JP2006191305A - カメラ付き携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数回の撮影画像を重ねて合成画像を得る低照度下の撮影において、良好な画像が得られるカメラ付携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 画像信号処理部4において検出された画像データの平均値と最大値に基づき、CPU19により合成に必要な枚数が決定される。最初に、撮影画像メモリ5に記憶された1枚目の画像データが、基準画像データとして基準画像メモリ6に書き込まれると共に、画像一時メモリ8に書き込まれる。2枚目以降の画像データは、動き検出部7により基準画像データと比較され、動きベクトルが検出される。この動きベクトルに基づいて、CPU19により動き補正に適しているか否かが判定さる。動き補正に適している画像データが、動き補正部9においてその動きベクトルに対応した動き補正がなされた後、画像データ合成部10において画像一時メモリ8に記憶された画像と合成された後、画像一時メモリ8に書き込まれる。
【選択図】 図1
Description
別の像ぶれの原因としては、撮影時間が長くなることで、撮影開始時には撮影範囲外であった物が露光中に画面を横切るような状況もある。例えば夜景撮影中の通行人や自動車の通過などが、その一例である。
図1は本発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯端末装置のカメラシステム部分の構成を示すブロック図である。図において、被写体の像はレンズ1を通して撮像素子2の撮像面に結像され、撮像信号に変換される。この撮像信号はA/D変換器(ADC)3によりデジタルデータに変換され、フィルタ処理などを行なう画像信号処理部4により画像データに変換された後、撮影画像メモリ5に書き込まれる。複数の画像データを重ね合わせて合成画像を得る場合の1枚目の画像データ(基準画像データ)は基準画像メモリ6に記憶され、この基準画像データに対する2枚目以降の画像データの動き(像ぶれ)が動き検出部7において画像の動きベクトルとして検出される。2枚目以降の画像データは動き補正部9において動き補正された後、画像データ合成部10において画像一時メモリ8に記憶された画像データと合成され、画像一時メモリ8に記憶される。
記録再生制御部13は、画像一時メモリ8から映像信号領域の映像データを取り出し、記録媒体14に記録し、また、記録媒体14にされた映像データを読み出し、記録画像一時メモリ8に書き込むための制御を行う。
これらカメラシステム全体の動作は、操作釦17、レリーズ釦18の操作に基づいて、CPU19により制御される。
なお、被写体照度が不足する場合の撮像素子2の最大値露光時間は、手ぶれを起こさない露光時間(手ぶれ限界積分時間)t0以下に設定されることが望ましい。この動画表示はレリーズ釦3が押されるまで、例えば毎秒5回から30回程度の表示の更新を行なえばよい。表示画面の更新頻度が多いと、レンズの向きを変えたときの表示素子2の動きが滑らかになるので操作性は向上するが、消費電力が増えて携帯端末装置の稼動時間が短くなるので、これらトレードオフを考慮して更新頻度が決められる。
なお、手ぶれ限界積分時間t0としては「1/焦点距離(35mmフィルム換算)」秒以下であることが一般に知られているので、望ましくは個々の撮影の露光時間t2を手ぶれ限界積分時間t0以下に設定する。例えば、撮影回数mを、
m ≧ t1/t0 ・・・・・・・・ (1)
を満たす最小の整数の設定し、更に、
t2 = t1/m ・・・・・・・・ (2)
により露光時間t2(秒)を設定する。個々の撮影の露光時間t2(秒)と撮影回数mについては、凡そt2=t1÷m の関係が成り立ち、mが2以上の整数であれば良く、1回での長時間露光の撮影、即ちm=1の場合と比べて像ぶれが低減される。
2回目以降の撮影であれば(S220のNO)、動き検出部7おいて、撮影画像メモリ5の画像データ(撮影画像データ)と、画像一時メモリ8の画像データ(合成画像データ)を用いて、撮影画像データの動きベクトル54を検出する(S230)。
例えば、図10の様に撮像領域50を横切る自動車55が有る場合、あるいは図11の様に画像の振れ(移動)が大きく、画像領域53が撮像領域50の内側に収まらない場合などがある。図10(a)から図10(b)の様に、横切る自動車55が在る場合に、それらの画像を足し合わせてしまうと、図10(c)の様に横切る自動車55の移動した部分に薄く形跡58が残った画像となる。これは撮影者の意図しないものである。
例えば、ズームで夜景を撮影する場合は、1秒間に50回の撮影が行なわれることがある。このような場合に毎回表示素子12の更新をすると1秒間に50回も行なう事となるので、S300の判定を行ない、動画表示と同等程度の1秒間に5回乃至30回程度の周期で表示素子12の更新を行うようにする。
規定時間以上経過していれば、表示素子12の更新を行うためにS305に進み、そうでなければ更新を行なわずに画面表示更新処理S265を終了して、撮影処理を継続する(S270に進む)。
なお、記録媒体14に保存する場合は、一般的には、ファイル容量を小さくするためにJPEGなどの画像を圧縮した形式に変換して保存し、読み出す際にはこのファイルを展開することが多い。
図12は本発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯端末装置のカメラシステム部分の構成を示すブロック図である。図において、被写体の像はレンズ1を通して撮像素子2の撮像面に結像され、撮像信号に変換される。この撮像信号はA/D変換器3によりデジタルデータに変換され、フィルタ処理などを行なう画像信号処理部4により画像データに変換された後、撮影画像メモリ5に書き込まれる。複数の画像データを重ね合わせて合成画像を得る場合の1枚目の画像データ(基準画像データ)は、画像一時メモリ8に記憶される。この基準画像データに対する2枚目以降の画像データの動き(像ぶれ)が動き検出部7において画像の動きベクトルとして検出される。2枚目以降の画像データは、画像一時メモリ8の合成画像データがk枚の画像データで合成されている場合、乗算回路30によりk倍された後、動き補正部9において動き補正され、画像データ合成部10において画像一時メモリ8に記憶された画像データと合成され、画像一時メモリ8に記憶される。
図13は本発明の実施の形態1に係るカメラ付携帯端末装置の画面表示更新処理S265を示すフローチャートである。撮影における他の動作は、即ち実施の形態1の説明で用いた図4〜5、図7〜8のフローチャートと同様である。以下、図13に従って動作を説明する。
Claims (7)
- 所望する映像領域より広い撮影領域を有する撮像素子と、
前記撮像素子から出力される撮影データを画像データに変換する画像処理手段と、
前記画像データの輝度レベルに基づいて、適正輝度の合成画像データを得るために必要な画像データ数m(mは正の整数)を設定する画像枚数設定手段と、
前記画像データを記憶する撮影画像メモリと、
前記撮影画像メモリに記憶された1枚目の画像データを、基準画像データとして記憶する基準画像メモリと、
前記基準画像データと前記撮影画像メモリに記憶された2枚目以降の画像データとの画像のずれを動きベクトルとして検出する動き検出手段と、
前記動きベクトルに基づいて、前記2枚目以降の画像データの動き補正適否を判定する補正適否判定手段と、
前記撮影画像メモリに記憶された1枚目の画像データ、又はそれと2枚目以降の画像データを合成した合成画像データを記憶する画像一時メモリと、
前記補正適否判定手段により適正画像データと判定された2枚目以降の正常画像データの画像のずれを前記動きベクトルに基づいて動き補正する動き補正手段と、
前記動き補正された適正画像データと前記画像一時メモリに記憶された画像データを合成し、前記画像一時メモリにする画像合成手段と、
を備えたことを特徴とするカメラ付き携帯端末装置。 - 所望する映像領域より広い撮影領域を有する撮像素子と、
前記撮像素子から出力される撮影データを画像データに変換する画像処理手段と、
前記画像データの輝度レベルに基づいて、適正輝度の合成画像データを得るために必要な画像データ数m(mは正の整数)を設定する画像枚数設定手段と、
前記画像データを記憶する撮影画像メモリと、
前記撮影画像メモリに記憶された1枚目の画像データ、又はそれと2枚目以降の画像データを合成した合成画像データを記憶する画像一時メモリと、
前記撮影画像メモリに記憶されている画像データと前記画像一時メモリに記憶されている画像データとの画像のずれを動きベクトルとして検出する動き検出手段と、
前記動きベクトルに基づいて、前記2枚目以降の画像データの動き補正適否を判定する補正適否判定手段と、
動き補正が適と判定された2枚目以降の正常画像データの画像のずれを前記動きベクトルに基づいて動き補正して合成画像データを得る画像合成手段と、
を備えたことを特徴とするカメラ付き携帯端末装置。 - 前記撮影画像メモリに記憶された撮影画像データをk倍する乗算手段を備え、
前記動き検出手段が、前記画像一時メモリに記憶されたk枚の画像データ(kは2≦k<mを満たす整数)を合成した合成画像データと前記k倍された撮影画像データと間の画像のずれを動きベクトルとして検出することを特徴とする請求項2に記載のカメラ付き携帯端末装置。 - 前記撮像素子の露光時間と撮像データとに基づいて、適正露光の撮像データを得るために必要な適正露光時間を算出する適正露光時間算出手段と、
前記撮像素子の露光時間を前記適正露光時間の略1/m(mは正の整数)に設定する露光時間設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカメラ付き携帯端末装置。 - 前記画像合成手段において、m枚の画像データを合成する以前に、前記補正適否判定手段により動き補正が不適と判定された2枚目以降の異常画像データの枚数がn枚(nは2≦n<mを満たす整数)に到達した場合に、撮影を終了することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 前記画像表示手段が一定の周期毎に、その時点での合成画像データを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のカメラ付き携帯端末装置。
- 前記画像表示手段が、k枚の画像データを合成した合成画像データを表示するときに、画像の明るさをm/k倍して表示することを特徴とする、請求項6に記載のカメラ付き携帯端末装置。
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KR20180091225A (ko) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | 한화에어로스페이스 주식회사 | 영상 처리 장치 |
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2005
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