JP2006184095A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の施設ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索する際に、施設ジャンルごとに検索エリアを指定する必要のないナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】複数の施設ジャンルを経由順に設定する(ステップS1)とともに、検索対象エリアを設定する(ステップS2)。そして、s=1のときに、最初の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、検索対象エリア内に位置する複数の施設を最初の目的地候補として抽出する(ステップS4)。さらに、2番目の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を、2番目の目的地候補として抽出する(ステップS9)。
【選択図】図6

Description

本発明は、設定された目的地までの推奨経路を探索し、その推奨経路に従って自車両を目的地まで案内する車載ナビゲーション装置に関する。
ユーザが指定した検索対象エリアと施設ジャンルに該当する施設を検索し、その目的地候補の中から選択されたいずれかの施設を目的地に設定して、推奨経路を探索するナビゲーション装置が広く知られている(たとえば、非特許文献1)。
特許庁 標準技術集 「カーナビゲーション装置のユーザーインターフェイス」主分類3−C
非特許文献1に開示されるような従来のナビゲーション装置において、複数の施設ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索する場合は、施設ジャンルごとに検索エリアを指定する必要がある。そのため、施設ジャンル数が増えるほどユーザの操作量が増大し、手間がかかるという問題がある。
請求項1の発明によるナビゲーション装置は、複数の施設ジャンルを経由順に設定するジャンル設定手段と、検索対象エリアを設定するエリア設定手段と、ジャンル設定手段により最初の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、エリア設定手段により設定された検索対象エリア内に位置する複数の施設を、最初の目的地候補として抽出する第1の抽出手段と、ジャンル設定手段により2番目の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、第1の抽出手段により抽出された最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を、2番目の目的地候補として抽出する第2の抽出手段とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1のナビゲーション装置において、第1の抽出手段により抽出された最初の目的地候補をリスト表示する第1のリスト表示手段と、第1のリスト表示手段によりリスト表示された最初の目的地候補の中からいずれかの施設を選択する選択手段と、選択手段により選択された施設について第2の抽出手段により抽出された2番目の目的地候補を、第1のリスト表示手段により表示されるリストと同一画面上にリスト表示する第2のリスト表示手段とをさらに備えるものである。
請求項3の発明は、請求項2のナビゲーション装置において、選択手段により選択された施設の位置を地図上に表示する位置表示手段をさらに備えるものである。
本発明によれば、複数の施設ジャンルを経由順に設定し、最初の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、設定された検索対象エリア内に位置する複数の施設を最初の目的地候補として抽出する。そして、2番目の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を、2番目の目的地候補として抽出することとした。このようにしたので、複数の施設ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索する場合において、施設ジャンルごとに検索エリアを指定する必要がなく、施設ジャンル数が増えてもユーザの操作量が増大しないため、手間がかからないという効果がある。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。このナビゲーション装置は車両に搭載されて使用されるものであり、ユーザに指定された施設ジャンルに該当する施設を地図データから検索し、目的地候補としてリスト表示する。このリストから選択された施設を目的地に設定することにより、目的地までの推奨経路を探索して車両を目的地まで案内する。さらに、ユーザが複数の施設ジャンルを指定することにより、その各施設ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索して、複数の施設を目的地に設定することができるようにしたものである。図1に示すナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、およびディスクドライブ18を有している。ディスクドライブ18には、地図データが記録されたDVD−ROM19が装填される。
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行することにより、各種の処理や制御を行う。この制御回路11において、DVD−ROM19に記録された地図データに基づいて、後で説明するような目的地候補の検索処理や、設定された目的地までの推奨経路の探索処理などが行われる。
現在地検出装置14は、自車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、自車両の進行方位を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14c等からなる。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された自車両の現在地に基づいて、推奨経路を探索するときの経路探索開始点を決定することができる。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを一時的に格納する。この画像データは、道路地図を表示するための道路地図描画用データや各種の図形データ等からなり、制御回路11において、DVD−ROM19に記録されている地図データに基づいて作成される。この画像メモリ15に格納された画像データを用いて、表示モニタ16に道路地図が表示される。
入力装置17は、ユーザが目的地候補を検索する際に行う検索エリアと施設ジャンルの指定や、抽出された目的地候補の中から目的地に設定する施設を選択するための各種入力スイッチを有し、これは操作パネルやリモコンなどによって実現される。すなわち、ユーザは表示モニタ16に表示される画面指示に従って入力装置17を操作することにより、検索エリアや施設ジャンルを指定してナビゲーション装置1に目的地候補を検索させ、その結果抽出される目的地候補の中から目的地を選択することができる。
ディスクドライブ18は、装填されたDVD−ROM19より、道路地図を表示するための地図データを読み出す。この地図データには、目的地までのルート探索に用いられる経路計算データや、交差点名称および道路名称など、推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導するために用いられる経路誘導データ、さらに道路を表す道路データなどが含まれている。また、河川や鉄道、地図上の各種施設等(ランドマーク)など、道路以外の地図形状を表す背景データなども地図データに含まれている。なお、目的地候補を検索するための施設情報も、この地図データの中に含まれている。
道路データにおいて、道路区間を表す最小単位はリンクと呼ばれており、各道路は複数のリンクによって構成されている。リンク同士を接続している点はノードと呼ばれ、このノードはそれぞれに位置情報(座標情報)を有している。このノードの位置情報によって、リンク形状、すなわち道路の形状が決定される。なお、ここではDVD−ROMを用いた例について説明しているが、DVD−ROM以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより、地図データを読み出すこととしてもよい。
複数の施設ジャンルを指定して各ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索する場合は、最初にユーザが入力装置17を操作することにより、検索対象とする施設ジャンルを目的地の数に応じて指定する。さらに最初の目的地候補については、その検索対象とする範囲、すなわち検索エリアも指定する。すると、各目的地についての目的地候補が施設ジャンルごとに順に表示され、その中から選択した施設がそれぞれ目的地に設定される。なお、このときの具体的な処理内容については、後で詳しく説明する。
上記のようにして複数の目的地が設定されると、現在地検出装置14により検出された現在地を経路探索開始点として、前述の経路計算データに基づいて所定のアルゴリズムの演算を行うことにより、現在地から各目的地を通って最後の目的地に至る推奨経路が探索される。なお、このとき最後の目的地以外は経由地として扱われる。
上記のようにして設定された推奨経路は、その表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、他の道路とは区別して道路地図上に表される。これにより、ユーザは推奨経路を表示モニタ16に表示された道路地図上において認識することができる。また、この推奨経路に従って自車両が走行できるよう、ナビゲーション装置1は、ユーザに対して画像や音声などによる進行方向指示を行うことにより自車両を誘導する。このようにして推奨経路に従って自車両を目的地まで誘導することにより、目的地までのルート案内が行われる。
次に、複数の施設ジャンルを指定して各ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索するときの処理内容について説明する。このときユーザは、入力装置17の操作により、検索対象エリアを指定した上で、目的地の数と、その目的地数に応じた施設ジャンルとを最初に設定する。以下の説明では、ユーザが検索対象エリアとしてたとえば「渋谷区」を指定し、さらに目的地数を3として、施設ジャンルに「映画館」、「ラーメン屋」および「公園」を経由順に設定しているものとする。
上記の設定内容により目的地候補の検索を実行すると、初めに図2(a)のような画面が表示モニタ16に表示される。この画面では、1番目すなわち最初の経由順に設定された施設ジャンルである「映画館」に該当する複数の施設が、1番目すなわち最初の目的地候補として画面の左側にリストアップされている。また、2番目の経由順に設定された施設ジャンルである「ラーメン屋」に該当する複数の施設が、画面の中央部分にリストアップされている。このように、最初の目的地候補と2番目の目的地候補が、同一画面上にリスト表示されている。
最初の目的地候補のリストは、施設ジャンル「映画館」に該当する全国の映画館の中から、検索対象エリアに指定された渋谷区内に位置する複数の映画館を抽出し、それを自車位置に近いものから順にリストアップすることにより作成される。その結果、最初の目的地候補のリストとして「映画館1」から「映画館7」までが作成され表示される。ユーザは入力装置17の操作により、この最初の目的地候補のリスト中からいずれかを任意に選択することができる。ここでは、選択枠21に囲われている「映画館1」が選択されている例を示している。
2番目の目的地候補のリストは、施設ジャンル「ラーメン屋」に該当する全国のラーメン屋の中から、最初の目的地候補のリスト中で選択されている「映画館1」から所定の距離範囲内に存在するラーメン屋を抽出し、それを「映画館1」に近いものから順にリストアップすることにより作成される。その結果、2番目の目的地候補のリストとして「ラーメン屋1−1」から「ラーメン屋1−7」までが表示される。なお、最初の目的地候補のリスト中で選択されている映画館がユーザにより変更された場合は、その変更後の選択内容にしたがって2番目の目的地候補のリスト内容が変わる。たとえば、「映画館1」から「映画館2」に変更された場合は、画面内容が図2(a)から変化して、「映画館2」から所定の距離範囲内に存在するラーメン屋が、「映画館2」に近いものから順にリストアップされるようになる。なお、2番目の目的地候補のリストにおいて表示する施設は、指定された検索対象エリア内になくてもよい。
また、最初の目的地候補のリスト中で選択されている「映画館1」については、その位置が右側の地図上に符号31に示すように表示される。なお、この画面右側の地図は自車位置30を中心にしており、その地図縮尺は、自車位置30と選択している映画館31とが同時に画面上に表示されるよう自動的に調節される。さらにこの地図の下には、地図縮尺表示41と、自車位置30から映画館31を見たときの方向を示す矢印42と、自車位置30から映画館31までの直線距離表示43とが表示されている。これらの表示内容により、ユーザは自車位置30と映画館31との位置関係を把握することができる。
以上説明した図2(a)の画面において、ユーザが入力装置17を操作することにより「映画館1」を最初の目的地に確定したら、次に(b)のような画面が表示モニタ16に表示される。この画面では、次の2番目の経由順の施設ジャンルに設定された「ラーメン屋」と、3番目の経由順の施設ジャンルに設定された「公園」とについて、(a)の画面と同様に、それぞれ2番目および3番目の目的地候補に該当する複数の施設が、画面の左側と中央部分にそれぞれリストアップされている。
画面右側の地図上には、2番目の目的地候補のリスト中で選択されている「ラーメン屋1−1」の位置が符号32に示すように表示される。なお、このとき矢印42は、映画館31から選択中の目的地候補であるラーメン屋32を見たときの方向を表している。また、直線距離表示43は、映画館31からラーメン屋32までの距離を表している。
(b)の画面において、2番目の目的地候補のリストは、最初の目的地に設定された「映画館1」から所定の距離範囲内に存在するラーメン屋を順にリストアップしたものであり、(a)と同じ内容である。また3番目の目的地候補のリストは、(a)における2番目の目的地候補のリストと同様の方法により作成される。すなわち、2番目の目的地候補のリスト中で現在選択されている「ラーメン屋1−1」から所定の距離範囲内に存在する公園を、「ラーメン屋1−1」に近いものから順にリストアップすることで作成される。その結果、3番目の目的地候補のリストとして「公園1−1−1」から「公園1−1−7」までが表示される。なお、(a)の場合と同様に、2番目の目的地候補のリスト中で選択されているラーメン屋がユーザによって変更された場合は、変更後の選択内容にしたがって3番目の目的地候補のリスト内容が変化する。3番目の目的地候補のリストにおいて表示する施設も、指定された検索エリア内になくてもよい。
以上説明した図2(b)の画面において、ユーザが入力装置17を操作することにより「ラーメン屋1−1」を2番目の目的地に設定したら、次に(c)のような画面が表示モニタ16に表示される。この画面では、(b)の画面と同様の内容が、目的地候補の検索結果として画面の左側および中央部分にリスト表示されている。また、画面右側の地図上には、3番目の目的地候補のリスト中で選択されている「公園1−1−1」の位置が符号33に示すように表示される。なお、このとき矢印42はラーメン屋32から選択中の目的地候補である公園33を見たときの方向を表しており、直線距離表示43はラーメン屋32から公園33までの距離を表している。
図2(c)の画面において、ユーザが入力装置17を操作することにより「公園1−1−1」を3番目(最後)の目的地に設定すると、1番目の目的地である「映画館1」と、2番目の目的地である「ラーメン屋1−1」とを順に経由し、最後の目的地である「公園1−1−1」まで至る推奨経路が探索される。こうして探索された推奨経路に従って、車両の案内が行われる。
なお、上記に説明した図2の例では、自車位置を中心にして各目的地候補から選択された施設の位置を地図上に表示していたが、他の方法で表示してもよい。たとえば、前の目的地候補から選択された施設の位置を中心にして表示してもよい。その例を図3に示す。初めに(a)に示すように、自車位置30を中心にして、最初の目的地候補から選択された映画館31を地図上に表示した後、次に(b)に示すように、その映画館31を中心にして、2番目の目的地候補から選択されたラーメン屋32を地図上に表示する。その後(c)に示すように、ラーメン屋32を中心にして、3番目の目的地候補から選択された公園33を地図上に表示する。このようにすれば、前に選択された施設と、その次に選択された施設との位置関係を把握しやすくなる。
あるいは、自車位置と目的地候補の各施設とが離れている場合には、最初に選択した施設の位置を中心にして各施設の位置関係を地図上に表示してもよい。その例を図4に示す。最初の目的地候補から選択された映画館31が自車位置から所定距離以上離れている場合は、初めに(a)に示すように、自車位置を表示せずに、映画館31を地図の中心に表示する。その後、この映画館31を中心にして、(b)に示すように2番目の目的地候補の中から選択されたラーメン屋32を地図上に表示し、さらに(c)に示すように3番目の目的地候補から選択された公園33を地図上に表示する。このようにすれば、自車位置と目的地候補から選択された各施設との位置が離れている場合でも、各施設の位置関係を把握しやすくなる。
さらに上記の図4の例において、前に選択された目的地候補の位置を中心にして表示してもよい。その例を図5に示す。最初の目的地候補から選択された映画館31が自車位置から予め定められた所定距離以上離れている場合は、図4の場合と同様に、初めに(a)に示すように自車位置を表示せずに、映画館31を地図の中心に表示する。次に(b)に示すように、その映画館31を中心にして、2番目の目的地候補の中から選択されたラーメン屋32を地図上に表示する。その後(c)に示すように、ラーメン屋32を中心にして、3番目の目的地候補から選択された公園33を地図上に表示する。このようにすれば、自車位置と目的地候補が離れている場合でも、前の目的地候補から選択された施設と、次の目的地候補から選択された施設との位置関係を把握しやすくなる。
上記のようにして複数の施設ジャンルを指定して各ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索するときに、制御回路11において実行される処理のフローチャートを図6に示す。ステップS1では、目的地の数(nとする)を設定し、さらに各目的地の施設ジャンルを順番に設定する。たとえば図2で説明したように、目的地数nを「3」に設定し、施設ジャンルに「映画館」、「ラーメン屋」および「公園」を経由順ごとに設定する。ステップS2では、検索対象エリアを指定する。たとえば、「渋谷区」を検索対象エリアとして指定する。
ステップS3では、何番目の目的地候補を検索対象にするかを表すための変数sに、s=1を代入する。ステップS4では、ステップS1において設定されたs番目の施設ジャンルに該当する施設を、その時点の変数sの値に応じて検索することにより、s番目の目的地候補を検索する。このときs=1である場合は、ステップS2で指定した検索エリア内に存在する施設を抽出する。またs>1である場合は、s−1番目の目的地候補の中から、現在選択されている施設から所定の距離範囲内に位置する施設を抽出する。これにより、たとえば渋谷区内に存在する映画館が検索される。なお、s−1番目の目的地候補は、後で説明するように前回のステップS4において検索されたものであり、そのうちのいずれかが前回のステップS6において選択されている。
ステップS5では、ステップS4で検索されたs番目の目的地候補をリストアップし、検索結果リストとして画面左側に表示する。このとき、s=1であれば自車位置に近いものから順にリストアップする。またs>1であれば、選択中のs−1番目の目的地候補に近いものから順にリストアップする。これにより、たとえば「映画館1」から「映画館7」までのリストが表示される。
ステップS6では、ステップS5で表示した検索結果リストの中からいずれかの施設をユーザの操作に応じて選択する。これにより、s番目の目的地候補の中からいずれかの施設が選択される。たとえば、「映画館1」が選択される。ステップS7では、ステップS6において選択されたs番目の目的地候補の位置を、画面右側の地図上に表示する。これにより、たとえば映画館31が地図上に表示される。ステップS8では、変数sが目的地数nから1を引いた値よりも大きいか否かを判定する。sがn−1よりも大きい場合はステップS9およびS10を実行せずにステップS11へ進み、大きくない場合、すなわちsがn−1以下である場合は、ステップS9へ進む。
ステップS9では、ステップS6で選択されたs番目の目的地候補の周辺にある施設から、s+1番目の目的地候補を検索する。具体的には、ステップS1でs+1番目の経由順に設定した施設ジャンルに該当する施設の中から、s番目の目的地候補において現在選択されている施設から所定の距離範囲内に存在する複数の施設を、s+1番目の目的地候補として抽出する。これにより、たとえば「映画館1」の周囲にあるラーメン屋が検索される。
ステップS10では、ステップS9でs+1番目の目的地候補として抽出された各施設をリスト表示し、これを検索結果リストとして画面中央部分に表示する。このとき、s番目の目的地候補において現在選択している施設に近いものから順にリストアップする。これにより、たとえば「ラーメン屋1−1」から「ラーメン屋1−7」までのリストが表示される。
ステップS11では、s番目の目的地候補がユーザの操作によって確定されたか否かを判定する。確定された場合はステップS12へ進み、ステップS12においてその目的地候補をs番目の目的地に設定する。これにより、たとえば「映画館1」が最初の目的地に設定される。一方、ステップS11においてs番目の目的地候補が確定されなかった場合はステップS6へ戻り、ステップS6以降の処理を繰り返し実行する。これにより、画面左側のリストにおいてs番目の目的地候補から選択されている施設が変更されても、その変更に応じて直ちにステップS6以降の処理が実行され、画面の中央部分に表示されるs+1番目の目的地候補のリスト内容が変化する。
ステップS13では、変数sの値に1を加える。ステップS14では、変数sが目的地数nよりも大きいか否かを判定する。sがnよりも大きい場合は、図6のフローチャートを終了する。一方、sがnよりも大きくない場合、すなわちsがn以下である場合はステップS4へ戻り、その時点の変数sの値に応じてs番目の目的地候補を検索した後に、上記のような処理を繰り返す。これにより、次の目的地候補が検索される。なお、ステップS13においてsに1を加えた後、ステップS14からステップS4へ戻って行われるs番目の目的地候補の検索結果は、その前にステップS9において行われたs+1番目の目的地候補の検索結果と同じである。したがって、ステップS14からステップS4へ戻った場合は、新たに目的地候補の検索を実行しなくてもよい。
以上説明したような処理を、変数sが目的地数nと等しくなるまで繰り返し実行することにより、最初に設定された経由順にしたがって、1番目からn番目までの目的地が順番に設定される。そして、設定された複数の目的地を順に通る推奨経路が探索され、車両の案内が行われる。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)複数の施設ジャンルを経由順に設定する(ステップS1)とともに、検索対象エリアを設定する(ステップS2)。そして、s=1のときに、最初の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、検索対象エリア内に位置する複数の施設を最初の目的地候補として抽出する(ステップS4)。さらに、2番目の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を、2番目の目的地候補として抽出する(ステップS9)こととした。このようにしたので、複数の施設ジャンルから目的地候補をそれぞれ検索する場合において、施設ジャンルごとに検索エリアを指定する必要がなく、施設ジャンル数が増えてもユーザの操作量が増大しないため、手間がかからないという効果がある。
(2)ステップS4において抽出された最初の目的地候補をリスト表示し(ステップS5)、その中からいずれかの施設を選択する(ステップS6)。そして、選択された施設についてステップS9において抽出された2番目の目的地候補を、ステップS5において表示されるリストと同一画面上にリスト表示することとした(ステップS10)。このようにしたので、最初の目的地候補の各施設に対して、それぞれどの施設が2番目の目的地候補としてリストアップされるかを容易に確認することができる。
(3)ステップS6において選択された施設の位置を地図上に表示することとした(ステップS7)。このようにしたので、選択中の施設の位置を地図上で容易に確認することができる。
なお、上記実施の形態では、ナビゲーション装置において、DVD−ROMなどの記憶メディアに記録された地図データに基づいて目的地候補を検索する例について説明しているが、本発明はこの内容には限定されない。たとえば、携帯電話などによる無線通信を用いて、地図データを情報配信センターからダウンロードする通信ナビゲーション装置などにおいても、本発明を適用できる。
その場合、上記に説明したような目的地数や施設ジャンルの設定、検索対象エリアの指定などの処理をナビゲーション装置において行い、その結果をナビゲーション装置から情報配信センターに送信する。この情報に基づいて、情報配信センターにおいて目的地候補とする施設を検索し、その検索結果リストをナビゲーション装置に送信する。ナビゲーション装置では、送信された検索結果リストを表示するとともに、目的地候補の中でどの施設が選択されているかを示す情報を情報配信センターに送信する。この情報に基づいて、選択されている施設の位置を示した地図データを情報配信センターからナビゲーション装置へ送信し、それをナビゲーション装置において表示する。そして、ナビゲーション装置において選択された施設を目的地に設定し、全ての目的地が設定されたら推奨経路を探索する。このようにして、本発明を適用することができる。すなわち、情報配信センターは、目的地候補の施設を経由順に抽出する手段と、目的地候補の中から選択された施設を順番に目的地に設定する手段と、検索結果リストや地図データを外部へ信号出力する手段とを有している。またナビゲーション装置は、各目的地の施設ジャンルを順番に設定する手段と、検索された目的地候補からいずれかの施設を目的地としてそれぞれ選択する手段とを有している。
上記の実施の形態では、特許請求の範囲に記載された各手段を制御回路11の処理によって実現しているが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一実施形態によるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 目的地候補の検索時に表示される画面の一例である。 目的地候補の検索時に表示される画面の他の一例である。 同じく、目的地候補の検索時に表示される画面の他の一例である。 同じく、目的地候補の検索時に表示される画面の他の一例である。 目的地候補の検索時に実行される処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
12 ROM
13 RAM
14 現在地検出装置
15 画像メモリ
16 表示モニタ
17 入力装置
18 ディスクドライブ
19 DVD−ROM

Claims (3)

  1. 複数の施設ジャンルを経由順に設定するジャンル設定手段と、
    検索対象エリアを設定するエリア設定手段と、
    前記ジャンル設定手段により最初の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、前記エリア設定手段により設定された検索対象エリア内に位置する複数の施設を、最初の目的地候補として抽出する第1の抽出手段と、
    前記ジャンル設定手段により2番目の経由順に設定された施設ジャンルに該当する施設の中から、前記第1の抽出手段により抽出された最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を、2番目の目的地候補として抽出する第2の抽出手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1のナビゲーション装置において、
    前記第1の抽出手段により抽出された最初の目的地候補をリスト表示する第1のリスト表示手段と、
    前記第1のリスト表示手段によりリスト表示された最初の目的地候補の中からいずれかの施設を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された施設について前記第2の抽出手段により抽出された2番目の目的地候補を、前記第1のリスト表示手段により表示されるリストと同一画面上にリスト表示する第2のリスト表示手段とをさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2のナビゲーション装置において、
    前記選択手段により選択された施設の位置を地図上に表示する位置表示手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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