JP2006193962A - 墓石等の耐震構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 横揺れは勿論のこと縦揺れに対しても充分な耐震性を備えると共に、墓石積層構築時の連結作業並びに石部材の補修交換のための連結解除作業が容易である墓石などの耐震構造を提供する。
【解決手段】 上方本体部13に下方部分を幅広としている係止脚部14を下設し、下方本体部15に、前記係止脚部14の大きさに対応する溝部16を形成すると共に、前記溝部が前記係止脚部の幅広部142の全部が挿入される挿入部16aと、挿入状態で係止脚部の横方向移動を可能とし、且つ上方部分を係止脚部の幅広部が上方に抜け出ないようにした幅狭部に形成した移動部16cと、移動部終端を所定の深さに形成した連結部16bとを備えてなり、連結対象の上方石材の当接面所定位置に上方本体部を埋設固定し、下方石部材の当接面所定位置に下方本体部15を埋設固定し、係止脚部14を挿入部16aから差し入れて横移動させて、連結部16bで上下石部材を積層連結する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、墓石等の耐震構造に関するものである。
石組みの墓の構成は、各地方によって種々の形態が知られているが、最も一般的な墓は、納骨空間を下方に設けた芝台石上に、ブロック台座(下台石、上台石)、墓柱石(棹石)を積み重ね、上下石の当接面にモルタル等を塗布して接着し、墓標部分を構築しているものである。また墓標部分の周囲に石組みの玉垣を形成することも多く、この場合にも一般的に、隅部の角小柱や幕板石は、境界壁(コンクリート製)の上にモルタルで接着している。
前記の石積みの墓においては、地震によって倒伏することが見られるので、近年各石部材(ブロック)を連結して耐震性を向上させることが提案されている。具体的には墓石間の当接面の各々に凹部や溝を形成し、当該凹部に連結棒や筒体を内装する手段(特許文献1,2)、中間墓石や墓石全体を上下に貫通し、貫通孔に心棒を挿通する手段(特許文献3,4)、連結部分に螺合部材を埋設し、螺合連結する手段(特許文献5,6)などが知られている。
登録実用新案第3079961号公報。 登録実用新案第3016182号公報。 特開平10−37532号公報。 特開2002−38769号公報。 特許3532509号公報。 実開昭57−6458号公報。
前記した従来手段においては、耐震の確実性や、設置工事の煩雑さの点で問題がある。例えば連結棒による上下石部材の連結は、横揺れに対する耐性が充分であったとしても、上下振動(縦揺れ)に対しては、全く対応していないので、連結部分が外れる可能性がある。また連結棒を石部材としっかりと固定すると、石部材の補修や取り替えのための分離が不可能となる。
また貫通心棒の採用にあっては、所定の石部材に長い貫通孔を穿設形成しなければならないし、長い距離が正確に一直線となるように石材を配置する必要があり、また最上段の石部材の設置に際しては、石部材をクレーンの吊り上げ状態のまま正確に鉛直方向へ下降させる必要があり、その作業は煩瑣である。もちろん石部材の取り替え作業も同様に面倒である。
更に螺合部材を採用している連結手段のうち、石部材当接面の一方にナット体を埋設し、他方にボルト体を埋設する特許文献5開示の連結手段にあっては、上方石部材を吊り下げた状態で回転下降させる必要があり、面倒であると共にネジ山が破損し易いという問題もある。
また対向当接面に各々ナット体を埋設し、ボルト棒で連結する特許文献6に開示されている連結手段にあっては、螺合操作と石材の下降操作を同時に行わなければならないので、墓標石材の連結には不向きであり、玉垣の接続箇所には採用することができるが、ボルトの操作空間が石材の連結箇所の間隙となり、構築後の外観の点で問題がある。
そこで本発明は、新規な連結器具を使用して石部材の連結を行う墓石等の耐震構造を提案したものである。
本発明に係る墓石等の耐震構造は、上方本体部に下方部分を幅広としている係止脚部を下設し、下方本体部に、前記係止脚部の大きさに対応する溝部を形成すると共に、前記溝部が前記係止脚部の幅広部の全部が挿入される挿入部と、挿入状態で係止脚部の横方向移動を可能とし、且つ上方部分を係止脚部の幅広部が上方に抜け出ないようにした幅狭部に形成した移動部と、移動部終端を所定の深さに形成した連結部とを備えてなり、連結対象の上方石部材の当接面所定位置に上方本体部を埋設固定し、下方石部材の当接面所定位置に下方本体部を埋設固定し、係止脚部を挿入部から差し入れて横移動させて、連結部で上下石部材を積層してなることを特徴とするものである。
従って上方石部材の係止脚部を挿入部から差し入れて連結部まで移動させると、当該位置で上下石部材が通常の積層構造となり、地震などの振動が生じても、係止脚部と溝部の嵌合によって横振動に対応でき、溝部上方部分の幅狭部によって係止脚部の幅広部の抜け出しを阻止しているので、縦揺れに対しても上下石部材は連結状態を維持することになる。
また本発明は、前記構成において特に、溝部を、係止脚部の横移動がL状やR状のような非一直線の動作となる形状で、且つ連結部の底面が一段下方に低くなるように形成したことを特徴とするものである。
従って特に連結部においては、係止脚部の四周が溝壁面で囲繞されることになるので、横揺れに対して充分な耐震性を有することになり、激しい縦揺れによって連結部から係止脚部が移動したとしても、挿入部までには非直線状の溝であるために、連結が解消される虞がある挿入部までの移動は充分に阻止できる。
更に本発明は、溝部の底面が挿入部から連結部まで傾斜面に形成したことを特徴とするものである。
従って上下石部材の連結作業時には、上方石部材の重量によって横移動が容易になし得るものであり、地震に際しても、揺れによって上下石部材の位置が変わっても、上方石部材の重量で所定位置に復帰する作用が働くものである。
本発明の構成は上記のとおりであり、上方石部材を吊り下げ状態で横移動させることで上下石部材の耐震連結がなされるもので、貫通心棒を採用した耐震構造や螺合連結を採用した耐震構造に比較すると、充分な耐震性を備えると共に、墓石積層構築時の連結作業並びに石部材の補修交換のための連結解除作業が容易になったものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態として示した連結器具は、第一連結器具1、第二連結器具2、第三連結器具3の3種であり、各連器具1,2,3は、各2個の部材で構成され、それぞれ連結対象の石部材A,Bに埋設固定するものである。
第一連結器具1は、金属製(鋳造体又は鍛造体で形成されている)上方部材11と下方部材12を備え、上方部材11は、上方本体部13と係止脚部14で構成され、下方部材12は、下方本体部15と溝部16で構成される。
上方本体部13は、円盤状の本体131の上部にアンカー体132を稙立させてなり、底面に位置合わせ用の連結棒133を垂設してなる。
係止脚部14は、脚141と脚141の下方に脚141より幅広に膨出形状に形成した幅広部142を備えたもので、上端ネジ部143で本体131の所定位置に下設してなるものである。
下方本体部15は、下記の内部膨出形状の溝部16を備えるために、上部本体151と下部本体152で構成され、上部本体151には、連結棒133と対応する差込穴153と上下本体151,152を連結するネジ体154の挿通孔155を穿設してなる。他方下部本体152の底面にはアンカー体156を下方に突設してなる。
溝部16は、上部本体151のL状貫通溝161と下部本体152のL状有底溝162を組み合わせて形成されるもので、上部本体151の貫通溝161の一方端が幅広部142に対応する大きさとして挿入部16aとし、それ以外は脚141と対応する幅(幅狭部163)としたものである。
下部本体152の有底溝162は、幅広部142と対応する幅で、且つ幅広部142が十分移動できる深さとしたものであり、挿入部16aと反対側端部は、幅広部142の外形に対応する深穴に形成し(連結部16b)、係止脚部14全体が溝部16に埋没状態で収納されるようにしたものである。
従って上下本体151,152を上下に組み合わせ、ネジ体154を使用して一体にすると、所定の溝部16が形成されるものである。この溝部16は、一端側が幅広部142を差し込むことができる挿入部16aとし、他端側が係止脚部14を埋没することができる連結部16bで、両者の間が移動部16cとなるものである。
次に前記第一連結器具1の使用状態について説明する。墓所は図4に例示するとおり、墓標部分と墓標部分を囲繞する玉垣部分で構成され、墓標部分は一般に下方から芝台石a(下方に納骨室が設けられていることが多い)、下台石b、上台石c、棹石(墓柱石)dで構成され、玉垣部分は、門柱e、小角柱f、幕板石gで構成される。勿論前記の石組みにおいて、芝台石a及び門柱eは基礎(境界壁hを兼ねる)に堅牢に構築されていることが前提である。
前記の第一連結器具1は、主として芝台石aと下台石b、下台石bと上台石c、上台石cと棹石dの上下に連結される石部材ABに使用されるもので、上方部材11は、上方石部材Aの底面に所定の穴A1を掘穿し、上方本体部13を石材用接着剤Cで穴A1内に固定する。また下方部材12も下方石部材Bの上面に所定の穴B1を掘穿し、下方本体部15を石材用接着剤Cで穴B1内に固定する(図5参照)。
そして上下石部材ABの連結は、上方石部材Aを上方に吊り上げ、係止脚部14を挿入部16aから差し入れ(図6イ)、移動部16cを移動させ連結部16bに至ると、係止脚部14を深穴に落ち込ませ、幅広部142を前記深穴内に収納する(図6ロ)。そうすると係止脚部14の幅広部142が深穴の溝壁面で囲繞される状態で、上下石部材ABが積層連結されることになる。そして同時に連結棒133が差し込み穴153に挿着されるものである。
尚上下部材の埋設位置は、上下石部材ABの最終位置が、係止脚部14と溝部16の連結部16bの位置が一致するように決定されるし、当然連結棒133と差し込み穴153の位置も一致するように設けなければならない。
従って地震などの災害時において、係止脚部14が溝部16の連結部16bに収まっているので上部石部材Aが外れることは無い。激震における激しい縦揺れによって、上部石部材Aが跳ね上がり、連結部16bから係止脚部14が移動したとしても、移動部16cにおいては、幅狭部163によって、幅広部142が抜け出ることがないし、且つ係止脚部14が抜け出ることができる挿入部16aまではL状溝となっているので、当該角部で横移動が阻止されることになり、地震などの災害によって上方石部材Aが下方石部材Bと分離する可能性は全く無い。
更に墓石の汚れや損傷によって補修や取替えが必要となった場合には、上方石部材Aを所定の動作で引き抜くことで容易に分離することができ、積層連結作業並びに分離作業を容易に行うことができる。
尚前記の第一連結器具1は、前記の構造に限定されず、溝形状はL状に特定されるものではなく、その他任意の形状を採用することができる。また下方部分が膨出し上方部分が幅狭部としている溝部の形成のために、下方本体部15を上下本体151,152で形成したが、必ずしも2個の本体の組み合わせとせずに、3個以上の本体の組合せとしても良いし、また上下本体とせずに左右本体の組合せとしても良い。
次に第二連結器具2について説明する。第二連結器具2は、図8,9に示すように金属製で、上方部材21と下方部材22を備え、上方部材21は、上方本体部23と係止脚部24で構成され、下方部材22は、下方本体部25と溝部26で構成される。
上方本体部23は、直方体状の本体231の上部にアンカー体232を稙立させてなり、係止脚部24は、前記第一連結器具と同様に、脚241と、脚241の下方に脚241より幅広に膨出形状に形成した幅広部242を備えたもので、上端ネジ部243で本体231の所定位置に下設してなるものである。特に前記幅広部242の底面部分は下記する下方本体部25の上下本体当接傾斜面と一致する傾斜面に形成したものである。
下方本体部25は、下記の内部膨出形状の溝部26を備えるために、上部本体251と下部本体252で構成され、上部本体251には、上下本体251,252を連結するネジ体253の挿通孔254を穿設してなる。他方下部本体252の底面にはアンカー体255を下方に突設してなる。更に上下に合わせて一体化される上下本体251,252の当接面は傾斜面に形成してなる。
溝部26は、上部本体251を上下に貫通する貫通溝261と、下部本体252の有底溝262を組み合わせて形成されるもので、上部本体251の貫通溝261は、底面傾斜面が高い方の端部を、幅広部242に対応する大きさに形成して挿入部16aとし、それ以外は脚241と対応する幅(幅狭部263)としたものである。
下部本体252の有底溝262は、幅広部242と対応する幅で、且つ幅広部142が十分移動できる深さで、上面の傾斜と一致する傾斜としたものである。
従って上下本体251,252を上下に組み合わせ、ネジ体253を使用して一体にすると、所定の溝部26が形成されるものである。この溝部26は、一端側が幅広部242を差し込むことができる挿入部26aとし、他端側が最深部となって係止脚部14全体を埋没することができる連結部26bで、両者間の傾斜部分が移動部26cとなるものである。
次に前記第二連結器具2の使用状態について説明する。第二連結器具は、図4に示した墓所における玉垣部分の門柱eと当接する小角柱fと境界壁h、幕板石gと境界壁hとの連結に主として使用されるものである。即ち門柱eや境界壁hは、しっかりとした基礎の上に構築され堅牢であり、この堅牢な境界壁(下方石部材B)hと、その上方に積層配置される上方石部材Aとなる小角柱fと幕板石gを、境界壁(下方石部材B)hに連結固定するために使用するものである。
上方部材21は、上方石部材Aの底面に所定の穴A1を掘穿し、上方本体部23をモルタル等の接着剤Cで穴A1内に固定する。また下方部材22も下方石部材Bの上面に所定の穴B1を掘穿し、下方本体部25を石材用接着剤Cで穴B1内に固定する。
そして上下石部材ABの連結は、上方石部材Aを上方に吊り上げ、係止脚部24を挿入部26aから差し入れ、移動部26c内を傾斜移動させ連結部26bに至ると、係止脚部24は最下位置に達することになる。
従って地震などの災害時において、係止脚部24が溝部26の連結部26bに収まっているので上方石部材Aが下方石部材Bから外れることは無い。しかも地震の揺れによって上下石部材ABの位置が変わっても、上方石部材Aの重量で所定位置に復帰する作用が働くものである。
また特に上方石部材Aには、その自重によって連結箇所方向への移動力が作用することになるので、溝部216の方向を、石の収まりの良い方向(堅牢に固定されている門柱eの方向)に設定しておくと、隣接する石に対してしっかりと密着させて設置することができるし、また連結作業や分離作業は容易に行うことができる。
次に第三連結器具3について説明する。第三連結器具3は、図11,12に示すように上下石部材を連結するものではなく左右石部材D,Eを連結する器具であり、係止部材31と受け部材32とで構成される。
係止部材31は、下方開口コの字状の扁平な本体部311内に、掛け鉤体312を回動自在に枢着したもので、前記掛け鉤体312は、上方部分に係止鉤部313を設け、静止状態では略直立して前記係止鉤部313が本体部311の側方から非突出状態で、且つ下方部314が本体部311から下方に突出するものである。更に下方部314の端面は、他部材と当接した際に係止鉤部313が本体部311の側方から突出回動する方向に動作する形状に形成したものである。
受け部材32は、下方開口コの字状の扁平な本体部321内に、掛け鉤体312の係止鉤部313が鉤止される受け軸322を架設したものである。
従ってこの第三連結器具3は、連結すべき左右石部材D,Eの連結対向側面の下側において、一方の石部材Dに係止部材31を埋設固定し、他方の石部材Eには受け部材32を埋設固定しておくもので、受け部材32を埋設した石部材Eは、予め他の連結器具によって連結固定されているものである。
そして係止部材31を埋設固定した石部材Dを吊り上げて、設置位置に下降させると、掛け鉤体312の突出下方部314が設置台F(例えば境界壁h)の上面に衝突して掛け鉤体312を回動させ、係止鉤部313が受け軸322に鉤止され、両石部材D,Eが連結固定されるものである。
本発明の実施形態の第一連結器具の全体斜視図。 同第一連結金具の上方部材の分解斜視図。 同第一連結金具の下方部材の分解斜視図。 同連結器具の使用対象の墓所の説明図。 同第一連結金具の使用状態の説明図(連結直前)。 同第一連結金具の使用状態の説明図(連結動作)。 同第一連結金具の使用状態の説明図(墓標使用状態)。 同第二連結金具の下方部材の分解斜視図。 同第二連結金具の全体の一部切断正面図。 同第二連結金具の使用状態の説明図。 同第三連結金具の全体斜視図。 同第三連結金具の使用状態の説明図(連結直前)。
符号の説明
A 上方石部材
B 下方石部材
1 第一連結器具
2 第二連結器具
11,21 上方部材
12,22 下方部材
13,23 上方本体部
131,231 本体
132,232 アンカー体
133 連結棒
14,24 係止脚部
141,241 脚
142,242 幅広部
143,243 上端ネジ部
15,25 下方本体部
151,251 上部本体
152,252 下部本体
153 差込穴
154,253 ネジ体
155,254 挿通孔
156,255 アンカー体
16,26 溝部
16a,26a 挿入部
16b,26b 連結部
16c,26c 移動部
161,261 貫通溝
162,262 有底溝
163,263 幅狭部

Claims (3)

  1. 上方本体部に下方部分を幅広としている係止脚部を下設し、下方本体部に、前記係止脚部の大きさに対応する溝部を形成すると共に、前記溝部が、前記係止脚部の幅広部の全部が挿入される挿入部と、挿入状態で係止脚部の横方向移動を可能とし、且つ上方部分を係止脚部の幅広部が上方に抜け出ないようにした幅狭部に形成した移動部と、移動部終端を所定の深さに形成した連結部とを備え、連結対象の上方石部材の当接面所定位置に上方本体部を埋設固定し、下方石部材の当接面所定位置に下方本体部を埋設固定し、係止脚部を挿入部から差し入れて横移動させて、連結部で上下石部材を積層してなることを特徴とする墓石等の耐震構造。
  2. 溝部を、係止脚部の横移動がL状やR状のような非一直線の動作となる形状で、且つ連結部の底面が一段下方に低くなるように形成した請求項1記載の墓石等の耐震構造。
  3. 溝部を、底面が挿入部から連結部まで傾斜面に形成した請求項1記載の墓石等の耐震構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013147866A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Nakahara Sanpodo:Kk 石材構造物

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