JP2006209558A - 文字入力装置、および文字入力方法 - Google Patents

文字入力装置、および文字入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子メール作成時の文字入力の負荷を、より軽減することができる文字入力装置および文字入力方法を提供する。
【解決手段】電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置としての携帯電話機が、電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を入力候補として提示する制御部19を有するので、電子メール作成時の文字入力の負荷をより軽減することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、たとえば、電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置、および文字入力方法に関するものである。
電子メールの作成時に、入力される文字列を予測し、当該予測した文字列を入力候補として提示する装置が知られている。
たとえば、使用者が選択した直前の入力候補を記憶しておき、文字入力直前に選択された候補との接続性を検査し、予測候補として絞り込みを行い、ユーザが意図した文字列を優先度の高い予測候補として得る装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、文章や単語の意味ベクトルを作成し、その意味ベクトルから次に入力される単語を予測する文章入力装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
また、入力中の文字列の後続文字候補を文脈に沿って予測して提示する文字入力装置が知られている(たとえば、特許文献3参照)。
また、文字が入力されると文字接続確率テーブルを基に、次に続く文字を文字単位で予測し、その予測した文字を基に該当する単語を検索し、この単語の中でユーザが入力していない部分を表示する装置が知られている(たとえば、特許文献4参照)。
また、前文字列と現文字列の位置情報に基づいて、現文字列の次ぎに続く文字列の優先順位を設定する装置が知られている(たとえば、特許文献5参照)。
また、入力変換後、連続した表記を合体させてより適した変換を行う装置が知られている(たとえば、特許文献6参照)。
特開平9−274613号公報 特開平7−271774号公報 特開平9−114817号公報 特開平8−235318号公報 特開平8−329057号公報 特開2000−123006号公報
また、装置に保存された文章の内、指定された文章のテキストの単語を変換候補として優先して出力する変換手段が知られている。この装置では、単に過去に作成した文章中に、ユーザ本人がよく使用する単語が含まれていることから、その文章中から変換候補を作成する。
ところで、電子メールでは、送信先によって使用する単語や話題、使用する言葉が異なる傾向がある。
しかし、たとえば上述した装置では、送信先が異なった場合でも上述した傾向を考慮せずに単純な予測により文字変換候補を出力するので、所望の変換候補が提示されず、入力負荷が大きい場合がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子メール作成時の文字入力の負荷を、より軽減することができる文字入力装置および文字入力方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点の文字入力装置は、電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置であって、前記電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を前記入力候補として提示する提示手段を有する。
好適には、作成済み及び/または作成中の電子メールについて、当該電子メールの送信先と関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する記憶手段を更に有し、前記提示手段は、前記記憶手段に記憶されたタイトルまたは本文を基に前記入力候補の提示を行う。
また、好適には、前記記憶手段は、前記作成済み及び/または作成中の電子メールに複数の送信先が含まれている場合に、当該複数の送信先それぞれに当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する。
また、好適には、前記記憶手段は、前記作成中の電子メールの送信先が未指定の場合に、送信先が未指定のものとして当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶し、前記提示手段は、前記電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先が未指定の場合、前記記憶手段に送信先が未指定のものとして記憶された前記タイトルまたは本文を基に前記入力候補を提示する。
また、好適には、前記提示手段は、前記電子メール作成時に入力される文字列の文字入力先を示す入力カーソルが、当該電子メールの作成画面中においてタイトルの入力領域または本文の入力領域のうち所定の位置にある場合に、前記入力候補を提示する。
また、好適には、前記記憶手段は、受信した電子メールの送信元を送信先として関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶し、前記提示手段は、前記記憶手段に記憶されたタイトルまたは本文を基に前記入力候補の提示を行う。
さらに、前記目的を達成するために、本発明の第2の観点の文字入力方法は、電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力方法であって、電子メールのアドレスの指定の有無をチェックするステップと、指定されたアドレスに対応してタイトルまたは本文が予め記憶されているかチェックするステップと、予めタイトルまたは本文が記憶されている場合にタイトルまたは本文を入力候補として表示するステップと、タイトルまたは本文の入力または修正を行うステップと、アドレスに対応してタイトルまたは本文を記憶するステップとを有する。
本発明によれば、電子メール作成時の文字入力の負荷をより軽減することができる文字入力装置を提供することができる。
本発明に係る文字入力装置は、電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置である。本発明に係る文字入力装置は、電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を文字列候補として提示する。
以下、本発明に係る移動通信装置の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の文字入力装置を採用した携帯電話機1の第1実施形態に係る機能ブロック図である。
本実施形態に係る携帯電話機1は、たとえば電子メール作成機能や送受信機能を有し、電子メール作成時のタイトルや文字入力における文頭文字列を指定済みの送信先を示す送信先アドレスおよび入力場所、たとえばタイトルや本文などと関連付けて、メモリ部の文頭文字列保存領域に保存し、当該電子メールの送信先が少なくとも一部共通する電子メールに記載された文字列を文字入力候補として提示する。
たとえば、携帯電話機1は、図1に示すように、無線通信部11、タイマ部12、報知部13、音声出力部14、音声入力部15、キー入力部16、画面表示部17、メモリ部18、および制御部(CPU:Central processing unit)19を有する。
メモリ部18は、本発明に係る記憶手段の一具体例に相当する。制御部19は、本発明に係る提示手段の一具体例に相当する。
無線通信部11は、制御部19の制御により、たとえば無線基地局21を介した無線通信動作、詳細には電話番号の発呼動作や電子メールの送受信などを行う。
詳細には、無線通信部11は、たとえば、電波を利用した無線通信を行うために、制御部19で処理された音声情報、電子メールなどを変調して不図示のアンテナを介して無線基地局21に送信する。無線基地局21は、携帯電話機1から受信した信号を復調した音声情報や電子メールを送信先に通信路22を介して出力する。
また、無線通信部11は、たとえば無線基地局21から受信した電子メールや音声情報などの各種情報を復調して制御部19に出力する。
タイマ部12は、発振器による発振信号に基づいて計時を行い、時刻情報を制御部19に出力する。
報知部13は、制御部19の制御により、たとえば電話の着信時や電子メール着信時に、振動装置による振動や発光装置による発光により、その旨を報知する。
音声出力部14は、たとえばスピーカ141が接続され、制御部19が出力した音声情報を音声処理回路により復号処理などの所定の処理を行い、スピーカ141を介して音声情報に応じた発音を行う。
音声入力部15は、たとえばマイクロフォン151が接続され、マイクロフォン151により集音した音声を、音声処理回路により符号化などの所定の処理を行って、制御部19に出力する。
キー入力部16は、たとえば複数の入力キーを含んで構成される。
図2は、図1に示した携帯電話機1の外観の一具体例を示す図である。
複数のキーは、たとえば図2に示すように、インターネットに接続するためのウェブキー16a、電子メール機能を行うためのメールキー16b、ソフト1キー16cおよびソフト2キー16f、上下左右キー16d、処理を確定するための決定キー16e、発話するためのオフフックキー16g、クリアキー16h、終話するためのオンフックキー16i、ならびに、英数文字、「*」、および「#」に対応したテンキー16jなどから構成される。
決定キー16e、ソフト1キー16c、およびソフト2キー16fは、画面表示部17の表示状態に応じて操作に対する動作が異なるキーである。
上下左右キー16dは、上下左右の4方向の操作が可能なキーである。たとえば画面表示部17が複数の選択項目をリスト表示している場合、上下左右キー16dを操作することで、ユーザは複数の選択項目の中から1つの選択項目を指定することができる。
キー入力部16は、たとえば入力回路を有し、これらのキーに対するユーザの操作(押下)がなされると、入力回路を介して電気信号を制御部19に出力する。したがって、制御部19は、いずれのキーが操作されたかについて判断することができる。
画面表示部17は、たとえば図2に示すように、携帯電話機1の筐体の上部に配設された液晶表示装置(LCD)などの表示デバイスを有し、制御部19の制御により、本発明に係る画面表示、たとえば電子メール作成画面やテキストデータや画像などを表示デバイス上に表示する。
メモリ部18は、たとえばEEPROM(Electrically erasable programmable read only memory)などのメモリを含んで構成され、通話や電子メールの送受信のためのプログラム(PRG1)、メッセージデータ、インターネットブラウザ、名前や電話番号および電子メールアドレスなどが登録されたアドレス帳などを記憶する。
たとえば制御部19は、プログラム(PRG1)を実行することにより、本発明に係る機能を実現する。
また、メモリ部18は、たとえば、作成された電子メールを、当該電子メールの送信先と関連付けて記憶する。
詳細には、メモリ部18は、作成済み及び/または作成中の電子メールについて、電子メールの送信先と関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する。
また、メモリ部18は、作成済み及び/または作成中の電子メールに複数の送信先が含まれている場合に、当該複数の送信先それぞれに当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する。
また、メモリ部18は、作成中の電子メールの送信先が未指定の場合に、送信先が未指定のものとして当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する。
また、メモリ部18は、受信した電子メールの送信元を送信先として関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する。
また、本実施形態に係るメモリ部18は、文頭文字列保存領域181を有する。文頭文字列保存領域181の詳細については後述する。
制御部19は、たとえばマイクロコンピュータなどを主体として構成され、携帯電話機1の全体を統括的に制御する。
たとえば、制御部19は、無線通信部11による各種情報の無線による送受信の制御、音声出力部14および音声入力部15の音声処理の制御、画面表示部17への情報の表示制御、キー入力部16からの入力情報に応じた処理、メモリ部18に対するアクセス制御を行う。
制御部19は、電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を入力候補として提示する。
詳細には、制御部19は、たとえばキー入力部16により電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を文字入力候補として画面表示部17に提示する。こうすることにより、電子メール作成時の文字入力の負荷をより軽減することができる。
また、制御部19は、メモリ部18に記憶された電子メールを基に入力する文字列の候補の提示を行うと共に、キー入力部16により入力中の電子メールを送信先に関連付けてメモリ部18に記憶する。
また、制御部19は、電子メールが複数個の送信先を含む場合に、当該送信先それぞれと前記電子メールを関連付けてメモリ部18に記憶する。
また、制御部19は、電子メールの送信先が未指定の場合に、送信先が未指定として前記電子メールを関連付けてメモリ部18に記憶する。
また、制御部19は、メモリ部18に記憶されたタイトルまたは本文を基に前記入力候補の提示を行う。
また、制御部19は、電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先が未指定の場合、メモリ部18に送信先が未指定のものとして記憶されたタイトルまたは本文を基に入力候補を提示する。
また、制御部19は、電子メール作成時に入力される文字列の文字入力先を示す入力カーソルが、当該電子メールの作成画面中においてタイトルの入力領域または本文の入力領域のうち所定の位置にある場合に、入力候補を提示する。
また、制御部19は、キー入力部16からの指示により、文字入力先を示す入力カーソルを、電子メール作成画面中のタイトル部または本文入力部のうちの所定位置に位置させる場合に、文字列の候補を画面表示部17に表示する。
また、制御部19は、メモリ部18に電子メールのタイトルおよび本文それぞれを個別に関連付けて記憶されている場合に、電子メール作成時に前記電子メールのタイトル入力部または本文入力部に、メモリ部18から読み出したタイトルまたは本文を入力候補の文字列として画面表示部17に提示する。
また、制御部19は、電子メールを作成する場合に当該電子メールの送信先が少なくとも一部共通する、受信先の電子メールに記載された文字列を文字入力候補として画面表示部17に提示する。
また、制御部19は、電子メール作成時に入力される文字列の文字入力先を示す入力カーソルが、当該電子メールの作成画面中においてタイトルの入力領域または本文の入力領域のうち所定の位置にある場合に入力候補を提示する。
また、制御部19は、たとえば電子メール作成時のタイトル入力および本文入力における文頭文字列を、指定済みの送信先アドレスおよび入力場所、たとえばタイトルまたは本文と関連付けて、メモリ部18の文頭文字列保存領域181に保存する。
制御部19が、文頭文字列として扱う文字列は、例えば下記1.〜4.のいずれかである。
1.入力済み文字列のない状態で入力領域の先頭に入力した文字列。
2.入力領域の先頭に入力した空白や改行などの後に入力した文字列。
3.入力済み文字列がある状態で入力領域の先頭に挿入した文字列。
4.文頭文字列の削除などにより、新たに入力領域の先頭に移動した文字列。
また、制御部19は、保存する文頭文字列の範囲を、少なくとも後述する基準1.〜8.のいずれかを基に決定する。
1.仮入力した文字列を変換後になどに一括で確定する入力方法、詳細にはかな漢字入力モードなどによる1回または所定回数の確定操作により入力した文字列。
2.一文字ずつ確定する入力方法、詳細にはカタナカ入力モード、英字入力モード、数字入力モードなどによる1回または所定回数の確定操作にて入力した文字列。
3.予め登録した文字列などを一括で確定する入力方法、詳細には定型文入力モード、コピー(カット)アンドペースト、入力予測入力した文字列候補中からの選択など。
4.上述したいずれかの入力方法のうち一つだけを用いて、他の入力方法に変更するまでの間に連続して入力した文字列。
5.上述したいずれかの入力方法による確定操作を所定回数まで組み合わせて入力した文字列。
6.所定時間が経過するまで、いずれかの入力方法による確定操作を組み合わせて入力した文字列。
7.所定の文字列長となるまで、いずれかの入力方法による確定操作を組み合わせて入力した文字列。
8.文字列の区切りを認識可能な入力、たとえば読点、句点、空白、改行などの入力を行うまで、いずれかの入力方法による確定操作を組み合わせて入力した文字列。
図3は、図1に示した携帯電話機1のメモリ部18の文頭文字列保存領域181を説明するための図である。
図3に示すように、文頭文字列保存領域181には、宛先(送信先)アドレス用保存領域80を有する。
本実施形態では、文頭文字列保存領域181は、n個の宛先アドレス用保存領域80(80−1〜n)を有する。また以下、送信先アドレスを宛先アドレスともいう。
宛先アドレス用保存領域80は、宛先(送信先)アドレス登録メモリ81、タイトル用文字列保存メモリ82、および本文用文字列保存メモリ83を有する。
宛先アドレス登録メモリ81は、電子メールの宛先アドレスを記憶する。
タイトル用文字列保存メモリ82は、宛先アドレス登録メモリ81に記憶されている宛先アドレスに対応した電子メールのタイトルに記載されている文字列を記憶する。
本文用文字列保存メモリ83は、宛先アドレス登録メモリ81に記憶されている宛先アドレスに対応した電子メールの本文に記載されている文字列を記憶する。
また、宛先アドレス用保存領域80は、宛先アドレスが未指定の電子メールに係るデータを保存する宛先アドレス未指定用保存領域80−aを有する。
宛先アドレス未指定用保存領域80−aは、上述した宛先アドレス用保存領域80と同様に、タイトル用文字列保存メモリ82、本文用文字列保存メモリ83を有する。
本実施形態では、文頭文字列保存領域181は、n個の宛先アドレス用保存領域80を有する。また、宛先アドレス用保存領域80それぞれは、m個のタイトル用文字列保存メモリ82、およびm個の本文用文字列保存メモリ83を有する。
また、宛先アドレス未指定用保存領域80−aは、m個のタイトル用文字列保存メモリ82、およびm個の本文用文字列保存メモリ83を有する。
つまり、タイトル用文字列保存メモリ82および本文用文字列保存メモリ83は、全部で2×m×(n+1)件分を有する。
また、制御部19は、宛先アドレスおよび文頭文字列を後述する基準1.〜6.を基に文頭文字列保存領域181に文頭文字列を保存する。
1.下記の第1,第2具体例いずれかに示すタイミングにて、文頭文字列を文頭文字列保存領域181に保存する。
1.1.新たに文頭文字列を入力確定したとき(第1具体例)。
1.2.文頭文字列が確定している状態で、新たに宛先アドレスを指定したとき(第2具体例)。
2.宛先アドレスを一件指定してから入力された文頭文字列は、その宛先アドレスを関連付けて記憶する。
3.宛先アドレスを複数件してしてから入力された文頭文字列は、それぞれの宛先アドレスと関連付けて保存する。
4.宛先アドレスが未指定のまま入力された文頭文字列は、”宛先アドレス未指定”の条件と関連付けて保存する。
5.文頭文字列保存領域181に登録されている宛先アドレスは、対応する文字列保存メモリ82,83の更新の新しい順に管理し、すでにn件分の宛先アドレスが登録されている状態にて、新たな宛先アドレスを登録する場合、対応する文字列保存メモリ82,83の更新が最も古い宛先アドレスの登録を解除して、新たな宛先アドレスの登録を行う。
ここで基準3.〜6.において、宛先アドレスとして、いわゆる電子メール機能のCc(カーボンコピー)やBcc (ブラインドカーボンコピー)などにより指定されたアドレスを対象外としてもよいし、処理対象としてもよい。
6.各宛先アドレスに対応して、文字列保存メモリ82,83に保存されている、タイトル用m件分および本文用m件分の文字列データは、保存の新しい順に管理し、すでにm件分の文字列データが保存されている状態にて新たな文字列データを保存する場合、保存の最も古い文字列データを破棄して、新しい文字列データの保存を行う。ただし保存しようとする文字列データがすでに保存済みの場合には、その文字列データを最新の保存順へ変更し、最も古い文字列データの破棄は行わない。
以上、説明した構成の携帯電話機1の動作を簡単に説明する。
制御部19が、電子メールのアドレスの指定の有無をチェックし、指定されたアドレスに対応してタイトルまたは本文が予め記憶されているかチェックし、予めタイトルまたは本文が記憶されている場合にタイトルまたは本文を入力候補として画面表示部17に表示し、タイトルまたは本文の入力または修正を行い、アドレスに対応して修正したタイトルまたは本文を記憶する。
〔第1具体例〕
上述したように第1具体例に係る制御部19は、新たに文頭文字列を入力確定したときに、文頭文字列を文頭文字列保存領域181に保存する。
図4は、携帯電話機1が新たに文頭文字列を入力確定した場合に文頭文字列を文頭文字列保存領域181に保存する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照しながら上述した携帯電話機1の動作の第1具体例を説明する。
ステップST1において、制御部19は、キー入力部16による入力信号を基に、たとえばメールキー16bが操作された場合に、電子メール作成モードに設定する。
ステップST2において、制御部19は、新たに文頭文字列の入力が確定したか否かを判断し、確定していないと判断した場合にステップST1の処理に戻り、確定したと判断した場合にステップST3の処理に進む。
ステップST3において、制御部19は、キー入力部16による入力信号を基に、宛先アドレスをチェック(検出)する。
ステップST4において、制御部19は、ステップST3の処理結果に基づいて、宛先アドレスが指定済みか否かを判断し、宛先アドレスが指定済みであると判断した場合にステップST5の処理に進み、宛先アドレスが指定済みでないと判断した場合にステップST13の処理に進む。
ステップST5において、制御部19は、メモリ部18の文頭文字列保存領域181に登録済みの宛先アドレスをチェック(検出)する。
ステップST6において、制御部19は、ステップST5の処理結果に基づいて、宛先アドレスが文頭文字列保存領域181に登録済みか否かを判断し、登録済みでないと判断した場合にステップST7の処理に進み、登録済みであると判断した場合にステップST8の処理に進む。
ステップST7において、制御部19は、入力された宛先アドレスを文頭文字列保存領域181に記憶することで新規登録を行い、ステップST10の処理に進む。
この際、制御部19は、すでにn件分の宛先アドレスが登録済みの場合に、たとえば文字列保存メモリ82,83の更新順の最も古い宛先アドレスを登録解除して新規登録を行う。
ステップST8において、制御部19は、入力された宛先アドレスに対応する文字列保存メモリ82,83をチェックする。
ステップST9において、制御部19は、ステップST8による処理結果を基に、同じ文字列が保存済みか否かを判断し、その判断の結果、保存済みでないと判断した場合にステップST10の処理に進み、保存済みでないと判断した場合にステップST11の処理に進む。
ステップST10において、制御部19は、対応する文字列保存メモリ82,83に、入力された文字列を新規に保存し、ステップST12の処理に進む。
この際、制御部19は、すでにm件分の文字列データが保存済みの場合、保存の最も古い文字列データを破棄して、対応する文字列保存メモリ82,83に、その文字列を新規に保存する。
ステップST11において、制御部19は、ステップST9の判断により、文字列保存メモリ82,83に同じ文字列が保存済みであると判断した場合に、文字列保存メモリ82,83に保存されている文字列の保存順を、たとえば新しい順となるように最新に更新して、ステップST12の処理に進む。
ステップST12において、制御部19は、文字列保存メモリ82,83に記憶されているデータの更新順を最新として、たとえばステップST1の処理に戻る。
ステップST13において、制御部19は、ステップST4における判断の結果、宛先アドレスが指定済みでないと判断した場合に、宛先アドレス未指定用保存領域80−aの文字列保存メモリ82,83をチェックする。
ステップST14において、制御部19は、ステップST13の処理結果に基づいて、同じ文字列が既に未指定用保存領域80−aの文字列保存メモリ82,83に保存済みか否かを判断し、保存済みでないと判断した場合にステップST15の処理に進み、保存済みであると判断した場合にステップST16の処理に進む。
ステップST15において、制御部19は、対応する文字列保存メモリ82,83に、文字列を新規に保存する。
この際、制御部19は、既にm件分の文字列データが保存済みの場合、保存の最も古い文字列データを破棄して、対応する文字列保存メモリ82,83に、入力された文字列を新規に保存する。
ステップST16において、制御部19は、文字列保存メモリ82,83が記憶する文字列の保存順を上述したように最新に変更する。
〔第2具体例〕
また、上述したように第2具体例に係る制御部19は、文頭文字列が確定している状態で新たに宛先アドレスを指定した場合に、文頭文字列保存領域181に文頭文字列を保存する。
図5は、携帯電話機1が文頭文字列が確定している状態で新たに宛先アドレスを指定した場合に、文頭文字列保存領域181に文頭文字列を保存する動作を説明するためのフローチャートである。以下、図5を参照しながら上述した携帯電話機1の動作の第2具体例を説明する。
ステップST21において、制御部19は、キー入力部16による入力信号を基に、たとえばメールキー16bが操作された場合に、電子メール作成モードに設定する。
ステップST22において、制御部19は、新たに宛先アドレスが指定されたか否かを判断し、その判断の結果、新たに指定されていないと判断した場合に、ステップST21の処理に戻り、新たに指定されていると判断した場合に、ステップST23の処理に進む。
ステップST23において、制御部19は、電子メールのタイトルと本文をチェック(検出)する。
ステップST24において、制御部19は、ステップST23の処理結果に基づいて、上述した文頭文字列があるか否かを判断し、文頭文字列がないと判断した場合にステップST21の処理に戻り、文頭文字列があると判断した場合にステップST25の処理に進む。
ステップST25において、制御部19は、文頭文字列保存領域181の登録済みの宛先アドレスをチェックする。
ステップST26において、制御部19は、ステップST25の処理結果を基に、宛先アドレスが登録済みか否かを判断し、登録済みであると判断した場合にステップST27の処理に進み、登録済みでないと判断した場合にステップST28の処理に進む。
ステップST27において、制御部19は、文頭文字列保存領域181に宛先アドレスを新規に登録する。
この際、制御部19は、すでにn件分の宛先アドレスが登録済みの場合に、たとえば文字列保存メモリ82,83の更新順の最も古い宛先アドレスを登録解除して新規登録を行い、ステップST30の処理に進む。
ステップST28において、制御部19は、ステップST26により宛先アドレスが登録済みであると判断した場合に、その宛先アドレスに対応する文字列保存メモリ82,83をチェックする。
ステップST29において、制御部19は、ステップST28の処理結果を基に、同じ文字列が保存済みか否かを判断し、保存済みであると判断した場合にステップST31の処理に進み、保存済みでないと判断した場合に、ステップST30の処理に進む。
ステップST30において、制御部19は、対応する文字列保存メモリ82,83に、その文字列を記憶することで新規保存する。
この際、制御部19は、すでにm件分の文字列データが保存済みの場合、保存の最も古い文字列データを破棄して、対応する文字列保存メモリ82,83に、その文字列を新規に保存し、ステップST32の処理に進む。
ステップST31において、制御部19は、ステップST29の判断の結果、同じ文字列が保存済みであると判断した場合に、文字列の保存順を最新に変更する処理を行い、ステップST32の処理に進む。
ステップST32において、制御部19は、文字列保存メモリ82,83の更新順を最新にする処理を行う。
以上、説明したように、制御部19は、宛先アドレスおよび文頭文字列を上述した基準1.〜6.を基に文頭文字列保存領域181に文頭文字列を保存し、その保存した文字列を基にするので、電子メール作成時の文字入力の負荷を、より軽減することができる。
また、文頭文字列保存領域181とは別に、たとえば不揮発なメモリとして、タイトル用m件分および本文m件分の標準文頭文字列データを設け、たとえば、文字列保存メモリ82,83に新規登録した宛先アドレス用文字列保存メモリの初期値として、または宛先アドレス未指定用文字列保存メモリの初期値として使用してもよい。こうすることで、より高速に宛先アドレスに対応した文字変換候補を提示することができる。
また、携帯電話機1のメモリ部18に、電子メールのメールアドレスをグループ分けして管理可能なアドレス帳を設けた場合には、個々の宛先アドレスと関連付けて保存するのではなく、宛先アドレスが所属するグループ情報と関連付けてもよい。こうすることで、グループ毎に対応した文字変換候補を提示することができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1は、たとえば、電子メール作成時に、タイトル入力または本文入力を開始すると、指定済みの宛先アドレスと、入力場所(タイトルまたは本文)の条件を基に、第1実施形態に係る文頭文字列保存機能による蓄積情報から文頭文字列候補を抽出し、その文字列を一覧表示して、選択入力可能とする文頭文字列候補表示機能を有する。
本実施形態に係る携帯電話機1の各構成要素は、図1に示した機能ブロックと同じ機能であり、同じ機能については説明を省略する。
制御部19は、下記の何れかのタイミングにて文頭文字列候補の抽出および一覧表示を行う。
1.タイトル入力または本文入力を開始したとき。
2.タイトル入力中または本文入力中にカーソル位置を入力領域の先頭に移動したとき。
こうすることで入力負荷を軽減することができる。
また、制御部19は、下記の基準1.〜4.を基に文頭文字列保存領域181から文頭文字列候補を抽出して一覧表示する。
1.宛先アドレスが未指定のままの場合、"宛先アドレス未指定"の条件と関連付けて保存されている文字列保存メモリから、対応する入力場所(タイトルor本文)の文字列を抽出し、保存の新しい順に一覧表示する。
2.宛先アドレスが1件指定の場合、その宛先アドレスと関連付けて保存されている文字列保存メモリから、対応する入力場所(タイトルor本文)の文字列を抽出し、保存の新しい順に一覧表示する。たとえば、指定された宛先アドレスが文頭文字列保存領域に未登録の場合、宛先アドレスが未指定の場合と同様の処理を行う。
3.宛先アドレスが複数件指定の場合、それぞれの宛先アドレスと関連付けして保存されている文字列保存メモリから、対応する入力場所(タイトルor本文)の文字列を抽出し、抽出した文字列に対して下記条件(3.3.〜3.5.)にて重み付けを行って、その順に一覧表示する。
たとえば指定された全ての宛先アドレスが文頭文字列保存領域に未登録の場合、宛先アドレスが未指定の場合と同様の処理を行う。
3.1.文字列の保存順(新しい > 古い)。
3.2.文字列と関連する宛先アドレスの件数順(件数多い > 件数少ない)。
3.3.文字列と関連する宛先アドレスの指定場所順(To > Cc > Bcc)。
3.4.文字列と関連する宛先アドレスの指定順(先に指定 > 後に指定)。
3.5.文字列と関連する宛先アドレスの指定頻度順(頻度高 > 頻度低)。
4.既に文字列が入力済みの状態にて文頭文字列候補表示を行う場合、既に文頭に入力されている文字列と同一の文字列は候補表示の対象外とする。
また、制御部19は、上述した一覧表示している文頭文字列候補の中から所望の文字列を、キー入力部16により選択する操作が可能であり、選択された文字列を入力確定する。
また、制御部19は、文字列入力選択時や入力確定時にたとえば下記の動作を行う。
1.一覧表示した文字列群中の1件を選択的に指示する為のフォーカス表示を行う。
2.フォーカス表示位置は、方向キー等の操作によって一覧表示している文字列群上を移動可能とする。
3.確定キーの押下等によって、上記フォーカス表示位置の文字列を入力する。
4.この選択操作による文字列の入力によっても文頭文字列保存領域の更新処理を行う。
5.候補として一覧表示している文字列群中に所望の文字列がない場合、文字列の選択操作を行わずに通常通りの文字入力操作によって新たな文字列の入力を可能とする。
上述したように、制御部19が上述した基準を基に文頭文字列保存領域181から文頭文字列候補を抽出して、画面表示部17に一覧表示し、キー入力部16による入力信号を基に選択処理を行うので、より入力負荷が軽減される。
図6(a)〜(j)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1のメール作成時の動作の一具体例を説明するための図である。
以下、図6(a)〜(j)を参照しながら、携帯電話機1のメール作成時の動作の一具体例を説明する。
制御部19は、メール作成初期時に、たとえば図6(a)に示すようなメール作成画面70を画面表示部17に表示する。
図6(a)に示すように、メール作成画面70は、宛先表示領域71、タイトル表示領域72、本文表示領域73、送信ボタン74、およびメニュー表示ボタン75を有する。
宛先表示領域71は、電子メールの宛先(送信先)を表示する領域である。
タイトル表示領域72は、電子メールのタイトルを表示する領域である。
本文表示領域73は、電子メールの本文を表示する領域である。
送信ボタン74は、電子メールを送信する際に操作されるボタンである。
メニュー表示ボタン75は、メニューリストを表示する際に表示されるボタンである。
制御部19は、キー入力部16からの選択信号を基にメール作成画面70中の宛先表示領域71を選択している場合には、たとえば図6(a)に示すように、宛先表示領域71を選択していることを示すように、たとえば他の領域と異なった背景色で宛先表示領域71を表示する。
簡単に説明するため図6(a)において選択領域をハッチングしている。以下、図6(b)〜(j)についても同様である。
制御部19は、宛先表示領域71が選択された状態で、キー入力部16から宛先(送信先)を示す入力信号が入力された場合には、図6(b)に示すように、宛先表示領域71に宛先アドレスを表示する。
制御部19は、図6(b)に示すように宛先アドレスを指定した状態で、キー入力部16からタイトルを入力するためにタイトル表示領域72を選択させる信号が入力された場合に、図6(c)に示すように、タイトル表示領域72を選択表示する。
制御部19は、図6(c)に示すようにタイトル表示領域72が選択表示された状態で、キー入力部16からタイトル入力開始を示す信号、具体的には決定キー16eが操作されたことを示す信号が入力された場合に、図6(d)に示すように、タイトル入力画面721を表示する。
タイトル入力画面721は、たとえば図6(d)に示すように、文字表示領域91、タイトル文頭候補選択領域92、文字種変更ボタン93、メニュー表示ボタン75を有する。
文字表示領域91は、入力されたタイトルを示す文字を表示する領域である。
タイトル文頭候補選択領域92は、複数のタイトル文頭候補を表示し、その候補の中から所望の候補を選択するための領域である。
また、タイトル文頭候補選択領域92には、上述した本発明に係る処理によりタイトル用文字列保存メモリ82に記憶されている文字列が、文字入力候補として提示される。
制御部19は、キー入力部16からの入力信号、詳細には上下左右キー16dや決定キー16eが操作されたことを示す信号に応じて、このタイトル文頭候補選択領域92中に表示されている複数のタイトル文頭候補の中から所望の文字列を選択し、カーソル位置c91に選択された文字列を表示する。
文字種変更ボタン93は、文字表示領域91に入力する文字種を変更する際に操作されるボタンである。たとえば文字種は、かな漢字、カタカナ、英字、数字、絵文字、記号などである。
また、図6(b)に示すように宛先アドレスが指定された状態で、制御部19は、キー入力部16から本文を入力するために本文表示領域73を選択させる信号が入力された場合に、図6(e)に示すように、本文表示領域73を選択表示する。
制御部19は、図6(e)に示すように、本文表示領域73が選択された状態で、キー入力部16からタイトル入力開始を示す信号、具体的には決定キー16eが操作されたことを示す信号が入力された場合に、図6(f)に示すように、本文入力画面731を表示する。
本文入力画面731は、たとえば図6(f)に示すように、文字表示領域91、本文文頭候補選択領域94、文字種変更ボタン93、メニュー表示ボタン75を有する。
本文文頭候補選択領域94は、複数の本文文頭候補を表示し、その候補の中から所望の候補を選択するための領域である。
また、本文文頭候補選択領域94に表示される文字列は、上述した本発明に係る処理により文字入力候補として提示する複数個の文字列である。
制御部19は、キー入力部16からの入力信号、詳細には上下左右キー16dや決定キー16eが操作されたことを示す信号に応じて、この本文文頭候補選択領域94中に表示されている複数のタイトル文頭候補の中から所望の文字列を選択し、カーソル位置c91に選択された文字列を表示する。
一方、制御部19は、たとえば図6(a)に示すように、宛先アドレスが未設定の状態で、キー入力部16からタイトルを入力するためにタイトル表示領域72を選択させる信号が入力された場合に、図6(g)に示すように、タイトル表示領域72を選択表示する。
制御部19は、図6(g)に示すようにタイトル表示領域72が選択表示された状態で、キー入力部16からタイトル入力開始を示す信号、具体的には決定キー16eが操作されたことを示す信号が入力された場合に、図6(h)に示すように、タイトル入力画面721を表示する。
タイトル入力画面721中のタイトル文頭候補選択領域92には、上述した本発明に係る処理により、宛先アドレスが未指定の場合にタイトル用文字列保存メモリ82−aに記憶されてる文字列が、文字入力候補として提示される。
制御部19は、キー入力部16からの入力信号、詳細には上下左右キー16dや決定キー16eが操作されたことを示す信号に応じて、このタイトル文頭候補選択領域92中に表示されている複数のタイトル文頭候補の中から所望の文字列を選択し、カーソル位置c91に選択された文字列を表示する。
一方、制御部19は、たとえば図6(a)に示すように、宛先アドレスが未設定の状態で、キー入力部16から本文を入力するために本文表示領域73を選択させる信号が入力された場合に、図6(i)に示すように、本文表示領域73を選択表示する。
制御部19は、図6(i)に示すように本文表示領域73が選択表示された状態で、キー入力部16から本文入力開始を示す信号、具体的には決定キー16eが操作されたことを示す信号が入力された場合に、図6(j)に示すように、本文入力画面731を表示する。
本文入力画面731中の本文文頭候補選択領域94には、上述した本発明に係る処理により、宛先アドレスが未指定の場合に本文用文字列保存メモリ83−aに記憶されてる文字列が、文字入力候補として提示される。
制御部19は、キー入力部16からの入力信号、詳細には上下左右キー16dや決定キー16eが操作されたことを示す信号に応じて、この本文文頭候補選択領域92中に表示されている複数の本文文頭候補の中から所望の文字列を選択し、カーソル位置c91に選択された文字列を表示する。
以上、説明したように、制御部19は、電子メールの作成時に、キー入力部16により電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を文字入力候補として画面表示部17に提示し、キー入力部16により文字入力候補中の文字列を選択することで、電子メール作成時の文字入力の負荷を、より軽減することができる。
また、メモリ部18は、作成済み及び/または作成中の電子メールについて、当該電子メールの送信先と関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶し、制御部19は、メモリ部18に記憶されたタイトルまたは本文を基に入力候補の提示を行うので、高効率でかつ高速に本発明に係る機能を実現することができる。
また、制御部19は、電子メールが複数個の送信先を含む場合に、当該送信先それぞれと電子メールを関連付けてメモリ部18に記憶するので、たとえば複数個の送信先がある場合や、Cc(カーボンコピー)、Bcc(ブラインドカーボンコピー)などの送信先に関しても、タイトルや本文と関連付けて文字入力候補を提示することができる。
また、制御部19は、電子メールの送信先が未指定の場合に、送信先が未指定として前記電子メールを関連付けてメモリ部18に記憶し、制御部19は、電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先が未指定の場合、メモリ部18に送信先が未指定のものとして記憶されたタイトルまたは本文を基に入力候補を提示するので、送信先が未指定の場合であっても、タイトルや本文と関連付けて文字入力候補を提示することができる。
また、制御部19は、キー入力部16からの指示により、文字入力先を示す入力カーソルを、電子メール作成画面中のタイトル部または本文入力部のうちの所定位置に位置させる場合に、文字列の候補を画面表示部17に表示するので、入力負荷を低減することができる。
また、メモリ部18は、電子メールのタイトルおよび本文それぞれを個別に関連付けて記憶し、制御部19は、電子メール作成時に電子メールのタイトル入力部または本文入力部に、メモリ部18から読み出したタイトルまたは本文を入力候補の文字列として画面表示部17に提示するので、より高効率にかつ高速に本発明に係る処理を行うことができる。
また、メモリ部18は、たとえば無線通信部11により受信した電子メールの送信元を送信先として関連付けて記憶し、制御部19は、メモリ部18に記憶されたタイトルまたは本文を基に入力候補を画面表示部17に提示するので、受信メールに関しても送信元を送信先として、本発明に係る機能を実現することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、任意好適な種々の改変が可能である。
上述した実施形態では無線通信部11を設け、無線通信により電子メールを送受信したがこの形態に限られるものではない。たとえば有線方式データ通信により、電子メールを送受信してもよい。
また、本発明に係る機能を制御部19がプログラムを実行することにより実現してもよいし、ハードウェアによる専用回路により本発明を実現してもよい。
また、上述した実施形態や具体例を組み合わせてもよい。
本発明は、たとえば、電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置に適用することができる。
本発明の文字入力装置を採用した携帯電話機1の第1実施形態に係る機能ブロック図である。 図1に示した携帯電話機1の外観の一具体例を示す図である。 図1に示した携帯電話機1のメモリ部18の文頭文字列保存領域181を説明するための図である。 携帯電話機1が新たに文頭文字列を入力確定した場合に文頭文字列を文頭文字列保存領域181に保存する動作を説明するためのフローチャートである。 携帯電話機1が文頭文字列が確定している状態で新たに宛先アドレスを指定した場合に、文頭文字列保存領域181に文頭文字列を保存する動作を説明するためのフローチャートである。 (a)〜(j)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1のメール作成時の動作の一具体例を説明するための図である。
符号の説明
1…携帯電話機、11…無線通信部、12…タイマ部、13…報知部、14…音声出力部、15…音声入力部、16…キー入力部、17…画面表示部、18…メモリ部、19…制御部(CPU )、21…無線基地局、22…通信路、181…文頭文字列保存領域。

Claims (7)

  1. 電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力装置であって、
    前記電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先を少なくとも含む他の電子メールに記載された文字列を前記入力候補として提示する提示手段を
    有する文字入力装置。
  2. 作成済み及び/または作成中の電子メールについて、当該電子メールの送信先と関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する記憶手段を更に有し、
    前記提示手段は、前記記憶手段に記憶されたタイトルまたは本文を基に前記入力候補の提示を行う
    請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記記憶手段は、前記作成済み及び/または作成中の電子メールに複数の送信先が含まれている場合に、当該複数の送信先それぞれに当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶する
    請求項1または請求項2に記載の文字入力装置。
  4. 前記記憶手段は、前記作成中の電子メールの送信先が未指定の場合に、送信先が未指定のものとして当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶し、
    前記提示手段は、前記電子メールのタイトルまたは本文を入力する場合に、当該電子メールの送信先が未指定の場合、前記記憶手段に送信先が未指定のものとして記憶された前記タイトルまたは本文を基に前記入力候補を提示する
    請求項2または請求項3に記載の文字入力候補。
  5. 前記提示手段は、前記電子メール作成時に入力される文字列の文字入力先を示す入力カーソルが、当該電子メールの作成画面中においてタイトルの入力領域または本文の入力領域のうち所定の位置にある場合に、前記入力候補を提示する
    請求項2から請求項4のいずれかに記載の文字入力装置。
  6. 前記記憶手段は、受信した電子メールの送信元を送信先として関連付けて当該電子メールのタイトルまたは本文を記憶し、
    前記提示手段は、前記記憶手段に記憶されたタイトルまたは本文を基に前記入力候補の提示を行う
    請求項2から請求項5のいずれかに記載の文字入力装置。
  7. 電子メールの作成時に入力される文字列の入力候補として所定の文字列を提示する文字入力方法であって、
    電子メールのアドレスの指定の有無をチェックするステップと、
    指定されたアドレスに対応してタイトルまたは本文が予め記憶されているかチェックするステップと、
    予めタイトルまたは本文が記憶されている場合にタイトルまたは本文を入力候補として表示するステップと、
    タイトルまたは本文の入力または修正を行うステップと、
    アドレスに対応してタイトルまたは本文を記憶するステップと
    を有する文字入力方法。

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