JP2003307428A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2003307428A
JP2003307428A JP2002113142A JP2002113142A JP2003307428A JP 2003307428 A JP2003307428 A JP 2003307428A JP 2002113142 A JP2002113142 A JP 2002113142A JP 2002113142 A JP2002113142 A JP 2002113142A JP 2003307428 A JP2003307428 A JP 2003307428A
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Hiroaki Kageyama
廣彰 影山
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望物件の所在位置を直感的に把握すること
ができるナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 表示手段と、地図データを記憶する地図
データ記憶手段と、物件を検索するための条件を入力す
る条件入力手段と、入力された条件に該当する物件を検
索する物件検索手段と、検索された物件の一覧表と、表
示地図上における該物件の所在位置を表示する表示制御
手段と、表示された物件の一覧表から任意の物件を選択
する物件選択手段とを備え、表示制御手段は、物件選択
手段により物件一覧表において選択された物件および該
物件の所在位置を強調表示することによって解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
ナビゲーション装置に係り、特に、所望の物件を容易に
かつ迅速に地図上で検索することのできるナビゲーショ
ン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地図データを格納したROMディ
スク等を備え、このROMディスクに格納された地図を
車両の現在位置とともに表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置が実用されている。この地図データには、道路
や地形の情報だけでなく、物件名、地名等の情報(物件
分類、名称、都道府県、市町村、位置座標等のデータ)
を持っている。これらの物件名や地名等の情報は、道路
地形情報とともにROMディスクに格納されている。
【0003】例えば、ユーザがホテルや遊園地、観光地
等の物件名や地名等を手がかりに目的地や経由地または
登録地点に設定したいことがある。この場合、ユーザは
図4に示すように、物件検索を行うことによって所望の
物件を探し出すことになる。まず、ナビゲーション装置
に備えられたリモコン装置を使用して入力画面上に検索
したい物件の名称の一部または全てを入力する(a
図)。すると、物件検索を「住所で絞り込む」か「ジャ
ンルで絞り込む」かの選択画面になるので、例えば、
「住所で絞り込む」を選択する(b図)。
【0004】次に、画面上には行政区域名(住所)の一
覧表と日本全国地図が表示されるので、所望の物件が所
在する行政区域名を選択する。この選択操作を行ってい
るとき、右側の日本全国地図上では、選択されている行
政区域が強調表示されるようになっている(c図)。こ
こで、所望する行政区域が選択されると、ナビゲーショ
ン装置は指定された行政区域内に所在し、かつ入力され
た物件名称を含む物件のデータをROMディスクから検
索して、画面上にその検索された物件名称等を示した一
覧表を表示する(d図)。
【0005】次に、ユーザがこの一覧表から所望の物件
を選択すると、画面上には選択された物件の周辺地図が
拡大されて表示され、ユーザはこの物件を目的地や経由
地または登録地点に設定することができる(e図)。ま
た、b図において、「住所で絞り込む」を選択するので
はなくて「ジャンルで絞り込む」を選択すると(f
図)、画面上には各種ジャンル名を示した一覧表が表示
される(g図)。ここで、検索したい物件が属するジャ
ンルを選択すると、ナビゲーション装置は指定されたジ
ャンルに属し、かつ入力された名称を含む物件データを
検索して、d図に示したような物件名称等の一覧表を表
示する。すなわち、ユーザはこの物件検索の機能により
所望する物件を探し出すことができ、その所在位置を目
的地や経由地、登録地点に設定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のナビゲーション装置では、物件検索機能におい
て物件検索結果を表示する際、d図に示したように、物
件名称とその物件が所在する市または区までの住所を一
覧表として表示していた。このため、ユーザが知らない
住所に所望の物件が所在していた場合、ユーザが物件名
称とその住所とから所望物件を探し出すことは困難であ
った。また、ユーザがd図において所望の物件を選択で
きたとしても、e図に示したように、ある程度拡大表示
された物件の周辺地図を表示されていたため、ユーザは
その物件が所在する周辺の地図情報を容易に確認するこ
とができないという問題点があった。
【0007】以上から本発明の目的は、入力された条件
に該当する物件を検索しその検索結果を表示する際、検
索された各物件の所在位置を視覚的に分かり易いように
表示し、所望物件を選択し易くしたナビゲーション装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、情報を表示する表示手段と、地図データを記憶する
地図データ記憶手段と、物件を検索するための条件を入
力する条件入力手段と、条件入力手段により入力された
条件に該当する物件を地図データ記憶手段から検索する
物件検索手段と、物件検索手段により検索された物件の
一覧表と、表示地図上における該物件の所在位置を表示
手段に表示する表示制御手段と、表示手段に表示された
物件の一覧表から任意の物件を選択する物件選択手段と
を備え、表示制御手段は、物件選択手段により物件一覧
表において選択された物件および該物件の所在位置を強
調表示することによって解決される。これにより、物件
の一覧表とその所在位置が画面上に表示され、選択中の
物件が強調表示されるので、ユーザは選択した物件の所
在位置を直感的に知ることができる。
【0009】また、上記課題は本発明によれば、条件入
力手段は、複数の条件を入力することができ、物件検索
手段は、入力された複数の条件に該当する物件を地図デ
ータ記憶手段より検索することによって解決される。こ
れにより、検索したい物件の絞り込みを行うことがで
き、入力した条件に該当する物件数を減らすことができ
る。
【0010】また、上記課題は本発明によれば、強調表
示とは、色分け表示、ハイライト表示、矢印表示または
点滅表示の何れかであることによって解決される。これ
により、選択された物件が何れかの強調表示で表示され
るので、選択している物件を容易に確認することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用
するナビゲーション装置の一実施形態を示すブロック図
である。10はナビゲーションコントローラ、20は地
図画像や各種画像を表示するために必要な地図データや
道路データ等の各種データを記憶するDVD−ROM等
のROMディスク、30はROMディスク20から必要
な各種データを読み出すROMディスクドライブ、40
は道路表示や文字情報等を含む地図画像を表示する液晶
パネル等で構成されたディスプレイ装置、50は経路案
内時の案内音声やリモコン操作の受信を確認するための
電子音等を出力するスピーカ、60はナビゲーションコ
ントローラ10に対して各種指令の入力を行う操作部
(例えば、リモコン装置)であり、備えられたジョイス
テックキーを上下左右または押下することによって物件
検索や目的地等の入力をすることができる。70は人工
衛星(GPS衛星)からの電波を受信して車両の現在位
置と現在方位を測定するGPS受信機、80は自立航法
用センサである。
【0012】GPS受信機70は、三次元測位あるいは
二次元測位処理を行って車両の位置、方位を計算しこれ
らを測位時刻とともに出力する。自立航法用センサ80
は、図示しないが、車両の回転角度を検出する振動ジャ
イロ等の相対方位センサ(角度センサ)、所定走行距離
毎に一個のパルスを発生する距離センサを備えている。
【0013】ナビゲーションコントローラ10におい
て、11はナビゲーションコントローラ10全体を制御
するプロセッサ(CPU)であり、各部に対する制御や
指示、操作部60からの入力に対する判断等はここで処
理される。12は例えば車両位置から目的地までの誘導
経路の探索および案内や地図上の車両位置を補正するマ
ップマッチング処理等を行うための各種プログラムを記
憶するROM、13は各処理における演算結果(例え
ば、探索された誘導経路データ)や、ROMディスクド
ライブ30により読み出された各種データ等を格納する
RAMであり、供給電源を切られても格納した情報が消
去されない不揮発性のメモリ等で構成されるのが望まし
い。
【0014】14はROMディスク制御部であり、RO
Mディスクドライブ30を制御しROMディスク20よ
り所定の地図データや道路データ等の各種データを必要
に応じて読み出し、読み出された各種データはRAM1
3に格納される。例えば、ディスプレイ装置40の画面
上に表示される地図をスクロールする場合、車両位置あ
るいはカーソル位置周辺の複数枚(複数ユニット)に相
当する地図データや道路データ等の各種データがROM
ディスク20より読み出され、RAM13に格納され
る。
【0015】15はRAM13に格納された各種データ
を用いて車両位置周辺の地図画像やその他各種画像の描
画作成を行う表示制御部であり、図示しないが、作成し
た描画データを記憶するためのVRAMをも含んで構成
される。16は各種の案内音声(例えば、経路案内時の
交差点案内音声など)や電子音等(例えば、リモコン等
からの入力を受け付けた時のピッ音など)を出力する音
声出力部であり、音声はスピーカ50より出力される。
17は操作部60からの操作に応じた信号を受信してC
PU11へ対して送信するインターフェース(I/
F)、18はGPS受信機70からのGPSデータと自
立航法用センサ80から出力される出力データに基づい
て車両の現在位置、現在方位を計算し出力する位置測定
部である。
【0016】次に、上記のように構成されたナビゲーシ
ョン装置の動作について、図2のフロー図および図3の
画面表示例を参照しながら説明する。まず、操作部60
によりユーザによって物件検索モード(例えば50音入
力による名称検索等)が選択されると(ステップ10
1)、CPU11は表示制御部15に対して選択された
物件検索モードの画面画像作成の指示を出し、表示制御
部15は、図4(a)に示したような50音入力による
名称検索画面の画像を作成してディスプレイ装置40に
表示する(ステップ102)。
【0017】次に、CPU11はユーザによって操作部
60から検索したい条件(ここでは物件名称の一部)が
入力されたか否かを判定し(ステップ103)、入力さ
れない場合は入力されるまで待機する。ユーザによって
検索条件が入力されたならば、CPU11は、ROMデ
ィスク制御部14およびROMディスクドライブ30を
介してROMディスク20より入力された検索条件に該
当する物件のデータを読み出し、読み出された物件デー
タはRAM13に記憶される(ステップ104)。つま
り、ここでは検索したい条件として「ぐらんど」という
物件名称が入力され、物件の名称に「ぐらんど」を含む
全ての物件データが検索されRAM13に記憶される。
【0018】RAM13に記憶された物件データは、C
PU11の指示の下、表示制御部15によって、図3
(a)に示すように、画面左側には検索された物件の名
称を示した一覧表が、画面右側には各物件の日本地図上
における所在位置を示した地図が一画面上に表示される
(ステップ105)。画面左側の物件名称一覧表につい
ては、北に所在する物件から順にその物件名称が表示さ
れ、検索された物件数が多く一覧表上に表示されないも
のは、リモコン装置のジョイスティックキーを上下操作
することで名称一覧表をスクロールさせ表示することが
できる。画面右側の各物件の所在位置を示した地図につ
いては、検索された全ての物件の所在位置が日本全国地
図上において点画像で表示され、さらに名称一覧表で選
択されている物件(例えばハイライト表示されている物
件)については、地図上において矢印表示や点滅表示等
の強調表示によってその物件が選択されていることを示
すようになっている。また、ユーザがジョイスティック
キーを上下操作して名称一覧表のハイライト表示を移動
して他の物件を選択すると、画面右側の地図上の矢印表
示(点滅表示)も選択された物件に対して行われるよう
になっている。
【0019】また、画面右側の地図表示に関しては、検
索したい条件を入力した後に、さらに都道府県や市町村
等の行政区分を検索条件として入力できるようにしてお
くことで、図3(b)に示すように、入力された都道府
県や市町村の地図上において、検索された物件の所在位
置を示すことも可能である。ここの例では、検索条件と
して「ぐらんど」という物件名称を入力し、都道府県別
の行政区分として「福島県」で絞り込まれた場合、それ
らの条件に該当する物件の所在位置を示している。
【0020】次いで、CPU11はユーザの操作(例え
ばリモコン装置のジョイスティックの押下操作)によっ
て所望の物件が選択されたか否かを判定し(ステップ1
06)、選択されたならば、表示制御部15によって、
図4(e)で示したように、選択された物件の所在位置
およびその周辺地図がディスプレイ装置40に表示され
る(ステップ107)。以後、ユーザはその物件を目的
地や経由地に設定したり、登録地点として登録すること
ができる。
【0021】以上、本発明を実施例に基づいて説明して
きたが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に
従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除す
るものではない。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、入力条件によって
検索された該当物件の一覧表とその物件の所在位置を示
す地図を画面上に表示し、一覧表で選択中の物件を地図
上においてその所在位置を強調表示するようにしたの
で、ユーザは検索された全物件の所在位置の位置関係を
容易に把握することができ、所望する物件を選択し易く
することができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するナビゲーション装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用するナビゲーション装置の動作を
示すフロー図である。
【図3】本発明を適用した場合の画面表示例を示す図で
ある。
【図4】従来の物件検索モード時の画面表示例を示す図
である。
【符号の説明】
10:ナビゲーションコントローラ,11:CPU,1
2:ROM,13:RAM,14:ROMディスク制御
部,15:表示制御部,16:音声出力部,17:I/
F,18:位置測定部,20:ROMディスク,30:
ROMディスクドライブ,40:ディスプレイ装置,5
0:スピーカ,60:操作部,70:GPS受信機,8
0:自立航法用センサ,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する表示手段と、 地図データを記憶する地図データ記憶手段と、 物件を検索するための条件を入力する条件入力手段と、 前記条件入力手段により入力された条件に該当する物件
    を前記地図データ記憶手段から検索する物件検索手段
    と、 前記物件検索手段により検索された物件の一覧表と、表
    示地図上における該物件の所在位置を前記表示手段に表
    示する表示制御手段と、 前記表示手段に表示された物件の一覧表から任意の物件
    を選択する物件選択手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記物件選択手段により前記物件
    一覧表において選択された物件および該物件の所在位置
    を強調表示することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記条件入力手段は、複数の条件を入力
    することができ、前記物件検索手段は、入力された複数
    の条件に該当する物件を前記地図データ記憶手段より検
    索することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーショ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 前記強調表示とは、色分け表示、ハイラ
    イト表示、矢印表示または点滅表示の何れかであること
    を特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション
    装置。
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