JP2006197281A - 無線通信ネットワーク - Google Patents
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Abstract
【課題】 基地局は各端末局に対して順次データアクセスする必要がない効率的で信頼性の高い無線通信ネットワークを得る。
【解決手段】 基地局と端末局から構成される無線通信ネットワークにおいて、無線通信装置を備えた基地局は各端末局を特定せずに同一情報を送信し、この送信する同一情報によって、各端末局に対して基地局が各端末局と個々に通信を行う通信時間を指定し、各端末局は基地局から送信された同一情報で指定された通信時間において基地局と送受信を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】 基地局と端末局から構成される無線通信ネットワークにおいて、無線通信装置を備えた基地局は各端末局を特定せずに同一情報を送信し、この送信する同一情報によって、各端末局に対して基地局が各端末局と個々に通信を行う通信時間を指定し、各端末局は基地局から送信された同一情報で指定された通信時間において基地局と送受信を行う。
【選択図】 図2
Description
この発明は、無線通信装置を有する基地局と、端末局とを備えた無線通信ネットワークに関するものである。
従来、無線通信装置を有する基地局と、この基地局との無線通信を行うための無線通信装置及び自局位置を測位するGPS等の測位手段を有する移動可能な端末局を備え、前記基地局は、端末局に対し例えばポーリング方式により順次データアクセスを行い、各端末局が測位手段により測位した端末局の位置情報を無線通信により取得することで各端末局の位置をリアルタイムに管理する無線通信ネットワークシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしこのような無線通信ネットワークシステムでは、基地局はポーリング方式等のように登録されている各端末局に対して順次データアクセスを行う必要があり、例えばその端末局が基地局の通信エリアの外に移動して通信が不可能となった場合であってもその端末局に対してデータアクセスを行うことから、無駄な通信が発生するという問題があった。また、基地局が各端末局に同一の情報を送信する際は、基地局は各端末局に対して順次データアクセスをし各端末局と通信を行う度に、同一の情報を送信しなければならないという問題があった。また、移動して基地局のエリアに入ってきた新規端末局と基地局との通信を開始する場合においては、オフライン操作により新規の端末局を基地局に登録する必要があるため、人手がかかり、また、登録するまでの間は通信を開始できないという問題があった。また、個々の端末局と基地局との通信を終了する場合においては、オフライン操作により基地局から通信を終了する端末局の登録を削除する必要があるため、人手がかかり、また、登録削除が終わるまで基地局は本来不要であるその端末局へのデータアクセスを継続するという問題があった。また、端末局から基地局へ送信する送信情報量が多い場合や緊急を要する場合であっても、端末局は基地局からのデータアクセスを待ち、送信情報量の枠や順番に従って送信しなければならないという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、基地局と端末局との通信が効率的に行える無線通信ネットワークを提供することを目的とする。この発明は、端末局が移動して新たに基地局のエリアに入ってきた場合に、移動してエリアに入った端末局のネットワークへの加入を自動的に行い、また、端末局が移動して基地局のエリアの外に出た場合に、移動してエリアの外に出た端末局のネットワークからの離脱を自動的に行うことができ、ネットワークへの加入と離脱が簡単に行える無線通信ネットワークを提供することを目的とする。
この発明に係る無線通信ネットワークシステムは、無線通信装置を備え各端末局を特定せずに同一情報を送信し、前記同一情報で各端末局に対し各端末局ごとの通信時間を指定する基地局と、前記基地局から送信された前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と送受信を行う前記通信時間を指定された移動可能な端末局とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、基地局はポーリング方式のように各端末局に対して順次データアクセスを行う必要がなく、基地局と各端末局との通信を効率的に運用することができる。また、移動する端末局のネットワークへの加入と離脱を自動的に行うことができることから、人手がかからず、人手による作業ミスも発生しないことから経済的で信頼性の高い通信ネットワークを得ることができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る無線通信ネットワークシステムの構成例である。基地局1は基地局制御装置3、端末局情報データベース4、基地局無線送受信器5を備える。GPS基準局2は予め正確な位置が判っている場所に設置され、GPS衛星9からGPS信号6を定期的に受信する。基地局制御装置3は、GPS基準局2が送信したGPS信号661とGPS基準局2の位置情報とから位置情報を補正する補正情報7を算出し、また、基地局1が受信した端末局の情報を端末局情報データベース4へ格納するなど、基地局1の動作を制御する。端末局情報データベース4には、各端末局から送信される各端末局の情報が蓄積される。基地局無線送受信器5は各端末局と無線通信を行う基地局無線送受信器である。移動可能な端末局(#1)11はGPS受信器12、端末局制御装置13、表示装置14、端末局無線送受信器15、地図データベース17を備える。端末局(#1)11に備えられたGPS受信機12は、GPS衛星9からGPS信号6を定期的に受信する。基地局と各端末局とは無線LAN(Local Area Network)で接続されている。端末局無線送受信器15は基地局無線送受信器5との間で無線10によりデータの送受信を行う。端末局制御装置13はGPS受信器12で測位したGPS信号662と補正情報7に基づいて算出した端末局の位置情報を表示部14に表示するなど、端末局11の動作を制御する。通信エリア100は基地局1が通信可能であることを表す通信エリアであり、基地局1は通信エリア100内に存在する各端末局との間で無線通信を行うことができる。図1で、通信エリア100には3台の端末局が存在し、端末局(#2)21および端末局(#3)31は各々、GPS受信器22、32、端末局制御装置23、33、表示装置24、34、端末局制御装置23、33、地図データベース27、37を備える。基地局1は、例えば空港内において空港全体が見渡せる管制塔などの場所に設置され、各端末局11、21、31は例えば空港内の滑走路などで作業する車両に搭載される。各端末局11、21、31は基地局1に対し、例えば自局が位置する自局位置情報などのデータを端末局無線送受信器15、25、35を経由して送信する。
図1は、本実施の形態に係る無線通信ネットワークシステムの構成例である。基地局1は基地局制御装置3、端末局情報データベース4、基地局無線送受信器5を備える。GPS基準局2は予め正確な位置が判っている場所に設置され、GPS衛星9からGPS信号6を定期的に受信する。基地局制御装置3は、GPS基準局2が送信したGPS信号661とGPS基準局2の位置情報とから位置情報を補正する補正情報7を算出し、また、基地局1が受信した端末局の情報を端末局情報データベース4へ格納するなど、基地局1の動作を制御する。端末局情報データベース4には、各端末局から送信される各端末局の情報が蓄積される。基地局無線送受信器5は各端末局と無線通信を行う基地局無線送受信器である。移動可能な端末局(#1)11はGPS受信器12、端末局制御装置13、表示装置14、端末局無線送受信器15、地図データベース17を備える。端末局(#1)11に備えられたGPS受信機12は、GPS衛星9からGPS信号6を定期的に受信する。基地局と各端末局とは無線LAN(Local Area Network)で接続されている。端末局無線送受信器15は基地局無線送受信器5との間で無線10によりデータの送受信を行う。端末局制御装置13はGPS受信器12で測位したGPS信号662と補正情報7に基づいて算出した端末局の位置情報を表示部14に表示するなど、端末局11の動作を制御する。通信エリア100は基地局1が通信可能であることを表す通信エリアであり、基地局1は通信エリア100内に存在する各端末局との間で無線通信を行うことができる。図1で、通信エリア100には3台の端末局が存在し、端末局(#2)21および端末局(#3)31は各々、GPS受信器22、32、端末局制御装置23、33、表示装置24、34、端末局制御装置23、33、地図データベース27、37を備える。基地局1は、例えば空港内において空港全体が見渡せる管制塔などの場所に設置され、各端末局11、21、31は例えば空港内の滑走路などで作業する車両に搭載される。各端末局11、21、31は基地局1に対し、例えば自局が位置する自局位置情報などのデータを端末局無線送受信器15、25、35を経由して送信する。
次に、図1を用いて本発明の無線通信ネットワークの動作について説明する。基地局1に備えられた基地局制御装置3は、GPS基準局2から受信したGPS信号6とGPS基準局2の位置情報に基づき位置を補正する補正情報7を生成する。基地局無線送受信器5は生成した補正情報7などを無線信号に変換して同報送信により送信する。ここで同報送信とは、相手となる各端末局を特定することなしに、同一情報を送信する送信のことを指す。各端末局11、21、31は、各端末局無線送受信器15、25、35により基地局1が同報送信した補正情報7などの情報を受信する。一方、各端末局11、21、31内のGPS受信器12、22、32はGPS衛星9からGPS信号6を受信する。各端末局制御装置13、23、33は基地局1が送信した補正情報7とGPS受信器12、22、32が受信したGPS信号6とに基づいてDGPS測位(Differential−Global Positioning System)を行い自局の位置である自局位置情報20を算出する。端末局は算出した自局位置情報20を地図データベース17に接続した表示装置14の地図上に表示すると共に、通信時間が指定された通信チャンネルを使用して基地局1に送信する。基地局1は各端末局から送信された自局位置情報20を基地局無線送受信器5で受信し端末局情報データベース4に格納する。ここで、補正情報7は基地局制御装置3で算出するとしたが、GPS基準局2で算出してもよく、この場合、GPS基準局2が補正情報7を基地局制御装置3に送信する。
図2は、基地局1が通信エリア100内に存在する各端末局11、21、31との間で行う無線通信のフレーム構成を説明する図である。ここで、基地局側通信のデータフレーム40を構成する単位フレーム44は固定長であり、例えば1秒の長さである。単位フレーム44は時間で分割された複数のチャンネルから成っており、同報送信により同一情報を送信する同報送信チャンネル41と、各端末局が自局用の通信チャンネルを要求する際に送信する信号を受信する受信チャンネル42と、各端末局と基地局とが指定された通信時間に通信する通信チャンネル43とから構成される。通信チャンネル43は時間で分割され、基地局と各端末局との間の通信が行われる複数の通信チャンネル#1〜#nから構成される。図2の例では通信チャンネル#1〜#3で構成されている。基地局1は同報送信チャンネル41において補正情報7と端末局情報45とを同報送信により送信する。同報送信の先頭には同期信号があり、同期信号により基地局と端末局11、21、31との同期が取られる。通信エリア100内の各端末局は、基地局1の同報送信を受信することにより、同一情報である補正情報7と端末局情報45とを取得する。端末局情報45については後ほど説明するが、基地局1が通信エリア内の各端末局ごとに通信を行うチャンネルである通信チャンネルに関する情報であり、例えば基地局1が各端末局ごとに通信を行なう通信時間の開始時間と終了時間が収納されている。
受信チャンネル42は、今まで基地局1と通信を行なっていなかった端末局が基地局1との間で新たに通信チャンネルを開設するために設けられたチャンネルであり、自局が基地局1と通信を行なう通信チャンネルの開設を要求する端末局は受信チャンネル42において通信チャンネル要求信号61を基地局1に送信する。基地局1はこの通信チャンネル要求信号61を受信チャンネル42にて受信すると、端末局情報データベース4の端末局リスト8にその端末局を登録する。
通信チャンネル43では、端末局ごとに時間で分割した時分割多重方式により基地局1と各端末局との間で送受信データ46〜48の送受信を行う。基地局1と各端末局ごとの通信チャンネルの割り振りは、同報送信チャンネル41で同報送信される端末局情報45により指定される。各端末局は、端末局情報45を受信することで自局が基地局1と通信を行なう通信チャンネルの情報を得る。
図3は、端末局情報45のデータ形式を説明する図である。端末局情報45は各端末局に予め割り振られている端末ID番号51と通信チャンネル情報52からなり、補正情報7の送信終了を受けて送信される。通信チャンネル情報52は端末ID番号の端末局との間で通信チャンネルを設立する通信チャンネル開始時間53と、通信チャンネルが終了する通信チャンネル終了時間54とから構成される。ここで、通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54とで定まる時間を通信時間という。通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54は、例えば各単位フレーム44の同報送信の先頭にある同期信号を基準時間としてこの基準時間からの経過時間として設定される。ここで、基地局1は端末局情報データベース4の中に端末局リスト8を持つ。端末局リスト8には、端末局名とその端末局に予め与えられている端末ID番号と、その端末局が送信するデータのデータ属性などがリストとして記載されている。基地局1はこの端末局リスト8に基づいて通信エリア100内の各端末局を管理しており、端末局情報45の設定を行う。図1の例では端末局(#1)11、端末局(#2)21、端末局(#3)31の3台の端末局の端末ID番号が端末局リスト8に登録されている。基地局制御装置3は端末局情報45の設定にあたり、端末局リスト8より登録されている各端末局の端末ID番号51とそのデータ属性を引き出す。データ属性は後で説明するが、各端末局が送信するデータの送信量や送信の緊急度を表すものである。基地局制御装置3は通信する端末局の端末ID番号を確認した後、各端末局ごとの通信チャンネルの時間配分を行う。時間配分は、単位フレーム44の固定時間長(例えば、1秒)から同報送信チャンネル41と受信チャンネル42の時間長を差し引いて残った通信チャンネル43の時間を登録された各端末局で配分するが、原則として各端末局で等分配することが基本である。図1の例では、通信チャンネル43の時間長を端末局(#1)11と端末局(#2)21と端末局(#3)31の3台で等配分している。このようにして、基地局制御装置3は端末局情報45を設定する。
通信チャンネル52は、通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54とからなるとしたが、通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54は時間による設定とは限らず、例えば経過クロック数や通信スロットのカウント数のように、時間を教示するものによる設定であっても構わない。また、基地局1はGPS衛星9が送信するGPS信号に含まれるGPS時間を使用して通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54を設定してもよい。
通信チャンネル52は、通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54とからなるとしたが、通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54は時間による設定とは限らず、例えば経過クロック数や通信スロットのカウント数のように、時間を教示するものによる設定であっても構わない。また、基地局1はGPS衛星9が送信するGPS信号に含まれるGPS時間を使用して通信チャンネル開始時間53と通信チャンネル終了時間54を設定してもよい。
図4は基地局1と端末局(#1)11、端末局(#2)21、端末局(#3)31との間のデータの流れを時系列で示した図である。単位フレーム44先頭の同報送信チャンネルの時間枠で、基地局1は同報送信(放送形式)により補正情報7および端末局情報45を送信する。端末局11、21、31は同報送信によってこれらの情報を同時刻に受信する。続く受信チャンネルの時間枠経過後(図4では、データの送受信なし)、各端末局は端末局情報45で指示された通信チャンネルを使用して基地局1とデータ送受信を行う。図4ではまず、端末局(#1)11が通信チャンネル1を使用して、定められた通信プロトコルのコマンドに従い基地局1と自局位置情報などのデータの送受信を行う。続いて、端末局(#2)21、端末局(#3)31の各端末局が、通信チャンネル2、3を使用して基地局1と各々無線通信を行う。
このように実施の形態1では、基地局1は無線通信装置を備えており、同報送信により位置を補正する補正情報と各端末局ごとの通信チャンネルを指定する端末局情報を送信する。端末局はGPS受信器と無線通信装置を備えており、基地局から受信した補正情報とGPS衛星9から受信したGPS信号によりDGPS測位を行い精度の良い自局位置である自局位置情報を取得する。端末局は端末局情報で指定された通信チャンネルを使用して取得した自局位置情報などのデータの送受信を行なう。
このように、基地局は同報送信によりDGPS測位に使用する補正情報のような各端末局に対する共通データを同報送信により送信するので、各端末ごとに繰り返し共通的なデータを送信するような無駄が発生しない。
また、基地局は同報送信で送信する端末局情報により各端末局との通信チャンネルを指定するので、ポーリング方式等のように各端末局ごとに順次データアクセスを行なう必要がなく、基地局と書く端末局との通信を効率的に運用することができる。
このように、基地局は同報送信によりDGPS測位に使用する補正情報のような各端末局に対する共通データを同報送信により送信するので、各端末ごとに繰り返し共通的なデータを送信するような無駄が発生しない。
また、基地局は同報送信で送信する端末局情報により各端末局との通信チャンネルを指定するので、ポーリング方式等のように各端末局ごとに順次データアクセスを行なう必要がなく、基地局と書く端末局との通信を効率的に運用することができる。
基地局は例えば空港内の管制塔などに設置され、端末局は空港内の滑走路などで作業する車両に搭載される。端末局は例えば路面上の異物調査のための業務車両や、路面の摩擦状態を管理するための管理車両、動物や鳥などが滑走路に入っていないかなどを調査する調査車両、消防車両、除雪車両、清掃車両などに搭載される。管制塔ではこれらの車両の位置を正確に把握することで、異物が落ちていれば近くの清掃車両に連絡してその正確な場所を指示して清掃させたり、滑走路の誘導電球が切れていればその正確な場所を送信し後で電球を交換させたり、また、路面の摩擦に異常があればその正確な位置を送信し、仮に火災が発生すれば、近くの消防車両に火災発生場所を正確に連絡して急行させ、消火させるというようなことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、基地局と通信エリア100内に既に存在する各端末局とで構成される無線通信ネットワークシステムの一例を説明したが、実施の形態2では、通信エリア100内に新たに移動してきた新規端末局が無線通信ネットワークに加入する場合について説明する。図5は、無線通信ネットワークへの加入を説明する図であり、端末局(#4)81が新たに基地局1の通信エリア内に移動し、無線通信ネットワークに加入する場合を模式的に示した図である。なお、実施の形態2の図中、同一番号で示したものは実施の形態1と同様の動作、機能を持つものである。図6(a)は新規の端末局(#4)81が基地局1との間で通信チャンネルを確立するまでのデータの流れを示す図である。新規の端末局(#4)81は、基地局1が同報送信チャンネル41で送信する同報送信の終了の後の受信チャンネル42において、通信チャンネル要求信号61を基地局1に対して送信する。ここで通信チャンネル要求信号61は、図6(b)に示すように自局の端末ID番号62と加入要求を示す加入信号63のデータからなる。端末局(#4)81から通信チャンネル要求信号61を受信した基地局1の基地局無線送受信器5は、基地局制御装置3に通信チャンネル要求信号61を送信する。基地局制御装置3では、端末局情報データベース4の端末局リスト8に、端末局(#4)81の端末ID番号を新たに登録する。
実施の形態1では、基地局と通信エリア100内に既に存在する各端末局とで構成される無線通信ネットワークシステムの一例を説明したが、実施の形態2では、通信エリア100内に新たに移動してきた新規端末局が無線通信ネットワークに加入する場合について説明する。図5は、無線通信ネットワークへの加入を説明する図であり、端末局(#4)81が新たに基地局1の通信エリア内に移動し、無線通信ネットワークに加入する場合を模式的に示した図である。なお、実施の形態2の図中、同一番号で示したものは実施の形態1と同様の動作、機能を持つものである。図6(a)は新規の端末局(#4)81が基地局1との間で通信チャンネルを確立するまでのデータの流れを示す図である。新規の端末局(#4)81は、基地局1が同報送信チャンネル41で送信する同報送信の終了の後の受信チャンネル42において、通信チャンネル要求信号61を基地局1に対して送信する。ここで通信チャンネル要求信号61は、図6(b)に示すように自局の端末ID番号62と加入要求を示す加入信号63のデータからなる。端末局(#4)81から通信チャンネル要求信号61を受信した基地局1の基地局無線送受信器5は、基地局制御装置3に通信チャンネル要求信号61を送信する。基地局制御装置3では、端末局情報データベース4の端末局リスト8に、端末局(#4)81の端末ID番号を新たに登録する。
図6(a)で、新規の端末局(#4)81が通信チャンネル要求信号61を送信した単位フレーム441では端末局(#4)81は端末局リスト8には登録されておらず、端末局(#4)81用の通信チャンネルの割当ては無い。単位フレーム441では端末局(#1)11、端末局(#2)21、端末局(#3)31が各々指定された通信チャンネルに従い基地局1と時分割多重方式により通信を行う。次の単位フレーム442において、基地局1の基地局制御装置3は端末局情報データベース4内の端末局リスト8から登録端末局を引き出し、端末局情報45を更新する。ここで端末局リスト8には新規端末局(#4)81が登録されており、更新された端末局情報45では新規の端末局(#4)81用に通信チャンネルの割当てがなされている。基地局1は単位フレーム442の同報送信チャンネルにおいて、更新された端末局情報45を送信する。新規の端末局(#4)81は自局用の通信チャンネルが割当てられた端末局情報45を受信し、指定された通信チャンネルにおいて基地局1と通信を行う。このようにして、新規の端末局(#4)81は基地局1との間で通信チャンネルを確立し、通信を行なうことができる。なお、通信チャンネル要求信号61を送信して自局用の通信チャンネルを要求する端末局は、端末局情報45で自局用の通信チャンネルの割当てがなされるまで通信チャンネル要求信号を基地局に対して送り続ける。
このようにして、新規の端末局は受信チャンネルにおいて通信チャンネル要求信号を送信することにより無線通信ネットワークに加入することができる。基地局1では新規の端末局が発生した場合において、オフライン操作によって新規の端末局81を端末局リスト8に加えるという操作をすることなく、新規の端末局を自動的に無線通信ネットワークに加入させることが可能となる。
一方、端末局情報45で指定した通信チャンネルで指定した端末局とデータの送受信が行われていない状態が続いていることを検出すると、基地局1はその端末局が基地局1がカバーする通信エリア100内に存在しないと判断し、端末局リスト8からその端末局を削除する。例えば、指定した通信チャンネルにおいて指定した端末局からの送信が数フレーム以上続けて無いときはその端末局は通信エリア100内に存在しないと判断し、端末局リスト8からその端末局を削除する。このようにして、基準局1は通信エリア100内に存在しなくなったと考えられる端末局を端末局リストから削除し、以後その端末局とは再度通信チャンネル要求信号61を受信するまで通信を行わない。なお、通信エリア100内に指定した端末局が存在しないことを判定する際に、所定の時間経過後に再度指定した端末局からの送信がないことを確認するようにすると判定の誤りを防ぐことができる。
また、端末局は基地局1との通信を停止する際に、受信チャンネル42の時間枠で通信チャンネルの停止を要求する通信チャンネル停止要求信号を基地局1に送信するようにしてもよい。通信チャンネル停止要求信号は、図6(b)で示した通信チャンネル要求信号で、加入信号63を停止信号に置き換えるものであり、通信チャンネル停止要求信号を受信した基地局1の基地局無線送受信器5は、基地局制御装置3に通信チャンネル停止要求信号を送信する。基地局制御装置3では、端末局情報データベース4の端末局リスト8に登録されているその端末局の端末ID番号を削除する。このようにして、端末局は基地局1との通信を停止するようにしてもよい。
以上のように実施の形態2では、端末局はオフラインで新たな操作をすることなく自動的に無線通信ネットワークに加入したりや離脱することができる。また、基地局はオフラインで新たな操作をすることなく自動的に、新規端末局を無線通信ネットワークに加入させたり、離脱する端末局をネットワークから離脱させることが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、各端末局に割り当てる通信チャンネルの時間長は同一であるとしたが、各端末局ごとに通信チャンネルの時間長を変えるようにしてもよい。また、端末局は自局の位置情報を送信するだけであったが、端末局にカメラなどの撮像装置を備えることで端末局周辺の画像を送信するようにしてもよい。
実施の形態1、2では、各端末局に割り当てる通信チャンネルの時間長は同一であるとしたが、各端末局ごとに通信チャンネルの時間長を変えるようにしてもよい。また、端末局は自局の位置情報を送信するだけであったが、端末局にカメラなどの撮像装置を備えることで端末局周辺の画像を送信するようにしてもよい。
図7にカメラ16を備えた端末局(#1)11の構成を示す。端末局(#1)11の端末局制御装置13にカメラ16と記憶装置18が新たに接続される。なお、実施の形態3の図中、同一番号で示したものは実施の形態1〜2と同様の動作、機能を持つものである。端末局11は、GPS受信器12がGPS衛星9から受信したGPS信号6と基地局から受信した補正情報7により自局位置を測位すると共に、カメラ16により自局の周辺を撮影する。端末局制御装置13は、自局位置情報をその場所で撮影された撮影画像と共に基地局1に対して送信するか、または、自局位置情報を撮影画像と共に一旦記憶装置18に記憶しておく。基地局1では端末局11に対するコマンドで位置を指定することにより、その位置で撮影され記憶装置18に記憶された画像情報を取得することができる。
図8(a)は基地局1が基地局1の通信エリア100内に存在する各端末局との間で行う通信のデータフレーム40の構成を説明する図である。端末局(#1)11はカメラなどの撮像装置を備え周囲の画像を撮像している端末局であり、基地局1に対し画像情報を送信する。一方、端末局(#2)21と端末局(#3)31は、撮像装置は備えるが現在撮影は行っておらず、基地局1に対して自局位置情報のみを送信している。このように端末局(#1)11が送信する送信量が端末局(#2)21や端末局(#3)31が送信する送信量と比較して大である場合、実施の形態1のように通信チャンネル43の時間幅を各端末局で等分配していると端末局(#1)11は撮影情報を送信完了まで時間を要する。この対策として、端末局(#1)11の通信チャンネルの時間長を他の端末局の時間長に比べ長く設定する。
図8(b)は、各端末局が指定された通信チャンネルにおいて基地局とデータ送受信を行う送受信データの構成例である。通信データの先頭と最後には通信の開始、終了などを制御する制御エリア71、72があり、先頭の制御エリア71に続いてデータの特性を示すデータ属性エリア73が設定される。この次にデータエリア74が設定される。ここでデータ属性エリア73には、これから端末局が基地局に対して送信する送信量や、データを送信する緊急度、送信データが位置データであるか画像データであるか等の情報が含まれており、これらの属性データが端末局から基地局1に対して送信される。基地局1の基地局制御装置3は端末局が送信したデータ属性エリア73のデータを、端末局リスト8のその端末局の端末ID番号に対応させて登録する。基地局制御装置3はデータ属性エリア73のデータが登録された端末局リスト8に基づいて、どの端末局の送信量が多いか、または少ないか、あるいはどの端末局が緊急性のある情報を送信しようとしているか等の端末局の送信状況を把握する。基地局制御装置3は緊急性のある情報を送信しようとしている端末局があれば、その端末局との通信が第一優先であると判定し、各端末局との時分割の通信チャンネルを指定する端末局情報45において、その端末局との通信が最初となるように設定する。次に、送信量の多い端末局があれば、基地局制御装置3はその端末局との通信時間を増やすべきであると判定し、端末局情報45において送信量の多い端末局との通信チャンネルの時間長を他の端末局より大きくなるように設定する。例えば、送信量が他の端末局の送信量の10倍である端末局があれば、端末局情報45において、送信量の多い端末局との通信チャンネルの時間長を他の端末局の10倍となるように設定する。次に基地局は設定した端末局情報45を同報送信で送信し、同報送信で端末局情報45を受信した各端末局では端末局情報45で指示された通信チャンネルに従い基地局とデータ送受信を行なう。また、基地局制御装置3は緊急性のある情報を送信しようとしている端末局があれば、その端末局との通信が第一優先であると判定してその端末局にすべての通信時間を割り当て、他の端末局とは通信を一時停止するようにしてもよい。
このように実施の形態3では基地局と送受信する通信データにデータ属性エリアを設け、基地局1では基地局制御装置3にて端末局リスト8に基づいて各端末局の送信データの緊急性や送信量を判定し、端末局情報45で設定する通信を行う各端末局の順番や、各端末局に割り当てる通信チャンネルの時間長を設定する。これにより、基地局1は端末局が保有する緊急情報は遅滞することなく即座に入手できる。また、画像情報などで送信量が多い端末局は、自局に割り当てられた通信チャンネルの時間長が長く割り当てられていることから画像情報を長い間自局に滞めることなく基地局1に送信することができる。基地局1では、リアルタイムに近い状態で例えば端末局の周囲状況や路面状況、異物の有無などを知ることができる。このように、基地局1は端末局の情報をリアルタイムに近い状態で確実に取得することができる。なお、ここでは送信情報量が多い例としてカメラの画像情報としたが、その他、地図情報や画像情報と音声情報を組み合わせたようなものであってもよく、送信量の大小については実施において適宜判断すればよい。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では端末局は基地局に対し、自局の位置情報や周囲の画像情報等を送信していたが、実施の形態4では受信機能を備えるのみで基地局への送信機能(アップリンク機能)を備えない測位専用端末局を含んだ場合の無線通信ネットワークの形態を示す。
実施の形態1〜3では端末局は基地局に対し、自局の位置情報や周囲の画像情報等を送信していたが、実施の形態4では受信機能を備えるのみで基地局への送信機能(アップリンク機能)を備えない測位専用端末局を含んだ場合の無線通信ネットワークの形態を示す。
基地局は例えば空港内の管制塔などに設置され、端末局は空港内の滑走路などで作業する車両に搭載されるが、車両には例えば滑走路の誘導電球が切れている正確な位置情報を取得して記憶装置に記憶しておき、後でフレキシブルディスクなどの記憶媒体により取得した情報を基地局に渡すような場合がある。このような目的の車両には基地局への送信機能(アップリンク機能)を備えない測位専用端末局が搭載されている。
図9は実施の形態4における無線通信ネットワークの一例である。測位専用端末局91〜93が端末局11、21,31と共に通信エリア100内に位置している。測位専用端末局91〜93は各々端末局無線受信器95、端末局制御装置13、GPS受信機12、表示装置14、地図データベース17、記憶装置96から構成される。なお、実施の形態4の図中、同一番号で示したものは実施の形態1〜3と同様の動作、機能を持つものである。
基地局1は同報送信チャンネルにおいて補正情報7と端末局情報45を同報送信により送信する。端末局情報45により指定された各端末局11、21、31は指定チャンネルにおいて基地局1とデータ送受信を行う。一方、測位専用端末局91〜93は、端末局無線受信器92により基地局1が同報送信した補正情報7を受信することができる。測位専用端末局91〜93は基地局1が送信した補正情報7と測位専用端末局91〜93のGPS受信器12がGPS衛星9から受信したGPS信号とに基づいて自局の位置をDGPS測位により測位することにより、精度の良い自己位置情報を取得することができる。DGPS測位により取得した自局位置情報は表示装置14に表示し、また、記憶装置96に格納する。このように、アップリンク機能を持たない測位専用端末局であっても、測位専用端末局91〜93は基地局1が同報送信する補正情報7を受信して、自局の位置をDGPS測位により精度良く取得することができる。
一般にポーリング方式では基地局は各端末局にアクセスし、端末局からの返信によりその端末局との通信チャンネルを設立して以後データの送受信を行う。このようなポーリング方式のシステムでは、端末局は基地局への返信機能(アップリンク機能)を持つことが前提であり、アップリンク機能を持たない端末局に対しては通信チャンネルを設立せず情報を送信することがない。これに対し実施の形態4では、基地局は補正情報を相手を特性せず同報送信で送信することから、アップリンク機能を持たない測位専用端末局91であっても基地局1が同報送信する補正情報を受信することによりDGPS測位等の測位を行ない、精度の良い自局位置情報を取得できる。
このように実施の形態4では、送信機能(アップリンク機能)を持たない測位専用端末局であっても、測位専用端末局は基地局1が送信する同報送信を受信することにより補正情報を入手することができ、DGPS測位などにより精度の良い自局位置情報を取得できる。
空港内で作業する車両であって、例えば夜間、飛行機を誘導する誘導電球が切れている電球の正確な位置情報を基地局に持ちかえる目的の送信機能を持たない車両であっても、実施の形態4にようにこの無線通信ネットワークでは車両は正確な自局位置情報を取得し、基地局に情報を持ち帰ることができる。
空港内で作業する車両であって、例えば夜間、飛行機を誘導する誘導電球が切れている電球の正確な位置情報を基地局に持ちかえる目的の送信機能を持たない車両であっても、実施の形態4にようにこの無線通信ネットワークでは車両は正確な自局位置情報を取得し、基地局に情報を持ち帰ることができる。
実施の形態5.
実施の形態1〜4では設置された1個の基地局とその通信エリア内に存在する端末局とからなる無線通信ネットワークシステムを想定したが、実施の形態5では複数の通信エリアが設置され、各通信エリアには少なくとも1つの基地局が存在しており、端末局はいずれかの基地局を選択しながら、補正情報を入手してDGPS測位を行ない、得られた自局の位置情報や周囲の画像情報などを選択した基地局に送信する形態をとる。
実施の形態1〜4では設置された1個の基地局とその通信エリア内に存在する端末局とからなる無線通信ネットワークシステムを想定したが、実施の形態5では複数の通信エリアが設置され、各通信エリアには少なくとも1つの基地局が存在しており、端末局はいずれかの基地局を選択しながら、補正情報を入手してDGPS測位を行ない、得られた自局の位置情報や周囲の画像情報などを選択した基地局に送信する形態をとる。
基地局と端末局との無線通信は無線免許が不要な無線LAN方式を使用することが多い。しかし、無線免許が不要な無線LAN方式では基地局がカバーできる通信エリアは比較的狭く、基地局が1台だけでは広い範囲がカバーできない。例えば空港のような広い範囲を端末局が移動するような場合、基地局が1台だけでは各端末局の位置を把握することができない。空港のような広い範囲をカバーするため複数の基地局を設け、端末局はいずれかの基地局を選択して選択した基地局と通信を行なう。
図10に実施の形態5の無線通信ネットワークシステムの構成例を示す。なお、実施の形態5の図中、同一番号で示したものは実施の形態1〜4と同様の動作、機能を持つものである。図10で示した無線通信ネットワークでは、通信エリア100、140、141で示される3個の通信エリアがあり各通信エリアには各々基地局1、112、113が設置されている。基地局112、113は、基地局1と同様の動作、機能を持つものである。基地局1、112、113が各々カバーする通信エリア100、140、141により、例えば滑走路を含む空港施設110の全てのエリアがいずれかの基地局の通信エリアとなる。空港施設110では、端末局11、142〜147を搭載した車両が走行している。端末局142、147は、端末局11と同様の動作、機能を持つものである。各エリア#1〜3では予め定められた異なる通信周波数が用いられており、基地局111のエリア#1では周波数f1、基地局112のエリア#2では周波数f2、基地局113のエリア#3では周波数f3を使用している。各基地局1、112、113はGPS基準局2と接続され、GPS基準局2が受信したGPS信号とGPS基準局2が設置された位置情報を取得する。各基地局1、112、113は各々の周波数f1〜f3を使用してエリア内の各端末局と実施の形態1で説明した無線通信のデータフレームにより通信を行う。また、各基地局111、112、113と管理局130とは相互にLAN131で接続されている。また、GPS受信局2はLAN131に接続され、各基地局1、112、113はLAN131を経由してGPS基準局2が受信したGPS信号とGPS基準局2が設置された位置情報を取得するようにしてもよい。
次に、端末局が通信相手となる基地局を選択し選択した基地局と通信するフローを説明する。
各端末局140〜146を搭載した各々の車両は滑走路を含む空港施設110内をエリア#1〜#3を行き来して走行しており、各車両は移動しながら通信相手となる基地局を選択し選択した基地局と通信を行っている。
図11は、端末局の基地局選択と通信のフローを説明する図である。端末局は予め、各基地局名と、各基地局が使用する通信周波数f1〜f3と、エリア名を記載した基地局周波数リストを端末局制御装置内に備えており、通信周波数がわかれば、その基地局名とエリア名がわかる。図11のステップS101において、端末局は各通信周波数f1、f2、f3での電波強度の比較を行う。電波強度の比較は、例えば各基地局が送信する同報送信により電波強度を計測して比較を行う。ステップS102で、最も電波強度が強かった周波数の基地局を選択する。次にS103において、ステップS102で選択した基地局が今まで選択してきた基地局と同じであるかを判定する。基地局が異なればステップS104で通信周波数をその基地局の使用周波数に変更する。また、今まで端末局が基地局を選択していなかった場合も通信周波数を今回選択した基地局の使用周波数に設定する。選択した基地局が今までの基地局と同じであれば次ステップS105に移る。ステップS105において端末局は選択した基地局が送信する同報送信を受信し、ステップS106で受信した同報送信の端末局情報に自局の通信チャンネルの割当があるかを確認する。自局の通信チャンネルの割当があれば、指定された通信チャンネルにおいて基地局と通信を行う(ステップS107)。自局の通信チャンネルの割当がなければ、ステップS108で通信チャンネル要求信号を送信する。ステップS109で終了判定を行い、作業継続であればステップS101に戻り、各端末局は端末局は各通信周波数f1、f2、f3での電波強度の比較を行う。以上のようにして、端末局は基地局を選択し選択した基地局との通信を行う。
各端末局140〜146を搭載した各々の車両は滑走路を含む空港施設110内をエリア#1〜#3を行き来して走行しており、各車両は移動しながら通信相手となる基地局を選択し選択した基地局と通信を行っている。
図11は、端末局の基地局選択と通信のフローを説明する図である。端末局は予め、各基地局名と、各基地局が使用する通信周波数f1〜f3と、エリア名を記載した基地局周波数リストを端末局制御装置内に備えており、通信周波数がわかれば、その基地局名とエリア名がわかる。図11のステップS101において、端末局は各通信周波数f1、f2、f3での電波強度の比較を行う。電波強度の比較は、例えば各基地局が送信する同報送信により電波強度を計測して比較を行う。ステップS102で、最も電波強度が強かった周波数の基地局を選択する。次にS103において、ステップS102で選択した基地局が今まで選択してきた基地局と同じであるかを判定する。基地局が異なればステップS104で通信周波数をその基地局の使用周波数に変更する。また、今まで端末局が基地局を選択していなかった場合も通信周波数を今回選択した基地局の使用周波数に設定する。選択した基地局が今までの基地局と同じであれば次ステップS105に移る。ステップS105において端末局は選択した基地局が送信する同報送信を受信し、ステップS106で受信した同報送信の端末局情報に自局の通信チャンネルの割当があるかを確認する。自局の通信チャンネルの割当があれば、指定された通信チャンネルにおいて基地局と通信を行う(ステップS107)。自局の通信チャンネルの割当がなければ、ステップS108で通信チャンネル要求信号を送信する。ステップS109で終了判定を行い、作業継続であればステップS101に戻り、各端末局は端末局は各通信周波数f1、f2、f3での電波強度の比較を行う。以上のようにして、端末局は基地局を選択し選択した基地局との通信を行う。
ここで、ステップS103において通信相手となる基地局が変更された場合、端末局の通信周波数が変更されることから、従来の基地局は通信周波数を変更した端末局からの情報を受信しないことになる。このとき、実施の形態1で説明したように、従来の基地局は、その端末局が通信エリア外に移動したと判断して端末局リスト8からその受信が無くなった端末局の端末ID番号を削除して通信を停止する。以後、その端末局から通信チャンネル要求信号が送信されるまでその端末局との通信は停止される。
このように実施の形態5によれば、基地局を複数設置し、端末局は各基地局ごとに異なる通信周波数での電波強度を比較することにより複数ある基地局の中から1つの基地局を選択し、選択した基地局と選択した基地局が使用する通信周波数で通信を行うようにする。この形態により、例えば車両に搭載されて移動する端末局は、基地局を選択しながら各基地局の通信ネットワークへの加入と離脱を繰り返すことで、空港のような広い範囲であっても自局で取得した位置情報や自局周囲を撮影した画像情報などの情報を基地局に対し送信することができる。また、複数の基地局を相互にLAN(Local Area Network)などのネットワークで接続することにより、端末局が送信する位置情報や自局周囲を撮影した画像情報などの情報を共有することができる。
また、複数の基地局と無線通信132により通信を行うデータ収集局130を設け、データ収集局が各基地局にアクセスして各基地局が端末局情報データベースに格納する各端末局のデータを収集することにより、データ収集局が各基地局の情報を一元管理するようにしてもよい。
なお、複数の各基地局を相互に接続するLANは有線LANであっても、無線LANであっても構わない。
また、データ収集局130と複数の各基地局との通信は、無線通信であっても有線通信あっても構わない。
なお、複数の各基地局を相互に接続するLANは有線LANであっても、無線LANであっても構わない。
また、データ収集局130と複数の各基地局との通信は、無線通信であっても有線通信あっても構わない。
上記の実施例では複数ある基地局の選択方法として、端末局での受信レベルの比較により基地局を選択したが、各端末局が測位する単独測位の結果に基づいて基地局を選択してもよい。
図12は各端末局が行う基地局選択と通信のフローの別の実施例を示した図である。図12において、各端末局はステップS201で自局に搭載しているGPS受信器12により自局位置を単独測位する。ここで単独測位とはより精度の高い位置情報を得るための補正情報等は使用せず、GPS受信器単体で位置を求める測位のことをいう。一方、基地局では自局が端末局と通信するエリアが予め定められている。例えばA地点、B地点、C地点、D地点、E地点の5点で囲まれたエリア1は基地局1のエリアであり、エリア1内にある端末局は基地局1と通信を行うということが予め決められている。各基地局名とその基地局に対応したエリアが記載された基地局エリア対応表、および、各基地局名とその基地局のエリアが表記された基地局エリアマップが、各端末局の端末局制御装置内に備えられており、端末局では自局の位置がわかると自局がどの基地局のエリアにいるがわかる。ステップS202において、端末局は単独測位による自局位置の結果に基づいて自局がどの基地局のエリアに存在するかを判定する。ステップS203において、基地局を選定する。また、各基地局では基地局毎に使用周波数が決められており、端末局は端末局無線送受信器の使用周波数を、選定した基地局の使用周波数に設定する。ステップS204以降のフローは、図11で説明したステップS103以降のフローと同様であり説明は省略する。
図12は各端末局が行う基地局選択と通信のフローの別の実施例を示した図である。図12において、各端末局はステップS201で自局に搭載しているGPS受信器12により自局位置を単独測位する。ここで単独測位とはより精度の高い位置情報を得るための補正情報等は使用せず、GPS受信器単体で位置を求める測位のことをいう。一方、基地局では自局が端末局と通信するエリアが予め定められている。例えばA地点、B地点、C地点、D地点、E地点の5点で囲まれたエリア1は基地局1のエリアであり、エリア1内にある端末局は基地局1と通信を行うということが予め決められている。各基地局名とその基地局に対応したエリアが記載された基地局エリア対応表、および、各基地局名とその基地局のエリアが表記された基地局エリアマップが、各端末局の端末局制御装置内に備えられており、端末局では自局の位置がわかると自局がどの基地局のエリアにいるがわかる。ステップS202において、端末局は単独測位による自局位置の結果に基づいて自局がどの基地局のエリアに存在するかを判定する。ステップS203において、基地局を選定する。また、各基地局では基地局毎に使用周波数が決められており、端末局は端末局無線送受信器の使用周波数を、選定した基地局の使用周波数に設定する。ステップS204以降のフローは、図11で説明したステップS103以降のフローと同様であり説明は省略する。
このように実施の形態5の別の実施例によれば、端末局は単独測位を行い、単独測位の結果に基づいて複数ある基地局の中から1つの基地局を選択するという簡便な方法により、例えば車両に搭載されて移動する端末局は、基地局を選択しながら各基地局の通信ネットワークへの加入と離脱を繰り返すことで、空港のような広い範囲であっても自局で取得した位置情報や自局周囲を撮影した画像情報などの情報を基地局に対し送信することができる。各基地局は各端末局の位置情報や自局周囲を撮影した画像情報などの情報を共有することができる。また、複数の基地局をLANで接続することにより、基地局が端末局情報データベースに保有する情報を共有化できる。
また、実施の形態5の上記の実施例では端末局は、端末局の単独測位の結果と基地局エリア対応表と基地局エリアマップを使用して基地局を選択したが、端末局の単独測位による自局位置から最も近い基地局を選択するようにしてもよい。端末局は予め、各基地局名と、各基地局の位置と、各基地局が使用する通信周波数を記載した基地局位置リストを端末局制御装置内に備えている。図13は、各端末局が行う基地局選択と通信のフローの別の実施例を示した図である。図13において、各端末局はステップS301で自局に搭載しているGPS受信器12により自局位置を単独測位する。ステップS302にて、端末局は自局位置と基地局位置リストにある基地局の位置から、自局位置と各基地局との距離を演算する。ステップS303にて、端末局は自局に最も近い位置にある基地局を選択する。図13で示した実施例は図12に示した実施例とS302〜S303のステップの内容が異なるだけであり、以降のフローの説明は省略する。
このように実施の形態5の別の実施例によれば、端末局は単独測位を行い、単独測位の結果と基地局の位置とから自局と各端末局との距離を演算し、複数ある基地局の中から自局に最も近い基地局を選択するという簡便な方法によっても、例えば車両に搭載されて移動する端末局は、基地局を選択しながら各基地局の通信ネットワークへの加入と離脱を繰り返すことで、空港のような広い範囲であっても自局で取得した位置情報や自局周囲を撮影した画像情報などの情報を基地局に対し送信することができる。
なお、空港エリア内に設置されるGPS基準局は1ヶ所である例を示したが2ヶ所以上であってもよく、基地局は最も近いGPS基地局からGPS信号などの情報を入手し、補正情報を同報送信により送信するようにしてもよい。基地局はより近いGPS基準局を選択することで、補正情報の精度が増し、より高精度な測位を行なうことができる。
なお、基地局と各端末局とは無線LANで接続されているとしたが、例えば準天頂衛星などの衛星を介して基地局と衛星との間、衛星と各端末局との間が衛星通信で接続されており、データの送受信が行なわれるようにしてもよい。
以上のように、一例として空港施設に対する適用例を説明したがこれに限られるものではなく、トラックが出入りするトラックヤードに対してトラックを基地局で管理するものであってもよく、また、パトカーによる街の巡回でパトカーの正確な位置をデータ収集局で管理するようなシステムに本発明を適用してもよい。
1 基地局、2 GPS基準局、3 基地局制御装置、4 端末局情報データベース、5 基地局無線送受信器、6 GPS信号、7 補正情報、8 端末局リスト、9 GPS衛星、10 無線、11 端末局(#1)、12、22、32 GPS受信器、13、23、33 端末局制御装置、14 表示装置、15、25、35 端末局無線送受信器、16 カメラ、17 地図データベース、18 記憶装置、20 自局位置情報、21 送受信端末局(#2)、31 送受信端末局(#3)、24 表示装置、34 表示装置、40 データフレーム、41 同報送信チャンネル、42 受信チャンネル、43 通信チャンネル、44 単位フレーム、45 端末局情報、46〜48 送受信データ、51 端末ID番号、52 通信チャンネル情報、53 通信チャンネル開始時間、54 通信チャンネル終了時間、61 通信チャンネル要求信号、62 端末ID番号、81 端末局(#4)、91 測位専用端末局、92 端末局無線受信器、100 通信エリア、110 滑走路を含む空港施設、112〜113 基地局、120 GPS基準局、130 データ収集局、131 LAN、132 無線通信、140、141 通信エリア、661、662、663、664 GPS信号。
Claims (14)
- 無線通信装置を備え各端末局に同一情報を送信し、前記同一情報で各端末局に対し各端末局ごとの通信時間を指定する基地局と、
前記基地局から送信された前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と送受信を行う移動可能な前記通信時間を指定された端末局と、
を備えたことを特徴とする無線通信ネットワーク。 - 無線通信装置を備えた基地局において、
前記基地局は端末局に同一情報を送信し、前記同一情報は前記端末局に対し端末局ごとの通信時間を指定し、前記端末局は前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と情報の送受信を行うことを特徴とする基地局。 - 無線通信装置を備えた端末局において、
前記端末局は基地局からの同一情報を受信し、前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と情報の送受信を行うことを特徴とする端末局。 - 端末局から前記端末局用の通信時間の指定を要求された基地局であって、前記基地局は各端末局ごとの通信時間を指定する端末局情報に前記端末局用の通信時間を追加設定し、前記追加設定した前記端末局情報を前記同一情報で送信することを特徴とする請求項2記載の基地局。
- 各端末局ごとの通信時間を指定する端末局情報に自局用の通信時間が指定されていない端末局であって、前記端末局は前記基地局で設定された受信チャンネルの通信時間にて前記基地局に対し自局用の通信時間の指定を要求することを特徴とする請求項3記載の端末局。
- 請求項4に記載の基地局と、請求項5に記載の端末局とを備えることを特徴とする無線通信ネットワーク。
- 前記同一情報は位置を補正する補正情報を含み、前記端末局はGPS等の測位手段により自局位置を測位し前記補正情報を利用して自局位置を補正することを特徴とする請求項1記載の無線通信ネットワーク。
- 前記端末局に設けられた撮影手段とを備え、前記端末局は前記撮影手段により撮影した撮影情報を前記撮影情報を取得したときの自局位置情報と共に前記基地局に送信し、または、前記端末局に設けられた記憶装置に記憶することを特徴とする請求項7記載の無線通信ネットワーク。
- 前記基地局は前記端末局情報で指定した個々の端末局ごとの通信時間に前記通信時間を指定された端末局との送受信が行われないことを検出すると、前記基地局は前記端末局情報から送受信が行われない前記端末局との通信時間の指定を削除することを特徴とする請求項1記載の無線通信ネットワーク。
- 前記基地局は前記端末局情報で指定する各端末局ごとの通信時間の長さを、各端末局が送信する送信情報量の大小に応じて設定することを特徴とする請求項1記載の無線通信ネットワーク。
- 無線通信装置を備え各端末局を特定せずに同一情報を送信し、前記同一情報で各端末局に対し各端末局ごとの通信時間を指定する複数の基地局と、
前記基地局から送信された前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と送受信を行う移動可能な前記通信時間を指定された端末局とを備え、
前記複数の基地局は各々異なる通信周波数を使用し、
前記端末局は前記各周波数における電波強度を計測し、最も電波強度が強い通信周波数の基地局を選択して自局の通信周波数を前記最も電波強度が強い周波数に設定することを特徴とする無線通信ネットワーク。 - 無線通信装置を備え各端末局に同一情報を送信し、前記同一情報で各端末局に対し各端末局ごとの通信時間を指定する複数の基地局と、
前記基地局から送信された前記同一情報で指定された通信時間に前記基地局と送受信を行う移動可能な前記通信時間を指定された端末局とを備え、
前記複数の基地局は各々異なる通信周波数を使用し、
前記端末局は前記複数の基地局の位置情報を持ち、GPS等の測位手段により自局位置を測位し、測位した自局位置から最も近い基地局を選択して自局の通信周波数を前記選択した基地局で使用する通信周波数に設定することを特徴とする無線通信ネットワーク。 - 端末局から前記端末局用の通信時間の指定を要求された基地局であって、前記基地局は各端末局ごとの通信時間を指定する端末局情報に前記端末局用の通信時間を追加設定し、前記追加設定した前記端末局情報を前記同一情報で送信する基地局と、
各端末局ごとの通信時間を指定する端末局情報に自局用の通信時間が指定されていない端末局であって、前記端末局は前記基地局で設定された受信チャンネルの通信時間にて前記基地局に対し自局用の通信時間の指定を要求する端末局と、
を備えることを特徴とする請求項11または請求項12記載の無線通信ネットワーク。 - 前記基地局と送受信を行い前記端末局の情報を収集するデータ収集局を設けたことを特徴とする請求項1、請求項6乃至13のいずれかに記載の無線通信ネットワーク。
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