JP2006197710A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子端部のシールド押え、及びシールドコアの部分に発生する渦電流損失を低減して温度上昇を抑制した回転電機の固定子を得る。
【解決手段】積層された固定子鉄心1と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコア4と、このシールドコア4のさらに機外側に設けられたシールド押え6とを備えた回転電機の固定子において、上記シールド押え及びシールドコアの少なくとも一方の内周側に半径方向の切れ目8を設けるように構成して上記課題を解決した。
【選択図】図1

Description

この発明は例えばタービン発電機などに用いられる回転電機の固定子に関し、特に固定子鉄心の軸方向端部に配設されたシールドコア及びシールド押えの温度上昇防止に関するものである。
従来の回転電機の固定子における固定子鉄心端部では、例えばフィンガープレートの軸方向外側に配置され、高導電率金属の一体リングからなるクランパを有する回転電機の固定子において、前記固定子鉄心および前記クランパに複数個の軸方向通風穴を設けるとともに、前記フィンガープレートに前記固定子鉄心とクランパに設けた通風穴とそれぞれ連通する軸方向穴部を設けることで、軸方向に貫通する冷却通路を形成したものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開平11−252830号公報(第1頁、図1)
上記のように構成された従来の回転電機の固定子では、軸方向に貫通する冷却通路により、冷却風を流して、通風によって鉄心端部のクランパを冷却するものであり、渦電流自体を抑制するものではないので、冷却効果に限界があった。固定子端部においては、シールド押えの内周位置、及びシールドコアの内周位置が渦電流損失によって最高温度となる部分であり、例えば発電機の場合、進相運転領域ではシールド押えやシールドコアに侵入する漏洩磁束が多くなるために渦電流が大きくなり、この部分の温度で出力が制限されていた。客先の仕様によっては、従来よりも進相運転領域を拡大する必要のある場合がある。このためには、シールド押え回りの温度上昇を更に抑制するために、巻線端部の漏洩磁束により発生する渦電流損失を低減するか、冷却性能を一層上げる必要があった。
この発明は上記のような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、シールド押え、及びシールドコアの内周側に発生する渦電流損失を低減して温度上昇を抑制した回転電機の固定子を得ることを目的とする。また、シールド押え、及びシールドコアの内周側に発生する渦電流損失を低減して温度上昇を抑制すると共に冷却ガスによる冷却性能が向上された回転電機の固定子を得ることを目的とする。
この発明による回転電機の固定子は、積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備えた回転電機の固定子において、上記シールド押え及びシールドコアの少なくとも一方の内周側に半径方向の切れ目を設けるようにしたものである。
この発明においては、シールド押えまたはシールドコアの内周側に半径方向の切れ目を設けたことにより、シールド押えまたはシールドコアの内周側に発生する渦電流損失が低減され、固定子端部の温度上昇を抑えることができる効果が得られる。
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態1になる回転電機の固定子を説明するもので、図1は回転電機の固定子における一端部近傍の要部を模式的に示す側面図、図2は図1中のII−II線における矢視断面図、図3は切れ目を設けていないシールド押えに鎖交する軸方向磁束密度の半径方向分布を示す参考図である。なお、ここではタービン発電機の固定子の場合を例示している。図において、珪素鋼板を積層した固定子鉄心1の積層方向(図2の左右方向)両端面には、これらを軸方向(図2の左右方向)に固定するための、セグメント状で棒状の非磁性材を放射状に形成したフィンガープレート2、リング状の磁性材で構成されるクランパ3が配設される。
シールドコア4は、この例では内径が機外側から機内側に向けて段階的に小さく構成された3つのブロック41、42、43からなっており、各ブロック41、42、43共にそれぞれ複数の珪素鋼板を積層して形成されている。このシールドコア4は、クランパ3に侵入する端部漏洩磁束を遮蔽するための一種の磁束シャントであって、渦電流によるクランパ3の過熱を防止する目的で設置されている。なお、図2は固定子に向って左側の端部構成を示しているが、右側の端部についても同様に構成されている。
上記シールドコア4の機外側(図2においては左側)には、固定子鉄心1、並びにフィンガープレート2、クランパ3、シールドコア4、及び絶縁板5などからなる鉄心端部構成物を軸方向に一体的に固定するためのシールド押え6が設置され、シールド押え6は台形状に形成された板状体からなり、周方向に間隔をあけて複数配設され、固定子鉄心1の背後に配設されたコアボルト7で軸方向に強固に固定される。なお、貫通ボルト(図示せず)により、コアボルト7と共に軸方向に固定する場合もあるが、この例については実施の形態3〜5で説明する。8は、上記シールド押え6の内周側に、半径方向にスリット状に形成された切れ目である。また、9は渦電流、10は磁束を模式的に示している。なお、各図を通じて同一符合は同一もしくは相当部分を示すものとする。
次に上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。固定子鉄心端部には、回転子、固定子巻線端部(何れも図示省略)で発生した漏洩磁束が鎖交する。この鎖交磁束の主に軸方向成分により、シールド押え6の面内方向に渦電流9が発生し、損失が発生する。切れ目を設けていないシールド押えの場合には、軸方向に生じる磁束10の半径方向分布は、図3に示すように起磁力(回転子巻線端部、固定子巻線端部)に近いシールド押え6の内周側ほど軸方向磁束密度が大きくなる。このため、渦電流9はシールド押え6の内周側に集中して流れ、大きな損失が発生して温度上昇も最大となる。この実施の形態1では、渦電流9が集中して流れて大きな損失が発生するシールド押え6の内周側に半径方向のスリット状の切れ目8を設けたことで、内周側の幅Wを小さくすると同時に、渦電流の流れを遮断することで渦電流を抑制し、過度な損失発生を抑制できる。
次に、上記のようにシールド押え6の内周側の幅Wを小さくすることで、渦電流損失が抑制できる理由を定性的に説明する。例えば、1)幅と長さが1の正方形の板の場合と、2)幅のみ1/2にした長方形の板を2枚用いた場合、即ちシールド押え6にスリット状の切れ目8を設けたものに対応する場合を仮定する(なお、シールド押え6は図1では台形であるが、正方形に近似するものとする。)。シールド押え6には、通常、損失低減を目的として高抵抗のステンレス材が使用される。このような高抵抗の材料の場合は、渦電流は抵抗で制限され、いわゆるレジスタンスリミットの発熱特性をもつ。すなわち、渦電流による損失は、電圧をV、抵抗をRとしたときに、抵抗V/Rに比例する。そこで、上記1)正方形の板と、2)板の幅を1/2にした長方形の板の例えば外周部を循環する渦電流について代表して計算することにすると、V/Rは以下のような相対関係になる。ただし、単純化するために正方形の板の場合、V=1、R=4とし、板の幅を1/2にした長方形の板の場合、鎖交磁束量が半分になるために、Vは概略1/2になり、抵抗Rは電流が流れる長さが3/4に減少するので、V=0.5、R=3とする。
1)正方形の板:
V=1.0、R=4.0、
/R=0.25
2)正方形の板の幅を1/2にした長方形の板:
V=0.5、R=3.0、
/R=0.083
但し、長方形の板を2枚用いたものに相当するので、渦電流による2枚分の損失は、
0.083×2=0.17、
となり、正方形の板の場合の値0.25に比べ、約7割程度に減少する。
以上より、シールド押え6の内周側にスリット状の1つの切れ目8を設けた場合には、シールド押え6の内周側の幅Wを略半分にしたものと同様の効果が得られ、切れ目8を設けることが渦電流損の低減に繋がることが分る。
上記のように、この実施の形態1によれば、シールド押え6の内周側に渦電流の通路を遮断する半径方向の切れ目8を設けたことにより、シールド押え6の場合は、特にその内周側の磁束密度が高いため、渦電流が効果的に抑制され、従って渦電流による損失の低減が図られ、固定子端部の温度上昇を抑制できる。なお、上記切れ目8の径方向の寸法(深さ)は、特に限定されるものではないが、用いた材料に対する漏洩磁束の浸透深さ程度、例えば発電機において運転周波数が50Hzで、ステンレス材料の場合、約60mm程度とすることは望ましい。また、台形状の1つのシールド押え6に切れ目8を周方向に複数設けてもよい。
実施の形態2.
図4及び図5は、この発明の実施の形態2による回転電機の固定子を説明するもので、図4は固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図、図5は図4中のV−V線における矢視断面図である。図において、シールド押え6の内周側に設けられた81は実施の形態1のスリットに変えて、内周側が広く外周側が狭く軸方向から見て略V字形状に形成された切欠きからなる切れ目、11は冷却ガスである。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
この実施の形態2では、図示のように略V字形状に形成された切欠きからなる切れ目81を設けたことにより、磁束密度が最大となるシールド押え6の内周側の幅Waを、スリットを設ける場合以上に小さくできるので、内周側での渦電流損、温度上昇の更なる低減が可能である。更に、軸心側から外周に向かう冷却ガス11の通り道がスリット状の切れ目8の場合よりも広くなるため、温度上昇の低減効果が更に高められるという利点がある。
実施の形態3.
図6〜図8は、この発明の実施の形態3による回転電機の固定子を説明するもので、図6はシールド押え6の内周側に、上記実施の形態2と同様の略V字形の切れ目81と、貫通ボルトの挿通孔を設けた場合の挿通孔周りの渦電流分布を説明する参考図、図7は固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図、図8は図7中のVIII−VIII線における矢視断面図である。図に示すように、この実施の形態3による回転電機の固定子は、実施の形態2の構成に固定子鉄心1を貫通する貫通ボルト12を備え、さらにシールド押え6の内周側に設けた貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から半径方向内周部にわたりスリット状の切れ目82を設けたものである。その他の構成は上記実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態3では、シールド押え6に、V字形状の切れ目81に加えて、貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から該シールド押え6の内周面部6aに至る半径方向のスリット状の切れ目82を別途設けている。回転子及び固定子巻線端部から発生する漏洩磁束の軸方向成分によって誘導される図6の渦電流9は、磁束密度が高いシールド押え6の内周側で誘導され、貫通ボルト12の挿通孔13を取り巻くように流れる。このため、貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から、シールド押え6の内周面部6aに至るスリット状の切れ目82を、渦電流9を妨げるように半径方向に設けたことは、渦電流損失の低減に大きな効果がある。その結果、実施の形態2と同様のV字形状の切れ目81による低減効果と合わせてこの部分の温度上昇を一層抑制することができる。なお、V字形状の切れ目81を省略し、スリット状の切れ目82のみとしても、相応の渦電流損失の低減効果が得られる。
実施の形態4.
図9〜図11は、この発明の実施の形態4による回転電機の固定子を説明するもので、図9はシールドコア4に切れ目を設けない場合における貫通ボルト12の挿通孔13の周りの渦電流9の分布を説明する参考図、図10は実施の形態4によるシールドコア4の内、機外側のブロック41にスリット状の切れ目を設けた場合の固定子端部近傍の要部を模式的に示す断面図、図11は図10中のXI−XI線における矢視断面図である。図において、83はシールドコア4の機外側のブロック41における貫通ボルト12の挿通孔13の内周面からシールドコア4の内周面部4aに至る半径方向に設けられたスリット状の切れ目である。なお、この実施の形態4では、シールド押え6に切れ目は設けられていない。その他の構成は、上記実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
発電機の運転周波数、例えば50Hz、または60Hzに対し、シールド押え6の材質であるステンレス材の磁束の浸透深さは、それぞれ約60mm、約54mmである。一方、シールド押え6の厚さは例えば約20〜30mmであるため、何れも図示を省略している回転子、固定子巻線端部から発生する漏洩磁束の軸方向成分は、シールド押え6を透過してシールドコア4、特に機外側のブロック41に多く鎖交する。その結果、シールドコア4の内周側で磁束密度が高いため、シールドコア4の下部に誘導される渦電流は、挿通孔13を取り巻くように流れる。
しかるに、この実施の形態4では渦電流の流路である貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から該シールドコア4の内周面部4aに至るスリット状の切れ目83が設けられていることにより渦電流9の流れが妨げられ、渦電流損失が低減する。その結果、この部分の温度上昇が抑制された回転電機の固定子を得ることができる。なお、上記切れ目83はシールドコア4の機外側のブロック41にのみ設けたが、シールドコア4に対する漏洩磁束の軸方向浸透深さは約10mm程度であるので、ブロック41の軸方向の寸法がそれより小さい場合は、各ブロックの寸法に応じて浸透深さに達する程度まで機内側の他のブロック42、43にも設けることは望ましい。
実施の形態5.
図12及び図13は、この発明の実施の形態5による回転電機の固定子を説明するもので、図12は固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図、図13は図12中のXIII−XIII線における矢視断面図である。図において、14はシールドコア4の積層体の内部にスペーサ(図示省略)等を用いて形成された半径方向に貫通する通風ダクト、84は絶縁板5における貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から、該絶縁板5の内周面部にわたって設けられたスリット状の切れ目であり、シールド押え6に設けられたスリット状の切れ目82、絶縁板5に設けられたスリット状の切れ目84、及びシールドコア4に設けられたスリット状の切れ目83は、機外側から上記通風ダクト14に連通するように軸方向に貫通した連続した切れ目となっている。その他の構成は実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態5では、シールド押え6及びシールドコア4に設けられた貫通ボルト12の挿通孔13の内周面から半径方向にそれぞれスリット状の切れ目82、83を設けて損失低減を図ると共に、絶縁板5にもスリット状の切れ目84を回転方向の同じ位置に設け、冷却ガス11がこれら軸方向に直線状に並んだスリット状の切れ目82、84、83を通って軸方向に流れるような構成とした。一般的に鉄心の貫層方向の熱抵抗は、珪素鋼板の表面に塗布されるワニスの影響で大きい。一方、沿層方向では、コアの板厚約0.5mmに対してワニス厚は例えば数μm程度と薄いため、ほぼコア材の熱抵抗と等しい。この実施の形態5ではスリット状の切れ目82、84、83を軸方向に通風ダクト14まで貫通するように設けて、沿層方向に流れる熱を奪う構成としたので、冷却の観点から非常に有効である。従って、この実施の形態5によれば、渦電流損の低減効果に加えて、冷却ガスによる冷却性能が向上され、固定子端部の温度最高点の温度低減に大きな効果が得られる。
ところで、上記実施の形態では「切れ目」を設ける位置として、1)シールド押え6の内周側から外周方向に設ける、2)シールド押え6の内周面部6aから貫通ボルト12の挿通孔13にわたって設ける、3)シールドコア4の内周側から外周方向に設ける、4)シールドコア4の内周面部4aから貫通ボルト12の挿通孔13にわたって設ける、の4箇所について、単独もしくは組み合わせの一部の態様について例示したが、上記「切れ目」は、上記4箇所のうち何れか任意の1つを単独で設けても相応の効果が期待でき、また任意の複数の位置に設けても良い。上記実施の形態5のように「切れ目」を異なる複数の部材、異なる複数の箇所に設けたものは渦電流損の低減効果がより大きくなる。また、切れ目8、81、82、83、84をスリット状、及びV字形状に形成した場合について説明したが、切れ目の形状はこれらのみに限定されるものではない。また、上記切れ目の設置位置や設置数などについても上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の精神の範囲内で種々の変形や変更が可能であることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1になる回転電機の固定子における一端部近傍の要部を模式的に示す側面図。 図1中のII−II線における矢視断面図。 図3は切れ目を設けていないシールド押えに鎖交する軸方向磁束密度14の半径方向分布を示す参考図。 この発明の実施の形態2による回転電機の固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図。 図4中のV−V線における矢視断面図。 シールド押えの内周側に、実施の形態2と同様の略V字形の切れ目と、貫通ボルトの挿通孔を設けた場合の挿通孔周りの渦電流分布を説明する参考図。 この発明の実施の形態3による回転電機の固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図。 図7中のVIII−VIII線における矢視断面図。 シールドコア及びシールド押えにスリットなどの切れ目を設けない場合における貫通ボルトの挿通孔周りの渦電流分布を説明する参考図。 この発明の実施の形態4による回転電機の固定子端部近傍の要部を模式的に示す断面図。 図10中のXI−XI線における矢視断面図。 この発明の実施の形態5による回転電機の固定子の一端部近傍の要部を模式的に示す側面図。 図12中のXIII−XIII線における矢視断面図。
符号の説明
1 固定子鉄心、 2 フィンガープレート、 3 クランパ、 4 シールドコア、 4a 内周面部、 5 絶縁板、 5a 内周面部、 6 シールド押え、 6a 内周面部、 7 コアボルト、 8、81、82、83、84 切れ目、 9 渦電流、 10 磁束、 11 冷却ガス、 12 貫通ボルト、 13 挿通孔、 14 通風ダクト、 W (シールドコアの内周側の)幅。

Claims (6)

  1. 積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備えた回転電機の固定子において、上記シールド押えの内周側に渦電流の通路を遮断する半径方向の切れ目を設けてなることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備えた回転電機の固定子において、上記シールドコアの内周側に渦電流の通路を遮断する半径方向の切れ目を設けてなることを特徴とする回転電機の固定子。
  3. 上記半径方向の切れ目は、内周側が広く外周側が狭く軸方向から見て略V字形に形成されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備え、上記シールド押え及び上記シールドコアの内周側に、該シールド押えから上記シールドコア、及び上記固定子鉄心を軸方向に貫通する貫通ボルトの挿通孔が設けられた回転電機の固定子において、上記シールド押えは、上記挿通孔から該シールド押えの内周面部に至る半径方向の切れ目が設けられてなることを特徴とする回転電機の固定子。
  5. 積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備え、上記シールド押え及び上記シールドコアの内周側に、該シールド押えから上記シールドコア、及び上記固定子鉄心を軸方向に貫通する貫通ボルトの挿通孔が設けられた回転電機の固定子において、上記シールドコアは、上記挿通孔から該シールドコアの内周面部に至る半径方向の切れ目が設けられてなることを特徴とする回転電機の固定子。
  6. 積層された固定子鉄心と、この固定子鉄心の積層方向機外側に設けられた積層されたシールドコアと、このシールドコアのさらに機外側に設けられたシールド押えとを備え、上記シールド押え及び上記シールドコアの内周側に、該シールド押えから上記シールドコア、及び上記固定子鉄心を軸方向に貫通する貫通ボルトの挿通孔が設けられた回転電機の固定子において、上記シールドコアは、その積層体の内部に半径方向に貫通するダクトを有してなり、かつ上記シールドコア及び上記シールド押えは、上記挿通孔から該シールドコア及び上記シールド押えの内周面部に至る半径方向の切れ目が設けられてなると共に、該切れ目は、軸方向機外側端部から上記シールドコアを経て上記ダクトに至るまで軸方向に貫通して設けられてなることを特徴とする回転電機の固定子。
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