JP2006188083A - コンテナ船のセルガイド、及びコンテナ船 - Google Patents

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智明 高平
Katsunori Sakaguchi
克典 阪口
Shinya Yamazaki
伸也 山崎
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【課題】 コンテナ船1全体の軽量化を図ること、セルガイド31の搬送、取付等が簡単にして、コンテナ船1の造船に要する一連の作業の能率の向上を図ること。
【解決手段】縦揺れに伴う船軸方向に対向する第2フランジ35間の最大変位量をX、船軸方向に対向する第2フランジ35間の距離からコンテナ3の船軸方向の長さを引いた値をα1、船舷方向に対向する第1フランジ33間の距離からコンテナ3の船舷方向の長さを引いた値をα2、コンテナ3の船軸方向のマイナス長さ公差をβ1、コンテナ3の船舷方向のマイナス長さ公差をβ2、船軸方向の安全マージン長さをM1、船舷方向の安全マージン長さをM2とした場合に、第1フランジ33の船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定されると共に、第2フランジ35の船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されたこと。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船、及び前記コンテナ船に用いられるコンテナ船のセルガイドに関する。
従来のコンテナ船の構成について簡単に説明すると、次のようになる。
即ち、前記コンテナ船は、多数のコンテナを海上輸送するものであって、船体を具備している。また、前記船体の内側には、船舷方向(換言すれば左右方向)へ延びた複数の横置隔壁が船軸方向(換言すれば前後方向)に間隔を置いて立設されており、複数の前記横置隔壁は、前記船体の内側の船体空間を複数の船倉に区画するものである。
前記船体の上側には、甲板が設けられており、この甲板は、前記船倉内に通じる複数のハッチを船軸方向に間隔を置いて有している。また、前記甲板には、対応関係にある前記ハッチを開閉する複数のハッチカバーが船軸方向に間隔を置いて設けられている。
前記船倉内には、多数のセルガイド群が船軸方向及び船舷方向へ列状に配設されており、多数のセルガイド群は、多段状の前記コンテナ(多段に積載される前記コンテナ)の四隅をそれぞれ上下方向へ案内するものであって、前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されたセルガイドを4本それぞれ備えている。ここで、前記セルガイドは、船軸方向へ突出した第1フランジと船舷方向へ突出した第2フランジと有した等辺山形鋼からなるものである。また、前記第1フランジの船舷方向の長さ及び前記第2フランジの船軸方向の長さは、前記コンテナ船の縦揺れに伴う船軸方向に対向する前記第2フランジ間の最大変位量等に基づいて設定されている。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1、特許文献2に示すものがある。
特開平7−69274号公報 特開2002−249095号公報
ところで、前述のように、前記セルガイドは前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されており、前記セルガイドの長さは前記船倉内の室内高さに応じて長くなって、前記セルガイドの重量が増大する。そのため、前記コンテナ船全体の軽量化の障害になると共に、前記セルガイドの搬送、取付等が厄介になって、前記コンテナ船の造船に要する一連の作業(前記セルガイドの搬送作業、前記セルガイドの取付作業を含む)が煩雑化するという問題がある。
本発明の第1の特徴は、多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船の船倉内に立設され、前記コンテナの隅部を上下方向へ案内するコンテナ船のセルガイドにおいて、
第1フランジと第2フランジとを有した山形鋼からなるものであって、前記第1フランジと前記第2フランジとの突出方向の長さが異なることである。
本発明の第1の特徴によると、前記第1フランジと前記第2フランジとの突出方向の長さが異なるため、前記セルガイドの長さが前記船倉内の室内高さに応じて長くなっても、前記セルガイドの重量増大を抑えることができる。
また、本発明の第2の特徴は、多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船において、
船体と;
前記船体の内側に船軸方向に間隔を置いて立設され、船舷方向へ延びてあって、前記船体の内側の船体空間を複数の船倉に区画する複数の横置隔壁と;
前記船体の上側に設けられ、前記船倉内に通じる複数のハッチを船軸方向へ間隔を置いて有した甲板と;
前記船倉内に船軸方向及び船舷方向へ列状に配設され、前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されたセルガイドを4本それぞれ備えてあって、多段状の前記コンテナ(多段に積載される前記コンテナ)の四隅をそれぞれ上下方向へ案内する多数のセルガイド群と;を具備しており、
前記セルガイドは、船軸方向へ突出した第1フランジと船舷方向へ突出した第2フランジと有した山形鋼からなるものであって、前記第1フランジの船軸方向の長さと前記第2フランジの船舷方向の長さが異なることである。
本発明の第2の特徴によると、前記第1フランジの船軸方向の長さと前記第2フランジの船舷方向の長さが異なるため、前記セルガイドの長さが前記船倉内の室内高さに応じて長くなっても、前記セルガイドの重量増大を抑えることができる。
本発明の第3の特徴は、多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船において、
船体と;
前記船体の内側に船軸方向に間隔を置いて立設され、船舷方向へ延びてあって、前記船体の内側の船体空間を複数の船倉に区画する複数の横置隔壁と;
前記船体の上側に設けられ、前記船倉内に通じる複数のハッチを船軸方向へ間隔を置いて有した甲板と;
前記船倉内に船軸方向及び船舷方向へ列状に配設され、前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されたかつ船軸方向へ突出した第1フランジと船舷方向へ突出した第2フランジと有した山形鋼からなるセルガイドを4本それぞれ備えてあって、多段状の前記コンテナ(多段に積載される前記コンテナ)の四隅をそれぞれ上下方向へ案内する多数のセルガイド群と;を具備しており、
自己の縦揺れに伴う船軸方向に対向する前記第2フランジ間の最大変位量をXとし、船軸方向に対向する前記第2フランジ間の距離から前記コンテナの船軸方向の長さを引いた値をα1とし、船舷方向に対向する前記第1フランジ間の距離から前記コンテナの船舷方向の長さを引いた値をα2とし、前記コンテナの船軸方向のマイナス長さ公差をβ1とし、前記コンテナの船舷方向のマイナス長さ公差をβ2とし、船軸方向の安全マージン長さをM1とし、船舷方向の安全マージン長さをM2とした場合に、
前記第1フランジの船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定されると共に、前記第2フランジの船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されたことである。
本発明の第3の特徴における要部は、前記第2フランジの船舷方向の長さ(L2)は、前記コンテナ船の縦揺れ又は横揺れを考慮することなく設定できるという、新規な知見に基づくものである。また、前記新規な知見は、前記セルガイドが前記コンテナ船の縦揺れによって船軸方向に変位するだけであって、船舷方向に変位するものでないこと、及び前記セルガイドが前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されてあって、前記コンテナ船の横揺れに伴う船舷方向に対向する前記第1フランジ間の変位を無視できることから得られたものである。
本発明の第3の特徴によると、前記コンテナ船は、前記第1フランジの船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定される共に、前記第2フランジの船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されているため、前記新規に知見に基づいて、前記第2フランジの船舷方向の長さ(L2)を前記第1フランジの船軸方向の長さ(L1)よりも短くすることができる。これにより、前記セルガイドの長さが前記船倉内の室内高さに応じて長くなっても、前記セルガイドの重量増大を抑えることができる。
本発明によれば、前記セルガイドの長さが前記船倉内の室内高さに応じて長くなっても、前記セルガイドの重量増大を抑えることができるため、前記コンテナ船全体の軽量化を図ることができると共に、前記セルガイドの搬送、取付等が簡単になって、前記コンテナ船の造船に要する一連の作業の能率の向上を図ることができる。
本発明の実施形態について図1から図6を参照して説明する。
図1(a)は、通常の載置状態にあるコンテナとセルガイド群における4本のセルガイドとの位置関係を示す模式的な図であって、図1(b)は、偏った載置状態にあるコンテナとセルガイド群における4本のセルガイドとの位置関係を示す模式的な図であって、図2は、図5における矢視部IIの拡大図であって、図3は、本発明の実施形態に係わるコンテナ船の側面図であって、図4は、図3におけるIV-IV線に沿った図であって、図5は、図4におけるV-V線に沿った図であって、図6(a)は、コンテナ船に縦揺れが生じる前におけるセルガイドの状態を示す模式的な図であって、図6(b)は、コンテナ船に縦揺れが生じたときにおけるセルガイドの状態を示す図である。なお、図面中、「FF」は、前方向を指してあって、「FR」は、後方向を指し、「L」は、左方向を指し、「R」は、右方向を指している。
図3及び図4に示すように、本発明の実施形態に係わるコンテナ船1は、多数のコンテナ3を海上輸送するものであって、船体5を具備している。そして、船体5は、二重殻構造になっており、船体外殻7と、この船体外殻7の内側に一体的に設けられた船体内殻9とを備えている。
船体内殻9における後部近傍には、機関室11が設けられており、この機関室11には、ディーゼルエンジン(図示省略)が配設されている。また、船体外殻7の後部には、推進プロペラ13が回転可能に設けられており、この推進プロペラ13は、前記ディーゼルエンジンにおける出力軸(図示省略)に連動連結されてあって、船体外殻7における推進プロペラ13の後方には、舵15が設けられている。更に、機関室11の上側には、複数段の住居室17が設けられており、最上段の住居室17の上側には、操舵室19が設けられている。
船体内殻9には、船舷方向(換言すれば、左右方向)へ延びた複数の横置隔壁21が船軸方向(換言すれば、前後方向)に間隔を置いて立設されており、複数の横置隔壁21は、船体内殻9の内側の船体空間を複数の船倉23に区画するものである。また、船体外殻7の上側には、甲板25が設けられており、この甲板25は、複数のハッチ27(図4中において1つのみ図示、図3中においては図示省略)を船軸方向へ間隔を置いて有してあって、甲板25には、対応関係にあるハッチ27を開閉する複数のハッチカバー29が設けられている。なお、ハッチカバー29上には、多段多列に積載したコンテナ3がコンテナ固縛装置(図示省略)によって固縛されている。
図2、図4、及び図5に示すように、船倉23内には、多数のセルガイド群31Gが船軸方向及び船舷方向へ列状に配設されており、多数のセルガイド群31Gは、多段状のコンテナ3の四隅をそれぞれ上下方向へ案内するものであって、横置隔壁21に船体内殻7の船底から甲板25にかけて延設されたセルガイド(コンテナ船のセルガイド)31を4本それぞれ備えている。ここで、セルガイド31は、船軸方向へ突出した第1フランジ33と船舷方向へ突出した第2フランジ35と有した山形鋼からなるものであって、第2フランジ35の船舷方向の長さを第1フランジ33の船軸方向の長さよりも短くしている。なお、セルガイド31は、横置隔壁21に水平リブ37によって一体的に接合されてあって、左右に隣接するセルガイド31は、水平リブ37によって一体化されている。
次に、本発明の実施形態の要部について説明する。
図1(a)(b)に示すように、まず、コンテナ船1の縦揺れに伴う船軸方向に対向するセルガイド31間の最大変位量をXとし、船軸方向に対向する第2フランジ35間の距離(V1)からコンテナ3の船軸方向の長さ(C1)を引いた値をα1とし、船舷方向に対向する第1フランジ33間の距離(V2)からコンテナ3の船舷方向の長さ(C2)を引いた値をα2とし、コンテナ3の船軸方向のマイナス長さ公差をβ1とし、コンテナ3の船舷方向のマイナス長さ公差をβ2とし、船軸方向の安全マージン長さをM1とし、船舷方向の安全マージン長さをM2とする(所定の条件)。
ここで、最大変位量(X)は、図6(a)(b)に示すように、コンテナ船1に縦揺れが生じたときにおける船軸方向に対向する第2フランジ35間の距離(V1’)から、コンテナ船1に縦揺れが生じる前における船軸方向に対向する第2フランジ35間の距離(V1)を引くことによって決定される。また、コンテナ船1に縦揺れが生じたときにおける船軸方向に対向する第2フランジ35間の距離(V1’)は、コンテナ船1の構成部材の具体的な長さ、海上の状況等を考慮して決定される。更に、引いた値(α1)は、引いた値(α2)よりも大きく、コンテナ3の船軸方向のマイナス長さ公差(β1)は、コンテナ3の船舷方向のマイナス長さ公差(β2)はよりも大きいものであって、船軸方向の安全マージン長さ(M1)は、船舷方向の安全マージン長さ(M2)よりも長いものである。
そして、コンテナ船1は、前記所定の条件の下で、第1フランジ33の船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定されると共に、第2フランジ35の船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されている。これは、第2フランジ35の船舷方向の長さ(L2)は、コンテナ船1の縦揺れ又は横揺れを考慮することなく設定できるという、新規な知見に基づくものである。また、前記新規な知見は、セルガイド31がコンテナ船1の縦揺れによって船軸方向に変位するだけであって、船舷方向に変位するものでないこと、及び各々のセルガイド31が横置隔壁21の壁面にそれぞれ一体的に接合されてあって、コンテナ船1の横揺れに伴う船舷方向に対向する第1フランジ33間の変位を無視できることから得られたものである。
次に、本発明の実施形態の作用、効果について説明する。
コンテナ船1は、第1フランジ33の船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定される共に、第2フランジ35の船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されているため、前記新規に知見に基づいて、第2フランジ35の船舷方向の長さ(L2)を第1フランジ33の船軸方向の長さ(L1)よりも短くすることができる。これにより、セルガイド31の長さが船倉23内の室内高さに応じて長くなっても、セルガイド31の重量増大を抑えることができる。
従って、本発明の実施形態によれば、コンテナ船1全体の軽量化を図ることができると共に、セルガイド31の搬送、取付等が簡単になって、コンテナ船1の造船(製造)に要する一連の作業の能率の向上を図ることができる。
なお、本発明は、実施形態の説明に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態の説明に限定されないものである。
なお、本発明は、
図1(a)は、通常の載置状態にあるコンテナとセルガイド群における4本のセルガイドとの位置関係を示す模式的な図であって、図1(b)は、偏った載置状態にあるコンテナとセルガイド群における4本のセルガイドとの位置関係を示す模式的な図である。 図5における矢視部IIの拡大図である。 本発明の実施形態に係わるコンテナ船の側面図であって、一部を破断してある。 図3におけるIV-IV線に沿った図である。 図4におけるV-V線に沿った図である。 図6(a)は、コンテナ船に縦揺れが生じる前におけるセルガイドの状態を示す模式的な図であって、図6(b)は、コンテナ船に縦揺れが生じたときにおけるセルガイドの状態を示す図である。
符号の説明
1 コンテナ船
3 コンテナ
23 船倉
31G セルガイド群
31 セルガイド
33 第1フランジ
35 第2フランジ

Claims (6)

  1. 多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船の船倉内に立設され、前記コンテナの隅部を上下方向へ案内するコンテナ船のセルガイドにおいて、
    第1フランジと第2フランジとを有した山形鋼からなるものであって、前記第1フランジと前記第2フランジとの突出方向の長さが異なることを特徴とするコンテナ船のセルガイド。
  2. 前記第1フランジを船軸方向を突出させると共に、前記第2フランジを船舷方向へ突出させ、前記第2フランジの船舷方向の長さを前記第1フランジの船軸方向の長さよりも短くしたことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ船のセルガイド。
  3. 多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船において、
    船体と;
    前記船体の内側に船軸方向に間隔を置いて立設され、船舷方向へ延びてあって、前記船体の内側の船体空間を複数の船倉に区画する複数の横置隔壁と;
    前記船体の上側に設けられ、前記船倉内に通じる複数のハッチを船軸方向へ間隔を置いて有した甲板と;
    前記船倉内に船軸方向及び船舷方向へ列状に配設され、前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけてそれぞれ延設されたセルガイドを4本それぞれ備えてあって、多段状の前記コンテナの四隅をそれぞれ上下方向へ案内する多数のセルガイド群と;を具備しており、
    前記セルガイドは、船軸方向へ突出した第1フランジと船舷方向へ突出した第2フランジと有した山形鋼からなるものであって、前記第1フランジの船軸方向の長さと前記第2フランジの船舷方向の長さが異なることを特徴とするコンテナ船。
  4. 前記第2フランジの船舷方向の長さを前記第1フランジの船軸方向の長さよりも短くしたことを特徴とする請求項3に記載のコンテナ船。
  5. 多数のコンテナを海上輸送するコンテナ船において、
    船体と;
    前記船体の内側に船軸方向に間隔を置いて立設され、船舷方向へ延びてあって、前記船体の内側の船体空間を複数の船倉に区画する複数の横置隔壁と;
    前記船体の上側に設けられ、前記船倉内に通じる複数のハッチを船軸方向へ間隔を置いて有した甲板と;
    前記船倉内に船軸方向及び船舷方向へ列状に配設され、前記横置隔壁に前記船体の船底から前記甲板にかけて延設されたかつ船軸方向へ突出した第1フランジと船舷方向へ突出した第2フランジと有した山形鋼からなるセルガイドを4本それぞれ備えてあって、多段状の前記コンテナの四隅をそれぞれ上下方向へ案内する多数のセルガイド群と;を具備しており、
    自己の縦揺れに伴う船軸方向に対向する前記第2フランジ間の最大変位量をXとし、船軸方向に対向する前記第2フランジ間の距離から前記コンテナの船軸方向の長さを引いた値をα1とし、船舷方向に対向する前記第1フランジ間の距離から前記コンテナの船舷方向の長さを引いた値をα2とし、前記コンテナの船軸方向のマイナス長さ公差をβ1とし、前記コンテナの船舷方向のマイナス長さ公差をβ2とし、船軸方向の安全マージン長さをM1とし、船舷方向の安全マージン長さをM2とした場合に、
    前記第1フランジの船軸方向の長さ(L1)が(X+α1+β1とM1)により設定されると共に、前記第2フランジの船舷方向の長さ(L2)が(α2+β2+M2)により設定されるように構成されたことを特徴とするコンテナ船。
  6. 船軸方向の安全マージン長さ(M1)は、船舷方向の安全マージン長さ(M2)よりも長いことを特徴とする請求項5に記載のコンテナ船。
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