JP2006183638A - 車両姿勢制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操向輪を駆動する車両において、旋回加速時にトルクステアを抑制可能な車両姿勢制御装置を提供すること。
【解決手段】 駆動源により駆動される操向輪を備えた車両の姿勢制御装置において、車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出し、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動源の駆動トルク上限値を設定し、設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両姿勢制御装置に関し、特に操向輪が駆動輪となる車両の姿勢制御に関する。
従来、車両姿勢制御装置として、特許文献1に記載の技術が知られている。この公報には、前輪駆動車の車両発進時において、舵角およびアクセル開度に基づいて駆動力発生までの遅れ時間を設定すると共に駆動力を制限する技術が開示されている。これにより、車両の進行ベクトルと駆動輪(操向輪)の駆動ベクトルが異なることで発生するサスペンションジャダーの発生を防止している。
特開2001−90568号公報
近年、前輪駆動車の大型化及び高駆動力化が進む中、本出願人は、車両旋回中に加速し操向輪に過大な駆動力が入力されると、操向輪の転舵角が運転者の意図に反して増大する現象(以下、トルクステアと記載)が発生することを見出した。すなわち、車両が旋回している際、車両の荷重移動等に基づいて旋回外輪の駆動トルクが、旋回内輪の駆動トルクよりも増大し、この駆動トルク差に起因してトルクステアが発生する。このトルクステアを抑制する際、車両発進時に発生するサスペンションジャダーを抑制する上記従来技術では、単にステアリングホイールの操舵角に基づいて制御しており、荷重移動や左右操向輪の駆動力差を考慮しておらず、トルクステアの発生を抑制することができないという課題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、操向輪を駆動する車両において、旋回加速時にトルクステアを抑制可能な車両姿勢制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、駆動源により駆動される操向輪を備えた車両姿勢制御装置において、車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出する旋回状態検出手段と、前記旋回状態検出手段により検出された旋回状態に基づいて、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動源の駆動トルク上限値を設定するトルク上限値設定手段と、前記トルク上限値設定手段により設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御する駆動力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
よって、車両旋回中に左右操向輪の駆動トルク差(特に旋回外輪の駆動トルクが旋回内輪の駆動トルクよりも大きくなる状態)を抑制することが可能となり、確実にトルクステアを回避することができる。
以下、本発明の車両姿勢制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
図1は実施例1の車両姿勢制御装置の構成を表す概略図である。実施例1の車両は、車両前方にエンジン1が配置され、操向輪となる前輪5FL,5FRを駆動する前輪駆動車である。エンジン1から出力された駆動トルクは、自動変速機2により変速されると共に、自動変速機2内に収装されたデファレンシャル2a(図2参照)を介して右側第1ドライブシャフトSR1及び左側第1ドライブシャフトSL1に出力される。第1ドライブシャフトSL1,SR1には、キングピン軸に設けられたユニバーサルジョイントUJを介して第2ドライブシャフトSL2,SR2に出力され、左右前輪5FL,5FRを駆動する。
ステアリングホイール3には、ステアリングシャフト,中間シャフト,ピニオンシャフト等を介してラック&ピニオン機構4が接続されている。運転者がステアリングホイール3を操作すると、ラック軸41及びタイロッド42を介してアクスル43をキングピンKP回りに回動させ、前輪5FL,5FRを転舵する。
エンジンコントロールユニット20(以下、ECUと記載する)は、各種センサ値及び後述するコントロールユニット10からの指令信号に基づいてエンジン1の駆動状態を制御する。自動変速機コントロールユニット30(以下、ATCUと記載する)は、各種センサ値及び後述するコントロールユニット10からの指令信号に基づいて車両の走行状況に応じた自動変速機2の変速比を制御する。
コントロールユニット10には、車輪速センサ11により検出された各輪5FL,5FR,5RL,5RRの回転速度と、ヨーレイトセンサ12により検出された車両のヨーレイトと、横加速度センサ13により検出された車両の横加速度と、操舵角センサ14により検出された運転者の操舵角と、アクセルペダルストロークセンサ15(以下、APSと記載する)により検出された運転者のアクセルペダル踏み込み量等が入力される。コントロールユニット10は、各種センサ値に基づいてトルクステア回避制御処理を行い、ECU20及びATCU30に制御信号を出力する。
図2はコントロールユニット10の構成を表す制御ブロック図である。コントロールユニット10内には、運転者のアクセルペダルストロークに基づいて所定時間後のエンジン駆動トルクを推定演算する駆動トルク演算部10aと、エンジン1の駆動トルク上限値Pmaxを設定するトルク上限値設定部10bと、設定されたトルク上限値に基づいてECU10に対し、駆動力制御指令を出力する駆動力制御部10cと、走行中の路面摩擦係数(以下、路面μと記載する)を推定する路面μ推定部10dから構成されている。
図3はコントロールユニット10におけるトルクステア回避制御処理を表すフローチャートである。
ステップ101では、路面μ推定部10dにおいて路面μ推定処理が実行される。詳細については後述する。
ステップ102では、横加速度センサ13からのセンサ値等に基づいて旋回中かどうかを判断し、旋回中でなければ本制御フローを終了し、旋回中であればステップ103へ進む。
ステップ103では、駆動トルクP*を演算する。ここで、駆動トルクP*とは、運転者のアクセルペダル操作によって所定時間後にエンジン1からどの程度の駆動力が出力されるかを推定した値を表す。
ステップ104では、横加速度センサ13により検出された横加速度に基づいて、上限値マップから駆動力上限値Pmaxを設定する。
ステップ105では、駆動トルクP*が駆動力上限値Pmaxよりも大きいかどうかを判断し、大きいときはステップ106へ進み、それ以外のときはステップ107へ進む。
ステップ106では、駆動力指令値として駆動力上限値Pmaxを出力する。
ステップ107では、駆動力指令値として駆動トルクP*を出力する。
図4は路面μ推定処理を表すフローチャートである。
ステップ201では、駆動トルクが、予め設定された第1駆動トルク値a1かどうかを判断し、a1のときはステップ202へ進み、それ以外の時はステップ209へ進む。
ステップ202では、基準時間Toを設定する。
ステップ203では、タイマτのカウントアップを開始する。
ステップ204では、車輪速センサ11により検出された前輪5FL,5FRと後輪5RR,5RLの車輪速差等に基づいて、操向輪である前輪5FL,5FRの少なくともどちらか一方にスリップが発生したかどうかを判断し、スリップが発生したときはステップ206へ進み、それ以外の時はステップ205へ進む。
ステップ205では、タイマτのカウントアップを行う。
ステップ206では、基準時間Toがタイマ値τよりも大きいかどうかを判断し、大きいときはステップ207へ進み、それ以外のときはステップ208へ進む。
ステップ207では、路面摩擦係数を(初期値:μ=1)を減少補正する。
ステップ208では、路面摩擦係数を(初期値:μ=1)を増加補正する。
ステップ209では、路面摩擦係数をμ=1に設定する。
〔トルクステア回避制御の作用〕
次に、上記トルクステア回避制御の作用について説明する。まず、路面μ推定処理について説明する。
(路面μ推定処理の作用)
実施例1では、エンジン1の駆動トルクが第1駆動トルク値a1に到達したときに路面μ推定が実行される。図5は駆動トルクとスリップ時間の関係を表す図である。この第1駆動トルク値a1は、路面μをμ=1と設定したとき、この路面μで駆動トルク値a1が出力された際に操向輪スリップが発生するまでの時間が基準時間Toとなる値である。
よって、駆動トルクが第1駆動トルク値a1に到達した時から実際にスリップが発生するまでのスリップ時間をタイマτによるカウントする。このスリップ時間が基準時間Toよりも長いときは路面μは高いと推定され、スリップ時間が基準時間Toよりも短いときは路面μは低いと推定される。今、路面μはμ=1から減少補正されたとすると、μ=0.6に補正される。このとき、第1駆動トルク値a1をμ=0.6に対応する値a2に置換する。次に、基準時間Toをμ=0.6に対応する時間T1に置換する。そして、駆動トルクが第1駆動トルクa2に到達した時からスリップ時間の測定を行い、このスリップ時間がT1よりも短ければ、更に路面μを減少補正し、スリップ時間がおおむねT1近傍であれば、μ=0.6と設定する。以上のように、路面μに応じた第1駆動トルク値及び基準時間に基づいて路面μを精度良く推定することができる。
(トルクステア発生論理)
次に、旋回加速時にトルクステアが発生する論理について説明する。図6は前輪5FL,5FRとデファレンシャル2aの関係を表す図である。図6(a)は直進時の輪荷重及び駆動トルクの関係を表す図である。直進走行時には、前輪5FL,5FRに作用する輪荷重は等しく、また、デファレンシャル2aから第1ドライブシャフトSR1,SL1に出力される駆動トルクTR及びTLも等しい。
図6(b)は旋回開始時の輪荷重及び駆動トルクの関係を表す図である。運転者がステアリングホイール3を操舵すると、前輪5FL,5FRは転舵される。このとき、輪荷重はまださほど移動しておらず、旋回半径の大小関係から、旋回外輪に相当する右前輪5FRの転がり抵抗に比べて旋回内輪に相当する左前輪5FLの転がり抵抗が増大する。よって、右側第1ドライブシャフトSR1の駆動トルクTRよりも左側第1ドライブシャフトSL1の駆動トルクTLが増大する。
図6(c)は旋回中の輪荷重及び駆動トルクの関係を表す図である。旋回中では、車両は横加速度が発生し、車体のロールに伴って車両重心が傾く。これにより、旋回外輪である右前輪5FRの輪荷重が増大し、旋回内輪である左前輪5FLの輪荷重が減少する。この旋回内輪の輪荷重の減少は、旋回内輪である左前輪5FLが路面に伝達可能な駆動トルクの減少を引き起こす。この状態で運転者がアクセルペダルを踏み込み、加速意図を示すと、エンジン1から出力される駆動トルクが増大し、左前輪5FLはスリップしてしまう。以下、このスリップに伴う左右第1ドライブシャフトSR1,SR2の駆動トルクについて説明する。
図7はデファレンシャル2aの機械構成、及び左前輪5FLがスリップしたときのエンジン1から出力される駆動トルクTinと第1ドライブシャフトSR1,SL1の駆動トルクTR,TLの関係を表す図である。デファレンシャル2aは、左右側第1ドライブシャフトSL1,SR1に接続されたサイドギヤSGと、両サイドギヤSGと噛合するピニオンメイトPMと、サイドギヤSG及びピニオンメイトPMとケーシングの間に設けられたワッシャーWSから構成されている。
左側第1ドライブシャフトSL1が空転すると、空転によって増大した回転数分、右側第1ドライブシャフトSR1の回転数を減少させる。このとき、エンジン1から入力された駆動トルクTinを左右ドライブシャフトに均等に分配しようとしても、空転によって増大した回転数はワッシャーWSとピニオンメイトPM及びサイドギヤSGの間の摩擦エネルギによって消費されてしまう。これにより、旋回内輪となる左側の駆動トルクTLは減少し、旋回外輪となる右側の駆動トルクTRは増大する。以降、この現象をトルクリバースと定義する。
このトルクリバースによって旋回外輪の駆動トルクが増大し、旋回内輪の駆動トルクは減少する。この左右の駆動トルクの差によって、キングピン軸回りにキングピンオフセット分の回転モーメントが発生し、旋回方向に対して更に前輪5FL,5FRが巻き込まれるトルクステアが発生してしまう。このとき、車両に発生する横加速度と路面μから、このトルクリバースの発生を防止することが可能な駆動トルク上限値Pmaxは、各種車両諸元や実験等によって算出可能となる。
図8は、横加速度と路面μと駆動トルク上限値Pmaxの関係を表す図である。ある横加速度及び路面μにおいて、旋回内輪がスリップを引き起こしトルクリバースによって旋回内輪側の第1ドライブシャフト駆動トルクが、旋回外輪の第1ドライブシャフト駆動トルクよりも大きくなることがない駆動トルク上限値が設定されている。よって、運転者のアクセルペダル操作に基づいて推定されるエンジン1の駆動トルクP*が、この駆動トルク上限値Pmaxよりも大きいときには、駆動トルク上限値Pmaxより大きな駆動トルクの発生を抑制する。これにより、確実に旋回加速時のトルクステアを回避することができる。
以上、説明したように、実施例1の車両姿勢制御装置にあっては、下記に列挙する作用効果を奏する。
(1).車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる状態(すなわち、トルクリバースが発生しているかどうか)かどうかを検出し、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、駆動源であるエンジン1の駆動トルク上限値Pmaxを設定する。この駆動トルク上限値Pmax以下の範囲でエンジン1の駆動力を制御することで、旋回中に加速が行われたとしても、確実にトルクステアを回避することができる。
(2).車両の横加速度を検出し、この横加速度に基づいて駆動トルク上限値Pmaxを設定することで、旋回中に加速要求が行われたとしても、確実にトルクステアを回避することができる。
(3).路面摩擦係数μを推定し、路面摩擦係数μが低いほど小さな上限値に設定することとした。よって、路面状況に応じてトルクステアを確実に回避することができる。
(4).路面摩擦係数μを推定する際、予め設定された初期路面摩擦係数μ=1に基づいて、設定された第1操向輪駆動トルクa1における操向輪駆動スリップが発生するまでの基準時間Toを設定する。次に、第1操向輪駆動トルクa1に到達した時から前輪5FL,5FRの駆動スリップが発生するまでのスリップ時間を計測する。次に、基準時間Toとスリップ時間を比較し、基準時間Toよりもスリップ時間が短いときは初期路面摩擦係数よりも小さな路面摩擦係数に更新し、基準時間Toよりもスリップ時間が長いときは初期路面摩擦係数よりも大きな路面摩擦係数に更新する。このように、ある駆動トルクにおいて駆動スリップが発生するまでの時間に基づいて路面μを補正することで、正確に路面摩擦係数を推定することができる。
次に、実施例2について説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため、異なる点についてのみ説明する。実施例1では、トルクリバースの発生によってトルクステアが発生する点に着目した。これに対し、実施例2では、旋回時の荷重移動に伴うユニバーサルジョイントのジョイントアングルの変化によって、トルク伝達効率が変化する点に着目したものである。実施例2では、図9に示すように、前輪5FL,5FRを支持する右側及び左側サスペンションSPR,SPLのサスペンションストロークを検出するストロークセンサ16FL,16FRが設けられている。
図9は左旋回時における前輪5FL,5FRと第1ドライブシャフトSR1,SL1と第2ドライブシャフトSR2,SL2との関係を表す図である。旋回時に荷重移動が発生すると、車両の重心G1回りに車体がロールする。このロール挙動に伴って、左側サスペンションSPLは伸び、右側サスペンションSPRは縮む。更に、旋回外輪である右前輪5FRにあっては、右側第1ドライブシャフトSR1と右側第2ドライブシャフトSR2とのジョイントアングルθoutが直進走行時よりも大きくなる。一方、旋回内輪である左前輪5FLにあっては、左側第1ドライブシャフトSL1と左側第2ドライブシャフトSL2とのジョイントアングルθinが小さくなる。
ジョイントアングルθが大きくなるとトルク伝達効率は向上し、ジョイントアングルθが小さくなるとトルク伝達効率は低下する。よって、旋回時には、左右の前輪5FL,5FRに伝達される駆動トルクに左右差が発生し、トルクステアが発生する虞がある。そこで、実施例2では、左右のサスペンションストロークを検出し、このサスペンションストロークの左右差に基づいて、ジョイントアングルθの変化に伴うトルクステアを回避する制御を行うこととした。
図10は実施例2のトルクステア回避制御を表すフローチャートである。
ステップ301では、路面μ推定処理を実行する。基本的な推定処理は実施例1と同様であるため、説明を省略する。
ステップ302では、荷重変化、すなわち左右のサスペンションストロークq1,q2に一定の差があるかどうかを判断し、差があるときは荷重変化があると判断してステップ303へ進み、それ以外のときは本制御フローを終了する。
ステップ303では、駆動トルクP*を演算する。ここで、駆動トルクP*とは、運転者のアクセルペダル操作によってエンジン1からどの程度の駆動力が出力されるかを推定した値を表す。
ステップ304では、サスペンションストロークセンサ16により検出された左右サスペンションストローク差(q1−q2)の絶対値に基づいて、図11に示す上限値マップから駆動力上限値Pmaxを設定する。
ステップ305では、駆動トルクP*が駆動力上限値Pmaxよりも大きいかどうかを判断し、大きいときはステップ306へ進み、それ以外のときはステップ307へ進む。
ステップ306では、駆動力指令値として駆動力上限値Pmaxを出力する。
ステップ307では、駆動力指令値として操向輪駆動トルクP*を出力する。
〔トルクステア回避制御の作用〕
実施例2のトルクステア回避制御の作用について説明する。サスペンションストロークの差の(q1−q2)の絶対値が一定以上と判断されると、荷重変化が発生していると推定できる。この荷重移動に伴い、ユニバーサルジョイントUJのジョイントアングルθに左右差が発生すると、前輪5FL,5FRの駆動トルクに左右差が発生し、トルクステアを引き起こす。このトルクステアは左右差が大きいほど顕著となる。実施例2では、このトルクステアの左右差に応じて駆動トルク上限値Pmaxを設定することとした。
図11は、サスペンションストローク差と路面μと駆動トルク上限値Pmaxの関係を表す図である。あるサスペンションストローク差及び路面μにおいて、トルク伝達効率の変化から、旋回内輪側の第1ドライブシャフト駆動トルクと、旋回外輪の第1ドライブシャフト駆動トルクとの差が大きくなることがない駆動トルク上限値が設定されている。よって、運転者のアクセルペダル操作に基づいて推定されるエンジン1の駆動トルクP*が、この駆動トルク上限値Pmaxよりも大きいときには、駆動トルク上限値Pmaxより大きな駆動トルクの発生を抑制する。これにより、車両旋回中に更に加速することでサスペンションストローク差の更なる増大を抑制することが可能となり、確実に旋回加速時のトルクステアを回避することができる。
以上、説明したように、実施例2の車両姿勢制御装置にあっては、実施例1に記載の作用効果に加えて、下記に列挙する作用効果を奏する。
(5).車両旋回中における旋回内輪側の操向輪荷重変化を検出し、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、エンジン1の駆動トルク上限値Pmaxを設定する。そして、設定された上限値以下の範囲でエンジン1の駆動力を制御した。よって、旋回時に加速要求が行われたとしても、確実にトルクステアを回避することができる。
(6).サスペンションストロークに基づいて荷重変化を検出した。これにより、ジョイントアングルと直接的に関連した値に基づいて制御することが可能となり、正確にトルクステアを回避することができる。
次に、実施例3について説明する。実施例1,2では、旋回中にトルク上限値を設定するよう構成した。これに対し、実施例3では、予め車両に設定されたトラクションコントロールシステム(以下、TCSと記載する)の制御開始閾値を変更する点が異なる。
TCS制御では、駆動輪である前輪5FL,5FRと、従動輪である後輪5RR,5RLとの回転数差に基づいてスリップ率を演算する。図13はスリップ率と、前輪5FL,5FRから路面へ伝達可能なトルクの関係を表す図である。スリップ率が大きくなると、伝達可能トルクは減少するため、通常のTCS制御では伝達可能トルクの最大値を得ることが可能な通常閾値が設定されている。スリップ率が通常閾値を超えると、駆動トルクを抑制し、スリップ率が通常閾値よりも小さくなるように制御する。
実施例3では、このTCS制御の構成を利用して、トルクステア回避制御を行うものである。実施例3では、旋回加速時にトルクステアを回避可能な駆動トルク上限値Pmaxを設定し、旋回中のTCS制御にあっては、この駆動トルク上限値Pmaxに相当する閾値に変更する。よって、伝達可能トルクがまだ上限に達していないスリップ率であっても、TCS制御を作動させることで、トルクステアを回避する。
図12は、実施例3のトルクステア回避制御を表すフローチャートである。
ステップ401では、路面μ推定処理を実行する。基本的な推定処理は実施例1と同様であるため、説明を省略する。
ステップ402では、横加速度センサ13からのセンサ値等に基づいて旋回中かどうかを判断し、旋回中でなければステップ406へ進み、旋回中であればステップ403へ進む。
ステップ403では、駆動トルクP*を演算する。ここで、駆動トルクP*とは、運転者のアクセルペダル操作によってエンジン1からどの程度の駆動力が出力されるかを推定した値を表す。
ステップ404では、横加速度センサ13により検出された横加速度に基づいて、図8に示す上限値マップから駆動力上限値Pmaxを設定する。
ステップ405では、駆動トルクP*が駆動力上限値Pmaxよりも大きいかどうかを判断し、大きいときはステップ406へ進み、それ以外のときはステップ407へ進む。
ステップ406では、駆動力指令値として駆動力上限値Pmaxを出力する。
ステップ407では、駆動力指令値として駆動トルクP*を出力する。
ステップ408では、TCS制御におけるスリップ率閾値を、駆動力上限値Pmaxに応じたスリップ率閾値に変更する。
〔トルクステア回避制御の作用〕
実施例3のトルクステア回避制御の作用について説明する。図8には、ある横加速度及び路面μにおいて、旋回内輪がスリップを引き起こしトルクリバースによって旋回内輪側の第1ドライブシャフト駆動トルクが、旋回外輪の第1ドライブシャフト駆動トルクよりも大きくなることがない駆動トルク上限値Pmaxが設定されている。この駆動トルク上限値Pmaxと、図13に示すスリップ率と前輪5FL,5FRから路面へ伝達可能なトルクの関係を表すマップを参照し、駆動トルク上限値Pmaxに対応するスリップ率を旋回中TCS制御閾値として設定する。
よって、スリップ率が旋回中TCS制御閾値を超えると、伝達可能トルクとしてはまだ余裕があるものの、トルクステアが発生する虞があるため、TCS制御によってスリップ率が旋回中TCS制御閾値よりも小さくなるように前輪5FL,5FRの駆動トルクを制御する。これにより、TCS制御ロジックを流用して旋回加速時のトルクステアを回避することができる。尚、図8に示すマップが横加速度に応じて設定されていることから、この旋回中TCS制御閾値も横加速度に応じて変更されることとなる。
以上、説明したように、実施例3の車両姿勢制御装置にあっては、実施例1,2の作用効果に加えて、下記に列挙する作用効果を奏する。
(7).スリップ率が通常閾値を超えたときは、スリップを抑制するようにTCS制御を実行可能な車両において、車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる状態かどうかを検出し、旋回状態に基づいて、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるようにTCS制御の閾値を変更する。これにより、TCS制御ロジックを流用して容易に旋回加速時のトルクステアを回避することができる。
以上、本発明の車両姿勢制御装置を実施例1〜3に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これら実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1,3では、横加速度に基づいて旋回状態を判断したが、ヨーレイトセンサ12を用いて車両に発生するヨーレイトから旋回状態を判断してもよい。
また、旋回状態を、左右前輪5FL,5FRの左右回転数差に基づいて検出してもよい。すなわち、トルクステアが発生していない状況では、旋回内輪の回転数が旋回外輪の回転数よりも小さいはずである。しかしながら、旋回内輪の輪荷重が低下し、スリップが発生するとトルクリバースを招く虞がある。そこで、旋回内輪の回転数が旋回外輪の回転数よりも大きいときには、トルクステア回避制御を実行するよう構成してもよい。
また、旋回状態を、操向輪の駆動トルクに基づいて検出してもよい。すなわち、操向輪の駆動トルクを推定演算し、この駆動トルクの左右差からトルクステア回避制御を実行するよう構成してもよい。
また、実施例1,2では、ECU20に対しトルク上限値Pmax以下となるように駆動力制御を行う指令を出力するよう構成したが、操向輪に作用する駆動トルクの制御が可能であれば他の構成であっても本願発明に含まれる。例えば、ATCU30に変速比をアップシフトする指令を出力するよう構成しても良い。具体的には、自動変速機2のアップシフトにより出力トルクを減少することができる。また、運転者のブレーキペダル操作にかかわらず、ホイルシリンダ圧を増減圧可能なブレーキユニットを設け、このブレーキユニットにより操向輪駆動トルクを抑制する指令を出力することで、操向輪の駆動トルクを制御してもよい。
また、実施例1ではトルクリバースに伴うトルクステア回避制御とし、実施例2では荷重変化に伴うトルクステア回避制御として別々に構成したが、これら二つの実施例を適宜組み合わせ、更に精度の高いトルクステア回避制御を達成してもよい。また、更に実施例3のTCS制御を利用して実施例1,2を構成してもよく、特に限定しない。
実施例1の車両姿勢制御装置の構成を表す概略図である。 実施例1のコントロールユニットの構成を表す制御ブロック図である。 実施例1のコントロールユニットにおけるトルクステア回避制御処理を表すフローチャートである。 実施例1の路面μ推定処理を表すフローチャートである。 実施例1の操向輪駆動トルクとスリップ時間の関係を表す図である。 実施例1の前輪とデファレンシャルの関係を表す図である。 実施例1のデファレンシャルの機械構成、及び左前輪がスリップしたときのエンジンから出力される駆動トルクと第1ドライブシャフトの駆動トルクの関係を表す図である。 実施例1の横加速度と路面μと駆動トルク上限値Pmaxの関係を表す図である。 実施例2の左旋回時における前輪と第1ドライブシャフトと第2ドライブシャフトとの関係を表す図である。 実施例2のトルクステア回避制御を表すフローチャートである。 実施例2のサスペンションストローク差と路面μと駆動トルク上限値の関係を表す図である。 実施例3のトルクステア回避制御を表すフローチャートである。 実施例3のスリップ率と、前輪から路面へ伝達可能なトルクの関係を表す図である。
符号の説明
1 エンジン
2a デファレンシャル
2 自動変速機
3 ステアリングホイール
4 ラック&ピニオン機構
5FL 左前輪
5FR 右前輪
5RL 左後輪
5RR 右後輪
10 コントロールユニット
11 車輪速センサ
12 ヨーレイトセンサ
13 横加速度センサ
14 操舵角センサ
15 アクセルペダルストロークセンサ
16 サスペンションストロークセンサ
20 エンジンコントロールユニット
30 自動変速機コントロールユニット
41 ラック軸
42 タイロッド
43 アクスル
SG サイドギヤ
SL1,SR1 第1ドライブシャフト
SL2,SR2 第2ドライブシャフト
SPL 左側サスペンション
SPR 右側サスペンション
UJ ユニバーサルジョイント
WS ワッシャー

Claims (13)

  1. 駆動源により駆動される操向輪を備えた車両姿勢制御装置において、
    車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出する旋回状態検出手段と、
    前記旋回状態検出手段により検出された旋回状態に基づいて、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動源の駆動トルク上限値を設定するトルク上限値設定手段と、
    前記トルク上限値設定手段により設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御する駆動力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両姿勢制御装置。
  2. 駆動源により駆動される操向輪を備えた車両姿勢制御装置において、
    車両旋回中における旋回内輪側の操向輪荷重変化を検出する旋回状態検出手段と、
    旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動源の駆動トルク上限値を設定するトルク上限値設定手段と、
    前記トルク上限値設定手段により設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御する駆動力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両姿勢制御装置。
  3. 駆動源により駆動される操向輪と、
    前記操向輪の駆動スリップ状態量を検出する駆動スリップ状態量検出手段と、
    前記駆動スリップ状態量検出手段により検出された駆動スリップ状態量が、操向輪と路面との間のトラクション低下を招く閾値を超えたときは、駆動スリップ状態量を抑制可能な駆動トルク上限値を設定するトルク上限値設定手段と、
    を備えた車両の車両姿勢制御装置において、
    車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出する旋回状態検出手段と、
    前記旋回状態検出手段により検出された旋回状態に基づいて、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記トルク上限値設定手段の閾値を変更する閾値変更手段と、
    を備えたことを特徴とする車両姿勢制御装置。
  4. 請求項1ないし3いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    前記旋回状態検出手段は、車両の横加速度相当値に基づいて前記旋回状態を検出することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    前記旋回状態検出手段は、車両のヨーレイト相当値に基づいて前記旋回状態を検出することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  6. 請求項1ないし5いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    前記旋回状態検出手段は、前記操向輪の左右回転数差に基づいて前記旋回状態を検出することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  7. 請求項1ないし6いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    前記旋回状態検出手段は、前記操向輪の駆動トルクに基づいて前記旋回状態を検出することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  8. 請求項1ないし7いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    前記旋回状態検出手段は、前記操向輪のサスペンションストロークに基づいて前記旋回状態を検出することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  9. 請求項1ないし8いずれかに記載の車両姿勢制御装置において、
    路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段を設け、
    前記トルク上限値設定手段は、推定された路面摩擦係数が低いほど小さな上限値に設定することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  10. 請求項9に記載の車両姿勢制御装置において、
    前記路面摩擦係数推定手段は、
    予め設定された初期路面摩擦係数に基づいて、設定された第1操向輪駆動トルクにおける操向輪駆動スリップが発生するまでの基準時間を設定する基準時間設定部と、
    前記第1操向輪駆動トルクに到達した時から前記操向輪の駆動スリップが発生するまでのスリップ時間を計測する計測部と、
    前記基準時間と前記スリップ時間を比較し、前記基準時間よりも前記スリップ時間が短いときは前記初期路面摩擦係数よりも小さな路面摩擦係数に更新し、前記基準時間よりも前記スリップ時間が長いときは前記初期路面摩擦係数よりも大きな路面摩擦係数に更新する路面摩擦係数補正部と、
    を有することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  11. 駆動源により駆動される操向輪を備えた車両の姿勢制御装置において、
    車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出し、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動源の駆動トルク上限値を設定し、設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御することを特徴とする車両の姿勢制御装置。
  12. 駆動源により駆動される操向輪を備えた車両姿勢制御装置において、
    車両旋回中における旋回内輪側の操向輪荷重変化に基づいて、旋回内輪側の操向輪が路面に伝達可能な駆動トルク上限値を設定し、設定された上限値以下の範囲で前記操向輪の駆動力を制御することを特徴とする車両姿勢制御装置。
  13. 駆動源により駆動される操向輪と、
    前記操向輪の駆動スリップ状態量を検出する駆動スリップ状態量検出手段と、
    前記駆動スリップ状態量検出手段により検出された駆動スリップ状態量が、操向輪と路面との間のトラクション低下を招く閾値を超えたときは、駆動スリップ状態量を抑制する駆動スリップ抑制手段と、
    を備えた車両の車両姿勢制御装置において、
    車両旋回中であって、旋回内輪側の操向輪駆動トルクよりも旋回外輪側の操向輪駆動トルクが大きくなる旋回状態を検出し、旋回内輪側の操向輪駆動トルクと旋回外輪側の操向輪駆動トルクとの差が小さくなるように、前記駆動スリップ抑制手段の閾値を変更することを特徴とする車両姿勢制御装置。
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