JP2006204802A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者に対するホールド感と使用者の動作の自由性とを両立させた座り心地のよい椅子を提供する。
【手段】合成樹脂より成るシェル状の背板14を備えた椅子において、背板14を、背当て部15と腰当て部16とが一体に連続した形態とする。背当て部15と腰当て部16との正面視での最大横幅は座2の横幅と略同じ程度の寸法であり、かつ、腰当て部16の左右両端部は背当て部15の下端よりも前方に突出した前向き張り出し部16aになっている。また、背当て部15と腰当て部16との境界部はくびれ部3aになっている。腰当て部16の凹みの程度が最も大きく、上方に行くに従って凹みの程度は小さくなっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、背もたれを備えた椅子に関するものである。
椅子の背もたれは多くの形態が提案されかつ実施されている。例えば、正面視の形状を挙げると、略正方形や略縦長長方形のような略四角形(コーナー部には丸みを持たせていることが多い)、略台形(一般に上辺が巾広で下辺が巾狭になっていることが多い)、円形、横長の楕円形、略半円形(上辺がフラットになっていることが多い)などが挙げられる。
また、平面視の形状では、前面がフラットになっているものもあるが、着座した人の身体とのフィット性を高めるために前向き凹状に凹ませ(湾曲させ)ているものが多い。側面視の形状(縦断正面図の形状)としはて、全体に直線状になっているものと、着座者の腰に当たる部分が前向き凸状に湾曲しているものとがある。
背の形状は、椅子の構造や用途、素材等と密接に関連している。例えば個人がリビングルームで使用する椅子は機能面での制約がないため斬新なデザインを採用し得るが、キャスター付きの事務用回転椅子や会議室用椅子では、安定性や動きの確保、軽量化、着座した人の姿勢の保持などの多くの要請があり、このため、背もたれのデザインも制約を受けることが多い。
事務用回転椅子における背もたれのユニークな形態として、特許文献1が挙げられる。この特許文献1の背もたれは、着座した人の脇腹の当たりの高さに位置した部分が座の横幅と同じ程度の寸法の巾広部となっていて、巾広部を挟んだ上下両側の部分は座の横幅寸法よりも遥かに小さい細巾部になっている。そして、巾広部を平面視で前向き凹状に湾曲した形状に形成している。
意匠登録第1083758号公報
ところで、例えば事務用椅子の場合、椅子の使用態様として、一般的には、人が身体を起こして作業を行う場合と、上半身を後ろに背もたれに凭れ掛かけてリラックスする場合とに大別される(この分け方は便宜的なもので、背もたれに凭れ掛かった状態でも、例えばマウスでパソコンを操作したり書類を読んだりといった作業を行うこともある。)。
そして、身体を起こして作業を行う場合は、人は背筋を伸ばした姿勢が保持されていると疲れにくいものである。人の上半身は腰椎で支えられているから、腰椎を背後から支えていると猫背姿勢になることを防止して背筋を伸ばした姿勢に保持することができる。他方、上半身を後傾させてリラックスする場合は、背もたれには適度のクッション性が要請される。
身体を直立させた姿勢でも後傾させた姿勢でも、着座した人の身体が背もたれによって包込まれるような状態になると、人の姿勢の安定性は高くなる。しかし、人は直立姿勢でも後傾姿勢でも上半身をねじったり横に曲げたりすることがよくあり、従って、包み込み作用(ホールド作用)も度を過ぎると人に圧迫感を与えてしまう。
そして、前記特許文献1では、背もたれの広巾部で着座した人の脇腹の当たりが包まれるような状態になる。しかし、人の脇腹は柔らかくて敏感な部分であるため、これに背もたれが当たると違和感や不快感を与える虞がある。特に、上半身をねじったり横に曲げたりしたときに、背もたれの広巾部が脇腹に当たることによる違和感は強く表れると懸念される。
また、脇腹の当たりを背後から支えても腰椎が後傾することは阻止し難いため、猫背姿勢を是正するのには十分でない。更に、背もたれのうち広巾部の上方と下方の細巾部は座の横幅より遥かに小さいため、着座した人が上半身を左右にずらすと、背中が背もたれからずれ落ちるような傾向を呈することになり、この点でもサポート感が十分とは言えない。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
既述のように、身体の安定性を確保するために背もたれによる包み込み作用は重要である。この場合、人は、脇腹のような柔らかくて鋭敏な部分に背もたれが強く当たると違和感を生じるが、腰の部分は骨盤の存在により、押されても対して違和感を受けない鈍感な部分になっている。
また、着座した人は、上半身を後傾させた状態で上半身のねじり動作を行ったり左右方向への曲げ動作を行ったりすることがあるが、このねじりや曲げは骨盤を中心にして行うものであるため、背をねじったり横に曲げたりしても骨盤の移動や姿勢変更は殆どない。本願発明者は、このような考察や知見を基に本願発明を完成させるに至った。
本願発明の椅子は、座と背もたれとを備えており、前記背もたれを、着座した人の背中を支持する背当て部と着座した人の腰部を支持する腰当て部とが上下に連続した形態に形成しているいる。
そして、請求項1の発明では、前記背もたれの背当て部は、その最大横幅寸法が座の横幅寸法と略同じ程度かそれよりも大きい寸法であると共に、前面のうち少なくとも下部が平面視で前向き凹状に凹でいる(窪んでいる)一方、前記腰当て部は、その前面が背当て部の前面と滑らかに連続して平面視で前向き凹状に凹んでおり、この腰当て部の左右両端部を背当て部の下端よりも前方に突出した前向き張り出し部に形成している。
請求項2の発明では、請求項1において、前記背当て部の正面視形状は、下端部が最も巾狭で上方に向けて巾寸法が徐々に大きくなる非ストレート状に形成されている一方、前記腰当て部の前向き張り出し部は、側面視前向き凸の略山形でかつ正面視外向き凸の略山形に形成されており、正面視において腰当て部と背当て部とが連続する部分はくびれ部になっている。
請求項3の発明では、請求項1又は2において、前記背もたれは、前記背当て部と腰当て部とが形成された樹脂製の背シェル板を備えており、この背シェル板における腰当て部は、着座した人の荷重が掛かっても撓み変形し難い剛体構造になっている一方、前記背当て部の少なくとも上部は、着座した人の荷重によって撓み変形可能な強度に設定されている。
請求項4の発明では、請求項1〜3のうちの何れかにおいて、座の後部の左右外側に、平面視で前後長手でかつ水平旋回自在な肘当てを有する肘掛け装置が配置されている一方、前記背もたれは、非後傾状態において腰当て部が最も手前に位置して背当て部は側面視で後傾した姿勢になっており、背もたれにおける前記くびれ部の存在により、肘当てが平面視において腰当て部の前向き張り出し部と部分的に重なった状態で水平旋回することが許容されている。
本願発明では、背もたれにおける腰当て部に前向き張り出し部を設けたことにより、腰当て部によって着座した人の腰部の包み込む作用が高くなる。換言すると、着座した人は腰当て部による腰部のホールド感が高くなり、このため、上半身を起こした姿勢でも後傾させた姿勢でも、高い安定性を確保できる。また、着座者が上半身を起こした姿勢において腰当て部によって骨盤の倒れを防止できるため、着座者は背筋を伸ばした姿勢を保持することができる。
そして、前向き張り出し部は腰当て部のみに形成されているため、着座した人が上半身をねじりったり横方向に曲げたりする動作にはなんら影響はせず、動作の自由性が確保される。むしろ、人の腰が大きく横ずれしないように前向き張り出し部によって包み込むようにサポート(ホールド)されていることにより、上半身の動きの中心がしっかりと定まり、ねじりや曲げの動作を行いやすくなると言える。更に、背当て部は通常の椅子の背もたれと同じ横幅がるあるため、例えば横方向に上半身を曲げる動作をしても背中は背当て部によってしっかりと支持されており、このため、上半身の安定性を確保できる。
結局、本願発明によると、着座した人の上半身の姿勢安定性と動作の自由性との両方を兼ね備えることができるのであり、これにより、人に快適な使い心地を与えることができるのである。なお、着座した人は、例えば腰当て部の前向き張り出し部に手で掴んで(或いは手の平を当てて)胸を突きだすという一種のリフレッショ動作を行うこともできる。すなわち、腰当て部の前向き張り出し部を手の支持部に使用できるのであり、この点も本願発明の利点の1つである。
背当て部は左右側面の間隔が略等しいストレート状に形成することも可能であるが、請求項2のように背当て部と腰当て部との境界をくびれ部に形成すると、着座した人の脇腹に背当て部が当たることを確実に防止できる。このため、人が着座した状態で上半身を横に曲げるといった動作を行うに際しての自由性をより一層向上できる。
ところで、人の胴体に関しては、ウエストがくびれている体形は理想の体形といえる。そして、請求項2の構成の背もたれは、いわば人の理想の体形を連想させる形態にななっており、このため、人に、好ましい椅子としてのイメージを与える効果も発揮している。換言すると、適度のホールド感を確保して快適な座り心地を与えるという機能が視覚的に表現されているのであり、この点も請求項2の利点の1つである。
人の腰(骨盤及び腰椎)は上半身を支えるものであるため高い姿勢安定性が求められる。他方、人が背もたれに凭れ掛かった状態では適度のクッション性が求められる。そして、請求項3のように構成すると、腰当て部は剛体構造で背当て部は撓み変形可能な構造であるため、腰部の安定的な保持機能と凭れか掛かり時のクッション性とを兼備することができて、より好適である。
椅子には肘掛け装置を設けことが多い。この場合、肘当てが水平旋回する構成であると人は腕(第1腕)の水平姿勢を自由に選択できるため、好ましい。また、肘当てを座の後部寄りに配置すると、例えば上半身を後傾させた姿勢であっても肘を肘当てに載せることができる利点がある。そして、請求項4のように構成すると、背もたれにくびれ部を設けたことにより、肘当てはその水平旋回機能を損なうことなく後部に配置することができ、このため、肘当ての使い勝手をより向上できる利点がある。
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を図面にも基づいて説明する。まず、図1〜図4に基づいて概要を説明する。図1は椅子の正面図、図2のうち(A)は平面図、(B)は左側面図、図3のうち(A)は背面図、(B)〜(D)は(A)のB−B、C−C、D−Dの切断線で示した断面図、図4は脚を省略した状態での底面図である。
これらの図から理解できるように、椅子は、脚1と座2と背もたれ3、左右一対の肘掛け装置4とを備えている。脚1は、ガスシリンダから成る脚支柱5とこの脚支柱5から放射状に延びる複数本(5本)の枝足6とを備えており、各枝足6の先端にはキャスター7を設けている。
脚支柱6の上端には上向きに開口した座受けベース8が取付けられており、この座受けベース8の上面に座受けシェル9が固着されており、この座用座受けシェル9に座が取付けられている。座受けベース8の左側面からは、背もたれ3を後傾動可能な状態と後傾動不能な状態とに切り換えるためのロックレバー10が露出しており、また、座受けベース8の前面からは、座2の高さ調節を行うための昇降レバー11が露出している。
なお、ロックレバー10の先端に略卵形のグリップ12が固定されており、このグリップ12を掴んでロックレバー10を軸心回りに回転することにより、背もたれ3はフリー状態とロック状態とに切り換わる。他方、昇降レバー11は座2の前部の下面に沿って左右方向に長く延びる指掛け13を備えており、指掛け13を上向きに引くと、脚柱であるガスシリンダは伸縮可能(昇降可能)なフリー状態になる。
背もたれ3は、その主要メンバーである合成樹脂製の背板14を備えている。本実施形態では背板14と背もたれ3とは同一視され得るものである。背板14は、着座した人の背中を支持する背当て部15と着座した人の腰部を支持する腰当て部16とが上下に連続した形態に形成されており、更に、腰当て部16には座2よりも下方に延びる取付け部17が一体に連続している。図3に示すように、取付け部17は背面視下向き凸で丸みを帯びた山形に形成されている。背当て部15と腰当て部16との前面には、互いに分離したクッション18,19を配置している。
背もたれ3の背当て部15はその上部が最も広巾で下方に向けて横幅が小さくなる略逆台形状に形成されている一方、腰当て部16は正面視で略楕円状に形成されており、このため、背当て部15と腰当て部16との境界部は、正面視で滑らかなカーブを描いたくびれ部3aになっている。
また、腰当て部16の左右端部は背当て部15よりも手前に張り出した前向き張り出し部16aになっている。前向き張り出し部16aは側面視で前向き凸の山形に形成されており、全体として丸みを帯びている。また、図3(B)に示すように、前向き張り出し部16aは他の部分よりも遥かに厚肉に形成されている。背当て部15及び腰当て部16の正面視における最大横幅は座2の左右横幅と殆ど同じ寸法に設定されている。
背板14の上端には、衣服を掛けることのできるハンガー20がねじ止めによって着脱自在に取付けられている。ハンガー20の上部は背板14の上端よりも後方に張り出していると共に、左右両側に張り出している。このため、ハンガー20の上部と背板14との間には空間21が空いており、この空間に例えば背広の襟を入れ込むことができる。
(2).座受け部の概略
次に、図5〜図8も参照して座受け部の概要を説明する。図5は各種部材の分離斜視図、図6は座2の取付け構造を示す部分的な縦断正面図、図7は肘掛け4の取付け手段を示す斜視図、図8のうち(A)は椅子の部分的な縦断側面図、(B)は(A)の部分拡大図である。
本実施形態の座受けベース8はアルミダイカストのような金属又は樹脂の成形品であり、図4及び図5に示すように、座受けベース8の左右両側部の上端に、左右外側に張り出したレール部23を形成し、このレール部23に座受けシェル9を装着している。座受けベース8には、レール部23を下方から抱き込む抱持片24が前後方向に適宜間隔で複数個形成されている。レール部23には、抜け止め用のストッパー25を形成している。詳細は省略するが、座受けベース8は前後位置を3段階に調節することができる。
図6に示すように、座2は、合成樹脂製のインナーシェル(座板)26にウレタン等のクッション材27を張った構造になっている。座2は、インナーシェル26の左右両側部に形成した係合穴28と座受けシェル9に形成した係合爪29との嵌め合わせることにより、座受けシェル9に取付けられている。なお、クッション材27を設けずにインナーシェル26を露出させるなど、座2は様々の形態を採用できる。
図1や図3に示すように、肘掛け装置4は、支柱30と、支柱30に昇降自在に嵌まった昇降体31と、昇降体31に水平旋回自在に取付けられた前後長手の肘当て32とを備えている。そして、図7に示すように、支柱30の下端には水平状の基部30aが折り曲げ形成されている。一方、座受けベース8の後部の上端には左右一対の横向き張り出し部33が形成されており、支柱30の基部30aに、座受けベース8の横向き張り出し部33に重なるブラケット板34を溶接し、ブラケット板34をビス35で横向き張り出し部33に固定している。
例えば図2から理解できるように、肘掛け装置4は椅子の後部に配置されており、その端部が平面視で背板14における腰当て部16の前向き張り出し部16aと重なるように配置されている。なお、肘掛け装置4は左右一対あるが、図1〜3では片方だけしか表示していない。
図8に示すように、座受けベース8には、脚支柱5を構成するガスシリンダの昇降筒5aの上端部が下方から嵌着している。脚支柱5は、昇降筒5aとこれが摺動自在及び回転自在に嵌まった固定筒とを備えている。昇降筒5aはその上面から突出したプッシュバルブ36を備えており、昇降用レバー11を上向き回動操作してプッシュバルブ36を下方に押すと、ロックが解除されて座2の高さ調節を行うことができる。
(3).背もたれの取付け
次に、図5や図8等の既述の図に加えて図9〜図16も参照して背もたれ3の詳細を説明する。図9は背もたれ3を取付ける部材の分離斜視図であり、この図に示すように、背もたれ3は、背受けフレーム38とばねユニット39とを介して座受けベース8に取付けられている。
図10は背受けフレーム38の斜視図(一部の材を省略している)、図11は背受けフレーム38の側断面図、図12はばねユニット39の部分の断面図、図13のうち(A)は背もたれ2の縦断側面図、(B)は(A)の部分的な拡大図、(C)は(B)を矢印C方向から見た図、(D)は(A)のD−D視図、図14のうち(A)は背もたれ2(背板14)の底面図、(B)は背板14のうち取付け部17の下部の平断面図、(C)は図3(A)のXIVA-XIVA 視断面図、図15は背板14の下部の斜視図、図16は背板14と背受けフレーム38との関係を示す分離平面図である。
図5や図9に示すように、背受けフレーム38は、丸パイプ(丸棒又は角棒、各パイプでもよい)を折り曲げて形成した平面視略U文字状のフロントメンバー40と、フロントメンバー40の後端部に溶接によって固着した中間金具41と、中間金具41に溶接によって固定された左右一対のリアメンバー42とを備えており、リアメンバー42に背板14が取付けられている。
背受けフレーム38におけるフロントメンバー40の左右長手の前端部は回動軸40aになっており、この回動軸40aが座受けベース8に回転可能に取付けられている。具体的には、図5及び図8に示すように、座受けベース8の内部に、回動軸40aに下方から重なる下軸受け43と上方から重なる上軸受け44とを重ねて配置し、両軸受け43,44を押さえ部材45によって離脱不能に保持している。
上下の軸受け43,44は座受けベース8に形成されたリブによって前後左右にずれ不能に保持されており、また、押さえ部材45は、座受けベース8に形成したボス部47の上面にビス48で固定されている。上下の軸受け43,44はずれないように互いに嵌まり合っている。また、本実施形態では、下軸受け43は昇降レバー11の抜け止め部材及び軸受け部材も兼用している。
図5に概略を示すように、座受けベース8の後部には左右一対(一体構造でも良い)の樹脂製のガイド部材49が差し込み装着されている。背受けフレーム38は、前記したガイド部材49により、左右ずれ不能に保持されている。また、背受けフレーム38を構成するフロントメンバー40は、座受けベース8にビス止めされた左右長手のストッパー58により、上向き回動が阻止されている。
図5及び図8に示すように、前記ロックレバー10には、座受けベース8の内部に位置した左右一対のストッパー50が相対回転不能に取付けられている。ストッパー50は背受けフレーム38におけるフロントメンバー40の前後長手部の下方に位置しており、ロックレバー10を回転してストッパー50を上向きの姿勢と横向きの姿勢とに変えることにより、背受けフレーム38が回動可能状態と回動不能状態とに切り換えられる。図8(A)では回動不能なロック状態を表示している。
詳細は省略するが、左右ストッパー50の下方には、座受けベース8の底部にずれ不能に配置された受け部材51を配置している。受け部材51は弾性変形してストッパー50に嵌脱するる係合部51aを備えており、係合部51aの作用により、ストッパー50はロック姿勢に保持される。
背受けフレーム38のリアメンバー42は金属丸パイプ製(丸棒製や角パイプ製、角棒製でも良い)であり、背板14の取付け部17の前面縁に重なるように形成されており、かつ、左右両端には起立部42aが形成されている。また、起立部42aには、先端に向けて細くなっている段違い状のロッド52を強制嵌合又はビス止めによって抜け不能に嵌め込んでいる。ロッド52のうち径が変わる段部はテーパ状に形成されており、また、先端は丸みを帯びている。
他方、背板14における腰当て部16の左右端部には、リアメンバー42の起立部42a及びロッド52が嵌まる傾き開口の取付け穴53が空けられており、取付け穴53と起立部42a及びロッド52との嵌まり合いにより、背板14が背受けフレーム38に固定されている。取付け穴53は、腰当て部16のうち前向き張り出し部16の付け根部に位置しており、当然のことながら、取付け穴53がある部分は肉厚になっている。なお、リアメンバー42を丸棒製とした場合は、ロッド52は嵌め込み式(キャップ方式)にしたらよい。
着座した人が背もたれ2にもたれかかると、起立部42a及びロッド52には曲げモーメントがかかる。この場合、ロッド52がなくて起立部42aのみであると、起立部42aの上端のエッジの箇所に応力が集中して、背板14が破断しやすくなる。これに対して本実施形態のように段違い状のロッド52を設けると、モーメントが局部的に集中することを防止して強度を向上できる利点がある。
例えば図3(A)や図14(A)に示すように、背受けフレーム38のリアメンバー42の下端部は水平部42bになっている。そして、背板14における取付け部17の下部の前面には、リアメンバー42の水平部42bが嵌まり込む上下のリブ54,55を突設している。リアメンバー42の起立部42aを背板14の取付け穴53に挿入し切ると、リアメンバー42の水平部42bが上下リブ54,55の間に嵌まり込むように設定されており、これにより、背板14はビス等の固定手段を要することなく背受けフレーム38に対して上下動不能に保持される。
仮に、背板14がリアメンバー42の起立部42aのみで支持されていると、着座した人が背もたれ2にもたれ掛かることによりモーメントと起立部42aの部分に集中して作用することになる。これに対して、本実施形態では、リアメンバー42の水平部42bによっても背板14が支持されるため、背もたれ荷重はリアメンバー42の上部と下端部との2カ所において支持されることになり、このため、背板16を過度に厚くしなくても高い強度を保持することができる。
背板14における上下のリブ54,55は左右一対ずつ形成されている一方、背受けフレーム38における中間金具41には、上部のリブ54に外側から嵌合する切欠き56を形成している。また、背受けフレーム38におけるフロントメンバー40の左右後端部を切欠き56の箇所に配置しており、フロントメンバー40の左右後端部が背板14における上部のリブ54の中空部内に入り込むように設定している。これら切欠き56及びフロントメンバー40とリブ54との嵌まり合いにより、背板14は背受けフレーム38に対して左右ずれ不能に保持されている。
更に、背板14における取付け部17の周縁部には、背受けフレーム38のリアメンバー42のうち水平部と起立部42aとの間の部分が嵌まり込む凹所57を形成している。凹所57は一連に延びているが、これは、リブ効果による強度の向上と美的効果とを狙ったものである。なお、背受けフレーム38の具体的な構造や背板14の取付け構造は様々に具体化できる。
(4).ばねユニット
次に、主として図9と図12とに基づいてばねユニット39について説明する。ばねユニット39は、ばね体の一例としての圧縮コイルばね60と、この圧縮コイルばね60を手前から受ける前部ばね受け61と、圧縮コイルばね60を後部からうける後部ばね受け62と、前後ばね受け61,62に嵌まった調節ロッド(調節ボルト)63と、調節ロッド63に後方から嵌まったハンドル(摘まみ)64と、前部ばね受け61に手前側から嵌まった軸支部材65とを備えている。ばねユニット39はカバー69で下方から覆われている。
軸支部材65は、左右長手の樹脂製の受け部材67により、座受けベース8の後部に形成した凹所68に支持されている。図9に示すように、軸支部材65と前部ばね受け61との嵌合部は断面角形(非円形)であり、このため、前部ばね受け61は回転不能に保持されており、かつ、前部ばね受け61は軸支部材65に対して前後スライド自在に嵌まっている。
他方、後部ばね受け62は、背受けフレーム38における中間金具41の空所に入り込んでいる。また、後部ばね受け62には、調節ロッド63が嵌まる筒状のボス部62aが後向きに突設されており、ボス部62aは、中間金具41に設けた穴から後方に露出している。
前部ばね受け61にはナット70を回転不能に埋め込んでおり、このナット70に調節ロッド63がねじ込まれている。また、調節ロッド63の前端部には、底板付きのブッシュ71が座金を介してビス71′によって固定されている。ブッシュ71は軸支部材65に摺動自在に内装されている。
調節ロッド63の後端には六角等の非円形の頭63aを一体に設けており、この頭63aにハンドル64のボス部64a嵌め込んでいる。頭63aへのハンドル64の嵌め込みは後方から強制的に押し込むことによって行っており、ハンドル64は後方に強く引っ張ると調節ロッド63から抜き外すことができる。
ハンドル64のボス部64aは背もたれ3の貫通穴72に遊嵌している。本実施形態では、ハンドル64は前後2つの部材の嵌め合わせによって成形している。また、ハンドル64は、全体に丸みを帯びつつハンドル64と直交した方向に長手の略卵形に形成されている。すなわち、長手方向の一端部が太くて他端部が細くなるような卵形に形成されており,太い部分に調節ロッド63の頭63aが取付けられている。
ハンドル64が略卵形であって人が痛みを感じることなく掴むことがてきることと、調節ロッド63の取付け位置が偏心していることで回転操作に際してモーメントが掛かることにより、回転操作を軽快に行うことができる(この点はロックレバー10のグリップ12も同じである。)。
図12では、圧縮コイルばね60の初期弾性力が最も弱い状態を示しており、この状態からハンドル64を回転操作すると、前部ばね受け61が引っ張られて後方に移動し、初期弾性力が強くなる。
着座した人が背もたれ3にもたれ掛かると、背受けフレーム38の傾動支点とばねユニット39の傾動支点とが相違することに起因して後部ばね受け62は手前側に押され、これにより、背もたれ3は圧縮コイルばね60を圧縮変形させながら後傾動する。背もたれ3の後傾動に際してばねユニット39も後傾動し、かつ、後部ばね受け62は調節ロッド63と相対的に摺動する。
(5).クッション材の取付け
背板14へのクッション材18,19の取付には、図13に示したクリップ部材74を使用している。このクリップ部材74は、軸75の一端部には円形の頭76を他端部には鉤部77を形成しており、鉤部77は軸75と同じ程度の巾寸法であり、軸75と鉤部77とでT字状の形態を成している。頭74の頂面にドライバやコインで回転操作するための係合溝78を形成している。
他方、クッション材18,19は樹脂製の基板79を備えており、基板79に、クリップ部材74の鉤部77が嵌まる長穴80と、鉤部77が回転することを許容する凹所81とを形成している。背板14にも、クリップ部材74の鉤部77が嵌まる長穴80′を形成している。図から理解できるように、クリップ部材74の鉤部77を基板79の長穴に挿入してからクリップ部材74を回転すると、鉤部77が凹所81の底面に摩擦を持って当接し、これにより、クッション材18,19は離脱不能に保持される。
本実施形態では、上クッション材18は上下左右の4箇所を止めており、下クッション材19は左右2カ所を止めている。クッション材18,19の取付け手段はクリップ部材を使用することには限らず、他の様々の手段を採用できる。例えば、基板79にクリップ式の爪を形成し、この爪を背板16に設けた穴に弾性変形させて嵌め込むという方法や、両面粘着テープによる取付け、面ファスナーを使用した取付けなども採用できる。
なお、上クッション体18を取付けるためのクリップ部材74は正面視で左右に配置されているが、便宜的に、縦断側面図図である図13に表示している。まてた、図13では、下クッション体19を取付けるクリップ部材は省略している。
(6).背板の補充及びまとめ
図3(B)(C)(D)に示すように、背板14はその全長にわたって前向き凹状に凹んでいるが、凹みの程度は腰当て部16の箇所において最も大きく、上方に行くに従って平坦に近い状態になっている(上端部を平坦に形成してもよい)。また、例えば図13(A)に示すように、背板14は腰当て部16の箇所を頂点にして前向き凸状に形成されているが、この場合、腰当て部16は側断面が湾曲しているのに対して、背当て部15の側断面形状はフラットに近い形状になっている。
そして、腰当て部16は平断面及び側断面で湾曲していることと、前向き張り出し部16aが厚肉であることとにより、着座者の荷重が作用しても基本的には変形しない剛体構造になっている。このため、着座した人の腰部を的確にサポートして、着座した人は高い安定性を得ることができる。
他方、背当て部15は厚さが全体にわたって略等しいことと、側断面形状は略フラットであることと、平断面視での凹みの程度が上部に行くに従って小さくなっていることとにより、着座者の背もたれ荷重によって撓み変形することが許容されており、これにより、ロッキング時のクッション性を得ることができる。
本実施形態のように、背板14を背受けフレーム38に直接に取付けると、それだけ部材を節約したコストダウンできるのみならず、すっきりとしたデザインになって美感の面でも優れている。また、腰当て部16の前向き張り出し部16aを厚肉にしたことにより、背受けフレーム38のリアメンバー42への取付けを支障なく行うことができる。
背受けフレーム38のリアメンバー42は背板14の背面部に設けることも可能であるが、本実施形態のように背板14の前面側に配置すると、リアメンバー42が露出することを抑制できるため美感に優れている。
また、本実施形態のように背当て部15と腰当て部16とに別々のクッション材を取付け得る構成にすると、くびれ部3aを備えている背板14でありながらクッション材の取付けを至極簡単に行うことができ、また、上下のクッション材の色を変えることによって見た目を変えることもできる。腰当て部16に設けるクッション材はランバーサポートの機能を兼備し得るものであるが、前後高さの異なるものを複数種類用意しておいて、使用者の好みによって選択するといったことも可能である。
更に、クッション材を腰当て部16のみ又は背当て部15のみに設けるというように、使用者の好みによってクッション材の取付けを選択することも可能である。クッション材を分離方式にする場合、上下2つに分離することには限らず、3つ以上に分離しても良い。更に、背板14がくびれ部3aを備えているようにな複雑な形状でも、クッション体の製造及び取付け(張り加工)を簡単に行える利点もある。
(7).変形例
図17では背もたれの変形例を示している。(A)は背面図、(B)はハンガー20を取り外した状態での正面図である。この実施形態は、背板14に多数のスリット82を形成した点に特徴がある。この例では、背当て部15の上部にスリット82の群が同心円を描くように多数形成されている。このスリット82の群の存在により、背当て部14はより撓み変形しやすくなる。なお、クリップ部材74を使用したクッション材の取付けにスリット82を利用している。
スリット82の群を設ける場合、その配置場所やパターンは任意に設定することができる。例えば腰当て部16に多数のスリットを形成することにより、通気性を良くするといったことも可能である。また、背板14を合成樹脂製とする場合、密着・離反自在な金型を使用した射出成形法で製造することになるが、スリットの群の存在によってキャビティの投影面積が小さくなるため、型締め能力が小さい成形機を使用できる利点もある。
(7).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、座をフレームにネットを張った構造としたり、背もたれに予めクッション材を張っておくことも可能である。更に、本願発明は、座が背もたれの後傾動に連動して後退動及び後傾動するシンクロ構造の椅子に適用したり、或いは、背もたれが後傾動しない固定タイプの椅子に適用することも可能である。
本願発明の実施形態に係る椅子の椅子の正面図である。 (A)は椅子の平面図、 (B)は左側面図である。 (A)は椅子の背面図、 (B)〜 (D)は (A)の断面図である。 脚を省略した状態での底面図である。 座受けベースの周辺の部材の分離斜視図である。 座の取付け構造を示す部分的な縦断正面図である。 肘掛けの取付け手段を示す斜視図である。 (A)は座受け部の縦断側面図、 (B)は (A)の部分拡大図である。 背もたれを取付けに要する部材の分離斜視図である。 背受けフレームの斜視図である。 背受けフレームの側断面図である。 ばねユニットの部分の断面図である。 (A)は背もたれの縦断側面図、 (B)〜 (D)はクッション材の取付け手段を示し図である。 (A)は背もたれの底面図、 (B)は背板のうち取付け部の下部の平断面図、 (C)は図3(A)のXIVA-XIVA 視断面図である。 背板の下部の斜視図である。 背板と背受けフレームとの関係を示す分離平面図である。 変形例を示す図である。
符号の説明
1 脚
2 座
3 背もたれ
3a くびれ部
4 肘掛け装置
8 座受けベース
14 背板
15 背当て部
16 腰当て部
16a 腰当て部の前向き張り出し部
17 取付け部
18 上クッション材
19 下クッション材
32 肘当て
38 背受けフレーム
39 ばねユニット
40 背受けフレームのフロントメンバー
42 背受けフレームのリアメンバー
42a 起立部
53 取付け穴

Claims (4)

  1. 座と背もたれとを備えており、前記背もたれを、着座した人の背中を支持する背当て部と着座した人の腰部を支持する腰当て部とが上下に連続した形態に形成している椅子であって、
    前記背もたれの背当て部は、その最大横幅寸法が座の横幅寸法と略同じ程度かそれよりも大きい寸法であると共に、前面のうち少なくとも下部が平面視で前向き凹状に凹でいる一方、
    前記腰当て部は、その前面が背当て部の前面と滑らかに連続して平面視で前向き凹状に凹んでおり、この腰当て部の左右両端部を背当て部の下端よりも前方に突出した前向き張り出し部に形成している、
    椅子。
  2. 前記背当て部の正面視形状は、下端部が最も巾狭で上方に向けて巾寸法が徐々に大きくなる非ストレート状に形成されている一方、前記腰当て部の前向き張り出し部は、側面視前向き凸の略山形でかつ正面視外向き凸の略山形に形成されており、正面視において腰当て部と背当て部とが連続する部分はくびれ部になっている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記背もたれは、前記背当て部と腰当て部とが形成された樹脂製の背シェル板を備えており、この背シェル板における腰当て部は、着座した人の荷重が掛かっても撓み変形し難い剛体構造になっている一方、
    前記背当て部の少なくとも上部は、着座した人の荷重によって撓み変形可能な強度に設定されている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 座の後部の左右外側に、平面視で前後長手でかつ水平旋回自在な肘当てを有する肘掛け装置が配置されている一方、
    前記背もたれは、非後傾状態において腰当て部が最も手前に位置して背当て部は側面視で後傾した姿勢になっており、背もたれにおける前記くびれ部の存在により、肘当てが平面視において腰当て部の前向き張り出し部と部分的に重なった状態で水平旋回することが許容されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した椅子。

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