JP2006183462A - ブレイトンサイクル機関 - Google Patents

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俊一 青山
Katsuya Mogi
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Abstract

【課題】シリンダ内を往復動するピストンを有し、ピストン上死点近傍で高圧の新気を供給して燃焼・膨張させるブレイトンサイクル機関において、上死点付近のピストン速度を変化させることによって、出力回転レンジを拡大する。
【解決手段】シリンダ323内を往復動するピストン322と、吸気系に設けられ、大気圧よりも高圧の空気をシリンダ323に供給する過給手段2と、シリンダ323に設けられ、ピストン322が上死点近傍にあるときに開閉して、過給手段2から供給される空気のシリンダ323への供給量を調整する吸気弁212と、機関運転状態を検出する運転状態検出手段50と、検出した機関運転状態に基づいて、ピストン322の移動速度を変化させるピストン調整手段30と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明はブレイトンサイクル機関に関する。
非特許文献1には、図18に示すブレイトンサイクル(等圧燃焼サイクル)機関の一例が提案されている。この機関は、図中左バンクの気筒が圧縮専用気筒であり、右バンクの気筒が膨張専用気筒である。新気を圧縮専用気筒に吸気して圧縮ピストン(Compressor piston)で圧縮してから燃焼室(Combustion chamber)に導入する。そして燃焼室で燃料と混合して燃焼し、それによって生ずる燃焼圧力で膨張ピストン(Expander piston)を押し下げ、その力をクランクシャフトから出力する。
G.B.Warren and J.W.Bjerklie,"Proposed Reciprocating Internal Combustion Engine with Constant Pressure Combustion", SAE Paper No.690045, Automotive Engineering Congress, January 1969
ところで、このようなブレイトンサイクル機関は航空機では発展し普及しているものの自動車用の実用例は皆無である。その理由は圧縮後に燃焼したガスを膨張専用の気筒に導くまでの熱損失が大きく熱効率が低いからである。
これを避けるには、圧縮空気に燃料を供給して混合気を形成した後、右バンクの気筒に導入し、気筒内で燃焼させるとよい。しかし、このような場合には、給気弁の作動タイミングが適切でないと燃焼が遅れたり、逆火で上流側の混合気に火がつくという問題が生じる可能性がある。
また、圧縮されて高圧になった新気が直接燃焼室に導入されるので、負荷に応じて速やかにその導入量を制御する必要がある。新気導入量を制御するには、コンプレッサを出たあとで絞り弁を用いることが考えられる。しかしそのようにしては効率が低下する。またコンプレッサ上流で絞れば応答性が悪化する。
またシリンダ内を往復動するピストンを有し、ピストン上死点近傍で高圧の新気を供給して燃焼・膨張させるブレイトンサイクル機関においては、給気弁のリフト・作動角を運転状態に応じてフル可変可能とすることにより、出力回転レンジを拡大することができる。
しかし、ピストン上死点付近では、給気弁から供給される高圧の新気によって掃気、充填、混合気形成、点火が集中するので、出力回転レンジの拡大が困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、上死点付近のピストン速度を変化させることによって、出力回転レンジを拡大することができるブレイトンサイクル機関を提供することを目的としている。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、シリンダ(323)内を往復動するピストン(322)と、吸気系に設けられ、大気圧よりも高圧の空気を前記シリンダ(323)に供給する過給手段(2)と、前記シリンダ(323)に設けられ、前記ピストン(322)が上死点近傍にあるときに開閉して、前記過給手段(2)から供給される空気のシリンダ(323)への供給量を調整する吸気弁(212)と、機関運転状態を検出する運転状態検出手段(50)と、検出した機関運転状態に基づいて、前記ピストン(322)の移動速度を変化させるピストン調整手段(30)と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダ内を往復動するピストンを有するブレイトンサイクル機関において、機関運転状態に基づいてピストンの移動速度を変化させるようにした。このようなブレイトンサイクル機関においては、上死点付近で、給気弁から供給される高圧の新気によって掃気、充填、混合気形成が行われ、さらに点火も行われる。このように行程の集中する上死点付近のピストン速度をピストン調整機構によって変化させることで、出力可能な回転速度を上げることができるのである。
以下では図面等を参照して本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1は本発明によるブレイトンサイクル機関の一実施形態を示す図である。
ブレイトンサイクル機関1は、空気を、機関出力軸に連動して駆動される過給機(空気ポンプ)2で加圧してコレクタ3を介して吸気ポート14からシリンダ323内に導入し、燃料噴射弁13から噴射された燃料と混合して、混合ガスに点火装置(不図示)で点火して燃焼し、排ガスを排気ポート15から排出する。なお吸排気を制御するためにシリンダヘッド10には給気弁212及び排気弁232が設けられている。
ブレイトンサイクル機関においては、上述したように、ピストン上死点付近に、給気弁から供給される高圧の新気によって掃気、充填、混合気形成、点火が集中するので、上死点付近のピストン速度を低下させることで、出力回転レンジを拡大することができる。
そこで、本発明によるブレイトンサイクル機関1においては、上死点付近のピストン速度を変化させるためにピストン調整機構30を用いた。また負荷に応じた新気導入及び給気弁の作動タイミングを図るために吸気弁可変機構20を用いた。
また図18のブレイトンサイクル機関のように、燃焼室に入る前に混合気を形成して点火しては冷却損失が増大し効率が低下する。また給気弁が高温の燃焼ガスに晒されるため、耐久信頼性が悪化する。
そこで、本発明では、給気弁212から筒内に流入した新気に燃料を直噴し、短時間で混合気を形成する。なお燃料噴射弁13は図1に示すように吸気弁212と排気弁232の間に設けて吸気ポート14と排気ポート15の間に燃料を噴射するタイプであっても、図2に示すように吸気弁212の近傍に設けて吸気ポート14の付近に燃料を噴射するタイプであってもよい。
以下では、本発明によるブレイトンサイクル機関1に用いる吸気弁可変機構20及びピストン調整機構30について説明する。
図3は、本発明によるブレイトンサイクル機関1に用いる吸気弁可変機構20及びピストン調整機構30の概略構成を示す図である。
吸気弁可変機構20は、吸気弁212のリフト量を制御するリフト量制御アクチュエータ21及び吸気弁の位相角を制御する位相角制御アクチュエータ22を有する。
ピストン調整機構30は、ピストン上死点位置を変化させて上死点付近のピストン速度を制御するピストン制御アクチュエータ331を有する。
エンジンコントローラ50は中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。エンジンコントローラ50を複数のマイクロコンピュータで構成してもよい。コントローラ50は、クランク角センサの検出信号に基づいてエンジン回転数を演算し、エアーフローメータの検出信号に基づいて負荷を演算し、水温センサの検出信号に基づいて水温を検出し、筒内圧力センサにの検出信号に基づいて筒内圧を検出する。コントローラ50は、このようにして演算又は検出した現在の機関運転状態に基づいて、吸気弁可変機構20(リフト量制御アクチュエータ21及び位相角制御アクチュエータ22)、ピストン調整機構30(ピストン制御アクチュエータ331)及び点火時期制御装置40をコントロールする。
図4は吸気弁可変機構を示す図である。
可変動弁機構20は、例えば特開平11−107725号に開示された機構を用いることができる。これについて図4及び図5を参照して説明する。
可変動弁機構20は、シリンダヘッドに摺動自在に設けられた吸気弁212と、シリンダヘッド上部に回転自在に支持された駆動軸213と、駆動軸213に固設された駆動カム215と、駆動軸213の上方位置に回転自在に支持された制御軸216と、制御軸216に制御カム217を介して揺動自在に支持されたロッカアーム218と、吸気弁212の上端部に伝達部材であるバルブリフタ219を介して配置された揺動カム220とを備える。また、駆動カム215とロッカアーム218とはリンクアーム225によって連係されている。ロッカアーム218と揺動カム220とは、リンク部材226によって連係されている。
駆動軸213は、機関前後方向に沿って配置されているとともに、一端部に設けられた従動スプロケット等を介して機関のクランク軸からトルクが伝達され、回転させられる。
図5は吸気弁可変機構の駆動軸方向視図である。
さらに詳細な構成について図5を参照しながら説明する。
ロッカアーム218は、中央に有する基部218aが制御カム217に回転自在に支持されている。また、基部218aの一端に突設された一端部218bには、ピン221を圧入するピン孔218dが貫通形成されている。基部218aの他端に突設された他端部218cには、リンク部材226の一端部226aと連結するピン228を圧入するピン孔218eが形成されている。
制御カム217は、円筒状であり、制御軸216の外周に固定されている。制御カム217の軸心P1の位置は、制御軸216の軸心P2からαだけ偏倚している。
揺動カム220には、駆動軸213が嵌挿されて回転自在に支持される支持孔222aが貫通形成されている。また揺動カム220には、ロッカアーム218の他端部218c側に位置するカムノーズ側の端部223にピン孔223aが貫通形成されている。さらに揺動カム220の下面には、基円面224aと、基円面224aからカムノーズの先端縁側に円弧状に延びるカム面224bとが形成されており、基円面224aとカム面224bとが、揺動カム220の揺動位置に応じてバルブリフタ219の上面所定位置に当接する。
リンクアーム225は、比較的大径な円環状の基部225aと、基部225aの外周面所定位置に突設された突出端225bとを備え、基部225aの中央位置には、駆動カム215のカム本体215aの外周面に回転自在に嵌合する嵌合孔225cが形成されている。また突出端225bには、ピン221が回転自在に挿通するピン孔225dが貫通形成されている。
リンク部材226は、両端部226a,226bにはロッカアーム218の他端部218cと揺動カム220の端部223の各ピン孔218e,223aに圧入したピン228,229の端部が回転自在に挿通するピン挿通孔226c,226dが貫通形成されている。 なお、各ピン221,228,229の一端部には、リンクアーム225やリンク部材226の軸方向の移動を規制するスナップリングが設けられている。そして、リンク部材226と各ピン孔218e,223aに圧入したピン228,229とによって連係機構が構成されている。
制御軸216は、一端部に設けられたリフト量制御アクチュエータ21によって所定回転角度範囲内で回転するように制御される。また駆動軸213は、一端部に設けられた位相角制御アクチュエータ22によって所定回転角度範囲内で回転するように制御される。リフト量制御アクチュエータ21及び位相角制御アクチュエータ22は、機関の運転状態を検出するコントローラ50からの制御信号によって駆動する。コントローラ50は、クランク角センサの検出信号に基づいてエンジン回転数を演算し、エアーフローメータの検出信号に基づいて負荷を演算し、水温センサの検出信号に基づいて水温を検出する。コントローラ50は、このようにして演算又は検出した現在の機関運転状態に基づいて、リフト量制御アクチュエータ21及び位相角制御アクチュエータ22に制御信号を出力する。
続いて可変動弁機構20の作用を説明する。
まず、吸気弁のリフト量を小さくするときには、コントローラ50からの制御信号によってリフト量制御アクチュエータ21及び位相角制御アクチュエータ22を一方に回転駆動する。すると図6(A)(B)に示すように、制御カム217は、軸心P1が制御軸216の軸心P2から右上方の回動位置に保持され、厚肉部217aが駆動軸213から上方向に離間移動する。このため、ロッカアーム218は、全体が駆動軸213に対して上方向へ移動し、揺動カム220は、リンク部材226を介して端部223が強制的に若干引き上げられて全体が右方向へ回動する。
したがって、図6(A)(B)に示すように駆動カム215が回転してリンクアーム225を介してロッカアーム218の一端部218bを押し上げると、そのリフト量がリンク部材226を介して揺動カム220及びバルブリフタ219に伝達されるが、そのリフト量は図6(B)に示すように比較的小さい。
したがって、このようにした場合には、図8に示すようにバルブリフト量が小さくなるとともに、吸気弁212の開時期が遅くなり、排気弁とのバルブオーバラップが小さくなる。このため、燃費の向上と機関の安定した回転を得られる。
一方、吸気弁のリフト量を大きくするときには、コントローラ50からの制御信号によってリフト量制御アクチュエータ21及び位相角制御アクチュエータ22を反対方向に回転駆動する。すると図7(A)(B)に示すように制御軸216が、制御カム217を図6に示す位置から時計方向に回転させ、軸心P1(厚肉部217a)を下方向へ移動させる。このため、ロッカアーム218は、今度は全体が駆動軸213方向(下方向)に移動して他端部218cが揺動カム220の上端部223をリンク部材226を介して下方へ押圧して揺動カム220全体を所定量だけ時計方向へ回動させる。
したがって揺動カム220のバルブリフタ219上面に対する下面の当接位置が図7(A)(B)に示すように右方向位置に移動する。このため、図7に示すように駆動カム215が回転してロッカアーム218の一端部218bをリンクアーム225を介して押し上げると、バルブリフタ219に対するそのリフト量は図7(B)に示すように大きくなる。
したがって、このようにした場合には、図8に示すようにバルブリフト量も大きくなるとともに、吸気弁212の開時期が早くなるとともに閉時期が遅くなる。この結果、吸気充填効率が向上し、十分な出力を確保することができる。
図9はピストン調整機構を示す図である。
ピストン調整機構30は、例えば特開2001−227367号、特開2001−342859号に開示された複リンク式ピストンストローク機構を使用することができる。これについて図9を参照して説明する。
このピストン調整機構において通常のクランク機構と異なる点は、ピストン322とクランクシャフト321がアッパリンク(第1リンク)311、ロアリンク(第2リンク)312の2つのリンクを介して連結され、さらにこのロアリンク312には、その挙動を制約するコントロールリンク(第3リンク)313が連結され、コントロールリンク313は偏心軸部315を有するコントロールシャフト314によって、その回転(揺動)中心を変えられる点にある。
さらに詳細に構造を説明すると、クランクシャフト321は、複数のジャーナル321aとクランクピン321bとを有する。ジャーナル321aは、シリンダブロック320の主軸受に回転自在に支持される。クランクピン321bは、ジャーナル321aから所定量偏心しており、ここにロアリンク312が回転自在に連結されている。ロアリンク312は、二部材に分割可能に構成されているとともに、略中央の連結孔にクランクピン321bが嵌合している。
アッパリンク311は、下端側が連結ピン325によってロアリンク312の一端に回動可能に連結され、上端側がピストンピン324によりピストン322に回動可能に連結されている。ピストン322は、燃焼圧力を受け、シリンダブロック320のシリンダ323内を往復動する。
コントロールリンク313は、上端側が連結ピン326によってロアリンク312の他端に回動可能に連結され、下端側がコントロールシャフト314の偏心軸部315を中心として回動可能になっている。
コントロールシャフト314はアクチュエータ331の先端に取り付けられたピニオン332によって回転させられる。コントロールシャフト314が回転すると偏心軸部315が上下動し、それにともないコントロールリンク313が上下動する。
図10はピストン調整機構のピストン上死点位置の調整方法を説明する図である。図10(A)はピストン上死点位置が高圧縮比位置にある場合を示し、図10(B)はピストン上死点位置が低圧縮比位置にある場合を示す。
ピストン322の上死点の位置を高めるには、図10(A)に示すように、アクチュエータ331を駆動してコントロールシャフト314の偏心軸部315を下げる。するとロアリンク312は時計回りに移動し、連結ピン325が上げられるので、ピストン322の上死点の位置が上昇し、ピストン上死点位置が高圧縮比位置となる。
ピストン322の上死点の位置を低めるには、図10(B)に示すように、アクチュエータ331を駆動してコントロールシャフト314の偏心軸部315を上げる。するとロアリンク312は反時計回りに移動し、連結ピン325が下げられるので、ピストン322の上死点の位置が下降し、ピストン上死点位置が低圧縮比位置となる。
そして、各リンクのアライメントを選ぶことにより、図11に示すようにピストンのストローク特性を単振動に近づけることができる。
そしてそのときのピストンストローク特性(図12)を見ると、高圧縮比、低圧縮比のいずれの場合でも、ピストン調整機構は、従来クランク機構よりも上死点付近ではカーブの傾斜が緩く、下死点付近ではカーブの傾斜がきつい。したがって、ピストン加速度特性(図13)を見ると、ピストン調整機構は、従来クランク機構と比べて、加速度変化のレンジは同等であるもののプラス側にシフトし、上死点付近では加速度の絶対値が小さくなり、下死点付近では加速度の絶対値が大きくなっている。加速度の絶対値を比較すると、上死点付近の加速度の絶対値は下死点付近の加速度の絶対値よりも小さい。
以上から、ピストン調整機構は、従来クランク機構に対して上死点付近では速度が低下させられ、下死点付近では速度が速められており、しかも上死点付近の速度が、下死点付近の速度よりも低下させられていることがわかる。上述の通り、シリンダ内を往復動するピストンを有し、ピストン上死点近傍で高圧の新気を供給して燃焼・膨張させるブレイトンサイクル機関においては、上死点付近で、給気弁から供給される高圧の新気によって掃気、充填、混合気形成が行われ、さらに点火も行われる。このように行程の集中する上死点付近のピストン速度をピストン調整機構によって低下させることで、出力可能な回転速度を上げることができるのである。
ピストン調整機構30は以上の構成であり、以下では図14を参照しながら作動について説明する。
#1は排気行程の初期であり、ピストン下死点近傍で排気弁232が開き、ピストン322の上昇とともに筒内の既燃ガスが排出される。
#2はピストン322が上死点近傍にきた状態で、排気弁232はまだ開いており、この状態で給気弁212が開き、高圧の新気を吸気ポート14から筒内に導入開始する。これにより、排気が排気ポート15から押し出される(掃気効果)。
#3は給気が進行する状態で、排気弁232は閉じており、吸気ポート14から筒内に高圧の新気が充填される。この充填が進行する過程で燃料が燃料噴射弁13から噴射され(#4)、点火されて燃焼が開始する。ここまでが上死点近傍で行なわれる。
その後ピストン322が下降し、膨張仕事を発生させ、ピストン322が下死点近傍に近づく(#5)。
次にPV線図に基づいて、機関の速度、負荷が異なるときの筒内圧力特性について説明する。
図15は本発明によるブレイトンサイクル機関の低速・低負荷時のPV線図である。なお縦軸は対数目盛である。また以下の説明で括弧内の数字は図14に対応させるためのものである。
掃気期間(#2〜#3)においても、排気弁の開度が急速に減少するにつれて筒内の圧力は急激に上昇し、過給が開始される(#3)。この過給は通常の4サイクルエンジンにおける圧縮行程の代わりとなるものである。なお過給機2の吐出圧力は、4〜5barなどの高い圧力になる。これは4サイクルエンジンの部分負荷の圧縮上死点前の筒内圧と同程度である。
筒内の空気充填量が所定レベルに達し、筒内圧力が所定圧に達したら燃料を噴射し(#4−1)、混合気の形成が始まる。この間においても圧縮空気が給気弁(吸気ポート)から導入されつづける。
そして点火が行われ(#4−2)、筒内の空気充填量が所定レベルに達したら、給気弁を閉じる(#5)。このように空気充填量は給気弁の閉時期で制御する。
火炎伝播が進行して筒内圧力は急激に上昇する。ピストンはこの間に下降速度を早め、膨張仕事が出力される。排気弁は膨張行程の末期に開弁し(#1)、サイクルが完結する。
次に図16を参照して、低速・高負荷時のブレイトンサイクル機関の筒内圧力特性について説明する。
この場合は、給気弁の開弁時期を早め、閉弁時期を遅らせることで開弁期間を拡大する。また給気弁のリフトも増やす。このようにすることで、給気弁から流入する圧縮空気が増大し、筒内の最高圧が上昇し、高出力を得ることができる。また開弁時期を早めることで、掃気も効果的に行なわれる。
次に図17を参照して、高速・高負荷時のブレイトンサイクル機関の筒内圧力特性について説明する。
低速時には、「排気(#1)→掃気(#2)→吸気(#3)→燃料供給・点火(#4)→燃焼・膨張(#5)→排気(#1)」の一連の過程が進行するのに十分な時間がある。しかし、高速になると「掃気(#2)→吸気(#3)→燃料供給・点火(#4)」の過程を上死点近傍の限られたクランク角内で行なうことが困難になり、燃焼が終了するまでにピストンがかなり下降して、効率よく膨張仕事が取り出せなくなる。そのため、高速時にはさらに給気弁の開弁時期を早め、閉弁時期を遅らせることで開弁期間を拡大する。また給気弁のリフトも増やす。またそれに合わせて、ピストン調整機構30でピストンの上死点位置を低位置に制御する。ピストン調整機構30でピストンの上死点位置を低位置に制御すると、図11に示したように、上死点付近でのピストン速度を下死点付近でのピストン速度に比べて遅くすることができる。したがって、上述のように行程の集中する上死点付近のピストン速度を低下させることで、出力可能な回転速度を上げることができる。
このように、要求出力が小さいときには、ピストン322の上死点位置を高位置に制御し、上死点位置での燃焼室容積を小さくする。すると給気弁212から充填される高圧の新気量が燃焼室容積に応じて少量となる。この状態で燃焼が開始し、膨張が始まる。このとき、上死点での燃焼室容積が小さいので、圧縮比はそれに略反比例して大きくなり、熱効率が向上し、良好な燃費を呈する。要求出力が大きくなるにつれて、ピストンの上死点位置を低位置に制御する。すると上死点位置での燃焼室容積が拡大し、給気弁から充填される高圧の新気量が、燃焼室容積に応じて増大し、高出力を得ることができる。
以上、詳細に述べたように本発明によれば、シリンダ内を往復動するピストンを有するブレイトンサイクル機関においては過給機(空気ポンプ)2で加圧されて高圧になった新気が直接燃焼室に導入されるので、負荷に応じて速やかにその導入量を制御する必要がある。そこで本発明では、吸気弁可変機構によって、機関速度が上がるほど吸気弁の開弁期間を拡大し、給気弁のリフトも増やすようにした。また負荷が増大するほど吸気弁の開弁期間を拡大し、給気弁のリフトも増やすようにして、速やかに新気導入量を制御するようにしたのである。
給気弁の開弁期間・リフトを拡大することで、給気弁から流入する圧縮空気が増大し、筒内の最高圧が上昇し、高出力を得ることができる。また開弁時期を早めることで、掃気も効果的に行なわれる。
またそれに合わせてピストンの上死点位置を低位置に制御するようにした。このようにすることで上死点位置での燃焼室容積が拡大し、給気弁から充填される高圧の新気量が、燃焼室容積に応じて増大し、高出力を得ることができる。またピストン調整機構30でピストンの上死点位置を低位置に制御すると、上死点付近でのピストン速度を下死点付近でのピストン速度に比べて遅くすることができ、行程の集中する上死点付近のピストン速度を低下させることで、出力可能な回転速度を上げることができるのである。
このように本発明によれば、低負荷時の高燃費と、高負荷時の高出力との両立を図ることができるのである。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
例えば、上記実施形態では、過給手段として、機関出力軸に連動して駆動される過給機(空気ポンプ)を例示したが、例えば、エンジンから排出される排ガスの圧力を利用して吸気を過給する装置であってもよい。
本発明によるブレイトンサイクル機関の一実施形態を示す図である。 燃料直噴機構の一例を示す図である。 本発明によるブレイトンサイクル機関に用いる吸気弁可変機構及びピストン調整機構の概略構成を示す図である。 吸気弁可変機構を示す図である。 吸気弁可変機構の駆動軸方向視図である。 吸気弁のリフト量を小さくしたときの可変動弁機構の最小揺動状態及び最大揺動状態を示す図である。 吸気弁のリフト量を大きくしたときの可変動弁機構の最小揺動状態及び最大揺動状態を示す図である。 吸気弁可変機構で調整した吸気弁のリフトと作動角との関係を示す図である。 ピストン調整機構を示す図である。 ピストン調整機構のピストン上死点位置の調整方法を説明する図である。 ピストン調整機構と単リンク式ピストンストローク機構とのピストンストローク特性を示す図である。 ピストン調整機構のピストンストローク特性を示す図である。 ピストン調整機構のピストン加速度特性を示す図である。 ピストン調整機構の作動について示す図である。 本発明によるブレイトンサイクル機関の低速・低負荷時のPV線図である。 本発明によるブレイトンサイクル機関の低速・高負荷時のPV線図である。 本発明によるブレイトンサイクル機関の高速・高負荷時のPV線図である。 従来のブレイトンサイクル機関の一例を示す図である。
符号の説明
1 ブレイトンサイクル機関
2 過給機(過給手段)
13 燃料噴射弁
14 吸気ポート
15 排気ポート
20 吸気弁可変機構(吸気弁可変手段)
21 リフト量制御アクチュエータ
22 位相角制御アクチュエータ
212 給気弁
213 駆動軸
215 駆動カム
216 制御軸
217 制御カム
218 ロッカアーム
219 バルブリフタ
220 揺動カム
225 リンクアーム
226 リンク部材
232 排気弁
30 ピストン調整機構
311 アッパリンク(第1リンク)
312 ロアリンク(第2リンク)
313 コントロールリンク(第3リンク)
314 コントロールシャフト
315 偏心軸部
321 クランクシャフト
322 ピストン
323 シリンダ
331 ピストン制御アクチュエータ

Claims (13)

  1. シリンダ内を往復動するピストンと、
    吸気系に設けられ、大気圧よりも高圧の空気を前記シリンダに供給する過給手段と、
    前記シリンダに設けられ、前記ピストンが上死点近傍にあるときに開閉して、前記過給手段から供給される空気のシリンダへの供給量を調整する吸気弁と、
    機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    検出した機関運転状態に基づいて、前記ピストンの移動速度を変化させるピストン調整手段と、
    を備えるブレイトンサイクル機関。
  2. 前記ピストン調整手段は、前記ピストンの上死点位置を変化させて上死点付近のピストン速度を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレイトンサイクル機関。
  3. 前記ピストン調整手段は、ピストンの上死点位置付近の速度の絶対値が下死点付近の速度の絶対値と略同等となるように、又はピストンの上死点位置付近の速度の絶対値が下死点付近の速度の絶対値よりも小さくなるように、ピストン速度を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブレイトンサイクル機関。
  4. 前記ピストン調整手段は、運転状態検出手段で検出した負荷が高負荷であるほど、ピストンの上死点位置付近の速度を低下させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  5. 前記ピストン調整手段は、運転状態検出手段で検出した負荷が高負荷であるほど、ピストンの上死点位置付近の速度を低下させることで、出力回転レンジを拡大する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  6. 前記ピストン調整手段は、前記ピストンの上死点位置を低下させることで上死点付近のピストン速度を低下させる、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のブレイトンサイクル機関。
  7. 前記ピストン調整手段は、前記ピストンのストローク特性をクランク角度に対して略単振動とする、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  8. 前記ピストン調整手段は、
    一端が前記ピストンにピストンピンを介して連結される第1リンクと、
    一端が前記第1リンクの他端に連結されるとともに、クランクシャフトに回転自由に装着される第2リンクと、
    一端が前記第2リンクの他端に連結される第3リンクと、
    回転中心軸に対して偏心した偏心軸部を有し、その偏心軸部に前記第3リンクの他端を揺動自由に連結するコントロールシャフトと、
    を備え、
    機関運転状態に基づいて、前記コントロールシャフトを回転して前記偏心軸部を上下動することで前記ピストンの上死点位置付近の速度を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  9. 前記ピストンの上死点位置付近の速度に応じて、前記吸気弁のリフト又は作動角を変化させる吸気弁可変手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  10. 前記吸気弁可変手段は、前記ピストンの上死点位置付近の速度が遅いほど作動角又はリフトが大きくなるように制御する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のブレイトンサイクル機関。
  11. 前記吸気弁可変手段は、
    クランクシャフトと平行に設けられた駆動軸と、
    前記駆動軸に設けられ、その駆動軸によって回転駆動される駆動カムと、
    駆動カムに摺動可能に装着されるリンクアームと、
    駆動軸に平行に設けられた制御軸と、
    前記制御軸に設けられ、その制御軸によって回転駆動される制御カムと、
    前記制御カムに装着され、一端が前記リンクアームに連設されるロッカーアームと、
    一端が前記ロッカーアームの他端に連結されたリンク部材と、
    駆動軸に回転自由に装着され、前記リンク部材の他端に連設され、そのリンク部材によって揺動駆動され、吸気弁をリフトさせる揺動カムと、
    を有し、
    前記制御軸の制御カムの角位置を変化させることによって、少なくとも前記吸気弁の作動角又はリフトを制御する、
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のブレイトンサイクル機関。
  12. 前記過給手段は、機関駆動軸に連動して駆動される空気ポンプである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
  13. 燃焼室内に燃料を直噴する燃料噴射弁を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のブレイトンサイクル機関。
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