JP2006190488A - 半導体記憶装置の書き込み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】書き込み時のメモリしきい電圧を高精度に制御しつつ、書き込み時間の高速化を図ることができる半導体記憶装置の書き込み方法を提供する。
【解決手段】256Mb多値フラッシュEEPROMの書き込み処理において、たとえば“01”書き込み処理は、データラッチ処理(221)、書き込み処理(222)、書き込みベリファイ処理(223)により、書き込み対象ビットの全ビットがパスと判定された後、書き込み後の対象ビット線を選択するデータラッチ処理を実行し(224)、初期値に対して書き込みベリファイ処理を行う(225)。これにより、“01”書き込み処理、書き込みベリファイ処理の途中に、何らかの原因でベリファイパスと判定されたビットでも、この動作でフェイルと判定されれば再び書き込み電圧が印加され、所定のしきい電圧にすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体記憶装置技術に関し、特にAND型メモリセルを用いた多値メモリの書き込み時間の高速化に好適なフラッシュEEPROM(フラッシュメモリ)などの半導体記憶装置の書き込み方法、および半導体記憶装置に適用して有効な技術に関する。
たとえば、本発明者が検討した技術として、半導体記憶装置の一例としての多値フラッシュメモリなどにおける書き込み動作においては、書き込みベリファイ時に毎回、書き込むべきビットの情報である期待値に対してベリファイを行う技術などが考えられる。
なお、このようなフラッシュメモリなどの半導体記憶装置に関する技術としては、たとえば非特許文献1に記載される技術などが挙げられる。
1994年11月5日、株式会社培風館発行の「アドバンスト エレクトロニクスI−9 超LSIメモリ」
ところで、前記のような多値フラッシュメモリなどの半導体記憶装置においては、期待値を得るための処理時間が書き込み時間を遅くする原因の1つとなっている。たとえば、256Mb多値フラッシュメモリにおいては、多値化に伴うメモリしきい電圧の高精度制御の必要性などに対する対策から、図5のようなフローに基づいて書き込みが行われるものと考えられる。
たとえば“01”書き込みにおいて、まず最初のデータラッチ処理により、初期値をセット(書き込み対象のビット線を選択)する(ステップ501)。さらに、“01”書き込みでメモリセルに書き込み電圧を印加し、書き込みを行う(ステップ502)。そして、データラッチ処理、書き込みベリファイにおいて、初期値に対してベリファイを行う(ステップ503,504)。書き込み対象ビットが全てパスするまで、書き込みからベリファイまでの処理を繰り返す。この時、毎回、初期値に対してベリファイを行う。
よって、前記256Mb多値フラッシュメモリにおいては、書き込み中にメモリディスチャージ電流、ノイズなどの原因によりベリファイ電圧手前で書き込みを終了したビットを再度書き込みを実行し、所定のベリファイ電圧に到達させる目的で期待値に対するベリファイを実施しているので、期待値を求める処理時間(データラッチ処理時間)の影響が大きく、書き込み時間全体を遅らせているものと考えられる。
そこで、本発明の目的は、データラッチ処理をベリファイ毎に行うのではなく、書き込みが全ビットパスした後に行うことにより、書き込み時のメモリしきい電圧を高精度に制御しつつ、書き込み時間の高速化を図ることができるフラッシュメモリなどの半導体記憶装置の書き込み方法、および半導体記憶装置を提供するものである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明による半導体記憶装置の書き込み方法は、データが記憶される複数のメモリセルと、このメモリセルに書き込むデータを保持可能なデータラッチ回路とを有し、前記複数のメモリセルに多値データを書き込む半導体記憶装置の書き込み方法であって、前記データラッチ回路に書き込みデータが保持され、この書き込みデータに応じてメモリセルに書き込み電圧を印加して書き込みを行う書き込み工程と、この書き込み工程の後に所定のメモリしきい電圧に到達したか否かを判定する書き込みベリファイを行うベリファイ工程とを行う第1の工程と、前記第1の工程によりデータのメモリセルへの書き込みの完了後、前記データラッチ回路に再度書き込みデータが保持され、この書き込みデータと前記書き込み後のメモリセルの書き込みデータとを比較する再度の書き込みベリファイを行う第2の工程と、前記再度の書き込みベリファイの結果、所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されたとき、再度、前記メモリセルに書き込み電圧を印加し、再度書き込みを行う第3の工程とを有し、前記第1と第2の工程の書き込みに用いられる書き込みパルスは、ベリファイの繰り返し回数に応じてパルス幅が増加する、ものである。
また、本発明による半導体記憶装置の書き込み方法では、書き込み処理工程および書き込みベリファイ処理工程の完了後、初期値(期待値)と書き込み後のメモリセルの書き込み電圧とを比較する完了後の書き込みベリファイ処理工程を実行し、この結果、所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されたときに再度、メモリセルに書き込み電圧を印加する再度書き込み処理工程を行うものである。
特に、再度書き込み処理工程を行う際には、書き込みパルス時間を短く設定するようにし、さらにメモリセルは多値メモリセルとし、フラッシュメモリなどに適用するようにしたものである。
また、本発明による半導体記憶装置は、メモリセルに書き込み電圧を印加する書き込み処理手段と、メモリセルの書き込み電圧が所定のメモリしきい電圧に到達したか否かを判定する書き込みベリファイ処理手段と、初期値と書き込み後のメモリセルの書き込み電圧とを比較する完了後の書き込みベリファイ処理手段と、書き込み後のメモリセルの書き込み電圧が所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されたときに再度、メモリセルに書き込み電圧を印加する再度書き込み処理手段とを有するものである。
よって、前記半導体記憶装置の書き込み方法、および半導体記憶装置によれば、何らかの原因で所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されれば、再度書き込み処理を行うことにより、メモリしきい電圧の分布を高精度に制御することができる。また、初期値に対する書き込みベリファイ処理を書き込み処理および書き込みベリファイ処理毎に行うのではなく、完了後に実行することにより、初期値算出の合計時間を削減することによって全体の書き込み時間を短縮することができる。この結果、書き込み時のメモリしきい電圧を高精度に制御しつつ、書き込み時間の高速化を図ることができる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1).書き込み処理工程および書き込みベリファイ処理工程の完了後に、初期値に対して書き込みベリファイ処理工程を実行することで、何らかの原因で所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されれば、再度書き込み処理を行うことができるので、メモリしきい電圧の分布を高精度に制御することが可能となる。
(2).初期値に対する書き込みベリファイ処理を、書き込み処理および書き込みベリファイ処理毎に行うのではなく、完了後に実行することで、初期値算出の合計時間を削減することができるので、全体の書き込み時間を短縮することが可能となる。
(3).再度書き込み処理工程を行う際に書き込みパルス時間を短く設定することで、メモリしきい電圧分布を高精度に制御することが可能となる。
(4).前記(1)〜(3)により、多値メモリセルを有するフラッシュメモリなどの半導体記憶装置において、書き込み時のメモリしきい電圧を高精度に制御しつつ、書き込み時間の高速化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である半導体記憶装置を示す構成図、図2は本実施の形態の半導体記憶装置において、書き込み処理を示すフロー図、図3は書き込み処理の詳細を示すフロー図、図4は書き込み処理に対応する多値メモリセルのしきい電圧の状態を示す説明図である。
まず、図1により本実施の形態の半導体記憶装置の構成を説明する。
本実施の形態の半導体記憶装置は、たとえば256Mb多値フラッシュメモリとされ、メモリマット1、メインデコーダ/ゲートデコーダ2、サブデコーダ3、センスラッチ回路4、データラッチ回路5、メインアンプ6、入力データ演算回路7、入出力バッファ8、制御信号入力バッファ9、データ入出力制御回路10、レディ/ビジィ回路11、システムクロック回路12、ステイタスレジスタテスト系回路13、コマンドデコーダ14、ROM制御系回路15、ROM16、ROMデコーダ17、CPU18、電源制御回路19、電源切り替え回路20、チャージポンプ降圧系回路21、基準電源22、アドレスカウンタ23、救済系回路24、アドレスジェネレータ25、冗長ヒューズ・トリミングヒューズ26などの一般的な構成からなり、周知の半導体製造技術によって1個の半導体チップ上に形成されている。
このフラッシュメモリは、外部端子を介して制御信号入力バッファ9にチップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル信号/WE、リセット信号/RES、コマンドデータイネーブル信号/CDE、アウトプットイネーブル信号/OEなどの制御信号が入力され、またデータ入出力制御回路10にシリアルクロック信号SCが入力され、これらの信号に基づいて内部回路制御のためのコマンド、タイミング信号が発生される。また、レディ/ビジィ回路11から外部端子を介してレディ/ビジィ信号R/Bが出力されている。
このフラッシュメモリにおいて、メモリマット1は、ワード線WLとビット線BLとの交点に配置される複数の多値メモリセルMCからなり、左右および上下に4つに分割されている。このメモリマット1内の任意の多値メモリセルMCが、メインデコーダ/ゲートデコーダ2およびサブデコーダ3により選択され、この選択された多値メモリセルMCに対して、センスラッチ回路4、データラッチ回路5、メインアンプ6、入力データ演算回路7および入出力バッファ8を介してデータの書き込み/読み出しが行われる。この多値メモリセルMCは、“01”,“00”,“10”,“11”の4値からなる。
以上のように構成されるフラッシュメモリにおいて、センスラッチ回路4、データラッチ回路5には、特に本発明の特徴となる書き込み処理機能として、多値メモリセルMCに書き込み電圧を印加する書き込み処理手段、多値メモリセルMCの書き込み電圧が所定のメモリしきい電圧に到達したか否かを判定する書き込みベリファイ処理手段、初期値と書き込み後の多値メモリセルMCの書き込み電圧とを比較する完了後の書き込みベリファイ処理手段、書き込み後の多値メモリセルMCの書き込み電圧が所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されたときに再度、多値メモリセルMCに書き込み電圧を印加する再度書き込み処理手段などが設けられている。
次に、本実施の形態の作用について、図2および図3に基づいて書き込み処理フローを説明する。図2は、全体の書き込み処理を示すフロー図、図3は“01”書き込み処理の詳細を示すフロー図である。また、各書き込み処理に対応する多値メモリセルMCのしきい電圧Vthの状態は図4に示すとおりである。
図2のように、書き込み処理は、書き込みデータをデータラッチ回路5にラッチした後に(ステップ210)、“01”書き込み処理(ステップ220)、“00”書き込み処理(ステップ230)、“10”書き込み処理(ステップ240)を順に行い、最後に、エラティック/ディスターブ検出処理(ステップ250)、エラー処理(ステップ260)を行う。なお、この多値メモリセルMCにおいて、書き込み処理の実行前、すなわち“11”による消去状態のしきい電圧Vthの分布は図4(a)のようになっている。
たとえば、ステップ220の“01”書き込み処理は、図3のフローに基づいて行われる。
(1).最初のデータラッチ処理により、初期値をセットする。すなわち、書き込み対象のビット線BLを選択する(ステップ221)。
(2).“01”書き込み処理において、多値メモリセルMCに書き込み電圧を印加し、書き込みを行う(ステップ222)。
(3).書き込みベリファイ処理において、書き込み対象ビットが所定のメモリしきい電圧Vthに到達したか否かを判定する(ステップ223)。ここで、書き込み対象ビットの全ビットがパス(Pass)と判定されたときは次に処理に移行する。一方、ここでフェイル(Fail)と判定されたときは、ステップ222からの処理を繰り返してフェイルと判定されたビットに対してのみ書き込み電圧を印加する。
(4).書き込み対象ビットの全ビットがパスと判定された後、書き込み後の対象ビット線BLを選択するデータラッチ処理を実行する(ステップ224)。
(5).書き込みベリファイ処理において、初期値に対して書き込みベリファイを行う(ステップ225)。ここで、パスと判定されたときは次の“00”書き込み処理に移行する。一方、ここでフェイルと判定されたときは、“01”書き込み処理(ステップ226)を行った後にステップ224からの処理を繰り返す。
従って、“01”書き込み処理、書き込みベリファイ処理の途中に、何らかの原因でベリファイパスと判定されたビットでも、この動作でフェイルと判定されれば再び書き込み電圧が印加され、所定のしきい電圧Vthにすることができる。ここでいう何らかの原因とは、ノイズなどによる影響が考えられるが、最も可能性があるのは次のとおりである。
書き込み初期の段階では、まだほとんどのビットが所定のしきい電圧Vthに到達していないため、書き込みベリファイ時のメモリディスチャージによるメモリソースの浮きが大きく、見かけ上、しきい電圧Vthが高くなっているように判定される。従って、実際には所定のしきい電圧Vthに到達していないにも係わらず、到達したと判定されてしまう。
しかし、書き込みが進行するに従って、メモリソースの浮きが小さくなると、以前にパスと判定されたビットでもフェイルと判定される可能性がある。“01”書き込み処理フローの後半部分のステップ225,226で、初期値に対するベリファイを実行することにより、全体の処理時間を短縮することができる効果がある。
また、このような“01”書き込み処理は、一般的に、書き込み処理の書き込みパルス幅(書き込み電圧印加時間)は比較的短い時間(たとえば1μs程度)から始め、書き込み処理から書き込みベリファイ処理までを繰り返す間にパルス幅を指数関数的に延ばす制御をしている。
前記のとおり、何らかの原因で書き込み処理の初期に書き込みベリファイパスと判定されたビットは一般的に書き込みが速い(短い書き込みパルスでしきい電圧Vthの変動が大きい)ため、フロー図の後半のステップ225において、書き込みベリファイ処理のフェイル時の書き込み処理を実行する際は、再度、短いパルス幅から書き込みを実行することにより、高精度なしきい電圧Vth分布の制御が可能となる。
以上のようにして、ステップ220の“01”書き込み処理が終了する。この“01”書き込み処理の終了により、多値メモリセルMCにおけるしきい電圧Vthの分布は図4(b)のようになる。この際のベリファイ書き込み電圧VWV3は、たとえば4.5Vである。
続いて、“01”書き込み処理が終了すると、前記“01”書き込み処理と同様のステップにおいて、図2に示すステップ230の“00”書き込み処理を行う。この“00”書き込み処理の終了により、多値メモリセルMCにおけるしきい電圧Vthの分布は図4(c)のようになる。この際のベリファイ書き込み電圧VWV2は、たとえば3.6Vである。
さらに、“00”書き込み処理が終了すると、前記“01”書き込み処理と同様のステップにおいて、図2に示すステップ240の“10”書き込み処理を行う。この“10”書き込み処理の終了により、多値メモリセルMCにおけるしきい電圧Vthの分布は図4(d)のようになる。この際のベリファイ書き込み電圧VWV1は、たとえば2.8Vである。
最後に、図2に示すステップ250のエラティック/ディスターブ検出処理において、ディスターブ検出電圧に対する“11”ワードディスターブ検出(ステップ251)、エラティック検出電圧に対する“10”エラティック検出(ステップ252)、エラティック検出電圧に対する“00”エラティック検出(ステップ253)を行う。このステップ251〜253において、パスと判定されたときは処理を終了する。一方、ここでフェイルと判定されたときは、ステップ260のエラー処理に移行する。
このエラティック/ディスターブ検出処理において、多値メモリセルMCにおけるしきい電圧Vthの分布は図4(e)のようになる。たとえば、この際のディスターブ検出電圧VWDSは2.3V、エラティック検出電圧VWE1は3.1V、エラティック検出電圧VWE2は3.9Vである。
このエラー処理においては、所定のフェイル回数との比較処理(ステップ261)を行い、所定の回数以下のときは消去処理(ステップ262)を実行した後に、ステップ220からの処理を繰り返す。一方、フェイルが所定の回数に達したときは異常と判定して異常終了とする。
以上のようにして、書き込みデータをラッチした後、“01”書き込み処理、“00”書き込み処理、“10”書き込み処理を順に行い、最後にエラティック/ディスターブ検出処理、エラー処理を行うことができる。
従って、本実施の形態の半導体記憶装置によれば、書き込み対象ビットの全ビットがパスと判定された後に、書き込み後の対象ビット線を選択するデータラッチ処理を実行することにより、繰り返し実行される書き込みベリファイ毎にデータラッチ処理を行わなくてもよいため、書き込み時間を短縮して高速化を図ることができる。
また、書き込み処理、書き込みベリファイ処理の途中に、ベリファイパスと判定されたビットでも、この動作でフェイルと判定されれば再び書き込み電圧が印加され、所定のしきい電圧にすることができるので、メモリしきい電圧を高精度に制御することができる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、4値の256Mb多値フラッシュメモリについて説明したが、これに限定されるものではなく、2値や8値以上の多値メモリセル、64Mb,512Mb以上などのフラッシュメモリなどについても広く適用可能であり、特に多値化、大容量化になるほど本発明の効果は有効である。
また、フラッシュメモリの他に、EEPROMなど、外部から入力される書き込みデータを書き込み終了まで保持する方式の半導体記憶装置では同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態である半導体記憶装置を示す構成図である。 本発明の一実施の形態の半導体記憶装置において、書き込み処理を示すフロー図である。 本発明の一実施の形態の半導体記憶装置において、書き込み処理の詳細を示すフロー図である。 (a)〜(e)は本発明の一実施の形態の半導体記憶装置において、書き込み処理に対応する多値メモリセルのしきい電圧の状態を示す説明図である。 本発明の前提となる半導体記憶装置において、書き込み処理の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 メモリマット
2 メインデコーダ/ゲートデコーダ
3 サブデコーダ
4 センスラッチ回路
5 データラッチ回路
6 メインアンプ
7 入力データ演算回路
8 入出力バッファ
9 制御信号入力バッファ
10 データ入出力制御回路
11 レディ/ビジィ回路
12 システムクロック回路
13 ステイタスレジスタテスト系回路
14 コマンドデコーダ
15 ROM制御系回路
16 ROM
17 ROMデコーダ
18 CPU
19 電源制御回路
20 電源切り替え回路
21 チャージポンプ降圧系回路
22 基準電源
23 アドレスカウンタ
24 救済系回路
25 アドレスジェネレータ
26 冗長ヒューズ・トリミングヒューズ
MC 多値メモリセル
BL ビット線
WL ワード線

Claims (1)

  1. データが記憶される複数のメモリセルと、このメモリセルに書き込むデータを保持可能なデータラッチ回路とを有し、前記複数のメモリセルに多値データを書き込む半導体記憶装置の書き込み方法であって、
    前記データラッチ回路に書き込みデータが保持され、この書き込みデータに応じてメモリセルに書き込み電圧を印加して書き込みを行う書き込み工程と、この書き込み工程の後に所定のメモリしきい電圧に到達したか否かを判定する書き込みベリファイを行うベリファイ工程とを行う第1の工程と、
    前記第1の工程によりデータのメモリセルへの書き込みの完了後、前記データラッチ回路に再度書き込みデータが保持され、この書き込みデータと前記書き込み後のメモリセルの書き込みデータとを比較する再度の書き込みベリファイを行う第2の工程と、
    前記再度の書き込みベリファイの結果、所望のメモリしきい電圧に未到達であると判定されたとき、再度、前記メモリセルに書き込み電圧を印加し、再度書き込みを行う第3の工程とを有し、
    前記第1と第2の工程の書き込みに用いられる書き込みパルスは、ベリファイの繰り返し回数に応じてパルス幅が増加する、半導体記憶装置の書き込み方法。
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