JP2006197408A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース本体の組立時に、ケース本体に簡易に防水性を付すことができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】略箱状のケース本体2と、撮像手段を含んだ装置本体と、複数のコネクタ接続部とを有し、ケース本体2に装置本体が格納される画像処理装置1であって、ケース本体2は、撮影開口部3と、組立開口部4とを有して一体に形成され、撮影開口部3にはパネル5が、組立開口部4には蓋体7が、密封材を介してそれぞれ取付けられ、蓋体には、コネクタ接続部を配設するための複数のコネクタ配設部9、9a、10が設けられており、各コネクタ配設部9、9a、10には、コネクタ配設部9、9aを封止するための封止材11、11a、およびコネクタ配設部10を覆って封止するための着脱自在な封止キャップ12が設けられていることを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明はケース本体に防水構造を備えた画像処理装置に関するものである。
従来、略箱状をなす画像処理装置においては、図6のようなものが知られている。すなわち、ケース本体101の中に装置本体が格納され、前面には撮影用の窓102が、後面には画像処理装置の動作状態を確認するための表示部103が形成されているものである。この画像処理装置のケース本体101は、図6の底面図に例示したように、内部部品を格納し易いように、2つの枠体101a、101bが組み合わされて形成されている。
また、電子機器を収容するケースに防水性を付した筐体構造としては、特許文献1のようなものが知られている。すなわち、図7に例示したように、内部に電気部品104が収納される筒状のケース本体105の両端に開口部106が形成され、この開口部106を閉塞する、開口部106の断面形状よりもやや大きい形状の挿嵌部を有するパッキング107と、このパッキング107を介して端板108が開口部106にねじ109で締め付け固定される電気部品収納ケースである。図7では、一方の開口部106から複数のリード線110が導出されており、その開口部106に設けられたパッキング107に、リード線110を一本づつ通すためのリード線挿通口111が設けられ、一方のパッキング107の面にあるリード線挿通口111の周囲には環状突部112が設けられ、リード線110とパッキング107との隙間をさらに防水している。
特開平5−291759号公報
しかしながら、図6の画像処理装置および特許文献1のものには、次のような課題がある。すなわち、図6の従来の画像処理装置では、ケース本体は一体に形成されておらず、ケース本体に用いられる複数の部品同士の組合せによって形成されている。このため、ケース本体が水に晒された場合、ケース本体の枠体同士の間の隙間からケース内部に水が流入してしまう可能性がある。
また、特許文献1のものは、パッキングだけでなく、防水構造として環状突部をも設けているので、部品点数が増加するだけでなく、組立工数もかかってしまう。さらに、パッキングにはリード線を一本づつ通すためのリード線挿通口が設けられているが、リード線の本数が増えると、それだけリード線挿通口の数も増えることになり、パッキングの形成に手間がかかってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなしたもので、その目的はケース本体の組立時に、ケース本体に簡易に防水性を付すことができる画像処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明の画像処理装置は、略箱状のケース本体と、少なくとも対象物を撮影するための撮像手段を含んだ装置本体と、装置本体に取付けられ、外部機器のコネクタと接続するための複数のコネクタ接続部とを有し、ケース本体に装置本体が格納される画像処理装置であって、ケース本体は、対象物を撮影するための撮影開口部と、装置本体を格納して組立てるための組立開口部とを有して一体に形成され、撮影開口部にはパネルが、組立開口部には蓋体が、密封材を介してそれぞれ取付けられ、蓋体には、コネクタ接続部を配設するための複数のコネクタ配設部が設けられており、各コネクタ配設部には、各コネクタ配設部を封止するための封止材、又は各コネクタ配設部を覆って封止するための着脱自在な封止キャップのいずれか一方が設けられ、封止材が配されたコネクタ配設部と、封止キャップが配されたコネクタ配設部とが少なくとも一つづつ設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、封止材と封止キャップとが一体に形成されてなることを特徴とする。
請求項3に係る発明の画像処理装置は、請求項1又は2記載の画像処理装置において、ケース本体に画像処理装置の動作状態を表示する表示部が設けられ、表示部には、装置本体からの光を透過させるための表示部孔が設けられ、表示部孔を塞ぐように表示部孔密封シートが設けられたことを特徴とする。
請求項4に係る発明の画像処理装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、ケース本体には、ケース本体と装置本体とをねじで固定するためのねじ孔が設けられ、ねじ孔密封シートがねじ孔を塞ぐように設けられたことを特徴とする。
請求項5に係る発明の画像処理装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、撮影開口部の周縁部および組立開口部の周縁部の少なくとも一方には、密封材を保持するための保持部が設けられ、保持部の一部に、パネルおよび蓋体とそれぞれ係合される係合部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明の画像処理装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、パネルおよび蓋体の少なくとも一方には、密封材を保持するための保持部が設けられ、保持部の一部に、撮影開口部の周縁部および組立開口部の周縁部とそれぞれ係合される係合部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明の画像処理装置によれば、ケース本体は一体に形成され、ケース本体の組立開口部および撮影開口部には密封材を介して蓋体およびパネルが設けられていることにより、ケース本体の継ぎ目や組立開口部および撮影開口部からケース本体内部に水が侵入することがない。また、コネクタ配設部に封止材が設けられていることにより、コネクタ配設部の隙間からケース本体内部に水が侵入することがない。さらに、コネクタ配設部に封止キャップが設けられていることにより、コネクタ配設部が外部機器と接続していない時でも、コネクタ配設部からケース本体内部に水が流入してしまうことがなく、コネクタ配設部を防水できる。
請求項2に係る発明の画像処理装置によれば、請求項1に記載の発明の画像処理装置の効果に加えて、封止材と封止キャップとが一体に形成されていることにより、一個の一体成形品を製造するだけでよく、製造の手間を省くことができ、ひいては部品コストの削減が図れる。また、コネクタ接続部によって装置本体が外部機器と接続されている場合は、封止キャップは外した状態になるが、封止材はコネクタ配設部に備えられて固定されるため、封止キャップは封止材に繋がった状態でケース本体に併設されるので、封止キャップの紛失の心配がなくなる。
請求項3および4に係る発明の画像処理装置によれば、請求項1又は2に記載の発明の画像処理装置の効果に加えて、表示部孔およびねじ孔の少なくともいずれか一方が封止シートによって塞がれていることにより、画像処理装置内部に水が浸入することがなく、防水性が高まる。
請求項5または6に係る発明の画像処理装置によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の画像処理装置の効果に加えて、密封材を保持するための保持部の一部に係合部が設けられていることにより、密封材と、蓋体およびパネルの少なくとも一方とを、組立開口部の周縁部および撮影開口部の周縁部にそれぞれ取付けるための取付け部を一つの簡単な構造で済ますことができ、取付け部の部品コストを削減できる。また、蓋体およびパネルの少なくとも一方を、組立開口部の周縁部および撮影開口部の周縁部とそれぞれ係合して取り付けることにより、ねじ等の留め付け用の部品を用いる必要がなく、ねじ頭により組立後の画像処理装置の外観が損なわれることがない。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。本発明の画像処理装置は主に、工場ラインで用いられるものである。例えば、キャンペーンシールの有無検査、部品の位置検出、部品厚み検出等の用途に用いられる。
ここで、本実施形態での下とは後述する組立開口部が設けられている側のことをいい、上とはその反対側のことをいう。また、前とは、後述する撮影開口部が設けられている側のことをいい、後とは後述する表示部が設けられている側のことをいう。
(実施形態1)
図1は、本発明の画像処理装置1の組立状態を示した斜視図である。図1に例示したように、ケース本体2は大略箱状のものであり、内部は装置本体(図示せず)を格納するために空洞になっている。
ケース本体2には、2つの開口部が設けられている。すなわちケース本体2の前面に設けられた撮影開口部3と、ケース本体の下面に設けられた組立開口部4である。
撮影開口部3はケース本体2内部の装置本体に設けられているカメラ(図示せず)で対象物を撮影するための開口部である。また、撮影開口部3は装置本体の部品(例えば、カメラのレンズ等)を取替える場合の部品の取替口としての役割も兼ねている。この撮影開口部3の大きさは、カメラが対象物を捉えることができるのであれば、その大きさの如何は問わない。撮影開口部3には、パネル5が取り付けられ、撮影開口部3を塞ぐ。パネル5はカメラが対象物を捉えることができるように、透明な材質(例えば、ポリ塩化ビニル等の透明な樹脂)で形成されている。撮影開口部3とパネル5との間には、撮影開口部3の周縁3aとパネル5との隙間からケース本体2内部への水の流入を防止するために第一の密封材6が介在されている。この第一の密封材6はスポンジ状の材料やゴム状の材料等の軟らかく、弾力性のある材料で形成されている。パネル5は第一の密封材6を介して、ねじによって撮影開口部3の周縁3aに取り付けられる。つまり、第一の密封材6は撮影開口部3の周縁3aとパネル5との間に挟まっている状態となっているため、撮影開口部の周縁3aとパネル5との間は略隙間がない状態となっており、ケース本体2に水がかかったとしても、第一の密封材6によって水が遮断されて、ケース本体2内部まで水が流入しないようになっている。
組立開口部4は画像処理装置1を組立てる際、装置本体をケース本体2内部に挿入するために開けられた開口部である。組立開口部4は装置本体をケース本体2外部からケース本体2内部に引っ掛からずに挿入することができるのであれば、その大きさの如何は問わない。組立開口部4には、蓋体7が取り付けられ、組立開口部4を塞ぐ。組立開口部4の周縁4aと蓋体7との間には、組立開口部4の周縁4aと蓋体7との隙間からケース本体2内部への水の流入を防止するために第二の密封材8が介在される。この第二の密封材8はリング状のものである。また、第二の密封材8はスポンジ状の材料やゴム状の材料等の軟らかく、弾力性のある材料で形成されている。
蓋体7のケース本体2内部側に当たる面には、第二の密封材8を配設するためのテーブル状の密封材支持部7aが設けられている。図2は、蓋体7および密封材支持部7aに第二の密封材8を取付けたときの正面、側面を示した三面図である。密封材支持部7aは、テーブルの土台にあたる引掛部7bと、テーブル面にあたる留付部7cとで構成されている。蓋体7のケース本体2内部側に当たる面と略平行方向の断面が柱形状を有した引掛部7bが、蓋体7のケース本体2内部側に当たる面に突設され、柱形状の引掛部7bのケース本体2内部側に当たる面には、引掛部7bの断面積よりも大きく、断面が柱形状を有する留付部7cが設けられている。ここで、引掛部7bはリング状の第二の密封材8を側面に引掛けて支持する役割を果たす。また、留付部7cは第二の密封材8が上下方向に移動して引掛部7bから外れてしまわないように、第二の密封材8を留め付ける役割を果たしている。
ここで、図2を用いて蓋体7と第二の密封材8と密封材支持部7a、および組立開口部4との関係を説明する。本実施形態では組立開口部4は、四方の角が丸みを帯びた長方形の形状を有している。留付部7cの大きさはこの形状に合わせて形成され、組立開口部4の大きさよりもやや小さく形成される。第二の密封材8は、その弾力によって引掛部7bの側面にしっかりと保持できるようなものでなければならない。組立開口部との関係では、幅A<組立開口部4の短辺の幅<幅Bとなり、幅C<組立開口部4の長辺の幅<幅Dとなる。このような位置関係を有していることにより、組立開口部4の周縁4aに蓋体7が取付けられる場合、第二の密封材8が組立開口部4の周縁4aに押さえつけられ、組立開口部4の周縁4aと密封材支持部7aとの隙間がなくなり、ケース本体2に水がかかったとしても、ケース本体2内部にまで水が浸入することがない。
このようにして第二の密封材8が支持された蓋体7は、ねじによって組立開口部4の周縁4aに取り付けられる。
図1に例示したように、蓋体7には第一コネクタ配設部9と、第二コネクタ配設部9aと、第三コネクタ配設部10とが設けられている。それぞれのコネクタ配設部9、9a、10には、外部機器に設けられたコネクタが接続される。ここで、外部機器とは、画像処理装置1を操作するための操作ユニットや、制御装置であるプログラマブルコントローラ、装置本体の電源(例えば、コンセント)等を含むものである。
第一コネクタ配設部9は、ケース本体2内部の装置本体から延設される画像処理装置1の電源配線である電源ケーブル(図示せず)の電源用接続端子(図示せず)を配設させる開口部である。
第二コネクタ配設部9aは、ケース本体2内部の装置本体から延設され、外部機器のコネクタ(図示せず)と電気的に接続するために、装置本体に設けられたコネクタ用ケーブル(図示せず)のコネクタ用接続端子(図示せず)を配設させる開口部である。
第三コネクタ配設部10は、コネクタ配設口10aを有し、ケース本体2内部に収納され、外部機器のコネクタと接続するためのコネクタ接続部(図示せず)に、外部機器のコネクタをコネクタ開口部10aから挿通して接続するために設けられたものである。本実施形態の場合、円柱状の第三コネクタ配設部10が蓋体7のケース本体2外部にあたる側の面に突設されている。円柱状の第三コネクタ配設部10の下面には、コネクタ配設口10aが設けられ、外部機器のコネクタはケース本体2外部からコネクタ配設口10aに挿通され、装置本体のコネクタ接続部と接続される。
第一コネクタ配設部9にはリング状の第一の封止材11(例えば、Oリング等)が、第二コネクタ配設部9aには第二の封止材11a(例えば、Oリング等)が設けられる。第一の封止材11および第二の封止材11aの材質としては、ゴム状の材料やスポンジ状の材料等の軟らかく、弾力性のある材料で形成されているとよい。
ここで、リング状の第一の封止材11は、第一コネクタ配設部9におけるケース本体2外部側の周縁9bに配設される。第一の封止材11は、コネクタと電源ケーブルの電源用接続端子との間に設けられる。具体的には、コネクタが第一コネクタ配設部9の周縁9bを圧迫して電源用接続端子と接続されることによって、第一の封止材11が第一コネクタ配設部9の周縁9bに押さえつけられ、コネクタと第一コネクタ配設部9の周縁9bとの間の隙間を封止し、防水を行う。
同様に、リング状の第二の封止材11aは、第二コネクタ配設部9aにおけるケース本体2外部側の周縁9cに配設される。第二の封止材11aは、コネクタとコネクタ用ケーブルのコネクタ用接続端子との間に設けられる。具体的には、コネクタが第二コネクタ配設部9aの周縁9cを圧迫してコネクタ用接続端子と接続されることによって、第二の封止材11aが第二コネクタ配設部9aの周縁9cに押さえつけられ、コネクタと第二コネクタ配設部9aの周縁9cとの間の隙間を封止し、防水を行う。
装置本体のコネクタ接続部が外部機器のコネクタと接続されていない場合、ケース本体2が水に晒されると、第三コネクタ配設部10のコネクタ配設口10aからケース本体2内部に水が流入してしまう。この時、ケース本体2に収納されているコネクタ接続部は剥き出しになった状態であるため、コネクタ接続部に水がかかってしまう。コネクタ接続部は金属製のため、放置しておくとサビの原因になる。また、コネクタ接続部に水滴がついたまま外部機器のコネクタと接続した時には、ショートしてしまうことがあり大変危険である。そこで、第三コネクタ配設部10にはコネクタ接続部を水分から守るために、第三コネクタ配設部10を覆う封止キャップ12を設けてある。封止キャップ12は図1に例示したように、第三コネクタ配設部10の形状に合わせて第三コネクタ配設部10全体を覆うようなキャップ状のものである。図1では第三コネクタ配設部10は水平方向の断面が略円状であるので、封止キャップ12も略円状の断面を持つものを使用している。封止キャップ12の材質は、ゴムのような樹脂で形成されたものや、スポンジ状のものがよいが、第三コネクタ配設部10と密着し、第三コネクタ配設部10と封止キャップ12との間から水が浸入しないような材質であれば、その材質の如何は問わない。
本実施形態では、三つのコネクタ配設部9、9a、10を備えた画像処理装置1について説明したが、コネクタ配設口はさらに多く設けてもよい。そして、それぞれのコネクタ配設口には、封止材又は封止キャップが設けられる。その時、封止材が配されたコネクタ配設口と、封止キャップが配されたコネクタ配設口とは、少なくとも1つづつ設けられている。
また、ケース本体2の後面には、画像処理装置1の動作状態を示すための表示部13が設けられている。表示部13には複数の表示部孔13aが開けられ、装置本体に設けられた発光体(例えば、発光ダイオード(LED))からの光が表示部孔13aを通過して、ケース本体2外部の使用者に画像処理装置1の現在の動作状態を表示して知らせる。
ケース本体2における表示部孔13aが設けられている外壁面には、ケース本体2内部への水の流入を防止するために、シート状の表示部孔密封シート14が設けられている。表示部孔密封シート14の材質は、光を透過させる材質(例えば、ポリ塩化ビニル等の透明な樹脂)で形成される。また、表示部孔密封シート14の取り付け方法は、ねじでケース本体2に取り付けてもよいし、ケース本体2に公知の貼り付け手段(例えば、接着剤等)を用いて貼付してもよく、取り付け手段の如何は問わない。また、表示部孔密封シート14はケース本体2の表示部孔13aが設けられている面に全面に設けてもよいし、表示部孔13aを覆うように部分的に設けてもよい。本実施形態では、表示部孔密封シート14はケース本体2の外壁面に設けられているが、ケース本体2の内壁面に設けられてもよい。
また、ケース本体2の側面には、装置本体とケース本体2とをねじで固定するために設けられたねじ孔15が開けられている。このねじ孔15が設けられた面にはシート状のねじ孔密封シート16が設けられている。ねじ孔密封シート16の材質の如何は問わない。また、ねじ孔密封シート16の取り付け方法は、ねじでケース本体2に取り付けてもよいし、ケース本体2に公知の貼り付け手段を用いて貼付してもよく、取り付け手段の如何は問わない。また、ねじ孔密封シート16はケース本体2のねじ孔15が設けられている側面に一面に設けてもよいし、ねじ孔15を覆うように部分的に設けられてもよい。
従って本実施形態によれば、撮影開口部3とパネル5との間に第一の密封材6が介在していることにより、第一の密封材6が撮影開口部3の周縁3aに押さえつけられて、パネル5が撮影開口部3の周縁3aに取付けられ、隙間をなくしている。
また、蓋体7の密封材支持部7aに支持して第二の密封材8が設けられていることにより、第二の密封材8が組立開口部4の周縁4aに押さえつけられて、組立開口部4の周縁4aと蓋体7とが取付けられ、隙間をなくしている。
また、リング状の第一の封止材11がコネクタと第一コネクタ配設部9の周縁9bとの間に圧迫されて取り付けられ、リング状の第二の封止材11aがコネクタと第二コネクタ配設部9aの周縁9cとの間に圧迫されて取り付けられていることにより、第一コネクタ配設部9およびコネクタ用ケーブル導出口9aの隙間をなくしている。
そして、第三コネクタ配設部10が封止キャップ12で密封されることにより、コネクタ接続部を完全に封止している。
さらに、表示部孔13aには表示部孔密封シート14が、ねじ孔15にはねじ孔密封シート16がそれぞれの孔を塞ぐように設けられている。
以上により、ケース本体の隙間がなくなり、ケース本体2全体が防水されることになる。
(実施形態2)
図3に例示したように、本実施形態の画像処理装置1は、実施形態1の画像処理装置1における、第二の封止材11aと封止キャップ12とが一体に形成されているものである。
Oリング状の第二の封止材11aと、封止キャップ12とが連結材17によって連結されている。第二の封止材11aと封止キャップ12および連結材17は同じ材料で形成され、継ぎ目なく一体に形成される。連結材17は、第二の封止材11aと封止キャップ12との位置関係を崩さないように設けられる。つまり、第二の封止材11aおよび封止キャップ12双方を、第二コネクタ配設部9aおよび第三コネクタ配設部10に取り付けた場合に、第二の封止材11aおよび封止キャップ12が、第二コネクタ配設部9aおよび第三コネクタ配設部10にぴたりと密着して配設されるように、第二の封止材11aおよび封止キャップ12双方の距離を保つように設けられている。
従って本実施形態によれば、第二の封止材11aと封止キャップ12とが一体に形成されていることにより、一個の一体成形品を製造するだけでよく、製造の手間を省くことができ、ひいては部品コストの削減が図れる。また、コネクタ接続部によって装置本体が外部機器と接続されている場合は、封止キャッ12プは外した状態になるが、第二の封止材11aは第二コネクタ配設部9aに固定されて備えられているので、封止キャップ12は第二の封止材11aに繋がった状態でケース本体2に併設されるので、封止キャップ12の紛失の心配がなくなる。
本実施形態では、第二の封止材11aと封止キャップ12とが一体的に形成されていたが、第一の封止材11と封止キャップ12とを一体的に形成してもよいし、第一の封止材11と第二の封止キャップ11a、および封止キャップ12すべてを一体的に形成してもよい。少なくとも封止材と封止キャップとが1つづつ連結されてさえいれば、後は封止材又は封止キャップを何個連結しても構わない。
(実施形態3)
図4に例示したように、本実施形態の画像処理装置1は、実施形態1〜2の画像装置1における撮影開口部3の周縁3aに第一の密封材6を保持する保持部を設け、その保持部の一部が係合部となっているものである。
撮影開口部3の周縁3aには、その撮影開口部3の形状に合わせたリブ状の保持部18が撮影開口部3がある面と略垂直方向に突設されている。図4においては、略四角の撮影開口部3に対して、その周縁全周に亘ってリブ状の保持部18が略四角の形状をなすように突設されている。この保持部18は、第一の密封材6を保持するものであるので、第一の密封材6は保持部18の形状に合わせて形成されるとよい。本実施形態の場合、略四角の枠状の形状をなしている保持部18に合わせて、第一の密封材6も枠状の形状をなしている。第一の密封材6は、保持部18の外周に、第一の密封材6の内周が当設されるように設けられる。
保持部18の一部は、パネル5と係合される係合部18aとなっている。図4においては、係合部18aは保持部18の上下の辺にそれぞれ設けられている。係合部18aは、パネル5に設けられた被係合部5aと係合されて,パネル5が撮影開口部3の周縁3aに取付けられる。該係合部18aは第一の密封材6を保持することができ、かつパネル5の被係合部5aと係合される。つまり、第一の密封材6を保持する役割と、パネル5を係合する役割とを兼務していることになる。具体的には、係合部18aはツメ18bと密封材保持部18cとを有しており、密封材保持部18cが保持部18の役割を果たし、ツメ18bがパネル5の被係合部5aと係合されてパネル5が撮影開口部3の周縁3aに取付けられる。また、ツメ18bは、第一の密封材6が保持部18から脱落するのを防止している。つまり、保持部18に第一の密封材6を保持させた時に、第一の密封材6に何らかの力が加わって、第一の密封材6が脱落してしまったり、第一の密封材6が長期間の使用により劣化して、保持部18から脱落してしまうことを防止し、第一の密封材6をしっかりと留め付ける役割を果たしている。
組立開口部4についても、撮影開口部3と同様な構造を有して蓋体7が組立開口部4の周縁4aに取付けられる。本実施形態のような保持部18を用いた構造は、撮影開口部3の周縁3aにのみ設けてもよいし、組立開口部4の周縁4aにのみ設けてもよいし、撮影開口部3の周縁3aおよび組立開口部4の周縁4aの両方に設けてもよい。
従って本実施形態によれば、撮影開口部3の周縁3aや組立開口部4の周縁4aにリブ状の保持部18が設けられているため、第一の密封材6や第二の密封材8を取付ける際に、取り付けの目安となり取付けやすい。また、保持部18の一部が係合部18aと一体となっていることにより、取付け部を一つの簡単な構造で済ますことができ、部品コストを削減できる。また、蓋体7およびパネル5を、組立開口部4の周縁部4aおよび撮影開口部3の周縁部3aとそれぞれ係合して取付けることにより、ねじ等の留め付け用の部品を用いる必要がなく、ねじ頭により組立後の画像処理装置1の外観が損なわれることがない。
(実施形態4)
図5に例示したように、本実施形態の画像処理装置1は、実施形態1〜3の画像装置1におけるパネル5に第一の密封材6を保持する保持部19を設け、その保持部19の一部が係合部19aとなっているものである。
パネル5には、そのパネル5の形状に合わせたリブ状の保持部19がパネル5のケース本体2に向かう面と略垂直方向に突設されている。図5においては、略四角の形状を有するパネル5に対して、リブ状の保持部19が撮影開口部3の形状である略四角の形状をなすように突設されている。この保持部19は、第一の密封材6を保持するものであるので、第一の密封材6は保持部の形状に合わせて形成されるとよい。本実施形態の場合、略四角の枠状の形状をなしている保持部19に合わせて、第一の密封材6も枠状の形状をなしている。第一の密封材6は、保持部19の外周に、第一の密封材6の内周が当設されるように設けられる。
保持部19の一部は、撮影開口部3の周縁3aの係合部(図示せず)と係合される被係合部19aとなっている。図5においては、被係合部19aは保持部19の上下の辺にそれぞれ設けられている。被係合部19aは、撮影開口部3の係合部と係合されてパネル5が撮影開口部3の周縁3aに取付けられる。該被係合部19aは、第一の密封材6を保持することができ、かつ撮影開口部の周縁3aに設けられた係合部と係合される。つまり、第一の密封材6を保持する役割と、パネル5を係合する役割とを兼務していることになる。具体的には、被係合部19aはツメ19bと密封材保持部19cとを有しており、密封材保持部9cが保持部19の役割を果たし、ツメ19bが撮影開口部3の係合部と係合されてパネル5が撮影開口部3の周縁3aに取付けられる。また、ツメ19bは、第一の密封材6が保持部19から脱落するのを防止している。つまり、保持部19に第一の密封材6を保持させた時に、第一の密封材6に何らかの力が加わって、第一の密封材6が脱落してしまったり、第一の密封材6が長期間の使用により劣化して、保持部19から脱落してしまうことを防止し、第一の密封材6をしっかりと留め付ける役割を果たしている。
蓋体7についても、パネル5と同様な構造を有して蓋体7が組立開口部4の周縁4aに取付けられる。本実施形態のような保持部19を用いた構造は、パネル5にのみ設けてもよいし、蓋体7にのみ設けてもよいし、パネル5および蓋体7の両方に設けてもよい。
従って本実施形態によれば、パネル5や蓋体7にリブ状の保持部19が設けられているため、第一の密封材6や第二の密封材8を取付ける際に、取付けの目安となり取付けやすい。また、保持部19の一部が被係合部19aと一体となっていることにより、取付け部を一つの簡単な構造で済ますことができ、部品コストを削減できる。また、蓋体7およびパネル5を、組立開口部4の周縁部4aおよび撮影開口部3の周縁部3aとそれぞれ係合して取付けることにより、ねじ等の留め付け用の部品を用いる必要がなく、ねじ頭により組立後の画像処理装置1の外観が損なわれることがない。
本発明の画像処理装置の組立構造を示した斜視図であり、実施形態1を示したものである。 本発明の実施形態1の密封材支持部7aを示した見取図である。 本発明の実施形態2を示した斜視図である。 本発明の実施形態3を示した斜視図である。 本発明の実施形態4を示した斜視図である。 従来の画像処理装置を示した斜視図である。 従来の電子機器を収納する筐体を示した斜視図である。
符号の説明
1.画像処理装置
2.ケース本体
3.撮影開口部
4.組立開口部
5.パネル
6.第一の密封材
7.蓋体
8.第二の密封材
9.第一コネクタ配設部
9a.第二コネクタ配設部
10.第三コネクタ配設部
11.第一の封止材
11a.第二の封止材
12.封止キャップ
13.表示部
14.表示部孔密封シート
15.ねじ孔
16.ねじ孔密封シート
17.連結材
18.保持部
19.保持部

Claims (6)

  1. 略箱状のケース本体と、少なくとも対象物を撮影するための撮像手段を含んだ装置本体と、装置本体に取付けられ、外部機器のコネクタと接続するための複数のコネクタ接続部とを有し、ケース本体に装置本体が格納される画像処理装置であって、
    前記ケース本体は、対象物を撮影するための撮影開口部と、装置本体を格納して組立てるための組立開口部とを有して一体に形成され、
    前記撮影開口部にはパネルが、前記組立開口部には蓋体が、密封材を介してそれぞれ取付けられ、
    前記蓋体には、コネクタ接続部を配設するための複数のコネクタ配設部が設けられており、
    各コネクタ配設部には、各コネクタ配設部を封止するための封止材、又は各コネクタ配設部を覆って封止するための着脱自在な封止キャップのいずれか一方が設けられ、
    封止材が配されたコネクタ配設部と、封止キャップが配されたコネクタ配設部とが少なくとも一つづつ設けられていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記封止材と封止キャップとが一体に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ケース本体に画像処理装置の動作状態を表示する表示部が設けられ、
    前記表示部には、装置本体からの光を透過させるための表示部孔が設けられ、
    前記表示部孔を塞ぐように表示部孔密封シートが設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記ケース本体には、ケース本体と装置本体とをねじで固定するためのねじ孔が設けられ、
    ねじ孔密封シートがねじ孔を塞ぐように設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記撮影開口部の周縁および組立開口部の周縁の少なくとも一方には、密封材を保持するための保持部が設けられ、
    前記保持部の一部に、パネルおよび蓋体とそれぞれ係合される係合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記パネルおよび蓋体の少なくとも一方には、密封材を保持するための保持部が設けられ、
    前記保持部の一部に、撮影開口部の周縁および組立開口部の周縁とそれぞれ係合される係合部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。

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