JP2010176628A - 仮名漢字変換装置 - Google Patents

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智之 土谷
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Abstract

【課題】文字入力の際のユーザの煩雑さを軽減できる仮名漢字変換装置を提供する。
【解決手段】本発明の仮名漢字変換装置10は、操作部40により受け付けたメールアドレスから、電話帳データベース1を検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する宛先情報取得部3と、上記宛先情報取得部3により取得された宛先カテゴリ情報から、設定情報管理部2を検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得して、取得した変換モードを、仮名漢字変換エンジン7において設定すべき変換モードとするか否かを、上記操作部40により上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて判断するモード判断部5と、上記仮名漢字変換エンジン7において設定されている変換モードを、上記モード判断部5による判断結果に応じた変換モードに切り替えるモード切替部6とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メーラ等で文字入力する際の仮名漢字変換装置に関するものである。
従来の仮名漢字変換エンジンは、文字入力後の仮名漢字変換において、一般的に想定される複数の変換候補を提示し、その変換候補の中からユーザに適切な変換候補を選択させるものである。しかしながら、ユーザとは老若男女あらゆる人を対象としており、各ユーザによって文字入力に対する所望の変換候補が異なる場合がある。そのため、従来の仮名漢字変換エンジンは、必ずしもユーザ個人に対して適切な変換候補を候補リストの上位に提示するものではない。
また、仮名漢字変換エンジンの学習機能は、過去に仮名漢字変換エンジンが変換した語句を記憶し、この記憶された語句の情報を現在の文字入力に対する変換候補の提示に利用するものである。しかしながら、同じユーザであっても、常に同じ趣旨で文書を作成しているとは限らない。そのため、仮名漢字変換エンジンが学習機能を備えている場合でも、仮名漢字変換エンジンが必ずしも現在のユーザの文書作成目的に適した変換候補を候補リストの上位に提示するとは限らない。
また、仮名漢字変換の予測変換機能は、入力文字の前後の文脈から想定して変換候補を提示するものである。そのため、予測変換機能が、単語のみの文字入力に対して、適切な変換候補を想定することは困難である。
また、仮名漢字変換エンジンの変換モードを切り替えることにより、適切な変換候補を候補リストの上位に提示する技術も存在する。これは、ビジネス用やプライベート用などを区別する複数の変換辞書または変換モードを利用することにより、現在のユーザの文書作成目的に適した変換候補を候補リストの上位に提示する技術である。しかしながら、この技術では、ユーザが能動的に仮名漢字変換エンジンの変換モードを切り替える必要があるため、手間の煩雑さから有効に利用されない可能性がある。
例えば特許文献1,2には、ユーザがメール作成時に能動的に変換モードを切り替える必要がない技術が開示されている。
特許文献1には、メール送信相手毎にカテゴリを設定し、メール作成時に適切な変換候補を出力する技術が開示されている。この技術は、メール送信相手の過去受信メールを解析し、過去受信メールにおいて使用されている単語からカテゴリを推測することによって、メール作成時に同一カテゴリに属する単語を優先的に変換候補の候補リストの上位に提示するものである。
しかしながら、特許文献1の技術では、メール送信相手の受信メールを解析してカテゴリを判断する必要がある。そのため、特許文献1の技術は、一度もメールを受信していない相手、および、メール受信頻度の低い相手に送信するメールを作成する場合、文字入力に対して必ずしも適切な変換候補を候補リストの上位に提示するとは限らない。
一方、特許文献2には、メールアドレスに対応したカテゴリ情報を電話帳から取得することにより、仮名漢字変換エンジンの変換モードをカテゴリ情報に対応して適切に切り替える技術が開示されている。これにより、特許文献1とは異なり、一度もメールを受信していない相手、および、メール受信頻度の低い相手に送信するメールを作成する場合であっても、文字入力に対して適切な変換候補を候補リストの上位に提示させることが可能となる。
特開2007−286917号公報(2007年11月1日公開) 特開2008−158949号公報(2008年7月10日公開)
しかしながら、特許文献2の技術は、変換モードの設定に電話帳から取得する宛先アドレスのカテゴリ情報のみを利用するものである。そのため、複数宛先に送信するメール文章の作成時において、特許文献2の技術を用いると、To/CC/BCCなどの宛先種別に関係なく全ての宛先アドレスに対応するカテゴリ情報を同列に参照して変換モードが設定される。
つまり、特許文献2の技術では、複数の宛先に送信する場合、本来重要視すべきでないCCまたはBCCに入力された宛先アドレスに対応するカテゴリ情報を区別することなく、Toに入力された宛先アドレスに対応するカテゴリ情報と同様のアルゴリズムによって変換モードを設定するので、この設定された変換モードは、Toに入力された宛先アドレスのカテゴリ情報に対応する適切な変換候補を候補リストの上位に必ずしも表示するとは限らない。このような場合には、ユーザが所望する変換候補を表示するまで操作を繰り返す必要があり、ユーザの操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、仮名漢字変換エンジンの変換モードを宛先メールアドレスの宛先カテゴリ情報だけでなく、To/CC/BCCなどの宛先種別情報を考慮して設定することにより、複数の宛先に送信する場合でも、ユーザが所望する変換候補を表示するまでの繰り返し操作をできるだけ少なくして、ユーザの操作が煩雑にならないようにし、ユーザの文字入力に対する負荷を軽減することが可能な仮名漢字変換装置を実現することにある。
本発明の仮名漢字変換装置は、上記の課題を解消するために、複数種類の変換モードの中から設定した変換モードにより入力文字の仮名漢字変換を行う仮名漢字変換エンジンを備えた仮名漢字変換装置において、複数のメールアドレスと、予め設定した複数種類のカテゴリにメールアドレスを分類するための宛先カテゴリ情報とを対応付けて記憶する電話帳データベースと、上記宛先カテゴリ情報と上記変換モードとを対応付けて設定情報として記憶する設定情報データベースと、上記メールアドレスと、該メールアドレスに対する複数種類の送信条件を示す宛先種別情報との入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段により受け付けたメールアドレスから、上記電話帳データベースを検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する宛先カテゴリ情報取得手段と、上記宛先カテゴリ情報取得手段により取得された宛先カテゴリ情報から、上記設定情報データベースを検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得する変換モード取得手段と、上記変換モード取得手段により取得された変換モードを、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定すべき変換モードとするか否かを、上記入力手段により上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて判断するモード判断部と、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定されている変換モードを、上記モード判断部による判断結果に応じた変換モードに切り替えるモード切替部とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、宛先カテゴリ情報取得手段によって取得した、入力手段により受け付けたメールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報から、上記変換モード取得手段によって取得した当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを、上記モード判断部によって、上記入力手段により上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定すべき変換モードとするか否かを判断する。そして、上記モード切替部は、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定されている変換モードを、上記モード判断部による判断結果に応じた変換モードに切り替える。
これにより、仮名漢字変換エンジンの変換モードの切り替えが、宛先カテゴリ情報だけでなく、宛先種別情報を考慮して行われることになる。
このように、仮名漢字変換エンジンの変換モードを宛先メールアドレスの宛先カテゴリ情報だけでなく、To/CC/BCCなどの宛先種別情報を考慮して設定することにより、複数の宛先にメールを送信する場合でも、総合的に判断して適切と思われる宛先に応じた仮名漢字変換候補を候補リストの上位に提示することが可能となるので、ユーザが所望する変換候補を表示するまでの繰り返し操作をできるだけ少なくして、ユーザの操作が煩雑にならないようになり、ユーザの文字入力に対する負荷を軽減することが可能となる。
上記モード判断部は、上記宛先種別情報が複数存在する場合に、宛先種別情報の重み付けによって、仮名漢字変換エンジンに設定すべき変換モードを判断することが好ましい。
この場合、仮名漢字変換エンジンの変換モードの切り替えが、重み付けに応じた宛先種別情報を考慮して行われることになる。
これにより、To/CC/BCCなどの宛先種別の重み付けを変えれば、重み付けの重い宛先種別に対した宛先に適切と思われる仮名漢字変換候補を候補リストの上位に提示することが可能となる。つまり、宛先種別に対する重み付けの設定の仕方により、目的とする宛先種別に対した宛先に適切と思われる仮名漢字変換候補を候補リストの上位に提示することが可能となる。
例えば、宛先種別であるToに相応しい宛先を常に選択したい場合には、Toに対する重み付けを限りなく重い値にし、CC,BCCに対する重み付けを0または限りなく0に近い値にすることで、CC、BCCが多数宛先に含まれていても、Toに相応しい仮名漢字変換候補を候補リストの上位に提示できる変換モードに設定することができる。
上記モード判断部は、上記宛先種別情報が複数存在する場合に、宛先カテゴリ情報の組み合わせによって、仮名漢字変換エンジンに設定すべき変換モードを判断してもよい。
この場合、モード判断部は、宛先種別情報が複数存在する場合であっても、総合的に判断して適切と思われる宛先に応じた適切な仮名漢字変換候補を候補リストの上位に提示することができる。
上記設定情報データベースに、宛先カテゴリ情報に対応付けて仮名漢字変換装置を有効または無効に設定するための情報が格納されているとき、上記モード判断部は、上記設定情報データベースから取得した宛先カテゴリ情報に対応付けられた仮名漢字変換装置の設定の有効または無効に設定するための情報が無効に設定する情報である場合、仮名漢字変換エンジンのモード切替部に切替指示を行わないようにしてもよい。
これにより、宛先カテゴリ情報によって、変換モードの切り替えが必要の場合に、不要な変換モードの切り替えが行われない。
メールの作成および送受信を行なうアプリケーションの一つであるメーラを備え、上記電話帳データベースは、上記メーラによる宛先カテゴリ情報の取得が可能なデータベースであることが好ましい。
上記メーラは、上記電話帳データベースから取得した宛先カテゴリ情報と、ユーザが設定した宛先種別情報とを、上記モード判断部に通知してもよい。
上記メーラは、メール文章作成中に宛先が変更された場合に、宛先カテゴリ情報と宛先種別情報を上記モード判断部に通知してもよい。
この場合、宛先が変更された場合であっても柔軟に対応することができる。
上記設定情報データベースは、上記モード判断部が変換モードを判断するためにユーザの事前設定を参照できるように、設定情報の保管および読み出しを可能としたデータベースであることが好ましい。
この場合、上記変換モード取得手段によって、宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを、ユーザによる事前設定を反映させて取得することができるので、ユーザが所望する変換候補を上位に表示させることができ、この結果、ユーザの文字入力に対する負荷を軽減することができる。
本発明の仮名漢字変換装置は、複数のメールアドレスと、各メールアドレスを予め設定した複数種類のカテゴリに分類するための宛先カテゴリ情報とを対応付けて記憶する電話帳データベースと、上記宛先カテゴリ情報と、上記変換モードとを対応付けて変換モード設定情報として記憶する設定情報データベースと、上記メールアドレスと、該メールアドレスに対する複数種類の送信条件を示す宛先種別情報との入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段により受け付けたメールアドレスから、上記電話帳データベースを検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する宛先カテゴリ情報取得手段と、上記宛先カテゴリ情報取得手段により取得された宛先カテゴリ情報から、上記設定情報データベースを検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得する変換モード取得手段と、上記変換モード取得手段により取得された変換モードを、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定すべき変換モードとするか否かを、上記入力手段により上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて判断するモード判断部と、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定されている変換モードを、上記モード判断部による判断結果に応じた変換モードに切り替えるモード切替部とを備えることで、メール作成時には宛先に応じた適切な変換候補が出力されることになり、ユーザの文字入力負荷を軽減することができるという効果を奏する。
本発明の仮名漢字変換装置の機能ブロック図である。 本発明の仮名漢字変換装置を備えた携帯電話の概略ブロック図である。 仮名漢字変換エンジンのモード切替処理の流れを示すフローチャートである。 宛先種別情報ごとに入力された宛先アドレス例を示す図である。 宛先アドレスに対応する宛先カテゴリ情報例を示す図である。 宛先情報例を示す図である。 (a)は、宛先種別情報に対する設定情報例を示す図であり、(b)は、宛先カテゴリ情報に対する設定情報例を示す図である。 変換モードの値の算出例を示す図である。
本発明の一実施形態について図1から図8に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本実施形態では、本発明に係る仮名漢字変換装置を、文字入力機能を備えた電子機器として携帯電話に適用した例について説明する。しかしながら、本発明の仮名漢字変換装置を適用した電子機器としては携帯電話に限るものではなく、PHS(Personal Handyphone System)、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ハンディーターミナルなど文字入力機能を備える機器全般に適用可能である。
〔携帯電話100の要部構成〕
図2は、本実施形態に係る携帯電話100の概略ブロック図である。携帯電話100は、図示のように、主制御部20、記憶部30、操作部40、外部通信部50、表示パネル60、音声入力部70および音声出力部80を含む。
上記主制御部20は、アプリケーションプログラムを実行するものである。具体的には、主制御部20は、記憶部30に格納されているプログラムを、例えばRAM(Random Access Memory)等で構成される一次記憶部(図示しない)に読み出して実行する。
上記主制御部20で実行されるアプリケーションプログラムには、携帯電話100が備える一般的な処理である通話、メール送受信、インターネットへのアクセスなどに加えて、後述する仮名漢字変換処理をするためのプログラムが含まれている。
次に、上記記憶部30は、図示のように、主制御部20が実行するプログラムおよびデータを格納するものである。なお、上記記憶部30には、上記主制御部20が実行するプログラムとしては、アプリケーション固有のプログラムと、各アプリケーションが共用可能な汎用プログラムとに分離されて記憶されていてもよい。
次に、上記操作部40は、携帯電話100のユーザの入力操作を受けつける入力手段である。上記操作部40は、例えば、スイッチ、キーボード、スクロールキー、タッチパネルなどの入力インターフェースで構成される。そして、上記操作部40は、携帯電話100のユーザの入力操作に応じた制御信号を生成し、該生成した制御信号を主制御部20へ送信するようになっている。
次に、上記表示パネル60は、主制御部20の出力の指示に基づいて画像または映像を表示するものである。例えば、LC(Liquid Crystal)表示パネル、EL(Electro Luminescence)表示パネルなどを表示パネル60として適用することができる。
さらに、上記外部通信部50は、無線/有線通信によって外部装置と通信を行う通信部である。
また、上記音声入力部70および音声出力部80は、主に、上記外部通信部50によって外部の通信端末との間で通信が確立した状態で、ユーザが通話を行うために使用される。
〔仮名漢字変換装置10の要部構成〕
次に携帯電話100が備える仮名漢字変換装置10について説明する。
図1は、本発明の仮名漢字変換装置10の機能ブロック図である。仮名漢字変換装置10は、図示のように、電話帳データベース1、設定情報管理部2、メーラ4、モード判断部5、モード切替部6、仮名漢字変換エンジン7を含む。電話帳データベース1および設定情報管理部2は、図2の記憶部30に含まれる。また、メーラ4、モード判断部5、モード切替部6および仮名漢字変換エンジン7は、図2の主制御部20に含まれる。また、メーラ4は、宛先情報取得部3を含む。
上記電話帳データベース1は、複数のメールアドレスと、予め設定した複数種類のカテゴリにメールアドレスを分類するための宛先カテゴリ情報とを対応付けて記憶するようになっている。具体的に、電話帳データベース1には、メールアドレスおよびメールアドレスに関連付けて予め登録される登録アイコン情報、グループ情報、住所情報、メモ情報、宛先種別情報などが格納されている。
なお、宛先種別情報とは、一般に電子メールで利用される複数種類の送信条件を示す例えばTo/CC/BCCなどの宛先種別を示す情報とする。また、上記電話帳データベース1に格納されているメールアドレスとともに保管される会社/プライベートなどのアイコンで利用されるメールアドレスの上記登録アイコン情報を宛先カテゴリ情報とする。
本実施形態においては、上記の宛先種別情報と宛先カテゴリ情報とを少なくとも含んだ情報を宛先情報として説明する。
上記設定情報管理部2は、宛先カテゴリ情報と上記変換モードとを対応付けて設定情報として記憶する設定情報データベースとして機能する。具体的に、上記設定情報管理部2には、宛先種別情報に対する重み付けの値、宛先カテゴリ情報に対応する変換モードの値、仮名漢字変換装置の無効化の情報などが格納されている。
上記メーラ4は、一般的なメールの作成および送受信を行なうためのアプリケーションであって、上記操作部40からのメールアドレスを受け付けると共に、受け付けたメールアドレスに対して作成されたメールを送信する一方、外部からのメールを受信するようになっている。
上記メーラ4は、さらに、受け付けたメールアドレスから、当該メールアドレスに対応する宛先情報を上記電話帳データベース1から取得するための宛先情報取得部3を備えている。
具体的に、上記宛先情報取得部3は、メール作成時に宛先に入力されたメールアドレスから、上記電話帳データベースを検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する宛先カテゴリ情報取得手段として機能すると共に、当該宛先に入力されたメールアドレスに対応する宛先種別情報とを関連付け、その関連付けた宛先カテゴリ情報および宛先種別情報を含む宛先情報を取得するものである。また、宛先情報取得部3は、その取得した宛先情報を上記モード判断部5に出力するものである。
上記モード判断部5は、上記宛先情報取得部3により取得された宛先情報に含まれている宛先カテゴリ情報から、上記設定情報管理部2を検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得する変換モード取得手段としての機能を備えると共に、取得した変換モードを、上記仮名漢字変換エンジン7において設定すべき変換モードとするか否かを、上記宛先情報に含まれている宛先種別情報に基づいて判断するようになっている。このモード判断部5による判断結果は、後段のモード切替部6に送られる。なお、上記モード判断部5の詳細については後述する。
上記モード切替部6は、上記仮名漢字変換エンジン7において事前に設定されている変換モードを、上記モード判断部5による判断結果に応じた変換モードに切り替えるように、上記仮名漢字変換エンジン7に指示するようになっている。
上記仮名漢字変換エンジン7は、指示された変換モードにより、操作部40から入力されたかな文字に対する変換候補を表示パネル60に出力し、ユーザに提示するようになっている。ここで、表示パネル60に表示される変換候補の上位には、宛先情報(宛先種別情報、宛先カテゴリ情報)を考慮して設定された変換モードにより決定された変換候補が表示される。
ここで、上記モード判断部5について詳細に説明する。
まず、宛先情報についての説明を図4〜8を参照に説明する。なお、以下では宛先に入力されたメールアドレスを宛先アドレスと称する。
本実施形態では、宛先アドレスとして図4に示すアドレスが宛先種別ごとに入力される場合を想定する。図4に示すように、宛先種別情報としてTo/CC/BCCの3種類がある。「To」には、宛先アドレスとして「foo@abc.xx」が、「CC」には、「bar@xyz.xx」および「hoge@asdf.xx」が入力され、「BCC」には、宛先が入力されていない。
なお、上記のように宛先にアドレスを入力する方法として、新規メール作成時におけるユーザ入力を想定しているが、これに限るものではない。その他の例として、返信メール作成時に返信先アドレスとしてメーラ4が自動で宛先にアドレスを取得する方法、ユーザが電話帳データベース1から送信先を選択することによって、メーラ4がアドレスを取得する方法、WEBブラウザなどに表示されているmail-toをユーザが選択することによって、メーラ4が起動するとともに宛先を取得する方法などがあり、入力方法は問わない。
また、図4に示すアドレスの入力例では、宛先種別情報としてTo/CC/BCCの3種類を想定しているが、これに限るものではない。宛先種別情報は、実際に利用する提供サービスに応じて、その呼称や分類、個数は適宜追加/変更してもよい。
また、本実施形態では、宛先情報取得部3は、電話帳データベース1から、図5に示す各宛先アドレスに対応する宛先カテゴリ情報を読み出す。図5に示すように、宛先アドレスに対応する宛先カテゴリ情報として、宛先情報取得部3は、「foo@abc.xx」に対応する「会社アドレス」、「bar@xyz.xx」および「hoge@asdf.xx」に対応する「個人アドレス」を読み出す。
なお、図5に示す宛先カテゴリ情報を読み出す例では、一般的な携帯電話100の電話帳データベース1にメールアドレスとともに登録される「会社アドレス」、「個人アドレス」などの登録アイコン情報を宛先カテゴリ情報として利用するが、これに限るものではない。「グループ情報」、「住所情報」、「メモ情報」など一般的な電話帳データベース1に登録可能な項目であれば宛先カテゴリ情報として利用してもよい。
また、図5に示す宛先カテゴリ情報を読み出す例では、宛先カテゴリ情報として利用する登録アイコン情報は、会社アドレス/個人アドレスの2種類であるが、これに限るものではない。宛先カテゴリ情報は、実際に利用する提供サービスに応じて、その呼称や分類、個数は適宜追加/変更してもよい。
また、本実施形態では、宛先情報取得部3は、モード判断部5に図6に示す宛先情報を出力する。図6に示すように、宛先情報取得部3は、宛先情報として、「To」に対して「会社アドレス」を関連付け、2つの「CC」それぞれに対して「個人アドレス」を関連付けている。
したがって、上述のように、上記モード判断部5は、宛先情報取得部3から入力された宛先情報に基づいて、設定情報管理部2から宛先情報に対応する設定情報を読み出し、宛先情報とその設定情報とを照合して、変換モードを判断し、その情報をモード切替部6に出力するものである。
本実施形態では、上記モード判断部5は、設定情報管理部2から図7(a)および(b)に示す設定情報を読み出す。図7(a)に示すように、宛先種別情報ごとに重み付けが設定されている。図7(a)の例では、「To」に対して「3ポイント」、「CC」に対して「1ポイント」、「BCC」に対して「0ポイント」の重み付けが設定されている。また、図7(b)に示すように、宛先カテゴリ情報ごとに変換モードが設定されている。図7(b)の例では、「会社アドレス」に対して「ビジネス語句優先」、「個人アドレス」に対して「プライベート語句優先」が設定されている。
なお、図7(b)の例では、仮名漢字変換エンジンが持つ変換モードとして「ビジネス語句優先」、「プライベート語句優先」の2種類を設定しているが、これに限るものではない。変換モードは、実際に利用する提供サービスに応じて、その呼称や分類、個数は適宜追加/変更してもよい。
また、宛先種別情報に対する重み付けの値や、宛先カテゴリ情報に対する変換モードの値は、設定情報管理部2に予め設定された値を利用しても良いし、ユーザによって入力/変更された値を利用しても良い。
また、前述のとおり宛先カテゴリ情報として登録アイコン情報を想定しているが、これに限るものではない。「グループ情報」、「住所情報」、「メモ情報」など一般的な電話帳データベース1に登録可能な項目であれば宛先カテゴリ情報として利用してもよい。
また、本実施形態では、モード判断部5は、読み出した設定情報と宛先情報とを照合し、図8に示す変換モードに対する重み付けの値を算出する。図8に示すように、モード判断部5は、宛先種別情報「To」、宛先カテゴリ情報「会社アドレス」の場合、「ビジネス語句優先」に3ポイントを与える。同様に、2つの宛先種別情報「CC」、宛先カテゴリ情報「個人アドレス」の場合において、それぞれ「プライベート語句優先」に1ポイントを与える。その結果、モード判断部5は、「ビジネス語句優先」を3ポイント、「プライベート語句優先」を2ポイントとして算出する。そして、モード判断部5は、算出結果から、変換モードとして、総ポイント数の多い「ビジネス語句優先」を選択する。
このように、ポイント数の多少により、どの変換モードを選択するかが決まるので、宛先アドレスが複数存在する場合には、総合的に好ましい変換モードが選択されることになる。例えば、図8では、総ポイント数から「To」に対応した「ビジネス語句優先」の変換モードが選択された例を示していますが、例えば、「CC」が4以上であれば、総ポイント数が4となり、「To」のポイント数3を上回るので、この場合には、「CC」に対応する「プライベート語句優先」の変換モードが選択される。つまり、「CC」の宛先が多いので、モード判断部5は、総合的に見て「CC」に対応する変換モードに設定するのが好ましいと判断している。
従って、「To」に相応しい宛先を常に選択したい場合は、「CC」、「BCC」の重み付けを“0”にするか、「To」の重み付けを限りなく大きくすればよい。
つまり、本発明の仮名漢字変換装置10では、宛先種別情報に対する重み付けのカスタマイズにより、変換モードの切替ポリシーを自由に変更できるというメリットがある。
なお、図8に示す例では、モード判断部5は、宛先種別情報に対する重み付けに従い各変換モードの値を算出したが、これに限るものではない。例えば、モード判断部5は、各宛先カテゴリ情報から得られた変換モードの組み合わせによって、仮名漢字変換エンジンの変換モードを判断してもよい。この場合のモード判断部5の処理の具体例として、モード判断部5は、各宛先カテゴリ情報から得られた変換モードがすべて同じモードならばその変換モードを仮名漢字変換エンジンの変換モードとして判断する。一方、各宛先カテゴリ情報から得られた変換モードに異なるモードが混在する場合は、モード判断部5は、設定情報管理部2に予め設定されたデフォルトモードを読み出し、そのデフォルトモードを仮名漢字変換エンジンの変換モードとして判断する。
また、上記設定情報管理部2に予め設定されている設定情報には、仮名漢字変換装置10を無効化するための無効化情報が含まれていてもよい。従って、上記モード判断部5が受け取った設定情報に上記無効化情報が含まれている場合には、モード切替部6に対して、モード切替を行わないように指示をする情報を出力する。これにより、モード切替部6は、不要な変換モードの切り替えを行わなくて済む。
また、メール作成時において、入力された宛先アドレスが変更された場合には、宛先情報取得部3は、再度宛先アドレスに対応する宛先種別情報および宛先カテゴリ情報をそれぞれ読み出し、変更された宛先種別情報および宛先カテゴリ情報を含む宛先情報をモード判断部5に出力する。モード判断部5は、再度入力された宛先情報に基づいて、設定情報管理部2から設定情報を読み出し、変換モードの判断処理をする。そして、モード切替部6は、モード判断部5が再度行なった判断に基づいて、仮名漢字変換エンジンのモードを切り替える。この一連の処理によって、ユーザが送信先を変更した場合でも、仮名漢字変換装置10は、常に適切なモードを再設定することが可能である。
〔モード切替処理〕
図3は、仮名漢字変換エンジン7のモード切替処理の流れを示すフローチャートである。
まず、メーラ4が起動される(S1)。ここでは、ユーザが操作部40を操作することによってメーラ4が起動される。
次に、メーラ起動後、宛先が入力される(S2)。ここでは、新規メール作成時において、ユーザが操作部40を操作することによって、図4に示すアドレスが宛先種別ごとに宛先に入力されたものとする。
続いて、宛先情報を取得する(S3)。ここで、宛先情報取得部3は、アドレスおよびアドレスに関連付けた宛先カテゴリ情報を予め登録してある電話帳データベース1から、入力された各宛先アドレスに対応する宛先カテゴリ情報を読み出す。また、宛先情報取得部3は、メーラ4から、当該入力された各宛先アドレスに対応する宛先種別情報を読み出す。宛先情報取得部3はその読み出した宛先カテゴリ情報および宛先種別情報を含む宛先情報を取得する。具体的には、宛先情報取得部3が、図5に示す各宛先アドレスに対応する宛先カテゴリ情報を読み出す。そして、宛先情報取得部3は、電話帳データベース1から宛先カテゴリ情報を読み出した後、各宛先カテゴリ情報をメーラ4から読み出した宛先種別情報にそれぞれ関連付ける。そして、その関連付けた宛先カテゴリ情報および宛先種別情報を含む宛先情報を取得する。
次に、宛先情報取得部3は、仮名漢字変換処理を行う際に仮名漢字変換エンジンの変換モードを適切に設定するために、取得した宛先情報をモード判断部5に出力する。ここでは、宛先情報取得部3は、図6に示す宛先情報をモード判断部5に出力するものとする。
次に、モードが判断される(S4)。ここでは、モード判断部5は、モード判断を行うために、入力された宛先情報に含まれる宛先種別情報および宛先カテゴリ情報の設定情報を設定情報管理部2から読み出す。具体的には、モード判断部5は、設定情報管理部2から図7(a)および(b)に示す設定情報を読み出すものとする。そして、モード判断部5は、設定情報を読み出した後、図8に示すように、宛先情報と設定情報とを照合し、変換モードに対する重み付けの値を算出する。そして、モード判断部5は、その算出結果から変換モードを判断する。
次いで、モードが切り替えられる(S5)。ここで、モード判断部5は、判断した変換モードの情報をモード切替部6に出力する。そして、モード切替部6は、入力された変換モードの情報に基づいて、仮名漢字変換エンジンの変換モードを切り替える。この例の場合では、モード切替部6は、仮名漢字変換エンジンの変換モードを「ビジネス語句優先」モードに切り替える。
最後に、切替えたモードで仮名漢字変換が行われる(S6)。ここで、仮名漢字変換エンジン7は、モード切替部6が切り替えたモードに従って、ユーザから操作部40を介して入力された文字の変換候補を表示パネル60に出力する。
上述のモード切替処理によって、仮名漢字変換装置10は、メールの宛先に適した仮名漢字変換エンジンのモードを選択することが可能となり、文書入力目的に即した変換候補を出力することが可能となる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、仮名漢字変換装置10の各ブロック、特に宛先情報取得部3、メーラ4、モード判断部5、モード切替部6および仮名漢字変換エンジン7は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、仮名漢字変換装置10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである仮名漢字変換装置10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記仮名漢字変換装置10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、仮名漢字変換装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、携帯電話、PHS、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ハンディーターミナルなど文字入力機能を備える機器であればどのような装置にも利用することができる。
1 電話帳データベース
2 設定情報管理部
3 宛先情報取得部
4 メーラ
5 モード判断部
6 モード切替部
7 仮名漢字変換エンジン
10 仮名漢字変換装置
20 主制御部
30 記憶部
40 操作部
50 外部通信部
60 表示パネル
70 音声入力部
80 音声出力部
100 携帯電話

Claims (11)

  1. 複数種類の変換モードの中から設定した変換モードにより入力文字の仮名漢字変換を行う仮名漢字変換エンジンを備えた仮名漢字変換装置において、
    複数のメールアドレスと、予め設定した複数種類のカテゴリにメールアドレスを分類するための宛先カテゴリ情報とを対応付けて記憶する電話帳データベースと、
    上記宛先カテゴリ情報と上記変換モードとを対応付けて設定情報として記憶する設定情報データベースと、
    上記メールアドレスと、該メールアドレスに対する複数種類の送信条件を示す宛先種別情報との入力を受け付ける入力手段と、
    上記入力手段により受け付けたメールアドレスから、上記電話帳データベースを検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する宛先カテゴリ情報取得手段と、
    上記宛先カテゴリ情報取得手段により取得された宛先カテゴリ情報から、上記設定情報データベースを検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得する変換モード取得手段と、
    上記変換モード取得手段により取得された変換モードを、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定すべき変換モードとするか否かを、上記入力手段により上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて判断するモード判断部と、
    上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定されている変換モードを、上記モード判断部による判断結果に応じた変換モードに切り替えるモード切替部とを備えることを特徴とする仮名漢字変換装置。
  2. 上記モード判断部は、上記宛先種別情報が複数存在する場合に、宛先種別情報の重み付けによって、仮名漢字変換エンジンに設定すべき変換モードを判断することを特徴とする請求項1に記載の仮名漢字変換装置。
  3. 上記モード判断部は、上記宛先種別情報が複数存在する場合に、宛先カテゴリ情報の組み合わせによって、仮名漢字変換エンジンに設定すべき変換モードを判断することを特徴とする請求項1に記載の仮名漢字変換装置。
  4. 上記設定情報データベースに、宛先カテゴリ情報に対応付けて仮名漢字変換装置を有効または無効に設定するための情報が格納されているとき、
    上記モード判断部は、上記設定情報データベースから取得した宛先カテゴリ情報に対応付けられた仮名漢字変換装置の設定の有効または無効に設定するための情報が無効に設定する情報である場合、仮名漢字変換エンジンのモード切替部に切替指示を行わないことを特徴とする請求項1に記載の仮名漢字変換装置。
  5. メールの作成および送受信を行なうアプリケーションの一つであるメーラを備え、
    上記電話帳データベースは、上記メーラによる宛先カテゴリ情報の取得が可能なデータベースであることを特徴とする請求項1に記載の仮名漢字変換装置。
  6. 上記メーラは、上記電話帳データベースから取得した宛先カテゴリ情報と、ユーザが設定した宛先種別情報とを、上記モード判断部に通知することを特徴とする請求項5に記載の仮名漢字変換装置。
  7. 上記メーラは、メール文章作成中に宛先が変更された場合に、宛先カテゴリ情報と宛先種別情報を上記モード判断部に通知することを特徴とする請求項5に記載の仮名漢字変換装置。
  8. 上記設定情報データベースは、上記モード判断部が変換モードを判断するためにユーザの事前設定を参照できるように、設定情報の保管および読み出しを可能としたデータベースであることを特徴とする請求項1に記載の仮名漢字変換装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の仮名漢字変換装置を備えた文字入力機能を有する電子機器。
  10. 複数のメールアドレスと、予め設定した複数種類のカテゴリにメールアドレスを分類するための宛先カテゴリ情報とを対応付けて記憶する電話帳データベースと、上記宛先カテゴリ情報と入力文字の仮名漢字変換を行う変換モードとを対応付けて設定情報として記憶する設定情報データベースとを備え、複数種類の変換モードの中から設定した変換モードにより入力文字の仮名漢字変換を行う仮名漢字変換エンジンによって実行する仮名漢字変換方法であって、
    上記メールアドレスと、該メールアドレスに対する複数種類の送信条件を示す宛先種別情報との入力を受け付ける第1ステップと、
    上記第1ステップにより受け付けたメールアドレスから、上記電話帳データベースを検索して当該メールアドレスに対応付けられた宛先カテゴリ情報を取得する第2ステップと、
    上記第2ステップにより取得された宛先カテゴリ情報から、上記設定情報データベースを検索して当該宛先カテゴリ情報に対応付けられた変換モードを取得する第3ステップと、
    上記第3ステップにより取得された変換モードを、上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定すべき変換モードとするか否かを、上記第1ステップにより上記メールアドレスと共に受け付けた宛先種別情報に基づいて判断する第4ステップと、
    上記仮名漢字変換エンジンにおいて設定されている変換モードを、上記第4ステップによる判断結果に応じた変換モードに切り替える第5ステップとを含むことを特徴とする仮名漢字変換方法。
  11. コンピュータを、請求項1〜8の何れか1項に記載の仮名漢字変換装置の各部として機能させるための仮名漢字変換プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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