JP2006199465A - エレベータの運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご駆動モータに駆動電流を供給する電力変換回路のパワー半導体素子を、抑制された温度リップルで、しかも抑制された消費電力で、冷却することのできるエレベータ運転制御装置を提案する。
【解決手段】かご駆動モータを駆動する運転期間と、この運転期間の後に前記かご駆動モータを停止させる停止期間とを繰り返すエレベータの運転制御装置において、運転・停止信号に基づき電力変換回路を制御しかご駆動モータを制御するエレベータ制御回路が、電力変換回路のパワー半導体素子における温度リップルを抑制するように、停止期間における冷却ファンの駆動量を調整する。この冷却ファンの駆動量は、駆動時間または駆動速度を変化させることにより、調整される。
【選択図】図2

Description

この発明は、かご駆動モータを駆動する運転期間と、この運転期間の後にかご駆動モータを停止させる停止期間とを繰り返すエレベータの運転制御装置に関するものである。
この種のエレベータの運転制御装置が、特開2002−101668号公報に開示されている。この運転制御装置では、運転期間と停止期間とが繰り返されることにより、かご駆動モータを制御する電力変換回路のパワー半導体素子に温度リップルが与えられ、この温度リップルに起因してパワー半導体素子の寿命劣化故障が起ることが説明され、この寿命劣化故障に関連して、パワー半導体素子の交換のために、パワー半導体素子の寿命推定方法が開示されている。
特開2002−101668号公報
しかし、前記先行技術には、単にパワー半導体素子の寿命推定方法が開示されるに過ぎず、パワー半導体素子の寿命を改善することは開示されていない。
この発明は、かご駆動モータを制御する電力変換回路のパワー半導体素子の劣化を防止し、その寿命の改善を図ることのできる改良されたエレベータの運転制御装置を提案するものである。
この発明によるエレベータの運転制御装置は、エレベータかごを駆動するかご駆動モータを備え、このかご駆動モータを駆動する運転期間と、この運転期間の後に前記かご駆動モータを停止させる停止期間とを繰り返すエレベータの運転制御装置であって、パワー半導体素子を用いて前記かご駆動モータに対する駆動電気量を制御する電力変換回路と、運転・停止信号に基づき前記電力変換回路を制御し前記かご駆動モータを制御するエレベータ制御回路と、前記パワー半導体素子を冷却する冷却ファンとを有し、前記エレベータ制御回路が、前記パワー半導体素子における温度リップルを抑制するように、前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とする。
この発明によるエレベータの運転制御装置では、エレベータ制御回路が、パワー半導体素子における温度リップルを抑制するように、前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を制御するので、パワー半導体素子の温度リップルを抑制し、この温度リップルによるパワー半導体素子の劣化を防止し、その寿命の改善を図ることができる。
以下この発明のいくつかの実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明によるエレベータの運転制御装置の実施の形態1を示す電気回路図である。この実施の形態1のエレベータの運転制御装置は、エレベータかごを駆動するかご駆動モータを備え、このかご駆動モータを駆動する運転期間Dと、この運転期間Dの後にかご駆動モータを停止させる停止期間Sとを繰り返す運転パターンでエレベータを運転制御する。この実施の形態1のエレベータの運転制御装置は、主回路10と、制御回路20とを有する。
主回路10は、三相の交流商用電源11と、三相のメインブレーカ12と、三相の電磁接触器13と、電力変換回路14と、三相のかご駆動モータ18を有する。電磁接触器13は、制御回路20により、運転期間Dではオンとされ、電力変換回路14を通じてかご駆動モータ18を駆動する。電磁接触器13は、停止期間Sではオフとされ、電力変換回路14への給電を停止する。かご駆動モータ18は、例えばビルの最上階に設置され、エレベータかごを昇降駆動する。
電力変換回路14は、三相の交流電力を直流電力に変換するコンバータ15と、このコンバータ15からの直流電圧を平滑する平滑コンデンサ16と、この平滑コンデンサ16で平滑化された直流電力を再び三相の交流電力に変換するインバータ17とを有する。インバータ17から出力される三相の交流電力の交流電圧およびその周波数は可変とされ、これらの交流電圧および周波数は、制御回路20により制御され、かご駆動モータ18の駆動電圧、駆動周波数を変化させる。
コンバータ15は複数のパワー半導体素子を用いて構成され、図1には1相分の2つのパワー半導体素子15aが代表的に図示されている。各パワー半導体素子15aには、フライホイールダイオード15bが並列に接続される。コンバータ15を構成するパワー半導体素子15aは、例えばパワートランジスタまたはパワーダイオードで構成される。
インバータ17も複数のパワー半導体素子17aを用いて構成され、図1には1相分の2つのパワー半導体素子17aが代表的に図示されている。各パワー半導体素子17aにも、フライホイールダイオード17bが並列に接続される。インバータ17を構成するパワー半導体素子17aは、制御可能なパワー半導体素子であり、IGBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)、IGBTモジュールまたはGTO(ゲートターンオフサイリスタ)等で構成される。
コンバータ15およびインバータ17の各パワー半導体素子15a、17aは、共通の電力変換回路の放熱体HSに取り付けられる。この電力変換回路の放熱体HSは、パワー半導体素子15a、17aを取り付けた放熱板(ベース板)と、この放熱板に固着された放熱フィンを持った放熱器とを有する。この放熱体HSには、それを冷却する冷却ファン19が設けられる。この冷却ファン19は、前記電力変換回路の放熱体HSを冷却し、コンバータ15およびインバータ17の各パワー半導体素子15a、17aを冷却する。
制御回路20は、インバータゲートドライバ21と、冷却ファンドライバ22と、温度検出手段23と、AD変換器24と、エレベータ制御回路25を有する。インバータゲートドライバ21は、インバータ17に対するドライバ回路であり、インバータ17に対する駆動制御信号DIを供給し、この制御信号DIにより、インバータ17の各パワー半導体素子17aのゲート(ベース)制御を行ない、各パワー半導体素子17aの点弧角(オン位相角)を制御して、インバータ17からの三相の交流電圧とその周波数を制御する。
冷却ファンドライバ22は、冷却ファン19に対するドライバ回路であり、冷却ファン19に対する駆動制御信号DFを供給し、この駆動制御信号DFにより、冷却ファン19の駆動量を調整する。
温度検出手段23は、各パワー半導体素子15a、17aが取り付けられた放熱体HSの温度を検出し、パワー半導体素子15a、17aの温度に応じた温度検出出力Tを発生する。この温度検出出力Tは、温度検出手段23により温度検出出力Ta(アナログ値)を発生し、これをAD変換器24により、温度検出出力Td(ディジタル値)に変換してエレベータ制御回路25に入力する。温度検出手段23には、放熱体HSの温度に応じてアナログの温度検出出力Taを発生するサーミスタなどが使用される。温度検出手段23は、パワー半導体素子15a、17aを取り付けた放熱体HSの放熱板に取り付けるが、それが困難な場合には、放熱器に取り付ける。
エレベータ制御回路25は、例えばマイクロコンピュータにより構成される。このエレベータ制御回路には、エレベータかごに対する運転・停止信号SDと、エレベータかごに対する速度指令SSと、温度検出出力Tが与えられる。このエレベータ制御回路25は、電磁接触器13に対するオンオフ指令IOと、インバータゲートドライバ21に対する制御指令IIと、冷却ファンドライバ22に対する制御指令IFとを発生する。
電磁接触器13は、エレベータ制御回路25からのオンオフ指令IOに基づいて、各運転期間Dの開始時にオンとなり、各運転期間Dの終了時にオフとなる。インバータゲートドライバ21は、エレベータ制御回路25からの制御指令IIに基づいてインバータ17に対する駆動制御信号DIをインバータ17に供給する。冷却ファンドライバ22はエレベータ制御回路25からの制御指令IFに基づいて冷却ファン19に駆動制御信号DFを供給する。
エレベータ制御回路25に対する運転・停止信号SDは、各運転期間Dの運転開始信号DSと、各運転期間Dの運転終了信号DEと、各運転期間Dにおけるエレベータかごの上昇駆動信号DUと、下降駆動信号DDとを含む。各運転期間Dは、運転開始信号DSに基づき、電磁接触器13をオンにすることにより開始され、運転終了信号DEに基づき、電磁接触器13をオフにすることにより終了となる。
運転期間Dにおいて、エレベータかごの駆動モータ18は、上昇駆動信号DUに基づき、エレベータかごを上昇するように駆動されるか、または、下降駆動信号DDに基づき、エレベータかごを下降するように駆動される。エレベータかごの駆動モータ18は、運転終了信号DEに基づきエレベータかごの上昇駆動または下降駆動を停止するように制御され、エレベータかごの目標階への着床が行なわれる。
運転開始信号DS、運転終了信号DE、上昇駆動信号DU、下降駆動信号DDは、エレベータ乗場からの乗場呼、エレベータかご内からのかご呼、群管理もしくは管理制御から割り当てられる呼などに応じて発生される。
各運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の駆動速度は、エレベータ制御回路25への速度指令SSに基づいて制御される。この速度指令SSは、エレベータかご内の負荷状況およびエレベータかごの存在する現在階と目標階との間の走行距離などに応じてかご駆動モータ18の駆動速度を調整する。
各運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の運転状況は、エレベータ制御回路25内のメモリに記憶される。このメモリには、運転開始信号DS、運転終了信号DEとともに、各種の呼とそれに対応した上昇駆動信号DU、下降駆動信号DDの発生状況が記憶され、またエレベータかご内の負荷状態と速度指令SSの発生状況も記憶される。
冷却ファンドライバ22に対する制御指令IFは、各運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量と、各運転期間Dの終了時点におけるAD変換器24からの温度検出出力Tとのいずれか一方またはその両方に基づいて、エレベータ制御回路25により発生される。各運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量は、各運転期間Dにおけるパワー半導体素子15a、17aの発熱量を決定するものであり、かご駆動モータ18の駆動電流と駆動時間の積の積算値である。この駆動電流積算量は、エレベータ制御回路25のメモリに記憶された運転開始信号DE、運転終了信号DEおよびエレベータかごの負荷状態、速度信号SSを用いて算出される。各運転期間Dの終了時点における温度検出出力Tも、冷却ファン19が運転期間Dにおいて、常に全速で駆動されているので、前記駆動電流積算量に比例する。
冷却ファンドライバ22は、この制御指令IFに基づき、温度検出出力Tの温度リップルを抑制するように冷却ファン19を駆動する。この冷却ファンドライバ22による冷却ファン19の駆動制御は、各運転期間Dにおける第1の駆動制御と、それに続く停止期間Sにおける第2の駆動制御に分けられる。運転期間Dにおける冷却ファン19の第1駆動制御は、冷却ファン19をその定格速度(全速)で常時運転する。
各運転停止期間Sにおける冷却ファン19の第2駆動制御は、この発明の特徴となる制御である。この冷却ファン19の第2駆動制御は、冷却ファン19を運転期間Dに引き続き駆動するが、実施の形態1では、この各停止期間Sにおける冷却ファン10の駆動時間tが、その直前の運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出手段23の温度検出出力Tに応じて調整され、パワー半導体素子15a、17aに対する温度リップルが抑制される。
図2は、実施の形態1における動作特性例を示す。図2(a)はかご駆動モータ18の運転パターンを示し、同図(b)は冷却ファン19の駆動パターンを示し、同図(c)は温度検出出力T(Ta、Td)の変化を示す。
図2の動作特性例では、かご駆動モータ18の運転期間Dが、相隣なる3つの運転期間D1、D2、D3として示される。運転期間D1、D2、D3の開始時点がDS1、DS2、DS3で示され、運転期間D1、D2の終了時点がDE1、DE2で示される。かご駆動モータ18の停止期間Sも、相隣なる2つの運転停止期間S1、S2として示される。運転期間D1、D2、D3の開始時点DS1、DS2、DS3では、それぞれ運転開始信号DSが発生され、電磁接触器13がオンされる。運転期間D1、D2の終了時点DE1、DE2では、それぞれ運転終了信号DEが発生され、電磁接触器13がオフされる。
停止期間S1は、運転期間D1、D2の間の期間であり、運転期間D1、D2に相連続している。停止期間S2は、運転期間D2、D3の間の期間であり、運転期間D2、D3に相連続している。したがって、停止期間S1の開始時点は運転期間D1の終了時点DE1と一致し、また停止期間S1の終了時点は運転期間D2の開時時点DS2と一致する。同様に、停止期間S2の開始時点は運転期間D2の終了時点DE2と一致し、また停止期間S2の終了時点は運転期間D3の開始時点DS3に一致する。これらの運転期間D1、D2、D3のような駆動期間Dおよび停止期間S1、S2のような停止期間Sは、運転・停止信号SDに応じて繰り返される。
この図2(b)には、図2(a)の運転期間D1、D2および停止期間S1、S2に対応して、冷却ファン19の運転期間d1、d2と停止期間s1、s2を示している。この図2(b)から明らかなように、冷却ファン19は、かご駆動モータ18の停止期間S1では、その直前の運転期間D1に引き続き、時間t1だけ駆動され、停止期間S2では、その直前のかご駆動モータ18の運転期間D2に引き続き、時間t2だけ駆動される。かご駆動モータ18の停止期間S1、S2における冷却ファン19の駆動時間t1、t2は、停止期間S1、S2の継続時間に比べて小さく、その時間t1、t2は可変である。
駆動時間t1はその直前のかご駆動モータ18の運転期間D1におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量またはかご駆動モータ18の運転期間D1における温度検出出力Tに応じて決定され、同様に駆動時間t2は、その直前のかご駆動モータ18の運転期間D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または運転期間D2における温度検出出力Tに応じて決定される。
かご駆動モータ18の運転期間D1、D2における温度検出出力Tとしては、それらの運転期間D1、D2の終了時点DE1、DE2における温度検出出力Tが用いられ、これに基づき、かご駆動モータ18の停止期間S1、S2における冷却ファン19の駆動時間t1、t2が決められる。しかし、運転期間D1、D2のおける最高温度検出出力Tにより、駆動時間t1、t2を決めることもできる。
かご駆動モータ18の運転期間D1、D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量は、各運転期間D1、D2の終了時点DE1、DE2において、エレベータ制御回路25のメモリに蓄積されたデータにより求めることができ、これらの駆動電流積算量に基づき、駆動時間t1、t2を決定できる。図2では、かご駆動モータ18の運転期間D2が運転期間D1よりも長く、運転期間D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量が、運転期間D1におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量よりも大きいので、駆動時間t2が駆動時間t1よりも長くされ、t1<t2とされる。
図2(c)は温度検出手段23からの温度検出出力T(Ta、Td)の変化を示す。かご駆動モータ18の運転期間D1では、温度検出出力Tは、かご駆動モータ18の駆動電流積算量に応じて上昇し、その終了時点DE1では温度T=T1となっており、運転期間D1における温度上昇ΔT1は、ΔT1=T1である。かご駆動モータ18の停止期間S1では、冷却ファン19は駆動期間D1に引き続き時間t1だけ駆動され、次に運転期間D2が開始されるまでの間は、冷却ファン19の駆動は停止される。冷却ファン19の駆動が停止された期間には、パワー半導体素子15a、17a、それらを取り付けた放熱体HSの温度は、自然冷却により低下する。停止期間S1の終了時点、すなわち次の運転期間D2の開始時点DS2では、温度検出出力Tは、T=T1eとなっている。
かご駆動モータ18の運転期間D2では、運転期間D1よりもかご駆動モータ18の駆動電流積算量が大きいので、その終了時点D2における温度検出出力はT=T2(ただしT2>T1)となっており、この運転期間D2における温度上昇ΔT2は、ΔT2=T2−T1eである。停止期間S2では、冷却ファン19は運転期間D2に引き続き時間t2だけ駆動され、次に運転期間D3が開始されるまでの間は、冷却ファン19の駆動は停止され、停止期間S2の終了時点、すなわち次の運転期間D3の開始時点DS3では、温度検出出力Tは、T=T2eとなっている。
ここで、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおける冷却ファン19の駆動量は、その直前の運転期間Dにおける温度上昇ΔTに対応し、この温度上昇ΔTよりも少ない温度低下Δtを与える範囲で、温度上昇ΔTに比例するように、直前の運転期間Dにおけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき決定される。
具体的には、停止期間S1では、その直前の運転期間D1における温度上昇ΔT1が、ΔT1=T1であるので、冷却ファン10の駆動時間t1は、この駆動時間t1の終了時点で、温度検出出力TがT=T1−Δt1となるように調整される。この温度低下Δt1はΔt1<ΔT1であり、運転期間D1におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき、エレベータ制御回路25で決定される。
同様に、停止期間S2では、その直前の運転期間D2における温度上昇ΔT2が、ΔT2=T2−T1eであるので、冷却ファン19の駆動時間t2は、この駆動時間t2の終了時点で、温度検出出力TがT=T2−Δt2となるように調整される。この温度低下Δt2はΔt2<ΔT2であり、運転期間D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき、エレベータ制御回路25で決定される。
以上のように、実施の形態1では、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおける冷却ファン19の駆動時間tが、直前の運転期間Dにおける放熱体HSの温度上昇ΔTに対応して、その駆動時間tにおける放熱体HSの温度低下Δtが、直前の運転期間Dにおける温度上昇ΔTよりも小さくなる範囲で、その温度上昇ΔTに比例して決定される結果、温度リップルを抑制することができ、併せて、冷却ファン19の駆動のための電力消費をも抑制できる。
図3は図2との比較のために、従来の動作特性例を示す。図2と同様に、図3(a)はかご駆動モータ18の運転パターンを示し、同図(b)は冷却ファン19の駆動パターンを示し、同図(c)は温度検出出力Tの変化を示す。図3(a)の運転パターンは、比較のために、図2(a)の運転パターンと同じにされている。
この従来の動作特性例では、冷却ファン19は、各運転期間D1、D2に引き続き、各停止期間S1、S2において、各運転期間D1、D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量に無関係に、常に一定時間t0だけ駆動され、エレベータの負荷や運転状態によっては、各駆動時間t0の終了時点において、温度検出出力Tが常温まで低下する場合がある。図3(c)はその例を示す。
このため、相隣なる各運転期間Dと停止期間Sとの間で、温度検出出力Tの変化が大きく、温度リップルが大きくなる不都合があり、また冷却ファン19の駆動のための消費電力が大きくなる不都合もある。
実施の形態2.
実施の形態1では、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおける放熱体HSの温度低下Δtが、直前の運転期間Dにおける放熱体HSの温度上昇ΔTに比例するように、冷却ファン19の駆動時間tを調整するようにしたが、この実施の形態2では、冷却ファン19の駆動による放熱体HSの温度低下Δtが、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおいて一定値ΔThとなるように、冷却ファン19の駆動時間tを調整する。その他は実施の形態1と同じに構成される。この一定値ΔThは、予想される最小のかご駆動モータ18の運転期間Dにおける放熱体HSの温度上昇ΔTよりも僅かに小さい値に設定される。
図4は実施の形態2による動作特性例であり、図2と同様に、図4(a)はかご駆動モータ18の運転パターンを示し、同図(b)は冷却ファン19の駆動パターンを示し、同図(c)は温度検出出力Tの変化を示す。比較を容易にするため、図4(a)の運転パターンは図2(a)と同じとしている。
図4において、かご駆動モータ18の停止期間S1では、運転期間D1の終了時点の温度T1=ΔT1から、一定の温度低下ΔThをもたらすように、冷却ファン19の駆動時間t1が、運転期間D1におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき、エレベータ制御回路25で決定される。同様に、かご駆動モータ18の停止期間S2でも、運転期間D2の終了時点の温度T2=ΔT2から、一定の温度低下ΔThをもたらすように、冷却ファン19の駆動時間t2が、運転期間D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき、エレベータ制御回路25で決定される。
この実施の形態2では、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおける冷却ファン19の駆動時間tが、直前の運転期間Dにおける温度上昇ΔTに対応して、その駆動時間tにおける温度低下Δtが、直前の運転期間Dにおける温度上昇ΔTよりも小さくなる範囲で、一定値ΔThとなるように決定される結果、温度リップルを抑制することができ、併せて、冷却ファン19の駆動のための電力消費をも抑制できる。
実施の形態3.
実施の形態1では、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおいて、各運転期間Dと同じに、冷却ファン19を定格速度(全速)で駆動するようにしたが、実施の形態3では、各停止期間Sにおける冷却ファン19の駆動速度を、その定格速度よりも低い速度、例えば定格速度の1/2の速度で運転し、冷却ファン10の駆動に必要な電力を少なくしている。その他は実施の形態1と同じに構成される。
図5はこの実施の形態3による動作特性例を示し、図2と同様に、図5(a)はかご駆動モータ18の運転パターンを示し、同図(b)は冷却ファン19の駆動パターンを示し、同図(c)は温度検出出力Tの変化を示す。比較を容易にするため、図5(a)の運転パターンも図2(a)の運転パターンと同じにしている。
図5では、停止期間S1における冷却ファン19の駆動時間がt3、停止期間S2における冷却ファン19の駆動時間がt4とされている。これら駆動時間t3、t4は、実施の形態1と同様に、直前の各運転期間D1、D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量または温度検出出力Tに基づき、決定される。
この実施の形態3では、かご駆動モータ18の停止期間S1、S2における冷却ファン19の駆動速度がその定格速度の例えば1/2とされるので、冷却能力も低下する。このためt3=t1、T4=t2とされる場合、停止期間S1の終了時点における温度検出出力TはT1f(ただしT1f≧T1e)となり、また停止期間S2の終了時点における温度検出出力TはT2f(ただしT2f≧T2e)となるが、温度リップルは同様に抑制できる。
実施の形態3において、冷却ファン駆動モータとして、DCモータを用い、そのDC駆動電圧をパワートランジスタのオンデユーティを変化して低減するようにすれば、冷却ファン19の駆動速度を簡単に低減することができる。
実施の形態4.
図6はこの発明によるエレベータ運転制御装置の実施の形態4におけるエレベータ制御回路25の機能ブロック図であり、図7は冷却ファン19の制御フローチャートであり、図8は実施の形態4による動作特性図である。図8(a)は、2つの相隣なるかご駆動モータ18の運転パターンを示し、運転期間D1、D2とそれらの間の停止期間S1を示す。図8(b)は、図8(a)の運転パターンと対応する冷却ファン19の運転パターンを示し、運転期間d1と停止期間s1を示している。図8(c)は、図8(a)(b)と対応する温度検出出力Tの変化を示す。
この実施の形態4は、実施の形態3をさらに改良し、かご駆動モータ18の各停止期間Sにおける冷却ファン19の駆動時間t3、t4のそれぞれにおいて、冷却ファン19に対する駆動速度モードを選択できるようにして、温度リップルをさらに抑制できるようにしたものである。その他は実施の形態1と同じに構成される。停止期間S1における冷却ファン19の駆動時間はtで示す。
かご駆動モータ18の各停止期間Sにおいて、その次の運転期間Dの開始時点DSにおける温度検出出力の温度予測値Tsxを演算し、この温度予測値Tsxと、温度検出手段23から得られる停止期間Sの開始時点における温度検出出力Texとの温度差ΔTesに基づいて、冷却ファン19を選択された駆動速度モードで駆動する。
図6には、エレベータ制御回路25による3つの第1、第2、第3機能ブロック251、252、253が示されており、これらの機能ブロック251、252、253はエレベータ制御回路25によって実行される冷却ファン19の駆動制御の機能ブロックである。
第1機能ブロック251は、かご駆動モータ18の各運転期間Dの終了時点DEにおいて、次のかご駆動モータ18の運転期間Dの運転予測を行なうブロックであり、直前の運転期間D1と次の運転期間D2との間の停止期間S1の継続時間の予測値Tsと、次の運転期間D2における温度検出出力の温度上昇予測値ΔTxとを演算する。これらの継続時間の予測値Tsと温度上昇予測値ΔTxは、エレベータ制御回路25に与えられる各種の呼び、すなわち乗場呼、かご呼びの発生状況、エレベータの群管理もしくは管理制御からの呼の割当状況、および各乗場での待客数などのデータに基づいて、演算される。温度上昇予測値ΔTxは、次の運転期間D2におけるかご駆動モータ18の駆動電流積算量を予測することにより求める。
第2機能ブロック252は、次の運転期間D2の開始時点DS2における温度予測値Tsxを演算する。これは、温度上昇予測値ΔTxと、停止期間S1の継続時間の予測値Tsとから演算される。
第3機能ブロック253には、機能ブロック252からの温度予測値Tsxと、温度検出手段23からの温度検出出力Texとが供給され、これらに温度差ΔTesづいて、冷却ファン19に対する駆動モードが決定され、これが制御指令IFに含まれて冷却ファンドライバ22に供給され、冷却ファン19に駆動制御信号DFとして与えられる。温度検出出力Texは、運転期間D1の終了時点DE1における温度検出出力Tが入力されるが、これは運転期間D1における最高温度検出出力Tとすることもできる。
実施の形態4では、冷却ファン19の駆動速度は、定格速度(全速)駆動、1/2速駆動、1/3速駆動および停止の4つの駆動速度が設定され、温度検出出力Texと温度予測値Tsxとの差ΔTesの大きさに応じて、これらの駆動速度が選択される。
図8に示す実施の形態4の動作フローチャートは、スタートとエンドとの間にST1からST4の14のステップを含んでいる。最初のステップST1では、かご駆動モータ18が走行中かが判定される。このステップST1の判定結果がYESならば、ステップST2に進み、このステップST2では、運転終了信号DEが出されたかが判定される。このステップST2の判定結果がYESならば、ステップST3に進み、またステップST2の判定結果がNOならば、エンドの至り、再びスタートからの動作が繰り返される。
ステップST3では、図6の機能ブロック25の第1機能ブロック251が実行され、次の運転期間Dまでの停止期間Sの継続時間予測値Tsと、次の運転期間Dにおける温度検出出力の温度上昇予測値ΔTxが演算される。ステップST3が終了すれば、次のステップST4に進み、このステップ4では、図6の機能ブロック25の第2機能ブロック252が実行され、次の運転期間Dの開始時点DSにおける温度予測値Tsxを演算する。
ステップST4が終了すれば、ステップST5に進む。このステップST5では、図6の機能ブロック25の第3機能ブロック253が実行され、温度検出出力Texと温度差ΔTesが出力される。このステップST5が終了すれば、次のステップST6に進み、このステップST6では、温度検出出力Texが、冷却ファン19に対する定格速度駆動の対応する指令温度THより大きいかが判定される。このステップST6の判定結果がYESならば、ステップST14に進み、冷却ファン19は定格速度駆動(全速)で駆動される。ステップST6の判定結果がNOならば、次のステップST7に進む。
ステップST7では、温度検出出力Texが、冷却ファン19に対する停止運転に対応する指令温度TLより小さいかが判定される。このステップST7の判定結果がYESならば、ステップST11に進み、冷却ファン19の停止指令が出力される。ステップST7の判定結果がNOならば、次のステップST8に進む。
ステップST8では、温度差ΔTesが、全速駆動に対応する温度差T1より大きいかが判定される。このステップST8の判定結果がYESならば、ステップST14に進み、冷却ファン19は定格速度駆動(全速)で駆動される。ステップST8の判定結果がNOならば、次のステップST9に進む。
ステップST9では、温度差ΔTesが、1/2速駆動に対応する温度差T2より大きいかが判定される。その判定結果がYESならば、ステップST13に進み、冷却ファン19は1/2速駆動で駆動される。ステップST9の判定結果がNOならば、次のステップST10に進む。
ステップST10では、温度差ΔTesが、1/3速駆動に対応する温度差T3より大きいかが判定される。その判定結果がYESならば、ステップST12に進み、冷却ファン19は1/3速駆動で駆動される。ステップST10の判定結果がNOならば、ステップST11に進み、冷却ファン19は停止される。
図8は、実施の形態4の動作特性例であり、図2(c)、図3(c)、図4(c)と同様な温度検出出力Tを、2つの運転期間D1、D2と、それらの間の1つの停止期間S1について図示している。
実施の形態4では、温度検出出力Texが指令値THより大きいか、または温度差ΔTesが定格速度駆動(全速)に対応する温度差T1以上であれば、冷却ファン19は定格速度(全速)駆動で駆動され、温度検出出力Tは、特性C1に従って低下し、温度差ΔTesが、温度差T1と1/2速駆動に対応する温度差T2の間であれば、冷却ファン19は1/2速で駆動され、温度検出出力Tは特性C2に従って低下し、温度差ΔTesが温度差T2と1/3速に対応した温度差T3との間であれば、冷却ファン19は1/3速で駆動され、温度検出出力Tは、特性C3に従って低下し、また温度検出出力texが指令値TLより小さいか、または温度差ΔTesが温度差T3以下であれば、冷却ファン19は停止され、温度検出出力Tは特性C4に従って低下する。
これらの特性C1、C2、C3、C4では、冷却ファン19に対する駆動時間tが終了した時点で、温度検出出力Tをほぼ同じ温度まで低下させるように、冷却ファン19が駆動されるので、実施の形態4によれば、より温度リップルを抑制することができる。
なお、実施の形態4では、冷却ファン19に対する駆動速度モードを、停止モードを含め4つの駆動モードとしたが、5以上のより多くの駆動モードを採用することもできる。
この発明によるエレベータ運転制御装置は、各種のビルに設置されるエレベータの運転制御装置として利用可能である。
図1は、この発明によるエレベータ運転制御装置の実施の形態1の回路構成図である。 図2は、実施の形態1の動作特性図である。 図3は、従来の動作特性図である。 図4は、この発明のエレベータ運転制御装置の実施の形態2の動作特性図である。 図5は、この発明のエレベータ運転制御装置の実施の形態3の動作特性図である。 図6は、この発明のエレベータ運転制御装置の実施の形態4の機能ブロック図である。 図7は、実施の形態4の動作フローチャートである。 図8は、実施の形態4の動作特性図である。
符号の説明
10:主回路、14:電力変換回路、17:インバータ、18:かご駆動モータ、
19:冷却ファン、
20:制御回路、21:インバータゲートドライバ、22:冷却ファンドライバ、
23:温度検出手段、24:AD変換器。

Claims (10)

  1. エレベータかごを駆動するかご駆動モータを備え、このかご駆動モータを駆動する運転期間と、この運転期間の後に前記かご駆動モータを停止させる停止期間とを繰り返すエレベータの運転制御装置であって、パワー半導体素子を用いて前記かご駆動モータに対する駆動電気量を制御する電力変換回路と、運転・停止信号に基づき前記電力変換回路を制御し前記かご駆動モータを制御するエレベータ制御回路と、前記パワー半導体素子を冷却する冷却ファンとを有し、前記エレベータ制御回路が、前記パワー半導体素子における温度リップルを抑制するように、前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  2. 請求項1記載のエレベータの運転制御装置であって、前記パワー半導体素子の温度変化を検出し、その温度検出出力を前記エレベータ制御回路に供給する温度検出手段を有し、前記エレベータ制御回路が、前記温度検出出力に応じて、前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  3. 請求項1記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路が、前記運転期間における前記かご駆動モータの駆動電流積算量に応じて、それに続く前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路が、前記冷却ファンの駆動時間を変化することにより、前記停止期間における前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路が、前記冷却ファンの駆動速度を変化することにより、前記停止期間おける前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  6. 請求項1から3のいずれか1項記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路が、前記各運転期間の終了時点における前記パワー半導体素子の温度を、それに続く前記各停止期間において所定値だけ低下させるように、前記冷却ファンの駆動量を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  7. 請求項1から3のいずれか1項記載のものにおいて、前記冷却ファンが、前記停止期間では、前記運転期間よりも低い駆動速度で駆動されることを特徴とするエレベータ運転制御装置。
  8. 請求項1から3のいずれか1項記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路は、次の運転期間の開始時における前記パワー半導体素子の放熱体の温度推定値を演算し、少なくともこの温度推定値に基づき、前記冷却ファンの駆動速度を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  9. 請求項8記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路は、運転期間の終了時点において、次の運転期間の開始時における前記パワー半導体素子の放熱体の温度推定値を演算し、前記運転期間の終了時点における前記パワー半導体素子の放熱体の検出温度と前記温度推定値との温度差に基づき、前記冷却ファンの駆動速度を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
  10. 請求項8記載のエレベータの運転制御装置であって、前記エレベータ制御回路は、運転期間の終了時点において、次の運転期間の開始時における前記パワー半導体素子の放熱体の温度推定値を演算し、前記運転期間における前記パワー半導体素子の放熱体の最高検出温度と前記温度推定値との温度差に基づき、前記冷却ファンの駆動速度を調整することを特徴とするエレベータの運転制御装置。
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