撮影した場合の説明図であり、図4において23aは身長が標準の通過者、30aはその通過者の頭部を撮影した画像、61aはその通過者の閾値61を示している。また、23bは身長の高い通過者、30bはその通過者の頭部を撮影した画像、61bはその通過者の閾値61を示している。このように身長の高い通過者23bの閾値61bは標準身長の通過者23aの閾値61aより大きくなる。
図4は身長の高い通過者を撮影した場合の説明図であり、図4において23aは身長が標準の通過者、30aはその通過者の頭部を撮影した画像、61aはその通過者の閾値61を示している。また、23bは身長の高い通過者、30bはその通過者の頭部を撮影した画像、61bはその通過者の閾値61を示している。このように身長の高い通過者23bの閾値61bは標準身長の通過者23aの閾値61aより大きくなる。
一方、図5は身長の低い通過者を撮影した場合の説明図であり、図5において23aは身長が標準の通過者、30aはその通過者の頭部を撮影した画像、61aはその通過者の閾値61を示している。また、23cは身長の低い通過者、30cはその通過者の頭部を撮影した画像、61cはその通過者の閾値61を示している。このように身長の低い通過者23cの閾値61cは標準身長の通過者23aの閾値61aより小さくなる。
図1の説明に戻り、6は共連れ判定部であり、頭部サイズ測定部2が算出して記憶部4に記憶させた頭部サイズ22を閾値演算部5が算出して記憶部4に記憶させた閾値61と比較し、頭部サイズ22が閾値61を超えていると判定したとき、共連れ通過者が存在することを検知し、頭部サイズ22が閾値61以下であると判定すると共連れ通過者が存在しないとするものである。
このように通過者監視装置1は、カメラ21を含む頭部サイズ測定部2、身長入力部3、記憶部4、閾値演算部5、共連れ判定部6、および図示しない制御部等で構成されている。
なお、制御部は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段等で構成され、頭部サイズ測定部2、身長入力部3、記憶部4、閾値演算部5、共連れ判定部6、および通信回線で接続された外部の装置との間の通信の制御を行う図示しない通信部等を含めて通過者監視装置1全体の動作を記憶部4に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
なお、制御部は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段等で構成され、頭部サイズ測定部2、身長入力部3、記憶部4、閾値演算部5、共連れ判定部6、および通信回線で接続された外部の装置との間の通信の制御を行う図示しない通信部等を含めて通過者監視装置1全体の動作を記憶部4に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
本実施例では、通過者監視装置1にカメラ21および身長入力部3を備える構成で説明するが、カメラ21および身長入力部3を外部の装置としてカメラ21で撮影した通過者の頭部の画像および身長入力部3で入力された通過者の身長値を通過者監視装置1の通信部がカメラ21および身長入力部3から受信するようにしてもよい。この場合、受信した通過者の頭部の画像および通過者の身長値は制御部により記憶部4に記憶されるものとする。
上述した構成の作用を図3の実施例における共連れ検知処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
S1:図示しない超音波センサ等の近接センサで通過者23の接近を検知すると制御部の指示により身長入力部3はその通過者23の身長を測定する。身長入力部3は測定した通過者23の身長を身長情報31として記憶部4に記憶させる。
なお、身長入力部3は通過者23が所持するカードから読取った身長を身長情報31として記憶部4に記憶させてもよく、また読取った生体情報から通過者23を特定して予め身長が記録されたデータベースからその通過者23の身長を抽出し、身長情報31として記憶部4に記憶させるようにしてもよいのは上述したとおりである。
なお、身長入力部3は通過者23が所持するカードから読取った身長を身長情報31として記憶部4に記憶させてもよく、また読取った生体情報から通過者23を特定して予め身長が記録されたデータベースからその通過者23の身長を抽出し、身長情報31として記憶部4に記憶させるようにしてもよいのは上述したとおりである。
S2:また、近接センサで通過者23の接近を検知すると制御部の指示により頭部サイズ測定部2は、カメラ21で撮影した通過者23の頭部の画像を入力し、撮影した通過者23の頭部の大きさを示す頭部サイズ22を算出して記憶部4に記憶させる。
なお、S1の処理とS2の処理を並行して行うようにしてもよい。
S3:S1において身長入力部3が身長情報31を記憶部4に記憶させると制御部の指示により閾値演算部5は記憶部4に記憶された身長情報31、および予め記憶部4に記憶された頭部サイズ測定部設置高41ならびに頭部サイズ測定部設置角42に基づいて共連れ通過者を検知するための頭部サイズの閾値61を算出して記憶部4に記憶させる。
なお、S1の処理とS2の処理を並行して行うようにしてもよい。
S3:S1において身長入力部3が身長情報31を記憶部4に記憶させると制御部の指示により閾値演算部5は記憶部4に記憶された身長情報31、および予め記憶部4に記憶された頭部サイズ測定部設置高41ならびに頭部サイズ測定部設置角42に基づいて共連れ通過者を検知するための頭部サイズの閾値61を算出して記憶部4に記憶させる。
S4:閾値演算部5が閾値61を算出して記憶部4に記憶させると制御部の指示により共連れ判定部6は、頭部サイズ測定部2が算出して記憶部4に記憶させた頭部サイズ22を閾値演算部5が算出して記憶部4に記憶させた閾値61と比較し、頭部サイズ22が閾値61を超えているか否かを判定する。
頭部サイズ22が閾値61を超えている、すなわち共連れ通過者が存在すると判定すると処理をS6へ移行し、頭部サイズ22が閾値61を超えていない、すなわち共連れ通過者が存在しないと判定すると処理を終了する。
頭部サイズ22が閾値61を超えている、すなわち共連れ通過者が存在すると判定すると処理をS6へ移行し、頭部サイズ22が閾値61を超えていない、すなわち共連れ通過者が存在しないと判定すると処理を終了する。
なお、共連れ通過者が存在しないと判定した場合、制御部の指示により扉制御装置等の外部装置へその旨を送信し、扉を開放して通過者23の通過を許可等するものとする。
S6:頭部サイズ22が閾値61を超えている、すなわち共連れ通過者が存在すると判定すると制御部の指示により警報装置や扉制御装置等の外部装置へその旨を送信して警報を鳴動させ、また扉を閉塞させたままとして通過者23の通過を拒否するものとする。
S6:頭部サイズ22が閾値61を超えている、すなわち共連れ通過者が存在すると判定すると制御部の指示により警報装置や扉制御装置等の外部装置へその旨を送信して警報を鳴動させ、また扉を閉塞させたままとして通過者23の通過を拒否するものとする。
このように通過者監視装置1は、通過者23の身長、頭部サイズ測定部設置高41ならびに頭部サイズ測定部設置角に応じて共連れ通過者を検知するための閾値61を調整して最適化を行うようにしたため、身長の高い通過者23や身長の低い通過者23であっても共連れ通過者の検知を高い精度で行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施例では、身長入力部3で入力された通過者の身長、およびその通過者を撮影するために設置されたカメラの高さならびにカメラの角度に応じて共連れ通過者を検知するための閾値61を調整して最適化を行うようにしたため、身長の高い通過者23や身長の低い通過者23であっても共連れ通過者の検知を高い精度で行うことができるようになるという効果が得られる。
以上説明したように、本実施例では、身長入力部3で入力された通過者の身長、およびその通過者を撮影するために設置されたカメラの高さならびにカメラの角度に応じて共連れ通過者を検知するための閾値61を調整して最適化を行うようにしたため、身長の高い通過者23や身長の低い通過者23であっても共連れ通過者の検知を高い精度で行うことができるようになるという効果が得られる。
1 通過者監視装置
2 頭部サイズ測定部
3 身長入力部
4 記憶部
41 頭部サイズ測定部設置高
42 頭部サイズ測定部設置角
5 閾値演算部
6 共連れ判定部
21 カメラ
2 頭部サイズ測定部
3 身長入力部
4 記憶部
41 頭部サイズ測定部設置高
42 頭部サイズ測定部設置角
5 閾値演算部
6 共連れ判定部
21 カメラ
Claims (10)
- 扉を通過しようとする通過者の頭部を上方から撮影するカメラから受信した通過者の頭部の画像からその頭部の大きさを測定する頭部サイズ測定部と、その頭部サイズ測定部が測定した通過者の頭部の大きさを記憶部に記憶された閾値と比較して共連れ通過者を検知する共連れ判定部とを有する通過者監視装置であって、
身長入力部から受信して記憶部に記憶させた通過者の身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出する閾値演算部を設け、
前記共連れ判定部が、前記頭部サイズ測定部で測定した通過者の頭部の大きさを前記閾値演算部が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項1の通過者監視装置において、
前記閾値演算部が、前記身長値が大きくなるに連れて前記閾値も大きくなるように変化させ、前記身長値が小さくなるに連れて前記閾値も小さくなるように変化させるようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項2の通過者監視装置において、
前記閾値を、頭部の面積、頭部の直径、頭部の円周、または頭部の長径ならびに短径のいずれか一以上としたことを特徴とする通過者監視装置。 - 扉の近傍に設置され、その扉を通過しようとする通過者の頭部を上方から撮影するカメラと、そのカメラで撮影された通過者の頭部の画像からその頭部の大きさを測定する頭部サイズ測定部と、その頭部サイズ測定部が測定した通過者の頭部の大きさを記憶部に記憶された閾値と比較して共連れ通過者を検知する共連れ判定部とを有する通過者監視装置であって、
通過者の身長を身長値として記憶部に記憶させる身長入力部と、
前記身長入力部が記憶部に記憶させた身長値に基づいて通過者の頭部の大きさと比較するための閾値を算出する閾値演算部とを設け、
前記共連れ判定部が、前記頭部サイズ測定部で測定した通過者の頭部の大きさを前記閾値演算部が算出した閾値と比較して共連れ通過者を検知するようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項4の通過者監視装置において、
前記閾値演算部が、前記身長値が大きくなるに連れて前記閾値も大きくなるように変化させ、前記身長値が小さくなるに連れて前記閾値も小さくなるように変化させるようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項5の通過者監視装置において、
前記閾値を、頭部の面積、頭部の直径、頭部の円周、または頭部の長径ならびに短径のいずれか一以上としたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項4、請求項5または請求項6の通過者監視装置において、
前記身長入力部は、身長測定機で通過者の身長を測定し、身長値を算出するようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項4、請求項5または請求項6の通過者監視装置において、
前記身長入力部は、通過者の身長値が予め記録されたカードから該身長値を読取るようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項4、請求項5または請求項6の通過者監視装置において、
通過者の生体情報に関連付けて身長値を予め記憶する記憶部を設け、
前記身長入力部が、生体情報読取機で読取った生体情報に基づいて前記記憶部から通過者の身長値を抽出するようにしたことを特徴とする通過者監視装置。 - 請求項4から請求項8または請求項9の通過者監視装置において、
通過者の頭部を撮影するカメラの高さを示す頭部サイズ測定部設置高および該カメラの傾きを示す頭部サイズ測定部設置角を予め記憶した記憶部を設け、
前記閾値演算部が、前記記憶部に予め記憶した頭部サイズ測定部設置高および頭部サイズ測定部設置角に基づいて前記閾値を算出するようにしたことを特徴とする通過者監視装置。
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