JP2010257190A - 携帯端末及びメールアドレス設定方法 - Google Patents

携帯端末及びメールアドレス設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】宛先のメールアドレスを簡易に設定可能とする。
【解決手段】携帯端末1において、記憶部103には、キーワードとメールアドレスとを対応づけた宛先制御情報が記憶されている。制御部102は、電子メールの作成時に、電子メール作成画面における本文入力欄に文字列が入力された場合には、当該文字列から宛先制御情報内のキーワードを検出する。更に、制御部102は、検出したキーワードに対応づけられているメールアドレスを、電子メールの宛先に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メールの作成機能を有する携帯端末、及び、当該携帯端末におけるメールアドレス設定方法に関する。
携帯端末が、電子メール作成用のアプリケーションを実行した場合、必要となる主な入力項目は、宛先、件名、本文である。携帯端末においては、利用者による操作部の操作に応じて、宛先の入力欄には宛先となるメールアドレス、件名の入力欄には本文の要約である短文、本文の入力欄には利用者が送信先へ通知する本文が、それぞれ入力される。
宛先、件名及び本文の入力欄については、それぞれ携帯端末の画面を切り替えながら利用者が入力することになる。入力開始から入力完了までの利用者の操作は、1.入力欄へ画面を切り替えてカーソルを合わせる操作(フォーカスイン)、2.画面が切り替わった後の内容の入力操作、3.入力欄から画面を切り替えてカーソルを外す操作(フォーカスアウト)の繰り返しとなる。
上述した繰り返しの操作は、入力毎に画面を切り替える必要があるため、煩雑である。このため、例えば特許文献1に記載されたメール装置は、本文欄に入力された文に基づいて、件名を自動的に生成することにより、件名生成の手間を省いている。
特開2004−288111号公報
本文と件名はある程度の相関があるため、特許文献1に記載されたメール装置を用いることにより、適切な件名が生成され得る。しかしながら、宛先のメールアドレスは、本文との相関がないため、特許文献1に記載されたメール装置を宛先のメールアドレスの設定に用いることはできない。
また、宛先のメールアドレスの設定においては、内容入力の操作が煩雑である。具体的には、宛先の入力欄へのフォーカスインの後、一般に、利用者は、アドレス帳機能を起動させ、アドレス帳におけるメールアドレスの一覧から選択する。この場合、1.アドレス帳機能のアプリケーションの起動操作、2.所望するメールアドレスの検索操作、3.所望するメールアドレスの選択操作が必要であり、煩雑である。
また、これら3つの操作のうち、検索操作が最も操作数が多く、その操作数はアドレス帳におけるメールアドレスの登録数、階層構造(グループ分け等)の深さに比例する。このため、アドレス帳に登録されたメールアドレスが多くなるほど、更には、アドレス帳の階層構造が深くなるほど、操作の煩雑さが増す。
上記問題点に鑑み、本発明は、宛先のメールアドレスを簡易に設定可能な携帯端末及びメールアドレス設定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。本発明の第1の特徴は、電子メールの作成機能を有する携帯端末(携帯端末1)であって、キーワードとメールアドレスとを対応づけて記憶する記憶部(記憶部103)と、電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出する検出部(キーワード検出部152)と、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定する設定部(宛先設定部154)とを備えることを要旨とする。
このような携帯端末は、キーワードとメールアドレスとを対応づけて記憶しておき、電子メールの作成時に本文入力欄に文字列が入力された場合には、当該文字列からキーワードを検出し、そのキーワードに対応づけられて記憶されているメールアドレスを、電子メールの宛先に設定する。したがって、利用者は、宛先のメールアドレスを入力する煩雑な操作を行う必要がない。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記検出部により検出された前記キーワードを、前記本文入力欄から削除する、又は、他の文字若しくは他の文字列に置換する削除部(キーワード削除部156)を備えることを要旨とする。
本文入力欄におけるキーワードは、宛先のメールアドレスを設定するために入力されるものであり、本来は本文には不要である。したがって、本文入力欄におけるキーワードを削除することにより、利用者が削除のための操作を行わなくても、本文内に不要な文字列が残ってしまうことがない。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記検出部は、前記本文入力欄に入力される前記文字列のうち、先頭の所定数の文字列から前記キーワードを検出することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴の何れかに係り、前記検出部は、前記本文入力欄に文字列が入力された後、利用者によって、電子メールの送信指示の操作が行われた場合に、前記電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至第4の特徴の何れかに係り、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを表示する表示部(モニタ108)を備え、前記設定部は、利用者によって、前記表示部に表示された前記メールアドレスの確定の操作が行われた場合に、確定した前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第5の特徴の何れかに係り、前記キーワードに対応づけられた前記メールアドレスを更新する更新部(メールアドレス更新部158)を備えることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記更新部は、利用者によって、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレス以外の他のメールアドレスを宛先として選択する操作が行われた場合に、前記検出部により検出された前記キーワードに、前記他のメールアドレスを対応づけて前記記憶部に記憶させることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第6又は第7の特徴に係り、前記更新部は、利用者によって、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを削除する操作が行われた場合に、削除の対象となっている前記メールアドレスを削除することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、電子メールの作成機能を有する携帯端末におけるメールアドレス設定方法であって、前記携帯端末が、キーワードとメールアドレスとを対応づけて記憶部に記憶するステップと、前記携帯端末が、電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から、前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出するステップと、前記携帯端末が、検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、宛先のメールアドレスを簡易に設定可能となる。
本発明の実施形態に係る携帯端末の構成図である。 本発明の実施形態に係る電子メール作成画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電子メール作成画面において本文入力欄に文字列が入力された場合の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る宛先制御情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る宛先選択画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電子メール作成画面において宛先入力欄に宛先が設定された場合の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯端末による宛先設定の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る携帯端末の動作のフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)携帯端末の構成、(2)携帯端末の動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)携帯端末の構成
図1は、携帯端末の構成図である。図1に示す携帯端末1は、例えば携帯電話機であり、制御部102、記憶部103、無線通信部106、アンテナ107、モニタ108、マイク110、スピーカ112、操作部114を備える。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、携帯端末1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、携帯端末1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含む。無線通信部106は、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ107を介して、図示しない無線基地局との間で無線信号の送信及び受信を行う。
モニタ108は、制御部102を介して受信した画像を表示したり、操作内容(入力電話番号やアドレスなど)を表示したりする。マイク110は、音声を集音し、集音された音声に基づく音声データを制御部102へ出力する。スピーカ112は、制御部102から取得した音声データに基づいて音声を出力する。操作部114は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。
制御部102は、キーワード検出部152、宛先設定部154、キーワード削除部156、メールアドレス更新部158を含む。
利用者は、操作部114を用いて電子メール作成用アプリケーションの起動を指示する操作を行う。制御部102は、操作部114からの操作信号を入力し、当該操作信号に基づいて、記憶部103に記憶された電子メール作成用アプリケーションを読み出し、起動する。
制御部102は、電子メール作成用アプリケーションの実行において、モニタ108に電子メールの作成画面を表示させる。図2は、電子メール作成画面の一例を示す図である。図2に示すように、電子メール作成画面は、宛先入力欄201、件名入力欄202、本文入力欄203を含む。
利用者は、操作部114を用い、カーソルを本文入力欄203に移動させ、当該本文入力欄203へのフォーカスインの操作、本文入力欄203に文字列を入力する操作、本文入力欄203からのフォーカスアウトの操作を行う。制御部102は、これらの操作に応じて、画面が切り替わり、本文入力欄203へのフォーカスイン、本文入力欄203への文字列の入力、本文入力欄203からのフォーカスアウトの各処理を行う。なお、フォーカスインが行われると、宛先(To)や参照先(Cc)等の本文入力欄とは無関係な入力欄201、202が表示されない機種が存在する。本実施形態では、携帯端末1は、そのような機種である。
図3は、電子メール作成画面において本文入力欄に文字列が入力された場合の例を示す図である。
上述した、本文入力欄203へのフォーカスイン、本文入力欄203への文字列の入力、本文入力欄203からのフォーカスアウトの各処理が行われた後、キーワード検出部152は、利用者が操作部114を用いて電子メールを送信する操作を行ったか否かを判定する。
電子メールを送信する操作が行われた場合、キーワード検出部152は、本文入力欄203に入力された文字列からキーワードを検出する。
キーワードは、宛先制御情報に基づいて検出される。宛先制御情報は、記憶部103に記憶されている。図4は、宛先制御情報の一例を示す図である。図4に示すように、宛先制御情報は、キーワードに1又は複数のメールアドレスが対応づけられて構成される。宛先制御情報は、適宜、キーワードやメールアドレスの追加、修正、削除が可能である。
具体的には、キーワード検出部152は、記憶部103に記憶された宛先制御情報に含まれるキーワードを入力された文字列から抽出する。例えば、キーワード検出部152は、本文入力欄203の特定の行(本実施形態では1行目)に入力された文字列から、キーワードの検出を試みる。詳細には、図3に示すように本文入力欄203の1行目に「みんなへ」の文字列が入力されており、宛先制御情報が図4に示すものである場合、キーワード検出部152は、「みんなへ」をキーワードとして検出する。
キーワード検出部152によってキーワードが検出された場合、宛先設定部154は、宛先制御情報において、検出されたキーワードに対応づけられたメールアドレスを特定する。例えば、「みんなへ」がキーワードとして検出され、宛先制御情報が図4に示すものである場合、宛先設定部154は、宛先制御情報において、キーワード「みんなへ」に対応づけられたメールアドレス「sample01@aaa.co.jp」と「sample02@aaa.co.jp」とを宛先メールアドレスとして特定する。
次に、宛先設定部154は、特定したメールアドレスを含む宛先選択画面をモニタ108に表示させる。図5は、宛先選択画面の一例を示す図である。図5に示す宛先選択画面は、宛先設定部154によって特定されたメールアドレス211と、「確定」の操作ボタン212、「キャンセル」の操作ボタン213、「追加」の操作ボタン214、「削除」の操作ボタン215を含んで構成される。
利用者が、操作部114を用いて、宛先選択画面における、「キャンセル」の操作ボタン213を選択した場合には、宛先設定部154は、通常の宛先設定を行う。すなわち、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、直接に入力したメールアドレスや、アドレス帳から選択したメールアドレスを宛先に設定する。
また、利用者が操作部114を用いて、「追加」の操作ボタン214を選択した場合、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、直接に入力したメールアドレスや、アドレス帳から選択したメールアドレスに加えて、キーワード検出部152によって検出されたキーワードに対応するメールアドレスを宛先として設定する。
「削除」の操作ボタン215が選択された場合、宛先設定部154は、宛先選択画面に含まれるメールアドレスのうち、利用者が操作部114を用いて削除を指示したメールアドレスを削除し、残りのメールアドレスを宛先として設定する。
また、利用者が操作部114を用いて、「確定」の操作ボタン212を選択した場合、宛先設定部154は、キーワード検出部152によって検出されたキーワードに対応するメールアドレスを、図6に示すように宛先入力欄201に設定する。
宛先設定部154によって、宛先のメールアドレスが設定された後、制御部102内のキーワード削除部156は、キーワード検出部152によってキーワードとして検出された、本文入力欄203の特定の行(本実施形態では1行目)に入力された文字列を削除する。例えば、図3に示すように、本文入力欄203の1行目にキーワード「みんなへ」が含まれている場合、キーワード削除部156は、本文入力欄203の1行目からキーワード「みんなへ」を削除する。なお、図6では、本文入力欄203の1行目からキーワード「みんなへ」が削除されることによって、当該本文入力欄203の1行目が空欄になる。この場合、キーワード削除部156は、本文入力欄203の2行目以降の文字列を1行繰り上げる処理を行う。なお、1行目は空欄のままとしてもよく、1行目を詰めて2行目以降を繰り上げてもよい。
次に、制御部102内のメールアドレス更新部158は、上述のメールアドレスの追加、あるいは削除によるキーワードとメールアドレスとの新たな対応関係を宛先制御情報に設定し、当該宛先制御情報を記憶部103に記憶させる。これにより、宛先制御情報が更新される。なお、メールアドレス更新部158は、電子メールの作成前においても宛先制御情報を更新してもよい。
その後、制御部102は、宛先メールアドレスが設定された電子メールを、無線通信部106及びアンテナ107を介して送信する処理を行う。
(2)携帯端末の動作
次に、携帯端末1の動作を説明する。図7は、携帯端末1の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、携帯端末1内の制御部102は、利用者の操作に応じて電子メール作成用アプリケーションを起動する。これにより、図2に示す電子メール作成画面が表示される。
ステップS102において、制御部102は、利用者による操作部114の操作に応じて、電子メール作成画面における本文入力欄203へのフォーカスインの処理を行う。ステップS103において、制御部102は、利用者による操作部114の操作に応じて、本文入力欄203への文字列の入力処理を行う。ステップS104において、制御部102は、利用者による操作部114の操作に応じて、本文入力欄203からのフォーカスアウトの処理を行う。これにより、モニタ108には図3に示すような画面が表示される。
ステップS105において、制御部102内のキーワード検出部152は、利用者が操作部114を用いて電子メールを送信する操作を行ったか否かを判定する。
電子メールを送信する操作が行われた場合、ステップS106において、宛先のメールアドレスの設定が行われる。以下、ステップS106の詳細な動作について説明する。
図8は、携帯端末1による宛先のメールアドレスの設定動作を示すフローチャートである。
ステップS201において、制御部102内のキーワード検出部152は、電子メール作成画面における本文入力欄203の1行目に入力された文字列から宛先制御情報を用いてキーワードを検出する。
ステップS202において、制御部102内の宛先設定部154は、キーワードが検出されたか否かを判定する。
キーワードが検出されたと判定された場合、ステップS203において、宛先設定部154は、宛先制御情報において、検出されたキーワードに対応づけられたメールアドレスを宛先メールアドレスとして特定する。
ステップS204において、宛先設定部154は、図5のように特定した宛先メールアドレスを含む宛先選択画面をモニタ108に表示させる。
ステップS205において、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、宛先選択画面における「キャンセル」の操作ボタン213を選択したか否か、換言すれば、キャンセル操作を行ったか否かを判定する。
キャンセル操作が行われた場合には、一連の動作が終了し、通常の宛先設定が行われる。一方、キャンセル操作が行われていない場合、ステップS206において、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、宛先選択画面における「追加」の操作ボタン214、「削除」の操作ボタン215の何れかを選択したか否か、換言すれば、追加操作及び削除操作の何れかが行われたか否かを判定する。
追加操作及び削除操作の何れかが行われた場合、ステップS207において、宛先設定部154は、ステップS203において特定された宛先メールアドレスを変更する。具体的には、追加操作が行われた場合、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、直接に入力したメールアドレスや、アドレス帳から選択したメールアドレスを、ステップS203において特定された宛先メールアドレスに追加する。また、削除操作が行われた場合、宛先設定部154は、宛先選択画面に含まれる宛先メールアドレスのうち、利用者が操作部114を用いて削除を指示したメールアドレスを削除する。
ステップS207における宛先メールアドレスの変更の後、あるいは、ステップS206において追加操作と削除操作の何れも行われていないと判定された後、ステップS208において、宛先設定部154は、利用者が操作部114を用いて、宛先選択画面における「確定」の操作ボタン212を選択したか否か、換言すれば、確定操作を行ったか否かを判定する。
確定操作が行われていない場合には、ステップS205におけるキャンセル操作を行ったか否かの判定以降の動作が繰り返される。一方、確定操作が行われた場合には、ステップS209において、宛先設定部154は、図6に示すように、メールアドレスを宛先入力欄201に設定する。
ステップS210において、制御部102内のキーワード削除部156は、宛先選択画面における本文入力欄203の1行目に入力された文字列から、検出したキーワードを削除する。
ステップS211において、制御部102内のメールアドレス更新部158は、上述のメールアドレスの追加、あるいは削除による、宛先メールアドレスと、ステップS202において検出されたキーワードとを対応させた新たな宛先制御情報を記憶部103に記憶させる。
再び、図7に戻って説明する。ステップS107において、電子メールの宛先のメールアドレスが設定された後、ステップS107において、制御部102は、当該電子メールを送信する処理を行う。
(3)作用・効果
本発明の実施形態に係る携帯端末1は、キーワードとメールアドレスとを対応づけた宛先制御情報を記憶しておく。更に、携帯端末1は、電子メールの作成時に、電子メール作成画面における本文入力欄に文字列が入力された場合には、当該文字列から宛先制御情報内のキーワードを検出する。更に、携帯端末1は、検出したキーワードに対応づけられているメールアドレスを、電子メールの宛先に設定する。したがって、利用者は、宛先のメールアドレスを入力する煩雑な操作を行う必要がなく、簡易に宛先のメールアドレスを設定することが可能となる。以下により詳細に説明する。
携帯端末では、画面が小さく、宛先入力欄や本文入力欄等に対する入力項目を一度に同じ画面で入力することが困難である。このため、利用者は、それぞれの入力項目に対応する画面に切り替える必要がある。本実施形態に係る携帯端末1は、本文入力欄に対して利用者が内容を入力した後、宛先入力欄の画面に切り替えるような煩雑な操作を行わなくても、電子メールを送信することができる。換言すれば、携帯端末1の利用者は、電子メールのアプリケーションを起動して、本文入力欄に対して内容を入力するだけで、電子メールを送信することができる。
また、本文入力欄におけるキーワードは、宛先のメールアドレスを設定するために入力されるものであり、本文には不要であることに鑑み、携帯端末1は、本文入力欄におけるキーワードを削除する。これにより、利用者が削除のための操作を行わなくても、本文内に不要な文字列が残ってしまうことがない。更には、文字列(キーワード)とメールアドレスとの対応関係を相手に知られずに済む。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、制御部102内のキーワード削除部156は、本文入力欄203の1行目に入力された文字列から、キーワード検出部152によって検出されたキーワードを削除したが、本文入力欄203の1行目に入力された文字列のうち、キーワード検出部152によって検出されたキーワードを他の文字又は他の文字列に置換するようにしてもよい。ここで、他の文字及び他の文字列は、空白の文字を含む。
また、上述した実施形態では、携帯端末1は、電子メール作成用アプリケーションの起動後に、本文入力欄へのフォーカスイン、本文入力欄への文字入力、本文入力欄からのフォーカスアウトの各処理を行った。しかし、本文入力欄が電子メール作成専用でなく、汎用的なものである場合、例えば、電子メールの本文入力欄と他の入力欄とを兼ねるような場合がある。この場合には、本文入力欄への文字入力、本文入力欄からのフォーカスアウトの各処理の後に、電子メール作成用アプリケーションが起動される。
図9は、携帯端末1の他の動作を示すフローチャートである。
ステップS301乃至ステップS303において、制御部102は、利用者による操作部114の操作に応じて、モニタ108に表示される所定の画面における、汎用的な文字入力欄(汎用入力欄)へのフォーカスインの処理、汎用入力欄への文字列の入力処理、汎用入力欄からのフォーカスアウトの処理を行う。
ステップS304において、制御部102は、汎用入力欄に入力された文字列の用途が電子メールであるか否かを判定する。例えば、制御部102は、利用者が操作部114を用いて、電子メールの作成のための所定の操作を行った場合、汎用入力欄に入力された文字列の用途が電子メールであると判定する。
汎用入力欄に入力された文字列の用途が電子メールである場合、ステップS305において、携帯端末1内の制御部102は、電子メール作成用アプリケーションを起動する。
その後、汎用入力欄は、電子メール作成における本文入力欄として扱われる。ステップS306乃至ステップS308の動作は、図7のステップS105乃至S107の動作と同様であるので、その説明は省略される。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の携帯端末及びメールアドレス設定方法は、宛先のメールアドレスを簡易に設定可能であり、携帯端末及びメールアドレス設定方法として有用である。
1…携帯端末、102…制御部、103…記憶部、106…無線通信部、107…アンテナ、108…モニタ、110…マイク、112…スピーカ、114…操作部、152…キーワード検出部、154…宛先設定部、156…キーワード削除部、158…メールアドレス更新部

Claims (9)

  1. 電子メールの作成機能を有する携帯端末であって、
    キーワードとメールアドレスとを対応づけて記憶する記憶部と、
    電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定する設定部と
    を備える携帯端末。
  2. 前記検出部により検出された前記キーワードを、前記本文入力欄から削除する、又は、他の文字若しくは他の文字列に置換する削除部を備える請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記検出部は、前記本文入力欄に入力される前記文字列のうち、先頭の所定数の文字列から前記キーワードを検出する請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記検出部は、前記本文入力欄に文字列が入力された後、利用者によって、電子メールの送信指示の操作が行われた場合に、前記電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出する請求項1乃至3の何れかに記載の携帯端末。
  5. 前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを表示する表示部を備え、
    前記設定部は、利用者によって、前記表示部に表示された前記メールアドレスの確定の操作が行われた場合に、確定した前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定する請求項1乃至4の何れかに記載の携帯端末。
  6. 前記キーワードに対応づけられた前記メールアドレスを更新する更新部を備える請求項1乃至5の何れかに記載の携帯端末。
  7. 前記更新部は、利用者によって、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレス以外の他のメールアドレスを宛先として選択する操作が行われた場合に、前記検出部により検出された前記キーワードに、前記他のメールアドレスを対応づけて前記記憶部に記憶させる請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記更新部は、利用者によって、前記検出部により検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを削除する操作が行われた場合に、削除の対象となっている前記メールアドレスを削除する請求項6又は7に記載の携帯端末。
  9. 電子メールの作成機能を有する携帯端末におけるメールアドレス設定方法であって、
    前記携帯端末が、キーワードとメールアドレスとを対応づけて記憶部に記憶するステップと、
    前記携帯端末が、電子メールの作成時に本文入力欄に入力される文字列から、前記記憶部に記憶されている前記キーワードを検出するステップと、
    前記携帯端末が、検出された前記キーワードに対応づけられて前記記憶部に記憶されている前記メールアドレスを前記電子メールの宛先に設定するステップと
    を備えるメールアドレス設定方法。
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