JP2006186657A - パネル型スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型でしかも簡単な構造で、音響特性、特に周波数特性の調整・変更等の音質補正機能を備え、音響特性に優れたパネル型スピーカを提供する。
【解決手段】 箱形をなす圧電エキサイタの底面を振動パネルの一部に固着してなるパネル型スピーカにおいて、振動パネルと固着する圧電エキサイタの底面の領域を選択的に限定し、圧電エキサイタの底面と振動パネルとを接着部材で固着することによって、音響特性、特に周波数特性を調整・変更できるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はパネル型スピーカに関するものであり、特に、携帯電話機など小型電子機器への応用に適した小型のパネル型スピーカに関するものである。
携帯電話機などに設置されるパネル型スピーカは、高性能でしかも小型であることが要求される。この従来技術としてパネル型スピーカ付き携帯電話機の例が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。図6は、従来技術におけるパネル型スピーカ付き携帯電話機の表示部分の構成を示す平面図である。この携帯電話機の表示部分は、ケース1、液晶パネル2、透光性の保護パネルを兼ねる振動パネル3およびエキサイタ(励振素子)6を備えている。液晶パネル2はスポンジなどの柔らかめの弾性結合部材を介在させながらケース1に保持されている。この液晶パネル2の上方には、パネル型スピーカ6の振動パネル3がスポンジなどの柔らかめの弾性結合部材を介在させながらケース1に保持される。また、振動パネル3の一部にエキサイタ(励振素子)6が保持されており、振動パネル3に撓み振動が励振される。
このようなパネル型スピーカには振動パネルと振動パネルの一部に保持される圧電エキサイタを備えているものがあり、このパネル型スピーカに搭載される圧電エキサイタの従来技術として、機器の落下時の衝撃により圧電エキサイタに内蔵されている圧電素子が破壊されないようにするためと、取り扱いのし易さのために、圧電エキサイタを箱形ケース構造とし、内部の圧電素子を保護する構造とした例が開示されている。(例えば、非特許文献1参照。)。
図7は箱形ケース構造の圧電エキサイタの例を示す断面図である。図7に示すように、撓み振動型エキサイタのケースcは、電気絶縁性の樹脂を素材とするとともに、その外形は直方体の形状を呈している。このケースcの内部には、2本の矩形板状のビームb1、b2がそれぞれの全長にわたって収容されている。各ビームは、それぞれの一端部分がケースcに保持されると共に他方の端子が自由端となる片持ち梁を構成している。すなわち、ケースcの一方の側(この実施例では図中の左側)に、ビームb1、b2を保持する保持部が形成されている。ビームb1、b2に対向するケースcの内壁面と、各ビームの一端部分との間に、接着剤層fが形成されることにより、ピームb1、b2がケースcの内部に保持される。この撓み振動型エキサイタは、スピーカとして携帯電話機などに組み込まれる。
また、箱形の圧電エキサイタが透光性の保護パネルを兼ねる振動パネルの一部に取り付けられたパネル型スピーカの例が開示されている(例えば、非特許文献2参照。)。図8(a)に示すように、液晶表示装置2には表示面を保護するための透明の保護パネルを兼ねる振動パネル3が取付けられている。この振動パネル3は液晶表示装置2の一方の側において表示面の外側に延長されており、この延長部分の裏面に箱形の圧電エキサイタ20が接着剤によって取付けられている。
図8(b)は、図8(a)のA−A断面を示す。但し、圧電エキサイタ20については、説明の都合で断面図ではなく正面図となっている。この従来例における圧電エキサイタ20は、ビーム保持部Sの内部にビームB1、B2を完全に収容可能となるように、ビーム保持部SがビームB1、B2の長手方向に延長され、ケースを兼ねる構造となっている。そして、このケースを兼ねるビーム保持部Sの長手方向に振動が励振されるのを防止するために、ビーム保持部Sの端部に結合部Lが形成され、剛性が増大されている。この箱形の圧電エキサイタ20の底面20aの全面が粘着テープ等の接着部材8によって保護パネルの一部に固着され取り付けられている。
特開2004−336403号公報(第3−5頁、図1−5) 特願2003−365507号公報(第2頁、図1) 特願2003−189935号公報(第4頁、図1、9)
しかしながら、従来技術におけるパネル型スピーカは、落下時の衝撃で振動パネルから外れないように、圧電エキサイタの底面のほぼ全面で粘着テープ等を用いて振動パネルに固着されている。このため周波性特性の平坦性が悪く、音響特性が劣るという問題があった。また、従来技術におけるパネル型スピーカの音響特性は、パネル型スピーカを構成する様々の部材の影響を受けることが知られている。しかし、これらの様々の構成部材は、実際の機器の設計上は、必ずしも音響特性を優先した設計とする事ができず、機器の小型化、その他の構成部品の配置の都合により制約を受けるため音質補正のための調整機構を追加することが困難であり音響特性を調整することが難しいという問題があった。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、小型でしかも簡単な構造で、音響特性、特に周波数特性の調整・変更等の音質補正機能を備え、音響特性に優れたパネル型スピーカを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のパネル型スピーカは、箱形をなす圧電エキサイタの底面を振動パネルの一部に固着してなるパネル型スピーカにおいて、振動パネルと固着する圧電エキサイタの底面の領域を選択的に限定し、圧電エキサイタの底面と振動パネルとを接着部材で固着することによって、音響特性、特に周波数特性を調整・変更できるように構成されていることを特徴とする。
また、圧電エキサイタの底面は該圧電エキサイタに内蔵する圧電素子の保持部側と自由端側とにそれぞれ対応する第1の領域と第2の領域と有し、該第1の領域が接着部材を用いて振動パネルと固着されてなることを特徴とする。
また、第1の領域には高硬度の接着部材を用い、第2の領域には低硬度の接着部材を用いて、それぞれ振動パネルと固着されてなることを特徴とする。
また、第1の領域のみが、高硬度の接着部材を用いて振動パネルと固着されていることを特徴とする。
また、接着部材が所定の形状をなす両面接着テープであることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、振動パネルと固着する圧電エキサイタの底面の領域を選択的に限定し、圧電エキサイタの底面と振動パネルとを接着部材で固着する構成とすることによって、構造が簡単で、音響特性、特に周波数特性の調整・変更が可能なパネル型スピーカを実現することができる。この結果、音質の向上を図ることが可能となり、音響特性に優れたパネル型スピーカを提供することができる。
以下、本発明の実施形態におけるパネル型スピーカについて図1から図5を参照して説明する。図1は本実施の形態のパネル型スピーカを示し、図2、図3、図4は、本実施の形態のパネル型スピーカの他の例を示す断面図、図5は、本実施の形態のパネル型スピーカと従来構造のパネル型スピーカの音圧レベル対周波数特性を比較して示す実験データである。本実施形態におけるパネル型スピーカは、箱形をなす圧電エキサイタの底面を振動パネルの一部に固着してなるパネル型スピーカにおいて、箱形のエキサイタと振動パネルとの固着強度(弾性の程度)を部分的に変化させることにより音響特性を調整することを目的とするものであり、振動パネルと固着する圧電エキサイタの底面の領域を選択的に限定して、圧電エキサイタの底面と振動パネルとを接着部材で固着することによって、音響特性、特に周波数特性を調整・変更できるようにした点に特徴があり、その基本的な構成は前述の従来技術と類似している。したがって、従来例と同様な構成要素については同一番号を付与し説明を省略する。
図1は、実施例1におけるパネル型スピーカの構成を示し、図1(a)は、パネル型スピーカと組含せられる液晶表示装置と共に示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)におけるB−B断面図である。図1(a)においては、液晶表示装置2が裏側から描かれている。この液晶表示装置2の正面には振動パネル3が表示面を保護するための透明の保護パネルを兼ねて取付けられている。この振動パネル3は液晶表示装置2の一方の側において表示面の外側に延長されており、この延長部分の裏面に圧電エキサイタ10が取付けられている。
図1(b)に示すように圧電エキサイタ10には、ケースcの一方の側(この実施例では図中の左側)に、ビームb1、b2を保持する保持部16が形成されており、各ビームは、それぞれの一端部分がケースcに保持されると共に他方の端子が自由端15となる片持ち梁を構成している。尚、圧電エキサイタ10の構成は従来技術と同様であり詳細な説明は省略する。この片持ち梁構造の圧電エキサイタ10の底面10aにおいて、圧電エキサイタ10に内蔵する圧電素子であるビームb1、b2の保持部16側に対応する部分を第1の領域Pとし、自由端15側に対応する部分を第2の領域Qとする。
この第1の領域Pは、高硬度の接着部材として高弾性を有する両面接着テープ11を用いて振動パネル3と固着されている。一方、第2の領域Qは低硬度の接着部材としてスポンジ構造等をもつ柔らかい低弾性の両面接着テープ12を用いて振動パネル3と固着されている。これによって、圧電エキサイタ10の底面10aにおける自由端15側に対応する第2の領域Qと振動パネル3との固着を緩やかなものとすることができ優れた音響特性を有するパネル型スピーカを得ることができる。
図5は、本実施例におけるパネル型スピーカの効果を示す実験データであり、電話機の受話器として用いた場合の測定方法で測定した受話特性である。点線は、圧電エキサイタ10の底面10aの全面を通常の高弾性を有する両面接着テープ11を用いて振動パネル3と固着した場合のパネル型スピーカの音圧レベル対周波数特性を示す実験データであり、実線は本実施例のパネル型スピーカの音圧レベル対周波数特性を示す実験データである。圧電エキサイタ10の底面10aの全面を通常の両面接着テープ11を用いて接着した場合と比較して、本実施例のパネル型スピーカの場合は、500Hz以下、1〜2KHzの音圧レベルが上昇し、3〜4KHzの音圧レベルのピークの抑圧がなされ全体的に音圧レベル対周波数特性が平坦になっている。
本実施例のパネル型スピーカの音響特性は、図1(b)に示す低弾性の両面接着テープ12の一端12aから他端12bまでの寸法に比例して変化する。したがって、この低弾性の両面接着テープ12の一端12aから他端12bまでの寸法を変化させることによって、音響特性の調整、変更が可能である。即ち、第1の領域Pの面積と第2の領域Qの面積との割合を変化させることで音響特性の調整、変更が可能となる。また、両面接着テープ12の一端12aから他端12bまでの寸法を適正に設定することによって音響特性を改善することができる。
以上のように、本実施例によれば、300Hzから4KHzの一般に電話の受話特性に必要な帯域の音圧レベルの平坦性を良くすることができる。また、圧電エキサイタ10の底面10aの全面を振動パネルに固着するため、機器の落下等の衝撃で外れることもない。
次に、本実施例のパネル型スピーカの他の例を図2に示す。図2示すパネル型スピーカは、圧電エキサイタ10の底面10aにおける第1の領域Pのみが高弾性を有する両面接着テープ11を用いて振動パネル3と固着されており、第2の領域Qは振動パネル3と固着されていない例である。本例におけるパネル型スピーカの音響特性は、高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法に比例して変化する。したがって、この高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法を変化させることによって、音響特性の調整、変更が可能である。また、高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法を適正に設定することによって音響特性を改善することができる。
図3は、実施例2におけるパネル型スピーカの断面図である。本実施例は振動パネル3に取り付けられる圧電エキサイタ20が実施例1における圧電エキサイタ10と異なっている。
図3に示すように圧電エキサイタ20には、ケースの中央付近に、ビームB1、B2を保持する保持部26が形成されており、各ビームは、それぞれの中央部がケースに保持されると共に左右両端子が自由端25、27となっている。尚、圧電エキサイタ20の構成は従来技術と同様であり詳細な説明は省略する。この圧電エキサイタ20の底面20aにおいて、圧電エキサイタ20に内蔵する圧電素子であるビームB1、B2の保持部26側に対応する部分を第1の領域Pとし、左右両端の自由端25、26側に対応するそれぞれの部分を第2の領域Q、Rとする。
この第1の領域Pは、高硬度の接着部材として高弾性を有する両面接着テープ11を用いて振動パネル3と固着されている。一方、第2の領域Q、Rは低硬度の接着部材としてスポンジ構造等をもつ柔らかい低弾性の両面接着テープ12、13を用いて振動パネル3と固着されている。これによって、圧電エキサイタ20の底面20aにおける第2の領域Q、Rと振動パネル3との固着を緩やかなものとすることができ、実施例1と同様に全体的に音圧レベル対周波数特性が平坦になり、優れた音響特性を有するパネル型スピーカを得ることができる。
本実施例における音響特性は、高弾性の両面接着テープ12の一端12aから他端12bまでの寸法と、高弾性の両面接着テープ13の一端13aから他端13bまでの寸法とに比例して変化する。したがって、この低弾性の両面接着テープ12、13の一端12aから他端12bまで、13aから他端13bまでの寸法を変化させることによって、音響特性の調整、変更が可能である。また、高弾性の両面接着テープ12、13の一端12aから他端12bまで、13aから他端13bまでの寸法を適正に設定することによって音響特性を改善することができる。
以上のように、本実施例によれば、実施例1と同様に300Hzから4KHzの一般に電話の受話特性に必要な帯域の音圧レベルの平坦性を良くすることができる。また、圧電エキサイタ20の底面20aの全面、若しくは大きな面(例えば全面比の1/4以上の面積)を振動パネルに固着するため、機器の落下等の衝撃で外れることもない。
次に、本実施例のパネル型スピーカの他の例を図4に示す。図4示すパネル型スピーカは、圧電エキサイタ20の底面20aにおける第1の領域Pのみが高弾性を有する両面接着テープ11を用いて振動パネル3と固着されており、第2の領域Q、Rは振動パネル3と固着されていない例である。本例におけるパネル型スピーカの音響特性は、高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法に比例して変化する。したがって、この高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法を変化させることによって、音響特性の調整、変更が可能である。また、高弾性の両面接着テープ11の一端11aから他端11bまでの寸法を適正に設定することによって音響特性を改善することができる。
なお、各実施例においては、接着部材の例として両面接着テープを例として説明したが、これに限定されるものではなく、その他、種々の接着剤を使用することができる。
本発明の実施例1におけるパネル型スピーカの構成を示し、図1(a)は、斜視図、図1(b)は、図1(a)におけるB−B断面図である。 本発明の実施例1におけるパネル型スピーカの他の例を示す断面図である。 本発明の実施例2におけるパネル型スピーカを示す断面図である。 本発明の実施例2におけるパネル型スピーカの他の例を示す断面図である。 本発明の実施例1におけるパネル型スピーカと従来構造のパネル型スピーカの音圧レベル対周波数特性を比較して示す実験データである。 従来のパネル型スピーカ付き携帯電話機の表示部分の構成を示す平面図である。 従来のパネル型スピーカに搭載されている箱形ケース構造の圧電エキサイタの例を示す図で、携み振動型エキサイタの構成を示す断面図である。 従来のパネル型スピーカ付き液晶表示装置の構成を示し、図8(a)は、斜視図、図8(b)は、図8(a)におけるA−A断面図である。
符号の説明
1 ケース
2 液晶パネル
3 振動パネル
6 エキサイタ(励振素子)
8 接着部材
10、20 圧電エキサイタ
10a、20a 圧電エキサイタの底面
11 高硬度両面接着テープ
12、13 低硬度両面接着テープ
15、25、27 自由端
16、26 保持部
P 第1の領域
Q、R 第2の領域

Claims (5)

  1. 箱形をなす圧電エキサイタの底面を振動パネルの一部に固着してなるパネル型スピーカにおいて、前記振動パネルと固着する前記圧電エキサイタの底面の領域を選択的に限定し、前記圧電エキサイタの底面と振動パネルとを接着部材で固着することによって、音響特性、特に周波数特性を調整・変更できるように構成されていることを特徴とするパネル型スピーカ。
  2. 前記圧電エキサイタの底面は該圧電エキサイタに内蔵する圧電素子の保持部側と自由端側とにそれぞれ対応する第1の領域と第2の領域と有し、該第1の領域が接着部材を用いて前記振動パネルと固着されてなることを特徴とする請求項1に記載のパネル型スピーカ。
  3. 前記第1の領域には高硬度の接着部材を用い、前記第2の領域には低硬度の接着部材を用いて、それぞれ前記振動パネルと固着されてなることを特徴とする請求項2に記載のパネル型スピーカ。
  4. 前記第1の領域のみが、高硬度の接着部材を用いて前記振動パネルと固着されていることを特徴とする請求項2に記載のパネル型スピーカ。
  5. 前記接着部材が所定の形状をなす両面接着テープであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のパネル型スピーカ。
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