JP2006202630A - プラグの抜け止め具、及びプラグの抜け止め機構 - Google Patents

プラグの抜け止め具、及びプラグの抜け止め機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラグの長さに応じてプラグの抜け止め位置を簡単に調整でき、かつプラグの
抜け止め効果が高いものとすることができ、さらに、器機側への取付け、取外しをワンタ
ッチで簡単に行うことができるプラグの抜け止め具を提供すること。
【解決手段】 筒状本体11と、筒状本体11の前部開口面側に連結されるカバー体21
、31とを含み、カバー体21、31が、プラグの背面部を支持しコード挿通部24、3
4を有する支持部22、32と、支持部22、32の両側から筒状本体11側に向かって
延設され、その外側面に複数の係止部26、36が形成された連結片23、33とを備え
、筒状本体11が、第1の対向面の各後端部から延設された器機側に係止される第1の係
止片12、12と、第2の対向面の各外側面に、カバー体21、31の引き抜き方向への
動きを規制するように連結片23、33の係止部26、36を係止させる係止手段14A
、14Bとを装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラグの抜け止め具、及びプラグの抜け止め機構に関し、より詳細には、US
B(Universal Serial Bus)コネクタ等を構成するプラグの抜け止め具、及びプラ
グの抜け止め機構に関する。
図6は従来のこの種のプラグの抜け止め具の一例として、下記の特許文献1に記載のプ
ラグの抜け止めカバ−を示すもので、プラグを器機側に差し込んだ状態のプラグの周辺部
分を示す斜視図である。
図中70は抜け止めカバ−を示しており、抜け止めカバ−70は器機側に取付ける器機
取付け部71、蝶番固定側72、蝶番可動側73、蝶番軸74、蝶番バネ75、切り起こ
し76、プラグ係止部77を含んで構成されている。プラグ79を器機側に差し込む際に
は、蝶番バネ75のばね力を利用して蝶番可動側73を上方に回動させておき、プラグ7
9を器機側に差し込んだ後、蝶番可動側73を下方に回動させてプラグ係止部77をプラ
グ79の背面に係止させてプラグ79の抜けを防止するようになっている。
また、抜け止めカバー70は、蝶番可動側73に調整ネジ78でプラグ係止部77を固
定するように構成されており、プラグ79の差し込みプラグカバー79aの引っ掛け部位
置が異なるものには、プラグ係止部77の位置を調整ネジ78で調整して抜け止めが行え
るようになっている。
また、図7、8は従来のこの種のプラグの抜け止め具の一例として、本願発明者が先に
出願した下記の特許文献2に記載のプラグの抜け止め具を示した図であり、図7は斜視図
、図8は、プラグの抜け止め具を使用してUSBプラグを器機側のUSBコネクタに差し
込んだ状態を示す部分断面側面図である。
図中80はプラグの抜け止め具を示しており、プラグの抜け止め具80はステンレス製
薄板で形成されており、全体的に弾性を有している。プラグの抜け止め具80は平面視T
字形状の本体81を有しており、本体81の前部両側からは湾曲部82、82を介して押
え片83、83が延設されており、押え片83はそれぞれ内側に屈曲した屈曲部83aを
有し、屈曲部83aの中央部には食込み孔83bが形成されている。また、本体81の後
端部からは斜め前方上側に向って正面視略矩形形状をした引っ掛け部84が延設されてい
る。
上記プラグの抜け止め具80によれば、湾曲部82でUSBプラグ90の両側面を適切
な力で押えることができ、屈曲部83aに形成された食込み孔83bにより押え片83に
よるUSBプラグ90の押え込み状態をより適切なものとすることができ、また引っ掛け
部84で器機側に適切な力で引っ掛けておくことができ、少しの力がケ−ブル91に作用
しただけではUSBプラグ90がUSBコネクタ92から外れることがないけれども、大
きな力がケ−ブル91に作用した場合にはUSBプラグ90がUSBコネクタ92から外
れるものとすることができる。
また、USBプラグ90のプラグ長さに寸法を合わせる必要がなく、しかも押え片83
が湾曲部82を介して延設されているので、汎用性を持たせることができ、また単部品で
構成されているので、安価で、寸法も小さく、嵩張らず、小さな取付けスペ−スしか必要
とせず、さらには取付けも螺子止め等を必要とせず、取付け、取外しも容易で手間取るこ
とのないものとすることができるとしている。
上記した従来の抜け止めカバ−70は、プラグの引っ掛け部位置が違うものにも対応で
きるように構成されているが、蝶番可動側73とプラグ係止部77とを上下に重ねた部分
を調整ネジ78により厚さ方向に押え込む方法なので、プラグの引き抜き方向の力に対し
て十分な固定力を得ることが難しく、調整ネジ78の締め付けが不十分であったり、ある
程度の大きな力がケーブルに作用した場合には、プラグ係止部77の位置が比較的容易に
ずれてしまいプラグを確実に支持することができないという課題があった。
また、調整ネジ78などの細かな部品が別途必要になるとともに、調整ねじ78による
位置調整のためにドライバーなどの工具が必要であり、位置調整が面倒で手間取るといっ
た課題があった。
また、上記した従来のプラグの抜け止め具80では、大きな力がケ−ブル91に作用し
た場合にUSBプラグ90が器機側から外れるように構成することで、器機として、卓上
用のパソコン本体等を損傷させてしまう危険性をなくすことができるというメリットがあ
るものの、台や装置等に固定された器機に対しては、該器機本体の落下等による損傷の危
険性が低いため上記メリットが得られにくく、しかも、押え片83によりUSBプラグ9
0の幅方向から押え込んでいるだけなので、プラグの引き抜き方向の力に対する保持力が
十分ではなく、ある程度の大きな力がケーブル91に作用した場合に、USBプラグ90
が器機側から外れてしまうという課題があった。
特開平9−147980号公報 特開2004−356079号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、プラグの長さに応じてプラグの抜け止
め位置を極めて簡単に調整することができ、かつプラグの抜け止め効果が高いものとする
ことができ、さらに、器機側への取付け、取外しを、工具等を必要とせず、ワンタッチで
簡単に行うことができるプラグの抜け止め具、及びプラグの抜け止め機構を提供すること
を目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係るプラグの抜け止め具(1)は、筒状本体と、該
筒状本体の前部開口面側に連結されるカバー体とを含み、該カバー体が、プラグの背面部
を支持しコード挿通部を有する支持部と、該支持部の両側から前記筒状本体側に向かって
延設され、その外側面に複数の係止部が形成された連結片とを備え、前記筒状本体が、第
1の対向面の各後端部から延設された器機側に係止される第1の係止片と、第2の対向面
の各外側面に、前記カバー体の引き抜き方向への動きを規制するように前記連結片の係止
部を係止させる係止手段とを備えていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(1)によれば、前記筒状本体の第1の対向面の各後端部から
延設された前記第1の係止片により、前記筒状本体をプラグが接続される器機側にしっか
りと取付けることができる。しかも前記筒状本体による撓みを利用することで、前記器機
側への取付け、取外しを手間取ることなく(すなわち、工具を用いることなく)ワンタッ
チで簡単に行うことが可能となる。また、前記カバー体をプラグの長さに合わせて、その
背面部を支持するように、前記筒状本体にワンタッチで簡単に取付けることができ、適用
プラグ寸法に幅を持たせることができ、汎用性が高いものとすることができる。しかも、
前記カバー体の連結片の係止部と、前記筒状本体の係止手段とが、前記カバー体の引き抜
き方向への動きを規制するように係止されるので、前記カバー体が前記筒状本体から外れ
にくく、前記プラグの抜け止め効果を高めることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(2)は、上記プラグの抜け止め具(1)におい
て、前記第1の係止片の内側面が、後方外側に向かって傾斜していることを特徴としてい
る。
上記プラグの抜け止め具(2)によれば、前記第1の係止片の内側面が、後方外側に向
かって傾斜しているので、前記筒状本体の器機側への取付け、取外しを行う際に、前記第
1の対向面を挟み込んで前記筒状本体を撓ませたとしても、前記第1の係止片がプラグの
コネクタに干渉するのを防ぐことができ、前記筒状本体の前記器機への取付け、取外しを
一層容易に行うことができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(3)は、上記プラグの抜け止め具(1)又は(
2)において、前記カバー体の連結片に形成された複数の前記係止部が、長手方向に横設
されたものであり、前記筒状本体の係止手段が、前記連結片を挿通させる挿通部と、該挿
通部から前記連結片の挿通方向に延設され、前記挿通部への前記連結片の挿入を許容する
一方、前記引き抜き方向への動きを規制する爪部を内側に有する第2の係止片とを含んで
構成されていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(3)によれば、前記連結片の係止部と前記第2の係止片の爪
部とにより、前記挿通部への前記連結片の挿入は許容される一方、前記引き抜き方向への
動きが規制されるように係止されるので、前記プラグの長さに応じて該プラグの抜け止め
位置を簡単に調整でき、かつ前記プラグの抜け止め効果が高いものとすることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(4)は、上記プラグの抜け止め具(3)におい
て、前記連結片に横設された各係止部の間隔が、器機に差し込まれたプラグの遊び間隔よ
りも小さくなるように設定されていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(4)によれば、前記連結片に横設された各係止部の間隔が、
前記器機に差し込まれたプラグの遊び間隔よりも小さくなっているので、前記引き抜き方
向へ力が作用した場合でも、前記カバー体が、前記プラグの遊び間隔以上、前記引き抜き
方向へ動くことを阻止することができ、前記プラグとコネクタとの接続状態の信頼性を高
めることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(5)は、上記プラグの抜け止め具(3)又は(
4)において、前記第2の係止片の先端部が、前記挿通部の前記筒状本体からの張り出し
高さよりも高くなるように形成されていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(5)によれば、前記第2の係止片の先端部に指先等が引っ掛
け易くなっており、前記第2の係止片を、前記爪部と前記連結片との係止状態を解除させ
るための係止解除片としての機能を兼ね備えたものとすることができ、前記筒状本体に係
止された前記カバー体を前記筒状本体から容易に脱離させることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(6)は、上記プラグの抜け止め具(3)〜(5
)のいずれかにおいて、前記挿通部が形成された前記筒状本体の側面に、前記挿通部から
挿入された前記連結片の幅方向の動きを規制する壁部が形成されていることを特徴として
いる。
上記プラグの抜け止め具(6)によれば、前記壁部により前記挿通部から挿入された前
記連結片の幅方向の動きが規制されるので、前記連結片と前記第2の係止片との係合状態
をより安定した強固なものにすることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(7)は、上記プラグの抜け止め具(1)〜(6
)のいずれかにおいて、前記第1の係止片の先端部に爪部が形成され、該爪部の内角が鋭
角に形成されていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(7)によれば、前記第1の係止片に形成された前記爪部の内
角が鋭角に形成されているので、前記第1の係止片の前記爪部を器機側に係止させた際に
、前記引き抜き方向への力が作用した場合でも、前記第1の係止片の爪部を器機側に強固
に係止させることができ、前記第1の係止片の爪部が器機側から外れにくいようにする効
果を高め、前記筒状本体と器機側との係止状態を確実に保持する効果を高めることができ
る。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(8)は、上記プラグの抜け止め具(1)〜(7
)のいずれかにおいて、前記支持部の両側に突起部が形成されていることを特徴としてい
る。
上記プラグの抜け止め具(8)によれば、前記突起部により、前記カバー体をしっかり
と指先等で挟むことができ、前記カバー体の前記筒状本体への取付け、取外しを一層容易
に行うことができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め具(9)は、上記プラグの抜け止め具(1)〜(8
)のいずれかにおいて、前記筒状本体の前記第2の対向面が、複数個のプラグを重ねて挿
入可能な高さに形成され、前記第2の対向面の各外側面に、前記複数個のプラグに対応し
た数の前記係止手段を備え、前記筒状本体の前部開口面側に前記複数個のプラグに対応し
た数の前記カバー体が連結されることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め具(9)によれば、前記筒状本体の前記第2の対向面が、複数個
のプラグを重ねて挿入可能な高さに形成され、前記第2の対向面の各外側面に、前記複数
個のプラグに対応した数の前記係止手段を備え、前記筒状本体の前部開口面側に前記複数
個のプラグに対応した数の前記カバー体が連結されるので、前記複数個以下のプラグであ
れば、一つの前記筒状本体で各プラグの抜け止めを行うことができ、一つの前記筒状本体
で、配列個数が異なるプラグのコネクタに対応させることができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め機構(1)は、上記プラグの抜け止め具(1)〜(
9)のいずれかが使用され、プラグの差し込み口を有する器機の筐体に、前記プラグの抜
け止め具を構成する前記筒状本体の前記第1の係止片を挿入するための挿入部が形成され
、該挿入部の内側に前記第1の係止片を係止させる引っ掛け部を備え、前記筒状本体の後
端部の所定箇所を前記筐体に当接させた状態で、前記第1の係止片が前記引っ掛け部に係
止されることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め機構(1)によれば、前記筒状本体の後端部の所定箇所を前記筐
体に当接させた状態で、前記第1の係止片が前記引っ掛け部に係止されるので、前記筒状
本体を前記器機側にしっかりと安定した状態となるように取付けることができ、しかも前
記筒状本体の前記器機側への取付け、取外しを手間取ることなくワンタッチで簡単に行う
ことができる。
また本発明に係るプラグの抜け止め機構(2)は、上記プラグの抜け止め機構(1)に
おいて、前記第1の係止片が前記引っ掛け部に係止された状態で、前記第1の係止片から
前記引っ掛け部に該引っ掛け部を押し広げようとする押圧力が作用するように、前記引っ
掛け部の配設位置が設定されていることを特徴としている。
上記プラグの抜け止め機構(2)によれば、前記第1の係止片が前記引っ掛け部に係止
された状態で、前記第1の係止片から前記引っ掛け部に該引っ掛け部を押し広げようとす
る押圧力が作用するので、前記第1の係止片を前記引っ掛け部に食い込ませることができ
、前記器機に取り付けられた前記筒状本体の取付け安定性を高めることができるとともに
、前記第1の係止片と前記引っ掛け部との係止状態をより強固なものにすることができる
以下、本発明に係るプラグの抜け止め具、及びプラグの抜け止め機構の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るプラグの抜け止め具を模式的に示した分解斜視図であ
る。図2は実施の形態に係るプラグの抜け止め具を構成する筒状本体を模式的に示した図
であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は
、(c)におけるE−E線断面図である。また、図3は実施の形態に係るプラグの抜け止
め具を構成するカバー体を模式的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)、(d)は側面図、(e)は背面図、(f)は底面図である。
図中10はプラグの抜け止め具を示しており、プラグの抜け止め具10は、USBプラ
グ(図示せず)を上下2段に重ねて挿入可能な筒状本体11と、筒状本体11の前部開口
面側に連結されるカバー体21、31とを含んで構成されている。
筒状本体11は、厚さ0.8〜1.0ミリ程度の合成樹脂(例えば、ポリプロピレンや
ナイロン等の合成樹脂)で形成されており、また、カバー体21、31も筒状本体11と
同様な合成樹脂で形成されている。
カバー体21、31は、USBプラグの背面部(すなわちUSBケーブル側)を支持す
る支持部22、32と、支持部22、32の両側面から筒状本体11側に向けて(図中A
方向へ)略平行に延設された連結片23、33とから構成されている。支持部22、32
の正面視中央部分には、USBケーブルを引き出すための略半円弧状のコード挿通部24
、34が形成されており、支持部22、32の両側面には、突起片25、35が形成され
ている。また、連結片23、33の各外側面には、長手方向に横設された係止部26、3
6が形成されている。
また、図3に示すように係止部26は、長手方向と直角の幅方向に横設され、連結片2
3の外側面に対して略垂直な係止面26aと、係止面26aの先端から連結片23の先端
側に向かって次第に低くなる傾斜面26bとを有し、各係止部26の間は短い薄肉部27
となっており、各係止部26の間隔(すなわち薄肉部27の長さ)が、器機に差し込まれ
たUSBプラグの遊び間隔よりも小さくなるように設定されている。また、係止部26が
形成されている連結片23の外側面の片側端部には、係止面26aの先端と略同じ高さの
ガイドリブ28が形成されている。なお、カバー体31の係止部36も同じ構造となって
いる。
筒状本体11には、第1の対向面(この場合、上下の面)の各後端部から器機側に係止
される第1の係止片12、12が延設されており、その内側面が後方外側に向かって傾斜
しており、また、その先端部には爪部13、13が形成され、爪部13、13の内角θが
鋭角に形成されている。
第1の係止片12、12は、合成樹脂からなる筒状本体11の撓みに伴って、上下方向
に振れるように形成されており、USBプラグが接続される器機側にワンタッチで係止さ
れ得るようになっている。
また、筒状本体11の第2の対向面(この場合、左右の面)には、カバー体21、31
の引き抜き方向(図中B方向)への動きを規制するように連結片23、33の係止部26
、36を係止させる係止手段14A、14Bが上下2段に形成されている。
係止手段14A、14Bは、連結片23、33を挿通させる孔を有する挿通部15A、
15Bと、挿通部15A、15Bから連結片23、33の挿入方向(図中A方向)に延設
され、挿通部15A、15Bへの連結片23、33の挿入(A方向への動き)を許容する
一方、連結片23、33の引き抜き方向(B方向)への動きを規制する爪部16A、16
Bを内側に有する第2の係止片17A、17Bとを含んで構成されている。
また、第2の係止片17A、17Bの先端部18A、18Bは、挿通部15A、15B
の筒状本体11からの張り出し高さよりも高くなるように、第2の係止片17A、17B
の途中から後方外側に向けて傾斜している。また、挿通部15A、15Bが形成された筒
状本体11の側面には、挿通部15A、15Bの横幅に平行して細幅の壁部19A、19
Bが延設されており、壁部19A、19Bにより挿通部15A、15Bに挿入されたカバ
ー体21、31の連結片23、33の幅方向の動きが規制されるようになっている。
また、筒状本体11の第1の係止片12が延設されている面(上下の面)は、その厚さ
が、前部よりも後部(すなわち第1の係止片12の根元側)の方がやや薄くなるように、
すなわち、筒状本体11の後部側が撓み易いように形成されている。
次に、実施の形態に係るプラグの抜け止め具10を使用してUSBプラグを器機側に抜
け止め状態に係止する機構について説明する。
図4−1は、実施の形態に係るプラグの抜け止め具10を器機側に係止させる前の状態
のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図、図4−2は、プラグの抜け止め具10の筒状本
体11を器機側に係止させた状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図、図4−3は、
プラグの抜け止め具10の筒状本体11を器機側に係止させた後、USBプラグをUSB
コネクタに差し込んだ状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図、図4−4は、プラグ
の抜け止め具10の筒状本体11を器機側に係止させ、USBプラグをUSBコネクタに
差し込んだ後、カバー体21、31を筒状本体11に係止させた状態のUSBコネクタ周
辺部分を示す斜視図である。また、図5は、図4−4におけるV−V線断面図である。
図中40は、USBブラグが接続される器機を示しており、器機40の筐体41には、
上下2段に重ねられたUSBコネクタ51を臨ませる位置に、USBプラグを差し込むた
めの開口部42が形成されている。開口部42の上下中央部分には切り欠き形状をした挿
入部43、43が形成されており、挿入部43、43には、プラグ抜け止め具10を構成
する筒状本体11の第1の係止片12、12が挿入されるようになっている。また、開口
部42の各挿入部43の内側には、第1の係止片12の爪部13を係止させるための引っ
掛け部52がそれぞれ配設されている。
なお、器機40として、例えば、HMI(Human Machine Interface )器機としてのプ
ログラマブル表示器が特に好適に実施される。このプログラマブル表示器は、ドット表示
画面、操作入力スイッチ、PLCとのインターフェース、画面上での操作入力のような制
御のためのプログラムメモリを備えた操作表示器である。一般に、プログラマブル表示器
は、グラフィック表示を行うので、操作盤、スイッチ、表示灯などの機能を備えることが
できる他、デバイスの稼働状況や作業指示のような管理のための各種モニタ、デバイスに
対する設定値を入力する端末としての機能を備えており、幅広い用途で活用されている。
まず、USBプラグをUSBコネクタ51に差し込む前に、プラグの抜け止め具10を
構成する筒状本体11を器機40に取り付ける。筒状本体11を器機40に取り付ける際
には、第1の係止片12が延設された面(上下の面)の後部(すなわち、第1の係止片1
2の根元部分)を、親指と人差し指とで挟み、軽く押し込んで内側に撓ませた状態のまま
、第1の係止片12を挿入部43に挿入し、筒状本体11の後端部を開口部42に当接さ
せた後、親指と人差し指とによる押し込みを解除すると、筒状本体11の後端部の所定箇
所が筐体41に当接された状態で、第1の係止片12の爪部13が引っ掛け部52にそれ
ぞれ係止されるようになっている(図4−2に示した状態)。この取付けは、ドライバ等
の工具を用いることなくワンタッチで極めて簡単に行えるようになっている。
そして、器機40にプラグの抜け止め具10の筒状本体11を係止させた後(図4−2
参照)、USBプラグ60A、60Bを筒状本体11の前部開口面側から挿入して器機4
0のUSBコネクタ51に差し込む(図4−3参照)。次に、USBプラグ60A、60
Bが差し込まれた状態で、プラグの抜け止め具10の筒状本体11にカバー体21、31
を挿着する。すなわち、カバー体21、31の連結片23、33の先端部を筒状本体11
の挿通部15A、15Bにそれぞれ差し込み、そのままカバー体21、31の支持部22
、32をUSBプラグ60A、60Bの挿入方向(A方向)へそれぞれ押し込む。このと
き、連結片23、33に形成された各係止部26、36の傾斜面により第2の係止片17
A、17Bの爪部16A、16Bの傾斜面が押圧され、第2の係止片17A、17Bが外
側へ弾性変形により逃げることにより、連結片23、33が挿入され、USBプラグ60
A、60Bの各背面部に当接するまで、ワンタッチで押し込めるようになっている。
なお、カバー体21、31の支持部22、32をUSBプラグ60A、60Bの背面部
に当接させた状態からUSBプラグ60A、60Bの引き抜き方向(B方向)に力が作用
した場合には、第2の係止片17A、17Bの爪部16A、16Bと、連結片23、33
の係止部26、36の係止面とが抜け止め状態に係止されるようになっている。
また、プラグの抜け止め具10を使用してUSBプラグ60A、60Bを器機40のU
SBコネクタ51に差し込んだ状態では、プラグの抜け止め具10を構成する筒状本体1
1の第1の係止片12が、器機40の引っ掛け部52にしっかりと係止されている。すな
わち、第1の係止片12が引っ掛け部52に係止された状態で、第1の係止片12から引
っ掛け部52に、引っ掛け部52を押し広げようとする押圧力(図5における矢印C方向
の力)が作用するように、引っ掛け部52の配設位置が設定されており、第1の係止片1
2が引っ掛け部52に食い込んだ状態となっている。
また、筒状本体11の第1の係止片12の爪部13は、その内角が鋭角に形成されてお
り、第1の係止片12の爪部13が係止される引っ掛け部52の係止面52aが、プラグ
の差し込み方向に対して略垂直に配設されているので(図5参照)、筒状本体11にUS
Bプラグ60A、60Bの引き抜き方向の力が作用しても、爪部13と引っ掛け部52と
の係止状態が解除されにくい構造となっている。
また、プラグの抜け止め具10の筒状本体11に抜け止め状態に係止されたカバー体2
1、31が、USBプラグ60A、60Bの背面部を支持するようになっており、USB
プラグ60A、60Bに、余程大きな引き抜き方向の力が作用しない限り、カバー体21
、31と筒状本体11との係止状態が解除されることはなく、すなわちUSBプラグ60
A、60BがUSBコネクタ51から外れることはなく、データの転送等に支障を生じさ
せることがほとんどない。
またUSBプラグ60A、60BをUSBコネクタ51から外す際は、まず、プラグの
抜け止め具10の筒状本体11の第2の係止片17A、17Bの先端部18A、18Bを
指等により軽く外側に押し広げて、連結片23、33の係止部26、36と、第2の係止
片17A、17Bの爪部16A、16Bとの係止状態を解除させて、カバー体21、31
をそれぞれ引き抜いた後、USBプラグ60A、60Bを引き抜くことができるようにな
っている。また、筒状本体11は、USBプラグ60A、60BをUSBコネクタ51か
ら引き抜いた後、筒状本体11の第1の係止片12が延設された面(上下の面)の後部(
すなわち、第1の係止片12の根元部分)を、親指と人差し指とで挟み、軽く押し込んで
内側に撓ませた状態で引き抜くことができ、筒状本体11の取り外しもドライバ等の工具
を用いることなくワンタッチで極めて簡単に行えるようになっている。
上記した実施の形態に係るプラグの抜け止め具10によれば、筒状本体11の第1の対
向面の各後端部から延設された第1の係止片12を用いて、筒状本体11をUSBプラグ
60A、60Bが接続される器機40にしっかりと取付けることができる。しかも筒状本
体11による撓みを利用することで、器機40への取付け、取外しを手間取ることなくワ
ンタッチで簡単に行うことが可能となる。また、カバー体21、31をUSBプラグ60
A、60Bの長さに合わせてその背面部を支持するように、筒状本体11にワンタッチで
簡単に取付けることができ、適用プラグ寸法に幅を持たせることができ、汎用性が高いも
のとすることができる。しかも、カバー体21、31の連結片23、33の係止部26、
36と、筒状本体11の係止手段14A、14Bとが、カバー体21、31の引き抜き方
向への動きを規制するように係止され、カバー体21、31が筒状本体11から外れにく
い構造となっているので、USBプラグ60A、60Bの抜け止め効果を高めることがで
きる。
また、筒状本体11の第1の係止片12の内側面が後方外側に向かって傾斜しているの
で、筒状本体11の器機40への取付け、取外しを行う際に、筒状本体11の第1の対向
面を挟み込んで、筒状本体11を撓ませたとしても、第1の係止片12がUSBコネクタ
51に干渉するのを防ぐことができ、筒状本体11の器機40への取付け、取外しを一層
容易に行うことができる。
また、連結片23、33の係止部26、36と第2の係止片17A、17Bの爪部16
A、16Bとにより、挿通部15A、15Bへの連結片23、33の挿入は許容される一
方、連結片23、33の引き抜き方向への動きが規制されるように係止されるので、US
Bプラグ60A、60Bの長さに応じて該プラグの抜け止め位置を簡単に調整でき、かつ
USBプラグ60A、60Bの抜け止め効果が高いものとすることができる。
また、連結片23、33に横設された各係止部26、36の間隔が、器機40に差し込
まれたUSBプラグ60A、60Bの遊び間隔よりも小さくなっているので、USBプラ
グ60A、60Bを引き抜く方向へ力が作用した場合でも、カバー体21、31がUSB
プラグ60A、60Bの遊び間隔以上、引き抜き方向へ動くことを阻止することができ、
USBプラグ60A、60BとUSBコネクタ51との接続状態の信頼性を高めることが
できる。
また、第2の係止片17A、17Bの先端部18A、18Bが、挿通部15A、15B
の筒状本体11からの張り出し高さよりも高くなるように形成されているので、第2の係
止片17A、17Bの先端部18A、18Bに指先等が引っ掛け易くなっており、第2の
係止片17A、17Bを、爪部16A、16Bと連結片23、33との係止状態を解除さ
せるための係止解除片としての機能を兼ね備えたものとすることができ、筒状本体11に
係止されたカバー体21、31を筒状本体11から容易に脱離させることができる。
また、挿通部15A、15Bが形成された筒状本体11の側面に形成された壁部19A
、19Bにより挿通部15A、15Bから挿入された連結片23、33の幅方向の動きが
規制されるので、連結片23、33と第2の係止片17A、17Bとの係合状態をより安
定した強固なものにすることができる。
また、筒状本体11の第1の係止片12に形成された爪部13の内角θが鋭角に形成さ
れており、また第1の係止片12の爪部13が係止される引っ掛け部52の係止面52a
が、プラグの差し込み方向に対して略垂直となるように配設されているので、第1の係止
片12の爪部13を器機40の引っ掛け部52に係止させた際に、筒状本体11にUSB
プラグ60A、60Bの引き抜き方向への力が作用した場合でも、第1の係止片12の爪
部13を引っ掛け部52に強固に係止させることができ、第1の係止片12の爪部13が
器機40から外れにくいようにする効果を高め、筒状本体11と器機40側との係止状態
を確実に保持する効果を高めることができる。
また、カバー体21、31に形成された突起片25、35により、カバー体21、31
をしっかりと指先等で挟むことができ、カバー体21、31の筒状本体11への取付け、
取外しを一層容易に行うことができる。
また、筒状本体11の前記第2の対向面が、2個のプラグを重ねて挿入可能な高さに形
成され、前記第2の対向面の各外側面に、2個のプラグに対応した数の係止手段14A、
、14Bを備え、筒状本体11の前部開口面側に2個のプラグに対応した数のカバー体2
1、31が連結されているので、2個以下のプラグであれば、一つの筒状本体11で各プ
ラグの抜け止めを行うことができ、一つの筒状本体11で、配列数が異なるのプラグのコ
ネクタに対応させることができる。
また、筒状本体11の後端部の所定箇所を筐体41に当接させた状態で、第1の係止片
12が引っ掛け部52に係止されているので、筒状本体11を器機40側にしっかりと安
定した状態となるように取付けることができ、しかも筒状本体11の器機40側への取付
け、取外しを手間取ることなくワンタッチで簡単に行うことができる。
また、第1の係止片12を引っ掛け部52に係止させた際に、第1の係止片12から引
っ掛け部52に押圧力が作用するので、第1の係止片12を引っ掛け部52に食い込ませ
ることができ、器機40に取り付けられた筒状本体11の取付け安定性を高めることがで
きるとともに、第1の係止片12と引っ掛け部52との係止状態をより強固なものにする
ことができる。
なお、上記実施の形態の場合、USBコネクタ51が上下2段の場合を例に挙げて説明
したが、このプラグ抜け止め具10を、USBコネクタ51が1段のものにも適用するこ
とができ、この場合、器機40の筐体41に形成されたUSBコネクタの開口部(1段用
)に、筒状本体11の一方の第1の係止片12を挿入する挿入部を形成し、他方の第1の
第1の係止片12を挿入する挿入部(挿入孔)を対応する位置に形成するようにすれば良
い。なお引っ掛け部52は、筐体41と一体形成されたものであってもよい。また、器機
40側にUSBコネクタ51が上下3段以上に配置されたものであっても、筒状本体11
の第2の対向面の高さ調整を行い、コネクタ51の段数に対応した係止手段とカバー体と
を取り付けることで本発明を適用することができる。
本発明の実施の形態に係るプラグの抜け止め具を模式的に示した分解斜視図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具を構成する筒状本体を模式的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は、(c)におけるE−E線断面図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具を構成するカバー体を模式的に示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)、(d)は側面図、(e)は背面図、(f)は底面図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具を器機側に係止させる前の状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具(筒状本体)を器機側に係止させた状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具(筒状本体)を器機側に係止させた後、USBプラグをUSBコネクタに差し込んだ状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図である。 実施の形態に係るプラグの抜け止め具(筒状本体)を器機側に係止させ、USBプラグをUSBコネクタに差し込んだ後、カバー体を係止させた状態のUSBコネクタ周辺部分を示す斜視図である。 図4−4におけるV−V線断面図である。 従来のプラグの抜け止め具の一例としての特許文献1に記載のプラグの抜け止めカバ−を示すもので、プラグを器機側に差し込んだ状態のプラグの周辺部分を示す斜視図である。 従来のプラグの抜け止め具の他の一例としての特許文献2に記載のプラグの抜け止め具を示した斜視図である。 特許文献2に記載のプラグの抜け止め具を使用してUSBプラグを器機側のUSBコネクタに差し込んだ状態を示す部分断面側面図である。
符号の説明
10 プラグの抜け止め具
11 筒状本体
12 第1の係止片
14A、14B 係止手段
21、31 カバー体
22、32 支持部
23、33 連結片
26、36 係止部

Claims (11)

  1. 筒状本体と、該筒状本体の前部開口面側に連結されるカバー体とを含み、
    該カバー体が、プラグの背面部を支持しコード挿通部を有する支持部と、該支持部の両
    側から前記筒状本体側に向かって延設され、その外側面に複数の係止部が形成された連結
    片とを備え、
    前記筒状本体が、第1の対向面の各後端部から延設された器機側に係止される第1の係
    止片と、第2の対向面の各外側面に、前記カバー体の引き抜き方向への動きを規制するよ
    うに前記連結片の係止部を係止させる係止手段とを備えていることを特徴とするプラグの
    抜け止め具。
  2. 前記第1の係止片の内側面が、後方外側に向かって傾斜していることを特徴とする請求
    項1記載のプラグの抜け止め具。
  3. 前記カバー体の連結片に形成された複数の前記係止部が、長手方向に横設されたもので
    あり、
    前記筒状本体の係止手段が、前記連結片を挿通させる挿通部と、該挿通部から前記連結
    片の挿通方向に延設され、前記挿通部への前記連結片の挿入を許容する一方、前記引き抜
    き方向への動きを規制する爪部を内側に有する第2の係止片とを含んで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプラグの抜け止め具。
  4. 前記連結片に横設された各係止部の間隔が、器機に差し込まれたプラグの遊び間隔より
    も小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項3記載のプラグの抜け止め具
  5. 前記第2の係止片の先端部が、前記挿通部の前記本体からの張り出し高さよりも高くな
    るように形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のプラグの抜け止め
    具。
  6. 前記挿通部が形成された前記筒状本体の側面に、前記挿通部から挿入された前記連結片
    の幅方向の動きを規制する壁部が形成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれ
    かの項に記載のプラグの抜け止め具。
  7. 前記第1の係止片の先端部に爪部が形成され、該爪部の内角が鋭角に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のプラグの抜け止め具。
  8. 前記支持部の両側に突起部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    の項に記載のプラグの抜け止め具。
  9. 前記筒状本体の前記第2の対向面が、複数個のプラグを重ねて挿入可能な高さに形成さ
    れ、前記第2の対向面の各外側面に、前記複数個のプラグに対応した数の前記係止手段を
    備え、
    前記筒状本体の前部開口面側に前記複数個のプラグに対応した数の前記カバー体が連結
    されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載のプラグの抜け止め具。
  10. 請求項1〜9のいずれかの項に記載のプラグの抜け止め具が使用され、
    プラグの差し込み口が形成された器機の筐体に、前記プラグの抜け止め具を構成する前
    記筒状本体の前記第1の係止片を挿入するための挿入部が形成され、該挿入部の内側に前
    記第1の係止片を係止させる引っ掛け部を備え、
    前記筒状本体の後端部の所定箇所を前記筐体に当接させた状態で、前記第1の係止片が
    前記引っ掛け部に係止されることを特徴とするプラグの抜け止め機構。
  11. 前記第1の係止片が前記引っ掛け部に係止された状態で、前記第1の係止片から前記引
    っ掛け部に該引っ掛け部を押し広げようとする押圧力が作用するように、前記引っ掛け部
    の配設位置が設定されていることを特徴とする請求項10記載のプラグの抜け止め機構。
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