JP2006180940A - 表示装置および遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 構成の簡略化が可能であり、しかも液晶パネルにおける表示領域以外の領域での表示を加えることがないことによりコスト上昇も抑えることが可能な構成を備えた表示装置提供する。
【解決手段】 複数の液晶パネル202を並置して備えている表示装置200において、前記複数の液晶パネル202は、個々にあるいは隣り合うものと対応させて回動可能に設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図5
【解決手段】 複数の液晶パネル202を並置して備えている表示装置200において、前記複数の液晶パネル202は、個々にあるいは隣り合うものと対応させて回動可能に設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、表示装置およびこれを用いた遊技機に関し、さらに詳しくは、液晶パネルを用いた表示構造に関する。
周知のように、パチンコ遊技においては、遊技機に装備されている遊技盤面の遊技領域に設けられている各種入賞口にパチンコ球が入賞すると、その入賞口に設定されている所定数の賞球が払出されるようになっている。
一方、遊技領域には、複数の図柄や記号を変動表示可能な表示部が設けられており、図柄や記号が一定の組み合わせに揃った場合あるいは一定の条件を満たした場合に遊技盤面に設けてある大入賞口を開放して多くの賞球を払い出すようにした構成がある。
表示内容の抽選は、例えば、始動入賞口とは別に設けてあるパスゲート部と称される部材に設けられた通過センサの位置にパチンコ球が通過するのを検知することによっても開始されるようになっている。
表示内容の抽選は、例えば、始動入賞口とは別に設けてあるパスゲート部と称される部材に設けられた通過センサの位置にパチンコ球が通過するのを検知することによっても開始されるようになっている。
表示部の構成の一つに液晶を用いた構成がある。
液晶パネルは、一枚のパネル内で抽選対象となる複数の数字あるいは図柄の変化状態あるいは遊技に関係する内容の動画などを表示することができるが、2次元表示が主体であるために視覚的な印象が単純であることは否めない。
液晶パネルは、一枚のパネル内で抽選対象となる複数の数字あるいは図柄の変化状態あるいは遊技に関係する内容の動画などを表示することができるが、2次元表示が主体であるために視覚的な印象が単純であることは否めない。
そこで、表示内容を立体的に視認できるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1には、レンティキュラレンズを用いて裸眼による立体視ができる構成が開示されている。
一方、表示内容を立体視させるための構成としては、一枚の液晶パネル内で左右各目における視差を生じさせるための画像を生成する構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
上記特許文献1には、レンティキュラレンズを用いて裸眼による立体視ができる構成が開示されている。
一方、表示内容を立体視させるための構成としては、一枚の液晶パネル内で左右各目における視差を生じさせるための画像を生成する構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
しかし、特許文献1に開示された構成では、レンティキュラレンズの位置合わせが難しく組み立て作業性が悪いという問題がある。
そこで、特許文献2では、このような問題を解消する構成が提案されているが、右目および左目用の表示画像に奥行きがあるような印象を与える基準部となる補助表示部を右目および左目用の画像表示領域表示領域の外周に設けていることから、液晶表示パネルのサイズが大きくなり、比較的高価な液晶を使用しなければならないという問題がある。
そこで、特許文献2では、このような問題を解消する構成が提案されているが、右目および左目用の表示画像に奥行きがあるような印象を与える基準部となる補助表示部を右目および左目用の画像表示領域表示領域の外周に設けていることから、液晶表示パネルのサイズが大きくなり、比較的高価な液晶を使用しなければならないという問題がある。
本発明の目的は、上記従来の表示装置における問題に鑑み、構成の簡略化が可能であり、しかも液晶パネルにおける表示領域以外の領域での表示を加えることがないことによりコスト上昇も抑えることが可能な構成を備えた表示装置およびパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数の液晶パネルを並置して備えている表示装置において、前記複数の液晶パネルは、個々にあるいは隣り合うものと対応させて回動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の表示装置において、前記液晶パネルは、並置方向中央に位置する液晶パネルが固定若しくは回動可能に設けられ、該中央に位置する液晶パネルと隣接する液晶パネルは回動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の表示装置において、前記液晶パネルは、並置方向に平行する幅方向中央若しくは一方側を回動支点として回動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載の表示装置において、前記液晶パネルは、回動支点に連結されたモータにより直接駆動されて回動位置を設定されることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載の表示装置において、前記液晶パネルは、単一で設けられた駆動源からの駆動力が伝達されて回動位置を設定されることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載の表示装置を遊技機に用いることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、複数の液晶パネルが個々にあるいは隣り合うものと対応させて回動できるので、表示面そのものが奥行きを持って立体視できる対象となることにより、特別な表示領域などを設けることなく表示内容の立体的な視認が可能となる。
請求項2記載の発明によれば、並置方向中央に位置する液晶液晶パネルが固定若しくは回動可能に設けられ、これに隣接する液晶パネルが回動できるので、複数の液晶面の傾きを種々設定することができる。これにより、液晶面の向きに応じた奥行き感を得ることが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、並置方向に平行する液晶面の幅方向中央あるいは一方側を回動支点として回動することができるので、奥行き深さを種々設定することが可能となり、立体視の印象を変化させることができる。
請求項4記載の発明によれば、液晶パネルが回動支点に連結されたモータで駆動されることにより液晶毎での回動角を設定することができる。これにより、奥行き深さを左右で異ならせることもできるので立体視の印象を種々変更することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、単一駆動源からの駆動力を複数の液晶パネルの回動力として伝達できるので、奥行き感を醸し出すための構成を簡略化することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、表示部での表示状態に遠近感を持たせることができることにより液晶パネルのサイズの大型化や特別な表示設定のための構成を要することなく液晶パネル自体で立体視を可能にすることができる。
以下、図示実施例により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施例による表示装置が適用されるパチンコ遊技機を示す図である。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置4によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて略円形状の遊技領域6が設けられている。
図1においてパチンコ遊技機100は、外郭方形枠サイズに形成されて縦長の固定保持枠を構成する外枠1の開口前面に、外枠1に合わせて方形枠サイズに形成された開閉搭載用の前枠2を備えている。
前枠2は、外枠1の正面左側上下に取り付けられたヒンジ金具3A、3Bにより外枠1に対して開閉可能に取り付けられ、さらに、外枠1の正面右側に設けられた施錠装置4によって閉鎖状態に保持されるようになっている。
前枠2の上部領域には、遊技盤3が配置されており、遊技盤3は、所定板厚の積層合板の裏側にセルを貼り付けてルーター(役物取り付け孔)加工した化粧板を基板とし、その前面側には図示しないが、環状に取り付けられたガイドレールに囲まれて略円形状の遊技領域6が設けられている。
遊技領域6には、略中央部に本実施例による表示装置が設置される窓部で構成された表示部6aが設けられている。
表示部6aの周りにはセンター飾り6bや始動入賞口6cおよび大入賞口6dなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口も設けられており、始動入賞口や大入賞口に入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
表示部6aの周りにはセンター飾り6bや始動入賞口6cおよび大入賞口6dなどがそれぞれ配置されている。遊技領域下部にはアウト球を回収するアウト口も設けられており、始動入賞口や大入賞口に入賞せずに落下したアウト球を遊技盤3の背面側から機外に排出できるようになっている。
また、前枠2の前面上部側には、遊技盤3を視認できるように透明なガラス盤を備えた前扉7が水平方向に開閉可能かつ着脱可能に設けられ、通常は、施錠装置4により閉鎖状態に保持されて遊技盤3の前面を覆っている。
前枠2の前面下部側で前扉7の下方には、球受け皿を構成している一体皿8が、前枠2に開閉支持されている背面板(図示されず)に取り付けられて設けてあり、一体皿8は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。
一体皿8には、パチンコ球が存在する皿部だけではなく、皿部の正面右側下部に発射ハンドル9が、そして、正面左側下部に灰皿10等が設けられている。
前枠2の前面下部側で前扉7の下方には、球受け皿を構成している一体皿8が、前枠2に開閉支持されている背面板(図示されず)に取り付けられて設けてあり、一体皿8は、図示しない施錠装置により通常、閉鎖状態に保持されている。
一体皿8には、パチンコ球が存在する皿部だけではなく、皿部の正面右側下部に発射ハンドル9が、そして、正面左側下部に灰皿10等が設けられている。
図2は、本実施例による表示装置の要部構成を示す図であり、同図において表示装置200は、遊技盤3に設けてある表示窓で構成された表示部6aから表面に突出することができる表示枠201および表示枠201に装着された複数の液晶パネル202とを主要部として備えている。
表示枠201は、遊技盤3の裏面に固定されて支持される部材であり、その表面部201Aにおける下面内側が、図示しないが、パチンコ球を下方に導く傾斜面で構成された誘導路として用いられるようになっている。
表示枠201は表面部201Aと裏面部201Bとを備え、これら各面部で構成されている閉空間内に液晶パネル202が装填されている。
表示枠201は、遊技盤3の裏面に固定されて支持される部材であり、その表面部201Aにおける下面内側が、図示しないが、パチンコ球を下方に導く傾斜面で構成された誘導路として用いられるようになっている。
表示枠201は表面部201Aと裏面部201Bとを備え、これら各面部で構成されている閉空間内に液晶パネル202が装填されている。
図3は、表示枠201の裏面部201Bを示しており、同図において裏面部201Bは、液晶パネル202の回動軌跡に倣った形状の壁面構造とされている。
裏面部201Bには、その下部に複数の液晶パネルのそれぞれに対応して設けられた駆動モータ203が背面部201Bの背面壁に設けられている支持板を介して支持され、そして背面の一部には、液晶パネルの駆動部から延長されたフレキシルブルプリント板FPを引き出すための開口部201B1がそれぞれ設けられている。なお、図3においては、駆動モータ203に関して中央の液晶パネル202に隣接する液晶パネル202を対象とするものは、配置関係を示すだけとして、鎖線により示してある。
図3に示す構成では駆動モータ203が裏面部201Bの背面壁よりも後側に露出させて配置されているが、これは、液晶パネル202の下方に設置スペースがない場合を対象としているためであり、設置スペースを設けることが許される場合には液晶パネル202の有する回動支軸(後で説明する)に直接連結することも可能である。
裏面部201Bには、その下部に複数の液晶パネルのそれぞれに対応して設けられた駆動モータ203が背面部201Bの背面壁に設けられている支持板を介して支持され、そして背面の一部には、液晶パネルの駆動部から延長されたフレキシルブルプリント板FPを引き出すための開口部201B1がそれぞれ設けられている。なお、図3においては、駆動モータ203に関して中央の液晶パネル202に隣接する液晶パネル202を対象とするものは、配置関係を示すだけとして、鎖線により示してある。
図3に示す構成では駆動モータ203が裏面部201Bの背面壁よりも後側に露出させて配置されているが、これは、液晶パネル202の下方に設置スペースがない場合を対象としているためであり、設置スペースを設けることが許される場合には液晶パネル202の有する回動支軸(後で説明する)に直接連結することも可能である。
液晶パネル202は、表示部6aの長手方向に沿って並置されており、その並置方向に沿って図4に示す支持構造により回動可能に設けられている。なお、図4は、液晶パネル202の駆動に関する部材の配置関係のみが示されており、図3に示した裏面部201Bは省略してある。
図4において液晶パネル202は、支持フレーム202Aに嵌め込まれ、支持フレーム202Aは、上下各面において並置方向に平行する幅方向中央において回動支点を構成する回動支軸202Bがそれぞれ設けられており、そのうちの一方、図4では、下側に位置する回動支軸202Bには従動ギヤ204が設けられている。
図4において液晶パネル202は、支持フレーム202Aに嵌め込まれ、支持フレーム202Aは、上下各面において並置方向に平行する幅方向中央において回動支点を構成する回動支軸202Bがそれぞれ設けられており、そのうちの一方、図4では、下側に位置する回動支軸202Bには従動ギヤ204が設けられている。
本実施例においては、各液晶パネル202がそれぞれ独自に駆動されるようになっており、このため各液晶パネル202の支持フレーム202Aに設けられている回動支軸には同じように従動ギヤ204が設けられている。
従動ギヤ204には、表示枠201の裏面部202Bに取り付けられている駆動源である駆動モータ203の出力軸に取り付けられた駆動ギヤ203Aが噛み合わされて駆動モータ203に回動支点が連結された関係とされている。本実施例では、駆動モータ203として回動位置を制御可能なステッピングモータが用いられている。
従動ギヤ204には、表示枠201の裏面部202Bに取り付けられている駆動源である駆動モータ203の出力軸に取り付けられた駆動ギヤ203Aが噛み合わされて駆動モータ203に回動支点が連結された関係とされている。本実施例では、駆動モータ203として回動位置を制御可能なステッピングモータが用いられている。
本実施例では、駆動モータ203の回動制御に応じて複数の液晶パネル202が回動支軸202Bを中心として回動できるようになっており、回動方向によって液晶パネル自体に幅方向で奥行きを持たせることができるようになっている。つまり、液晶パネル202の表面が2次元的な面ではなく奥行きを持った3次元的な面として構成されることになる。本実施例における液晶パネル202の回動量は、表示枠201における裏面部201Bに設けられている開口201B1が外部に露呈しない回動量とされており、このため、回動した際の液晶パネル同士の端部間での隙間を極力少なくできるようになっている。
液晶パネル202は、回動形態によって相互の液晶面の向きを異ならせることができ、図5(A)において実線で示した初期位置から゜鎖線で示すように、各駆動モータ203で設定された回動量を以て隣り合う液晶パネル202の向きを相反する向きとすると、奥行きを持った液晶パネル面にうねりを与えた状態とすることができる。これにより、各液晶パネル面同士で連続した動画などを表示すると、図5(B)に示すように、動画が奥側に遠ざかるような状態と手前側に迫ってくるような状態とを印象づけることができる。
一方、回動支点を構成する回動支軸202Bの位置を図4および5に示したように、各液晶パネル202の全てを対象とした幅方向中央ではなく、図6(A)に示すように、並置方向中央に位置する液晶パネル202の回動支軸202Bの位置を幅方向中央とし、これに隣接する液晶パネル(図6(A)中、符号202’で示す)の回動支点は並置方向中央の液晶パネル202の端部側に寄った位置にそれぞれ設けて幅方向一方側とする(図6(A)中、符号202B’で示す位置)。
これにより、回動端部までの半径の違いを利用して奥側への移動量を大きくすることができるので、図6(B)に示すように、遊技者の視点位置からの奥行き感が大きくなることを利用して立体感も大きく印象づけることができる。
これにより、回動端部までの半径の違いを利用して奥側への移動量を大きくすることができるので、図6(B)に示すように、遊技者の視点位置からの奥行き感が大きくなることを利用して立体感も大きく印象づけることができる。
本実施例によれば、液晶パネル202自体を回動させるだけで液晶表示面そのものに奥行きを持たせることができるので、視差を設定するための特別な表示部などを設けることなく液晶パネル自体で立体視ができる状態とすることができる。
上記説明した実施例では、各液晶パネル202毎に駆動モータ203が設けられているので、各液晶パネル202を個々に独立して回動させることが可能であり、上記説明した回動パターンに限らず、任意の回動位置に変更することが可能である。或は、液晶パネル202の回動位置に限らず、回動状態即ち各液晶パネル202の回動態様(動いている態様)により、特定の演出を行うことも可能である。例えば、液晶パネル202にうちわを表示し、液晶パネル202を所定範囲で往復回動させることにより、あたかもうちわを扇いでいる状態を演出することができる。
また、液晶パネル202の両面に、液晶画面を設け、180°回転させることにより、全く別の画面を表側に現す構成としてもよい。
上記説明した実施例では、各液晶パネル202毎に駆動モータ203が設けられているので、各液晶パネル202を個々に独立して回動させることが可能であり、上記説明した回動パターンに限らず、任意の回動位置に変更することが可能である。或は、液晶パネル202の回動位置に限らず、回動状態即ち各液晶パネル202の回動態様(動いている態様)により、特定の演出を行うことも可能である。例えば、液晶パネル202にうちわを表示し、液晶パネル202を所定範囲で往復回動させることにより、あたかもうちわを扇いでいる状態を演出することができる。
また、液晶パネル202の両面に、液晶画面を設け、180°回転させることにより、全く別の画面を表側に現す構成としてもよい。
次に実施例の要部変形例について説明する。
上記実施例においては、液晶パネルの回動が個々に設けられた駆動モータ203によって行われていたが、本実施例では、これに代えて、単一駆動源による駆動力伝達を行うことも可能である。
図7は、この場合の構成に関する液晶パネルの平面視的模式図であり、同図において液晶パネル202のうちで並置方向中央に位置する液晶パネル202の回動支軸202Bには、図示しないクラッチを介して駆動モータ203が連結されて直接液晶パネル202を回動させる場合と駆動を断つ場合とを選択できるようになっていると共に、中央に位置する液晶パネル202に隣接する液晶パネル202には、駆動モータ203が設けられていない代わりにリンクレバー206,207の延長方向一端がヒンジ結合されている。
上記実施例においては、液晶パネルの回動が個々に設けられた駆動モータ203によって行われていたが、本実施例では、これに代えて、単一駆動源による駆動力伝達を行うことも可能である。
図7は、この場合の構成に関する液晶パネルの平面視的模式図であり、同図において液晶パネル202のうちで並置方向中央に位置する液晶パネル202の回動支軸202Bには、図示しないクラッチを介して駆動モータ203が連結されて直接液晶パネル202を回動させる場合と駆動を断つ場合とを選択できるようになっていると共に、中央に位置する液晶パネル202に隣接する液晶パネル202には、駆動モータ203が設けられていない代わりにリンクレバー206,207の延長方向一端がヒンジ結合されている。
リンクレバー206,207の延長方向一端のヒンジ結合部は、図8に示すように、液晶パネル202を装着されている支持フレーム202Aの上面あるいは下面において回動支点よりも偏倚した位置に設けたピン202A1にリンクレバー側の長穴を嵌合させることで構成されており、回動支点から偏倚した位置での作用点をなしている。
一方、並置方向中央に位置する液晶パネル202の駆動モータ203には、出力軸の回転に連動して回動可能な回転部材208が一体化されており、回転部材208における長手方向両端にはリンクレバー206,207の延長方向他端がヒンジ結合されている。
リンクレバー206,207における延長方向一端は、並置方向中央に位置する液晶パネル202と隣り合う液晶パネル202同士を相反する方向に回動させることができる位置にヒンジ結合されている。つまり、隣接する液晶パネルのうちで一方の液晶パネル202側では回動支点に対して中央の液晶パネル202から離れた位置に、そして他方の液晶パネル202側では回動支点に対して中央の液晶パネル202に近くなる位置にそれぞれヒンジ結合されている。
中央位置の液晶パネル202に隣接する液晶パネル202同士を相反する方向に同じ回動量を以て回動させる場合を考慮して、本構成では、図7において符号S1,S2およびD1,D2で示すように、隣接する液晶パネル同士が相対方向(反対方向)に回動してかつ、同じ回動量を得られる寸法関係、つまり同じ寸法ではない関係に設定されている。なお、図7において符号L1,L2は、液晶パネル202,202’の厚さ方向中心線を示しており、並置方向中央の液晶パネル202が回動しない状態で回転部材208が符号Rで示す方向に回動した際に並置方向中央の液晶202に隣接する液晶パネル202’の移動位置が中心線L2’で示してある。
中央位置の液晶パネル202に隣接する液晶パネル202同士を相反する方向に同じ回動量を以て回動させる場合を考慮して、本構成では、図7において符号S1,S2およびD1,D2で示すように、隣接する液晶パネル同士が相対方向(反対方向)に回動してかつ、同じ回動量を得られる寸法関係、つまり同じ寸法ではない関係に設定されている。なお、図7において符号L1,L2は、液晶パネル202,202’の厚さ方向中心線を示しており、並置方向中央の液晶パネル202が回動しない状態で回転部材208が符号Rで示す方向に回動した際に並置方向中央の液晶202に隣接する液晶パネル202’の移動位置が中心線L2’で示してある。
本構成では、図7において符号Rで示すように並置方向中央に位置する液晶パネル202が駆動モータ203からの駆動力を受けて回動する場合と回動しない場合とが前述したクラッチにより選択できるようになっている。このため、中央位置の液晶パネル202に対して駆動モータ203からの駆動力が伝達されない場合において駆動モータ203が駆動されると、回動部材208のみが回動し、これに連動してリンクレバー206,207が牽引されることにより中央位置の液晶パネル202に隣接する液晶パネル202’同士が相反する方向に回動することができる。
このような構成を用いた場合においても、駆動源を簡略化した状態で液晶パネル同士の動作に応じて図5および図6に示した場合と同様な表示状態を得ることができる。
以上説明した表示装置は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシンなどの他の遊技機に搭載することもできる。
このような構成を用いた場合においても、駆動源を簡略化した状態で液晶パネル同士の動作に応じて図5および図6に示した場合と同様な表示状態を得ることができる。
以上説明した表示装置は、パチンコ遊技機に限らず、スロットマシンなどの他の遊技機に搭載することもできる。
100 パチンコ遊技機
6 表示領域
6a 表示部
200 表示装置
201 表示枠
201A 表面部
201B 裏面部
202,202’ 液晶パネル
202A 支持フレーム
203 駆動モータ
203A 駆動ギヤ
204 従動ギヤ
6 表示領域
6a 表示部
200 表示装置
201 表示枠
201A 表面部
201B 裏面部
202,202’ 液晶パネル
202A 支持フレーム
203 駆動モータ
203A 駆動ギヤ
204 従動ギヤ
Claims (6)
- 複数の液晶パネルを並置して備えている表示装置において、
前記複数の液晶パネルは、個々にあるいは隣り合うものと対応させて回動可能に設けられていることを特徴とする表示装置。 - 請求項1記載の表示装置において、
前記液晶パネルは、並置方向中央に位置する液晶パネルが固定若しくは回動可能に設けられ、該中央に位置する液晶パネルと隣接する液晶パネルは回動可能に設けられていることを特徴とする表示装置。 - 請求項1または2記載の表示装置において、
前記液晶パネルは、並置方向に平行する幅方向中央若しくは一方側を回動支点として回動可能に設けられていることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至3のうちの一つに記載の表示装置において、
前記液晶パネルは、回動支点に連結されたモータにより直接駆動されて回動位置を設定されることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至3のうちの一つに記載の表示装置において、
前記液晶パネルは、単一で設けられた駆動源からの駆動力が伝達されて回動位置を設定されることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至5のうちの一つに記載の表示装置を用いることを特徴とする遊技機。
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JP2015165975A (ja) * | 2008-03-24 | 2015-09-24 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004375004A patent/JP2006180940A/ja not_active Withdrawn
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