JP2006189197A - 建物の換気方法と建物の換気構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物の室内において、汚染発生量や発生場所の変動に関わらず常に良好な室内空気質を維持することができ、また、換気装置に接続するダクト配管を極力短くできることを目的とする。
【解決手段】建物1は上階室2と下階室3と吹抜け空間4と上階室2と下階室3の間にある天井裏空間5により空間構成されており、上階室2と吹抜け空間4を連通する上階通気路6が設けられ、下階室3と吹抜け空間4を連通する下階通気路7が設けられている。また、換気装置101は給気送風機11と排気送風機12から構成されており、天井裏空間5に設けられている。換気装置101が動作することにより屋外空気は給気送風機11を介して下階室3へ供給され、室内空気は排気送風機12を介して上階室2から排出されることとなり、下階室3と吹抜け空間4と上階室2に空気流動が形成されることとなる。
【選択図】図1
【解決手段】建物1は上階室2と下階室3と吹抜け空間4と上階室2と下階室3の間にある天井裏空間5により空間構成されており、上階室2と吹抜け空間4を連通する上階通気路6が設けられ、下階室3と吹抜け空間4を連通する下階通気路7が設けられている。また、換気装置101は給気送風機11と排気送風機12から構成されており、天井裏空間5に設けられている。換気装置101が動作することにより屋外空気は給気送風機11を介して下階室3へ供給され、室内空気は排気送風機12を介して上階室2から排出されることとなり、下階室3と吹抜け空間4と上階室2に空気流動が形成されることとなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物における換気構造に関する。
従来、建物を換気する換気システムは、室内吹出し口が寝室やリビングなどの居室に設けられ、室内吸込み口が廊下などの非居室に設けられているものが知られており、少なくともひとつの室内吹出し口が各居室に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気システムについて図10を参照しながら説明する。図10に示すように従来の換気システムは、屋外空気を室内に導入し室内の汚染空気を屋外に排出する機能を備えた換気装置101と、換気装置101から室内導入管102を介して給気をおこなう室内吹出し口103と、換気装置101へ室内排出管104を介して排気をおこなう室内吸込み口105と、屋外より換気装置101へ新鮮空気を導入する屋外導入管106と、換気装置1から屋外へ汚染空気を排出する屋外排出管107とを備え、室内吹出し口103が設けられる居室109と室内吸込み口105が設けられる非居室110との間には、室内空気流通手段108が設けられ、新鮮空気を換気装置101から複数の室内吹出し口103に分配し、非居室110に設けられる室内吸込み口105からまとめて排気を行なうことを特徴としている。
特許第3059682号公報
このような従来の建物の換気方法および建物の換気構造では、建物全体において必要とされる換気能力を満足する換気装置を決定の後、各居室に部屋用途や容積の大小を考慮して風量分配をすることとなる為、各居室においては平均的な使用状態を想定した風量分配となってしまう。すなわち、居室毎に在室人数が変動するといったように汚染発生量が変動する場合では、汚染発生量の多い居室において二酸化炭素や臭気や湿気など室内空気の汚染濃度が上昇するといった課題があり、汚染発生量や発生場所の変動に関わらず常に室内空気質を維持することが要求されている。
また、換気装置から各居室までダクトにて配管を設ける必要があることから、配管材料と配管施工の費用が多く必要となるといった課題や、配管を設置する為の空間が必要となるといった課題があり、換気装置に接続するダクト配管を短くすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、汚染発生量や発生場所の変動に関わらず常に良好な室内空気質を維持することができ、また、換気装置に接続するダクト配管を極力短くすることができる建物の換気方法および建物の換気構造を提供することを目的としている。
本発明の建物の換気構造は上記目的を達成するために、排気送風機の室内側通風口に連通した室内吸込み口と、給気送風機の室内側通風口に連通した室内吹出し口と、上階室と下階室が共に隣接する吹抜け空間を備える建物において、室内吸込み口を上階室に設け、室内吹出し口を下階室に設け、下階室と前記吹抜け空間を連通する下階通気路を設けたものである。
この手段により汚染発生量や発生場所の変動に関わらず常に健康的な室内空気環境を形成することのでき、また、換気装置に接続するダクト配管を極力短くすることができる建物の換気構造が得られる。
本発明によれば、汚染発生量や発生場所の変動に関わらず常に良好な室内空気質を維持することのできる建物の換気構造を提供できる。
また、換気装置に接続するダクト配管を極力短くすることができるため、換気構造を構成するダクト等の周辺部材の使用量を減少させることができる。
本発明の請求項1記載および請求項3記載の発明は、屋外空気を室内に導入する給気送風手段としての給気送風機と、室内空気を屋外に排出する排気送風手段としての排気送風機と、下階室と上階室を連通する上下連通手段としての吹抜け空間を備える建物であって、前記給気手段としての給気送風機で屋外空気を下階室に導入し、前記排気手段としての排気送風機で上階室の空気を屋外に排出したものであり、下階室から上階室への室内空気流動が形成されることにより、空気汚染の発生源としての複数の在室者が上階室および下階室のいずれの室に偏在した場合でも、室内の各空間が淀みなく換気ができるといった作用を有する。
また請求項4記載の発明は、換気装置を上階室と下階室の間にある天井裏空間に備え、室内吸込み口を前記上階室の床面に設け、室内吹出し口を前記下階室の天井面に設けたものであり、室内吸込み口および室内吹出し口と近接した位置に換気装置を設けることにより、室内吸込み口および室内吹出し口と換気装置とを接続するダクトの長さが短くできるといった作用を有する。
また請求項5記載の発明は、換気装置の保守点検口を下階室天井面に備え、前記保守点検口に隙間を設け、前記隙間を室内吹出し口としたものであり、室内吹出し口を新たに設ける必要がなくなるという作用を有する。
また請求項6記載の発明は、換気装置の保守点検口を上階室床面に備え、前記保守点検口に隙間を設け、前記隙間を室内吸込み口としたものであり、室内吸込み口を新たに設ける必要がなくなるという作用を有する。
また請求項7記載の発明は、換気装置を上階室の壁に備え、室内吸込み口を前記換気装置本体に設け、室内吹出し口を前記下階室の天井面に設けたものであり、換気装置と屋外を連通するダクトの施工が容易になるという作用を有する。
また請求項8記載の発明は、換気装置を下階室の壁に備え、室内吸込み口を前記上階室の床面に設け、室内吹出し口を前記換気装置本体に設けたものであり、換気装置と屋外を連通するダクトの施工が容易になるという作用を有する。
また請求項9記載の発明は、給気送風機と室内吹出し口を連通する給気連通手段として、天井裏空間をエアーチャンバーとして利用したものであり、室内吹出し口を天井面の任意の位置に設置できるといった作用を有する。
また請求項10記載の発明は、排気送風機と室内吸込み口を連通する排気連通手段として、天井裏空間をエアーチャンバーとして利用したものであり、室内吸込み口を床面の任意の位置に設置できるといった作用を有する。
また請求項11記載の発明は、排気室内吸込み口を外壁開口部の直下床面に設けたものであり、冬季暖房時に外壁開口部にて発生するコールドドラフトを室内排気空気と共に排出することができ、室内の温熱環境が向上するといった作用を有する。
また請求項12記載の発明は、下階室と吹抜け空間とを連通する下階通気経路を、前記下階室の床面近くに設けたものであり、下階室において空気の滞留がなくなり換気効果が向上するという作用を有する。
また請求項13記載の発明は、上階室と吹抜け空間とを連通する上階通気経路を、前記上階室の天井面近くに設けたものであり、上階室において空気の滞留がなくなり換気効果が向上するという作用を有する。
また請求項14記載の発明は、上階室と屋外に連通する給気手段を設けたものであり、上階室における急速換気ができるという作用を有する。
また請求項15記載の発明は、下階室と屋外に連通する排気手段を設けたものであり、下階室における急速換気ができるというという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、建物1は上階室2と下階室3と吹抜け空間4と上階室2と下階室3の間にある天井裏空間5により空間構成されており、上階室2と吹抜け空間4を連通する上階通気路6が設けられ、下階室3と吹抜け空間4を連通する下階通気路7が設けられている。上階通気路6は上階室2の天井8aの近傍に設けられており、上階室2と吹抜け空間4との間に設けられる扉9aにオーバーカットを設けることが好ましい。また同様に、下階通気路7は下階室3の床10bの近傍に設けられており、下階通気路7は下階室3と吹抜け空間4との間に設けられる扉9bにアンダーカット設けることが好ましい。
図1は、本発明の実施の形態1における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、建物1は上階室2と下階室3と吹抜け空間4と上階室2と下階室3の間にある天井裏空間5により空間構成されており、上階室2と吹抜け空間4を連通する上階通気路6が設けられ、下階室3と吹抜け空間4を連通する下階通気路7が設けられている。上階通気路6は上階室2の天井8aの近傍に設けられており、上階室2と吹抜け空間4との間に設けられる扉9aにオーバーカットを設けることが好ましい。また同様に、下階通気路7は下階室3の床10bの近傍に設けられており、下階通気路7は下階室3と吹抜け空間4との間に設けられる扉9bにアンダーカット設けることが好ましい。
図2は、換気装置101が天井裏空間5に設けられた場合の換気装置101の構成および換気装置101の設置状態を断面詳細図にて示しており、換気装置101は給気送風機11と排気送風機12からなり、給気経路として給気送風機11の吸込み側には屋外13に連通される屋外吸込み口14と外気フィルター15が、給気送風機11の吹出し側には下階室3に連通される下階室3の天井8bに設けられた室内吹出し口103が取り付けられている。また、排気経路として排気送風機12の吸込み側には上階室2に連通される上階室2の床10aに設けられた室内吸込み口105と室内フィルター16が、排気送風機12の吹出し側には屋外13に連通される屋外吹出し口17が取り付けられている。換気装置7は屋外13に設けられる屋外吸込み口14や屋外吹出し口17ならびに室内に設けられる室内吸込み口105や室内吹出し口103との間を通気風路としてのダクトで接続しても良い。
また、室内吸込み口105の異なる構成としては、図3に示すように換気装置101の保守作業を行なう為の保守点検口18aを上階室2の床10aに設け、保守点検口18aと点検蓋19aの間に隙間が設けられており、保守点検口18aと点検蓋19aとの間の隙間により上階室2と排気用送風機12が連通することとなり、室内吸込み口105と保守点検口18aを一体化することができる。
また、室内吹出し口103の異なる構成としては、図4に示すように換気装置101の保守作業を行なう為の保守点検口18bを下階室3の天井8bに設け、保守点検口18bと点検蓋19bの間に隙間が設けられており、保守点検口18bと点検蓋19bとの間の隙間により下階室3と給気用送風機12が連通することとなり、室内吹出し口103と保守保守点検口18bを一体化することができる。
また図では説明しないが、上階室の床に設けられる室内吸込み口を窓や扉など外壁開口部の直下に位置させることにより、冬季暖房時において外壁開口部から鉛直下方に生じるコールドドラフトが室内に拡散することなく排気することができる。
上記構成において、給気送風機11および排気送風機12を運転すると給気送風機11により屋外13の新鮮な空気が室内吹出し口103を介して下階室3に吹出され、排気送風機12により上階室2の空気が室内吸込み口105を介して屋外13に排出されることとなり、室内の空気流動としては、下階室3の空気が下階通気路7および吹抜け空間4および上階通気路6を介して上階室2へ流入する。これらの空気流動を形成することにより、空気汚染の発生源としての複数の在室者が上階室および下階室のいずれの室に偏在した場合でも、室内の各空間が偏りなく換気ができることとなる。例えば、室内吹出し口103から吹出す風量および室内室内吸込み口105に吸込む風量を共にQ、上階室2および下階室3における在室人数をn1、n2とし、在室者一人当たりの汚染質発生量をP、外気の汚染濃度をゼロで各室では瞬時一様拡散を仮定とした場合、上階室2および下階室3の汚染濃度はn1・P/Qおよび(n1+n2)P/Qと容易に計算される。この結果より、上階室2および下階室3における在室者に偏りが生じた場合であっても、上階室2および下階室3の汚染濃度の最大値は(n1+n2)P/Qとなり、この汚染濃度をもとに換気風量Qを計画すれば過大に風量を増やす必要なく、良好な室内空気質を維持することのできる建物の換気構造が提供できることとなる。また、室内吸込み口105および室内吹出し口103に近接した位置に換気装置101を設けることができるので、室内吸込み口105および室内吹出し口103と換気装置101とを接続するダクトの長さを短くできる。
なお、実施の形態1では、建物内に一台の換気装置を設けた場合のみを示したが、複数台の換気装置を設けてもよく、その作用効果に差異を生じない。
上階室2と下階室3に関しては、上下に積層された二室において、上層の室を上階室2、下層の室を下階室3と定義している。また、吹抜け空間4に関しては、上階室2と下階室3のいずれかの室に対しても連通された空間の総称として定義しており、他の具体例としては階段が設けられている廊下やホールなども含まれている。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図5に示すように換気装置101の排気送風機12の吸込み側を天井裏空間5に対して開放し、上階室2の床10aに室内吸込み口105が設けられている。
図5は、本発明の実施の形態2における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図5に示すように換気装置101の排気送風機12の吸込み側を天井裏空間5に対して開放し、上階室2の床10aに室内吸込み口105が設けられている。
上記構成において、天井裏空間5を排気エアーチャンバーとして利用することとなり、室内吸込み口105を上階室2の床10aにおける任意の水平位置に設置することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図6に示すように換気装置101の給気送風機11の吹出し側を天井裏空間5に対して開放し、下階室3の天井8bに室内吹出し口103が設けられて居る。
図6は、本発明の実施の形態3における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図6に示すように換気装置101の給気送風機11の吹出し側を天井裏空間5に対して開放し、下階室3の天井8bに室内吹出し口103が設けられて居る。
上記構成において、天井裏空間5を給気エアーチャンバーとして利用することとなり、室内吹出し口103を下階室3の天井8bにおける任意の水平位置に設置することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態6における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図7に示すように、給気手段としての自然給気口20は上階室2と屋外13を連通して設けられている。また、排気手段としての自然排気口21は下階室3と屋外13を連通して設けられている。
図7は、本発明の実施の形態6における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図7に示すように、給気手段としての自然給気口20は上階室2と屋外13を連通して設けられている。また、排気手段としての自然排気口21は下階室3と屋外13を連通して設けられている。
上記構成において、上階室2の空気汚染質の発生が著しい場合において急速に換気を行なうことができる。また、下階室3の空気汚染質の発生が著しい場合において急速に換気を行なうことができる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の実施の形態4における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図8に示すように換気装置101が上階室2に設けられた場合であり、室内吸込み口105は換気装置101に組み込まれ、室内吹出し口103は下階室3の天井8bに給気送風機11が吹出しダクト22により天井裏空間5を貫通して設けられている。また、屋外吸込み口14と屋外吹出し口17は換気装置101から上階室2の外壁部分を貫通する位置に取り付けられている。
図8は、本発明の実施の形態4における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図8に示すように換気装置101が上階室2に設けられた場合であり、室内吸込み口105は換気装置101に組み込まれ、室内吹出し口103は下階室3の天井8bに給気送風機11が吹出しダクト22により天井裏空間5を貫通して設けられている。また、屋外吸込み口14と屋外吹出し口17は換気装置101から上階室2の外壁部分を貫通する位置に取り付けられている。
上記構成において、建物の横架材としての梁や桁が存在する天井裏空間5の外壁部分を貫通せずに換気装置101を取り付けることが可能となり、梁や桁の位置や大きさを考慮する必要なく換気装置101の設置位置を決めることができる。
(実施の形態6)
図9は、本発明の実施の形態5における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図9に示すように換気装置101が下階室3に設けられた場合であり、室内吹出し口103は換気装置101に組み込まれ、室内吸込み口101は上階室2の床10aに排気送風機12が吸込みダクト23により天井裏空間5を貫通して設けられている。また、屋外吸込み口14と屋外吹出し口17は換気装置101から下階室3の外壁部分を貫通する位置に取り付けられている。
図9は、本発明の実施の形態5における換気構造が設置されている建物1を断面図にて示しており、図9に示すように換気装置101が下階室3に設けられた場合であり、室内吹出し口103は換気装置101に組み込まれ、室内吸込み口101は上階室2の床10aに排気送風機12が吸込みダクト23により天井裏空間5を貫通して設けられている。また、屋外吸込み口14と屋外吹出し口17は換気装置101から下階室3の外壁部分を貫通する位置に取り付けられている。
上記構成において、建物の横架材としての梁や桁が存在する天井裏空間5の外壁部分を貫通せずに換気装置101を取り付けることが可能となり、梁や桁の位置や大きさを考慮する必要なく換気装置101の設置位置を決めることができる。
一台の換気装置を用いて容易に上下階に分離された室の換気ができ、建物内の室数に応じた台数の換気装置を設けることにより、建物全体の室を小風量にて連続的に換気を行なう換気構造として適用できる。
2 上階室
3 下階室
4 吹抜け空間
5 天井裏空間
6 上階通気路
7 下階通気路
11 給気送風機
12 排気送風機
18 保守点検口
20 自然給気口
21 自然排気口
3 下階室
4 吹抜け空間
5 天井裏空間
6 上階通気路
7 下階通気路
11 給気送風機
12 排気送風機
18 保守点検口
20 自然給気口
21 自然排気口
Claims (15)
- 屋外空気を室内に導入する給気送風手段と、室内空気を屋外に排出する排気送風手段と、下階室と上階室を連通する上下連通手段を備える建物であって、
前記給気手段で屋外空気を下階室に導入し、前記排気手段で上階室の空気を屋外に排出することを特徴とする建物の換気方法。 - 屋外空気を室内に導入する給気送風機と室内空気を屋外に排出する排気送風機とから構成される換気装置と、前記排気送風機の室内側通風口に連通した室内吸込み口と、前記給気送風機の室内側通風口に連通した室内吹出し口を備える建物において、
前記室内吸込み口を前記上階室に設け、前記室内吹出し口を前記下階室に設けることを特徴とする建物の換気構造。 - 上階室と下階室が共に隣接する吹抜け空間を備え、
前記上階室と前記吹抜け空間を連通する上階通気路と、前記下階室と前記吹抜け空間を連通する下階通気路を設けることを特徴とする請求項2記載の建物の換気構造。 - 換気装置を上階室と下階室の間にある天井裏空間に備え、
室内吸込み口を前記上階室の床面に設け、室内吹出し口を前記下階室の天井面に設けることを特徴とする請求項2または請求項3記載の建物の換気構造。 - 換気装置の保守点検口を下階室天井面に備え、
前記保守点検口に隙間を設け、前記隙間を室内吹出し口とすることを特徴とする請求4記載の建物の換気構造。 - 換気装置の保守点検口を上階室床面に備え、
前記保守点検口に隙間を設け、前記隙間を室内吸込み口とすることを特徴とする請求項4記載の建物の換気構造。 - 換気装置を上階室の壁に備え、
室内吸込み口を前記換気装置本体に設け、室内吹出し口を前記下階室の天井面に設けることを特徴とする請求項2または請求項3記載の建物の換気構造。 - 換気装置を下階室の壁に備え、
室内吸込み口を前記上階室の床面に設け、室内吹出し口を前記換気装置本体に設けることを特徴とする請求項2または請求項3記載の建物の換気構造。 - 給気送風機と室内吹出し口を連通する給気連通手段として、天井裏空間をエアーチャンバーとして利用することを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 排気送風機と室内吸込み口を連通する排気連通手段として、天井裏空間をエアーチャンバーとして利用することを特徴とする請求項4〜請求項6または請求項8のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 室内吸込み口を外壁開口部の直下床面に設けることを特徴とする請求項4〜10のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 下階室と吹抜け空間とを連通する下階通気路を、前記下階室の床面近くに設けることを特徴とする請求項4〜請求項11のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 上階室と吹抜け空間とを連通する上階通気路を、前記上階室の天井面近くに設けることを特徴とする請求項4〜請求項11のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 上階室と屋外に連通する給気手段を設けることを特徴とする請求項4〜請求項13のいずれかに記載の建物の換気構造。
- 下階室と屋外に連通する排気手段を設けることを特徴とする請求項4〜請求項14のいずれかに記載の建物の換気構造。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107449000A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-08 | 芜湖美的厨房电器制造有限公司 | 厨房风压平衡系统 |
CN115127176A (zh) * | 2022-08-30 | 2022-09-30 | 珠海翔翼航空技术有限公司 | 一种用于长时段飞行训练模拟舱的空气调节设备 |
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2005
- 2005-01-06 JP JP2005001214A patent/JP2006189197A/ja active Pending
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