JP2012100430A - 回転電機 - Google Patents
回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012100430A JP2012100430A JP2010245776A JP2010245776A JP2012100430A JP 2012100430 A JP2012100430 A JP 2012100430A JP 2010245776 A JP2010245776 A JP 2010245776A JP 2010245776 A JP2010245776 A JP 2010245776A JP 2012100430 A JP2012100430 A JP 2012100430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- stator core
- shield plate
- shield
- electric machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
【課題】
本発明の課題は、漏れ磁場によって端部固定子コアに生じる渦電流損失を低減する回転電機を得ることにある。
【解決手段】
本発明では、積層鋼板よりなる固定子コア4と、固定子コア4のスロット内に巻回された固定子コイル1と、固定子コア4を軸方向に固定する抑え板11とを備えた回転電機において、固定子コア4と抑え板11との間に冷却機構を有する端板5を備え、端板5と抑え板11の間に複数の電気的に絶縁された金属板を積層して構成されるシールド板3を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
本発明の課題は、漏れ磁場によって端部固定子コアに生じる渦電流損失を低減する回転電機を得ることにある。
【解決手段】
本発明では、積層鋼板よりなる固定子コア4と、固定子コア4のスロット内に巻回された固定子コイル1と、固定子コア4を軸方向に固定する抑え板11とを備えた回転電機において、固定子コア4と抑え板11との間に冷却機構を有する端板5を備え、端板5と抑え板11の間に複数の電気的に絶縁された金属板を積層して構成されるシールド板3を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は回転電機の係り、特に、タービン発電機等の回転電機の固定子コア端部の渦電流損失を改善した回転電機に関する。
タービン発電機等の回転電機の固定子コア端部では、固定子コイル端部や回転子コイル端部より生じる漏れ磁場によって軸方向磁場成分が発生する。この軸方向磁場成分が固定子コア端部に鎖交することで渦電流損失が生じる。通常、固定子コアは、絶縁被膜が施された鋼板が複数積層して形成されるため、固定子コアの温度を、絶縁被膜の耐熱限界以下に抑えるよう冷却する必要がある。
従来の固定子コア端部の冷却技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この特許文献1は、固定子コアの端部側と固定子コアの内部に径方向通風路が形成され、この径方向通風路を内周側から外周側へ冷却ガスが抜けることによって、固定子コア端部を冷却するものである。
一方、特許文献2には、固定子鉄心と押え板との間に銅板製シールド板が配置され、かつ、前記押え板に冷却溝を備え、固定子端面に入る磁束は、銅板製シールド板でシールドし、磁束により発生した熱は、上記冷却溝内を流れる冷却ガスで冷却することが記載されている。
従来の固定子コア端部の冷却技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。この特許文献1は、固定子コアの端部側と固定子コアの内部に径方向通風路が形成され、この径方向通風路を内周側から外周側へ冷却ガスが抜けることによって、固定子コア端部を冷却するものである。
一方、特許文献2には、固定子鉄心と押え板との間に銅板製シールド板が配置され、かつ、前記押え板に冷却溝を備え、固定子端面に入る磁束は、銅板製シールド板でシールドし、磁束により発生した熱は、上記冷却溝内を流れる冷却ガスで冷却することが記載されている。
ところで、回転電機が大容量化すると固定子コアの端部に鎖交する軸方向磁場が増え、渦電流損失が増大する。特に、特許文献1では、冷却ガスのみで対処しているため、固定子コアの端部が過熱する可能性がある。また、上記径方向通風路より離れた場所に位置する固定子コアも、端部より浸透する軸方向磁場によって渦電流損失が生じ温度上昇するが、固定子コアは、積層構造であるため、軸方向の熱伝導が低く十分に冷却するのが難しいという問題がある。
一方、特許文献2では、固定子端面に入る軸方向磁場を、1枚の銅板製シールド板でシールドしているが、主磁場である径方向磁場がシールド板内径側に鎖交することで生じる渦電流損失の対策については、まったく考慮されていない。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、固定子コアの軸方向端部に浸透する軸方向磁場を遮蔽すると共に、固定子コア内部の渦電流損失による発熱を低減し、かつ、主磁場である径方向磁場がシールド板内径側に鎖交することで生じる渦電流損失を低減する回転電機を提供することにある。
一方、特許文献2では、固定子端面に入る軸方向磁場を、1枚の銅板製シールド板でシールドしているが、主磁場である径方向磁場がシールド板内径側に鎖交することで生じる渦電流損失の対策については、まったく考慮されていない。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、固定子コアの軸方向端部に浸透する軸方向磁場を遮蔽すると共に、固定子コア内部の渦電流損失による発熱を低減し、かつ、主磁場である径方向磁場がシールド板内径側に鎖交することで生じる渦電流損失を低減する回転電機を提供することにある。
本発明の回転電機は、上記目的を達成するために、積層鋼板よりなる固定子コアと、固定子コアのスロット内に巻回された固定子コイルと、固定子コアを軸方向に固定する押え板とを備えた回転電機において、固定子コアと押え板との間に、冷却機構を有する端板、及び電気的に絶縁された金属板を複数枚積層して形成されるシールド板を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、固定子コアの端部側に、複数の電気的に絶縁された金属板が積層して形成されるシールド板を設けることで、固定子コア側に浸透する軸方向磁場を遮蔽し、冷却困難な固定子コア内部の渦電流損失による発熱を低減できると共に、シールド板自身に生じる渦電流損失による発熱は、シールド板に付帯する冷却機構によって適切に除去され、また、シールド板が、電気的に絶縁された金属板を複数枚積層して形成されることで、主磁場である径方向磁場がシールド板内径側に鎖交することで生じる渦電流損失を低減でき、シールド板自身に生じる損失は低く抑えられる効果がある。
本発明の第1の実施例に関わる回転電機の構成を図1乃至図3を用いて説明する。本実施例では、図1中Aの方向(積層鋼板の積層方向)を軸方向、これと直交する方向を径方向と言う。
図1に示す如く、固定子コア4は、絶縁皮膜を有する薄い珪素鋼板が、軸方向に複数枚積層されて形成され、かつ、内周側の軸方向に伸延し、周方向に所定の間隔を持って形成されたスロット(図示せず)を有し、このスロット内に固定子コイル1が巻回収納され、固定子コア4の両端には、端板5、シールド板3を介して押え板11が配置されている。そして、押え板11を貫通する複数の固定用ボルト10と固定用ナット9を締結することにより、固定子コア4、端板5、シールド板3、押え板11が軸方向に密着固定される。固定子コア4の端部には、漏れ磁場によって軸方向磁場2aが、また、回転子(図示せず)側には、主磁場である径方向磁場2bが生じている。
図1に示す如く、固定子コア4は、絶縁皮膜を有する薄い珪素鋼板が、軸方向に複数枚積層されて形成され、かつ、内周側の軸方向に伸延し、周方向に所定の間隔を持って形成されたスロット(図示せず)を有し、このスロット内に固定子コイル1が巻回収納され、固定子コア4の両端には、端板5、シールド板3を介して押え板11が配置されている。そして、押え板11を貫通する複数の固定用ボルト10と固定用ナット9を締結することにより、固定子コア4、端板5、シールド板3、押え板11が軸方向に密着固定される。固定子コア4の端部には、漏れ磁場によって軸方向磁場2aが、また、回転子(図示せず)側には、主磁場である径方向磁場2bが生じている。
図2は、軸方向より見たシールド板3の構造を示す。該図に示すシールド板3は金属製であり、軸方向端部側より見て固定子コア4と端板5の全面を覆うように配置されている。シールド板3の材質には、鉄材やステンレス材を用いても良いが、望ましくは、非磁性材で電気伝導度の高い銅やアルミニウムを用いると良い。電気伝導度の高い材質を用いると、軸方向磁場2aによりシールド板3に生じる渦電流損失が大きくなるが、同時に固定子コア4側へ侵入する軸方向磁場2aを遮蔽する効果が高まる。
シールド板3は、表面を薄い絶縁膜で被覆された同一形状の複数の金属板を密着積層したものからなることは上述したが、全体の厚さは、例えば表皮深さより大きくなるようにすると良い。より簡便に、シールド板3を表皮深さ以上の厚みを持つ1枚の金属板で代替してもよいが、本実施例のように複数の絶縁された金属板を用いてシールド板3を形成すれば、径方向磁場2bによりシールド板3の内周側に生じる渦電流損失を低減できる利点がある。特に、シールド板3に銅やアルミニウムなどの電気伝導度が高い材質を用いた場合は、シールド板3の内周側に生じる渦電流損失が大きくなるため、上記のような積層構造を用いることが有効である。
図3は、端板5を図1中のB-B’断面より見た構造を示す。該図に示す如く、端板5は、内部に冷却機構である水冷配管6を有し、シールド板3と固定子コア4との間にシールド板3と全面で密着するよう設置され、この水冷配管6に冷却媒体(例えば水)を流すことでシールド板3、端板5、抑え板11及び固定子コア4に生じる発熱を冷却するようにしている。
また、端板5の内周側に形成される固定子コイル1の相互に挟まれた歯部12は、シールド板3において渦電流の集中が見込まれる部位であるため、水冷配管6は歯部12を十分冷却できるように、歯部12に沿って設置されている。尚、端板5は、軸方向に固定子コア4を固定する部材を兼ねるため、高強度の非磁性金属、例えばステンレス材製であることが望ましい。
シールド板3は、表面を薄い絶縁膜で被覆された同一形状の複数の金属板を密着積層したものからなることは上述したが、全体の厚さは、例えば表皮深さより大きくなるようにすると良い。より簡便に、シールド板3を表皮深さ以上の厚みを持つ1枚の金属板で代替してもよいが、本実施例のように複数の絶縁された金属板を用いてシールド板3を形成すれば、径方向磁場2bによりシールド板3の内周側に生じる渦電流損失を低減できる利点がある。特に、シールド板3に銅やアルミニウムなどの電気伝導度が高い材質を用いた場合は、シールド板3の内周側に生じる渦電流損失が大きくなるため、上記のような積層構造を用いることが有効である。
図3は、端板5を図1中のB-B’断面より見た構造を示す。該図に示す如く、端板5は、内部に冷却機構である水冷配管6を有し、シールド板3と固定子コア4との間にシールド板3と全面で密着するよう設置され、この水冷配管6に冷却媒体(例えば水)を流すことでシールド板3、端板5、抑え板11及び固定子コア4に生じる発熱を冷却するようにしている。
また、端板5の内周側に形成される固定子コイル1の相互に挟まれた歯部12は、シールド板3において渦電流の集中が見込まれる部位であるため、水冷配管6は歯部12を十分冷却できるように、歯部12に沿って設置されている。尚、端板5は、軸方向に固定子コア4を固定する部材を兼ねるため、高強度の非磁性金属、例えばステンレス材製であることが望ましい。
端板5は空冷と水冷を併用する構造であってもよい。図4は、この例を示すもので、図1中のB-B’断面より見た空冷と水冷を併用する方式の端板5の構成を示す。
この例では、端板5は、ステンレス材等の非磁性金属製の細長い板材からなり、それらの周方向間で径方向に延びて径方向に冷却ガス13Aを導く流路13を形成している。更に、端板5の内部に冷却機構である水冷配管(図示せず)を配置して冷却している。また、中・小容量の回転電機であれば、図4の構成において、端板5を絶縁性の強度部材、例えばGFRP製とし、空冷のみで冷却することも可能である。
この例では、端板5は、ステンレス材等の非磁性金属製の細長い板材からなり、それらの周方向間で径方向に延びて径方向に冷却ガス13Aを導く流路13を形成している。更に、端板5の内部に冷却機構である水冷配管(図示せず)を配置して冷却している。また、中・小容量の回転電機であれば、図4の構成において、端板5を絶縁性の強度部材、例えばGFRP製とし、空冷のみで冷却することも可能である。
本実施例によれば、端板5の軸方向端部側に位置するシールド板3において生じる渦電流により、軸方向磁場2aが遮蔽されるため、固定子コア4および端板5に生じる渦電流損失が減少される。一方で、シールド板3に生じる発熱は、シールド板3に隣接する端板5に設けられた冷却機構により効果的に冷却される。更に、絶縁された金属板を複数積層してシールド板3を形成することにより、径方向磁場2bによりシールド板3の内周側に発生する渦電流損失を低く抑えることができる。
本発明の第2の実施例に関わる回転電機の構成を図5を用いて説明する。図5は回転電機の固定子端部の断面図であり、実施例1と同一の構成については同一の番号を付している。
通常、端部に発生する漏れ磁場は、押え板11にも鎖交するが、特に、押え板11の材質として磁性金属を用いた場合、押え板11は、一体型のリング形状であるため、内部に周方向磁場が発生し大きな損失が生じる。
これを防ぐために、本実施例では、第1の実施例の構成に加え、押え板11と電気的に絶縁された金属板よりなるシールド板3aを、押え板11の軸方向面及び径方向面に設置している。
このような本実施例の構成とすることにより、上述した第1の実施例の効果に加え、押え板11に生じる渦電流損失も低減することができる。シールド板3aには渦電流損失が生じるが、シールド板3aとシールド板3は、接触熱抵抗が低くなるよう密着させるか、或いは一体構造とすることにより、シールド板3を介した熱伝導によってシールド板3aの発熱は速やかに冷却される。尚、シールド板3aは、シールド板3と同様に積層構造としても良い。
これを防ぐために、本実施例では、第1の実施例の構成に加え、押え板11と電気的に絶縁された金属板よりなるシールド板3aを、押え板11の軸方向面及び径方向面に設置している。
このような本実施例の構成とすることにより、上述した第1の実施例の効果に加え、押え板11に生じる渦電流損失も低減することができる。シールド板3aには渦電流損失が生じるが、シールド板3aとシールド板3は、接触熱抵抗が低くなるよう密着させるか、或いは一体構造とすることにより、シールド板3を介した熱伝導によってシールド板3aの発熱は速やかに冷却される。尚、シールド板3aは、シールド板3と同様に積層構造としても良い。
本発明の第3の実施例に関わる回転電機の構成を図6及び図7を用いて説明する。実施例1と同一の構成については同一の番号を付している。
上述した実施例1では、シールド板3は密着させて積層していたが、本実施例では、固定子コア4と端板5との間に、スペーサ7上に相互に絶縁された複数のシールド板3bを設置して、このシールド板3bの周方向間に径方向通風路13Bを設け、この径方向通風路13B内に冷却ガス13Aを流し、シールド板3bそれぞれの両面に冷却ガス13Aを導くことにより、シールド板3bそれぞれを効果的に冷却するようにしたものである。シールド板3bは金属製であり、全てを合計した厚さが、例えば表皮深さより大きくなるようにする。尚、端板5及びスペーサ7は、軸方向より見ると図7に示す構成であり、その材質は、GFRP或いはステンレス材が好ましい。
上述した実施例1では、シールド板3は密着させて積層していたが、本実施例では、固定子コア4と端板5との間に、スペーサ7上に相互に絶縁された複数のシールド板3bを設置して、このシールド板3bの周方向間に径方向通風路13Bを設け、この径方向通風路13B内に冷却ガス13Aを流し、シールド板3bそれぞれの両面に冷却ガス13Aを導くことにより、シールド板3bそれぞれを効果的に冷却するようにしたものである。シールド板3bは金属製であり、全てを合計した厚さが、例えば表皮深さより大きくなるようにする。尚、端板5及びスペーサ7は、軸方向より見ると図7に示す構成であり、その材質は、GFRP或いはステンレス材が好ましい。
本発明の第4の実施例に関わる回転電機の構成を図8を用いて説明する。図8は、回転電機の固定子端部の断面図であり、実施例1と同一の構成については同一の番号を付している。
該図に示す如く、本実施例では、端板5の軸方向両端に、金属製で絶縁被膜を有するシールド板3cを1枚ずつ、或いは複数枚ずつ設置したものを、固定子コア4と押え板11との間に配置したものである。このとき、シールド板3c全てを合計した厚さが、表皮深さより大きくなるようにする。
本実施例では、上記のように構成することにより、固定子コア4に近接してシールド板3cが位置することになり、実施例1よりも固定子コア4に入射する軸方向磁場2aをより強く減衰させ、固定子コア4に生じる渦電流損失をより減少させることができる。
尚、本発明は、上記した実施例1乃至4に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
該図に示す如く、本実施例では、端板5の軸方向両端に、金属製で絶縁被膜を有するシールド板3cを1枚ずつ、或いは複数枚ずつ設置したものを、固定子コア4と押え板11との間に配置したものである。このとき、シールド板3c全てを合計した厚さが、表皮深さより大きくなるようにする。
本実施例では、上記のように構成することにより、固定子コア4に近接してシールド板3cが位置することになり、実施例1よりも固定子コア4に入射する軸方向磁場2aをより強く減衰させ、固定子コア4に生じる渦電流損失をより減少させることができる。
尚、本発明は、上記した実施例1乃至4に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…固定子コイル、2a…軸方向磁場、2b…径方向磁場、3、3a、3b、3c…シールド板、4…固定子コア、5、端板、6…水冷配管、7…スペーサ、9…固定用ナット、10…固定用ボルト、11…押え板、12…歯部、13…流路、13A…冷却ガス、13B…径方向通風路。
Claims (6)
- 絶縁被膜を有する複数の鋼板を軸方向に積層して形成され、かつ、内周側の軸方向に伸延し、周方向に所定の間隔を持って形成されたスロットを有する固定子コアと、該固定子コアのスロット内に巻回された固定子コイルと、前記固定子コアを軸方向に固定する押え板とを備えた回転電機において、
前記固定子コアと押え板との間に、冷却機構を有する端板、及び電気的に絶縁された金属板を複数枚積層して形成されるシールド板を設けたことを特徴とする回転電機。 - 請求項1に記載の回転電機において、
前記冷却機構を有する端板は、前記固定子コア側に配置され、この端板と前記押え板との間に、前記シールド板が配置されていることを特徴とする回転電機。 - 請求項2に記載の回転電機において、
前記シールド板の軸方向端及び径方向端に、別のシールド板が前記押え板を覆うように配置され、この両者のシールド板は熱的に接合されていることを特徴とする回転電機。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の回転電機において、
前記シールド板は、非磁性材で、かつ、アルミニウムの電気伝導度より高い材質であることを特徴とする回転電機。 - 請求項1に記載の回転電機において、
前記固定子コアと端板との間に、スペーサ上に相互に絶縁された複数のシールド板を設置して、このシールド板の周方向間に径方向通風路を設け、この径方向通風路内に冷却ガスを流通させることを特徴とする回転電機。 - 請求項1記載の回転電機において、
前記端板の少なくとも前記固定子コア側に、金属製で絶縁被膜を有するシールド板を少なくとも1枚設置したことを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010245776A JP2012100430A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010245776A JP2012100430A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | 回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012100430A true JP2012100430A (ja) | 2012-05-24 |
Family
ID=46391705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010245776A Pending JP2012100430A (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012100430A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007344A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 株式会社東芝 | 電動機の固定子および鉄道車両用電動機 |
CN109687677A (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-26 | 现代自动车株式会社 | 旋转变压器定子 |
CN113994574A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-01-28 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机 |
-
2010
- 2010-11-02 JP JP2010245776A patent/JP2012100430A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007344A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 株式会社東芝 | 電動機の固定子および鉄道車両用電動機 |
CN109687677A (zh) * | 2017-10-18 | 2019-04-26 | 现代自动车株式会社 | 旋转变压器定子 |
CN113994574A (zh) * | 2019-06-28 | 2022-01-28 | 三菱电机株式会社 | 旋转电机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6302736B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5216038B2 (ja) | 回転電動機 | |
JP4528865B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5002671B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5904827B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2010110205A (ja) | 電気機器の冷却装置 | |
JP2014127610A (ja) | リアクトル | |
JP2010166816A (ja) | 回転電機 | |
JPWO2009025093A1 (ja) | 外被冷却型回転電機およびその固定子 | |
JP4468856B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2012100430A (ja) | 回転電機 | |
JP6605300B2 (ja) | アキシャルギャップ型回転電機 | |
JP2013172568A (ja) | 回転電機 | |
US6727610B2 (en) | Generator having flange baffle and method for controlling ventilation flow | |
US20140091668A1 (en) | Hybrid rotor bar assemblies, electric motors including hybrid rotor bar assemblies, and methods of assemblying same | |
US20030077476A1 (en) | Stacked sheet metal laminate | |
KR101518977B1 (ko) | 초전도 회전기용 공심형 전기자코일의 자기냉동식 냉각구조 | |
KR101243291B1 (ko) | 공랭식 고정자코일 냉각장치 | |
JP2006197710A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2008186904A (ja) | リアクトルおよび空調機 | |
TW201903793A (zh) | 靜止感應電器 | |
JP5172199B2 (ja) | ステータ | |
WO2018131197A1 (ja) | モータ | |
JP2011030356A (ja) | アキシャルギャップ型モータ | |
KR102182354B1 (ko) | 회전 전기 기계 |