JP2006184643A - 現像剤収納容器及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 現像剤収納容器1は、柔軟な材料で形成され内圧が減少することで減容する袋状部材2と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材3とを備えている。上記袋状部材2の平面部の少なくとも一部に平板状部材5を固着して設ける。この平板状部材5として、固着前の状態で、固着側の面が凹面となるような反りを有するものを用いる。
【選択図】 図1
Description
この点について図を用いて説明する。図1は、開発中の現像剤収納容器としてのトナー収納容器の斜視図、図2(a)(b)は、吸引ポンプを用いたトナー搬送装置でこのトナー収納容器からトナーを排出させる状態の説明図である。図1において、このトナー収納容器1は、柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材2と、袋状部材2の内部に収納されたトナーを排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材として口金部材3と、円柱状のシャッタ部材4とを有している。袋状部材2には折り目fが付けられており、正面と裏面(図中手前側の面と奥側の面)の平坦部外面に、剛性強化手段として平板状部材である補強板5が固着されている。シャッタ部材4は口金部材3のノズル受入孔6に入れられている。図2(a)において、このトナー搬送装置は、ノズル7、搬送チューブ8、吸引ポンプ9などを備えている。トナー収容器1を支持する図示しない容器支持部材としての容器支持ホルダも備えている。トナー収容器1は、口金部材3を下方に向ける姿勢で容器支持ホルダにセットされる。この口金部材3のシャッタ部材4が入っていたノズル受入孔6にノズル7の先端が挿入せしめられ、シャッタ部材4が押し出されるとともに、ノズル7がノズル受入孔6に係合し、ノズル7と口金部材3とが連結されている。口金部材3には、袋状部材2内と上記ノズル受入孔6とを連通させる連通孔が形成されていおり、この連通孔のノズル受入孔6内の開口が、ノズル受入孔6に進入したノズル7周壁の開口と対向する。後に詳述する吸引ポンプ9を作動させて、袋状部材2内を減圧させ、口金部材3、ノズル7、搬送チューブ8という経路で袋状部材2内のトナーを搬送する。図2(a)は袋状部材2内のトナーをほとんど排出した状態を示す。図2(b)はこの状態の袋状部材の矢印A方向から見た図である。
この図2(a)からもわかるように、補強板5の収納容器周面への固着用面が平面もしくは凸の反りを有すると、内圧減少時にトナーが袋状部材2の上部にのこったまま、下部の壁面が密着してしまう。図2(b)に符号Bで示すのが密着した部分、符号Cで示すのが内部にトナーが残っている部分である。この結果、トナー吸引不良になっていた。このトナー吸引不良は、次のトナー排出不良につながる。吸引対象の大部分が空気のみとなって単位時間あたりのトナー排出量が断続的に予定量以下になる。また、最後にはトナー排出口とは反対側の収納容器の端部(排出口を下向きにして収納容器を使用する場合は上部)にトナーを残留させてしまう。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上記課題を解決した現像剤収納容器及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
請求項2の発明は、請求項1の現像剤収納容器において、上記平板状部材が、上記現像剤排出口と現像剤収納容器の該排出口とは反対側とを結ぶ方向に上記凹面のくぼみが延びるように固着されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の現像剤収納容器において、収納容器の互いに対向する平面部にそれぞれ上記平板状部材が固着されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、潜像担持体と、上記潜像担持体上に形成される潜像を現像剤により現像する現像装置と、現像剤を上記現像装置に補給するための現像剤補給装置と、上記現像剤補給装置により上記現像装置に補給するための現像剤を収納し、該現像剤補給装置に対して着脱可能な現像剤収納容器とを備えた画像形成装置において、上記現像剤収納容器として、請求項1、2又は3の現像剤収納容器を用いたことを特徴とする。
また、この補強板5には、図示のように8つの孔が設けられている。作業者は、袋状部材2を把持するときにこれらの孔に指をかけることができる。よって、作業者がトナー収納容器1を把持して振ったり、後述する容器支持ホルダにセットしたりする作業時の取扱性がよい。更に、これらの孔は、袋状部材2を把持するときに指を接触させるべき適切な位置を作業者に報知するためのマークとしても機能する。これにより、折り目fが崩されないような適切な位置を作業者に把持させることができ、減容後の袋状部材2の形状を一定形状とすることができる。
そして、本実施形態において、正面及び裏面に固着されたそれぞれの補強板5が、袋状部材2への固着前の状態で、固着側の面が凹面となるような反りを有するものであることを特徴とする。しかも、上記凹面のくぼみがトナー排出口がある口金部材3と袋状部材2の口金部材3とは反対側とを結ぶ方向に延びるように固着されている。このような反りを形成する方法については後に詳述する。
図2(a)において、ノズル7の後端に接続された搬送チューブ8は、変形自在で且つ耐トナー性に優れたゴム材や樹脂材等からなる内径φ4〜10[mm]のチューブであり、ノズル7とは反対側の端部が吸引ポンプ9のポンプ部10に接続されている。吸引ポンプ9は、一軸偏芯スクリューポンプ(通称モーノポンプ)と呼ばれる方式のものであり、ポンプ部10、これに連通する吐出部11、軸部材12、ユニバーサルジョイント13、吸引モータ14等を有している。
なお、○の場合は、トナーエンド直前まで単位時間当りの排出量がポンプの吸引圧に応じて一定範囲の安定した量になっている。△の場合は残量100g以下で瞬間的に単位時間当りの排出量が規格値を下回ることがある。発生頻度は低い。×の場合は残量200g以下で瞬間的に単位時間当りの排出量が規格値を下回り、これが多発する。
また、吸引が断続的にされる度に容器の状態は、上方にトナーがある物の下の方で補強板が貼られている広い側の壁面の間隔が狭まっていき、排出量が減少する不良を生じている。ポンプ9の吸引動作は1回当り1sec〜6sec動作(搭載する機械のトナー消費仕様によって異なる)。吸引圧は3kPa以上にした。
また、表1中の反り量(そり量)は図8(b)に符号Gで示す反り量を表す。
2 袋状部材
3 口金部材
4 シャッタ部材
5 補強板
6 ノズル受入孔
7 ノズル
8 搬送チューブ
9 吸引ポンプ
10 ポンプ部
11 吐出部
12 軸部材
13 ユニバーサルジョイント
14 吸引モータ
15 ロータ
16 ステータ
17 吸引口
18 現像装置
19 大型のシート部材
20 凸条部
21 ダイス
22 凹条部
23 抑え金型
24 ピン
25 ビク抜き型
26 孔
27 スリット
28 角
29 固定金型
30 可動金型
31 樹脂注入空間
32 ゲート
33 エジェクトピン用の孔
34 樹脂板
35 ランプ
36 紫外線照射装置
37 搬送ベルト
38 印刷領域
Claims (4)
- 柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材とを備え、上記袋状部材が内圧の減少により減容するときに屈折する該袋状部材上の屈折箇所よりも該袋状部材上の他部の剛性を高める剛性強化手段として、上記現像剤収納容器の平面部の少なくとも一部に平板状部材を固着した現像剤収納容器において、
上記平板状部材が、固着前の状態で、固着側の面が凹面となるような反りを有するものであることを特徴とする現像剤収納容器。 - 請求項1の現像剤収納容器において、
上記平板状部材が、上記凹面のくぼみが上記現像剤排出口と現像剤収納容器の該排出口とは反対側とを結ぶ方向に延びるように固着されていることを特徴とする現像剤収納容器。 - 請求項1又は2の現像剤収納容器において、
収納容器の互いに対向する平面部にそれぞれ上記平板状部材が固着されていることを特徴とする現像剤収納容器。 - 潜像担持体と、
上記潜像担持体上に形成される潜像を現像剤により現像する現像装置と、
現像剤を上記現像装置に補給するための現像剤補給装置と、
上記現像剤補給装置により上記現像装置に補給するための現像剤を収納し、該現像剤補給装置に対して着脱可能な現像剤収納容器とを備えた画像形成装置において、
上記現像剤収納容器として、請求項1、2又は3の現像剤収納容器を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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