JP2006189599A - カメラ用光学系調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を複雑にせずに、小型化、コストの削減が可能なカメラ用光学系調整装置を提供する。
【解決手段】Y方向調整ネジ951とスペーサ952とを用いて、測光レンズ92のY方向の位置を、Y方向に移動させ調整する。同様に、X方向調整ネジ953とスペーサ954とを用いて、測光レンズ92のX方向の位置を、X方向に移動させ調整する。このとき、スペーサ952の当接面952aを、測光レンズ92のフランジ部92cの外周面92dと当接させ、測光レンズ92をX方向へガイドするガイド部とし、また、ペーサ954の当接面954aを、測光レンズ92のフランジ部92cの外周面92dと当接させ、測光レンズ92をY方向へガイドするガイド部とした。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学素子と光学系とを備えたカメラ用光学系調整装置に関するものである。
従来から、一眼レフカメラは、被写体光をクイックリターンミラーでファインダスクリーン方向に反射し、ファインダスクリーン上に結像された被写体像をペンタプリズムで正立像に変換して接眼光学系により観察していた。また、一眼レフカメラにおいては、被写体光の一部をペンタプリズムの射出面付近の接眼レンズ上部に設けられた測光素子に導いて測光を行うものがあった。このような測光方式の一眼レフカメラは、撮像画面の中心と測光領域の中心とが、部品の精度のばらつきや製造時の組み立て誤差等により、一致しないことがあった。この場合には、これらの中心を一致させるように調整する必要がある。
従来、SPD(シリコンフォトダイオード)による多分割測光の測光素子を用いたカメラでは、測光領域が5分割や8分割などに分割されていた。このため、撮影レンズ側から分割領域の分割模様をCCDカメラ等で目視観察しながら測光素子の位置を調整し、測光領域の中心とファインダ光軸とをほぼ一致させることにより、撮影画面の中心と測光領域の中心とを一致させることができた。
ところが、CCD(電荷結合素子)のように画素が格子状に規則的に並んでいる撮像素子を測光素子として用いる場合には、同一形状の小さな画素が規則的に並んでいるため素子中心が認識できず、目視観察では測光素子の中心位置とファインダ光軸とを一致させることができない。そのため、CCDからの撮影信号を解析することにより、スポット光の位置とCCD中心とのずれを求めるようにしていた。
しかしながら、CCDは電荷蓄積型のセンサであるため、CCDを移動させつつ画像を確認するというようにリアルタイムに位置合わせを行うことができず、位置調整毎にCCDを位置決めし、その状態で撮影を行って中心位置のずれを算出する必要があった。そのため、電荷蓄積型のセンサを測光素子に用いる場合には、測光素子を光軸に垂直な面内で2次元的に移動できるXYステージに載置し、位置調整毎に素子を位置決めする必要があった。その結果、測光装置が大型化して、カメラファインダ部分が大きくなるという問題があった。
一方、特許文献1には、XYステージを用いない光学素子の位置あわせの機構として、光学素子を磁石を用いて鉄製の保持部材に圧着する装置が開示されている。しかし、この装置は、調整機構を備えていないため、光学素子の微調整が困難であるという問題がある。
実開平6−58331号公報
本発明の課題は、構造を複雑にせずに、小型化、コストの削減が可能なカメラ用光学系調整装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、受光素子(94)と、前記受光素子(94)に受光させる光学系(9)を形成する少なくとも1つのレンズ部材(92)と、前記レンズ部材(92)の位置を、その光軸(O5)と直交する第1の方向(Y方向)に移動させ調整する第1の調整部(951,952)と、前記レンズ部材(92)の位置を、前記光軸(O5)と直交し、前記第1の方向(Y方向)とは異なる第2の方向(X方向)に移動させ調整する第2の調整部(953,954)と、前記レンズ部材(92)の前記第1の方向(Y方向)への移動をガイドする第1のガイド部(954a)と、前記レンズ部材(92)の前記第2の方向(X方向)への移動をガイドする第2のガイド部(952a)と、を備えたカメラ用光学系調整装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記第1の調整部(951,952)は、前記レンズ部材(92)と当接する第1の当接部(952a)が、前記第2のガイド部(952a)を形成し、前記第2の調整部(953,954)による前記レンズ部材(92)の前記第2の方向(X方向)への移動をガイドすること、前記第2の調整部(953,954)は、前記レンズ部材(92)と当接する第2の当接部(954a)が、前記第1のガイド部(954a)を形成し、前記第1の調整部(951,952)による前記レンズ部材(92)の前記第1の方向(Y方向)への移動をガイドすること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記レンズ部材(92)は、前記光学系(9)を形成するレンズ部(92a,92b)と、前記レンズ部(92a,92b)の径方向外側に設けられ、前記光軸(O5)に沿った方向に中心軸を有する円筒状に形成されたフランジ部(92c)とを有し、前記第1の調整部(951,952)の前記第1の当接部(952a)は、前記フランジ部(92c)の外周面(92d)と当接し、前記第2のガイド部(952a)を形成すること、前記第2の調整部(953,954)の前記第2の当接部(954a)は、前記フランジ部(92c)の前記外周面(92d)と当接し、前記第1のガイド部(954a)を形成すること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記レンズ部材(92)を前記第1及び第2の当接部(954a)に付勢する付勢部(955)を備えること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記フランジ部(92c)の前記受光素子(94)側の面である第1の面(92f)と当接し、前記レンズ部材(92)の前記受光素子(94)側への移動を規制する規制部(95a)と、前記フランジ部(92c)の、前記受光素子(94)側とは反対側の面である第2の面(92e)を押圧し、前記規制部(95a)に前記第1の面(92f)を押し当てる押圧部(957,958)とを備えること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記受光素子(94)は、露出のための測光及び/又は閃光撮影の調光を行なうための光学素子であること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカメラ用光学系調整装置において、前記受光素子(94)は、電荷蓄積型の光学素子であること、を特徴とするカメラ用光学系調整装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明のカメラ用光学系調整装置は、受光素子と、受光素子に受光させる光学系を形成する少なくとも1つのレンズ部材とを備えている。そして、レンズ部材の位置を、その光軸と直交する第1の方向に移動させ調整する第1の調整部と、レンズ部材の位置を、その光軸と直交し、第1の方向とは異なる第2の方向に移動させ調整する第2の調整部とを備えている。さらに、レンズ部材を第1の方向へガイドする第1のガイド部と、レンズ部材を第2の方向へガイドする第2のガイド部とを備えている。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材を、その光軸と直交する第1及び第2の方向へ移動することができ、受光素子に対するこの方向における位置の調整をすることができる。また、受光素子ではなく、レンズ部材を移動させるため、調整機構を小型にすることができる。
(2)本発明のカメラ用光学系調整装置は、第1の調整部のレンズ部材と当接する第1の当接部が、第2のガイド部を形成し、第2の調整部によるレンズ部材の第2の方向への移動をガイドし、また、第2の調整部のレンズ部材と当接する第2の当接部が、第1のガイド部を形成し、第1の調整部によるレンズ部材の第1の方向への移動をガイドする。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、部品点数を削減でき、また、構造を簡単にすることができるので、カメラの小型化、コスト削減をすることができる。特に、受光素子、レンズ部材等が、観察光学系(ファインダ光学系)周辺に組み込まれているときには、カメラのファインダ部分を小型にすることができる。
(3)本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材が、光学系を形成するレンズ部と、フランジ部とを有している。フランジ部は、レンズ部の径方向外側に設けられ、光軸に沿った方向に中心軸を有する円筒状に形成されている。そして、第1の調整部の第1の当接部は、フランジ部の外周面と当接して第2のガイド部を形成し、また、第2の調整部の第2の当接部は、フランジ部の外周面と当接して第1のガイド部を形成している。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材をガイドする構造をより簡単にすることができる。
(4)本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材を第1及び第2の当接部に付勢する付勢部を備えている。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材の、その光軸に垂直な方向における保持構造を簡単にすることができる。特に(3)に記載のレンズ部材は、その光軸回りの回転が拘束されないので、調整時の移動において、光軸を中心として回転することができ、また、その回転によっては、光軸の位置がずれることがない。
(5)本発明のカメラ用光学系調整装置は、規制部がフランジ部の受光素子側の面である第1の面と当接し、レンズ部材の受光素子側への移動を規制し、また、押圧部が受光素子側とは反対側の面である第2の面を押圧し、規制部に第1の面を押し当てている。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、レンズ部材の、その光軸に沿った方向における保持構造を簡単にすることができる。また。レンズ部材をその光軸に垂直な方向に拘束しないので、レンズ部材は、調整時に第1及び第2の方向に移動することができる。
(6)本発明のカメラ用光学系調整装置は、受光素子が、露出のための測光及び/又は閃光撮影の調光を行なうための光学素子である。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、測光及び/又は閃光撮影の調光を行なうための光学系の周辺を小型にすることができる。
(7)本発明のカメラ用光学系調整装置は、受光素子が、電荷蓄積型の光学素子である。
これにより、本発明のカメラ用光学系調整装置は、上述した構成を用いて、調整時に電荷蓄積型の受光素子を一時的に保持することにより、調整作業が容易にでき、作業効率の向上を図ることができる。
本発明は、構造を複雑にせずに、小型化、コストの削減が可能なカメラ用光学系調整装置を提供するという目的を、Y方向調整ネジとY方向調整用スペーサとを用いて、測光レンズの位置をY方向に移動させ調整し、同様に、X方向調整ネジとX方向調整用スペーサとを用いて、測光レンズの位置をX方向に移動させ調整し、このとき、Y方向調整用スペーサの、測光レンズのフランジ部の外周面との当接面が、測光レンズをX方向へガイドするガイド部を形成し、同様に、X方向調整用スペーサの、測光レンズのフランジ部の外周面との当接面が、測光レンズをY方向へガイドするガイド部を形成することによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用した実施例による測光装置(カメラ用光学系調整装置)が設けられたカメラ1を示す縦断面図である。
カメラ1は、フィルム用一眼レフカメラであり、クイックリターンミラー2と、交換レンズ3と、フィルム4と、シャッタ5と、ファインダスクリーン6と、ペンタプリズム7と、接眼光学系8と、測光装置9(カメラ用光学系調整装置)とを備えている。
クイックリターンミラー2は、被写体光の光軸O1を屈曲させるために、カメラ1のミラーボックス1a内に、回転可能に設けられたミラーである。図1に示すように、撮影観察時には、クイックリターンミラー2は、光軸O1を屈曲して光軸O2とし、後述するペンタプリズム7等に導くために、光軸O1に対して約45度傾けて配置されている。クイックリターンミラー2は、レリーズ操作に応じて、退避位置(図1に2点鎖線で示す。)に移動し、そして被写体光が後述するフィルム4方向に導かれる。
交換レンズ3は、撮影光学系を構成する撮影用レンズ31を収容し、カメラ1の被写体側(図1に示す左側)に、着脱可能に装着される。
フィルム4は、撮影光学系により結像された被写体像を定着する例えば35mm用フィルムである。フィルム4は、カメラ1の内側の背面側(図1に示す右側)に、フィルム面が光軸O1に対して垂直になるように配置されている。
シャッタ5は、レリーズ操作に応じて開閉し、これにより、被写体像がフィルム4に結像される。
ファインダスクリーン6は、クイックリターンミラー2により反射された被写体像を、結像させるためのスクリーンであり、クイックリターンミラー2の上側に配置されている。ファインダスクリーン6は、そのスクリーンの面が光軸O2に対して垂直になるように配置されている。
ペンタプリズム7は、ファインダスクリーン6で結像した像を、正立像とし、接眼光学系8等に導くプリズムであり、その断面形状は、図1に示すように五角形である。ペンタプリズム7は、カメラ1の上部に収容されている。ファインダスクリーン6からの光軸は、このペンタプリズム7によって、後述する接眼光学系8の光軸O3に、また、測光装置9の光軸O4に屈曲される。
接眼光学系8は、ペンタプリズム7により正立像とされた被写体像を、拡大観察するための光学系であり、ペンタプリズム7よりもカメラ1の背面側に配置されている。接眼光学系8は、その光軸O3上に、接眼レンズ81,82,83が、ペンタプリズム7側からこの順に配置されている。
測光装置9は、フィルム4の感度、被写体の光の強さに応じて、適正露出を算出するために、光の強さを測定する測光素子と、これに受光させる光学系及びこれらの保持、調整機構等を備えている。測光装置9は、接眼光学系8の上部に設けられている。測光装置9については後述する。
上述したカメラ1の、撮影観察時における、光の進路について説明する。撮影観察時において、クイックリターンミラー2は、その反射面が実線で示すように、被写体光を反射してファインダ光学系へと導くために、光軸O1に対して約45度傾いた状態に配置される。クイックリターンミラー2により反射された光は、ファインダスクリーン6で結像し、その像は、ペンタプリズム7により正立像とされる。正立像とされた被写体像は、接眼光学系8により拡大観察される。また、接眼光学系8よりも上側の範囲には、測光装置9が設けられ、ペンタプリズム7からの被写体光が、この測光装置9に導かれる。
次に、図2〜図5を参照してこの測光装置9について説明する。図2は、図1の測光装置9等の部分断面を拡大して模式的に示す図、図3は、後述する測光レンズ92を示す図であり、図3(a)は、側面図、図3(b)は、斜視図である。図4は、測光装置9等の横断面図、図5は、測光装置9等をカメラ下側から示す図である。
図2に示すように、測光装置9は、接眼光学系8を構成する接眼レンズ81,82,83よりも上側に配置されている。
測光装置9は、測光プリズム91と、測光レンズ92(レンズ部材)と、IRフィルタ93、測光素子94(受光素子)と、ホルダ95とを備えている。
測光プリズム91は、図2に示すように、ペンタプリズム7からの光軸O4を光軸O5へと、後述する測光レンズ92等が配置されている上側の方向へ屈曲させるプリズムである。測光プリズム91は、その入射面がカメラ1の前側を、射出面が上側を向くように、接眼レンズ81の上側の範囲に収容されている。
測光レンズ92は、測光装置9の光学系を形成するレンズであり、図2に示すように、測光プリズム91よりも、上側の範囲に収容されている。
測光レンズ92は、図3(a),図3(b)に示すように、レンズ部92a,92bと、フランジ部92cとからなり、フランジ部92cは、外周面92dと、面92e(第2の面)と,面92f(第1の面)とを有している。
レンズ部92a,92bは、凸レンズであり、測光装置9の光学系を形成するレンズである。レンズ部92aのレンズ面は、測光プリズム91からの光の入射面であり、レンズ部92bのレンズ面は、後述する測光素子94側への光の射出面である(図2参照)。
フランジ部92cは、図3(a),図3(b)に示すように、レンズ部92a,92bの径方向外側に設けられ、光軸O5を中心軸とする円筒状に形成されたフランジである。外周面92dは、フランジ部92cの円筒部の外周面であり、後述するスペーサ952等との当接部である(図2参照)。
面92e,92fは、フランジ部92cの光軸方向(図3(a)に示す上下方向)を向いた円環状の平面である。図2に示すように、面92eは、測光プリズム91側の面であり、また、面92fは、面92eと反対側の、測光素子94側の面である。面92eは、後述する測光レンズ保持バネ957,958により、測光素子94側に押し当てられている。面92fは、後述するホルダ95と当接し、これにより、測光レンズ92は、測光素子94側への移動が規制されている。
IRフィルタ93は、不自然な赤外域をカットするためのフィルタであり、図2に示すように、測光レンズ92の測光素子94側に配置されている。
測光素子94は、光の強さを測定するための例えばCCD(電荷結合素子)、CMOS等の光―電子変換素子であり、その入射面94aが、IRフィルタ93の上側の面と接するよう配置されている。また入射面94aの反対側の面には、リードフレーム94bが設けられ、これを用いて電気基板94cに実装されている。ペンタプリズム7からの被写体光は、測光プリズム91、測光レンズ92、IRフィルタ93を介してこの測光素子94の入射面94aに入射する。
ホルダ95は、上述した測光レンズ92と、IRフィルタ93と、測光素子94とを保持し、また、測光レンズ92の光軸O5に対して垂直な方向における位置を調整する部材であり、カメラ1に固定されている。
最初に、ホルダ95における測光レンズ92等の保持構造について説明する。
ホルダ95は、図2に示すように、レンズ規制面95aと、フィルタ保持面95bと、測光素子接触面95cとを有している。
レンズ規制面95aは、図2に示すように、測光レンズ92と測光素子94との光軸方向(図2に示す上下方向)における距離を維持するために、測光レンズ92の面92fと当接する面である。レンズ規制面95aは、光軸O5に対して垂直な、また、光軸O5を中心とする円環状の平面であり、測光プリズム91側を向いている。その円環の内側に、レンズ部92bが収容されるように、測光レンズ92が配置されている。ホルダ95は、測光プリズム91からの光を、測光素子94へ導くために、光軸方向に貫通孔が設けられている。
フィルタ保持面95bは、IRフィルタ93を保持するために、IRフィルタ93と当接する面である。フィルタ保持面95bは、光軸O5に対して垂直な、また光軸O5を中心とする円環状の平面であり、測光素子94側を向いている。IRフィルタ93は、このフィルタ保持面95bと測光素子94の入射面94aとの間に挟まれることにより、ホルダ95に保持される。
測光素子接触面95cは、測光素子94の入射面94aと接触する、ホルダ95の測光素子94側の側面である。測光素子94は、この測光素子接触面95cと入射面94aとが接触を保つことにより、測光レンズ92との光軸方向の距離が維持される。
次に、ホルダ95の測光レンズ92の位置調整の構造について説明する。
カメラは、その製造工程において、フィルムへの撮影画像の中心と、測光装置(測光系)による測光領域の中心とが、部品の精度のばらつきや組み立て誤差等により、一致しないことがある。そこで、本実施例の測光装置9は、ホルダ95に、測光レンズ92の位置を調整する調整機構を備えている。図2〜図5を参照してこの調整機構の構造について説明する
ホルダ95には、測光レンズ92の位置を調整するために、Y方向調整ネジ951、スペーサ952と、X方向調整ネジ953と、スペーサ954と、バネ955(付勢部)と、ネジ956と、測光レンズ保持バネ957,958(押圧部)と、2つのネジ959とが設けられている。なお、以下の説明において、光軸O5と直交する方向である、カメラ1の前後方向をY方向(第1の方向)、カメラ1の左右方向をX方向(第2の方向)として説明する。
Y方向調整ネジ951は、図2に示すように、測光レンズ92のY方向の位置を調整するネジである。Y方向調整ネジ951は、ホルダ95にY方向に設けられたネジ穴95dとネジ結合するためのネジ部951aを有している。これにより、Y方向調整ネジ951は、軸回りに回転されることにより、Y方向に移動する。Y方向調整ネジ951は、ネジ部951aの先端に円柱状に設けられた先端部951bが、後述するスペーサ952と当接する。
スペーサ952は、測光レンズ92のY方向の位置を調整するための部材であり、その形状は、図2に示すように、Y方向に中心軸を有する円柱状である。スペーサ952は、ホルダ95に設けられた凹部に挿入され、この凹部の側壁とホルダ95の円柱の外周とが摺接することにより、ホルダ95にY方向に移動可能に保持される。スペーサ952は、その測光レンズ92側の面である当接面952a(第1の当接部)が、測光レンズ92の外周面92dと当接し、測光レンズ92のY方向における位置を調整している。この当接面952aは、Y方向に対して垂直な平面である。また、スペーサ952は、当接面952aと反対側の面を窪ませて設けられた凹部952bに、Y方向調整ネジ951の先端部951bが挿入され、Y方向調整ネジ951の移動に応じて、Y方向に移動する。
X方向調整ネジ953とスペーサ954は、図5に示すように、測光レンズ92のX方向における位置を調整するために、ホルダ95に設けられている。X方向調整ネジ953、スペーサ954は、それぞれ前述したY方向調整ネジ951、スペーサ952と同様な部材であり、スペーサ954の当接面954a(第2の当接部)が、測光レンズ92の外周面92dと当接している。そして、スペーサ954は、X方向調整ネジ953の移動に応じて、X方向に移動する。
バネ955は、図5に示すように、測光レンズ92を、スペーサ952の当接面952a及びスペーサ954の当接面954aとに付勢するための板バネであり、ホルダ95にネジ956を用いて固定されている。バネ955は、そのバネ先端部955aが半円状に加工されており、これが測光レンズ92の外周面92dと当接している。また、バネ先端部955aは、測光レンズ92をバランスよく保持するめに、測光レンズ92を付勢する位置と、付勢する方向である方向955bとが、スペーサ952,954からの角度がそれぞれ約135度(図5に角度955c,955dで示す。)になるように配置されている。これにより、バネ955は、測光レンズ92を、スペーサ952,954にほぼ均等の力よって付勢する。
バネ955は、測光レンズ92の外周面92dを、方向955bに付勢している。このため、バネ955は、測光レンズ92が、スペーサ952,954の移動に応じて、移動しても、弾性変形して測光レンズ92を保持することができる。このとき、測光レンズ92は、外周面92dの形状が光軸O5を中心とした円筒面であるため、調整時にその光軸O5を中心して回転しても、この回転によっては、光軸O5に対して垂直な方向へは移動しない。
測光レンズ保持バネ957は、図5に示すように、測光レンズ92を測光素子94側に押圧するための、例えば銅等の金属等の板材から形成された板バネである(図4参照)。測光レンズ保持バネ957は、取付部957aと、回転止め957bと、バネ部957cと、突起957dとを有している。
取付部957aは、図5に示すように、測光レンズ保持バネ957をホルダ95に固定するための円環状の平面部である。取付部957aは、その円環の中心孔に、ネジ959が挿入され、このネジ959がホルダ95にネジ結合している。これにより、測光レンズ保持バネ957は、ホルダ95に固定される。
回転止め957bは、図5に示すように、測光レンズ保持バネ957をホルダ95にネジ止めするときに、測光レンズ保持バネ957が回転しないように設けられた回転止めである。回転止め957bは、取付部957aの外周からX方向(図5に示す左方向)に突出するように設けられた部分であり、その先端がホルダ95のX方向の側面に設けられた切り欠き95gに挿入されるように折り曲げられている。また、測光レンズ保持バネ957は、ネジ959とこの回転止め957bとにより、光軸O5に垂直な面における位置決めがされる。
バネ部957cは、図5に示すように、測光レンズ保持バネ957のバネ性を有する腕部分であり、取付部957aの外周から測光レンズ92の中心の方向に向けて設けられている。測光レンズ保持バネ957は、バネ部957cによるバネ性により、測光レンズ92を押圧することができる。
突起957dは、測光レンズ保持バネ957が測光レンズ92と当接する部分であり、バネ部957cの先端の範囲を、略半球状に測光素子側に膨らませた突起である(図4参照)。この略半球の測光素子94側の先端の部分が、測光レンズ92の面92eと当接している。
測光レンズ保持バネ958は、図5に示すように、測光レンズ保持バネ957と同様に、測光レンズ92を、測光素子94側に押圧するための板バネである。測光レンズ保持バネ958は、バネ部958cとバネ部958eとを、V字型に連結した形状である。測光レンズ保持バネ958は、取付部958aとネジ959とにより、ホルダ95にネジ止めされる。測光レンズ保持バネ958は、回転止め958bの先端が、ホルダ95の側面に設けられた切り欠き95hに挿入されることにより、ネジ止め時の回転止めをされる(図4参照)。測光レンズ保持バネ958は、ネジ959と回転止め958bとにより、光軸O5に垂直な面における位置決めがされる。
また、測光レンズ保持バネ958は、バネ部958c,958eの先端の範囲にそれぞれ設けられた、突起958d,958fの測光素子側の先端の部分が、測光レンズ92の面92eと当接している。
以上説明した測光装置9の調整機構による、測光レンズ92の調整動作について説明する。
最初に、測光レンズ92のY方向における位置調整について説明する。図5に示すように、測光レンズ92の位置をY方向に移動させ調整するときは、Y方向調整ネジ951をその軸回りに回転し、Y方向に移動させる。これに追従し、スペーサ952がY方向に移動する。スペーサ952の当接面952aは、測光レンズ92の外周面92dと当接しているので、測光レンズ92は、Y方向に移動する。ホルダ95は、測光レンズ92がY方向に移動するときにも、バネ955が弾性変形して測光レンズ92をスペーサ952,954に付勢することにより、測光レンズ92を保持することができる。また、このとき、スペーサ954の当接面954aは、Y方向に対して平行であるため、測光レンズ92は、当接面954aによってY方向への移動がガイドされる。これにより、測光レンズ92は、X方向へ移動することなく、Y方向へ移動することできる。
さらに、この調整時の移動において、測光レンズ92は、光軸O5を中心とした外周面92dに、スペーサ952の当接面952aと、スペーサ954の当接面954aと、バネ955のバネ先端部955aとの3部材が当接することにより、保持されている。このため、測光レンズ92は、移動時に外周面92dと、当接面954a又はバネ先端部955aとの摩擦により光軸O5を中心として回転することがあっても、この回転によっては、光軸O5に対して垂直な方向における位置が変化しない。
次に、測光レンズ92のX方向における位置の調整について説明する。X方向の位置調整は、前述したY方向の調整と同様に行う。図5に示すように、測光レンズ92の位置をX方向に移動させ調整するときは、X方向調整ネジ953を回転させ、スペーサ954をX方向に移動させる。スペーサ954の当接面954aにより、測光レンズ92は、X方向に移動する。スペーサ952の当接面952aは、X方向に対して平行であるため、測光レンズ92は、X方向への移動がガイドされる。
上述した測光レンズ92のX,Y方向の位置調整時おけるZ方向の保持について説明する。
測光レンズ92は、図4に示すように、測光素子94側とは反対側の面である面92eが、測光レンズ保持バネ957,958(押圧部)により押圧されている。そして、測光レンズ92は、フランジ部92cの測光素子94側の面92fが、ホルダ95のレンズ規制面95a(規制部)に押し当てられることにより、測光素子94側への移動を規制され、Z方向における位置決めがされる。つまり、レンズ規制面95aと測光レンズ保持バネ957,958は、測光レンズ92を、光軸O5に対して垂直な方向へは拘束していない。このため、測光レンズ92は、X,Y方向における位置調整時において、X,Y方向に移動することができる。
次に、上述したカメラ1の測光装置9の調整手順について説明する。
まず、細く絞ったスポット光を光軸O1に沿って撮影用レンズ31側から入射する(図1参照)。スポット光は、クイックリターンミラー2等を経て、測光素子94に入射する(図2参照)。その光を測光素子94で撮像する。測光素子94は、CCD、CMOS等の電荷蓄積型の受光素子が用いられており、所定の蓄積時間だけ露光したならば、撮像した信号を測定器(図示せず)に出力し、その信号に基づいてスポット光の結像位置を算出する。そして、入射位置と測光素子94とのX,Y方向における中心位置のずれを算出する。
測光レンズ92と測光素子94とが正しい位置に配置されている場合には、結像位置は、測光素子94の中心と一致する。X,Y方向における結像位置がずれている場合には、上述した、Y方向調整ネジ951,X方向調整ネジ953を用いて、測光レンズ92の位置を調整し、結像位置の調整を行う。調整後に、再度スポット光を入射して撮像し、結像位置が測光素子94の中心位置と一致しているか否かを確認する。位置ずれが検出された場合には、上記と同様の手順で再度位置調整を行う。調整が終了した場合、測光レンズ92をホルダ95に接着剤などにより固定する。以上で、測光装置9の調整が終了する。
このように、本実施例の測光装置9は、測光素子94による撮像及びY方向調整ネジ951、X方向調整ネジ953による位置調整を繰り返し行うことによって、測光素子94の中心位置にスポット光が結像するように、測光レンズ92の位置を調整することができる。
その結果、従来のカメラのように測光素子94の保持部材に、測光素子94をX方向及びY方向に移動させるためのXYステージ機構を設ける必要がないので、測光装置9を従来よりも小さくすることできる。
また、ファインダ光学系上部に内蔵フラッシュライトが設けられる場合は、図4に示すように、通常、回転軸13が上カバー10のホルダ95の周辺に設けられる。内蔵フラッシュライト(図示せず)は、ホルダ95より前方側に設けられていて、ケース12に収容される。そして、ケース12が、回転軸13を中心として回動可能に、カメラ1に取り付けられる。
この場合、従来の測光装置は、測光素子の位置を調整するためにXYステージ機構を設ける必要があり、図4に示す寸法Dが大きくなり、ファインダ周辺が大型になるという問題があった。それに対して、本実施例の測光装置9を搭載したカメラ1は、測光装置9を小型にすることができるので、ファインダ周辺の大型化を防止することができる。
以上説明したように、本実施例の測光装置9(カメラ用光学系調整装置)は、測光素子94(受光素子)と、これに受光させる光学系を形成する測光レンズ92(レンズ部材)とを備えている。そして、図5に示すように、Y方向調整ネジ951とスペーサ952とからなる調整部(第1の調整部)は、測光レンズ92の位置を、その光軸O5と直交するY方向(第1の方向)に移動させ調整する。また、調整ネジX方向調整ネジ953とスペーサ954とからなる調整部(第2の調整部)は、測光レンズ92の位置を、その光軸O5と直交し、Y方向とは異なるX方向(第2の方向)に移動させ調整する。
また、測光レンズ92は、図3に示すように、光学系を形成するレンズ部92a,92bと、これの径方向外側に設けられ、光軸O5に沿った方向に中心軸を有する円筒状に形成されたフランジ部92cとを有している。そして、図5に示すように、スペーサ952の当接面952a(第1の当接部)は、フランジ部92cの外周面92dと当接し、測光レンズ92をX方向へガイドするガイド部(第2のガイド部)を形成している。また、スペーサ954の当接面954a(第2の当接部)は、フランジ部92cの外周面92dと当接し、測光レンズ92をY方向へガイドするガイド部(第1のガイド部)を形成している。
これにより、本実施例の測光装置9の測光レンズ92は、光軸O5と直交する方向に移動することができ、測光素子94に対する位置の調整をすることができる。また、調整部とガイド部とを共用しているので、部品点数を削減し、構造を簡単にすることができ、カメラの小型化、コスト削減を図ることができる。
また、測光装置9は、図5に示すように、測光レンズ92を、スペーサ952の当接面952aとスペーサ954の当接面954aとに付勢するバネ955(付勢部)を備えている。そして、図4に示すように、ホルダ95のレンズ規制面95a(規制部)は、フランジ部92cの測光素子94側の面である面92f(第1の面)と当接し、測光レンズ92の測光素子94側への移動を規制している。さらに、測光レンズ保持バネ957,958(押圧部)は、フランジ部92cの、測光素子94側とは反対側の面である面92e(第2の面)を押圧し、レンズ規制面95aに面92fを押し当てている。
これにより、測光レンズ92は、調整時の移動において、光軸O5を中心として回転することができ、回転してもその光軸O5がずれることがない。また、その光軸O5に沿った方向における位置を維持することができる。
さらに、本実施例の測光装置9は、測光素子94が電荷蓄積型のCCD,CMOS等の光−電子変換素子である。このため、上述した構成を用いて、調整時に電荷蓄積型の受光素子94を一時的に保持することができるので、調整作業の作業効率の向上を図ることができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施例において、測光装置9は、接眼光学系8の上側に配置された例を示したが、これに限定されず、他の位置に配置してもよい。例えば、クイックリターンミラー2の下側に配置して(図1に2点鎖線14で示す。)、シャッタ5やフィルム4に反射した光の強度を測定してもよい。
(2)本実施例において、測光装置9の測光レンズ92の位置を調整する例を示したが、これに限定されず、他の光学系のレンズの位置を調整してもよい。例えば、閃光撮影の調光を行なう光学系や、測距用の光学系を構成するレンズ位置の調整をしてもよい。また、この場合、閃光撮影の調光は、測光素子を兼用して行うようにして、部品削減をしても良い。
(3)本実施例において、測光装置9は、フィルム用一眼レフカメラに設けられた例を示したが、これに限定されない。例えば、デジタル一眼レフカメラに設けてもよい。
本発明を適用した実施例の測光装置9を備えたカメラ1の縦断面図である。 本発明を適用した実施例の測光装置9等の部分を示す縦断面図である。 本発明を適用した実施例の測光レンズ92の外観を示す図である。 本発明を適用した実施例の測光装置9等の部分を示す横断面図である 本発明を適用した実施例の測光装置9等の部分をカメラ下側から示す図である。
符号の説明
1 カメラ
2 クイックリターンミラー
3 交換レンズ
4 フィルム
5 シャッタ
6 ファインダスクリーン
7 ペンタプリズム
8 接眼光学系
9 測光装置
31 撮影用レンズ
91 測光プリズム
92 測光レンズ
92a,92b レンズ部
92c フランジ部
92d 外周面
92e,92f 面
93 IRフィルタ
94 測光素子
95 ホルダ
95a レンズ規制面
95b フィルタ保持面
95c 測光素子接触面
951 Y方向調整ネジ
952,954 スペーサ
952a,954a 当接面
953 X方向調整ネジ
955 バネ
955a バネ先端部
956 ネジ
957,958 測光レンズ保持バネ
959 ネジ

Claims (7)

  1. 受光素子と、
    前記受光素子に受光させる光学系を形成する少なくとも1つのレンズ部材と、
    前記レンズ部材の位置を、その光軸と直交する第1の方向に移動させ調整する第1の調整部と、
    前記レンズ部材の位置を、前記光軸と直交し、前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動させ調整する第2の調整部と、
    前記レンズ部材の前記第1の方向への移動をガイドする第1のガイド部と、
    前記レンズ部材の前記第2の方向への移動をガイドする第2のガイド部と、
    を備えたカメラ用光学系調整装置。
  2. 請求項1に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記第1の調整部は、前記レンズ部材と当接する第1の当接部が、前記第2のガイド部を形成し、前記第2の調整部による前記レンズ部材の前記第2の方向への移動をガイドすること、
    前記第2の調整部は、前記レンズ部材と当接する第2の当接部が、前記第1のガイド部を形成し、前記第1の調整部による前記レンズ部材の前記第1の方向への移動をガイドすること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
  3. 請求項2に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記レンズ部材は、前記光学系を形成するレンズ部と、前記レンズ部の径方向外側に設けられ、前記光軸に沿った方向に中心軸を有する円筒状に形成されたフランジ部とを有し、
    前記第1の調整部の前記第1の当接部は、前記フランジ部の外周面と当接し、前記第2のガイド部を形成すること、
    前記第2の調整部の前記第2の当接部は、前記フランジ部の前記外周面と当接し、前記第1のガイド部を形成すること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記レンズ部材を前記第1及び第2の当接部に付勢する付勢部を備えること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記フランジ部の、前記受光素子側の面である第1の面と当接し、前記レンズ部材の前記受光素子側への移動を規制する規制部と、
    前記フランジ部の、前記受光素子側とは反対側の面である第2の面を押圧し、前記規制部に前記第1の面を押し当てる押圧部とを備えること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記受光素子は、露出のための測光及び/又は閃光撮影の調光を行なうための光学素子であること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカメラ用光学系調整装置において、
    前記受光素子は、電荷蓄積型の光学素子であること、
    を特徴とするカメラ用光学系調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014106316B3 (de) * 2014-05-06 2015-07-23 Jenoptik Optical Systems Gmbh Objektiv mit einer lateral justierbaren Linse

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