JP2006195089A - 電子写真感光体、それを用いた電子写真方法、装置、プロセスカートリッジ及び電子写真感光体製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 導電性支持体上に少なくとも感光層が形成されていると共に、導電性支持体から最も離れた層がフィラーを含有する電子写真感光体において、導電性支持体から最も離れた層が、酸価が10〜700(mgKOH/g)の有機化合物の少なくとも一種と、下記一般式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種とを含有することを特徴とする電子写真感光体を主たる構成にする。
【化1】
Description
感光体を加熱することによって画像ボケの発生は抑制できるものの、ドラムヒーターを搭載するために感光体の径を大きくしなければならないため、電子写真装置の小型化の要求に伴って、現在主流となりつつある小径感光体にはこのような方法は適用できず、小径感光体の高耐久化が困難とされてきた。
さらに、ドラムヒーターの搭載によって装置が大型にならざるを得ず、消費電力が顕著に増加する上、さらには、装置の立ち上げ時に多くの時間を要する等、多くの課題を残しているのが実状であった。
しかしながら、これらの公報に開示された方法では、保護層による光の吸収によって感光層へ到達する光量が減少するため、感光体の感度が低下する問題が生じ、その効果はわずかであった。
この方法は残留電位の増加を抑制する効果は不十分であり、実質的に課題を解決するには至っていないのが実状である。
これらの方法は、保護層/電荷輸送層界面での電荷の注入性を向上させ、また保護層に低抵抗部分が形成されることにより、電荷が表面にまで到達しやすくなることに起因していると考えられている。これらの方法は、残留電位の低減効果が認められるが、その結果、画像ボケを引き起こしやすくなり、画像への影響が顕著に現れる副作用を有する。また、有機酸を添加した場合にはフィラーの分散性の低下を引き起こしやすくなるため、その効果は十分ではなく、課題を解決するに至っていないのが実状である。
従って、高耐久化のためにフィラーを含有させた保護層を形成した電子写真感光体において、フィラーの分散性を高めると同時に、高画質化を実現するためには、画像ボケの発生や残留電位上昇を抑制させるだけでなく、保護層膜中のフィラーの分散性を高めることが重要である。
さらに、それらの影響を軽減させるために、ドラムヒーターを搭載する必要があることから、最も耐久性が必要とされる小径感光体の高耐久化が実現されず、それに伴い装置の小型化や消費電力の低減に対しても大きな障害となっているのが実状であった。
酸価が10〜700mg-KOH/gの有機化合物の添加効果は、残留電位の抑制だけに留まらず、フィラーの分散性を向上させ、同時に沈降抑制効果が得られたことにより、膜の透明性が向上し画像濃度ムラのない高解像度を有する画像を得ることが可能となった。
前記導電性支持体31としては、体積抵抗1010Ω・cm以下の導電性を示す材料、例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金などの金属、あるいは酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチックあるいは紙に被覆した材料、あるいは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなどの板状の材料あるいは上記した材料、これらを組み合わせた材料を、押し出し、引き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ(鏡面加工などでの最終工程での微細研磨(電界研磨なども含む)・切削加工を含む)、研摩などの表面処理した管などを使用することができる。また、特開昭52−36016号公報に開示されたエンドレスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導電性支持体31として用いることができる。
有機性フィラー材料としては、ポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末、a−カーボン粉末(アモルファス−カーボン)等が挙げられる。
5wt%未満であると耐摩耗性はあるものの十分ではなく、50wt%を越えると、電荷輸送層37の透明性が損なわれる。
酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の有機化合物を含有させると、フィラーの添加によって発生した、残留電位上昇を抑制することができる。
0.1 ≦ 酸価当量(A×B/C) ≦ 20 (I)
一般式(1)で表される化合物の添加は、前記酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の化合物を含有させることによる弊害を解決するためである。即ち、酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の化合物は、その化学構造式に由来して、使用条件により生じるオゾンやNOxなどの酸化性ガスが吸着しやすく、場合によっては、最表面の低抵抗化を招き、画像流れ等の問題を引き起こす可能性がある。この酸化性ガスによって引き起こされる課題を解決するためには、前記一般式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種を含有させることが効果的である。その理由については、現時点では明らかになっていないが、該化合物の構造式内に含まれる置換アミノ基が酸化性ガスに対して有効なラジカル物質生成抑制を行っているものと推測される。また、一般式(1)で表される化合物は、電荷輸送能力も有しているため、それ自身が電荷担体のトラップとして働くことがなく、添加に伴う残留電位上昇等の電気的な特性劣化は殆どみられない。
一般式(1)で表される化合物のR1、R2、R3の基を種々変更した例を下記に例示化合物1、2、3〜23等として表示する。
この一般式(1)で表される化合物と酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の有機化合物とを含有する、塗工液を保存する場合には、相互作用による塩の生成を抑制するために、酸化防止剤を含有させる。この塩が生成すると、塗工液の変色を引き起こすだけではなく、製造された電子写真感光体において、残留電位の上昇等の不具合を引き起こす。この塩の生成による塗工液の経時保存の不安定の原因は、一般式(1)で表される化合物の構造式に由来するものであり、本発明者等は、後述する酸化防止剤を含有させることにより、保存安定性の問題を解決することができた。
但し、ここで用いられる酸化防止剤は、後述の目的と異なり、あくまでも一般式(1)で表される化合物の塗工液中での保護のために利用される。
このため、これらの酸化防止剤は、一般式(1)で表される化合物を含有させる前の工程で塗工液に含有させておくことが好ましく、添加量としては、含有される酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の有機化合物に対して、0.1〜200wt%の範囲で十分な塗工液の保存安定性を発揮できる。
更に、保護層39には、耐摩耗性を向上させる目的でフィラーを含有させ、更に、酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の有機化合物の少なくとも一種と、前記一般式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種を含有させる。
また、これらのフィラーは少なくとも1種の表面処理剤で表面処理させることが可能であり、そうすることがフィラーの分散性の面から好ましい。表面処理剤については、前記図2に示す構成の電荷輸送層37に適用されるものはすべて使用することが可能である。表面処理剤を単独で使用することはもちろん、2種以上混合させて処理することも可能である。表面処理剤の量については、前記電荷輸送層37で適用される量を用いることができる。
また、フィラーの含有量としては、0.1〜50wt%の範囲、好ましくは5〜30wt%の範囲である。
0.1wt%以下であると耐摩耗性はあるものの十分ではなく、50wt%を越えると、保護層39の透明性が損なわれる。
例えば、酸価が10〜700mgKOH/gの範囲の有機化合物を二種類用いる場合、その一方をA、他方をB、前記フィラーの含有量をCとしたときに、A、B及びCとの間に下記の関係式(II)を満たすことが好ましく、(II)式の範囲内で必要最小量に設定することがより好ましい。
0.2 ≦ (A×B/C) ≦ 20 (II)
耐酸化性ガス向上のために含有される一般式(1)で表される化合物としては、前記図2に示す構成の電荷輸送層37に含有させるものと同様のものを用いることができる。
また、保護層39に、前記図2に示す構成の電荷輸送層37について挙げた低分子電荷輸送物質あるいは高分子電荷輸送物質を添加することは、残留電位の低減及び画質向上に対して有効かつ有用である。
本発明の感光体を構成する各層に添加できる酸化防止剤として、例えば下記のものが挙げられる。但し、本発明はこれらに限定されるものではない。
2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、ビス[3,3’−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアッシド]クリコールエステル、トコフェロール類などが挙げられる。
N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジ−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−t−ブチル−p−フェニレンジアミンなどがある。
2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン、2,6−ジドデシルハイドロキノン、2−ドデシルハイドロキノン、2−ドデシル−5−クロロハイドロキノン、2−t−オクチル−5−メチルハイドロキノン、2−(2−オクタデセニル)−5−メチルハイドロキノンなどがある。
ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジテトラデシル−3,3’−チオジプロピオネートなどがある。
トリフェニルホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィン、トリ(ジノニルフェニル)ホスフィン、トリクレジルホスフィン、トリ(2,4−ジブチルフェノキシ)ホスフィンなどがある。
(a)リン酸エステル系可塑剤
リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフェニル、リン酸トリクロルエチル、リン酸クレジルジフェニル、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘキシル、リン酸トリフェニルなどがある。
フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジイソオクチル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ジウンデシル、フタル酸ジトリデシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ブチルラウリル、フタル酸メチルオレイル、フタル酸オクチルデシル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジオクチルなどが挙げられる。
トリメリット酸トリオクチル、トリメリット酸トリ−n−オクチル、オキシ安息香酸オクチルなどが挙げられる。
アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキシル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ−n−オクチル、アジピン酸−n−オクチル−n−デシル、アジピン酸ジイソデシル、アジピン酸ジカプリル、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−n−オクチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジ−2−エトキシエチル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、テトラヒドロフタル酸ジオクチル、テトラヒドロフタル酸ジ−n−オクチルなどが挙げられる。
オレイン酸ブチル、グリセリンモノオレイン酸エステル、アセチルリシノール酸メチル、ペンタエリスリトールエステル、ジペンタエリスリトールヘキサエステル、トリアセチン、トリブチリンなどが挙げられる。
アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレート、アセチルクエン酸トリブチルなどが挙げられる。
エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸デシル、エポキシステアリン酸オクチル、エポキシステアリン酸ベンジル、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジデシルなどが挙げられる。
ジエチレングリコールジベンゾエート、トリエチレングリコールジ−2−エチルブチラートなどが挙げられる。
塩素化パラフィン、塩素化ジフェニル、塩素化脂肪酸メチル、メトキシ塩素化脂肪酸メチルなどが挙げられる。
ポリプロピレンアジペート、ポリプロピレンセバケート、ポリエステル、アセチル化ポリエステルなどが挙げられる。
p−トルエンスルホンアミド、o−トルエンスルホンアミド、p−トルエンスルホンエチルアミド、o−トルエンスルホンエチルアミド、トルエンスルホン−N−エチルアミド、p−トルエンスルホン−N−シクロヘキシルアミドなどが挙げられる。
クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ−2−エチルヘキシル、アセチルクエン酸−n−オクチルデシルなどが挙げられる。
ターフェニル、部分水添ターフェニル、ショウノウ、2−ニトロジフェニル、ジノニルナフタリン、アビエチン酸メチルなどが挙げられる。
(a)炭化水素系化合物
流動パラフィン、パラフィンワックス、マイクロワックス、低重合ポリエチレンなどが挙げられる。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルチミン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸などが挙げられる。
ステアリルアミド、パルミチルアミド、オレインアミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミドなどが挙げられる。
脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエステルなどが挙げられる。
セチルアルコール、ステアリルアルコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリグリセロールなどが挙げられる。
ステアリン酸鉛、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウムなどが挙げられる。
カルナバロウ、カンデリラロウ、蜜ロウ、鯨ロウ、イボタロウ、モンタンロウなどが挙げられる。
シリコーン化合物、フッ素化合物などが挙げられる。
2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ4−メトキシベンゾフェノンなどが挙げられる。
フェニルサルシレート、2,4ジ−t−ブチルフェニル3,5−ジ−t−ブチル4ヒドロキシベンゾエートなどが挙げられる。
(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、(2’−ヒドロキシ3’−ターシャリブチル5’−メチルフェニル)5−クロロベンゾトリアゾールなどが挙げられる。
エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、メチル2−カルボメトキシ3(パラメトキシ)アクリレートなどが挙げられる。
ニッケル(2,2’チオビス(4−t−オクチル)フェノレート)ノルマルブチルアミン、ニッケルジブチルジチオカルバメート、ニッケルジブチルジチオカルバメート、コバルトジシクロヘキシルジチオホスフェートなどが挙げられる。
ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−[2−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕−2,2,6,6−テトラメチルピリジン、8−ベンジル−7,7,9,9−テトラメチル−3−オクチル−1,3,8−トリアザスピロ〔4,5〕ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンなどが挙げられる。
図6は、本発明の電子写真プロセス及び電子写真装置を説明するための概略図であり、下記のような例も本発明の範疇に属するものである。
図6において、感光体1は少なくとも感光層が設けられ、導電性支持体から最も離れた層にフィラーを含有してなる。感光体1はドラム状の形状を示しているが、シート状、エンドレスベルト状のものであっても良い。帯電チャージャー3、転写前チャージャー7、転写チャージャー10、分離チャージャー11、クリーニング前チャージャー13には、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャー)、帯電ローラ等が用いられ、公知の手段がすべて使用可能である。
また、画像露光部5、除電ランプ2等の光源には、蛍光灯、タングステンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、エレクトロルミネッセンス(EL)などの発光物全般を用いることができる。そして、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを用いることもできる。
さて、現像ユニット6により感光体1上に現像されたトナーは、転写紙9に転写されるが、全部が転写されるわけではなく、感光体1上に残存するトナーも生ずる。このようなトナーは、ファーブラシ14およびブレード15により、感光体から除去される。クリーニングは、クリーニングブラシだけで行なわれることもあり、クリーニングブラシにはファーブラシ、マグファーブラシなどの公知のものが用いられる。
かかる現像手段には、公知の方法が適用でき、また、除電手段にも公知の方法が用いられる。
一方、光照射工程は、像露光、クリーニング前露光、除電露光が図示されているが、他に転写前露光、像露光のプレ露光、およびその他公知の光照射工程を設けて、感光体に光照射を行うこともできる。
アルミニウムシリンダー上に下記組成の下引き層塗工液、電荷発生層塗工液、および電荷輸送層塗工液を、浸漬塗工によって順次塗布、乾燥し、3.5μmの下引き層、0.2μmの電荷発生層、23μmの電荷輸送層を形成した。
<下引き層塗工液>
二酸化チタン粉末 400部
メラミン樹脂 65部
アルキッド樹脂 120部
2−ブタノン 400部
下記式(16)構造式のビスアゾ顔料 12部
2−ブタノン 200部
シクロヘキサノン 400部
ポリカーボネート(商品名Zポリカ:帝人化成株式会社製) 10部
テトラヒドロフラン 100部
下記構造式(17)の電荷輸送物質 10部
アルミナ(商品名スミコランダムAA−03 平均一次粒径0.3μm: 住友化学工業株式会社製) 2部
上記例示化合物2で表される化合物 0.5部
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価180mgKOH/g、固形分50%、商品名BYK−P104:BYKケミー株式会社製) 0.02部
前記式(17)構造式の電荷輸送物質 3.5部
ポリカーボネート(商品名Zポリカ:帝人化成株式会社製) 6部
テトラヒドロフラン 220部
シクロヘキサノン 80部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体2を作製した。
不飽和ポリカルボン酸ポリマー(酸価365mgKOH/g、商品名BYK−P105:BYKケミー株式会社製) 0.02部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体3を作製した。
ポリエステル樹脂(酸価35mgKOH/g) 0.2部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体4を作製した。
ポリエステル樹脂(酸価50mgKOH/g) 0.2部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体5を作製した。
アクリル樹脂(酸価65mgKOH/g、商品名ダイヤナールBR−605 三菱レイヨン株式会社製) 0.1部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体6を作製した。
アクリル酸/ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体(酸価50mgKOH/g) 0.1部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体7を作製した。
マレイン酸モノアルキル/スチレン/ブチルアクリレート(酸価50mgKOH/g):三洋化成工業株式会社製 0.1部
(なお前記マレイン酸モノアルキルのアルキルは、一般にメチル、エチル、プロピルあるいはブチルなどのC1〜C12までのアルキルを意味する。このマレイン酸モノアルキルは、これらのモノアルキルの混合体であってもよい。これらは、前記会社より入手可能である。)
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体8を作製した。
スチレンアクリル共重合体(酸価200mgKOH/g、商品名FB−1522 三菱レイヨン株式会社製) 0.1部
実施例1において、保護層に含有されるポリカルボン酸を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体9を作製した。
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価650mgKOH/g、藤沢薬品株式会社製) 0.02部
実施例2において、保護層に含有されるポリカルボン酸の添加量を下記の添加量に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体10を作製した。
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価365mgKOH/g、商品名BYK−P105:BYKケミー株式会社製) 0.001部
実施例2において、保護層に含有されるポリカルボン酸の添加量を下記の添加量に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体11を作製した。
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価365mgKOH/g、商品名BYK−P105:BYKケミー株式会社製) 0.1部
実施例5において、保護層に含有されるアクリル樹脂の添加量を下記の添加量に変更した以外は、すべて実施例5と同様にして、電子写真感光体12を作製した。
アクリル樹脂(酸価65mgKOH/g、商品名ダイヤナールBR−605:三菱レイヨン株式会社製) 0.5部
実施例1において、保護層に含有されるフィラーを、下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして電子写真感光体13作製した。
酸化チタン(平均一次粒径0.3μm、商品名CR−97 石原産業株式社製) 2部
実施例1において、保護層に含有されるフィラーを下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして電子写真感光体14作製した。
シランカップリング剤処理酸化チタン(平均一次粒径0.015μm、処理量20%、商品名MT100SA:テイカ製) 2部
実施例1において、保護層に含有されるフィラーを下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体15を製した。
シリカ(平均粒径0.1μm、商品名KMPX100 信越シリコーン株式会製) 2部
実施例1において、保護層に含有される電荷輸送物質及びバインダー樹脂を一体化して下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体16を作製した。
下記式(18)に示す構造式の高分子電荷輸送物質 20部
実施例1において、保護層に含有されるバインダー樹脂を下記の材料に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体17を作製した。
ポリアリレート樹脂(商品名UポリマーU6000:ユニチカ株式会製) 10部
実施例1において、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液及び保護層塗工液を下記のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体18を作製した。
<電荷発生層塗工液>
下記XDスペクトルを有するチタニルフタロシアニン 8部
ポリビニルブチラール 5部
2−ブタノン 400部
<電荷輸送層塗工液>
C型ポリカーボネート 10部
トルエン 70部
下記式(19)に示す構造式の電荷輸送物質 8部
アルミナ処理酸化チタン(平均一次粒径0.035μm:テイカ株式会社 製) 1.5部
前記例示化合物1−1 0.5部
メタクリル酸/メチルメタクリレート共重合体(酸価50mgKOH/g) 0.5部
C型ポリカーボネート(帝人化成株式会社製) 5.5部
前記式(19)に示す構造式の電荷輸送物質 4部
テトラヒドロフラン 250部
シクロヘキサノン 50部
実施例1において、保護層形成用塗工液を下記の組成に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体19を作製した。
<保護層塗工液>
アルミナ(平均一次粒径:0.3μm:商品名スミコランダムAA−03:住友化学工業株式会社製) 2部
例示化合物2 0.5部
前記式(17)に示す構造式の電荷輸送物質 4部
ポリカーボネート(Zポリカ、帝人化成株式会社製) 6部
テトラヒドロフラン 220部
シクロヘキサノン 80部
実施例3において、保護層形成用塗工液を下記の組成に変更した以外は、すべて実施例3と同様にして、電子写真感光体20を作製した。
<保護層塗工液>
アルミナ(平均一次粒径:0.3μm、商品名スミコランダムAA−03: 住友化学工業株式会社製) 2部
例示化合物2 0.5部
ポリエステル樹脂(酸価7mgKOH/g) 0.2部
前記式(17)に示す構造式の電荷輸送物質 4部
ポリカーボネート(Zポリカ、帝人化成株式会社製) 6部
テトラヒドロフラン 220部
シクロヘキサノン 80部
実施例1において、保護層形成用塗工液を下記の組成に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体21を作製した。
アルミナ(平均一次粒径0.3μm:住友化学工業株式会社製) 2部
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価180mgKOH/g:BYKケミー株式会社製) 0.02部
前記式(17)に示す構造式の電荷輸送物質 4部
ポリカーボネート(商品名Zポリカ:帝人化成株式会社製) 6部
テトラヒドロフラン 220部
シクロヘキサノン 80部
実施例1において、保護層に含有された例示化合物2で表される化合物を表1に示した例示化合物1、3、4〜21および23に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体22〜33を作製した。
実施例1において、保護層に含有された例示化合物2で表わされる化合物を下記に示す式(20)の化合物に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体34を作製した。
実施例1において、保護層に含有された例示化合物2で表わされる化合物を下記に示した式(21)の化合物に変更した以外は、すべて実施例1と同様にして、電子写真感光体35を作製した。
下記の組成の電子写真感光体保護層形成用塗工液2を作製した。
<保護層塗工液>
アルミナ
(平均一次粒径:0.3μm、商品名スミコランダムAA-03:住友化学工業株式会社製) 2部
例示化合物2 0.5部
不飽和ポリカルボン酸ポリマー溶液(酸価180mgKOH/g、固形分50%、商品名BYK−P104:BYKケミー株式会社製) 0.02部
前記式(17)で示す構造式の電荷輸送物質 3.5部
ポリカーボネート(商品名Zポリカ:帝人化成株式会社製) 6部
テトラヒドロフラン 220部
シクロヘキサノン 80部
下記式(22)で示す構造式のハイドロキノン系化合物 0.005部
実施例31において、電子写真感光体保護層形成用塗工液2に含まれるハイドロキノン系化合物を、下記式(23)に示す構造式のヒンダードアミン系化合物に変更した以外は、同様にして電子写真感光体保護層形成用塗工液3を作製した。
実施例31において、電子写真感光体保護層形成用塗工液2に含まれるハイドロキノン系化合物を下記式(24)に示す構造式の有機硫黄系化合物に変更した以外は同様にして、電子写真感光体保護層形成用塗工液4を作製した。
実施例31において、電子写真感光体保護層形成用塗工液2に含まれるハイドロキノン系化合物を下記式(25)に示す構造式のヒンダードフェノール系化合物に変更した以外は、同様にして電子写真感光体保護層形成用塗工液5を作製した。
実施例31において、電子写真感光体保護層形成用塗工液2に含まれるハイドロキノン系化合物を下記式(26)に示す構造式の有機燐系化合物に変更した以外は、同様にして電子写真感光体保護層形成用塗工液6を作製した。
2 除電ランプ
3 帯電チャージャー3
5 画像露光部
6 現像ユニット
7 転写前チャージャー
9 転写紙
10 転写チャージャー
11 分離チャージャー
13 クリーニング前チャージャー
14 ファーブラシ
15 ブレード
16 感光体
21 感光体21
22a、22b 駆動ローラ
23 帯電器
24 光源
25 帯電器
26 光源
27 ブラシ
28 光源
31 導電性支持体
33 感光層
35 電荷発生層
37 電荷輸送層
39 保護層
Claims (22)
- 導電性支持体上に少なくとも感光層が形成されていると共に、前記導電性支持体上に設けられた最離層が、フィラーを含有する層を有する電子写真感光体において、
前記最離層が、酸価が10〜700mgKOH/gの範囲である有機化合物の少なくとも一種と、下記一般式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種とを含有することを特徴とする電子写真感光体。
- 前記最離層が、感光層の表面層であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が、感光層の上に形成された保護層であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有する前記有機化合物が、ポリカルボン酸であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有する、前記ポリカルボン酸が、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂のいずれか、あるいはそれらの構造式を含む共重合体、もしくはそれらの混合物であることを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有するポリカルボン酸に、少なくとも1種の有機脂肪酸が混合されていることを特徴とする請求項5に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層に含有されるフィラーが、少なくとも1種の無機顔料であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有する無機顔料が、金属酸化物であることを特徴とする請求項7に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有する無機顔料のpHが、5以上であることを特徴とする請求項6又は7に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有する無機顔料の誘電率が、5以上であることを特徴とする請求項7に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が含有するフィラーの一次粒径が、平均で0.01μm〜0.5μmの範囲にあることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が、少なくとも1種の電荷輸送物質を含有することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記電荷輸送物質が、高分子電荷輸送物質であることを特徴とする請求項12に記載の電子写真感光体。
- 前記最離層が、ポリカーボネート樹脂及び/又はポリアリレート樹脂を含有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 請求項1から14のいずれかに記載の電子写真感光体を製造する際に、酸化防止剤を含有させた塗工液を用いて導電性支持体上に形成され前記導電性支持体から最も離れた層である最離層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
- 前記酸化防止剤が、ハイドロキノン系化合物であることを特徴とする請求項15に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記酸化防止剤が、ヒンダードアミン系化合物であることを特徴とする請求項15に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 請求項1から14に記載の電子写真感光体に、少なくとも帯電工程と、画像露光工程と、現像工程と、転写工程とを含む工程を行なうことを特徴とする電子写真方法。
- さらに画像露光の際にLDあるいはLEDによって感光体上に静電潜像の書き込みを行なうことを特徴とする請求項18に記載のデジタル方式の電子写真方法。
- 少なくとも帯電手段、画像露光手段、現像手段、転写手段および請求項1から14に記載の電子写真感光体を具備することを特徴とする電子写真装置。
- 少なくとも帯電手段、画像露光手段、現像手段、転写手段および請求項1から14に記載の電子写真感光体を具備し、画像露光手段にLDあるいはLEDを使用することによって感光体上に静電潜像の書き込みを行なうことを特徴とするデジタル方式の電子写真装置。
- 少なくとも請求項1から14に記載の電子写真感光体を具備することを特徴とする電子写真装置用プロセスカートリッジ。
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