JP2006182063A - センターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法 - Google Patents
センターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材の推進軸に対する圧入荷重の低下を防止できるセンターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法を提供する。
【解決手段】内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸20と、推進軸20を回転可能に支持するセンターベアリング24と、推進軸の摺動面に摺動圧入されセンターベアリング24を位置決めするセンターベアリング位置決め部材34と、を有するセンターベアリング支持機構のシール構造であって、センターベアリング位置決め部材34に、センターベアリング位置決め部材34の摺動圧入時に推進軸20の摺動面に付着した付着物Gを除去する付着物除去部材50を設けた構成とした。
【選択図】 図2
【解決手段】内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸20と、推進軸20を回転可能に支持するセンターベアリング24と、推進軸の摺動面に摺動圧入されセンターベアリング24を位置決めするセンターベアリング位置決め部材34と、を有するセンターベアリング支持機構のシール構造であって、センターベアリング位置決め部材34に、センターベアリング位置決め部材34の摺動圧入時に推進軸20の摺動面に付着した付着物Gを除去する付着物除去部材50を設けた構成とした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、自動車の推進軸を軸支するセンターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング支持機構を構成するセンターベアリングを位置決めするためのセンターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法に関する。
図5に示すように、従来のセンターベアリング支持機構は、インナーレース100と、アウターレース102との間に剛球104が回転可能に支持されたセンターベアリング106を備えている。このセンターベアリング106の径方向外側には、内環108が配置されている。また、内環108の径方向外側には、外環(図示省略)が配置されている。この内環108と外環との間には、弾性(ゴム)部材110が配置されている。
また、センターベアリング106の径方向内側には、第1プロペラシャフト(推進軸)と第2プロペラシャフト(推進軸)とを連結する連結部材(推進軸)112を構成する中間軸部114が位置している。この中間軸部114の第2プロペラシャフト側部分114Aは、センターベアリング106のインナーレース100に摺動圧入されている。
さらに、内環108と中間軸部114との間であってセンターベアリング106の第1プロペラシャフト側(図5中矢印F方向側)には、断面略L字状のストッパーピース116(センターベアリング位置決め部材)が配置されている。このストッパーピース116は、中間軸部114の第1プロペラシャフト側部分114Bに摺動圧入されている。また、ストッパーピース116と内環108との間には、センターベアリング106に泥水や埃などの浸入を防止する第1シール機構118が配置されている。さらに、センターベアリング106の第2プロペラシャフト側(図5中矢印R方向側)には、センターベアリング106に泥水や埃などの浸入を防止する第2シール機構120が配置されている。
特開平10−230751号公報
さらに、内環108と中間軸部114との間であってセンターベアリング106の第1プロペラシャフト側(図5中矢印F方向側)には、断面略L字状のストッパーピース116(センターベアリング位置決め部材)が配置されている。このストッパーピース116は、中間軸部114の第1プロペラシャフト側部分114Bに摺動圧入されている。また、ストッパーピース116と内環108との間には、センターベアリング106に泥水や埃などの浸入を防止する第1シール機構118が配置されている。さらに、センターベアリング106の第2プロペラシャフト側(図5中矢印R方向側)には、センターベアリング106に泥水や埃などの浸入を防止する第2シール機構120が配置されている。
ところで、上述した従来のセンターベアリング支持機構では、第1シール機構の径方向内側(センターベアリング側)にグリースが予め充填されており、センターベアリングに連結部材の中間軸部が圧入される際に、そのグリースが中間軸部のストッパーピースとの摺動面に付着することがある。そのグリースが中間軸部のストッパーピースとの摺動面に付着すると、ストッパーピースの中間軸部に対する圧入荷重が低下し、ストッパーピースの中間軸部上での位置ずれが生じてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材の推進軸に対する圧入荷重の低下を防止することができるセンターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記推進軸の摺動面に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材と、を有するセンターベアリング支持機構のシール構造であって、前記センターベアリング位置決め部材に、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去部材を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は、センターベアリング位置決め部材と推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触するOリングであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材よりも前記推進軸の摺動面側に突出していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材の前記推進軸上の前記摺動面と接触する部位は、弾性部材で構成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、を有するセンターベアリング支持機構に用いられ、前記推進軸に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材であって、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去部材を設けたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のセンターベアリング位置決め部材において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載のセンターベアリング位置決め部材において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8又は9に記載のセンターベアリング位置決め部材において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触するOリングであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項8乃至11のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材よりも前記推進軸の摺動面側に突出していることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項8乃至12のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられていることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項9乃至13のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材において、前記付着物除去部材の前記推進軸上の前記摺動面と接触する部位は、弾性部材で構成されていることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造又は請求項8乃至14のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材を備えたことを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記推進軸の摺動面に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材と、を有するセンターベアリング支持機構の組立方法であって、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に、前記センターベアリング位置決め部材に設けた付着物除去部材により、前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去工程を有することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のセンターベアリング支持機構の組立方法において、前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、前記付着物除去工程では、前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、センターベアリング位置決め部材には付着物除去部材が設けられているため、センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に推進軸の摺動面に付着した付着物を除去することができる。これにより、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重を安定させて保持力が低下することを防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを容易に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、付着物除去部材はセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられており、センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、付着物除去部材が推進軸の摺動面上を摺動されて付着物が摺動面から押し出される。このように、付着物除去部材がセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられることにより、センターベアリング位置決め部材が推進軸の摺動面に摺動圧入されるだけで、推進軸の摺動面上に付着した付着物を全て除去することができる。この結果、センターベアリング位置決め部材と推進軸の摺動面との間に付着物が介在することがなく、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを確実に防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを確実に防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、付着物除去部材をセンターベアリング位置決め部材と推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材で構成することにより、環状シール部材に反発力を持たせることができる。これにより、推進軸の摺動面の寸法・形状によらず、付着物の除去効果を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、付着物除去部材としてセンターベアリング位置決め部材と推進軸にそれぞれ接触するOリングを用いることにより、既存の部品をそのまま有効に利用することができる。
請求項5に記載の発明によれば、付着物除去部材はセンターベアリング位置決め部材よりも推進軸の摺動面側に突出しているため、付着物除去部材の推進軸の摺動面に対する圧力(締めしろ)が高くなる。これにより、推進軸の摺動面に付着した付着物の除去効果を一層高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、付着物除去部材がセンターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられているため、付着物除去部材をセンターベアリング位置決め部材に対して脱落を防止し位置決め保持することができる。特に、センターベアリング位置決め部材の摺動圧入側の先端部に凹部を形成することにより、推進軸の摺動面から押し出された付着物を凹部に溜めることができ、センターベアリング位置決め部材に付着物の回収機能を持たせることができる。
請求項7に記載の発明によれば、付着物除去部材の推進軸上の摺動面と接触する部位が弾性部材で構成されているため、推進軸の摺動面の寸法・形状に応じて付着物除去部材を弾性変形させて密着させることができる。これにより、推進軸の摺動面の寸法・形状によらず、推進軸の摺動面に付着した付着物の除去効果を維持させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、センターベアリング位置決め部材には付着物除去部材が設けられているため、センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に推進軸の摺動面に付着した付着物を除去することができる。これにより、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを防止できる。
請求項9に記載の発明によれば、付着物除去部材はセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられており、センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、付着物除去部材が推進軸の摺動面上を摺動されて付着物が摺動面から押し出される。このように、付着物除去部材がセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられることにより、センターベアリング位置決め部材が推進軸の摺動面に摺動圧入されるだけで、推進軸の摺動面上に付着した付着物を全て除去することができる。この結果、センターベアリング位置決め部材と推進軸の摺動面との間に付着物が介在することがなく、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを確実に防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを確実に防止できる。
請求項10に記載の発明によれば、付着物除去部材をセンターベアリング位置決め部材と推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材で構成することにより、環状シール部材に反発力を持たせることができる。これにより、推進軸の摺動面の寸法・形状によらず、付着物の除去効果を向上させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、付着物除去部材としてセンターベアリング位置決め部材と推進軸にそれぞれ接触するOリングを用いることにより、既存の部品をそのまま有効に利用することができる。
請求項12に記載の発明によれば、付着物除去部材はセンターベアリング位置決め部材よりも推進軸の摺動面側に突出しているため、付着物除去部材の推進軸の摺動面に対する圧力(締めしろ)が高くなる。これにより、推進軸の摺動面に付着した付着物の除去効果を一層高めることができる。
請求項13に記載の発明によれば、付着物除去部材がセンターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられているため、付着物除去部材をセンターベアリング位置決め部材に対して脱落を防止し位置決め保持することができる。特に、センターベアリング位置決め部材の摺動圧入側の先端部に凹部を形成することにより、推進軸の摺動面に付着した付着物を凹部にためることができ、センターベアリング位置決め部材に付着物の回収機能を持たせることができる。
請求項14に記載の発明によれば、付着物除去部材の推進軸上の摺動面と接触する部位が弾性部材で構成されているため、推進軸の摺動面の寸法・形状に応じて付着物除去部材を弾性的に密着させることができる。これにより、推進軸の摺動面の寸法・形状によらず、推進軸の摺動面に付着した付着物の除去効果を維持させることができる。
請求項15に記載の発明によれば、プロペラシャフトが請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造又は請求項8乃至14のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材を備えているため、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを防止できる。
請求項16に記載の発明によれば、付着物除去工程において、センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に、センターベアリング位置決め部材に設けた付着物除去部材により、推進軸の摺動面に付着した付着物がセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入工程と同時に除去される。これにより、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを防止でき、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを防止できる。
請求項17に記載の発明によれば、付着物除去工程では、センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、付着物除去部材が最初に推進軸の摺動面上を摺動し付着物が摺動面から押し出される。このように、付着物除去部材がセンターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられることにより、センターベアリング位置決め部材が推進軸の摺動面に摺動圧入されるだけで、推進軸の摺動面上に付着した付着物を先に全て除去することができる。この結果、センターベアリング位置決め部材と推進軸の摺動面との間に付着物が介在することがなく、センターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面に対する圧入荷重が低下することを確実に防止でき、圧入荷重を安定させてセンターベアリング位置決め部材の推進軸の摺動面上での位置ずれを確実に防止できる。
次に、本発明の一実施形態に係るセンターベアリング支持機構のシール構造について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のセンターベアリング支持機構のシール構造は、FFベースの内燃機関側に接続する略円筒状の第1プロペラシャフト(推進軸、図示省略)と、後輪側に接続する略円筒状の第2プロペラシャフト(推進軸)12と、第1プロペラシャフトと第2プロペラシャフト12とを連結する連結部材(推進軸)14と、を有するプロペラシャフト16に用いられるものである。
第1プロペラシャフトの後端部はトリポード自在継手(図示省略)のアウター(図示省略)が形成され、連結部材14の前側に形成されたインナー軸部18がトリポード自在継手(図示省略)のアウター(図示省略)内に挿入されている。なお、トリポード自在継手(図示省略)のアウター(図示省略)の開口はブーツ10及びゴム部材11で塞がれている。
また、連結部材14のインナー軸部18の後方には中間軸部20が形成されており、この中間軸部20の後方には中間軸部20より径の大きな後側円筒部22が形成されている。この後側円筒部22には、第2プロペラシャフト12の前端部が摩擦圧着により接続されている。第2プロペラシャフト12の後端部は、自在継手(図示省略)を介して差動装置(図示省略)に連結されている。
また、連結部材14を構成する中間軸部20は、第1プロペラシャフト側に位置する第1中間円筒部20Aと、第2プロペラシャフト12側に位置する第2中間円筒部20Bと、有している。また、第2中間円筒部20Bの径方向外側には、センターベアリング24が配置されている。このセンターベアリング24は、径方向内側に位置するインナーレース24Aと、径方向外側に位置するアウターレース24Bと、インナーレース24Aとアウターレース24Bとの間に回転可能に保持された剛球24Cと、で構成されており、インナーレース24Aの径方向内側に第2中間円筒部20Bが圧入されている。このように、連結部材14は、センターベアリング24により回転可能となるように位置決め支持されている。
また、センターベアリング24のアウターレース24Bの径方向外側には、内環26が配置されている。この内環26の径方向外側には、外環28が配置されている。また、外環28と内環26との間には、ゴム部材(弾性部材)30が配置されている。なお、外環28の径方向外側には、車体側に取り付けられるブラケット32が配置されている。
また、内環26と後側円筒部22の前方円筒部22Aとの間、換言すればセンターベアリング24の後方側には、断面L字状の金属製の後方側環状部材36が配置されている。この後方側環状部材36は内環26とセンターベアリング24のアウターレース24Bとに接触している。また、内環26と後側円筒部22の前方円筒部22Aとの間、換言すればセンターベアリング24の後方側には、後方側ゴム部材38が配置されている。この後方側ゴム部材38は、後側円筒部22の前方円筒部22Aの外周面と接触している。この後方側ゴム部材38の一方の端部は、後方側環状部材36の一方の端部に接続されている。このように、センターベアリング24の後方側は、後方側環状部材36と後方側ゴム部材38とで構成された後方側シール部材40によりシールされており、この後方側シール部材40が泥水や埃などのセンターベアリング24内部への浸入を阻止している。
また、内環26と中間軸部20を構成する第1中間円筒部20Aとの間、換言すればセンターベアリング24の前方側には、ストッパーピース(センターベアリング位置決め部材)34が配置されている。このストッパーピース34は、中間軸部20を構成する第1中間円筒部20Aに摺動圧入されている。このストッパーピース34は、断面略L字状の環状部材であり、その摺動圧入方向(図1及び図2中矢印A方向)の先端部がセンターベアリング24を構成するインナーレース24Aに密接することによりセンターベアリング24の軸方向(図1及び図2中矢印X方向)の位置決め固定している。
また、ストッパーピース34の外周面と内環26との間には、断面L字状の金属製の前方側環状部材42と、この前方側環状部材42に組み付けられた前方側ゴム部材44と、で構成される前方側シール部材46が配置されている。この前方側ゴム部材44は、内環26とストッパーピース34の外周面の双方に接触している。このように、センターベアリング24の前方側は、前方側環状部材42と前方側ゴム部材44とで構成された前方側シール部材46によりシールされており、この前方側シール部材46が泥水や埃などのセンターベアリング24内部への浸入を阻止している。
また、ストッパーピース34と前方側環状部材42(あるいは前方側ゴム部材44の一部)とセンターベアリング24との間には空間部が形成されており、この空間部には所定量のグリース(付着物)Gが充填されている。このように、センターベアリング24の前方側には、前方側シール部材46によりグリースGが密封シールされた構造となっている。
また、ストッパーピース34と前方側環状部材42(あるいは前方側ゴム部材44の一部)とセンターベアリング24との間には空間部が形成されており、この空間部には所定量のグリース(付着物)Gが充填されている。このように、センターベアリング24の前方側には、前方側シール部材46によりグリースGが密封シールされた構造となっている。
ここで、図2に示すように、ストッパーピース34の摺動圧入方向(図2中矢印A方向)の先端部の内周面には、溝部(凹部)48が形成されている。この溝部48には、断面L字状の環状シール部材50が圧入されている。この環状シール部材50は、ストッパーピース34に接触しストッパーピース34を径方向外側に向かって押圧する押圧片50Aと、組付後において中間軸部20の第2中間円筒部20Bと接触する接触片50Bと、接触片50Bに接続されストッパーピース34の溝部48以外の内周面よりも径方向内側(中間軸部20の第1中間円筒部20A側)に向かって突出した突出部50Cと、で構成されている。
また、環状シール部材50は、全体を樹脂で構成してもよいし、その一部(例えば、突出部50C)のみをゴム、または樹脂で構成し他を金属で構成するようにしてもよい。また、環状シール部材50の全体をゴムで構成してもよい。
なお、本実施形態では、ストッパーピース34の先端部に溝部48を形成しその溝部48に環状シール部材50を設けた構成を例にとり説明したが、この構成に限られることはなく、ストッパーピース34に形成される溝部48はストッパーピース34の内周面であれば先端部以外の位置でもよく、先端部以外の位置に形成された溝部(図示省略)に上記した環状シール部材50を設けるようにしてもよい。
ここで、センターベアリング支持機構の組立方法について説明する。
先ず、センターベアリング圧入工程において、内環26の径方向内側にセンターベアリング24が圧入される。このセンターベアリング24は、内環26の拡径部26A側(図2中矢印B方向側)から圧入される。
次に、シール部材圧入工程において、内環26の径方向内側に前方側シール部材46及び後方側シール部材40がそれぞれ挿入される。この前方側シール部材46は内環26の縮径部26B側(図2中矢印A方向側)からセンターベアリング24に向かって挿入され、後方側シール部材40は内環26の拡径部26A側(図2中矢印B方向側)からセンターベアリング24に向かって挿入され位置決め固着される。
次に、シャフト圧入工程において、センターベアリング24の径方向内側に連結部材14とこの連結部材14に一体に接続された第2プロペラシャフト12が連結部材14側から挿入される。この挿入により、連結部材14の中間軸部20を構成する第2中間円筒部20Bがセンターベアリング24のインナーレース24Aに圧入保持される。このため、第2中間円筒部20Bの径方向外側に、センターベアリング24が配置された構成となる。なお、連結部材14のインナー軸部18は、トリポード自在継手(図示省略)のアウター(図示省略)内に嵌合保持される。
次に、グリース除去工程(付着物除去工程)において、溝部48に環状シール部材50が圧入されたストッパーピース34が内環26の縮径部26B側(図2中矢印A方向側)から挿入される。このとき、ストッパーピース34の内周面及び環状シール部材50が中間軸部20を構成する第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)上を摺動圧入されていく。これにより、第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)上に付着していたグリースが環状シール部材50により摺動圧入側に押し出されていく。この結果、ストッパーピース34が挿入されたときには、ストッパーピース34の内周面と第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)との間にはグリースGが介在することがない。なお、この押し出されたグリースGは、ストッパーピース34に形成された溝部48に溜められる。ストッパーピース34が第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)上を摺動圧入されると、ストッパーピース34の径方向外側には前方シール部材46を構成する前方ゴム部材44及びグリースGが位置し、ストッパーピース34の径方向内側には第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)が位置している。また、ストッパーピース34の溝部48に設けられた環状シール部材50は第1中間円筒部20Aの外周面上に位置している。
次に、本実施形態に係るセンターベアリング支持機構のシール構造の作用について説明する。
図1及び図2に示すように、環状シール部材50がストッパーピース34の摺動圧入方向側の先端部の溝部48に設けられており、ストッパーピース34が摺動圧入するときに、環状シール部材50が第1中間円筒部20Aの外周面(摺動面)上を摺動され、第1中間円筒部20Aの摺動面に付着したグリースGが環状シール部材50により第1中間円筒部20Aの摺動面から押し出される。このように、環状シール部材50がストッパーピース34の摺動圧入方向側の先端部の溝部48に設けられることにより、ストッパーピース34が第1中間円筒部20Aの摺動面に摺動圧入されるだけで、第1中間円筒部20Aの摺動面上に付着したグリースGを全て除去することができる。この結果、ストッパーピース34と第1中間円筒部20Aの摺動面との間にグリースGが介在することがなく、ストッパーピース34の第1中間円筒部20Aの摺動面に対する圧入荷重が不安定となり低下することを確実に防止でき、ストッパーピース34の第1中間円筒部20Aの摺動面上での位置ずれ及びがたつきを確実に防止できる。
なお、図示しないが、溝部がストッパーピース34の先端部以外の内周面に設けられており、その溝部に環状シール部材50が設けられている構成でも、ストッパーピース34が摺動圧入するときに、環状シール部材50によりグリースGが第1中間円筒部20Aの摺動面から押し出される。
なお、図示しないが、溝部がストッパーピース34の先端部以外の内周面に設けられており、その溝部に環状シール部材50が設けられている構成でも、ストッパーピース34が摺動圧入するときに、環状シール部材50によりグリースGが第1中間円筒部20Aの摺動面から押し出される。
また、環状シール部材50を断面L字状の金属環にすることにより、環状シール部材50の組付性を容易にでき、また脱落を防止することができる。また、接触片の弾性密着により、第1中間円筒部20Aの摺動面の寸法・形状によらず、グリースGの除去効果を向上させることができる。
また、環状シール部材50の突出部50Cがストッパーピース34の内周面よりも第1中間円筒部20Aの摺動面側に突出しているため、環状シール部材50が第1中間円筒部20Aの摺動面に摺動圧入される際に、環状シール部材50の第1中間円筒部20Aの摺動面に対する圧力が高くなる。これにより、第1中間円筒部20Aの摺動面に付着したグリースGの除去効果を一層高めることができる。
また、環状シール部材50がストッパーピース34に形成された溝部48に設けられているため、環状シール部材50をストッパーピース34に対して離脱を防止して位置決め保持することができる。特に、ストッパーピース34の摺動圧入側の先端部に溝部48を形成することにより、押し出されたグリースGを溝部48に溜めることもでき、ストッパーピース34にグリースGの回収機能を持たせることができる。
また、環状シール部材50の第1中間円筒部20A上の摺動面と接触する突出部50Cがゴムなどの弾性部材(リップ状)で構成することにより、第1中間円筒部20Aの摺動面の寸法・形状に応じて環状シール部材(突出部50C)50を弾性密着させることができる。これにより、第1中間円筒部20Aの摺動面の寸法・形状によらず、第1中間円筒部20Aの摺動面に付着したグリースGの除去効果を維持させることができる。
特に、環状シール部材50の押圧片50Aと、接触片50Bと、突出部50Cの全てを一体形成してゴムまたは樹脂で構成することにより、環状シール部材50の弾性変形量を大きくさせることができ、第1中間円筒部20Aの摺動面の寸法・形状に柔軟に対応させることができる。
特に、環状シール部材50の押圧片50Aと、接触片50Bと、突出部50Cの全てを一体形成してゴムまたは樹脂で構成することにより、環状シール部材50の弾性変形量を大きくさせることができ、第1中間円筒部20Aの摺動面の寸法・形状に柔軟に対応させることができる。
なお、上記実施形態のセンターベアリング支持機構のシール構造では、付着物除去部材として、断面L字状の環状シール部材50を用いた構成を例にとり説明したが、この構成に限られることはない。
例えば、図3及び図4に示すように、断面L字状の環状シール部材50に替えて、ゴム製のOリング(付着物除去部材)60をストッパーピース34に形成された溝部48に配置させた構成でもよい。付着物除去部材として、ゴム製のOリング60を用いることにより、環状シール部材50を用いた場合と同様にして、ストッパーピース34が第1中間円筒部20Aの摺動面に摺動圧入されるだけで、第1中間円筒部20Aの摺動面上に付着したグリースGを全て押し出すことができ、ストッパーピース34の第1中間円筒部20Aの摺動面に対する圧入荷重が低下することを確実に防止でき、ストッパーピース34の第1中間円筒部20Aの摺動面上での位置ずれを確実に防止できる。
さらに、上記効果に加えて、Oリング60という既存の部品を有効に利用することができ、特殊な成形型により断面L字状の環状シール部材50を成形する場合と比較して、製造工数及び製造時間を大幅に低減でき、さらに製造コストも低減させることができる。
さらに、上記効果に加えて、Oリング60という既存の部品を有効に利用することができ、特殊な成形型により断面L字状の環状シール部材50を成形する場合と比較して、製造工数及び製造時間を大幅に低減でき、さらに製造コストも低減させることができる。
16 プロペラシャフト
20 中間軸部(推進軸)
24 センターベアリング
34 ストッパーピース(センターベアリング位置決め部材)
48 溝部(凹部)
50 環状シール部材(付着物除去部材)
60 Oリング(付着物除去部材)
20 中間軸部(推進軸)
24 センターベアリング
34 ストッパーピース(センターベアリング位置決め部材)
48 溝部(凹部)
50 環状シール部材(付着物除去部材)
60 Oリング(付着物除去部材)
Claims (17)
- 内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記推進軸の摺動面に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材と、を有するセンターベアリング支持機構のシール構造であって、
前記センターベアリング位置決め部材に、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去部材を設けたことを特徴とするセンターベアリング支持機構のシール構造。 - 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、
前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする請求項1に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。 - 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触するOリングであることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材よりも前記推進軸の摺動面側に突出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 前記付着物除去部材の前記推進軸上の前記摺動面と接触する部位は、弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、を有するセンターベアリング支持機構に用いられ、
前記推進軸に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材であって、
前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去部材を設けたことを特徴とするセンターベアリング位置決め部材。 - 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、
前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする請求項8に記載のセンターベアリング位置決め部材。 - 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触する断面L字状の環状シール部材であることを特徴とする請求項8又は9に記載のセンターベアリング位置決め部材。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材と前記推進軸にそれぞれ接触するOリングであることを特徴とする請求項8又は9に記載のセンターベアリング位置決め部材。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材よりも前記推進軸の摺動面側に突出していることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造。
- 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材に形成された凹部に設けられていることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材。
- 前記付着物除去部材の前記推進軸上の前記摺動面と接触する部位は、弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のセンターベアリング支持機構のシール構造又は請求項8乃至14のいずれか1項に記載のセンターベアリング位置決め部材を備えたことを特徴とするプロペラシャフト。
- 内燃機関側と車輪側とを接続する推進軸と、前記推進軸を回転可能に支持するセンターベアリングと、前記推進軸の摺動面に摺動圧入され前記センターベアリングを位置決めするセンターベアリング位置決め部材と、を有するセンターベアリング支持機構の組立方法であって、
前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入時に、前記センターベアリング位置決め部材に設けた付着物除去部材により、前記推進軸の前記摺動面に付着した付着物を除去する付着物除去工程を有することを特徴とするセンターベアリング支持機構の組立方法。 - 前記付着物除去部材は、前記センターベアリング位置決め部材の摺動圧入方向側の先端部に設けられ、
前記付着物除去工程では、前記センターベアリング位置決め部材が摺動圧入するときに、前記付着物除去部材が前記推進軸の前記摺動面上を摺動し前記付着物を前記摺動面から押し出すことを特徴とする請求項16に記載のセンターベアリング支持機構の組立方法。
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JP2004374762A JP2006182063A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | センターベアリング支持機構のシール構造、センターベアリング位置決め部材、これらを備えたプロペラシャフト及びセンターベアリング支持機構の組立方法 |
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JP2009073302A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Hitachi Ltd | プロペラシャフトの支持装置 |
KR101931752B1 (ko) * | 2017-07-13 | 2018-12-21 | 주식회사 센트랄 | 차량용 프로펠러 샤프트의 센터베어링 |
Citations (2)
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JPS6276701U (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-16 | ||
JP2000177416A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-27 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
-
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- 2004-12-24 JP JP2004374762A patent/JP2006182063A/ja active Pending
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