JP2003197386A - 交流バラスト装置およびその制御方法 - Google Patents
交流バラスト装置およびその制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高周波電流を重畳してやることにより電力の増
加なしに電極温度を高くする交流バラスト装置を提供す
る。 【解決手段】ランプ５と、ランプ電圧に変換する降圧チ
ョッパ１と、ランプ５に交流電圧を供給するフルブリッ
ジスイッチング回路２と、放電を開始させるための高電
圧を発生するイグナイタ３と、フルブリッジスイッチン
グ回路２の出力に高周波電圧を重畳させる高周波トラン
ス６と、高周波トランス６の１次側に高周波電圧を供給
する高周波電源７と、降圧チョッパ１の出力電圧を制御
し、フルブリッジスイッチング回路２および高周波電源
７のそれぞれをを制御する制御回路４とを備え、フルブ
リッジスイッチング回路２をスイッチする信号に同期し
て高周波トランス６の1次側に接続された高周波電源７
を駆動することによりに高周波電圧を重畳する交流バラ
スト装置。
加なしに電極温度を高くする交流バラスト装置を提供す
る。 【解決手段】ランプ５と、ランプ電圧に変換する降圧チ
ョッパ１と、ランプ５に交流電圧を供給するフルブリッ
ジスイッチング回路２と、放電を開始させるための高電
圧を発生するイグナイタ３と、フルブリッジスイッチン
グ回路２の出力に高周波電圧を重畳させる高周波トラン
ス６と、高周波トランス６の１次側に高周波電圧を供給
する高周波電源７と、降圧チョッパ１の出力電圧を制御
し、フルブリッジスイッチング回路２および高周波電源
７のそれぞれをを制御する制御回路４とを備え、フルブ
リッジスイッチング回路２をスイッチする信号に同期し
て高周波トランス６の1次側に接続された高周波電源７
を駆動することによりに高周波電圧を重畳する交流バラ
スト装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流バラスト装置
に関し、特に、プロジェクターに使用される高圧水銀ラ
ンプを点灯する交流バラスト装置に関する。
に関し、特に、プロジェクターに使用される高圧水銀ラ
ンプを点灯する交流バラスト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶方式を初めとするプロジェク
ターが、手軽に使用できるので、その用途が拡大してい
るのは、周知の事実である。このプロジェクターに使用
される高圧水銀ランプを点灯する交流バラスト装置も、
一般的に良く知られている。
ターが、手軽に使用できるので、その用途が拡大してい
るのは、周知の事実である。このプロジェクターに使用
される高圧水銀ランプを点灯する交流バラスト装置も、
一般的に良く知られている。
【０００３】上述の水銀ランプ（以降、交流ランプと称
する）の輝度のちらつき（アークのフリッカともいう）
を低減する手段として電流波形を制御する方法も、一般
的に周知である。このような交流ランプの輝度のちらつ
きを低減する手段は、例えば、特表平１０−５０１９１
９号公報に記載されている。
する）の輝度のちらつき（アークのフリッカともいう）
を低減する手段として電流波形を制御する方法も、一般
的に周知である。このような交流ランプの輝度のちらつ
きを低減する手段は、例えば、特表平１０−５０１９１
９号公報に記載されている。
【０００４】つまり、交流ランプ電流信号波形の後端
に、パルス電流を重畳し、交流ランプの電極温度を上昇
させることにより、電流が切り替わった際（交番とい
う）のアークの基点を一定にし、ちらつきをなくすもの
である。
に、パルス電流を重畳し、交流ランプの電極温度を上昇
させることにより、電流が切り替わった際（交番とい
う）のアークの基点を一定にし、ちらつきをなくすもの
である。
【０００５】電極温度を交流電流の交番前に高くした場
合，ランプ電流交番後もアークが安定しちらつきが低減
できる。
合，ランプ電流交番後もアークが安定しちらつきが低減
できる。
【０００６】従来の公知技術のものは、交流電流の後端
に交流電流と同方向にパルス電流を重畳する。
に交流電流と同方向にパルス電流を重畳する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
交流バラスト装置では、ランプに供給される平均電力が
高くなりランプの寿命を短くする弊害がある。
交流バラスト装置では、ランプに供給される平均電力が
高くなりランプの寿命を短くする弊害がある。
【０００８】また、重畳するパルス電流値は一定である
ため、ランプ電圧が高くなるにつれ供給電力が比例して
高くなり寿命の短縮を加速することになる問題もある。
ため、ランプ電圧が高くなるにつれ供給電力が比例して
高くなり寿命の短縮を加速することになる問題もある。
【０００９】したがって、本発明の目的は、上記問題に
鑑み、これらの問題を低減した交流バラスト装置を提供
することにある。
鑑み、これらの問題を低減した交流バラスト装置を提供
することにある。
【００１０】本発明は、直流パルス電流の代わりに、高
周波電流を重畳してやることにより電力の増加なしに電
極温度を高くすることができる。その結果、ちらつきの
低減が実現できる。また、本発明の同様の構成で、イグ
ナイト電圧および無負荷時電圧の低下に対しても効果を
有する。
周波電流を重畳してやることにより電力の増加なしに電
極温度を高くすることができる。その結果、ちらつきの
低減が実現できる。また、本発明の同様の構成で、イグ
ナイト電圧および無負荷時電圧の低下に対しても効果を
有する。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の交流バラスト装
置は、ランプと、入力された直流電圧を制御すべきラン
プ電圧に変換する降圧チョッパと、前記降圧チョッパの
出力電圧を受け、前記ランプに交流電圧を供給するフル
ブリッジスイッチング回路と、前記ランプの絶縁を破壊
し放電を開始させるための高電圧を発生するイグナイタ
と、前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周波
電圧を重畳させる高周波トランスと、前記高周波トラン
スの１次側に高周波電圧を供給する高周波電源と、前記
降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッジス
イッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを制御
する制御回路とを備え、前記ランプの交流電圧に高周波
電圧を重畳する構成である。
置は、ランプと、入力された直流電圧を制御すべきラン
プ電圧に変換する降圧チョッパと、前記降圧チョッパの
出力電圧を受け、前記ランプに交流電圧を供給するフル
ブリッジスイッチング回路と、前記ランプの絶縁を破壊
し放電を開始させるための高電圧を発生するイグナイタ
と、前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周波
電圧を重畳させる高周波トランスと、前記高周波トラン
スの１次側に高周波電圧を供給する高周波電源と、前記
降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッジス
イッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを制御
する制御回路とを備え、前記ランプの交流電圧に高周波
電圧を重畳する構成である。
【００１２】さらに、本発明の交流バラスト装置は、前
記ランプ放電開始時に、前記ランプの無負荷時直流電圧
に高周波電圧を重畳する構成である。
記ランプ放電開始時に、前記ランプの無負荷時直流電圧
に高周波電圧を重畳する構成である。
【００１３】またさらに、本発明の交流バラスト装置
は、前記ランプ放電を開始し、その後に、前記ランプの
交流電圧に高周波電圧を重畳する構成である。
は、前記ランプ放電を開始し、その後に、前記ランプの
交流電圧に高周波電圧を重畳する構成である。
【００１４】またさらに、本発明の交流バラスト装置の
前記高周波トランスおよび前記高周波電源は、前記イグ
ナイタと前記ランプの間に設けられ、前記フルブリッジ
スイッチング回路をスイッチする信号に同期して、前記
高周波トランスの1次側に接続された前記高周波電源を
駆動して、前記ランプ電圧に高周波電圧を重畳する構成
である。
前記高周波トランスおよび前記高周波電源は、前記イグ
ナイタと前記ランプの間に設けられ、前記フルブリッジ
スイッチング回路をスイッチする信号に同期して、前記
高周波トランスの1次側に接続された前記高周波電源を
駆動して、前記ランプ電圧に高周波電圧を重畳する構成
である。
【００１５】またさらに、本発明の交流バラスト装置の
前記高周波電圧は、連続した高周波電圧の構成である。
前記高周波電圧は、連続した高周波電圧の構成である。
【００１６】さらに、本発明の交流バラスト装置の制御
方法は、ランプと、入力された直流電圧を制御すべきラ
ンプ電圧に変換する降圧チョッパと、前記降圧チョッパ
の出力電圧を受け、前記ランプに交流電圧を供給するフ
ルブリッジスイッチング回路と、前記ランプの絶縁を破
壊し放電を開始させるための高電圧を発生するイグナイ
タと、前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周
波電圧を重畳させる高周波トランスと、前記高周波トラ
ンスの１次側に高周波電圧を供給する高周波電源と、前
記降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッジ
スイッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを制
御する制御回路とを備えた交流バラスト装置の制御方法
であって、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電流
の一の半周期の任意の位置に半周期のある割合で高周波
電流を重畳し、前記ランプ電流の他の半周期でも、前記
ランプ電流の他の半周期の任意の位置に、半周期の所定
の割合で高周波電流を重畳する構成である。
方法は、ランプと、入力された直流電圧を制御すべきラ
ンプ電圧に変換する降圧チョッパと、前記降圧チョッパ
の出力電圧を受け、前記ランプに交流電圧を供給するフ
ルブリッジスイッチング回路と、前記ランプの絶縁を破
壊し放電を開始させるための高電圧を発生するイグナイ
タと、前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周
波電圧を重畳させる高周波トランスと、前記高周波トラ
ンスの１次側に高周波電圧を供給する高周波電源と、前
記降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッジ
スイッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを制
御する制御回路とを備えた交流バラスト装置の制御方法
であって、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電流
の一の半周期の任意の位置に半周期のある割合で高周波
電流を重畳し、前記ランプ電流の他の半周期でも、前記
ランプ電流の他の半周期の任意の位置に、半周期の所定
の割合で高周波電流を重畳する構成である。
【００１７】さらにまた、本発明の交流バラスト装置の
制御方法の前記位置は、前記ランプ電流の一の半周期の
後端部であり、前記ランプ電流の他の半周期の後端部で
ある構成であるさらにまた、本発明の交流バラスト装置
の制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ
電流の一の半周期の前端部にも、半周期の所定の割合で
高周波電流を重畳し、前記ランプ電流の他の半周期で
も、前記ランプ電流の他の半周期の前端部にも、半周期
の所定の割合で高周波電流を重畳する構成である。
制御方法の前記位置は、前記ランプ電流の一の半周期の
後端部であり、前記ランプ電流の他の半周期の後端部で
ある構成であるさらにまた、本発明の交流バラスト装置
の制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ
電流の一の半周期の前端部にも、半周期の所定の割合で
高周波電流を重畳し、前記ランプ電流の他の半周期で
も、前記ランプ電流の他の半周期の前端部にも、半周期
の所定の割合で高周波電流を重畳する構成である。
【００１８】さらにまた、本発明の交流バラスト装置の
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流の連続しない半周期の任意の位置に半周期のある割合
で高周波電流を重畳することを特徴とする構成である。
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流の連続しない半周期の任意の位置に半周期のある割合
で高周波電流を重畳することを特徴とする構成である。
【００１９】さらにまた、本発明の交流バラスト装置の
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流に重畳する高周波電流の周波数が２０ＫＨｚ以上でか
つ前記ランプの音響共鳴周波数を除いた周波数である構
成である。
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流に重畳する高周波電流の周波数が２０ＫＨｚ以上でか
つ前記ランプの音響共鳴周波数を除いた周波数である構
成である。
【００２０】そしてまた、本発明の交流バラスト装置の
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流に重畳する高周波電流の波高は、基本交流電流の平均
振幅の０．９以下で、重畳時間が半周期の１／４以下で
ある構成である。
制御方法は、前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電
流に重畳する高周波電流の波高は、基本交流電流の平均
振幅の０．９以下で、重畳時間が半周期の１／４以下で
ある構成である。
【００２１】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。図１は、本発明の第
１の実施の形態の交流バラスト装置のブロック図であ
る。
明の実施の形態について説明する。図１は、本発明の第
１の実施の形態の交流バラスト装置のブロック図であ
る。
【００２２】図１を参照すると、本発明の第１の実施の
形態の交流バラスト装置１００は、ランプ５と、入力さ
れた直流電圧を制御すべきランプ電圧に変換する降圧チ
ョッパ１と、降圧チョッパ１の出力電圧を受け、ランプ
５に交流電圧を供給するフルブリッジスイッチング回路
２と、ランプ５の絶縁を破壊し放電を開始させるための
高電圧を発生するイグナイタ３と、フルブリッジスイッ
チング回路２の出力に高周波電圧を重畳させる高周波ト
ランス６と、高周波トランス６の１次側に高周波電圧を
供給する高周波電源７と、降圧チョッパ１の出力電圧を
制御し、フルブリッジスイッチング回路２および高周波
電源７のそれぞれを制御する制御回路４とを備え、高周
波トランス６および高周波電源７は、イグナイタ３とラ
ンプ５間に設けられ、フルブリッジスイッチング回路２
をスイッチする信号に同期して高周波トランス６の1次
側に接続された高周波電源７を駆動することによりラン
プ電圧（流）に高周波電圧（流）を重畳する構成であ
る。
形態の交流バラスト装置１００は、ランプ５と、入力さ
れた直流電圧を制御すべきランプ電圧に変換する降圧チ
ョッパ１と、降圧チョッパ１の出力電圧を受け、ランプ
５に交流電圧を供給するフルブリッジスイッチング回路
２と、ランプ５の絶縁を破壊し放電を開始させるための
高電圧を発生するイグナイタ３と、フルブリッジスイッ
チング回路２の出力に高周波電圧を重畳させる高周波ト
ランス６と、高周波トランス６の１次側に高周波電圧を
供給する高周波電源７と、降圧チョッパ１の出力電圧を
制御し、フルブリッジスイッチング回路２および高周波
電源７のそれぞれを制御する制御回路４とを備え、高周
波トランス６および高周波電源７は、イグナイタ３とラ
ンプ５間に設けられ、フルブリッジスイッチング回路２
をスイッチする信号に同期して高周波トランス６の1次
側に接続された高周波電源７を駆動することによりラン
プ電圧（流）に高周波電圧（流）を重畳する構成であ
る。
【００２３】次に、図２を参照すると、本発明の第１の
実施の形態の交流バラスト装置の降圧チョッパ１は、Ｆ
ＥＴ２１と、フライホイルダイオード２２と、チョーク
コイル２３と、コンデンサ２４とを具備し、ＦＥＴ２１
が制御回路４のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号であ
る出力信号４ａによるデューティ（図にはデューティは
示していない）で動作する。
実施の形態の交流バラスト装置の降圧チョッパ１は、Ｆ
ＥＴ２１と、フライホイルダイオード２２と、チョーク
コイル２３と、コンデンサ２４とを具備し、ＦＥＴ２１
が制御回路４のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号であ
る出力信号４ａによるデューティ（図にはデューティは
示していない）で動作する。
【００２４】次に、図３を参照すると、本発明の第１の
実施の形態の交流バラスト装置のフルブリッジスイッチ
ング回路２は、直列に接続されたＦＥＴ（３１、３２）
と，直列に接続されたＦＥＴ（３３、３４）とを並列接
続することによって構成され、ランプ点灯開始時には、
たすきがけのＦＥＴ３１，ＦＥＴ３４のみがオンする。
実施の形態の交流バラスト装置のフルブリッジスイッチ
ング回路２は、直列に接続されたＦＥＴ（３１、３２）
と，直列に接続されたＦＥＴ（３３、３４）とを並列接
続することによって構成され、ランプ点灯開始時には、
たすきがけのＦＥＴ３１，ＦＥＴ３４のみがオンする。
【００２５】次に、本発明の第１の実施の形態の交流バ
ラスト装置の動作を説明する。
ラスト装置の動作を説明する。
【００２６】図１、図４および図５を併せて、参照する
と、本発明の第１の実施の形態の交流バラスト装置の降
圧チョッパ１は、その入力端子（１ａ，１ｂ）に直流電
圧が供給され、その動作は制御回路４のランプ点灯時降
圧チョッパ動作信号４ａで開始する。
と、本発明の第１の実施の形態の交流バラスト装置の降
圧チョッパ１は、その入力端子（１ａ，１ｂ）に直流電
圧が供給され、その動作は制御回路４のランプ点灯時降
圧チョッパ動作信号４ａで開始する。
【００２７】降圧チョッパ１は、図２で示すＦＥＴ２１
が制御回路４のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号４ａ
によるデューティ（図にはデューティは示していない）
で動作し、降圧チョッパ１の出力電圧はこのデューティ
に応じた直流電圧となる。
が制御回路４のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号４ａ
によるデューティ（図にはデューティは示していない）
で動作し、降圧チョッパ１の出力電圧はこのデューティ
に応じた直流電圧となる。
【００２８】ランプ５が放電するまでは、降圧チョッパ
１の出力電圧は、入力端子１ａ，１ｂに加えられた電圧
にほぼ等しくなり、これを無負荷電圧と呼ぶ。
１の出力電圧は、入力端子１ａ，１ｂに加えられた電圧
にほぼ等しくなり、これを無負荷電圧と呼ぶ。
【００２９】また、フルブリッジスイッチング回路２
は、ランプ点灯開始時には、図４の信号４ｂ１により、
たすきがけのＦＥＴ３１，ＦＥＴ３４のみがオンされる
ので、フルブリッジスイッチング回路２の出力は、直流
無負荷時電圧が出力される。このとき、図４の出力信号
４ａに同期して、高周波電源７を駆動してやれば、図５
の重畳波形５ａの高周波重畳部５１ａに示す様に、更
に、高周波電圧が印加される。
は、ランプ点灯開始時には、図４の信号４ｂ１により、
たすきがけのＦＥＴ３１，ＦＥＴ３４のみがオンされる
ので、フルブリッジスイッチング回路２の出力は、直流
無負荷時電圧が出力される。このとき、図４の出力信号
４ａに同期して、高周波電源７を駆動してやれば、図５
の重畳波形５ａの高周波重畳部５１ａに示す様に、更
に、高周波電圧が印加される。
【００３０】イグナイタ３とランプ５の間には高周波ト
ランス６を設け、高周波トランス６を駆動する高周波電
源７によりランプ点灯時，および定常動作時に高周波ト
ランス６を駆動することにより、ランプ電流に高周波電
流を重畳することができる。
ランス６を設け、高周波トランス６を駆動する高周波電
源７によりランプ点灯時，および定常動作時に高周波ト
ランス６を駆動することにより、ランプ電流に高周波電
流を重畳することができる。
【００３１】さらに、ランプ５が点灯していないとき、
イグナイタ３にはパルス発生回路（図示せず）からパル
ス電圧が加わり、イグナイタ３の出力には高電圧が発生
し、この電圧が図５の重畳波形５ａの高周波重畳部５１
ａの期間に重畳され、ランプ５内の絶縁破壊を起こし、
放電はアーク放電へと移行する。
イグナイタ３にはパルス発生回路（図示せず）からパル
ス電圧が加わり、イグナイタ３の出力には高電圧が発生
し、この電圧が図５の重畳波形５ａの高周波重畳部５１
ａの期間に重畳され、ランプ５内の絶縁破壊を起こし、
放電はアーク放電へと移行する。
【００３２】アーク放電に移行すると、ランプ５の動作
が安定する迄、ランプは、一定直流電流で動作され、動
作が安定したなら交流電流制御され、さらに、後述する
発明の第２の実施の形態に移る。
が安定する迄、ランプは、一定直流電流で動作され、動
作が安定したなら交流電流制御され、さらに、後述する
発明の第２の実施の形態に移る。
【００３３】また、ランプ定常点灯時は、いずれもたす
きがけのＦＥＴ（３１，３４）とＦＥＴ（３２，３３）
が交互にオンされることにより、ランプ５には交流電流
が印加される。ＦＥＴ（３１，３４）とＦＥＴ（３２，
３３）は、それぞれ、制御回路４からのフルブリッジス
イッチング回路の一方のたすきがけ動作信号４ｂ１およ
びフルブリッジスイッチング回路の他方のたすきがけ動
作信号４ｂ２で制御される。
きがけのＦＥＴ（３１，３４）とＦＥＴ（３２，３３）
が交互にオンされることにより、ランプ５には交流電流
が印加される。ＦＥＴ（３１，３４）とＦＥＴ（３２，
３３）は、それぞれ、制御回路４からのフルブリッジス
イッチング回路の一方のたすきがけ動作信号４ｂ１およ
びフルブリッジスイッチング回路の他方のたすきがけ動
作信号４ｂ２で制御される。
【００３４】一般には、ランプ５の動作が安定する時間
は、図５に示す重畳波形５ａの時間Ｔで規定される。
は、図５に示す重畳波形５ａの時間Ｔで規定される。
【００３５】次に、本発明の第２の実施の形態の交流バ
ラスト装置の制御方法について説明する。
ラスト装置の制御方法について説明する。
【００３６】図５の５ｂ以降が、本発明の第２の実施の
形態の交流バラスト装置の動作波形を示す。
形態の交流バラスト装置の動作波形を示す。
【００３７】図５の波形５ｂは、ランプ電流の半周期の
後端に高周波電流を重畳したもので、制御回路４の高周
波を後端に重畳する高周波電源駆動信号（４ｃ１，４ｃ
２）にて、高周波電源７を動作させるものである。
後端に高周波電流を重畳したもので、制御回路４の高周
波を後端に重畳する高周波電源駆動信号（４ｃ１，４ｃ
２）にて、高周波電源７を動作させるものである。
【００３８】図５の波形５ｃは、高周波電流をランプ電
流の半周期の先端と後端に重畳したものである。この場
合には、制御回路４の高周波を半周期の後端と先端とに
重畳する高周波電源駆動信号４ｄにて、高周波電源７を
動作させる。
流の半周期の先端と後端に重畳したものである。この場
合には、制御回路４の高周波を半周期の後端と先端とに
重畳する高周波電源駆動信号４ｄにて、高周波電源７を
動作させる。
【００３９】また、図５の波形５ｄは、高周波電流をラ
ンプ電流の半周期の任意の位置に重畳したものである。
この場合には、制御回路４の高周波を任意の位置に重畳
する高周波電源駆動信号４ｅにて、高周波電源７を動作
させる。
ンプ電流の半周期の任意の位置に重畳したものである。
この場合には、制御回路４の高周波を任意の位置に重畳
する高周波電源駆動信号４ｅにて、高周波電源７を動作
させる。
【００４０】さらにまた、図５の波形５ｅは、高周波電
流を連続したランプ電流でなく、１つ以上の間隔を置い
て半周期の任意の位置に重畳したものである。この場合
には制御回路４の高周波を１つ間隔で任意の位置に重畳
する高周波電源駆動信号４ｆにて、高周波電源７を動作
させたものである。
流を連続したランプ電流でなく、１つ以上の間隔を置い
て半周期の任意の位置に重畳したものである。この場合
には制御回路４の高周波を１つ間隔で任意の位置に重畳
する高周波電源駆動信号４ｆにて、高周波電源７を動作
させたものである。
【００４１】重畳する電流の周波数が２０ＫＨｚ以下の
可聴周波数であればトランス等の振動が聴覚的に耳障り
となり、ランプ固有の音響共鳴周波数での動作は、ラン
プ特性へ障害与えるため、これらの周波数は避けなけれ
ばならない。
可聴周波数であればトランス等の振動が聴覚的に耳障り
となり、ランプ固有の音響共鳴周波数での動作は、ラン
プ特性へ障害与えるため、これらの周波数は避けなけれ
ばならない。
【００４２】また、重畳する高周波電流の波高値が大き
い場合は、最低電流も低くなり、放電が途絶える。この
ため、重畳する高周波電流の波高は、基本交流電流の平
均振幅の０．９以下でなくてはならない。
い場合は、最低電流も低くなり、放電が途絶える。この
ため、重畳する高周波電流の波高は、基本交流電流の平
均振幅の０．９以下でなくてはならない。
【００４３】さらに、重畳する高周波電流の重畳時間が
長い場合には、逆にちらつきが大きくなる弊害があり、
重畳時間は半周期の１／４以下である必要がある。
長い場合には、逆にちらつきが大きくなる弊害があり、
重畳時間は半周期の１／４以下である必要がある。
【００４４】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による第１の
効果は、交番前の電極温度を高くする事により、ちらつ
きの低減が図れる。
効果は、交番前の電極温度を高くする事により、ちらつ
きの低減が図れる。
【００４５】電極温度を交流電流の交番前に高くした場
合、ランプ電流交番後もアークが安定しちらつきが低減
できることは既に公知である。この公知のものは、交流
電流の後端に交流電流と同方向にパルス電流を重畳する
ものである。
合、ランプ電流交番後もアークが安定しちらつきが低減
できることは既に公知である。この公知のものは、交流
電流の後端に交流電流と同方向にパルス電流を重畳する
ものである。
【００４６】本発明は図５に示すようパルス電流の変わ
りに高周波電流を、交流電流の後端に重畳することがで
きる手段を有し、ランプへの供給電力および寿命等の特
性に影響を与えることなくランプ電極温度を上昇させる
ことができる。
りに高周波電流を、交流電流の後端に重畳することがで
きる手段を有し、ランプへの供給電力および寿命等の特
性に影響を与えることなくランプ電極温度を上昇させる
ことができる。
【００４７】本発明はこの手段のために、高周波トラン
ス６とそれを駆動する高周波電源７を設けて高周波電流
を供給することにより、ちらつきを低減するものであ
る。
ス６とそれを駆動する高周波電源７を設けて高周波電流
を供給することにより、ちらつきを低減するものであ
る。
【００４８】高周波電流がランプ電流と同一方向に流れ
るときランプ電極温度は上昇し、逆方向に流れるときは
冷却速度の関係で温度の低下が遅くなる為、元の温度ま
でさがらず、これを繰り返すことにより希望の温度にす
ることができ電極電圧極性が変わったときのアークの基
点を一定にし、ちらつきを低減することができる。
るときランプ電極温度は上昇し、逆方向に流れるときは
冷却速度の関係で温度の低下が遅くなる為、元の温度ま
でさがらず、これを繰り返すことにより希望の温度にす
ることができ電極電圧極性が変わったときのアークの基
点を一定にし、ちらつきを低減することができる。
【００４９】本発明による同様の効果は、高周波を重畳
する位置を変えることでも得られる。本発明によれば、
交流波形の後端のみでなく、後端と先端および任意の位
置に高周波電流を重畳することが容易にできる。
する位置を変えることでも得られる。本発明によれば、
交流波形の後端のみでなく、後端と先端および任意の位
置に高周波電流を重畳することが容易にできる。
【００５０】電極極性が変化する直前でなく、交流電流
印加中に電極温度の高い点を発生させてやれば電極極性
が変わってもある時間基点が移動しない事からちらつき
に対して同様の効果がある。
印加中に電極温度の高い点を発生させてやれば電極極性
が変わってもある時間基点が移動しない事からちらつき
に対して同様の効果がある。
【００５１】本発明による第２の効果は、ランプ点灯時
の高周波電流の効果である。すなわち、ランプ点灯時ラ
ンプが安定するまではＤＣ電流を流がす場合が多い。
の高周波電流の効果である。すなわち、ランプ点灯時ラ
ンプが安定するまではＤＣ電流を流がす場合が多い。
【００５２】このときＤＣのみでなく高周波電流を図４
のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号４ａに同期してＴ
時間連続して重畳してやる事により、イグナイト電圧お
よび無負荷時電圧を低くすることができる。
のランプ点灯時降圧チョッパ動作信号４ａに同期してＴ
時間連続して重畳してやる事により、イグナイト電圧お
よび無負荷時電圧を低くすることができる。
【００５３】これは、ランプの静電容量により微弱高周
波電流がランプ内に流れランプ内のガスの電離を促すた
めである。ランプ内に電離イオンの存在が多いほど、イ
グナイト電圧は低くなり、また、放電維持電圧（無負荷
時電圧）も低下することは明白である。
波電流がランプ内に流れランプ内のガスの電離を促すた
めである。ランプ内に電離イオンの存在が多いほど、イ
グナイト電圧は低くなり、また、放電維持電圧（無負荷
時電圧）も低下することは明白である。
【００５４】特に、イグナイト電圧の低減は装置の小型
化，ノイズ源の低減に効果があり無負荷時電圧の低減は
使用する素子の価格，損失の低下に効果がある。
化，ノイズ源の低減に効果があり無負荷時電圧の低減は
使用する素子の価格，損失の低下に効果がある。
【図１】本発明の実施の形態の交流バラスト装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明の実施の形態の交流バラスト装置の降圧
チョッパのブロック図である。
チョッパのブロック図である。
【図３】本発明の実施の形態の交流バラスト装置のフル
ブリッジスイッチング回路のブロック図である。
ブリッジスイッチング回路のブロック図である。
【図４】本発明の実施の形態の交流バラスト装置の制御
回路の制御信号のタイムチャートである。
回路の制御信号のタイムチャートである。
【図５】本発明の実施の形態の交流バラスト装置の出力
電流波形図である。
電流波形図である。
１ 降圧チョッパ
１ａ，１ｂ，２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄ，３ａ，３ｂ
端子 ２ フルブリッジスイッチング回路 ３ イグナイタ ４ 制御回路 ４ａ 第１の実施の形態におけるランプ点灯時降圧チ
ョッパ動作信号 ４ｂ１ 第１および第２の実施の形態におけるフルブ
リッジスイッチング回路の一方のたすきがけ動作信号 ４ｂ２ 第１および第２の実施の形態におけるフルブ
リッジスイッチング回路の他方のたすきがけ動作信号 ４ｃ１，４ｃ２ 第２の実施の形態における高周波を
後端に重畳する高周波電源駆動信号 ４ｄ 第２の実施の形態における高周波を後端と先端
とに重畳する高周波電源駆動信号 ４ｅ 第２の実施の形態における高周波を任意の位置
に重畳する高周波電源駆動信号 ４ｆ 第２の実施の形態における高周波を１つ周期間
隔で任意の位置に重畳する高周波電源駆動信号 ５ ランプ ６ 高周波トランス ７ 高周波電源 １１ 電源線 １２，１３，１４ 制御線 ２１ ＦＥＴ ２２ フライホイルダイオード ２３ チョークコイル ２４ コンデンサ ３１，３２，３３，３４ ＦＥＴ ５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ，５ｅ 高周波電圧、高周波
電流を重畳した波形 ５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄ，５１ｅ 高周波重
畳部
端子 ２ フルブリッジスイッチング回路 ３ イグナイタ ４ 制御回路 ４ａ 第１の実施の形態におけるランプ点灯時降圧チ
ョッパ動作信号 ４ｂ１ 第１および第２の実施の形態におけるフルブ
リッジスイッチング回路の一方のたすきがけ動作信号 ４ｂ２ 第１および第２の実施の形態におけるフルブ
リッジスイッチング回路の他方のたすきがけ動作信号 ４ｃ１，４ｃ２ 第２の実施の形態における高周波を
後端に重畳する高周波電源駆動信号 ４ｄ 第２の実施の形態における高周波を後端と先端
とに重畳する高周波電源駆動信号 ４ｅ 第２の実施の形態における高周波を任意の位置
に重畳する高周波電源駆動信号 ４ｆ 第２の実施の形態における高周波を１つ周期間
隔で任意の位置に重畳する高周波電源駆動信号 ５ ランプ ６ 高周波トランス ７ 高周波電源 １１ 電源線 １２，１３，１４ 制御線 ２１ ＦＥＴ ２２ フライホイルダイオード ２３ チョークコイル ２４ コンデンサ ３１，３２，３３，３４ ＦＥＴ ５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ，５ｅ 高周波電圧、高周波
電流を重畳した波形 ５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄ，５１ｅ 高周波重
畳部
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フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3K072 AA11 AC01 AC04 AC11 BA05
BB01 BC01 CA03 CA06 CB02
CB07 DC01 DD02 DD08 DD10
EA02 GA02 GB03 GB18 HA10
3K083 AA45 AA63 AA65 AA79 BA05
BA25 BA41 BB07 BB15 BC01
BD05 BD06 BD13 CA32 EA02
EA09
Claims (11)
- 【請求項１】 ランプと、 入力された直流電圧を制御すべきランプ電圧に変換する
降圧チョッパと、 前記降圧チョッパの出力電圧を受け、前記ランプに交流
電圧を供給するフルブリッジスイッチング回路と、 前記ランプの絶縁を破壊し放電を開始させるための高電
圧を発生するイグナイタと、 前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周波電圧
を重畳させる高周波トランスと、 前記高周波トランスの１次側に高周波電圧を供給する高
周波電源と、 前記降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッ
ジスイッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを
制御する制御回路とを備え、 前記ランプの交流電圧に高周波電圧を重畳することを特
徴とする交流バラスト装置。 - 【請求項２】 前記ランプ放電開始時に、前記ランプの
無負荷時直流電圧に高周波電圧を重畳する請求項１記載
の交流バラスト装置。 - 【請求項３】 前記ランプ放電を開始し、その後に、前
記ランプの交流電圧に高周波電圧を重畳する請求項１記
載の交流バラスト装置。 - 【請求項４】 前記高周波トランスおよび前記高周波電
源は、前記イグナイタと前記ランプの間に設けられ、前
記フルブリッジスイッチング回路をスイッチする信号に
同期して、前記高周波トランスの1次側に接続された前
記高周波電源を駆動して、前記ランプ電圧に高周波電圧
を重畳する請求項１、２または３記載の交流バラスト装
置。 - 【請求項５】 前記高周波電圧は、連続した高周波電圧
である請求項１、２、３または４載の交流バラスト装
置。 - 【請求項６】 ランプと、 入力された直流電圧を制御すべきランプ電圧に変換する
降圧チョッパと、 前記降圧チョッパの出力電圧を受け、前記ランプに交流
電圧を供給するフルブリッジスイッチング回路と、 前記ランプの絶縁を破壊し放電を開始させるための高電
圧を発生するイグナイタと、 前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周波電圧
を重畳させる高周波トランスと、 前記高周波トランスの１次側に高周波電圧を供給する高
周波電源と、 前記降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッ
ジスイッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを
制御する制御回路とを備えた交流バラスト装置の制御方
法であって、 前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電流の一の半周
期の任意の位置に半周期のある割合で高周波電流を重畳
し、前記ランプ電流の他の半周期でも、前記ランプ電流
の他の半周期の任意の位置に、半周期の所定の割合で高
周波電流を重畳することを特徴とする交流バラスト装置
の制御方法。 - 【請求項７】 前記位置は、前記ランプ電流の一の半周
期の後端部であり、前記ランプ電流の他の半周期の後端
部である請求項６記載の交流バラスト装置の制御方法。 - 【請求項８】 前記ランプを点灯する際に、前記ランプ
電流の一の半周期の前端部にも、半周期の所定の割合で
高周波電流を重畳し、前記ランプ電流の他の半周期で
も、前記ランプ電流の他の半周期の前端部にも、半周期
の所定の割合で高周波電流を重畳することを特徴とする
請求項７記載の交流バラスト装置の制御方法。 - 【請求項９】 ランプと、 入力された直流電圧を制御すべきランプ電圧に変換する
降圧チョッパと、 前記降圧チョッパの出力電圧を受け、前記ランプに交流
電圧を供給するフルブリッジスイッチング回路と、 前記ランプの絶縁を破壊し放電を開始させるための高電
圧を発生するイグナイタと、 前記フルブリッジスイッチング回路の出力に高周波電圧
を重畳させる高周波トランスと、 前記高周波トランスの１次側に高周波電圧を供給する高
周波電源と、 前記降圧チョッパの出力電圧を制御し、前記フルブリッ
ジスイッチング回路および前記高周波電源のそれぞれを
制御する制御回路とを備えた交流バラスト装置の制御方
法であって、 前記ランプを点灯する際に、前記ランプ電流の連続しな
い半周期の任意の位置に半周期のある割合で高周波電流
を重畳することを特徴とする交流バラスト装置の制御方
法。 - 【請求項１０】 前記ランプを点灯する際に、前記ラン
プ電流に重畳する高周波電流の周波数が２０ＫＨｚ以上
でかつ前記ランプの音響共鳴周波数を除いた周波数であ
る請求項６乃至請求項９記載のいずれか１項に記載の交
流バラスト装置の制御方法。 - 【請求項１１】 前記ランプを点灯する際に、前記ラン
プ電流に重畳する高周波電流の波高は、基本交流電流の
平均振幅の０．９以下で、重畳時間が半周期の１／４以
下である請求項６乃至請求項１０記載のいずれか１項に
記載の交流バラスト装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001395355A JP2003197386A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 交流バラスト装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001395355A JP2003197386A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 交流バラスト装置およびその制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003197386A true JP2003197386A (ja) | 2003-07-11 |
Family
ID=27601792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001395355A Pending JP2003197386A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 交流バラスト装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003197386A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005074332A1 (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Iwasaki Electric Co., Ltd. | 高圧放電灯点灯装置及び点灯方法 |
| JP2006513446A (ja) * | 2003-01-15 | 2006-04-20 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | プロジェクタによってビデオ画像を表示する方法 |
| WO2008010542A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung | Lampe à vapeur de mercure à pression super-haute |
| WO2009125661A1 (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-15 | 岩崎電気株式会社 | 高圧放電灯点灯装置及び光源装置 |
| WO2009125660A1 (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-15 | 岩崎電気株式会社 | 高圧放電灯点灯装置及び光源装置 |
| JP2010080242A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 放電灯点灯装置、前照灯装置、及び車両 |
| CN109673095A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-04-23 | 福建睿能科技股份有限公司 | 一种电压输出电路及驱动电路、开关电源 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001395355A patent/JP2003197386A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR101066125B1 (ko) | 2004-02-02 | 2011-09-20 | 이와사기덴끼가부시기가이샤 | 고압 방전등 점등장치 및 점등방법 |
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| WO2009125661A1 (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-15 | 岩崎電気株式会社 | 高圧放電灯点灯装置及び光源装置 |
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| JP2009252578A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Iwasaki Electric Co Ltd | 高圧放電灯点灯装置及び光源装置 |
| CN101990787A (zh) * | 2008-04-08 | 2011-03-23 | 岩崎电气株式会社 | 高压放电灯镇流器和光源设备 |
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| US8461772B2 (en) | 2008-04-08 | 2013-06-11 | Iwasaki Electric Co., Ltd | High pressure discharge lamp ballast and light source apparatus |
| US8482217B2 (en) | 2008-04-08 | 2013-07-09 | Iwasaki Electric Co., Ltd. | High pressure discharge lamp ballast and light source apparatus |
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| CN109673095A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-04-23 | 福建睿能科技股份有限公司 | 一种电压输出电路及驱动电路、开关电源 |
| CN109673095B (zh) * | 2018-11-20 | 2020-02-07 | 福建睿能科技股份有限公司 | 一种电压输出电路及驱动电路、开关电源 |
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