JP2005309591A - 計数装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
かざした位置の若干の相違に影響されることなく、計数および無線タグの読み取り確認を行って、正確な計数を行う計数装置を提供する。
【解決手段】
計数装置2より載置面(テーブル面)までの第2距離から、計数装置2より被読取対象物1の最上端までの第1距離を、差し引くことで、被読取対象物1から計数装置2までの距離をキャンセルし、計数装置2が被読取対象物1の上方であればどの高さにあっても、被読取対象物1の高さを正確に計測できる計数装置2とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線タグが装着された被読取対象物を一個単体または複数個の積層体の状態で計数する計数装置に関する。
近年、無線周波数識別タグ(RFID[Radio Frequency IDentification]タグであり、以下無線タグと称す)を商品等の被読取対象物に取り付け、この無線タグからデータを読み出して商品管理や商品の代金精算を行うシステムが実用化されている。このような従来技術は各種存在し、例えば、特許文献1(発明の名称:飲食店における商品皿管理方法および商品皿管理装置並びに商品管理用商品皿)においては、回転飲食台を設置した飲食店において、商品皿に無線タグを取り付け、客が食した商品の商品皿の料金を瞬時に計算し、従業者の商品製造および料金計算作業負担を低減させる発明が開示されている。
ところで、例えば商品販売の場合には、無線タグを商品に取り付けておき、無線タグを読取装置で読み取ってデータ処理により決済することとなるが、無線タグを正確に読みとれないと誤った精算を行うため、読み落としがないことが必要である。読み落としがあると、商品は存在するのに決済上は商品が存在しないと判断して過小に請求して損失が発生することも考えられ、無線タグを読み取れたか否かを確認できることは非常に重要な項目である。しかしながら、特許文献1の従来技術は無線タグの読み落としについて配慮するものではなかった。
このような無線タグの読み落とし対策の従来技術も各種存在し、例えば特許文献2(無線タグを用いた情報通信装置)記載の従来技術のように、ベルトコンベア上での無線タグの読み落としを防止するため、通信可能エリアにある全ての無線タグとの累積通信時間を計測し、この計測値に応じて適正なベルトコンベア速度を算出し、この算出値によりベルトコンベアを駆動するように構成した装置がある。
また、特許文献3(発明の名称:物品管理システム)記載の従来技術のように、物品に取り付けられる無線タグに対し、同時に読み出される他の無線タグとの関連性を示す関連情報を、予め書き込んでおく方法がある。
また、特許文献4(発明の名称:検品装置)や特許文献5(発明の名称:商品登録処理システム及びこのシステムに使用する登録用無線タグ並びにこのシステムに使用する表示ラベル及びこのシステムに使用するラベル付き無線タグの製造装置)記載の従来技術のように、無線タグに商品の重量情報を書き込んでおき、一纏まりとなった商品群の実際の重量と、読み取った無線タグに書き込まれている重量情報の総和が一致するか否かによって、所望の一纏まりの商品群に取り付けられている無線タグを全て読み取ったか否かを判定する方法がある。
このように、無線タグの読み落とし対策としての方法はいくつか提案されてきているが、どのような分野でも適用できるようなオールマイティな方法ではなく、先に掲げた回転飲食台における寿司皿の無線タグ読み取りの読み落とし対策としては単純に適用できないものであった。
例えば、前掲の特許文献2に記載の従来技術は、ベルトコンベア上の商品を読み取るものであり、回転飲食台から取り降ろされて、決済する際に積み重ねられた状態になっている商品を読み取る場合は、この方法の適用は適切でない。
また、特許文献3に記載された従来技術は、予め決済される一纏まりの情報を無線タグ内に書き込んでおかねばならず、どの商品をどれだけの数量消費するか予め分からない回転飲食台を使用した飲食店では、適用できない。
さらにまた、特許文献4や特許文献5に示すような重量情報とタグを関連付ける方法は、食した商品の商品皿の総重量を測定し、無線タグに書き込まれた重量情報の総和と比較することにより、読み取った無線タグの枚数が実際に食した商品の商品皿の枚数と一致するか否かを判断できるが、商品皿の重量を測定して会計を行う行為が、このような形態の飲食業務になかったため、商習慣にそぐわない。
このように回転飲食台を設置した飲食店において、商品皿に取り付けられた無線タグから読み出して精算するような場合における無線タグの読み落とし対策は、この分野特有の対策が必要であった。
このような回転飲食台を設置した飲食店における無線タグの読み落とし対策について、例えば、特許文献6(発明の名称:無線タグを利用したマルチリード方法)に記載された従来技術では、積層された寿司皿の積層高を測定し、各寿司皿の寸法でこの計測された距離を除することによって、積層された寿司皿の枚数を求め、この結果求められた枚数と、読み取った無線タグの総和を比較することによりデータの読み取りが正しく行われたことを確認している。
特開平10−234553号公報(段落番号0041〜0050,図7) 特開平11−149528号公報(段落番号0036〜0042,図5) 特開2002−92114号公報(段落番号0042,0043,表2) 特開2002−80112号公報(段落番号0015〜0017,図1) 特開平10−49756号公報(段落番号0067,図23) 特開2001−202481号公報(段落番号0015〜0018,図1〜図3)
前掲の特許文献6の従来技術は、同一形状の寿司皿を使用する回転寿司のような飲食店では商習慣に合致し、読み落とし対策として非常に有用である。しかしながら、積層された寿司皿の高さを測定するために、操作者が最上位部を見極め、最上部の寿司皿にハンディターミナルの距離測定部を合わせ、測定の間に距離の狂いが発生しないように同じ位置にハンディターミナルを保持しなければならず、測定の精度は操作者によって異なり、これにより測定誤りのおそれがあるという課題があった。また、客商売の慌ただしい中にあってある一定期間ハンディターミナルを一空間に保持する必要があり、操作者は精神的苦痛を強いられてしまうという課題があった。
この発明は上記したような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、かざした位置の若干の相違に影響されることなく、計数および無線タグの読み取り確認を行って、正確な計数を行う計数装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明の計数装置は、
データが読み出される無線タグを備える被読取対象物が一個単体または複数個重ねた積層体として配置されたとき被読取対象物の個数を計数する計数装置であって、
被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物までの第1距離、および、被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離を計測する距離計測部と、
被読取対象物の一または複数の無線タグに格納されているデータをそれぞれ読み出すデータ読出部と、
被読取対象物一個の高さである被読取対象物の単体高さを記憶するメモリと、
距離計測部、データ読出部およびメモリと接続される主制御部と、を備え、この主制御部は、
第2距離から第1距離を減じて被読取対象物高さを算出する高さ算出手段と、
被読取対象物の単体高さで被読取対象物高さを除することにより被読取対象物の計測個数を第1個数として算出する第1個数算出手段と、
データ読出部から読み出したデータに基づいて被読取対象物の計数個数を第2個数として算出する第2個数算出手段と、
第1個数と第2個数とを比較し、両者が一致した場合に計数が正常に行われたと判断する判断手段と、
を備えることを特徴とする。
計数装置より載置面(テーブル面)までの第2距離から、計数装置より被読取対象物の最上端までの第1距離を、差し引くことで、被読取対象物から計数装置までの距離をキャンセルできるため、計数装置が被読取対象物の上方に位置すればどの高さにあっても、被読取対象物の高さを正確に計測できる。
また、本発明の請求項2に係る発明の計数装置は、
請求項1に記載の計数装置において、
前記距離計測部は、少なくとも二個以上の距離計測センサを有し、被読取対象物が存在する部分と存在しない部分にまたがる被読取対象物の端部付近の上方でかざして計数する計数装置であって、
前記主制御部の前記高さ算出手段は、
隣接する二個の距離計測センサが計測した二個の距離を比較して、距離の差が被読取対象物の単体高さより大きいときこの部位を被読取対象物の端部であると検出する手段と、
前記二個の距離のうち、小さい数値を計数装置から被読取対象物までの第1距離と、また、大きい数値を計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離と、判定する手段と、
第2距離から第1距離を減じて被読取対象物高さを算出する手段と、
を備えることを特徴とする。
距離計測部として多数の距離計測センサを並べて配置する。距離計測センサにより計測した距離のうち計数装置から被読取対象物までの第1距離は短く、計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離は長い。そこで、長さが変わる箇所では被読取対象物の端部であると判断できる。この皿の端部では、例えば、被読取対象物が凹面状の皿であっても測定した距離が目減り分を含まない距離であるため、目減り分を考慮することなく枚数を算出することができる。
また、本発明の請求項3に係る発明の計数装置は、
データが読み出される無線タグを備え、上面が凹面状の被読取対象物が一個単体または複数個重ねた積層体として配置されたとき被読取対象物の個数を計数する計数装置であって、
被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物までの第1距離、および、被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離を計測する距離計測部と、
被読取対象物の一または複数の無線タグに格納されているデータをそれぞれ読み出すデータ読出部と、
被読取対象物の凹面最高部から凹面最低部までの距離である嵩の目減り高と、被読取対象物一個の高さである被読取対象物の単体高さと、を記憶するメモリと、
距離計測部、データ読出部およびメモリと接続される主制御部と、を備え、この主制御部は、
第2距離から第1距離を減じた値からさらに一個当たりの嵩の目減り高を減じて補正被読取対象物高さを算出する高さ算出手段と、
被読取対象物の単体高さから一個当たりの嵩の目減り高を減じた補正単体高さで補正被読取対象物高さを除することにより被読取対象物の計測個数を第1個数として算出する第1個数算出手段と、
データ読出部から読み出したデータに基づいて被読取対象物の計数個数を第2個数として算出する第2個数算出手段と、
第1個数と第2個数とを比較し、両者が一致した場合に計数が正常に行われたと判断する判断手段と、
を備えることを特徴とする。
被読取対象物が皿のように凹状の場合は、例えば、凹面の中央部では被読取対象物高さが嵩の目減り高だけ少なくなって被読取対象物高さが変化し、枚数が正確でなくなるおそれがある。そこで目減り高分を補正することで被読取対象物の個数を正確に計数できるようにする。
また、本発明の請求項4に係る発明の計数装置は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の計数装置において、
音または光により報知する報知部を備え、
前記主制御部は、
前記判断手段により計数が正常であると判断した場合、または、前記判断手段により計数が異常であると判断した場合、放音および/または表示により、正常または異常を報知する報知手段を、
備えることを特徴とする。
音または光により、計数が正常(または異常)であることを報知させるため、容易に動作を確認できる。
以上のような本発明によれば、かざした位置の若干の相違に影響されることなく、計数および無線タグの読み取り確認を行って、正確な計数を行う計数装置を提供することができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しつつ説明する。図1は、被読取対象物1と計数装置2との構成図である。図1で示すように、被読取対象物1の例として、積層されたn枚の皿10−1〜10−nである。以下、特に個数を問題としない場合は単に皿10と略記する。一枚の皿には一個の無線タグが貼付されており、n枚の皿にn個の無線タグ11−1〜11−nを備える。以下、特に個数を問題としない場合は単に無線タグ11と略記する。この被読取対象物1は載置面(詳しくはテーブル面)3の上に置かれている。
計数装置2は、被読取対象物1である皿10の枚数を計数する装置であり、本体21、無線タグ読み書き用のアンテナ22、n個の赤外線発光部23−1〜23−n、n個の赤外線受光部24−1〜24−n、スピーカ25、表示器26、取っ手27、有線通信ポート28、無線通信アンテナ29、入力装置30を外側に備えている。ここに赤外線発光部と赤外線受光部とで距離計測センサ(例えば、赤外線発光部23−1と赤外線受光部24−1とで一の距離計測センサ)を構成する。
上記のような計数装置2における機能ブロックについて図を参照しつつ説明する。図2は計数装置2の機能ブロック図であり、図2において、計数装置2は、n個の赤外線発光部23−1〜23−n、n個の赤外線受光部24−1〜24−n、スピーカ25、表示器26、有線通信ポート28、無線通信アンテナ29、入力装置30、警報音発生器31、主制御部32、データ設定・判定部33、読取り開始スイッチ34、無線変復調部35、メモリ36、距離測定部37、無線タグリードライト制御部38、リードライト部39を備える。なお、リードライト部39は図1で説明したアンテナ22を含む構成である。
また、主制御部32、データ設定・判定部33、距離測定部37、無線タグリード・ライト部38等は、CPU及びソフトウェアにより構成されている。
スピーカ25、表示器26、警報音発生器31は、音または光により報知する本発明の報知部の具体例である。
n個の赤外線発光部23−1〜23−n、n個の赤外線受光部24−1〜24−n、距離測定部37は、被読取対象物1の上方にある計数装置2から被読取対象物1までの第1距離、および、被読取対象物1の上方にある計数装置2から被読取対象物1の載置面までの第2距離を計測する本発明の距離計測部の具体例である。
無線タグリードライト制御部38、リードライト部39(アンテナ22)は、被読取対象物1の無線タグ11に格納されているデータを読み出す本発明のデータ読出部の具体例である。
計数装置2の主制御部32はメインコントロールを行い、計数装置2の初期化や距離の測定、無線タグ11のデータ入出力の制御などを行う。主制御部32の制御に従い、これに接続される周辺回路が動作する。
有線通信ポート28は、外部機器(図示せず)と通信線により接続して売上個数の集計などの有線データ通信を行うために使用される。
無線通信アンテナ29および無線変復調部35は、他の外部機器と無線データ通信を行うために使用される。
データ設定・判定部33は、有線通信ポート28および無線通信アンテナ29・無線変復調部35を介して外部機器との通信で送受信するデータの送信フォーマット変換を行ったり、受信したデータのエラーチェックなどを行う。
このような構成により主制御部32と外部機器との間でデータの送受信が可能となる。
読取り開始スイッチ34は、n枚の皿10−1〜10−nの積層高に基づく計数と、n枚の皿10−1〜10−nがそれぞれ有する無線タグ11−1〜11−nの読み取りに基づく計数と、を共に開始するためのスイッチである。
ここにn枚の皿10−1〜10−nの積層高に基づく計数ではまず距離が測定される。読取り開始スイッチ34が押下されたことを主制御部32が検知すると主制御部32が距離測定部37にコマンドを送信し、距離測定部37がn個の赤外線発光部23−1〜23−nを発光させる。その反射光をn個の赤外線受光部24−1〜24−nが受光して検出信号を距離測定部37へ出力し、距離測定部37が距離を計測する。距離測定部37は、図1で示すように、計数装置2から被読取対象物1である皿10−nの最上端までの第1距離と、計数装置2から載置面(テーブル面)3までの第2距離と、を測定する。なお、距離の測定自体は一対の赤外線発光部23−iの発光時から対をなす赤外線受光部24−iの受光時までの時間差に光速を掛け合わせて2で除した値を距離とする。このように第1距離と第2距離を計測できればよいため、赤外線発光部と赤外線受光部とは第1距離と第2距離とを計測できるように少なくとも二対あれば良い。距離の測定はこのようにしてなされる。
また、無線タグ11−1〜11−nの読み取りに基づく計数ではまずIDが読み出される。読取り開始スイッチ34が押下されたと主制御部32が検知すると主制御部32は、制御コマンドを無線タグリードライト制御部38へ送信する。無線タグリードライト制御部38は無線タグ11−1〜11−nのIDを読み取るような制御信号をリードライト部39へ出力し、リードライト部39は無線タグ11−1〜11−nのIDを読み出す無線信号をアンテナ22から出力する。そして、無線タグ11−1〜11−nから返信された無線信号をアンテナ22を介してリードライト部39が受信し、無線タグリードライト制御部38がデータに変換して主制御部32へ出力する。このようにして無線タグ11のIDが取得される。
なお、この計数装置2では、無線タグ11へは書き込みも可能になされており、必要な場合には無線タグ11に対して所望のデータを書き込み、各種処理に用いられる。
表示器26や、警報音発生器31およびスピーカ25は、皿10の積層高から算出された皿10の枚数と無線タグ11のIDの数と読み取り枚数が不一致であった場合や、データ書き込み不能の場合を検出したときに、計数装置2の使用者に対し、無線タグ11を読み落とした、あるいは無線タグ11に不都合があるため書き込み不可能である旨を通知するために使用される。また、これらは正常に読みとれた場合にも使用する。このような表示形式・報知形式は各種選択が可能であるが、本形態では説明の具体化のため、正常時に正常である旨の報知および表示を、異常時に異常である旨の警報音および表示を発するものとする。
入力装置30は皿1枚の高さを予め登録するときなど、モードの変更などに使用する。
続いて、上記のように構成されている計数装置2の動作について、状態遷移の例を説明する。図3は計数装置2の状態遷移を説明する説明図である。図3において、ST1は電源オフ状態、ST2は待機状態、ST3はデータ計測処理状態、である。電源オフ状態ST1で電源オンにすると、待機状態ST2へ移行する。待機状態ST2では主制御部32が自己診断やメモリ36のクリアなどの初期化を行う。この後、読取り開始スイッチ34を押下すると、データ計測処理状態ST3へ移行する。データ計測処理状態ST3では、主制御部32、距離測定部37、無線タグリード・ライト部38等が、計数装置2から載置面(テーブル面)3までの距離と計数装置2から皿10の最上端までの距離との測定、および、無線タグ11のIDその他の情報の読み取り、読み取った無線タグ11の数と算出された皿10の枚数の一致・不一致の判定、などの一連の動作を行う。一連の動作を終えると、データ計測処理状態ST3から待機状態ST2へ移行する。
図3に示した状態遷移を行う計数装置を、処理フローの観点から見たフローチャートを図4〜図6に示す。図4はフロー全体を示すフローチャート、図5は積層高から皿10の枚数を算出する処理(図4のフローのステップS3の処理)の詳細を表したフローチャート、図6は無線タグのIDを読み出した皿の枚数をカウントする動作フローを説明するフローチャートである。
図4のフローにおいて、電源オンにより初期化が行われ(ステップS1)、読取り開始スイッチ34が押下されたか否かについて主制御部32が状態を検出し(ステップS2)、読取り開始スイッチ34が押下されていない状態であれば(ステップS2・No)、読取り開始スイッチ34の押下検出の処理(ステップS2)を続けるが、読取り開始スイッチ34が押下された状態であれば(ステップS2・Yes)、積層高から皿10の枚数を算出する処理(ステップS3)を行う。
このステップS3における積層高から皿10の枚数を算出するアルゴリズムは、詳しくは図5のフローに示すようになる。計数装置2から皿10の最上端までの第1距離d1と、計数装置2から載置面(テーブル面)3までの第2距離d2と、を先に説明したように距離測定部37が測定(ステップS11)し、主制御部32が一旦メモリ36に第1距離と第2距離とを登録する。
続いて、主制御部32はメモリ36から第1距離d1と第2距離d2とを読み出して、第2距離d2から第1距離d1を減じて皿10の積層高である被読取対象物高さDを算出する(ステップS12)。算出方法は次に示す式で可能である。
Figure 2005309591
この式によれば、計数装置2から皿10の最上端までの距離がキャンセルされるため、計数装置2の高さによらず被読取対象物高さDを測定することができる。
次に、積層された皿10の枚数を、被読取対象物高さDを用いて算出する。予めメモリ36に登録されている1枚の皿10の単体高さHで、積層された皿10の被読取対象物高さDを、除することにより皿10の枚数Xである計測個数を第1個数として簡易的に算出することが可能である(ステップS13)。この場合、次に示す算出式となる。
Figure 2005309591
Xが小数値となっても四捨五入により、枚数を算出できる。
続いて、図4のフローのステップS4に戻り、無線タグ11−1〜11−nからそれぞれIDを読み出し、読み出されたIDの数から皿10の枚数をカウントする処理(ステップS4)を行う。このステップS4における無線IDによる皿10の枚数を算出するアルゴリズムは、詳しくは図6のフローに示すようになる。
図6で示すように、主制御部32は皿に取り付けられた無線タグ11のIDを無線タグリード・ライト制御部38を介して読み出して(ステップS21)、IDをメモリ36へ一旦格納する。そして、主制御部32は登録された無線タグ11のIDの個数を第2個数としてカウントする(ステップS22)。主制御部32は無線タグ11のIDの個数を読み取った皿10の枚数であるとして、異なるIDが幾つあるのかをカウントして計数個数を算出するものである。
続いて、図4のフローのステップS5に戻り、主制御部32は、距離測定により算出した計測個数(第1個数)と無線タグ11のIDの数から算出した計数個数(第2個数)とを比較し、第1個数と第2個数とが一致した場合に計数が正常に行われたと判断する(ステップS5)ものであり、もし一致していれば(ステップS5・Yes)エラーが起きていない状態をエラーフラグリセットにより記憶しておく(ステップS7)。また、もし一致していなければ(ステップS5・No)エラーが起きている状態をエラーフラグセットにより記憶しておく(ステップS6)。
エラーがなく正常の場合には表示器26の表示面に正常の表示を行うともにスピーカ25からは正常の通知音を発生させ、また、エラーが発生した場合には表示器26の表示面にエラーの表示を行うとともにスピーカ25からはエラーの通知音を発生させる(ステップS8)。
本形態の計数装置2はこのような構成・機能を有する。
ところで、距離計測センサである赤外線発光部23−1〜23−nおよび赤外線受光部24−1〜24−nは皿10と向かい合うように配置される必要があり、操作者から直接見える部分に距離計測センサを配置できない。そこで距離計測センサの位置を計数装置2の上方から推測できるように透視図を作成し、計数装置2の上部に距離計測センサの位置を示すようにすれば計数装置2の操作性は増すと考えられる。
続いて他の形態について説明する。
図1で示した赤外線発光部23−1〜23−nおよび赤外線受光部24−1〜24−nからなる距離計測センサは、例えば2組のみであったとしても、一方の1組が計数装置2から皿10の最上端までの距離を測定し、また他方の1組が計数装置2から載置面3までの距離を測定できるように位置を合わせることで、皿10の積層高Dを測定することが可能である。
しかしながら、距離計測センサの位置が計数装置2の上面に表示されていたとしても、
一方の距離計測センサを皿10の上に、また、他方の距離計測センサを載置面3の上に配置するように配慮し、換言すれば、両方の距離計測センサとともに皿10の上に、または両方の距離計測センサとともに載置面3の上に配置しないように位置合わせに気を使う必要がある。
このような問題点に対しては、図示しないが、距離計測センサを計数装置2に少なくとも2個以上で複数個(例えば10個)にわたり配置し、皿10の端部(エッジ)を検出することにより解決できる。積層された皿10の端部の付近に複数の距離計測センサをかざすことによって、皿10が存在する部分と存在しない部分にまたがって位置することとなる。これにより、複数の距離計測センサの何れかが皿10の最上端までの距離を測定し、残りの距離計測センサが載置面3までの距離を測定する。
この場合の主制御部32は、図5のステップS12において、隣接する二個の距離計測センサが計測した二個の距離を比較して、距離の差が被読取対象物1の単体高さより大きいときこの部位を被読取対象物1の端部であると検出し、続いて小さい数値を計数装置から被読取対象物までの第1距離d1と、また、大きい数値を計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離d2と、を判定し、さらに上記数1のように第2距離d2から第1距離d1を減じて被読取対象物高さDを算出すれば、後は同様の処理を行うことで計数できる。
この場合、皿10の端部(エッジ)付近で皿1枚以上の距離の差が発生するため、皿1枚以上の差が発生した場合に端部(エッジ)を検出したものであると判定する。このようにすると、複数個の距離計測センサの中に皿の端部(エッジ)が入るように操作すれば、多少位置がばらついても計数が可能となり、位置合わせに気を使う必要が少なくなる。
続いて他の形態について説明する。上記した数2の算出式は、積層高Dを被読取対象物の1個の単体高さHで単純に除算した簡単な計算式である。例えば、皿10が板状の皿である場合には数2の算出式を適用することができる。
しかしながら、皿10が寿司皿のように中央部分が凹んだ形状であると、皿10が積層された場合は、この凹みによる積層高Dの嵩の目減りがあるため、積層枚数が多ければ多いほど誤差が大きくなる。このように被読取対象物が凹面状の場合にこの誤差を軽減するためには、補正機能が必要となるが、皿10をその凹部に積層することによる1個当たりの嵩の目減り分を考慮して計算すれば良い。被読取対象物1である皿10−1〜10−nの積層高をD、皿1個当たりの凹面最高部から凹面最低部までの高さである嵩の目減り高をA、皿1個の単体高さをHとする。そして、単体高さHと嵩の目減り高Aとを予めメモリ36に登録しておき、計数時に主制御部32は、第2距離から第1距離を減じた値Dからさらに一個当たりの嵩の目減り高Aを減じた値である補正被読取対象物高さ(D−A)を算出し(図5のステップS12)、主制御部32は、図5のステップS13で、被読取対象物の単体高さHから一個当たりの嵩の目減り高Aを減じた補正単体高さ(H−A)を算出し、そして積層された皿10の計測個数Xは次に示す式で算出する(図5のステップS13)ことが可能である。
Figure 2005309591
このようにして計測個数を求め、以下は先の説明と同様に計数個数を求めて、これら計測個数と計数個数とを比較して読み取りが正確か否かを判定することとなる。
上記の式は以下の考えに基づく。図7に積層高Dから皿10の枚数を算出する計算を説明する図を示す。皿10がX個積層されて配置されたとき、嵩の目減りはX−1個に発生するため、1個当たりの嵩の目減り高A、皿10が1個の単体高さHとしたとき、積層高Dは次の式で表される。
Figure 2005309591
上記の数4の算出式を皿10の個数Xに着目して式の変形を行うと、数式3となる。
さて上記した計算を行うにあたり、嵩の目減り高A、および皿10の1個の単体高さHを予め測定して、計数装置2のメモリ36内に記録しておく必要がある。そこで、入力装置30を操作して嵩の目減り高算出モード(図示せず)へ移行させ、1個の皿10の高さを測定後、n個の皿10の高さを測定し、嵩の目減り高Aを次に示す式に従って算出すればよい。
Figure 2005309591
nは計数装置2上の入力装置30から入力しても良いし、予め計数装置2で決められている個数を積み上げるようにしても良い。
以上、本発明の計数装置について説明した。これら形態は無線タグ11からの読み出し機能および書き込み機能を有する計数装置であるとして説明した。しかしながら、無線タグ11への書き込み機能を持たず読み出し機能のみ有する計数装置2であっても良い。
また、距離計測センサとしてここではn個の赤外線発光部23−1〜23−n、n個の赤外線受光部24−1〜24−n、赤外線発光部と赤外線受光部とによる赤外線センサを挙げたが、これに限らず超音波センサなどを使用しても良い。
以上説明した本発明によれば、回転飲食台で使用される皿10などに無線タグ11が装着されているとき、これを積層した状態で積層高そのものから、皿10の枚数を計数できるので、積層された皿10全ての無線タグ11を読みとれたか否かを判断することができる。
また、皿10の最上端の確認を操作者が目視で行っていた場合に較べ極めて誤差を生じ難くすることができる。
操作者が目視で皿10の最上端に計数装置2を合わせる必要がないため、操作者毎の測定のバラツキがなくなり、従って読み取りエラーとなる回数が少なくなる。また、皿10の上に計数装置2を翳すだけで皿10の枚数を計数できるので、皿10の積層高を測定するために手ぶれを起こさないようにしなければならないといった精神的な苦痛、および客商売の慌ただしい中にあって、ある一定期間にわたり計数装置2を同一空間に保持しなければならないという精神的苦痛から解放することが可能となる。
被読取対象物と計数装置との構成図である。 計数装置の機能ブロック図である。 計数装置の状態遷移を説明する説明図である。 フロー全体を示すフローチャートである。 積層高から皿の枚数を算出する処理の詳細を表したフローチャートである。 無線タグのIDを読み出した皿の枚数をカウントする動作フローを説明するフローチャートである。 積層高から皿の枚数を算出する計算を説明する図である。
符号の説明
1:被読取対象物
10−1〜10−n:皿
11−1〜11−n:無線タグ
2:計数装置
21:本体
22:アンテナ
23−1〜23−n:赤外線発光部
24−1〜24−n:赤外線受光部
25:スピーカ
26:表示器
27:取っ手
28:有線通信ポート
29:無線通信アンテナ
30:入力装置
31:警報音発生器
32:主制御部
33:データ設定・判定部
34:読取り開始スイッチ
35:無線変復調部
36:メモリ
37:距離測定部
38:無線タグリードライト制御部
39:リードライト部
D:積層高(被読取対象物高さ)
H:1個の単体高さ
A:嵩の目減り高
3:載置面(テーブル面)

Claims (4)

  1. データが読み出される無線タグを備える被読取対象物が一個単体または複数個重ねた積層体として配置されたとき被読取対象物の個数を計数する計数装置であって、
    被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物までの第1距離、および、被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離を計測する距離計測部と、
    被読取対象物の一または複数の無線タグに格納されているデータをそれぞれ読み出すデータ読出部と、
    被読取対象物一個の高さである被読取対象物の単体高さを記憶するメモリと、
    距離計測部、データ読出部およびメモリと接続される主制御部と、を備え、この主制御部は、
    第2距離から第1距離を減じて被読取対象物高さを算出する高さ算出手段と、
    被読取対象物の単体高さで被読取対象物高さを除することにより被読取対象物の計測個数を第1個数として算出する第1個数算出手段と、
    データ読出部から読み出したデータに基づいて被読取対象物の計数個数を第2個数として算出する第2個数算出手段と、
    第1個数と第2個数とを比較し、両者が一致した場合に計数が正常に行われたと判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする計数装置。
  2. 請求項1に記載の計数装置において、
    前記距離計測部は、少なくとも二個以上の距離計測センサを有し、被読取対象物が存在する部分と存在しない部分にまたがる被読取対象物の端部付近の上方でかざして計数する計数装置であって、
    前記主制御部の前記高さ算出手段は、
    隣接する二個の距離計測センサが計測した二個の距離を比較して、距離の差が被読取対象物の単体高さより大きいときこの部位を被読取対象物の端部であると検出する手段と、
    前記二個の距離のうち、小さい数値を計数装置から被読取対象物までの第1距離と、また、大きい数値を計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離と、判定する手段と、
    第2距離から第1距離を減じて被読取対象物高さを算出する手段と、
    を備えることを特徴とする計数装置。
  3. データが読み出される無線タグを備え、上面が凹面状の被読取対象物が一個単体または複数個重ねた積層体として配置されたとき被読取対象物の個数を計数する計数装置であって、
    被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物までの第1距離、および、被読取対象物の上方にある計数装置から被読取対象物の載置面までの第2距離を計測する距離計測部と、
    被読取対象物の一または複数の無線タグに格納されているデータをそれぞれ読み出すデータ読出部と、
    被読取対象物の凹面最高部から凹面最低部までの距離である嵩の目減り高と、被読取対象物一個の高さである被読取対象物の単体高さと、を記憶するメモリと、
    距離計測部、データ読出部およびメモリと接続される主制御部と、を備え、この主制御部は、
    第2距離から第1距離を減じた値からさらに一個当たりの嵩の目減り高を減じて補正被読取対象物高さを算出する高さ算出手段と、
    被読取対象物の単体高さから一個当たりの嵩の目減り高を減じた補正単体高さで補正被読取対象物高さを除することにより被読取対象物の計測個数を第1個数として算出する第1個数算出手段と、
    データ読出部から読み出したデータに基づいて被読取対象物の計数個数を第2個数として算出する第2個数算出手段と、
    第1個数と第2個数とを比較し、両者が一致した場合に計数が正常に行われたと判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする計数装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の計数装置において、
    音または光により報知する報知部を備え、
    前記主制御部は、
    前記判断手段により計数が正常であると判断した場合、または、前記判断手段により計数が異常であると判断した場合、放音および/または表示により、正常または異常を報知する報知手段を、
    備えることを特徴とする計数装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7536253B2 (en) * 2005-01-31 2009-05-19 Optex Co., Ltd. Traffic monitoring apparatus
KR102291219B1 (ko) * 2021-03-22 2021-08-20 (주)에스엔 박판형 부재의 적층량 계수 장치 및 방법

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