JP4485937B2 - 現像剤収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収納容器及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4485937B2
JP4485937B2 JP2004378907A JP2004378907A JP4485937B2 JP 4485937 B2 JP4485937 B2 JP 4485937B2 JP 2004378907 A JP2004378907 A JP 2004378907A JP 2004378907 A JP2004378907 A JP 2004378907A JP 4485937 B2 JP4485937 B2 JP 4485937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
bag
toner
container
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004378907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006184643A (ja
Inventor
啓介 加藤
恵美 北
伸雄 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004378907A priority Critical patent/JP4485937B2/ja
Priority to EP05008763.4A priority patent/EP1589384B1/en
Priority to US11/113,174 priority patent/US7389071B2/en
Publication of JP2006184643A publication Critical patent/JP2006184643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4485937B2 publication Critical patent/JP4485937B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、現像剤収納容器及び画像形成装置に関するものである。詳しくは、内圧が減少することで減容する柔軟な袋状部材と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材とを備えた現像剤収納容器及びこの現像剤収納容器を備えた画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材とを備え、上記袋状部材が内圧の減少により減容するときに屈折する該袋状部材上の屈折箇所よりも該袋状部材上の他部の剛性を高める剛性強化手段を有する現像剤収納容器が記載されてい。この現像剤収納容器は、現像剤収納容器内の現像剤が無くなったときには、つぶれた状態となるため、その使用済みの現像剤収納容器のユーザーによる取り扱いが容易となり、また、その使用済みの現像剤収納容器を回収する際の運搬コストを低く抑えることができる。更に、剛性強化手段により、袋状部材が内圧の減少により減容するときに屈折する袋状部材上の屈折箇所よりも袋状部材の他部の剛性が高まっている。このため、袋状部材が減容するときには、剛性が低い部分である上記屈折箇所が屈折し、剛性が高い上記他部は屈折しない。よって、袋状部材は、減容により上記屈折箇所で適切に屈折しながら所定形状に向かって変形していき、最終的に、減容後の袋状部材は、その所定形状につぶれた状態となる。したがって、その所定形状として、ユーザーによる取り扱いの容易性が良く、また、収納性が良い形状を採用すれば、使用済みの現像剤収納容器の取り扱いの容易性や収納性を安定して確保することができる。
特許第3570714号公報
しかしながら、上記剛性強化手段を、上記現像剤収納容器の平面部の少なくとも一部に固定される平板状部材で構成した場合、別の課題が生じる場合があることが判明した。折り畳み箇所以外に平板状部材を貼ったトナー収納容器で、トナー吸引をさせてみると折り畳み動作中にトナー吸引不良が発生するという課題である。
この点について図を用いて説明する。図1は、開発中の現像剤収納容器としてのトナー収納容器の斜視図、図2(a)(b)は、吸引ポンプを用いたトナー搬送装置でこのトナー収納容器からトナーを排出させる状態の説明図である。図1において、このトナー収納容器1は、柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材2と、袋状部材2の内部に収納されたトナーを排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材として口金部材3と、円柱状のシャッタ部材4とを有している。袋状部材2には折り目fが付けられており、正面と裏面(図中手前側の面と奥側の面)の平坦部外面に、剛性強化手段として平板状部材である補強板5が固着されている。シャッタ部材4は口金部材3のノズル受入孔6に入れられている。図2(a)において、このトナー搬送装置は、ノズル7、搬送チューブ8、吸引ポンプ9などを備えている。トナー収容器1を支持する図示しない容器支持部材としての容器支持ホルダも備えている。トナー収容器1は、口金部材3を下方に向ける姿勢で容器支持ホルダにセットされる。この口金部材3のシャッタ部材4が入っていたノズル受入孔6にノズル7の先端が挿入せしめられ、シャッタ部材4が押し出されるとともに、ノズル7がノズル受入孔6に係合し、ノズル7と口金部材3とが連結されている。口金部材3には、袋状部材2内と上記ノズル受入孔6とを連通させる連通孔が形成されていおり、この連通孔のノズル受入孔6内の開口が、ノズル受入孔6に進入したノズル7周壁の開口と対向する。後に詳述する吸引ポンプ9を作動させて、袋状部材2内を減圧させ、口金部材3、ノズル7、搬送チューブ8という経路で袋状部材2内のトナーを搬送する。図2(a)は袋状部材2内のトナーをほとんど排出した状態を示す。図2(b)はこの状態の袋状部材の矢印A方向から見た図である。
この図2(a)からもわかるように、補強板5の収納容器周面への固着用面が平面もしくは凸の反りを有すると、内圧減少時にトナーが袋状部材2の上部にのこったまま、下部の壁面が密着してしまう。図2(b)に符号Bで示すのが密着した部分、符号Cで示すのが内部にトナーが残っている部分である。この結果、トナー吸引不良になっていた。このトナー吸引不良は、次のトナー排出不良につながる。吸引対象の大部分が空気のみとなって単位時間あたりのトナー排出量が断続的に予定量以下になる。また、最後にはトナー排出口とは反対側の収納容器の端部(排出口を下向きにして収納容器を使用する場合は上部)にトナーを残留させてしまう。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上記課題を解決した現像剤収納容器及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材とを備え、上記現像剤収納容器の互いに対向する平面部にそれぞれ平板状部材を固着した現像剤収納容器において、それぞれの上記平板状部材は、上記平面部と固着している面が上記現像剤排出口と現像剤排出口とは反対側とを結ぶ方向に延びる凹面となるような反りを有していることを特徴とする
求項の発明は、潜像担持体と、上記潜像担持体上に形成される潜像を現像剤により現像する現像装置と、現像剤を上記現像装置に補給するための現像剤補給装置と、上記現像剤補給装置により上記現像装置に補給するための現像剤を収納し、該現像剤補給装置に対して着脱可能な現像剤収納容器とを備えた画像形成装置において、上記現像剤収納容器として、請求項1の現像剤収納容器を用いたことを特徴とする。
請求項1乃至の発明によれば、柔軟な材料で形成された袋状部材の互いに対向する平面部それぞれに固着される平板状部材が、上記平面部に固着している面が凹面となるような反りを有するので、これが固着された袋状部材の平面部は、内周面側が凹面になる。よつて、内圧の減少によって減容するときに、この凹面と対向する収納容器内周面との間の密着を防止できる。この結果、収容している現像剤の吸引不良を抑制でき、現像剤の排出不良を抑制できるという効果がある。
本発明を前述の図1のトナー収納容器1に適用した実施形態について説明する。まず、トナー収納容器1について説明する。図1において、袋状部材2は、厚さ50〜210[μm]程度の変形自在である柔軟なシート材が単層又は複層の角張った袋状に成形されたもので、内部に収容物であるトナーを収容している。このシート材としては、ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン等からなる樹脂シートや、紙シートなどを用いることができる。袋状部材2の上半分は、膨らんだ状態でほぼ直方体の形状になるが、下半分は逆四角錐状の形状(テーパー形状)になる。このような逆四角錐状の形状により、口金部材3に向かって下り勾配となるホッパが形成されている。口金部材3は、樹脂材等からなる変形不能な部材で、袋状部材3の開口部に溶着等で固定されている。この口金部材3には、厚み方向の貫通孔であるノズル受入孔6形成され、これに円柱状のシャッタ部材4が挿入されてトナー収容器1内が封止されている。
袋状部材2の正面と裏面に固着されている補強板5は、ポリスチレン(PS)、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、金属(ステンレス、SUS、アルミ)などの材質の板材からなる。この補強板5の作用により、袋状部材2の減容過程において、補強板5が設けられた平坦部は平面を保つことができるので、その平坦部がシワになったり波打ったりしない。よって、このシワや波打ちによって折り目fが崩されることがなくなり、減容後の袋状部材2は折り目fに沿ってきちんと折り畳まれる。
また、この補強板5には、図示のように8つの孔が設けられている。作業者は、袋状部材2を把持するときにこれらの孔に指をかけることができる。よって、作業者がトナー収納容器1を把持して振ったり、後述する容器支持ホルダにセットしたりする作業時の取扱性がよい。更に、これらの孔は、袋状部材2を把持するときに指を接触させるべき適切な位置を作業者に報知するためのマークとしても機能する。これにより、折り目fが崩されないような適切な位置を作業者に把持させることができ、減容後の袋状部材2の形状を一定形状とすることができる。
そして、本実施形態において、正面及び裏面に固着されたそれぞれの補強板5が、袋状部材2への固着前の状態で、固着側の面が凹面となるような反りを有するものであることを特徴とする。しかも、上記凹面のくぼみがトナー排出口がある口金部材3と袋状部材2の口金部材3とは反対側とを結ぶ方向に延びるように固着されている。このような反りを形成する方法については後に詳述する。
次に、各現像装置に補給用トナーを搬送するための搬送装置であるトナー搬送装置の構成及び動作について説明する。
図2(a)において、ノズル7の後端に接続された搬送チューブ8は、変形自在で且つ耐トナー性に優れたゴム材や樹脂材等からなる内径φ4〜10[mm]のチューブであり、ノズル7とは反対側の端部が吸引ポンプ9のポンプ部10に接続されている。吸引ポンプ9は、一軸偏芯スクリューポンプ(通称モーノポンプ)と呼ばれる方式のものであり、ポンプ部10、これに連通する吐出部11、軸部材12、ユニバーサルジョイント13、吸引モータ14等を有している。
吸引ポンプ9のポンプ部10は、金属や剛性の高い樹脂などが偏芯した二条スクリュー形状に加工されたロータ15、ゴム等の材料に2条スクリュー状の空洞が形成されたステータ16、吸引口17などから構成されている。吸引モータ14が回転すると、その回転駆動力がユニバーサルジョイント13と軸部材12とを介して2条スクリュー形状のロータ15に伝わる。そして、ロータ15がステータ16内で回転すると、ポンプ部10の吸引口17に負圧が発生する。この負圧により、搬送チューブ8、ノズル7及び口金部材3を介して袋状部材2内のトナーが吸引されて、吸引ポンプ9内に吸われた後、ステータ16内を通って吐出部11内に吐出される。この吐出部11にはトナー搬送先である現像装置18に接続されており、吐出部11内に吐出されたトナーは現像装置18内に供給される。
次に、袋状部材2に固着前の上記補強板4に反りを形成する方法について説明する。1つ目の方法は、補強板5を、原材料である大型のシート部材から打ち抜き用の型で打ち抜き加工で形成し、この加工の際に同時に反りを形成する方法である。図3(a)(b)は大形のシート部材19から6個の補強板5を抜き取り加工する場合の説明図である。図3(a)は1つの補強板5当たり8つの指をかける貫通孔をパンチ加工した状態を示す。パンチの移動方向は矢印D方向とする。この大型のシート部材19は図中下面側に両面接着層が形成されている。図3(b)は図3(a)の加工のあと、補強板56枚分の外形の、図中矢印Eで示す上方側(上記両面接着層とは反対側)からの打ち抜き加工をした状態を示す。この打ち抜き加工は、ビク抜き型を使用した。これにより、図中に示すような両面接着層とは反対側である上面側が凸に突出する反りを形成できた。この反りが形成される理由は、比較的堅い大型のシート部材19の一面に比較的柔らかい両面接着層が形成されている状態で両面接着層とは反対側の面側からビク抜き型で打ち抜き加工する際に、ビク抜き型の刃で切られるシート部材19部分の変形によるものと考えられる。なお、図3(a)のパンチのあと、シート部材19を反転すれば、パンチと逆の方向から補強板6外形の打ち抜き加工をすることもできる。打ち抜き加工の際に反りを形成するので、工程を増やすことく、機能を追加することができる。
図3(a)と(b)の加工を同時に行うことも出来る。図4はその説明図である。これは大型のシート部材19から、複数枚の補強板5の外形打ち抜きと、各補強板5部分での8つの指をかける貫通孔の打ち抜きとを同時におこなう様子を、補強板5の一枚分の箇所について示したものである。この方法では、形成する反りに対応させた凸条部20を有するダイス21と、この凸条部20に対応した凹条部22を有する抑え用の金型23との間で大型のシート部材19を挟む。ダイス21と抑え用の金型23のそれぞれには、指をかける貫通孔形成のパンチのピン24や外形打ち抜きようのビク抜き型25が通過する孔26やスリット27が形成されている。加工の際は、ピン24とビク抜き型25を同時に駆動してそれぞれの加工を行う。図4の下部に示すのは加工後の補強板5である。このダイス21は、上記突如部20を備えるので、反りの量を増大できる。なお、このような凸状部20を形成しない表面が平坦なダイスを用いての図3(b)の打ち抜き加工でも、上述のように反りを形成できた。
以上の8つの指がかかる貫通孔や補強板5外形の打ち抜きによる加工には、補強板5の原材料として、樹脂板(PET、PS)、厚紙板、金属板(ステンレス、アルミ板)等種々の材料を選択できる。特にPSは、安価で機能達成できる点で好ましい。金属板は、反りのコントロールが他の材料よりしやすく、かつ化粧板として外観に美観を兼ねさせることもできる点で好ましい。上記原材料の厚みとしては、樹脂板では50〜400μmの範囲、厚紙では150μm〜1000μmの範囲、金属板では10〜300μmの範囲が好適である。特に、原材料として、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)を使用した場合には、図4に符号28で示す指をかける孔の表面側の角28にRがついて指があたったときの感触が良くなる。このRは、図5に示すように、パンチ加工の際に形成される。ハイインパクトポリスチレンなど柔らかい原材料の打ち抜き加工では、打ち抜き時の剪断力が角が引っ張られてRがつく。例えば、ハイインパクトポリスチレンのペレットを溶かして着色加工し、この溶解液を厚み250μmのシート状(板状)又はロール状に形成し、裏面に両面テープを貼り合わせた原材料を加工したところ良好に角にRを形成できた。PETのように堅い原材料では形成されない。
上記反りを形成する2つ目の方法は、上記補強板5を樹脂の射出成形で形成するにあたり、この成形の際に同時に形成する方法である。図6(a)(b)はその説明図である。図6(a)において、29は固定金型、30可動金型である。固定金型29には、両金型29,30の間に形成した樹脂注入空間31に連通するゲート32及びエジェクトピン用の孔33が形成されている。この注入空間31内に成形された樹脂で補強板5の材料となる樹脂板34が形成される。この成形の際に、可動金型30と固定金型29で成形温度に差を設ける。例えば、可動金型30の温度を、可動金型29の温度よりも低温に設定する。射出成形後、可動金型30側から温度低下、固化(いわゆる成形後の後収縮)が始まる。温度の高い側である固定金型29側がまだ柔らかいうちに可動金型30側が収縮しだすので、結果、可動金型30側が凹面となる。こちら側をトナー収納容器との固着面とする。反対の凸面に必要であれば印刷を行う。これによれば、上下関係を図6(a)に合わせて示した図6(b)のように、樹脂板34の可動金型29に対向した側の方が、比較的高温の固定金型29側よりも面方向に収縮した形になり、固定金型29側のほうが凸になる反りが形成される。
上記反りを形成する3つ目の方法は、補強板5の原材料としての樹脂板に紫外線を照射して反りを形成する方法である。図7(a)(b)はその説明図ある。図7(a)において、紫外線ランプ35を有する紫外線照射装置36の下方に、搬送ベルト37で補強板5を搬送して紫外線を照射する。これによれば、上下関係を図7(a)に合わせて示した図7(b)のように、紫外線が照射を受ける面側が凸になる反りが形成される。補強板5の厚み方向で紫外線の照射を受ける側と反対側とで、受ける側の方が紫外線をうけて比較的大きく伸びるために生じるものと考えられる。なお、具体的には次のような手順で紫外線照射による反りを形成した。まず、ハイインパクトポリスチレンのペレットを溶かして着色加工し、この溶解液を厚み250μmのシート状(板状)に形成された大型のシート(例えば、東和合成工業株式会社製、PSWシート。)を用意した。このシートの裏面に両面テープを貼り合わせたシート部材から打ち抜き加工をして補強板5(口金部材3とその反対側との結ぶ方向が長手方向で、12.5mm、この方向に直交する端手方向が11.5mm)を形成した。これに対して、図8(a)において、ハッチングを付した印刷領域38にハイインパクトポリスチレン専用インクを用いて説明書き等をシルク印刷した。この印刷のインキを乾かすのを兼ねて、図7(a)の紫外線照射装置で両面テープが貼付された側とは反対側から紫外線を照射した。ランプ35の高さは160mm〜180mm、ランプ電力は2Kw〜3Kw、搬送ベルト37による搬送速度は250cm/min〜270cm/minであった。この加工によって良好に反りが形成された。この例では、補強板の樹脂板全体が両面テープの層に比し紫外線によって大きく伸びるために反りが良好に形成されたとも考えられる。また、この例では、補強板5への印刷の一工程である印刷インク乾燥工程を反り形成に兼ねているので、これらを別にする場合に比べて工数を減らせている。
図1に示す構造のトナー収納容器1の表裏両方の平坦部に固着した補強板5として、表1に示す各種のものを使用したものを用意した。実験装置としては、図2に示す装置を用いた。そして、トナー排出性を評価した。表1中の評価は次の内容を示す。○は単位時間当たりの排出量が常に規格内にある(規格は上下限にある)。△は単位時間当たりの排出量が規格外となることがあるが、トナー残りにがあるにもかかわらずトナー無しと検知するトナーエンド誤検知が発生する可能性は低い。×はトナーエンド誤検知(残量大)が発生する可能性が高い。
なお、○の場合は、トナーエンド直前まで単位時間当りの排出量がポンプの吸引圧に応じて一定範囲の安定した量になっている。△の場合は残量100g以下で瞬間的に単位時間当りの排出量が規格値を下回ることがある。発生頻度は低い。×の場合は残量200g以下で瞬間的に単位時間当りの排出量が規格値を下回り、これが多発する。
また、吸引が断続的にされる度に容器の状態は、上方にトナーがある物の下の方で補強板が貼られている広い側の壁面の間隔が狭まっていき、排出量が減少する不良を生じている。ポンプ9の吸引動作は1回当り1sec〜6sec動作(搭載する機械のトナー消費仕様によって異なる)。吸引圧は3kPa以上にした。
また、表1中の反り量(そり量)は図8(b)に符号Gで示す反り量を表す。
Figure 0004485937
この表1からも、補強板5が、トナー収納容器内部から見て凹形状の反りになっている実施例で良好なトナー排出性を確保出来たことがわかる。吸引で内圧が減少していっても、補強板5が対向する平坦部と全面的に密着するのに抗するよう作用し、上方にあるトナーの排出経路が確保され、トナーの排出性を確保することができた。
トナー収納容器の斜視図。 (a)及び(b)はトナー収納容器使用の説明図。 (a)及び(b)は補強板5加工例の説明図。 (a)及び(b)は補強板5加工の他の例の説明図。 樹脂板のR形成の説明図。 (a)及び(b)は補強板5加工の更に他の例の説明図。 (a)及び(b)は補強板5加工の更に他の例の説明図。 補強板5への印刷の説明図。
符号の説明
1 トナー収納容器
2 袋状部材
3 口金部材
4 シャッタ部材
5 補強板
6 ノズル受入孔
7 ノズル
8 搬送チューブ
9 吸引ポンプ
10 ポンプ部
11 吐出部
12 軸部材
13 ユニバーサルジョイント
14 吸引モータ
15 ロータ
16 ステータ
17 吸引口
18 現像装置
19 大型のシート部材
20 凸条部
21 ダイス
22 凹条部
23 抑え金型
24 ピン
25 ビク抜き型
26 孔
27 スリット
28 角
29 固定金型
30 可動金型
31 樹脂注入空間
32 ゲート
33 エジェクトピン用の孔
34 樹脂板
35 ランプ
36 紫外線照射装置
37 搬送ベルト
38 印刷領域

Claims (2)

  1. 柔軟な材料で形成され、内圧が減少することで減容する袋状部材と、上記袋状部材の内部に収納された現像剤を排出するための現像剤排出口を形成する排出口形成部材とを備え、上記現像剤収納容器の互いに対向する平面部にそれぞれ平板状部材を固着した現像剤収納容器において、
    それぞれの上記平板状部材は、上記平面部と固着している面が上記現像剤排出口と現像剤排出口とは反対側とを結ぶ方向に延びる凹面となるような反りを有していることを特徴とする現像剤収納容器
  2. 像担持体と、
    上記潜像担持体上に形成される潜像を現像剤により現像する現像装置と、
    現像剤を上記現像装置に補給するための現像剤補給装置と、
    上記現像剤補給装置により上記現像装置に補給するための現像剤を収納し、該現像剤補給装置に対して着脱可能な現像剤収納容器とを備えた画像形成装置において、
    上記現像剤収納容器として、請求項1の現像剤収納容器を用いたことを特徴とする画像形成装置。
JP2004378907A 2004-04-23 2004-12-28 現像剤収納容器及び画像形成装置 Active JP4485937B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004378907A JP4485937B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 現像剤収納容器及び画像形成装置
EP05008763.4A EP1589384B1 (en) 2004-04-23 2005-04-21 Developer container
US11/113,174 US7389071B2 (en) 2004-04-23 2005-04-25 Apparatuses for image forming capable of effectively conveying developer therefrom and a method of effectively forming a reinforcing member adhering to the apparatuses

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004378907A JP4485937B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 現像剤収納容器及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006184643A JP2006184643A (ja) 2006-07-13
JP4485937B2 true JP4485937B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=36737797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004378907A Active JP4485937B2 (ja) 2004-04-23 2004-12-28 現像剤収納容器及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4485937B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102207712A (zh) * 2008-03-17 2011-10-05 株式会社理光 显影剂盒和图像形成装置
JP2009258445A (ja) 2008-04-17 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 現像剤補給装置及び画像形成装置
CN202284007U (zh) * 2011-10-25 2012-06-27 珠海天威飞马打印耗材有限公司 碳粉包装袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006184643A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7389071B2 (en) Apparatuses for image forming capable of effectively conveying developer therefrom and a method of effectively forming a reinforcing member adhering to the apparatuses
JP3967078B2 (ja) 粉体収納容器および該容器の組み立て方法
US7245853B2 (en) Developer container, developer supplying unit, and image forming apparatus
EP1793283A1 (en) Powder container and toner replenishing device and image forming apparatus including the same
JP6716276B2 (ja) インクカートリッジ
JP2009233876A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008120466A (ja) カセット及び記録装置
JP4485937B2 (ja) 現像剤収納容器及び画像形成装置
JP6924408B2 (ja) 切断機構及び印刷装置
JP6929519B2 (ja) 切断機構及び印刷装置
JP5359722B2 (ja) 画像形成装置
JP2010208095A (ja) 記録剤収容容器及び画像形成装置
JP2016049640A (ja) ラベルプリンタおよびステージ
JP2000085145A (ja) 廃インクタンク
JP2021121452A (ja) 印刷装置
JP5201078B2 (ja) 記録剤収容容器及び画像形成装置
JP2021104634A (ja) 印刷装置、搬送制御方法
JP2020015524A (ja) Ptpシートの製造方法
JP2015203847A (ja) 現像剤収納ユニット及びこれを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置
EP1550531B1 (en) Staple case
JP2007062247A (ja) 記録液カートリッジ及び画像形成装置
JP2019202498A (ja) インクコンテナ及びそれを備えたインクジェット記録装置
JP6120601B2 (ja) 孔版印刷機の排版装置
JP6876477B2 (ja) 封書作成装置
JP3447398B2 (ja) 排版装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100305

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4485937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4