JP2006185666A - 点灯装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Nakai
良幸 中井
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Abstract

【課題】制御回路を故障した場合でも、電力が大きくならず、高圧放電灯の破壊を抑制することを目的としている。
【解決手段】高圧水銀ランプ等の高圧放電灯21と、高圧放電灯21の初期始動用の交流始動電圧を印加するイグナイタ回路22と、高圧放電灯21の通常始動用の交流ランプ電圧を印加する交流変換回路23とを備え、PWM回路20のON−OFFパルス波は、基準値とスレッシュ値との間を振幅長とした所定三角波において、交流ランプ電圧の電圧値に応じて規定した規定値に基づき、規定値以上の期間をON期間とし、規定値未満の期間をOFF期間として形成した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の高圧放電灯を各種電子機器に搭載した点灯装置に関するものである。
以下、従来の点灯装置について図面を参照しながら説明する。
図5は従来の点灯装置のブロック図、図6は同点灯装置の等価回路図である。
図5、図6において、従来の点灯装置は、高圧水銀ランプ等の高圧放電灯1と、高圧放電灯1の初期始動用の交流始動電圧を印加するイグナイタ回路2と、高圧放電灯1の通常始動用の交流ランプ電圧を印加する交流変換回路3とを備えている。
また、上記の交流変換回路3には、駆動用の駆動回路4を接続するとともに、制御回路5からのPWM制御信号によって、直流電源の電圧を数十kHzの高周波の電圧に変換し平滑して、所望の出力電圧を発生させるDC−DCコンバータ回路6を接続している。
この交流変換回路3は、直列に接続した第1スイッチ7および第2スイッチ8と、直列に接続した第3スイッチ9および第4スイッチ10とを互いに並列接続し、かつ、高圧放電灯1の一端側を第1スイッチ7と第2スイッチ8との間に接続するとともに、高圧放電灯1の他端側を第3スイッチ9と第4スイッチ10との間に接続して形成したものである。
さらに、この交流変換回路3には直流電圧を印加するが、交流変換回路3に接続した駆動回路4によって、第1スイッチ7〜第4スイッチ10の通電の切り替えタイミングを制御して駆動させており、第1スイッチ7から高圧放電灯1を介して第4スイッチ10へ通電する第1通電と、第3スイッチ9から高圧放電灯1を介して第2スイッチ8へ通電する第2通電とを交互に切り替えることによって、通常始動用の交流ランプ電圧を高圧放電灯1に印加している。
上記の高圧放電灯の一般的な構成は、以下の通りである。
一般的な高圧放電灯1は、図7に示すように、石英ガラスからなる発光管11と、この発光管11の両端から延在する封止部12と、この封止部12からリード部13を介して発光管11に突出させた一対の電極14とを有している。
発光管11の内部には、水銀、アルゴン等の希ガス、臭素等の微量のハロゲンが封入されており、電極14は、タングステンからなっている。
この高圧放電灯1の動作原理は、一対の電極14間に初期始動用の交流始動電圧が印加されると、電極14間が絶縁破壊して放電路が形成され、その後、通常始動用の交流ランプ電圧の印加によって、電極14間にアーク放電が発生する。この放電によって、発光管11内の温度が上昇し、水銀が加熱・気化され、電極14間のアーク中心部で水銀原子が励起されて発光するものである。高圧放電灯1の水銀蒸気圧が高いほど、プロジェクタ等の光源として適しているが、発光管11の物理的耐圧強度の観点から、15〜20MPa(150〜200気圧)程度の範囲に水銀蒸気圧に設計されることが多い。
この発光管11内では、アーク放電による電極14の温度上昇によって、タングステンが蒸発して発光管11の内壁に付着する。この発光管11内に付着したタングステンは、発光管11内に封入したハロゲンと反応して、ハロゲン化タングステンになるとともに、このハロゲン化タングステンは発光管11内を浮遊し、温度の高い電極14の先端に達すると、再び、もとのハロゲンとタングステンに解離して、タングステンは電極14の先端に戻る。いわゆるハロゲンサイクルが繰り返される。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2004−87473号公報 特開2004−134176号公報
一般的に、点灯装置では、高圧放電灯1に印加される交流ランプ電圧が変化した場合、高圧放電灯1の明るさを一定に保つように、制御回路5によって、高圧放電灯1に通電される交流ランプ電流を制御(電力が一定になるように制御)している。
この交流ランプ電圧の変化は、ハロゲンサイクルによる電極14へのタングステンの蒸発と解離に起因して生ずる場合があり、電極14へのタングステンの解離量が多くなって電極14間が短くなると、交流ランプ電圧の電圧値は小さくなり、電極14からのタングステンの蒸発量が多くなって電極14間が長くなると、交流ランプ電圧の電圧値は大きくなる。
この際、交流ランプ電圧の電圧値が低下しすぎて、交流ランプ電流が過剰に大きくなると、点灯装置に用いる電子部品を破壊する可能性があるために、交流ランプ電流には制限電流値が規定されている。
しかし、上記構成では、制御回路5が故障した場合、交流ランプ電圧の電圧値が大きくなっても、交流ランプ電流の電流値を小さくするように制御されないために、電力が大きくなって、高圧放電灯を破壊するという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、制御回路を故障した場合でも、電力が大きくならず、高圧放電灯の破壊を抑制することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、特に、高圧放電灯に交流ランプ電圧を印加する交流変換回路と、前記交流変換回路に直流電圧を印加するDC−DCコンバータ回路とを備え、前記交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上になると、前記高圧放電灯に印加する交流ランプ電圧の電圧値と前記高圧放電灯に通電する交流ランプ電流の電流値とを、前記DC−DCコンバータ回路にフィードバックして、前記交流ランプ電圧の電圧値に応じて、前記交流ランプ電流の電流値を制御する制御手段を設けた構成である。
上記構成により、高圧放電灯に印加される交流ランプ電圧が変化した際、高圧放電灯の明るさを一定に保つように、高圧放電灯に通電される交流ランプ電流を制御する制御回路が故障したとしても、交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上になると、交流ランプ電圧の電圧値と高圧放電灯に通電する交流ランプ電流の電流値とを、DC−DCコンバータ回路にフィードバックして、交流ランプ電圧の電圧値に応じて、交流ランプ電流の電流値を制御する制御手段を設けているので、高圧放電灯が破壊されるのを防止できる。
以下、実施の形態を用いて、本発明の全請求項に記載の発明について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における点灯装置のブロック図、図2は同点灯装置の等価回路図、図3はPWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係を示す特性波形図、図4は所定電圧値に達した場合におけるPWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係を示す特性波形図である。
図1、図2において、本発明の一実施の形態における点灯装置は、高圧水銀ランプ等の高圧放電灯21と、高圧放電灯21の初期始動用の交流始動電圧を印加するイグナイタ回路22と、高圧放電灯21の通常始動用の交流ランプ電圧を印加する交流変換回路23とを備えている。
イグナイタ回路22は、DC−DCコンバータ回路26から発生した所望の直流電圧を、バリスタ、アレスタ等のスイッチ素子とコンデンサを用いて交流変換し、一次巻線27と二次巻線28を有するトランス29を用いて、初期始動用の交流ランプ電圧として高圧放電灯21に印加している。
DC−DCコンバータ回路26は、制御回路25からのPWM制御信号をPWM回路20が受け、PWM回路20から出力するON−OFFパルス波のON−OFF期間を変化させて、直流電源の電圧を数十kHzの高周波の電圧に変換し平滑して、所望の直流電圧を交流変換回路23に印加している。PWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係は、図3に示すようになる。
特に、このDC−DCコンバータ回路26は、PWM回路20とコイルとを組み合わせて形成したチョッパー型昇降圧回路であって、交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上になると、高圧放電灯21に印加する交流ランプ電圧の電圧値と高圧放電灯21に通電する交流ランプ電流の電流値とを、DC−DCコンバータ回路26にフィードバックして、交流ランプ電圧の電圧値に応じて、交流ランプ電流の電流値を制御する制御手段を設けている。
この制御手段は、PWM回路20から出力されるON−OFFパルス波のON−OFF期間を変化させて、交流ランプ電圧の電圧値に応じて、交流ランプ電流の電流値を制御するようにしている。この際、交流ランプ電圧の電圧値は、DC−DCコンバータ回路26から交流変換回路23に印加される直流電圧の分圧を分圧回路19でモニタして算出している。
具体的には、PWM回路20のON−OFFパルス波は、基準値とスレッシュ値との間を振幅長とした所定三角波において、交流ランプ電圧の電圧値に応じて規定した規定値に基づき、規定値以上の期間をON期間とし、規定値未満の期間をOFF期間として形成している。交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上になった場合におけるPWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係は、図4に示すようになる。
また、交流変換回路23は、直列に接続した第1スイッチ30および第2スイッチ31と、直列に接続した第3スイッチ32および第4スイッチ33とを互いに並列接続し、且つ、高圧放電灯21の一端側をトランス29の二次巻線28を介して第1スイッチ30と第2スイッチ31との間に接続するとともに、高圧放電灯21の他端側を第3スイッチ32と第4スイッチ33との間に接続して形成したものである。第1スイッチ30〜第4スイッチ33にはFETを用いている。
さらに、この交流変換回路23に直流電圧が印加される際には、交流変換回路23に接続した駆動回路24によって、第1スイッチ30〜第4スイッチ33の通電の切り替えタイミングを制御して駆動させており、第1スイッチ30から高圧放電灯21を介して第4スイッチ33へ通電する第1通電と、第3スイッチ32から高圧放電灯21を介して第2スイッチ31へ通電する第2通電とを交互に切り替えることによって、通常始動用の交流ランプ電圧を高圧放電灯21に印加している。
上記構成のように、高圧放電灯21に印加される交流ランプ電圧が変化した際、高圧放電灯21の明るさを一定に保つように、高圧放電灯21に通電される交流ランプ電流を制御する制御回路25が故障したとしても、交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上にあると、高圧放電灯21に印加する交流ランプ電圧の電圧値と高圧放電灯21に通電する交流ランプ電流の電流値とを、DC−DCコンバータ回路26にフィードバックして、交流ランプ電圧の電圧値に応じて、交流ランプ電流の電流値を制御するので、電力が必要以上に大きくならず、高圧放電灯21が破壊されるのを防止できる。
以上のように本発明の点灯装置は、交流ランプ電圧の電圧値を制限し、高圧放電灯の破壊を抑制するので、各種の点灯装置に用いることができる。
本発明の一実施の形態における点灯装置のブロック図 同点灯装置の等価回路図 PWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係を示す特性波形図 所定電圧値に達した場合におけるPWM制御信号とON−OFFパルス波と直流電圧の電圧値との関係を示す特性波形図 従来の点灯装置のブロック図 同点灯装置の等価回路図 同点灯装置の高圧放電灯の断面図
符号の説明
19 分圧回路
20 PWM回路
21 高圧放電灯
22 イグナイタ回路
23 交流変換回路
24 駆動回路
25 制御回路
26 DC−DCコンバータ回路
27 一次巻線
28 二次巻線
29 トランス
30 第1スイッチ
31 第2スイッチ
32 第3スイッチ
33 第4スイッチ

Claims (3)

  1. 高圧放電灯に交流ランプ電圧を印加する交流変換回路と、前記交流変換回路に直流電圧を印加するDC−DCコンバータ回路とを備え、前記交流ランプ電圧の電圧値が所定電圧値以上になると、前記高圧放電灯に印加する交流ランプ電圧の電圧値と前記高圧放電灯に通電する交流ランプ電流の電流値とを、前記DC−DCコンバータ回路にフィードバックして、前記交流ランプ電圧の電圧値に応じて、前記交流ランプ電流の電流値を制御する制御手段を設けた点灯装置。
  2. 前記DC−DCコンバータ回路は、PWM回路とコイルとを組み合わせて形成したチョッパー型昇降圧回路であって、前記制御手段は、前記PWM回路から出力されるON−OFFパルス波のON−OFF期間を変化させて、前記交流ランプ電圧の電圧値に応じて、前記交流ランプ電流の電流値を制御するようにした請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記PWM回路のON−OFFパルス波は、基準値とスレッシュ値との間を振幅長とした所定三角波において、前記交流ランプ電圧の電圧値に応じて規定した規定値に基づき、規定値以上の期間をON期間とし、規定値未満の期間をOFF期間として形成した請求項2記載の点灯装置。
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