JP2006204615A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006204615A
JP2006204615A JP2005021775A JP2005021775A JP2006204615A JP 2006204615 A JP2006204615 A JP 2006204615A JP 2005021775 A JP2005021775 A JP 2005021775A JP 2005021775 A JP2005021775 A JP 2005021775A JP 2006204615 A JP2006204615 A JP 2006204615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
display
effect pattern
effect
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005021775A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Tanpo
尚之 丹保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympia KK filed Critical Olympia KK
Priority to JP2005021775A priority Critical patent/JP2006204615A/ja
Publication of JP2006204615A publication Critical patent/JP2006204615A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技者の繰り返し遊技を行おうとする意欲を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】発射装置11の作動に応じて識別部40から開始識別信号が出力されると、タイマー41は計時を終了し、表示制御部48は演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した演出パターンに基づいて演出表示をLCDパネル15aを用いて開始する。このとき、演出パターン選択部60は、タイマー41により測定された時間の長さが1分以上5分未満である場合には開始時用演出パターンAを選択し、5分以上またはタイマー41が識別部40の停止識別信号が出力されたときから計時を開始したのではない場合には開始時用演出パターンBを選択する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置されるパチンコ機は、基体となる本体基部に、遊技領域が設けられた遊技盤の他に、前記遊技領域に向けて遊技球(遊技媒体)を発射する発射装置や、遊技を行って入賞を得た場合に、賞球となる遊技球を払い出す排出装置等が組み付けられた構成となっている。この本体基部の前面側には、遊技領域を遊技者に観察させる窓部を備えた前面扉が設けられている。
遊技盤の遊技領域には、障害釘、風車等の流下する遊技球の流下方向を変化させる障害物の他に、通常入賞口、始動入賞口及びアタッカ等の入賞装置が設けられている。最近では、遊技領域のほぼ中心にセンター役物と呼ばれる構造物が設けられていることが多い。このセンター役物には、例えば液晶表示(LCD)パネルを備えた表示装置が設けられている。この表示装置は、「当たり」状態へ移行するか否かの抽選を遊技者に報知する際の図柄の変動表示や、該抽選の結果を報知する際の図柄の停止表示を行う他に、遊技が行われていないときには、遊技者の遊技に対する興味をかき立てるために、例えばアニメーションを用いたデモンストレーション表示(演出表示)などが行われる。
また、遊技機の前面にデモンストレーション表示を行うための表示装置を設け、遊技開始時に遊技機の操作方法などのデモンストレーション表示を行うことで、遊技者の遊技に対する興味をかき立てるものが特許文献1などで提案されている。
特開2002−253736
しかしながら、上記のような遊技機では、遊技開始時のデモンストレーション表示は一様であるため、遊技者が休憩などで遊技を中断した後に遊技を再開した場合などに同じデモンストレーション表示を見せられることになり、遊技者によっては煩わしく、繰り返し遊技を行おうとする意欲を損なってしまうという問題があった。
本発明は、遊技者の繰り返し遊技を行おうとする意欲を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技の進行状況に応じた演出表示を行う表示装置を備えたものであって、遊技の停止及び開始のそれぞれを識別する識別手段と、前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの時間を測定する計時手段と、複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段と、前記識別手段により遊技の開始が識別されたときに、前記演出パターン記憶手段に記憶されている演出パターンから、前記計時手段により測定された時間の長さに応じて開始時用演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、前記演出パターン選択手段によって選択された開始時用演出パターンに基づいて、遊技開始時の演出表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。なお、演出パターン選択手段の選択は、計時手段により測定された時間の長さに応じて、遊技の開始が識別されても開始時用演出パターンを用いた演出表示を行わない、無効またはその旨の選択をする場合があることを含む。
また、前記演出パターン選択手段は、前記計時手段により測定された時間の長さが予め定めた開始時用基準値以下であるときには、前記識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者と同一の遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択し、前記計時手段により測定された時間の長さが前記開始時用基準値を超えるときには、前記識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者とは異なる遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択することが好適である。
なお、前記識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者と同一の遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンとは、例えば、「お帰りなさい」等の文字を表示するものであり、また、識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者とは異なる遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンとは、例えば、「いらっしゃいませ」等の文字を表示するものである。
また、前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、前記計時手段による計時値が予め定めた待機時用基準値に達したときに、前記演出パターン選択手段は、前記演出パターン記憶手段に記憶されている複数種類の演出パターンから、遊技が行われていない待機時であることを示す待機時用演出パターンを選択し、前記表示制御手段は、前記演出パターン選択手段によって選択された待機時用演出パターンに基づいて演出表示を行うことが好適である。なお、待機時用演出パターンとは、例えば、遊技中には表示されないアニメーションなどを表示するものである。
また、遊技媒体を遊技領域に打ち出す発射装置と、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞することを契機として遊技者に有利な遊技状態へ移行させるための抽選を行う移行抽選手段と、前記移行抽選手段の抽選結果に基づいて図柄を変動表示及び停止表示する図柄表示手段とを備え、前記識別手段は、前記図柄表示手段における図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別することが好適である。
また、遊技媒体を遊技領域に打ち出す発射装置と、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞することを契機として遊技者に有利な遊技状態へ移行させるための抽選を行う移行抽選手段と、前記移行抽選手段の抽選結果に基づいて図柄を変動表示及び停止表示する図柄表示手段とを備え、前記識別手段は、前記発射装置の停止を遊技の停止として識別することが好適である。
また、前記識別手段は、前記発射装置の作動を遊技の開始として識別することが好適である。
また、前記識別手段は、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞したことを遊技の開始として識別することが好適である。
また、前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、前記発射装置が作動したときに、前記演出パターン記憶手段は、前記演出パターン記憶手段に記憶されている複数種類の演出パターンから、遊技機の機種情報を示す機種情報表示用演出パターンを選択し、前記表示制御手段は、前記演出パターン選択手段によって選択された機種情報表示用演出パターンに基づいて演出表示を行うことが好適である。なお、遊技機の機種情報を示す機種情報表示用演出パターンとは、例えば、遊技状態を移行させる抽選の確率等を表示するものである。
また、前記表示制御手段は、前記図柄表示手段における図柄の変動表示が終了するまでに開始時用演出パターンに基づく演出表示を終了することが好適である。
本発明の遊技機によれば、遊技者が遊技を行おうという意思を持ったときに(遊技が開始)されたときに、遊技の停止から遊技の開始まで(遊技の行われていない状態)の時間に応じて演出パターン選択手段が選択した開始時用演出パターンに基づいて、遊技開始時の演出表示を表示制御手段が行うので、遊技者が遊技を開始したときに表示される演出表示が多様になるとともにサービス性を高めることができ、したがって、遊技の開始時に遊技者を発奮させることができ、遊技者の繰り返し遊技を行おうとする意欲を高めることができる。
また、演出パターン選択手段が、計時手段により測定された時間の長さが予め定めた開始時用基準値以下であるときには、識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者と同一の遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択し、計時手段により測定された時間の長さが開始時用基準値を超えるときには、識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者とは異なる遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択することによって、遊技者が遊技を開始する状況に合わせた演出表示を行うので、演出表示を遊技者に印象付けることができ、したがって、遊技者の繰り返し遊技を行おうとする意欲を高めることができる。
また、識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、計時手段の計時値が予め定めた待機時用基準値に達したときに、表示制御手段が、演出パターン選択手段によって選択された待機時用演出パターンに基づいて演出表示を行うので、遊技が停止している状態が長い場合に、遊技を開始するように遊技者の興味をかき立てることができる。
また、図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別手段が識別することによって、図柄の変動表示中に開始時用演出パターンに基づく演出表示が行われないようにし、遊技者に不快感を与えないようにすることができる。
また、発射装置の停止を遊技の停止として識別手段が識別することによって、遊技者が遊技を実行する意思がないときに、遊技の停止を早期に識別することができる。
また、発射装置の作動を遊技の開始として識別手段が識別することによって、遊技が開始されたことを早期に識別し、遊技者に対する演出表示を遅延なく行うことができる。
また、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞したことを遊技の開始として識別手段が識別することによって、演出表示と図柄の変動表示とが同時に行われるので、演出表示を遊技者に印象付けることができる。
また、識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、発射装置が作動したときに、表示制御手段が、演出パターン選択手段によって選択された機種情報表示用演出パターンに基づいて演出表示を行うので、発射装置が作動してから特定入賞口に遊技媒体が入賞するまでの間、遊技者の遊技に対する興味をかき立てることができる。
また、表示制御手段が、図柄の変動表示が終了するまでに演出表示を終了させることによって、遊技者が図柄の変動表示に意識を集中できるようにし、遊技の興趣を高めることができる。
図1に本発明を用いたパチンコ機の外観を示す。パチンコ機(遊技機)2の本体基部3の内部には遊技盤5が配置されており、遊技盤5の前方には前面枠6が開閉自在に設けられている。前面枠6の下方には、遊技媒体である遊技球を受容する供給皿7及び、遊技球の打ち出し強さを調整する操作ハンドル8が設けられている。前面枠6が閉じている状態のときは、遊技者や遊技場の作業者は、前面枠6に板状のガラスが装着されるガラス窓10を通して遊技盤5の遊技領域5aを流下する遊技球を見ることができるが、遊技盤5にはもちろんのこと内部の電子機器(図示せず)にも触れることはできない。また、本体枠3の内部にはスピーカーなどの音声発生装置が設けられており、演出効果を持たせた音声を発生させる。また、供給皿7の裏側には、遊技球を遊技領域5aに向けて打ち出す発射装置11が設けられている。
図2に遊技領域5aの構成を示す。ガイドレール12に囲まれた遊技領域5aには、LCDパネル15aを備えた図柄表示装置(表示装置、図柄表示手段)15、始動入賞口(特定入賞口)16、通常入賞口17、アタッカ18、アウト口19が設けられている。ガイドレール12に沿って打ち出された遊技球は、遊技領域5aを流下して、始動入賞口16または通常入賞口17またはアタッカ18のいずれかに入賞するか、あるいはアウト口19から回収される。なお、パチンコ機2における障害釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
始動入賞口16には、入賞した遊技球を検知する始動入賞球検知センサ25(図3参照)が設けられており、始動入賞口16に入賞した遊技球が始動入賞球検知センサ25により検知されると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。また、この始動入賞口16に遊技球が入賞することを契機として、後述する移行抽選が行われる。なお、この始動入賞口16に入賞した遊技球は、遊技盤5の裏側で回収される。
通常入賞口17には、入賞した遊技球を検知する通常入賞球検知センサ26(図3参照)が設けられており、通常入賞口17に入賞した遊技球が通常入賞球検知センサ26により検知されると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。なお、通常入賞口17に入賞した遊技球は、遊技盤5の裏側で回収される。
アタッカ18の扉の内側には、Vゾーンと称される領域と入賞口が設けられており、Vゾーンを通過した遊技球を検知するVゾーン検知センサ27(図3参照)と、入賞口に入賞した遊技球を検知するアタッカ入賞球検知センサ28(図3参照)が設けられている。「当たり」状態のときにはアタッカ18が所定期間開放される。アタッカ18が開放中に遊技球がVゾーンを通過すると、アタッカ18の扉が再び開放される。「当たり」状態では、この動作が所定回数繰り返されるようになっている。アタッカ18に入賞した遊技球がアタッカ入賞球検知センサ28により検知されると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。なお、アタッカ18に入賞した遊技球は、遊技盤5の裏側で回収される。また、始動入賞口16、通常入賞口17、アタッカ18の入賞口に遊技球が入賞した際に払い出される賞球の個数は、適宜設定すれば良い。
図柄表示装置15は、表示制御部48(図3参照)からの送信データに基づいて、遊技の進行状況に応じた演出表示をLCDパネル15aを用いて行う。また、図柄表示装置15は、始動入賞口16に遊技球が入賞することを契機として「当たり」状態へ移行するか否かを決定する移行抽選の結果に基づいて、LCDパネル15aに図柄の変動表示及び停止表示を行う。即ち、停止表示の態様によって、遊技者は移行抽選の結果を認識できるようになっている。
図3に示すように、パチンコ機2は主制御部30と副制御部31とから構成されており、パチンコ機2の作動は、基本的に主制御部30において管制される。この主制御部30は、CPU35、ROM36、RAM37、乱数抽出部38(移行抽選手段)、当たり判定部39、識別部(識別手段)40及びタイマー(計時手段)41等から構成されている。また、副制御部31は、払出制御部45、ランプ制御部46、音声制御部47、表示制御部(表示制御手段)48、発射制御部49から構成されている。
CPU35は、ROM36に記憶されている遊技制御プログラムに基づいてパチンコ機2の遊技状態を制御する。また、ROM36には、遊技制御プログラムの他に、乱数テーブル、演出テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはCPU35によって適宜読み出して用いられる。なお、演出テーブルは、遊技球が始動入賞口16に入賞した場合に使用され、「当たり」および「はずれ」の場合に選択される変動パターン(図柄変動を含む)や、リーチ目を発生させる「はずれ」の場合の変動パターン(図柄変動を含む)の複数の変動パターンを有している。RAM37は、ワーキングエリアとなっており、毎回のゲーム毎に利用されるデータなどの一時的な記憶や書き換えなどに用いられる。
乱数抽出部38は、始動入賞球検知センサ25から遊技球の入賞を検知したことを示す検知信号を受けたことに応じて乱数の抽出を行う。当たり判定部39では、乱数抽出部38によって抽出された乱数とROM36に記憶された乱数テーブルとを照合し、「当たり」であるか否かの判定を行う。なお、この判定結果に基づいて、図柄表示装置15で停止表示される図柄が決定される。
CPU35は始動入賞球検知センサ25、通常入賞球検知センサ26、及びアタッカ入賞球検知センサ27により、遊技球の入賞が検知されると、これらの各検知センサ25〜27から出力される検知信号を受けて、払出制御部45を作動させる。払出制御部45は、遊技球が検知された各入賞口に対応する設定数の遊技球を賞球として供給皿7に払い出す。
Vゾーン検知センサ27は、「当たり」状態でアタッカ18が開放中にVゾーンを通過する遊技球の検知を行う。CPU35は、Vゾーン検知センサ27から検知信号を受けて、所定時間開放した後に閉鎖したアタッカ18を再び開放する。CPU35は、「当たり」状態において、この開閉動作を予め設定されている回数を上限として繰り返す。
識別部40は、発射装置11が作動を開始したことを遊技の開始として識別し、図柄表示装置15における図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別する。そして識別部40は、遊技の開始を識別したときには開始識別信号を出力し、遊技の停止を識別したときには停止識別信号を出力する。
タイマー41は、識別部40から停止識別信号が出力されたときから開始識別信号が出力されるまでの時間を測定し、測定値を出力する。また、パチンコ機2に電源が投入されたときにタイマー41が計時中でない場合には、タイマー41は、識別部40から停止識別信号が出力されなくとも計時を開始する。なお、タイマー41の測定値は計時を開始する毎にクリアされる。
ランプ制御部46は、CPU35から出力信号を受けて、前面枠6や遊技盤5に設けられたランプ55の点灯、消灯の制御を行う。音声制御部47は、CPU35から出力信号を受けて、パチンコ機2内に設けられた音声発生装置56から発する音声の出力制御を行う。
発射制御部49は、遊技者によって操作ハンドル8が回動操作に基づいて、CPU35から出力信号を受ける。発射制御部69は、この出力信号を受けて操作ハンドルの操作量に対応した打ち出し強さで遊技球を発射するよう、発射装置11を制御する。
表示制御部48は、識別部40が開始識別信号を出力したとき及びタイマー41の測定値が30秒に達したときにCPU35から出力される信号を受けて演出表示を行ったり、移行抽選が行われたときにCPU35から出力される信号を受けて移行抽選の結果に基づく図柄の変動表示及び停止表示等を行うよう、図柄表示装置15の表示制御を行う。図4に示すように、LCDパネル15aには図柄の変動表示及び停止表示が行われる図柄表示領域58が3箇所設けられている。また、表示制御部48には、演出パターン選択部(演出パターン選択手段)60と演出パターン記憶部(演出パターン記憶手段)61が設けられている。表示制御部48は演出表示を行う際に、演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した演出パターンに基づいて演出表示を行う。
演出パターン記憶部61は、ROM36と同様なメモリーであり、図柄表示装置15における演出表示を行う際に用いられる複数種類の演出パターンを表示データとして記憶している。演出パターンは、開始時用演出パターンA、開始時用演出パターンB、待機時用演出パターン等がある。
開始時用演出パターンAは、識別部40が開始識別信号を出力したときに、タイマー41により測定された時間の長さが1分以上5分未満であるときに演出パターン選択部60が選択する演出パターンであり、識別部40が遊技の停止を識別した際の遊技者と同一の遊技者によって遊技が開始されたことを想定した演出パターンである。例えば、図5に示すように、LCDパネル15aにおいて図柄表示領域61の下方に設けられた演出表示領域65に「おかえりなさい」といった文字を表示する。なお、開始時用演出パターンAとしては、上記のものに限られず、図柄の周りにアニメーションを表示するものなどであっても良い。
開始時用演出パターンBは、識別部40が開始識別信号を出力したときに、タイマー41により測定された時間の長さが5分以上であるときに演出パターン選択部60が選択する演出パターンであり、識別部40が遊技の停止を識別した際の遊技者とは異なる遊技者によって遊技が開始されたことを想定した演出パターンである。例えば、図6に示すように、LCDパネル15aにおいて図柄表示領域61の下方に設けられた演出表示領域65に「いらっしゃいませ」といった文字を表示する。なお、パチンコ機2に電源が投入された直後などタイマー41が計時中でない場合には、識別部40が開始識別信号を出力したときに演出パターン選択部60は開始時用演出パターンBを選択する。なお、開始時用演出パターンBとしては、上記のものに限られず、図柄の周りにアニメーションを表示するものなどであっても良い。
待機時用演出パターンは、タイマー41の測定値が30秒に達したときに演出パターン選択部60が選択する演出パターンであり、例えば、LCDパネル15aの全面を用いたデモンストレーション用のアニメーション等を表示する。
次に、上記構成のパチンコ機2の作用を図7のフローチャートを用いて説明する。まず、パチンコ機2に電源が投入されたときなどタイマー41が計時中でない場合には、タイマー41は、識別部40から停止識別信号が出力されなくとも計時を開始する。遊技者が操作ハンドル8を回動操作すると、発射装置11が作動して遊技球を遊技領域5aに打ち出す。発射装置11が作動しない状態が30秒続くと、CPU35からの出力信号に応じて、表示制御部48は、演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した待機時用演出パターンに基づいて待機時用演出表示を開始する。遊技者が操作ハンドル8を回動操作して発射装置11が作動すると、待機時用演出表示は終了する。
発射装置11が作動すると、識別部40は開始識別信号を出力する。識別部40から開始識別信号が出力されると、タイマー41は計時を終了し、表示制御部48は演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した演出パターンに基づいて演出表示をLCDパネル15aを用いて開始する。このとき、演出パターン選択部60は、タイマー41により測定された時間の長さが1分以上5分未満である場合には開始時用演出パターンAを選択し、5分以上またはタイマー41が識別部40の停止識別信号が出力されたときから計時を開始したのではない場合には開始時用演出パターンBを選択する。タイマー41により測定された時間が1分に達してしない場合には、開始時用演出パターンを用いた演出表示を行わない。
遊技球が始動入賞口16に入賞すると、移行抽選の乱数の抽出が行われ、抽出された乱数に基づく図柄の変動表示がLCDパネル15aを用いて行われる。図柄の停止表示が行われる前に開始時用演出パターンを用いた演出表示は終了する。
図柄の停止表示が行われると、識別部40は停止識別信号を出力し、タイマー41が以前の測定値をクリアして計時を開始する。
なお、上記実施形態では、識別部40は、図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別していたが、これを、発射装置11が停止したことを遊技の停止として識別しても良い。この場合のパチンコ機2の作用を図8のフローチャートを用いて説明する。
図7のフローチャートと同様に、発射装置11が作動すると、識別部40は開始識別信号を出力する。そして、タイマー41により測定された時間の長さに基づいて演出表示が開始される。発射装置11によって打ち出された遊技球が始動入賞口16に入賞すると、移行抽選の乱数の抽出が行われ、抽出された乱数に基づく図柄の変動表示がLCDパネル15aを用いて行われる。図柄の停止表示が行われる前に開始時用演出パターンを用いた演出表示は終了する。発射装置11が停止したときには、識別部40は停止識別信号を出力し、タイマー41が以前の測定値をクリアして計時を開始する。
なお、上記実施形態では、識別部40は、発射装置11が作動したことを遊技の開始として識別していたが、これを、遊技球が始動入賞口16に入賞したことを遊技の開始として識別しても良い。また、この場合に、発射装置11が作動したときにパチンコ機2の機種情報を、図9に示すような態様で演出表示しても良い。機種情報の演出表示は、表示制御部48が、CPU35の出力される信号を受けて、演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した機種情報表示用演出パターンに基づいて行う。なお、図9では、LCDパネル15aに、機種名、移行抽選の当選確率(大当たり確率)、アタッカ18の開閉が繰り返される最大回数(ラウンド)及び各入賞口への入賞に対する賞球数(賞球)に関する情報が表示されているが、表示される機種情報はこれらに限られず適宜設定して良い。識別部40が、遊技球が始動入賞口16に入賞したことを遊技の開始としてとして識別し、図柄表示装置15における図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別する場合の、パチンコ機2の作用を図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、パチンコ機2に電源が投入されたときなどタイマー41が計時中でない場合には、タイマー41は、識別部40から停止識別信号が出力されなくとも計時を開始する。遊技者が操作ハンドル8を回動操作すると、発射装置11が作動して遊技球を遊技領域5aに打ち出す。発射装置11が作動したときには、CPU35からの出力信号に応じて、表示制御部48はLCD15aを用いて、演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した機種情報表示用演出パターンに基づいて機種情報の演出表示を行う。
始動入賞口16に入賞が無い状態が30秒続くと、CPU35からの出力信号に応じて、表示制御部48は、演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した待機時用演出パターンに基づいて待機時用演出表示を開始する。遊技球が始動入賞口16に入賞すると、待機時用演出表示は終了する。
遊技球が始動入賞口16に入賞すると、識別部40は開始識別信号を出力する。識別部40から開始識別信号が出力されると、タイマー41は計時を終了し、表示制御部48は演出パターン記憶部61に記憶されている複数種類の演出パターンの中から演出パターン選択部60が選択した演出パターンに基づいて演出表示をLCDパネル15aを用いて開始する。このとき、演出パターン選択部60は、タイマー41により測定された時間の長さが1分以上5分未満である場合には開始時用演出パターンAを選択し、5分以上またはタイマー41が識別部40の停止識別信号が出力されたときから計時を開始したのではない場合には開始時用演出パターンBを選択する。タイマー41により測定された時間が1分に達してしない場合には、開始時用演出パターンを用いた演出表示を行わない。
遊技球が始動入賞口16に入賞すると、移行抽選の乱数の抽出が行われ、抽出された乱数に基づく図柄の変動表示がLCDパネル15aを用いて行われる。図柄の停止表示が行われる前に開始時用演出パターンを用いた演出表示は終了する。
図柄の停止表示が行われると、識別部40は停止識別信号を出力し、タイマー41が以前の測定値をクリアして計時を開始する。
なお、図10のフローチャートで説明した実施形態では、識別部40は、図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別していたが、これを、発射装置11が停止したことを遊技の停止として識別しても良い。識別部40が、遊技球が始動入賞口16に入賞したことを遊技の開始としてとして識別し、発射装置11が停止したことを遊技の停止として識別する場合のパチンコ機2の作用を図11のフローチャートを用いて説明する。
図10のフローチャートと同様に、遊技球が始動入賞口16に入賞すると、識別部40は開始識別信号を出力する。そして、タイマー41により測定された時間の長さに基づいて演出表示が開始される。また、遊技球が始動入賞口16に入賞すると、移行抽選の乱数の抽出が行われ、抽出された乱数に基づく図柄の変動表示がLCDパネル15aを用いて行われる。図柄の停止表示が行われる前に開始時用演出パターンを用いた演出表示は終了する。
発射装置11が停止したときには、識別部40は停止識別信号を出力し、タイマー41が以前の測定値をクリアして計時を開始する。
なお、上記実施形態では、識別部40が遊技の開始として識別することを、発射装置11の作動、または遊技球が始動入賞口16に入賞することとし、遊技の停止として識別することを発射装置11の停止、または図柄の停止表示としたが、識別部40が遊技の開始または停止として識別することはこれらに限られず、例えば、遊技球が供給皿7に投入されたときを開始と識別し、供給皿7の遊技球が無くなったときを停止と識別するなど、適宜設定して良い。
また、上記実施形態では、開始時用演出パターンとして、開始時用演出パターンA・Bの2種類が演出パターン記憶部61に記憶されていたが、開始時用演出パターンは複数種類あれば良く、2種類に限られない。また、演出パターン選択部60が演出パターンを選択する際の基準となるタイマー41の測定値は上記の1分以上5分未満または5分以上といった2種類に限られず、値や種類は適宜設定して良い。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 遊技盤に設けられた遊技領域を示す正面図である。 パチンコ機の電気的構成を示す機能ブロック図である。 LCDパネルにおける表示態様の例を示す説明図である。 開始時用演出パターンAの表示態様の例を示す説明図である。 開始時用演出パターンBの表示態様の例を示す説明図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。 機種情報表示用演出パターンの表示態様の例を示す説明図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
5a 遊技領域
11 発射装置
15 図柄表示装置(表示装置、図柄表示手段)
16 始動入賞口(特定入賞口)
38 乱数抽出部(移行抽選手段)
40 識別部(識別手段)
41 タイマー(計時手段)
48 表示制御手段
60 演出パターン選択部(演出パターン選択手段)
61 演出パターン記憶部(演出パターン記憶手段)

Claims (9)

  1. 遊技の進行状況に応じた演出表示を行う表示装置を備えた遊技機において、
    遊技の停止及び開始のそれぞれを識別する識別手段と、
    前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの時間を測定する計時手段と、
    複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段と、
    前記識別手段により遊技の開始が識別されたときに、前記演出パターン記憶手段に記憶されている演出パターンから、前記計時手段により測定された時間の長さに応じて開始時用演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
    前記演出パターン選択手段によって選択された開始時用演出パターンに基づいて、遊技開始時の演出表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出パターン選択手段は、前記計時手段により測定された時間の長さが予め定めた開始時用基準値以下であるときには、前記識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者と同一の遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択し、前記計時手段により測定された時間の長さが前記開始時用基準値を超えるときには、前記識別手段により遊技の停止が識別された際の遊技者とは異なる遊技者によって遊技が開始されたことを想定した開始時用演出パターンを選択することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、前記計時手段による計時値が予め定めた待機時用基準値に達したときに、前記演出パターン選択手段は、前記演出パターン記憶手段に記憶されている複数種類の演出パターンから、遊技が行われていない待機時であることを示す待機時用演出パターンを選択し、前記表示制御手段は、前記演出パターン選択手段によって選択された待機時用演出パターンに基づいて演出表示を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機。
  4. 遊技媒体を遊技領域に打ち出す発射装置と、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞することを契機として遊技者に有利な遊技状態へ移行させるための抽選を行う移行抽選手段と、前記移行抽選手段の抽選結果に基づいて図柄を変動表示及び停止表示する図柄表示手段とを備え、前記識別手段は、前記図柄表示手段における図柄の停止表示が行われたことを遊技の停止として識別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 遊技媒体を遊技領域に打ち出す発射装置と、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞することを契機として遊技者に有利な遊技状態へ移行させるための抽選を行う移行抽選手段と、前記移行抽選手段の抽選結果に基づいて図柄を変動表示及び停止表示する図柄表示手段とを備え、前記識別手段は、前記発射装置の停止を遊技の停止として識別することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の遊技機。
  6. 前記識別手段は、前記発射装置の作動を遊技の開始として識別すること特徴とする請求項4または請求項5記載の遊技機。
  7. 前記識別手段は、打ち出された遊技媒体が特定入賞口へ入賞したことを遊技の開始として識別することを特徴とする請求項4または請求項5記載の遊技機。
  8. 前記識別手段により遊技の停止が識別されてから遊技の開始が識別されるまでの待機時において、前記発射装置が作動したときに、前記演出パターン記憶手段は、前記演出パターン記憶手段に記憶されている複数種類の演出パターンから、遊技機の機種情報を示す機種情報表示用演出パターンを選択し、前記表示制御手段は、前記演出パターン選択手段によって選択された機種情報表示用演出パターンに基づいて演出表示を行うことを特徴とする請求項7記載の遊技機。
  9. 前記表示制御手段は、前記図柄表示手段における図柄の変動表示が終了するまでに開始時用演出パターンに基づく演出表示を終了することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1つに記載の遊技機。
JP2005021775A 2005-01-28 2005-01-28 遊技機 Withdrawn JP2006204615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021775A JP2006204615A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021775A JP2006204615A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006204615A true JP2006204615A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36962054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005021775A Withdrawn JP2006204615A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006204615A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194215A (ja) * 2010-12-02 2011-10-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017121366A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社三共 遊技機
JP2018008121A (ja) * 2017-10-13 2018-01-18 株式会社大一商会 遊技機
JP2018027479A (ja) * 2017-12-01 2018-02-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020110290A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 山佐株式会社 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194215A (ja) * 2010-12-02 2011-10-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2017121366A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社三共 遊技機
JP2018008121A (ja) * 2017-10-13 2018-01-18 株式会社大一商会 遊技機
JP2018027479A (ja) * 2017-12-01 2018-02-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020110290A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 山佐株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4748647B2 (ja) 弾球遊技機
JP2006334327A (ja) パチンコ遊技機
JP2008113888A (ja) 遊技機
JP2002360791A (ja) 遊技機
JP2017029526A (ja) 遊技機
JP2008154769A5 (ja)
JP2006204615A (ja) 遊技機
JP5888858B2 (ja) 遊技機
JP2006034325A (ja) 遊技機
JP2009119141A (ja) パチンコ遊技機
JP2014083215A (ja) パチンコ遊技機
JP6710517B2 (ja) 遊技機
JP2015107272A (ja) 遊技機
JP2005000451A (ja) 弾球遊技機
JP2007044329A5 (ja)
JP2007044328A5 (ja)
JP6081905B2 (ja) 遊技機
JP2006263291A (ja) 弾球遊技機
JP2001137462A (ja) 遊技機
JP4859244B2 (ja) 遊技機
JP2004202104A (ja) 遊技機
JP2009045109A (ja) 遊技機
JP3048230B2 (ja) 弾球遊技機
JP2005218550A (ja) 弾球遊技機
JP2004208778A (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090310