JP2006206278A - 端面折り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、用紙の端面を折り上げる端面折りの開始位置を容易に変更可能な端面折り装置に関する。
【解決手段】用紙折り込み装置1の端面折り部10は、初期端面折り開始位置からの増減値が操作部の「+」キーや「−」キーや数字キーで設定入力されると、当該入力された増減値で設定される変更端面折り開始位置で端面折りを行う。したがって、端面折り開始位置を任意にかつ簡単・容易に変更して、端面折りを行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端面折り装置に関し、詳細には、画像形成装置の後処理装置等として利用される用紙折り装置の用紙搬送路の途中に配置され、用紙の端面(先端角部)を折り上げる端面折り装置、特に、用紙上での端面折り開始位置を容易に変更可能とした端面折り装置に関する。
従来、図面原稿等の大きなサイズの原稿を複写する電子複写機においては、A0サイズ、A1サイズ等の大判の複写用紙上に複写する場合が多く、これらの大判の複写用紙をそのまま保管したり、大判のままで取り扱うと、大きな保管スペースが必要となり、また、取扱いが不便であるため、通常は、折り畳まれて収納される。
ところが、この複写された大判の複写用紙の折り畳みを手操作で行うと、通常、かなりの時間を要し、用紙の折り畳みに用する時間が複写に要する時間の数倍になる場合もあり、作業性が悪い。
そこで、従来、複写機の排出路に配置され、たとえば、A0サイズの用紙をA4サイズの大きさに折り畳む用紙折り装置が用いられるようになってきている。
このような用紙折り装置を使用して、大サイズの用紙を小サイズのものとして折り畳んだ場合には、折り畳まれたままの用紙を綴り込むと、用紙の端面まで綴り込まれてしまう。このような端面の綴り込みを防止するために、その折り畳んだ用紙の端面部分を、オペレータ等が手で引き出して、再度折り込む作業を行った後、ステープル、パンチ等で綴り込んで、ファイルを作成する必要がある。
ところが、全ての用紙に対して端面部分を折り込む作業を行うと、オペレータの負担が大きくなるだけでなく、作業性が悪い。
そこで、従来、用紙の端面を上下動可能な端面折り部材ですくい上げて、当該端面折り部材を上下動させることで、用紙の端面を折り込んで、オペレータの負担を軽減できる端面折り装置が提案されている(特許文献1参照)。
この端面折り装置は、端面折りを開始する位置が、端面折りの折り目を掬い上げる上下動可能な端面折り部材の形状に依存している。
特許第3173121号公報
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、端面折りを開始する位置が、端面折りの折り目を掬い上げる上下動可能な端面折り部材の形状に依存しているため、ファイリングの都合や用紙の画情報の都合で用紙先端の端面折りの開始位置を変更したくても、変更することができず、利用性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、用紙先端の端面折りの開始位置を任意にかつ容易に変更することのできる端面折り装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の端面折り装置は、搬送されてくる用紙に対して当該用紙の先端から所定距離離れた端面折り開始位置で端面折りを行う端面折り手段と、当該端面折り開始位置として当該端面折りする用紙の用紙サイズに応じて予め設定された初期端面折り開始位置を設定して前記端面折り手段に当該初期端面折り開始位置で端面折りを行わせる制御手段と、を備えた端面折り装置であって、前記初期端面折り開始位置からの増減値を設定入力する入力手段を備え、前記制御手段が、当該入力手段で入力された増減値で設定される変更端面折り開始位置で前記端面折り手段に端面折りを行わせることにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明の端面折り装置は、搬送されてくる用紙に対して当該用紙の先端から所定距離離れた端面折り開始位置で端面折りを行う端面折り手段と、当該端面折り開始位置として当該端面折りする用紙の用紙サイズに応じて予め設定された初期端面折り開始位置を設定して前記端面折り手段に当該初期端面折り開始位置で端面折りを行わせる制御手段と、を備えた端面折り装置であって、前記初期端面折り開始位置からの変更距離の値を設定入力する入力手段を備え、前記制御手段が、当該入力手段で入力された変更距離の値で設定される変更端面折り開始位置で前記端面折り手段に端面折りを行わせることことにより、上記目的を達成している。
上記各場合において、例えば、請求項3に記載するように、前記端面折り装置は、前記入力手段での前記変更端面折り開始位置の入力に際して、前記端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図を表示手段に表示出力してもよい。
また、例えば、請求項4に記載するように、前記制御手段は、前記端面折りを適切に実行可能な範囲以外の前記端面折り開始位置の当該用紙の領域を端面折り開始禁止領域として設定し、当該端面折り開始禁止領域内への前記変更端面折り開始位置の設定入力を禁止してもよい。
さらに、例えば、請求項5に記載するように、前記端面折り装置は、前記入力手段での前記変更端面折り開始位置の入力に際して、前記端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図を表示手段に表示出力するとともに、当該端面折り用紙略図に前記端面折り開始禁止領域を表示出力するものであってもよい。
本発明の端面折り装置によれば、用紙に対して実施する端面折りを、初期端面折り開始位置で行うだけでなく、入力手段から変更入力された変更端面折り開始位置に端面折り開始位置を変更して、端面折りを行うので、用紙の用途等に応じて端面折り開始位置を任意にかつ容易に変更することができ、端面折りした用紙の利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図12は、本発明の端面折り装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の端面折り装置の一実施例を適用した用紙折り装置1と複写装置100の側面概略構成図である。
図1において、用紙折り込み装置1は、複写装置100の用紙排出側側面に後処理装置として連結部2によって連結されており、連結部2には、複写装置100で画像の複写された用紙Pを用紙折り込み装置1に案内する入口ガイド板3が配設されている。
用紙折り込み装置1は、複写装置100から送られてきた用紙Pの先端側の端面を折る端面折り部10、用紙Pを搬送方向にジャバラ状に折るジャバラ折り部50と、ジャバラ折り部50でジャバラ状に折られた用紙Pを所定の小サイズの大きさ、例えば、A4の大きさに垂直方向に折るクロス折り部60及びクロス折り部60で所定の小サイズの大きさ、例えば、A4サイズに折られた用紙Pを排出してスタックするスタッカー70等を備えている。
一方、複写装置100は、下部から給紙部110、画像形成部120及び画像読取部130が順次積み重ねられた状態で構成されており、給紙部110には、複数のロール状の用紙Pが収納されていて、画像形成に適した用紙Pが画像形成部120に搬送される。また、給紙部110の上面には、手差し給紙台111が設けられており、給紙部110は、手差し給紙台111にセットされた用紙Pについても、画像形成部120に搬送する。
画像形成部120は、レジストローラ121、感光体122、定着部123、排紙部124及び感光体122の周囲に配設された帯電部125、光書込部126、現像ユニット127、転写部128、クリーニング部129等を備えている。画像形成部120は、時計方向に回転駆動される感光体122を帯電部125で一様に帯電させ、光書込部126で、一様に帯電された感光体122に画像データによって変調された書込光を照射して静電潜像を形成して、現像ユニット127でトナーで現像してトナー画像を感光体122上に形成する。
一方、画像形成部120は、給紙部110または手差し給紙台111から送られてきた用紙Pを、一旦、レジストローラ121で停止させて、タイミング調整した後、感光体122と転写部128との間に搬送する。
画像形成部120は、上記感光体122上のトナー画像を転写部128でレジストローラ121から搬送されてきた用紙P上に転写し、転写の完了した完了した用紙Pを定着部123に搬送して、定着部123で、トナー画像の転写された用紙Pを搬送しつつ、加熱・加圧してトナー画像を用紙Pに定着させる。
画像形成部120は、定着の完了した用紙Pを、紙折りを行う場合には、排紙部124により連結部2の入口ガイド板3を介して用紙折り込み装置1に送り出し、紙折りを行わない場合には、図示しない切換爪で排紙経路を切り換えて上排紙ローラ124aで、画像形成部120の上部の排紙トレイ129上に排紙する。
画像読取部130は、原稿を搬送しつつ主走査及び副走査して原稿の画像を読み取って、画像形成部120に送る。画像形成部120は、光書込部126が、画像読取部130の読み取った原稿の画像データに基づいて光変調して書込光を感光体122上に照射する。
用紙折り込み装置1には、複写装置100で画像形成された用紙Pを折り込む場合に、用紙Pが、排紙部124から連結部6の入口ガイド板3を介して送られてくる。用紙折り込み装置1は、用紙端面を折る場合には、端面折り部10により用紙先端の端面を折るが、用紙端面を折る場合に、用紙Pを搬送しながら用紙端面を折る場合と用紙Pの搬送を一旦停止して用紙端面を折る場合がある。そして、用紙Pを一旦停止して用紙端面を折る場合には、複写装置100に用紙後端がかかっていると、複写装置100は用紙Pの排出を続けるため、用紙Pが入口ガイド板3上で滞留してしまう。そこで、用紙折り込み装置1は、可動式となっている入口ガイド板3を、図1の実線位置から破線位置に可動させて、用紙Pの先端の搬送を停止させた状態であっても、複写装置100側からの用紙Pの排出を可能とする。
用紙折り込み装置1は、複写装置100から送られてきた用紙折り込みを行う用紙Pに対して、まず、端面折り部10で、端面折りを行って、ジャバラ折り部50に搬送し、ジャバラ折り部50で、端面折りされた用紙Pを搬送方向にジャバラ状に折る。用紙折り込み装置1は、次に、ジャバラ折り部50でジャバラ状に折られた用紙Pを、クロス折り部60で、所定の小サイズの大きさ、例えば、A4の大きさに垂直方向に折って、スタッカー70に排出して、スタッカー70内に蓄積する。
そして、端面折り部10は、図1の端面折り部10の拡大図である図2及び図2の平面図である図3に示すように、入口搬送ローラ対11、端面折りローラ12、13、上下のガイド板14、15及び折りローラ対16等が矢印で示す用紙Pの搬送方向に順次並べて配設されており、入口搬送ローラ対11の下流側中央近傍には、図3に示すように、用紙Pの先端位置を検知する先端検知センサ17が配置されている。また、折りローラ対16は、用紙搬送方向とローラ軸中心が垂直に配置されている。
入口搬送ローラ対11には、図3に示すように、プーリ21が固定されており、折りローラ16には、プーリ22が固定されていて、プーリ21とプーリ22とは駆動ベルト23により連結されている。プーリ21は、搬送モータ24に固定されたプーリ25と駆動ベルト26を介して連結されており、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11は、搬送モータ24により回転/停止が行われる。
端面折りローラ12、13は、図4及び図5に示すように、凸部12aを有する凸ローラ12と凹部13aを有する凹ローラ13で構成され、図3に示すように、用紙搬送方向に対して端面折りの折り目の角度Qと同じ角度にローラ軸中心が配置されていて、図6に示すように、凹ローラ13の凹部13aと凸ローラ12の凸部12aとが勘合して、用紙Pの端面に折り目を付ける。さらに、凸ローラ12と凹ローラ13には、それぞれ平面部12b、13bが形成されており、図2に示すように、通常の待機位置では、この平面部12b、13がそれぞれ通紙経路に対して平行に向いて、通紙の妨げにならない状態で待機する。したがって、用紙折り込み装置1は、用紙Pに端面折りを行わない場合、端面折りローラ12、13を、図2の待機位置の状態に保つ。なお、平面部12b、13bは、必ずしも平坦面である必要はなく、待機状態において互いに干渉せず、用紙Pを通過させのに十分なギャップが形成される形状であれば、多少凹凸形状となっていてもよい。
さらに、凸ローラ12にはギヤ27が固定され、凹ローラ13にはギヤ28が固定されていて、ギヤ27は、さらに、端面折りモータ29に固定されたギヤ30と歯合している。したがって、端面折りローラ12、13は、端面折りモータ29により回転/停止が行われる。さらに、凸ローラ12には、図3に示すように、その軸端部に、外径方向へ突出した遮光部12cを有し、遮光部12cは、透過型光センサであるホームポジションセンサ31(以下、HPセンサ31という。)を端面折りローラ12、13の待機位置で遮光する。HPセンサ31は、端面折りローラ12、13の待機位置で凸ローラ12の遮光部12cにより検出光が遮光されると、待機位置を検出して、ON信号を出力する。すなわち、遮光部12cの突出角度は、端面折りローラ12、13の平面部12b、13b同士が平行に対向し合った待機位置の状態(図2の状態)であるか否かをHPセンサ31が検知できるように設定されている。
そして、複写装置100及び用紙折り込み装置1は、その要部制御系が図7に示すように構成されている。複写装置1は、本体制御基板150と操作部160を備え、操作部160は、表示部161を備えている。用紙折り込み装置1は、紙折りコントローラ80及び上記先端検知センサ17、搬送モータ24、端面折りモータ29、HPセンサ31等を備えており、本体制御基板150は、操作部160に接続されているとともに、用紙折り込み装置1の紙折りコントローラ80に接続されている。
操作部(入力手段)160は、複写装置1の複写動作に必要な各種設定操作、例えば、コピー枚数、コピー濃度の設定操作が行われるとともに、後述する端面折りを行うか否かの選択操作や端面折りの折り開始位置の変更値の入力操作等が行われ、本体制御基板150は、操作部160での設定操作内容を取得して、操作内容に応じた複写動作を行わせるとともに、操作部160の表示部(表示手段)161に必要な情報の表示、特に、後述する端面折りの折り位置の入力操作のガイダンス情報を表示出力する。また、本体制御基板150は、用紙折り込み装置1の紙折りコントローラ80に制御信号を出力して、ユーザが操作部160で操作した設定内容に応じた紙折り処理、特に、端面折り開始位置の位置変更処理を行わせる。
紙折りコントローラ80は、本体制御基板150の制御下で、先端検知センサ17及びHPセンサ31の検出結果に基づいて、搬送モータ24及び端面折りモータ29の駆動を制御して、端面折り部10に端面折り処理を実行させるとともに、端面折り開始位置に変更処理を行わせる。上記本体制御基板150と紙折りコントローラ80は、全体として、制御手段として機能している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の用紙折り込み装置1は、端面折り機能及び端面折り開始位置調整機能を備えており、複写装置100の操作部160での操作に応じて、複写装置100で画像形成された用紙Pに対して折り処理を行う場合に、端面折りを行うか否か、端面折り開始位置の調整を行うか否か、端面折り開始位置を調整する場合には、どの位置にするかを操作部160の操作で設定することができる。
すなわち、ユーザにより複写動作設定、用紙Pを折るか折らないかの選択、用紙Pを折る場合には、端面を折るか折らないかの選択、端面を折る場合には、端面折り開始位置の変更を行うのかの設定操作が行われると、この設定内容が本体制御基板150に伝達されて設定されて、本体制御基板150から用紙折り込み装置1の紙折りコントローラ80に伝達され、紙折りコントローラ80は、この設定内容に応じて、先端検知センサ17及びHPセンサ31の検出結果に基づいて、搬送モータ24及び端面折りモータ29の駆動を制御して、端面折り部10に端面折り処理を実行させるとともに、端面折り開始位置変更処理を行う。
複写装置1の本体制御基板150は、操作部160で各種設定操作が行われると、図8に示すように、操作部160での端面折りを行う旨の設定が入力されたかチェックし(ステップS101)、端面折りを行わないときには、その他の設定内容に応じて、端面を行わない通常の複写動作を行って、処理を終了する。このとき、端面折りを行わないが用紙Pを折り込む用紙折り込み処理を行うときには、複写装置1は、画像形成した用紙Pを用紙折り込み装置1に送って、用紙折り込み装置1で端面折り以外の用紙折り込み処理を施す。
ステップS101で、端面折りを行う旨の入力があると、本体制御基板150は、操作部160から端面折り開始位置調整を行う旨の操作があるかチェックし(ステップS102)、端面折り開始位置調整を行う旨の操作がないときには、紙折りコントローラ80が、HPセンサ31がオン(ON)したかにより、端面折りローラ12、13が待機位置にあるかを確認する(ステップS103)。
ステップS103で、HPセンサ31がオンでないときには、紙折りコントローラ80は、端面折りモータ29をONして端面折りローラ12、13を図2に矢印で示す方向に回転させ(ステップS104)、HPセンサ31がONして端面折りローラ12、13が待機位置に来たかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、HPセンサ31がONしていないときには、紙折りコントローラ80は、端面折りローラ12、13が待機位置に来ていないと判断して、端面折りモータ29のONを継続して、HPセンサ31がONするかのチェックを継続して行って(ステップS104、S105)、ステップS105で、HPセンサ31がONすると、端面折りローラ12、13が待機位置に来たと判断して、端面折りモータ29をオフし(ステップS106)、図9に示すように、搬送モータ24をONさせて、図2に示したように、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11を図2に矢印で示す方向に回転させて(ステップS107)、複写装置100の排紙部124により用紙Pが送られてくるのを待つ。なお、ステップS103で、HPセンサ31が既にONしているときには、端面折りローラ12、13が既に待機位置に位置しているので、端面折りモータ29をONさせることなく、図9のステップS107に移行して、搬送モータ24をONさせて、図2に示したように、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11を図2に矢印で示す方向に回転させて(ステップS107)、複写装置100の排紙部124により用紙Pが送られてくるのを待つ。
紙折りコントローラ80は、図2及び図3に示すように、用紙Pが入口搬送ローラ対11に到達して、用紙Pの先端が先端検知センサ17をONさせると(ステップS108)、図3に示すように、端面折りローラ12、13の凹凸部12a、13aが端面折り目の位置で嵌合するt1秒だけ端面折りモータ29を回転駆動させて、端面折りローラ12、13をも図2に矢印で示す方向に回転させる(ステップS109)。
紙折りコントローラ80は、端面折りローラ12、13が回転を開始して、さらに、ta秒後、図4、図5及び図6に示したように、端面折りローラ12、13の凹凸部12a、13aが端面折り目の位置で嵌合し、用紙Pの端面を折り返す。
そして、端面折りモータ29及び搬送モータ24が回転して、図10に示すように、端面折りローラ12、13、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11が回転を続け、用紙Pの端面折り先端折り目の部分から徐々に折りローラ16に進入し、図11に示すように、用紙Pの端面折り目の部分が折りローラ16のニップ部を通過すると、端面折りは、完全に折り返される。
そして、紙折りコントローラ80は、端面折りローラ12、13が待機位置に回転して、HPセンサ31がONするか監視し(ステップS111)、ステップS111で、HPセンサ31がONすると、端面折りモータ29を停止させて、端面折りローラ12、13に待機位置を維持させる(ステップS112)。さらに、紙折りコントローラ80は、用紙Pの後端が折りローラ16のニップ部を通過するタイミングで、搬送モータ24を停止させて処理を終了する(ステップS113)。
一方、図8のステップS102で、操作部160から端面折り開始位置調整を行う旨の操作があるときには、本体制御基板150は、操作部160の表示部161に、図12に示すような端面折り略図200を表示させる(ステップS114)。この端面折り略図200には、図12に示すように、端面折りを行う用紙Pの端から端面折り開始位置までの端面折り距離201、端面折り禁止区間(端面折り開始禁止領域)202が表示される。
そして、本体制御基板150は、端面折り略図200を初めて表示部161に表示するときには、端面折り距離201として、当該端面折りを行う用紙Pの用紙サイズに適したデフォルト値(初期端面折り開始位置)を表示する。このデフォルト値は、予め内部メモリ等に格納されている。ユーザは、端面折りの幅を増やす場合には、操作部160の「+」キーを押し、端面折りの幅を減らす場合には、「−」キーを押すことで、用紙Pの端から端面折り開始位置までの端面折り距離201を自由に設定することができる。
また、基本制御基板150は、端面折り開始位置の調整値が入力されると、入力された値に応じて、端面折り略図200を実際に折り曲げられる位置に変更して表示するが、端面折り禁止区間202内への変更を禁止する。ただし、端面折り開始位置が直接数値で入力される場合には、端面折り禁止区間202内の値の入力を禁止する。
そして、本体制御基板150は、端面折り開始位置の調整値が入力されると、当該端面折り開始位置の調整値を紙折りコントローラ80に渡し、紙折りコントローラ80が当該端面乗り開始位置の調整値から端面折りモータの動作タイミングt2を算出して設定する(ステップS117)。その後、紙折りコントローラ80は、端面折りモータ29をONして端面折りローラ12、13を図2に矢印で示す方向に回転させ(ステップS118)、HPセンサ31がONして端面折りローラ12、13が待機位置に来たかチェックする(ステップS1119)。
ステップS119で、HPセンサ31がONしていないときには、紙折りコントローラ80は、端面折りローラ12、13が待機位置に来ていないと判断して、端面折りモータ29のONを継続して、HPセンサ31がONするかのチェックを継続して行って(ステップS118、S119)、ステップS119で、HPセンサ31がONすると、端面折りローラ12、13が待機位置に来たと判断して、端面折りモータ29をオフし(ステップS120)、図9に示したように、搬送モータ24をONさせて、図2に示したように、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11を図2に矢印で示す方向に回転させて(ステップS121)、複写装置100の排紙部124により用紙Pが送られてくるのを待つ。なお、ステップS117で、HPセンサ31が既にONしているときには、端面折りローラ12、13が既に待機位置に位置しているので、端面折りモータ29をONさせることなく、図9のステップS121に移行して、搬送モータ24をONさせて、図2に示したように、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11を図2に矢印で示す方向に回転させて(ステップS121)、複写装置100の排紙部124により用紙Pが送られてくるのを待つ。
紙折りコントローラ80は、図2及び図3に示したように、用紙Pが入口搬送ローラ対11に到達して、用紙Pの先端が先端検知センサ17をONさせると(ステップS122)、図3に示したように、端面折りローラ12、13の凹凸部12a、13aが端面折り目の位置で嵌合するt2秒に端面折りモータ29を回転駆動させて、端面折りローラ12、13を図2に矢印で示す方向に回転させる(ステップS123)。
紙折りコントローラ80は、端面折りローラ12、13が回転を開始して、さらに、ta秒後、図4、図5及び図6に示したように、端面折りローラ12、13の凹凸部12a、13aが端面折り目の位置で嵌合し、用紙Pの端面を折り返す。
そして、端面折りモータ29及び搬送モータ24が回転して、図10に示したように、端面折りローラ12、13、折りローラ16及び入口搬送ローラ対11が回転を続け、用紙Pの端面折り先端折り目の部分から徐々に折りローラ16に進入し、図11に示したように、用紙Pの端面折り目の部分が折りローラ16のニップ部を通過すると、端面折りは、完全に折り返される。
このように、本実施例の用紙折り込み装置1の端面折り部10は、初期端面折り開始位置からの増減値が操作部160の「+」キーや「−」キーで設定入力されると、当該入力された増減値で設定される変更端面折り開始位置で端面折りを行う。
したがって、端面折り開始位置を任意にかつ簡単・容易に変更して、端面折りを行うことができ、端面折り部10の利用性及び端面折りした用紙の利用性を向上させることができる。
また、本実施例の用紙折り込み装置1の端面折り部10は、初期端面折り開始位置からの変更距離の値が操作部160の数値入力で設定入力されると、当該入力された変更距離で設定される変更端面折り開始位置で端面折りを行う。
したがって、端面折り開始位置を任意にかつ速やかに変更して、端面折りを行うことができ、端面折り部10の利用性及び端面折りした用紙の利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の用紙折り込み装置1の端面折り部10は、操作部160での変更端面折り開始位置の入力に際して、端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図200を表示部161に表示出力している。
したがって、端面折り開始位置を任意にかつより一層簡単で速やかに変更して、端面折りを行うことができ、端面折り部10の利用性及び端面折りした用紙の利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例の用紙折り込み装置1の端面折り部10は、端面折りを適切に実行可能な範囲以外の端面折り開始位置の当該用紙Pの領域を端面折り開始禁止領域(端面折り禁止区間)202として設定し、当該端面折り禁止区間202内への変更端面折り開始位置の設定入力を禁止している。
したがって、端面折り開始位置を適切な領域に設定できるようにすることができ、端面折りを適切かつ確実に行えるようにして、端面折り部10の利用性及び端面折りした用紙の利用性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施例の用紙折り込み装置1の端面折り部10は、操作部160での変更端面折り開始位置の入力に際して、端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図200を表示部161に表示出力するとともに、当該端面折り用紙略図200に端面折り禁止区間202を表示出力している。
したがって、端面折り開始位置を適切な領域により一層簡単かつ速やかに設定できるようにすることができ、端面折りを適切かつ確実に行えるようにして、端面折り部10の利用性及び端面折りした用紙の利用性をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
複写装置等の画像形成装置で画像形成した大サイズの用紙を後処理として、小サイズに折り込むのに伴って端面折りを行う端面折り装置に適用することができる。
本発明の端面折り装置の一実施例を適用した用紙折り装置と複写装置の側面概略構成図。 図1の用紙折り込み装置の端面折り部の端面折りローラが待機位置に位置する状態の要部拡大側面図。 図2の端面折り部の要部拡大平面図。 図2の端面折りローラが端面折り位置に回転してきている状態の拡大側面図。 図4の端面折りローラが端面折り位置に回転してきた状態の拡大側面図。 図2の端面折り部の端面折りローラが端面折り位置に回転している状態の要部拡大側面図。 図1の複写装置及び用紙折り込み装置の要部制御系のブロック構成図。 図1の複写装置及び用紙折り込み装置による端面折り処理を示すフローチャート。 図8の端面折り処理の続きの処理を示すフローチャート。 図6の端面折りローラで端面折りされた用紙を折りローラ方向に搬送している状態の要部拡大側面図。 図6の端面折りローラで端面折りされた用紙を折りローラのニップ部まで搬送した状態の要部拡大側面図。 図8の端面折り処理で端面折り開始位置を調整する場合に端面折り略図の一例を表示する表示部を示す図。
符号の説明
1 用紙折り込み装置
2 連結部
3 入口ガイド板
10 端面折り部
11 入口搬送ローラ対
12 端面折りローラ(凸ローラ)
12a 凸部
12b 平面部
12c 遮光部
13 端面折りローラ(凹ローラ)
13a 凹部
13b 平面部
14、15 ガイド板
16 折りローラ対
21、22 プーリ
23 駆動ベルト
24 搬送モータ
25 プーリ
26 駆動ベルト
27、28 ギヤ
29 端面折りモータ
30 ギヤ
31 ホームポジションセンサ(HPセンサ)
50 ジャバラ折り部
60 クロス折り部
70 スタッカー
80 紙折りコントローラ
100 複写装置
110 給紙部
111 手差し給紙台
120 画像形成部
121 レジストローラ
122 感光体
123 定着部
124 排紙部
124a 上排紙ローラ
125 帯電部
126 光書込部
127 現像ユニット
128 転写部
129 クリーニング部
130 画像読取部
150 本体制御基板
160 操作部
161 表示部

Claims (5)

  1. 搬送されてくる用紙に対して当該用紙の先端から所定距離離れた端面折り開始位置で端面折りを行う端面折り手段と、当該端面折り開始位置として当該端面折りする用紙の用紙サイズに応じて予め設定された初期端面折り開始位置を設定して前記端面折り手段に当該初期端面折り開始位置で端面折りを行わせる制御手段と、を備えた端面折り装置であって、前記初期端面折り開始位置からの増減値を設定入力する入力手段を備え、前記制御手段が、当該入力手段で入力された増減値で設定される変更端面折り開始位置で前記端面折り手段に端面折りを行わせることを特徴とする端面折り装置。
  2. 搬送されてくる用紙に対して当該用紙の先端から所定距離離れた端面折り開始位置で端面折りを行う端面折り手段と、当該端面折り開始位置として当該端面折りする用紙の用紙サイズに応じて予め設定された初期端面折り開始位置を設定して前記端面折り手段に当該初期端面折り開始位置で端面折りを行わせる制御手段と、を備えた端面折り装置であって、前記初期端面折り開始位置からの変更距離の値を設定入力する入力手段を備え、前記制御手段が、当該入力手段で入力された変更距離の値で設定される変更端面折り開始位置で前記端面折り手段に端面折りを行わせることを特徴とする端面折り装置。
  3. 前記端面折り装置は、前記入力手段での前記変更端面折り開始位置の入力に際して、前記端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図を表示手段に表示出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の端面折り装置。
  4. 前記制御手段は、前記端面折りを適切に実行可能な範囲以外の前記端面折り開始位置の当該用紙の領域を端面折り開始禁止領域として設定し、当該端面折り開始禁止領域内への前記変更端面折り開始位置の設定入力を禁止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の端面折り装置。
  5. 前記端面折り装置は、前記入力手段での前記変更端面折り開始位置の入力に際して、前記端面折り開始位置を明示した端面折り用紙略図を表示手段に表示出力するとともに、当該端面折り用紙略図に前記端面折り開始禁止領域を表示出力することを特徴とする請求項4記載の端面折り装置。
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