JP2006208544A - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
照明装置及びプロジェクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006208544A JP2006208544A JP2005017953A JP2005017953A JP2006208544A JP 2006208544 A JP2006208544 A JP 2006208544A JP 2005017953 A JP2005017953 A JP 2005017953A JP 2005017953 A JP2005017953 A JP 2005017953A JP 2006208544 A JP2006208544 A JP 2006208544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- emitted
- rod
- light guide
- wave plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 照明装置10r、10g、10bが、所定の偏光方向を有する光を射出する光源21〜30と、該光源21〜30から射出された光の照度分布を略均一にするロッド状導光体を含む導光素子12と、光源21〜30から射出された光が導光素子12を導光する間に生じる偏光方向のずれを補正する波長板13とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
その結果、後段の空間光変調装置で利用できる光の成分が減少し、光利用効率の低下に伴って明るい画像が得られなくなるという問題が生じる。
本発明の照明装置は、所定の偏光方向を有する光を射出する光源と、該光源から射出された光の照度分布を略均一にするロッド状導光体を含む導光素子と、前記光源から射出された光が前記導光素子を導光する間に生じる偏光方向のずれを補正する波長板とを備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置では、波長板が導光素子の射出端面に設けられているため、導光素子の特性や長さ等に応じて生じる偏光方向のずれを補正する波長板を設けることにより、光源から射出された光の偏光方向を確実に補正することができる。
本発明に係る照明装置では、複数の光源に対応して複数の導光素子を設けることにより、複数の光源から射出された光を効率良く導光素子に導光することができる。これにより、大容量の光を導光素子の射出端面から射出させることが可能となる。
本発明に係る照明装置では、照度均一化素子を備えることにより、複数の導光素子から射出された光を一括して導光するとともに、複数の導光素子間の光を全体として均一化することができる。
本発明に係る照明装置では、光源から射出された光が導光素子を導光した後、照度均一化素子内を導光し射出端面より射出される。このとき、均一化素子内を導光する間に偏光方向がずれた場合においても、他の波長板により偏光方向のずれを補正することが可能となる。
本発明に係る照明装置では、ロッド状導光体間に波長板が配されているため、ロッド状導光体の長さに応じて適切な波長板を設けることにより、さらに精度良く偏光方向を揃えることができる。
本発明に係る照明装置では、波長板に入射された光に応じて波長板を回転させることにより、光が受ける位相差を調整することができ、所望の偏光方向の光を得ることができる。
本発明に係るプロジェクタでは、照明装置より射出された光は空間光変調装置に入射される。そして、空間光変調装置により変調された画像が、投射レンズによって投影される。このとき、照明装置より射出される光は、上述したように、特定の方向に振動する偏光光となっているため、空間光変調装置を通過する際、光量を落とすことがないので、高い消光比を維持するとともに、明るさが均一な画像を投射することが可能となる。
本実施形態のプロジェクタ1は、図1に示すように、光源から射出されたR(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色光を、空間光変調装置20r、20g、20bによりそれぞれ空間変調して、ダイクロイックプリズム40により合成して、カラー画像を表示する三板式のカラープロジェクタである。
プロジェクタ1は、図1に示すように、それぞれR、G、Bの異なる色光を射出する照明装置10r、10g、10bと、それぞれの照明装置10r、10g、10bから射出されたR、G、Bの輝度を画像信号に応じて変調する透過型液晶ライトバルブ(空間光変調装置)20r、20g、20bと、変調された各色光を合成してカラー画像とするダイクロイックプリズム40と、ダイクロイックプリズム40から射出されたカラー画像をスクリーン60に投射する投射レンズ50とを備えている。また、図中の符号Oは、照明装置10r、10g、10bから射出された射出光の光軸を示している。
また、λ/4板13は、各光源部11r,11g,11bから照射された光が各ロッドインテグレータ12a〜12jを導光する間に生じる偏光方向のずれを補正するものである。すなわち、λ/4板13は、光源部11r,11g,11bから射出された所定の偏光方向を有する光が、ロッドインテグレータ12の内面で反射を繰り返すに伴い偏光方向にずれが生じた場合、偏光方向のずれを補正するものである。したがって、λ/4板13は、入射した光の位相を補正して直線偏光にするように調整されて貼り付けられている。
なお、本実施形態では、すべてのロッドインテグレータ12a〜12jに対してλ/4板13を設けたが、直線偏光が大きく乱れる箇所のみλ/4板13を設ける構成であっても良い。
なお、光源部11r,11g,11bから射出された各色光についての作用は同一であるので、光源部11rから射出された赤色光についての作用を説明し、その他の緑色光、青色光についての作用は説明を省略する。
コリメータレンズ32に入射した赤色光は平行化され、偏光板33に入射されp偏光光のみが透過される。偏光板33を透過した赤色光のp偏光は、集光レンズ34により集光され、各ロッドインテグレータ12a〜12jに入射される。各ロッドインテグレータ12a〜12jに入射された光は、内面で反射を繰り返し射出端面16に向かいλ/4板13に入射する。このとき、各ロッドインテグレータ12a〜12jを導光する間に生じる偏光方向のずれを補正する分の位相差を持つように光軸O回りに調整されたλ/4板13が設けられているため、λ/4板13を通過したそれぞれの光は偏光方向が揃えられた光となっている。その後、ロッドインテグレータ14により、各ロッドインテグレータ12a〜12jから入射した光の照度分布が均一化される。ロッドインテグレータ14の射出端面17に射出された光は、透過型液晶ライトバルブ20rに入射され、プロジェクタ1に入力された映像信号に基づいて変調され、ダイクロイックプリズム40に向けて射出される。
例えば、ロッドインテグレータ12及びロッドインテグレータ14としては、内面を反射面とする中空構造としても良い。また、発光部としてはLEDの他にLD、有機EL等を採用しても良い。
また、ロッドインテグレータ12に代えて、図6に示すように、複数のロッド状導光体71からなり、複数のロッド状導光体71間に波長板13が配され、ロッド状導光体71及び波長板13が光軸O方向に接続されたロッドインテグレータ70であっても良い。この構成の場合、ロッド状導光体71間に波長板13が配されているため、ロッド状導光体71の長さに対応する偏光状態のずれに応じて適切な波長板13を設けることにより、ロッドインテグレータ70の射出端面70aから射出される光の偏光方向をさらに精度良く補正することができる。また、ロッド状導光体71及び波長板13を一つのユニットとし、着脱可能であっても良い。この構成の場合、ユニットを繋ぎ合わせるだけで、所望の長さになるように調整することが可能となる。
また、ロッドインテグレータ14の射出端面17に、他のλ/4板(他の位相板)を設けても良い。この構成の場合、光源部11r,11g,11bから射出され光が、ロッドインテグレータ12を導光した後、ロッドインテグレータ14内を導光する間に偏光方向がずれた場合においても、他のλ/4板により偏光方向のずれを補正することが可能となる。
Claims (8)
- 所定の偏光方向を有する光を射出する光源と、
該光源から射出された光の照度分布を略均一にするロッド状導光体を含む導光素子と、
前記光源から射出された光が前記導光素子を導光する間に生じる偏光方向のずれを補正する波長板とを備えることを特徴とする照明装置。 - 前記波長板が、前記導光素子の射出端面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源が複数設けられ、前記導光素子が前記複数の光源の各々に対応して複数設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
- 前記複数の導光素子から射出された光が入射されるとともに、入射された光の照度分布を略均一にする照度均一化素子を備えることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
- 前記照度均一化素子の射出端面に他の波長板が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記導光素子が、複数のロッド状導光体からなり、
該複数のロッド状導光体間に前記波長板が配され、前記ロッド状導光体及び前記波長板が光軸方向に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明装置。 - 前記波長板が、前記光源から射出される光の光軸に垂直な面内で回転可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の照明装置と、
該照明装置から射出された光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
該空間光変調装置により変調された光を投射する投射レンズとを備えることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005017953A JP4682626B2 (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 照明装置及びプロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005017953A JP4682626B2 (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 照明装置及びプロジェクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006208544A true JP2006208544A (ja) | 2006-08-10 |
JP4682626B2 JP4682626B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=36965506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005017953A Active JP4682626B2 (ja) | 2005-01-26 | 2005-01-26 | 照明装置及びプロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4682626B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293242A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 照明装置およびそれを用いた映像表示装置 |
JP2009294550A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 光合成方法、照明装置および投写型映像表示装置 |
JP2010045032A (ja) * | 2008-08-15 | 2010-02-25 | Christie Digital Systems Usa Inc | 光積分器および光積分システム |
JP2010062019A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Seiko Epson Corp | 照明装置およびプロジェクタ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60214305A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-26 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 偏光特性補正装置 |
JPS62257117A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-09 | Olympus Optical Co Ltd | 偏光変化の補償法 |
JP2002156951A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-05-31 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2003233032A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Minolta Co Ltd | 投写型液晶表示装置 |
JP2004070095A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Hitachi Ltd | 光導波路、光学ユニット及びそれを用いた映像表示装置 |
WO2004043076A2 (en) * | 2002-11-07 | 2004-05-21 | Sony International (Europe) Gmbh | Illumination arrangement for a projection system |
JP2004309668A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Sony Corp | 画像表示装置 |
-
2005
- 2005-01-26 JP JP2005017953A patent/JP4682626B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60214305A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-26 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 偏光特性補正装置 |
JPS62257117A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-09 | Olympus Optical Co Ltd | 偏光変化の補償法 |
JP2002156951A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-05-31 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2003233032A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-22 | Minolta Co Ltd | 投写型液晶表示装置 |
JP2004070095A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Hitachi Ltd | 光導波路、光学ユニット及びそれを用いた映像表示装置 |
WO2004043076A2 (en) * | 2002-11-07 | 2004-05-21 | Sony International (Europe) Gmbh | Illumination arrangement for a projection system |
JP2004309668A (ja) * | 2003-04-03 | 2004-11-04 | Sony Corp | 画像表示装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293242A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | 照明装置およびそれを用いた映像表示装置 |
JP2009294550A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 光合成方法、照明装置および投写型映像表示装置 |
JP2010045032A (ja) * | 2008-08-15 | 2010-02-25 | Christie Digital Systems Usa Inc | 光積分器および光積分システム |
JP2010062019A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Seiko Epson Corp | 照明装置およびプロジェクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4682626B2 (ja) | 2011-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4186918B2 (ja) | 画像表示装置 | |
US7101049B2 (en) | Projector optics and projector with light source of LEDs | |
US9016865B2 (en) | Illumination device and projection type display device using the same | |
JP2005157059A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4678231B2 (ja) | 均一化光学素子、照明装置及び画像表示装置 | |
JP2008134271A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2006227361A (ja) | 偏光変換光学素子、照明装置及びプロジェクタ | |
JP2015108758A (ja) | 照明装置、投射型映像表示装置、照明方法、および投射型映像表示方法 | |
US9175826B2 (en) | Illuminating unit and display | |
JP4682626B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP5170221B2 (ja) | 照明装置および画像表示装置 | |
JP2008268601A (ja) | 照明光学系 | |
WO2011021304A1 (ja) | 照明装置とそれを用いた投射型表示装置 | |
JP2006349987A (ja) | 導光素子、照明装置及び画像表示装置 | |
JP4843949B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4382503B2 (ja) | 投写型表示装置の光源装置と投写型表示装置 | |
JP2006220911A (ja) | 照明装置及び画像表示装置 | |
JP2006227362A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2006317568A (ja) | 照明装置及び画像表示装置 | |
JP2004226738A (ja) | 光学素子及び照明装置並びに投射型表示装置 | |
JP2006220912A (ja) | 照明装置及び画像表示装置 | |
JP4910354B2 (ja) | 均一化光学素子、照明装置及びプロジェクタ | |
JP4273789B2 (ja) | 照明装置及び投射装置 | |
JP4715167B2 (ja) | 照明装置、画像表示装置及びプロジェクタ | |
JP4407766B2 (ja) | 照明装置及び投射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20101118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110111 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4682626 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |