JP2006202652A - 電池パック - Google Patents

電池パック Download PDF

Info

Publication number
JP2006202652A
JP2006202652A JP2005014616A JP2005014616A JP2006202652A JP 2006202652 A JP2006202652 A JP 2006202652A JP 2005014616 A JP2005014616 A JP 2005014616A JP 2005014616 A JP2005014616 A JP 2005014616A JP 2006202652 A JP2006202652 A JP 2006202652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery pack
battery
laminate material
top cover
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005014616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4639818B2 (ja
Inventor
Fumihiko Suzuki
文彦 鈴木
Osamu Takahashi
修 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005014616A priority Critical patent/JP4639818B2/ja
Priority to US11/334,217 priority patent/US7989105B2/en
Priority to TW095101745A priority patent/TWI308806B/zh
Priority to CN2009101651704A priority patent/CN101615701B/zh
Priority to KR1020060006039A priority patent/KR101226865B1/ko
Priority to CN2009101651691A priority patent/CN101615700B/zh
Priority to CN2009101651687A priority patent/CN101615699B/zh
Publication of JP2006202652A publication Critical patent/JP2006202652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4639818B2 publication Critical patent/JP4639818B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】 体積効率に優れるとともに、電池パックの対外部衝撃強度を確保し、電池パック収納部での位置決めのしやすい電池パックを得る。
【解決手段】 電池セルと嵌合するトップカバーの嵌合部断面が、電池セル底面側と電池セル上面側で異なる曲率半径の曲面部を持つ楕円状になるように成型する。電池セルと嵌合されず、電池パックの外装の一部となる上面部には、対応する嵌合部と同じ曲率半径を有するコーナー部を形成し、電池パック側面部に対応する部分に平面部を設ける。
【選択図】 図11

Description

この発明は、例えばリチウムイオンポリマー二次電池に適用される電池パックに関する。
近年、カメラ一体型VTR(Videotape recorder:ビデオテープレコーダ)、携帯電話あるいはラップトップコンピュータなどのポータブル電子機器が多く登場し、それらの小型化および軽量化が図られている。それに伴い、ポータブル電子機器の電源として用いられる電池の需要が急速に伸びており、機器の小型軽量化実現のために、機器に接続する電池パックの設計も軽く、薄型であり、かつ機器内の収容スペースを効率的に使うことが求められている。このような要求を満たす電池として、エネルギー密度および出力密度の大きいリチウムイオン電池が最も好適である。
中でも、従来の液系電解液を用いた場合に問題となる液漏れを防止するために、ゲル状のポリマー電解質を用いたリチウムイオンポリマー二次電池が広く用いられている。リチウムイオンポリマー二次電池は、電極端子を接続し、両面にゲル状電解質を塗布した帯状の正極および負極をセパレータを介して積層した後、長手方向に巻回して作製した電池素子をラミネートフィルムで外装して電池セルとしている。電池セルからは正極、負極と接続された電極端子が導出されており、回路基板を接続した後にプラスチック製モールドケースに収納して電池パックとしていた。以下の特許文献1には、かかる構成のリチウムイオンポリマー二次電池の一例が記載されている。
特開2002−260608号公報
ところが、モールドケース内に電池セルを収納する従来の構成では、モールドケースの肉厚が0.3〜0.4mm程度となり、固定のための両面テープや公差を考慮すると、セルの厚みに対して0.8〜1.0mm程度厚みが増加していた。また、外周方向でも上下のモールドケースを超音波溶着するための形状が必要となり、そのために、0.7mm程度の肉厚が求められる。結果として、従来の電池パックはセルの容積に対して1.3〜1.4倍の容積の増加が余儀なくされた。
また、電池セルをモールドケース内に収納することで放熱性が悪くなり、電池性能が低下したり電池が発熱するおそれもあった。
そこで我々は、両端に第1及び第2の開口を有する硬質の外装材内に電池素子を収納し、この第1及び第2の開口に対して樹脂成型で製造した第1及び第2のカバーをそれぞれ嵌合し、第1の開口に嵌合される第1のカバー内に上記電池素子の電極端子と接合される回路基板を収納する電池パックを提案した。
この構成による電池パックでは、電池素子をモールドケースに収納する必要がないため、体積効率(体積あたり電気容量/1電池パック)に優れ、かつ放熱性も良く、電池性能の向上に寄与する。また、電池パックの組み立てが容易であり、生産性に優れた構成となっている。
上述のような電池パックを用いた場合、その構造的簡易性から対外部衝撃強度の確保が重要となる。従来、このような構成の電池パックでは、図1Aに示すように、軟質の外装材2bに絞り加工を施して電池素子収納用の凹部を設け、電池素子1を収納した後にこの凹部の開口部分を覆うようにして硬質の外装材2aを配置し、電池素子周辺部を熱融着する。その後、図1Bに示すように、断面が略楕円形状になるように成型し、外装材2aおよび2bの端部を貼り合わせて電池セルとし、トップ部およびボトム部のそれぞれの開口部に断面が楕円形状のカバーを嵌合して電池パックとしている。
ところが、図2に示すように、このような構成の電池パックでは、電池素子収納用部の開口部から電池素子長手方向に対して左右に位置する側面部に至る部分において電池素子1の形状に沿って成型する際に折り曲げられ易いため、電池パック側面部から外装材2a,2bの端部の貼り合わせ部における部分の曲率半径と比較して小さい曲率半径となってしまい、実際は断面楕円形状とはなっていない。
これは、電池素子収納用部の凹部が絞り加工により設けられており、この凹部の端部3が折り曲げられやすい構造となっているためである。このような形状の電池セル開口部に略断面楕円形状のカバーを嵌合すると、外装材2aとカバーの形状が合わず、密着性が低下するため熱融着が不十分となって落下時や衝撃が加わった際にはがれ易くなる。
さらに、他の問題点として電池パック自体を断面楕円形状に設計した場合に、側面が曲面となっているため電子機器側の電池パック挿入部での位置決めがしにくく、一旦はめ込んでも電池パックがずれてしまうおそれがあった。
したがって、この発明では、体積効率に優れるとともに、電池パックの対外部衝撃強度を確保し、電池パック収納部での位置決めのしやすい電池パックを得ることを目標とする。
上記課題を解決するために、この発明の第1の態様は、外装材が第1および第2のラミネート材からなり、第1のラミネート材に形成された凹部にポリマー電池からなる電池素子が収納され、凹部の開口を第2のラミネート材が覆うように、第1および第2のラミネート材が重ねられ、開口の周囲がシールされ、第1のラミネート材の凹部の底面の外側において、第2のラミネート材の両端部が接合され、両側面が外側に向かって膨らむ略楕円状に成型され、外装材により形成される開口部に少なくとも一つの樹脂成型カバーが嵌合された電池パックにおいて、カバーの短辺側両側面部にはそれぞれコーナー部が形成され、第1のラミネート材の凹部開口部側から側面部に至る曲面に対向するコーナー部の曲率半径が、第1のラミネート材の凹部の底面外側面から側面部に至る曲面に対向するコーナー部の曲率半径より小さくなっていることを特徴とする電池パックである。
この発明によれば、カバーと外装材の嵌合部の密着性が向上して熱融着部が剥がれにくくなり、落下時や衝撃を受けた場合に破損しにくくなる。また、電子機器の電池パック収納部での位置決めがしやすくなり、また位置ずれも起こりにくくなるため、品質の向上を図ることができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図3に、この発明を適用したリチウムイオンポリマー二次電池の電池パックの構成を示す。この電池パックは、外装材としての硬質ラミネート材に電池素子を収納し、両端開口部に樹脂成型カバーを嵌合したものである。
図4は、この電池パックに用いる電池素子20の構成を示す。図4Aは、電池素子20の斜視図であり、図4Bは正極21および負極22の巻終端部の構成を示す断面図である。この電池素子20は、帯状の正極21と、セパレータ23aと、正極21と対向して配された帯状の負極22と、セパレータ23bとを順に積層し、長手方向に巻回されており、正極21および負極22の両面にはポリマー電解質24が塗布されている。ポリマー電解質は、図4Bに示すように、正極21および負極22の終端部を完全に覆うように塗布されている。また、電池素子20からは正極21と接続された正極端子12aおよび負極22と接続された負極端子12bが導出されており(以下、特定の電極端子を示さない場合は電極端子12とする)、正極端子12aおよび負極端子12bのそれぞれの両面には後に外装するラミネートフィルムとの接着性を向上させるために樹脂片(以下、シーラントと適宜称する)13aおよび13bが被覆されている。
以下、電池素子の材料について詳しく説明する。
[正極]
正極21は、正極活物質を含有する正極活物質層が、正極集電体の両面上に形成されてなる。正極集電体としては、例えばアルミニウム(Al)箔,ニッケル(Ni)箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。
正極活物質層は、例えば正極活物質と、導電剤と、結着剤とを含有して構成されている。これらを均一に混合して正極合剤とし、この正極合剤を溶剤中に分散させてスラリー状にする。ついで、このスラリーをドクターブレード法等により正極集電体上に均一に塗布し、高温で乾燥させて溶剤を飛ばすことにより形成される。ここで、正極活物質、導電剤、結着剤および溶剤は、均一に分散していればよく、その混合比は問わない。
正極活物質としては、LiXMO2(式中、Mは、一種以上の遷移金属を表し、xは、電池の充放電状態によって異なり、通常0.05以上1.10以下である)を主体とする、リチウムと遷移金属との複合酸化物が用いられる。リチウム複合酸化物を構成する遷移金属としては、コバルト(Co),Ni,マンガン(Mn)等が用いられる。
このようなリチウム複合酸化物として、具体的には、LiCoO2、LiNiO2、LiMn24、LiNiyCo1-y2(0<y<1)等が挙げられる。また、遷移金属元素の一部を他の元素に置換した固溶体も使用可能である。LiNi0.5Co0.52、LiNi0.8Co0.22等がその例として挙げられる。これらのリチウム複合酸化物は、高電圧を発生でき、エネルギー密度が優れたものである。さらに、正極活物質としてTiS2、MoS2、NbSe2、V25等のリチウムを有しない金属硫化物または酸化物を使用しても良い。
また、導電剤としては、例えばカーボンブラックあるいはグラファイトなどの炭素材料等が用いられる。また、結着剤としては、例えばポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等が用いられる。また、溶剤としては、例えばN−メチルピロリドン等が用いられる。
正極21は集電体の一端部にスポット溶接または超音波溶接で接続された正極端子(12aを有している。この正極端子は金属箔、網目状のものが望ましいが、電気化学的および化学的に安定であり、導通がとれるものであれば金属でなくとも問題はない。正極端子の材料としては、例えばAl等が挙げられる。
[負極]
負極22は、負極活物質を含有する負極活物質層が、負極集電体の両面上に形成されてなる。負極集電体としては、例えば銅(Cu)箔,Ni箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。
負極活物質層は、例えば負極活物質と、必要であれば導電剤と、結着剤とを含有して構成されている。これらを均一に混合して負極合剤とし、この負極合剤を溶剤中に分散させてスラリー状にする。次にこのスラリーをドクターブレード法等により負極集電体上に均一に塗布し、高温で乾燥させて溶剤を飛ばすことにより形成される。ここで、負極活物質、導電剤、結着剤および溶剤は、均一に分散していればよく、その混合比は問わない。
負極活物質としては、リチウム金属、リチウム合金またはリチウムをドープ・脱ドープ可能な炭素材料または金属系材料と炭素系材料との複合材料が用いられる。具体的に、リチウムをドープ・脱ドープ可能な炭素材料としてはグラファイト、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素等が挙げられ、より具体的には熱分解炭素類、コークス類(ピッチコークス、ニードルコークス、石油コークス)、黒鉛類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体(フェノール樹脂、フラン樹脂等を適当な温度で焼成し炭素化したもの)、炭素繊維、活性炭等の炭素材料を使用することができる。さらに、リチウムをドープ、脱ドープできる材料としては、ポリアセチレン、ポリピロール等の高分子やSnO2等の酸化物を使用することができる。
また、リチウムを合金化可能な材料としては多様な種類の金属等が使用可能であるが、スズ(Sn)、コバルト(Co)、インジウム(In)、Al、ケイ素(Si)およびこれらの合金がよく用いられる。金属リチウムを使用する場合は、必ずしも粉体を結着剤で塗布膜にする必要はなく、圧延したLi金属板でも構わない。
結着剤としては、例えばポリフッ化ビニリデン、スチレンブタジエンゴム等が用いられる。また、溶剤としては、例えばN−メチルピロリドン、メチルエチルケトン等が用いられる。
負極22も正極21と同様に、集電体の一端部にスポット溶接または超音波溶接で接続された負極端子12bを有している。この負極端子は金属箔、網目状のものが望ましいが、電気化学的および化学的に安定であり、導通がとれるものであれば金属でなくとも問題はない。負極端子の材料としては、例えば銅、Ni等が挙げられる。
なお、正極端子12aおよび負極端子12bは同じ方向から導出されていることが好ましいが、短絡等が起こらず電池性能にも問題がなければ、どの方向から導出されていても問題はない。また、正極端子12aおよび負極端子12bの接続箇所は、電気的接触がとれているのであれば取り付ける場所、取り付ける方法は上記の例に限られない。
[電解質]
電解質は、リチウムイオン電池に一般的に使用される電解質塩と非水溶媒が使用可能である。非水溶媒としては、具体的には、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジプロピルカーボネート、エチルプロピルカーボネート、またはこれらの炭酸エステル類の水素をハロゲンに置換した溶媒等が挙げられる。これらの溶媒は1種類を単独で用いてもよいし、複数種を所定の組成で混合してもよい。
電解質塩としては、上記非水溶媒に溶解するものが用いられ、カチオンとアニオンが組み合わされてなる。カチオンにはアルカリ金属やアルカリ土類金属が用いられる。アニオンには、Cl-,Br-,I-,SCN-,ClO4 -,BF4 -,PF6 -,CF3SO3 -等が用いられる。具体的には、LiPF6、LiBF4、LiN(CF3SO22、LiN(C25SO22、LiClO4等が挙げられる。電解質塩濃度としては、上記溶媒に溶解することができる濃度であれば問題ないが、リチウムイオン濃度が非水溶媒に対して0.4mol/kg以上、2.0mol/kg以下の範囲であることが好ましい。
上述の電解質および電解塩を混合した電解液をマトリクスポリマでゲル化することでゲル状電解質を得る。マトリクスポリマは、非水溶媒に電解質塩が溶解されてなる非水電解液に相溶可能であり、ゲル化できるものであればよい。このようなマトリクスポリマとしては、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリロニトリルを繰り返し単位に含むポリマーが挙げられる。このようなポリマーは、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
[セパレータ]
セパレータは、例えばポリプロピレン(PP)あるいはポリエチレン(PE)などのポリオレフィン系の材料よりなる多孔質膜、またはセラミック製の不織布などの無機材料よりなる多孔質膜により構成されており、これら2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレンの多孔質フィルムが最も有効である。
一般的にセパレータの厚みは5〜50μmが好適に使用可能であるが、7〜30μmがより好ましい。セパレータは、厚すぎると活物質の充填量が低下して電池容量が低下するとともに、イオン伝導性が低下して電流特性が低下する。逆に薄すぎると、膜の機械的強度が低下する。
上述のようにして作製した電池素子20を、硬質ラミネート材11aおよび軟質ラミネート材11bにて外装し、成型して電池セル16を作製する。
図5に、電池セル16の構成を示す。電池セル16は、参照符号20で示される電池素子の上下に硬質ラミネート材11aと軟質ラミネート材11bとを配置し、熱融着した後、硬質ラミネート材11aが外装となるように成形して作製する。軟質ラミネート材11bには電池素子20を配置するための凹部が設けられており、内側樹脂層であるCPP層側から絞り加工を施すことによって凹部が形成される。硬質ラミネート材11aは、軟質ラミネート材11bに設けられた凹部の開口部を覆うように配置される。
図6に、硬質ラミネート材11aおよび軟質ラミネート材11bの主な構成を示す。硬質ラミネート材11aおよび軟質ラミネート材11bは、参照符号30で示される金属層が、外側樹脂層31および内側樹脂層32に挟まれた3層構造となっており、防湿性、絶縁性を有する多層フィルムである。金属層30は水分、酸素、光の進入を防いで電池素子を守る最も重要な役割を担っており、軽さ、伸び性、価格、加工のしやすさからアルミニウム(Al)が最もよく使われる。外側樹脂層31には外観の美しさや強靱さ、柔軟性などからナイロン(Ny)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)のいずれかが用いられる。内側樹脂層32は熱や超音波で溶け、互いに融着する部分であり、無延伸ポリプロピレン(CPP)またはPEが多用される。
金属層30と外側樹脂層31とは接着層33を設けて貼り合せる。一方、金属層30と内側樹脂層32とは接着層34を設ける方法の他、CPPまたはPEを熱して溶かし、金属層30に接着させる方法やCPPフィルムまたはPEフィルムを熱ローラ等により張り合わせる方法など、種々の方法が使用可能である。
硬質ラミネート材11aの金属層としてAlを用いる場合には、焼きなまし処理を施さないAl(JIS A3003P−H18)または(JIS A3004P−H18)等を用いる。また、金属層には上述のAlの他、銅(Cu)、鉄、ニッケル(Ni)、ステンレス(SUS)またはチタン(Ti)等が使用できる。また、軟質ラミネート材11bの金属層としてAlを用いる場合には、焼きなまし処理を施したAl(JIS A8021P−O)または(JIS A8079P−O)等を用いる。
上述の軟質ラミネート材11bに設けた凹部に電池素子20を収納し、凹部の開口部を覆うように硬質ラミネート材11aを重ねる。硬質ラミネート材料11aおよび軟質ラミネート材料11bのそれぞれは、互いの内側樹脂層であるCPP層(もしくはPE層)が対向するようにして重ねて配置する。
次いで、電池素子20の周辺の四辺を減圧下で熱融着して封止する。一般的に、電極端子を封止部界面から取り出しラミネート外装材を封止する場合には、電極端子の厚みを吸収するために表面にゴムのような弾性体をライニングするか、上下のヒータヘッド表面(ラミネートフィルムに接する面)に切り欠きを設ける。平らな金属ヘッドを用いた場合、熱融着時に電極端子部分に大きな圧力がかかり電極端子が切断されたり、電極端子を挟まない部分に金属ヘッドが当たらず、封止性が悪くなるのを防ぐためである。
さらに、硬質ラミネート材料11aおよび軟質ラミネート材11bを電池素子の形状に沿って湾曲させる。このとき、軟質ラミネート材料11bは絞り加工を施したことにより、開口部の端部が折り曲げられ易くなっており、成型時には電池パック底面部から電池パック側面部にかけて曲率半径の小さい曲線となる。また、電池パック側面部から電池パック上面にかけてはラミネートフィルムの金属層の剛性により、電池パック底面部から側面部にかけての曲率半径に比して大きい曲率半径を持つ曲線となる。図3の電池セル16のように断面が異なる曲率半径を有する楕円形状になるように成型した後、加熱して硬質ラミネート材料11aおよび軟質ラミネート材料11bのCPP層同士を融着することで、硬質ラミネート材料11aが最外装として電池素子20を保護するように構成された電池パック10となる。
このとき、軟質ラミネート材11bに設けた凹部の底面の外側に粘着シートを配置することが好ましい。粘着シートは軟質ラミネート材11bのNy層同士、もしくはPET層同士、PEN層同士を高温をかけて接着するために用いる補助的部材である。
次いで、所定の形状に成型された電池セル16のトップ部から導出された正極端子12aおよび負極端子12bと、回路基板上にあらかじめマウントされた保護回路とを抵抗溶接、超音波溶接等により固着する。電池素子20と接続された回路基板は、例えば図7に示すようなあらかじめ成型された上部ホルダー14aおよび下部ホルダー14bを嵌合してなるトップカバー14に挿入される。
回路基板には、ヒューズ、PTC、サーミスタ等の温度保護素子を含む保護回路の他、電池パックを識別するためのID、抵抗等がマウントされ、更に複数個の接点部が形成されている。保護回路には、二次電池の監視とFET(Field Effect Transistor)の制御を行うIC及び、充放電制御FETを含んだ保護回路にも適用される。
熱感抵抗素子(Positive Temperature Coefficient:PTC素子)は、電池素子と直列に接続され、電池の温度が設定温度に比して高くなると、電気抵抗が急激に高くなって電池に流れる電流を実質的に遮断する。ヒューズや、サーミスタも電池素子と直列に接続され、電池の温度が設定温度より高くなると、電池に流れる電流を遮断する。また、二次電池の監視とFETの制御を行うIC及び、充放電制御FETを含んだ保護回路は、二次電池の端子電圧が4.3V〜4.4Vを超えると、発熱・発火など危険な状態になる可能性があるので、二次電池の電圧を監視し、4.3V〜4.4Vを越えると充電制御FETをオフし、充電を禁止する。さらに二次電池の端子電圧が放電禁止電圧以下まで過放電し、二次電池電圧が0Vになると二次電池が内部ショート状態となり再充電不可能となる可能性があるので、二次電池電圧を監視し、放電禁止電圧を下回ると放電制御FETをオフし、放電を禁止する。
以下に、図8、図9および図10を参照して、回路基板をトップカバーに収納し、外装材である硬質ラミネート材11aと接合するまでの流れを説明する。図8、図9および図10は、トップカバーを嵌合する際の様子を示す斜視図である。
まず、図8に示すように、電池セル16と接合した回路基板18上を、上部ホルダー14aが覆うように配置し、次いで図9に示すように、下部ホルダー14bを上部ホルダー14aの位置と合わせて回路基板18を収納する。さらに図10に示すように、下部ホルダー14bが電池セル16に近い位置となるようにトップカバー14の方向を変え、電池セル16の一開口部に嵌合する。トップカバー14の嵌合時には、電極端子12が電池セル内に屈曲して収納されている。
トップカバー14は、電池セルの回路基板配置側と逆側のボトム部に嵌合されるリアカバー15とともに、外装材としての硬質ラミネートフィルム11aに熱融着される。トップカバー14の上部ホルダー14aは図11に示すように、電池セル16の内部に嵌合される端面R部17と、電池パックの外装の一部となる上面部18と、上面部18の長辺側側面部に位置し、硬質ラミネートフィルム11aと熱融着される熱融着部18aからなっている。
電池セル16と嵌合する際、従来の様に上部ホルダー14aと硬質ラミネート材11aとの密着性が低下してしまうのを防ぐため、この発明では端面R部17の断面を、異なる曲率半径Rおよびrのコーナー部を有する形状に成型する。さらに、上面部18は端面R部17と同様の曲率半径のコーナー部を有する断面楕円形状に成型することにより、図11Cに示すようにトップカバー14と電池セル16の形状が一体となり、密着性を向上させ、衝撃による剥がれ等を抑えることができる。
また、上面部18には、長手方向の左右に位置する側面部に平面部Fが設けられている。これにより、電子機器側の電池パック挿入部での位置決めが容易となり、位置ずれも起こりにくくなる。
さらに、上部ホルダー14aの上面部18には、トップカバー14の挿入方向を決める凹部19を形成した。上面部18の曲率半径の大きいコーナー部に対応する部分に凹部19を設け、電池セル16との嵌合の際に嵌合方向が分かりやすいようにした。
この発明の理解を容易にするため、図12に従来の断面略楕円形状のトップカバー5を嵌合した場合の様子を示す。この場合、電池セル4底面部の両端の曲率半径に比してトップカバー5の曲率半径が大きいため、点線部6に示すように電池セル4底面部の両端に隙間ができる。このため、密着性が不十分となり、破損の原因となりやすい。
トップカバー14を嵌合した開口部の反対側開口部には、図3に示すように、あらかじめ射出成型により作製した樹脂モールド品のリアカバー15を嵌合し、熱融着によりリアカバー15と電池セル16の外装材を接合する。リアカバー15は断面略楕円形状であっても良いし、トップカバー14と同様に、曲率半径rのコーナー部と、曲率半径Rのコーナー部を有する形状とすることで、より密着性を向上させ、剥がれにくくすることができる。また、外装の一部となる部分には平面部Fを設けることにより、位置決めを容易にし、位置ずれを防ぐことができる。
なお、トップカバー14およびリアカバー15と外装材との接合は熱融着のみに限らず、温めた樹脂材料(ホットメルト剤)を流し込んで接合する方法も併用して用いることができる。この場合、トップカバー、リアカバーのそれぞれにホットメルト剤の注入口を設ける。なお、温めた樹脂を流し込む場合には、回路基板が熱により変形したり損傷したりしないように構成する必要がある。
このようにして電池パックを作製することにより、体積効率に優れるとともに、電池パックの対外部衝撃強度を確保し、電池パック収納部での位置決めのしやすい電池パックを得ることができる。
以下、実施例によりこの発明を具体的に説明する。
図3に示すように構成した試験用電池パックを用いてコンクリート上1.5mから落下させ、トップカバーの外れの状況を確認した。トップカバーを構成する上部ホルダーの外装材と嵌合される端面R部は、電池パック底面部両端と電池パック上側両端で異なる曲率半径のコーナー部をそれぞれ有するようにして作製した。また、上部ホルダーの上面部の形状は、曲率半径の大きいコーナー部に正負極の向きを検出するための凹部を形成し、曲率半径の大きいコーナー部と曲率半径の小さいコーナー部との間の側面部には平面部を形成した。落下試験は、
(1)トップカバーを下方に向けた状態での落下
(2)電池パック側面部を下方にした状態での落下
のそれぞれについて行う。
落下試験で用いる試験用電池パックは、トップカバーの嵌合部の両側面曲率半径を電池厚の1/2として均一に成型したトップカバーを用いた試験用電池パックAと、電池素子収納用の凹部の開口部側から側面に至る曲率半径が、凹部の底面外側の面から上記側面に至る曲率半径より小さく成型された、異なる曲率半径を持つトップカバーを用いた試験用電池パックBをそれぞれ50個ずつ作製し、それぞれの試験用電池パックごとに30回ずつの落下試験を行った。なお、落下試験(2)では、電池パックの両側面について15回ずつ落下させるものとする。
また、測定の結果について、30回落下後の試験用電池パックの状態を以下の3種類の状態に分け、それぞれの状態になった電池の個数を測定する。
状態A:トップカバーと外装材との剥離がトップカバー外周の1/4未満の範囲で発生
状態B:トップカバーと外装材との剥離がトップカバー外周の1/4以上3/4未満の範囲で発生
状態C:トップカバーと外装材との剥離がトップカバー外周の3/4以上の範囲で発生(カバー外れを含む)
以下の表1に、落下試験(1)の結果を示す。
Figure 2006202652
また、以下の表2に、落下試験(2)の結果を示す。
Figure 2006202652
上記結果より、落下試験(1)において、従来用いられていたトップカバーを用いた試験用電池パックAでは、電池パック組み立て時に外装材とトップカバーとの嵌合不良率が高く、また落下試験でのトップカバーと外装材との剥がれ頻度も比較的高かった。一方、この発明を適用したトップカバーBを用いた試験用電池パックBにおいては、電池パック組み立て時の外装材とトップカバーとの嵌合不良率が極めて小さく、また落下試験でのトップカバーと外装材との剥がれ頻度も小さかった。これより、カバーBを用いた方が接合性が高いことから耐外部衝撃強度が高いことが判る。
また落下試験(2)において、従来のトップカバーAを用いた試験用電池パックAにおいては、落下試験でのトップカバーと外装材との剥がれ頻度が高く、今回の発明を適用したトップカバーBを用いた試験用電池パックBにおいては、落下試験でのトップカバーと外装材との剥がれ頻度が小さかった。トップカバーAを用いた場合は、外装材外形寸法とカバーとの外形寸法差が大きく、トップカバーBを用いた方が電池パック側面部での形状均一性が高いため、これが衝撃力吸収性能の差となって現れたものと考える。
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
また、硬質ラミネート材および軟質ラミネート材に用いるAl箔は上記のものに限らず、種々の材料を用いることができる。特に、硬質ラミネート材においては、JIS規格による1100Hの他、2000番系、5000番系、6000番系の硬質アルミ材料を用いることができる。
電池セルの構造を示す断面図である。 電池セルの構造を示す模式図である。 この発明を適用した電池パックの構成を示す模式図である。 この発明で用いる電池素子の構造を示す模式図である。 この発明で用いる電池セルの構造を示す模式図である。 この発明で用いるラミネートフィルム材料の構成を示す断面図である。 この発明で用いるトップカバーの構成を示す模式図である。す模式図である。 この発明を用いて作製したトップカバーを電池セルに嵌合する様子を示す模式図である。 この発明を用いて作製したトップカバーを電池セルに嵌合する様子を示す模式図である。 この発明を用いて作製したトップカバーを電池セルに嵌合する様子を示す模式図である。 この発明を用いて作製したトップカバーを示す模式図である。 従来の電池パックの構成を示す模式図である。
符号の説明
1・・・電池素子
2a,11a・・・硬質ラミネート材
2b,11b・・・軟質ラミネート材
3,13a,13b・・・シーラント
4,14・・・トップカバー
4a,14a・・・上部ホルダー
4b、14b・・・下部ホルダー
5・・・外装材
10・・・電池パック
11・・・ラミネート材料
12・・・電極端子
15・・・リアカバー
16・・・電池セル
17・・・嵌合部
18・・・上面部
20・・・電池素子
21・・・正極
22・・・負極
23a,23b・・・セパレータ
24・・・ゲル状電解質
30・・・金属層
31・・・外側樹脂層
32・・・内側樹脂層
33,34・・・接着層

Claims (3)

  1. 外装材が第1および第2のラミネート材からなり、上記第1のラミネート材に形成された凹部にポリマー電池からなる電池素子が収納され、上記凹部の開口を上記第2のラミネート材が覆うように、上記第1および第2のラミネート材が重ねられ、上記開口の周囲がシールされ、上記第1のラミネート材の上記凹部の底面の外側において、上記第2のラミネート材の両端部が接合され、両側面が外側に向かって膨らむ略楕円状に成型され、上記外装材により形成される開口部に少なくとも一つの樹脂成型カバーが嵌合された電池パックにおいて、
    上記カバーの短辺側両側面部にはそれぞれコーナー部が形成され、
    上記第1のラミネート材の凹部開口部側から上記側面部に至る曲面に対向するコーナー部の曲率半径が、上記第1のラミネート材の凹部の底面外側面から上記側面部に至る曲面に対向するコーナー部の曲率半径より小さくなっていることを特徴とする電池パック。
  2. 上記カバーは、上記第1のラミネート材の凹部開口部側から上記側面部に至るコーナー部と、上記第1のラミネート材の凹部の底面外側の面から上記側面部に至るコーナー部との間に平面部を有することを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 上記第1のラミネート材の凹部の底面外側面から上記側面部に至る曲面に対向する上記カバーのコーナー部には、凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。



JP2005014616A 2005-01-21 2005-01-21 電池パック Active JP4639818B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005014616A JP4639818B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 電池パック
TW095101745A TWI308806B (en) 2005-01-21 2006-01-17 Battery pack
US11/334,217 US7989105B2 (en) 2005-01-21 2006-01-17 Battery pack
KR1020060006039A KR101226865B1 (ko) 2005-01-21 2006-01-20 배터리 팩
CN2009101651704A CN101615701B (zh) 2005-01-21 2006-01-20 电池组件
CN2009101651691A CN101615700B (zh) 2005-01-21 2006-01-20 电池组件
CN2009101651687A CN101615699B (zh) 2005-01-21 2006-01-20 电池组件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005014616A JP4639818B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 電池パック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006202652A true JP2006202652A (ja) 2006-08-03
JP4639818B2 JP4639818B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=36960460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005014616A Active JP4639818B2 (ja) 2005-01-21 2005-01-21 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4639818B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026764A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Samsung Sdi Co Ltd パウチ型二次電池
JP2011119225A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池
CN104124421A (zh) * 2014-08-11 2014-10-29 青岛大学 一种多电池模块组合的连接方法
KR101757941B1 (ko) * 2010-03-29 2017-07-13 소니 주식회사 배터리

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003282039A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池パック
JP2004063383A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sanyo Electric Co Ltd バッテリーパック
JP2004165134A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Sony Corp 電池パックおよびその製造方法
JP2004273174A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003282039A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池パック
JP2004063383A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sanyo Electric Co Ltd バッテリーパック
JP2004165134A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Sony Corp 電池パックおよびその製造方法
JP2004273174A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026764A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Samsung Sdi Co Ltd パウチ型二次電池
US8318341B2 (en) 2007-07-20 2012-11-27 Samsung Sdi Co., Ltd. Pouch-type secondary battery
JP2011119225A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池
KR101757941B1 (ko) * 2010-03-29 2017-07-13 소니 주식회사 배터리
US9716254B2 (en) 2010-03-29 2017-07-25 Sony Corporation Battery pack
KR101821099B1 (ko) 2010-03-29 2018-01-22 소니 주식회사 배터리 및 촬상 장치
US10217972B2 (en) 2010-03-29 2019-02-26 Sony Corporation Battery pack
US11101512B2 (en) 2010-03-29 2021-08-24 Sony Corporation Battery pack
CN104124421A (zh) * 2014-08-11 2014-10-29 青岛大学 一种多电池模块组合的连接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4639818B2 (ja) 2011-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4857742B2 (ja) 電池パック
US8092937B2 (en) Battery pack
JP4954775B2 (ja) 電池パック
JP4458145B2 (ja) 電池パックおよびその製造方法
US7262956B2 (en) Battery pack and method for manufacturing the same
US7563535B2 (en) Battery pack with insulating film sheath material and method of producing the same
JP5044934B2 (ja) 電池パック
JP2012124146A (ja) 二次電池、バッテリユニットおよびバッテリモジュール
JP4797385B2 (ja) 電池パック
JP4720186B2 (ja) 電池パック
JP4639818B2 (ja) 電池パック
JP5119665B2 (ja) 電池パック
JP5087943B2 (ja) 電池パック及びその製造方法
JP5482805B2 (ja) 電池パック
JP2011204604A (ja) 電池パックおよびその製造方法
JP5609894B2 (ja) 電池パック
JP2008047331A (ja) 電池パック
JP5135805B2 (ja) 電池パック
JP2012048938A (ja) 電池パック
JP2013055063A (ja) 電池パック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4639818

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250