JP2006180666A - Pwm信号生成回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧が低下した場合でも、0%のデューティを実現できるPWM信号生成回路を提供する。
【解決手段】電源電圧に依存して電圧振幅が変化する三角波を発生する三角波発生回路と、電源電圧が第1レベルのときの三角波の上限電圧より高い最大電圧から、電源電圧が第1レベルのときの三角波の下限電圧より低い最小電圧までの間で、電源電圧に関係なく変化する直流電圧と、三角波との大小を比較し、当該比較結果をPWM信号として出力する比較回路と、を備えたPWM信号生成回路において、電源電圧が第1レベルのときの下限電圧と、前記最小電圧との間の閾値電圧を発生する閾値電圧発生回路と、電源電圧が第1レベルから当該第1レベルより低い第2レベルに低下することによって、三角波の下限電圧が閾値電圧に達した場合、当該下限電圧を閾値電圧に保持する下限保持回路と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PWM信号生成回路に関する。
モータをPWM(Pulse Width Modulation)制御で駆動する場合、モータの駆動コイルに駆動電流を供給する出力トランジスタをPWM信号によって制御している。また、PWM信号のデューティを変化させることによって、出力トランジスタのオン/オフのデューティを変化させている。そして、出力トランジスタのオン/オフのデューティの変化に応じてモータの駆動電流を増減させている。例えば3相モータの場合、各相の駆動コイルにソース側の出力トランジスタ(以下ソーストランジスタとする)とシンク側の出力トランジスタ(以下シンクトランジスタとする)がそれぞれ接続されている。そして、3相モータをPWM制御する場合、ある相のソーストランジスタがオンしている期間に、他の相のシンクトランジスタを、PWM信号に応じて間欠的にオン/オフさせる。このシンクトランジスタのオン/オフに応じて駆動コイルに流れる駆動電流を増減させ、モータの回転数を制御している。
このようなPWM信号は、例えばマイクロコンピュータ(以下マイコンとする)から出力されるDC電圧と、三角波の大きさの大小を比較することによって発生することができる(例えば、特許文献1参照)。また、三角波を発生する回路として、電源電圧を分圧した上限電圧となるまでコンデンサを充電し、さらに上限電圧に達すると電源電圧を上限電圧と異なる抵抗値で分圧した下限電圧となるまでコンデンサを放電させる動作を繰り返して三角波を発生する三角波発生回路が知られている(例えば、特許文献2参照)。この三角波発生回路の出力は、電源電圧に依存して電圧振幅が変化する三角波となる。
図4はPWM信号の発生を説明するための図である。なお、電源電圧に依存する三角波をVTWVとし、例えばマイコンなどから出力されるDC電圧をVCTLとする。VTWVは不図示のコンパレータの反転入力端子(以下−端子とする)に印加され、VCTLはコンパレータの非反転入力端子(以下+端子とする)に印加される。コンパレータからはVCTL>VTWVの期間に「HIGHレベル(以下Hとする)」、VCTL<VTWVの期間に「LOWレベル(以下Lとする)」のPWM信号(VPWM)が出力される。なお、VCTLを用いてPWM信号を発生する場合、VTWVの1周期が、PWM信号の1周期(図4のT、以下T期間とする)となる。
図5はVCTLとVTWVとの比較の関係を説明するための図である。なお、図5においてVHはVCTLの電圧範囲の最大値であり、VLはVCTLの電圧範囲の最小値である。またVAはVTWVの上限電圧であり、VBはVTWVの下限電圧である。
VCTLが図5のbで示す範囲内にある場合、VCTLを変化させるとVCTLの変化に応じて0%〜100%の範囲でVPWMの「H」と「L」の割合が変化する(デューティが変化する)。この時、VPWMはVCTLの電圧に応じてデューティが変化するPWM信号となる。例えば、bの範囲内においてVCTLを上昇させるとT期間におけるVPWMの「H」のデューティが増加する。
また、VCTLが図5のaで示す範囲内にある場合、すなわちVAよりもVCTLが高い場合には、VPWMは「H」に固定される。このとき、T期間におけるPWM信号の「H」のデューティは100%となる。
一方、VCTLが図5のcで示す範囲内にある場合、すなわちVBよりもVCTLが低い場合には、VPWMは「L」に固定される。このとき、T期間におけるPWM信号の「H」のデューティは0%となる。
以上のようにして得られたVPWMを、ある相のソーストランジスタがオンしている期間に他の相のシンクトランジスタに印加する。そして、例えばVPWMが「H」の時にシンクトランジスタがオンとなり、VPWMが「L」の時にシンクトランジスタがオフとなるとすると、VCTLを上昇させるとシンクトランジスタのオンする期間が増加し、駆動電流が増えるためモータの回転数が上がる。逆にVCTLを低下させるとシンクトランジスタのオンする期間が減少し、モータの回転数が低下する。
なお、VCTLがVAよりも高い場合は出力トランジスタのオンする期間が100%であるため、モータはフル駆動になり、VCTLがVBよりも低い場合は出力トランジスタのオンする期間が0%であるため、モータは停止状態になる。
このように従来のPWM信号生成回路は、例えば電源電圧から得られるVTWVと、マイコンから出力されるVCTLとの大きさの大小比較によってデューティが0%〜100%のPWM信号を発生していた。そして、このPWM信号生成回路をモータのPWM制御に適用した場合、VCTLとVTWVの大小に応じて、モータを停止状態、PWM駆動状態、フル駆動状態に切り替えていた。
特開平3−57313号公報 特開平6−216722号公報
VCTLとしてマイコンから出力されるDC電圧を使用しているが、マイコンが出力可能なDC電圧範囲はVL(例えば1.0ボルト)〜VH(例えば3.3ボルト)と決まっている。そして、このVCTLとVTWVとの比較から得られるVPWMを0%〜100%のデューティパルスに変換するにはVTWVの電圧振幅はこのVCTLの範囲内でなければならない。
ところが、VTWVの上限電圧VAおよび下限電圧VBは、通常、電源電圧をそれぞれ異なる分圧比によって分圧して得られるものである。従って、電源電圧が低下した場合、VAおよびVBも電源電圧の低下に伴って低下することになる。
図6は電源電圧が図5に示す状態から低下し、VTWVの下限電圧VBがVCTLの電圧範囲外になった場合のVTWVとVCTLの関係を説明するための図である。
VCTLが図6のdで示す範囲内にある場合、すなわちVTWVの上限電圧VAよりもVCTLが高い場合には、VPWMは「H」に固定される。このとき、PWM信号の「H」のデューティは100%となる。
VCTLが図6のeで示す範囲内にある場合、VTWVの上限電圧と下限電圧の範囲でVCTLを変化させると、VCTLの大きさに応じたデューティのPWM信号が得られる。しかし、VCTLを最小電圧VLより低下させることが出来ないため、VCTLがVLのときの「H」のデューティを仮に20%とすると、VPWMの「H」のデューティは20%〜100%で変化する。つまり、このときVPWMの「H」のデューティを20%より小さくできないことになる。
従ってPWM信号生成回路をモータのPWM制御に使用した場合、VCTLをVL〜VH間の電圧範囲で増減させても、出力トランジスタのオンする期間は20%〜100%で変化することになり、駆動停止状態または0%〜20%のPWM駆動状態にすることができない。これは電源電圧が低下した場合にはVCTLによってモータを停止させることができない、あるいは低速回転で制御することが出来ないということになる。特に、VCTLによってモータを停止することが出来ないということは、モータの制御に関して重大な問題である。
このように従来のPWM信号生成回路では、電源電圧が低下した場合、0%のデューティを実現できないという問題点があった。
そこで、本発明は、電源電圧が低下した場合でも、0%のデューティを実現できるPWM信号生成回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための主たる発明は、電源電圧に依存して電圧振幅が変化する三角波を発生する三角波発生回路と、前記電源電圧が第1レベルのときの前記三角波の上限電圧より高い最大電圧から、前記電源電圧が前記第1レベルのときの前記三角波の下限電圧より低い最小電圧までの間で前記電源電圧に関係なく変化する直流電圧と、前記三角波との大小を比較し、当該比較結果をPWM信号として出力する比較回路と、を備えたPWM信号生成回路において、前記電源電圧が前記第1レベルのときの前記下限電圧と、前記最小電圧との間の閾値電圧を発生する閾値電圧発生回路と、前記電源電圧が前記第1レベルから当該第1レベルより低い第2レベルに低下することによって、前記三角波の下限電圧が前記閾値電圧に達した場合、当該下限電圧を前記閾値電圧に保持する下限保持回路と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、電源電圧の値にかかわらず0%〜100%のデューティを実現できる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===PWM信号生成回路の構成===
図1を用いて本発明のPWM信号生成回路の構成について説明する。図1は本発明のPWM信号生成回路の構成の一例を示す回路図である。
本発明のPWM信号生成回路100は、三角波発生回路34と比較回路36とを有している。以下、三角波発生回路34と比較回路36の構成および動作について説明する。
<<<三角波発生回路34>>>
三角波発生回路34は、図1に示すように、PNP型バイポーラトランジスタ(以下PNPトランジスタとする)102、104、106、108、110、112、114、116、118、150、152、148、158、134、NPN型バイポーラトランジスタ(以下NPNトランジスタとする)126、136、144、154、156、162、164、166、168、抵抗128、130、132、138、140、142、146、160を有している。
PNPトランジスタ102、104、106、108、110、112、114、116、118のエミッタには、電源VCCから例えば5ボルトの電圧が印加される。さらにPNPトランジスタ102、104、106、108、110、112、114、116、118のベースは共通に接続され、PNPトランジスタ102はダイオード接続されている。従って、PNPトランジスタ102、104、106、108、110、112、114、116、118は電流ミラー回路を構成しており、トランジスタサイズ比が全て等しいとすると、PNPトランジスタ104、106、108、110、112、114、116、118は、PNPトランジスタ102のコレクタ電流と等倍のコレクタ電流を流そうとする。
NPNトランジスタ126のコレクタはPNPトランジスタ102のコレクタに接続され、エミッタは抵抗128を介して接地VSSされている。また、NPNトランジスタ126のベースには基準電圧VREFが印加されている。なお、基準電圧VREFは、例えばバンドギャップ型基準電圧回路によって得られる一定電圧である。また、基準電圧VREFは電源電圧VCCによって得られる電圧であってもよいし、電源電圧VCCと別電源から得られる電圧であってもよい。NPNトランジスタ126は基準電圧VREFの印加によって常にオンとなり例えば100μAのコレクタ電流を流す。すると、PNPトランジスタ102がオンとなり、PNPトランジスタ102と電流ミラー回路を構成するPNPトランジスタ104、106、108、110、112、114、116、118も同様に100μAのコレクタ電流(『定電流』)を流そうとする。
PNPトランジスタ150とPNPトランジスタ148はダーリントン接続されている。また、PNPトランジスタ150のエミッタはPNPトランジスタ108のコレクタに接続され、PNPトランジスタ148のエミッタはPNPトランジスタ106のコレクタに接続されている。PNPトランジスタ150のコレクタは、NPNトランジスタ154のコレクタに接続され、PNPトランジスタ148のコレクタは接地VSSされている。またPNPトランジスタ148のベースは、電源VCCと接地VSS間に直列接続された抵抗138、140、142の抵抗138と抵抗140との間(以下X点とする)に接続されている。
PNPトランジスタ152とPNPトランジスタ158はダーリントン接続されている。また、PNPトランジスタ152のエミッタはPNPトランジスタ108のコレクタに接続され、PNPトランジスタ158のエミッタはPNPトランジスタ110のコレクタに接続されている。PNPトランジスタ152のコレクタは、NPNトランジスタ156のコレクタに接続され、PNPトランジスタ158のコレクタは接地VSSされている。またPNPトランジスタ158のベースは、コンデンサ170の非接地側の電極(以下、Y点とする)に接続されている。
ダイオード接続されたNPNトランジスタ156と、NPNトランジスタ154とは電流ミラー回路を構成しており、エミッタは共に接地VSSされている。
PNPトランジスタ134のエミッタは、PNPトランジスタ104のコレクタに接続され、PNPトランジスタ134のコレクタは接地VSSされている。また、PNPトランジスタ134のベースには、基準電圧VREFを直列抵抗130、132によって分圧した電圧VCが印加される。なお、このときPNPトランジスタ134のベース−エミッタ間電圧をVBEとすると、PNPトランジスタ134のエミッタの電圧はVC+VBEとなる。
NPNトランジスタ136のコレクタには電源VCCが印加され、エミッタは、X点に接続されている。またNPNトランジスタ136のベースはNPNトランジスタ134のエミッタに接続されている。よって、NPNトランジスタ136のベース−エミッタ間電圧をVBEとすると、134のエミッタの電圧はVC+VBEなので、NPNトランジスタ136がオンしたときのエミッタの電圧は、VCとなる。
NPNトランジスタ144のコレクタは、抵抗140と抵抗142との間に接続され、エミッタは接地VSSされている。またNPNトランジスタ144のベースは抵抗146を介してNPNトランジスタ154のコレクタに接続されている。
NPNトランジスタ162のコレクタは、PNPトランジスタ112のコレクタに接続され、エミッタは接地VSSされている。またNPNトランジスタ162のベースは抵抗160を介してNPNトランジスタ154のコレクタに接続されている。
NPNトランジスタ164のコレクタは、PNPトランジスタ114のコレクタおよびPNPトランジスタ116のコレクタに接続され、エミッタは接地VSSされている。また、NPNトランジスタ164のベースはNPNトランジスタ162のコレクタに接続されている。
NPNトランジスタ166とNPNトランジスタ168は電流ミラー回路を構成している。ダイオード接続されたNPNトランジスタ166のコレクタは、NPNトランジスタ164のコレクタに接続され、NPNトランジスタ168のコレクタはPNPトランジスタ118(『第1定電流回路』)のコレクタに接続されている。また、NPNトランジスタ166とNPNトランジスタ168のエミッタはともに接地VSSされている。
なお、PNPトランジスタ114、116およびNPNトランジスタ166、168は第2定電流回路を構成し、PNPトランジスタ106、108、110、148、150、152、158、NPNトランジスタ154、156は三角波用比較回路を構成している。また、PNPトランジスタ112、NPNトランジスタ162、164は充放電切替回路を構成し、NPNトランジスタ144、抵抗138、140、142は比較電圧設定回路を構成している。
さらに、PNPトランジスタ134、NPNトランジスタ136は閾値設定回路を構成している。
以下、三角波発生回路34の動作について説明する。
≪X点の電圧>Y点の電圧の場合≫
X点の電圧>Y点の電圧の場合、PNPトランジスタ150がオフとなり、PNPトランジスタ152がオンとなる。PNPトランジスタ152がオンすることによって電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ154、156がオンとなる。すると、NPNトランジスタ144、162はベースに電流が供給されなくなりオフとなる。
NPNトランジスタ144がオフとなることでX点の電圧(『比較電圧』)は電源電圧VCCを抵抗138の抵抗値と、直列抵抗140、142の抵抗値とで分圧した値VAが設定される。
また、NPNトランジスタ162がオフとなることで、NPNトランジスタ164は、ベースにPNPトランジスタ112のコレクタ電流が供給されてオンとなる。そして、NPNトランジスタ164がオンすることで電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ166、168はオフとなる。従ってコンデンサ170はPNPトランジスタ118のコレクタ電流(『第1定電流』)で充電される。
≪X点の電圧<Y点の電圧の場合≫
一方、X点の電圧がY点の電圧より低い場合、PNPトランジスタ152がオフとなり、PNPトランジスタ150がオンとなる。PNPトランジスタ152がオフすることによって電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ154、156がオフとなる。すると、NPNトランジスタ144、162は、ベースにPNPトランジスタ150のコレクタ電流が供給されるので共にオンとなる。
NPNトランジスタ144がオンとなることでX点の電圧は電源電圧VCCを抵抗138の抵抗値と、抵抗140の抵抗値とで分圧した値VBが設定される。また、X点にはNPNトランジスタ136のエミッタが接続されている。このNPNトランジスタ136のベースの電圧はVC+VBEなので、電源電圧VCCが低下してVB≦VCとなる場合には、NPNトランジスタ136がオンすることによって、X点の電圧はVC(『閾値電圧』)に保持される。なお、このVCは、電源電圧VCCが高いとき(『第1レベル』)のVBの値と、VCTLの最小値VLとの間の電圧が設定されていることとする。そしてVBがVCと等しくなるまで、電源VCCが低下(『第2レベル』)すると、VTWVの下限電圧としてVCが設定される。
また、NPNトランジスタ162がオンとなることで、NPNトランジスタ164は、ベースに電流が供給されなくなりオフとなる。NPNトランジスタ164がオフすることによって、電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ166、168はオンとなる。そして、NPNトランジスタ168は、PNPトランジスタ116とPNPトランジスタ114のコレクタ電流の加算電流(『第2定電流』)と等倍のコレクタ電流(例えば200μA)を流そうとする。従ってコンデンサ170はPNPトランジスタ118のコレクタ電流と、NPNトランジスタ168のコレクタ電流との差分の電流(例えば100μA)で放電されることになる。
つまり、Y点の電圧がX点より低い場合には、X点にVTWVの上限電圧VAが設定され、コンデンサ170はPNPトランジスタ118のコレクタ電流によって充電される。よって、Y点の電圧は上昇する。
やがて、Y点の電圧がX点より高くなる。すると、X点の電圧は電源電圧VCCを抵抗138と抵抗140で分圧した下限電圧VBまたは、NPNトランジスタ136がオンすることによって保持される電圧VCのうちの高い方が設定される。
また、コンデンサ170は、PNPトランジスタ118のコレクタ電流とNPNトランジスタ168のコレクタ電流の差分の電流で放電される。
やがて、Y点の電圧がX点より低くなる。するとX点にはVTWVの上限電圧VAが設定され、コンデンサ170はPNPトランジスタ118のコレクタ電流によって充電される。
以下、同様にX点の電圧の切り替えおよびコンデンサ170の充放電の切り替えを行う。以上の動作を繰り返し行うことによって、Y点から、上限電圧がVAで、下限電圧がVBまたはVCの三角波が得られる。
<<<比較回路36>>>
比較回路36は、図1に示すようにPNPトランジスタ120、122、124、172、174、176、178、およびNPNトランジスタ180、182、184、抵抗186を有している。
PNPトランジスタ120、122、124のエミッタには、電源VCCから例えば5Vの電圧が印加される。また、PNPトランジスタ120、122、124とPNPトランジスタ102は電流ミラー回路を構成している。従って、PNPトランジスタ120、122、124とPNPトランジスタ102とのサイズ比が等しい場合、PNPトランジスタ102のコレクタ電流と等倍の定電流がPNPトランジスタ120、122、124のコレクタ電流として流れる。
PNPトランジスタ172とPNPトランジスタ176はダーリントン接続されている。そして、PNPトランジスタ172のエミッタはPNPトランジスタ122のコレクタに接続され、PNPトランジスタ176のエミッタはPNPトランジスタ120のコレクタに接続されている。PNPトランジスタ172のコレクタは、NPNトランジスタ180のコレクタに接続され、PNPトランジスタ176のコレクタは接地VSSされている。またPNPトランジスタ176のベースには、三角波発生回路34のY点の電圧(VTWV)が印加される。
PNPトランジスタ174とPNPトランジスタ178はダーリントン接続されている。そして、PNPトランジスタ174のエミッタはPNPトランジスタ122のコレクタに接続され、PNPトランジスタ178のエミッタはPNPトランジスタ124のコレクタに接続されている。PNPトランジスタ174のコレクタは、NPNトランジスタ182のコレクタと接続され、PNPトランジスタ178のコレクタは接地VSSされている。またPNPトランジスタ178のベースには、VCTLが印加される。
ダイオード接続されたNPNトランジスタ180と、NPNトランジスタ182とは電流ミラー回路を構成しており、エミッタは共に接地VSSされている。また、NPNトランジスタ182のコレクタはNPNトランジスタ184のベースに接続されている。
NPNトランジスタ184のコレクタは、抵抗186を介して電源VCCと接続され、NPNトランジスタ184のエミッタは接地されている。また、NPNトランジスタ184のコレクタと抵抗186の間からVPWMが出力される。
以下、比較回路36の動作について説明する。
≪VCTL>VTWMの場合≫
以上の構成により、VCTL>VTWMの場合は、PNPトランジスタ172がオンとなり、PNPトランジスタ174がオフとなる。PNPトランジスタ172がオンとなることによって電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ180、182は、共にオンとなる。NPNトランジスタ182がオン、PNPトランジスタ174がオフなので、NPNトランジスタ184はオフとなる。よって出力VPWMからは「H」に対応する論理電圧が出力される。
≪VCTL<VTWMの場合≫
一方、VCTL<VTWMの場合は、PNPトランジスタ174がオンとなり、PNPトランジスタ172がオフとなる。PNPトランジスタ172がオフとなることにより電流ミラー回路を構成するNPNトランジスタ180、182は、共にオフとなる。NPNトランジスタ182がオフ、PNPトランジスタ174がオンなので、NPNトランジスタ184はオンとなる。よって出力VPWMからは、「L」に対応する論理電圧が出力される。
このように、比較回路36は、VCTL>VTWMの期間に「H」を出力し、VCTL<VTWMの期間に「L」を出力する。
なお、三角波発生回路34、比較回路36を構成するトランジスタとしてバイポーラトランジスタのみならず、MOSFETを使用してもよい。
===PWM信号生成回路100の動作===
次にPWM信号生成回路100の動作について説明する。
≪電源電圧VCCが高い(例えば5ボルト)の場合≫
三角波発生回路34のY点の電圧がX点の電圧より低い場合にはX点に上限電圧VAが設定されるとともにコンデンサ170を定電流で充電する。またY点の電圧がX点より高い場合にはX点に下限電圧としてVBが設定されるとともにコンデンサ170を定電流で放電させる。よって三角波発生回路34の出力は、図5に示すように上限電圧がVA、下限電圧がVBのVTWVとなる。
このVTWVと、VL〜VHの電圧範囲のVCTLとの比較を比較回路36で行うことによって、VTWVがVCTLより大の期間に「L」、VTWVがVCTLより小の期間に「H」となるPWM信号を発生する。このVCTLを変化させることによって、PWM信号のデューティを0%〜100%に設定することが可能である。
≪電源電圧VCCが低い場合(例えば3ボルト)の場合≫
三角波発生回路34のY点の電圧がX点の電圧より低い場合にはX点に上限電圧VAが設定されるとともにコンデンサ170を定電流で充電する。またY点の電圧がX点より高い場合にはX点にVBまたはVCのうち高い方が下限電圧として設定されるとともにコンデンサ170を定電流で放電させる。よって三角波発生回路34の出力はVB>VCのときには上限電圧がVA、下限電圧がVBのVTWVとなり、VB≦VCのときには上限電圧がVA、下限電圧がVCのVTWVとなる。
図3は、電源電圧VCCが低下してVB≦VCとなった場合について説明するための図である。この場合、前述のようにVTWVの下限電圧はNPNトランジスタ136がオンすることによってVCに保持されている。なお、このVCはVLより高くなるように設定されている。よって、VTWVの電圧振幅は、電源電圧VCCが低下しても、VCTLの電圧範囲(VH〜VL)に含まれることになる。
このVTWVと、VL〜VHの電圧範囲のVCTLとの比較を比較回路36で行うことによって、VTWVがVCTLより大の期間に「L」、VTWVがVTCLより小の期間に「H」となるPWM信号が発生される。そしてVL〜VH間でVCTLを変化させることによって、PWM信号のデューティを0%〜100%に設定することが可能である。
===モータ駆動回路===
以下本発明のPWM信号生成回路をモータ駆動回路に適用した場合について説明する。特に、本実施の形態では3相ブラシレスモータのモータ駆動回路に本発明のPWM信号生成回路を適用した場合について説明する。
図2は、本発明のPWM信号生成回路を適用したモータ駆動回路の構成の一例を示すブロック図である。なお本実施の形態において、モータは、ロータ位置を検出するためのセンサ(例えばホール素子)を有する3相モータであることとするが、これに限定されるものではない。例えばセンサレスモータや単相モータの駆動回路にも本発明のPWM信号生成回路を適用することができる。
U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6は、スター結線されるとともに電気角120度の位相差を有してステータに巻回されたものである。
NPNトランジスタ8は、電源VCCからU相コイル2へ駆動電流を供給するためのソーストランジスタであり、NPNトランジスタ10は、U相コイル2から接地VSSへ電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのNPNトランジスタ8、10のコレクタ−エミッタ路は、電源VCCと接地VSSの間に直列接続され、これらのNPNトランジスタ8、10のコレクタ−エミッタ接続部は、U相コイル2の一端と接続されている。
また、NPNトランジスタ12は、電源VCCからV相コイル4へ駆動電流を供給するためのソーストランジスタであり、NPNトランジスタ14は、V相コイル4から接地VSSへ電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのNPNトランジスタ12、14のコレクタ−エミッタ路は、電源VCCと接地VSSの間に直列接続され、これらのNPNトランジスタ12、14のコレクタ−エミッタ接続部は、V相コイル4の一端と接続されている。
さらに、NPNトランジスタ16は、電源VCCからW相コイル6へ駆動電流を供給するためのソーストランジスタであり、NPNトランジスタ18は、W相コイル6から接地VSSへ電流を供給するためのシンクトランジスタである。これらのNPNトランジスタ16、18のコレクタ−エミッタ路は、電源VCCと接地VSSの間に直列接続され、これらのNPNトランジスタ16、18のコレクタ−エミッタ接続部は、W相コイル6の一端と接続されている。
そして、NPNトランジスタ8、10、12、14、16、18が適宜のタイミングでオン/オフすると、モータは、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6に駆動電流が供給されて予め定められた方向へ回転(例えば正転)することとなる。これにより、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6の一端には電気角120度の位相差を有するコイル電圧が現れることとなる。なおソーストランジスタおよびシンクトランジスタとしてバイポーラトランジスタのみならず、MOSFETを使用することも可能である。
ホール素子20、22、24は、電気角120度の位相差を生じるロータの外周位置に設けられており、ロータが回転したときの磁極の変化に応じて、電気角120度の位相差を有する正弦波形のホール信号を出力するものである。このホール信号は、ロータの回転位置を示す信号である。ホールアンプ26は、微小な振幅を有するホール信号を増幅するものである。なお、ホールアンプ26は、後段の制御回路においてホール信号に基づくロジック処理が可能となるまで、ホール信号の振幅を増幅する。
駆動ロジック28は、マイクロコンピュータ等からの指示に応じて、モータに正転トルクを与えるための正転ロジックまたはモータに逆転トルクを与えるための逆転ロジックの一方が設定される。詳しくは、駆動ロジック28は、正転ロジックが設定されているとき、ロータの回転位置を示すホールアンプ26の増幅信号に応じて、モータに正転トルクを与える適宜の順序でNPNトランジスタ8、10、12、14、16、18をオン/オフするためのロジック信号を出力する。また、駆動ロジック28は、逆転ロジックが設定されているとき、ロータの回転位置を示すホールアンプ26の増幅信号に応じて、モータに逆転トルクを与える適宜の順序でNPNトランジスタ8、10、12、14、16、18をオン/オフするためのロジック信号を出力する。
プリドライバ30は、駆動ロジック28からのロジック信号に応じて、NPNトランジスタ8、12、16をオン/オフするための制御信号を出力するものである。
プリドライバ32は、駆動ロジック28からのロジック信号に応じて、NPNトランジスタ10、14、18をオン/オフするための制御信号を出力するものである。これによりU相コイル2、V相コイル4、W相コイル6へ駆動電流が供給されることとなる。
さらに、プリドライバ32はPWM信号生成回路100の出力のVPWMに応じて、ある相のソーストランジスタがオンしている期間に、他の相のシンクトランジスタを間欠的にオン/オフするPWM制御を行う。このVPWMのデューティに応じてU相コイル2、V相コイル4、W相コイル6に流れる駆動電流量が変化することになる。
PWM信号生成回路100は、電源VCCと基準電圧VREFとから三角波を発生させる三角波発生回路34と、三角波発生回路34の出力とVCTLとの大きさの比較を行う比較回路36とを有している。そしてPWM信号生成回路は、比較回路36の比較結果としてVPWMを発生し、プリドライバ32に出力する。
次に、図2に示すモータ駆動回路の動作について説明する。
PWM信号発生回路100によって発生するPWM信号VPWMがプリドライバ32に入力される。
プリドライバ30は駆動ロジック28のロジック信号に基づいて、ソーストランジスタであるNPNトランジスタ8、12、16をオン/オフする。
また、プリドライバ32は、駆動ロジック28のロジック信号に基づいて、シンクトランジスタであるNPNトランジスタ10、14、18をオン/オフする。
さらに、プリドライバ32は、PWM信号発生回路100から入力されるVPWMによって、駆動ロジック28によってオンとなるシンク側のNPNトランジスタ10、14、18の何れかを、所定周波数で間欠的にオン/オフする。そして、そのデューティに応じた駆動電流をコイルに供給することでモータを駆動させる。このPWM信号のデューティは、VCTLを変化させることによって変更することが出来る。
例えば、VCTLをVTWVの上限電圧VA以上とすることで、VPWMの「H」のデューティが100%となりモータはフル駆動となる。またVCTLをVTWVの電圧振幅内とすることで、VPWMのデューティはVCTLの大きさに応じて変化する。
また、VCTLをVTWVの下限電圧(VBまたはVC)未満とすることでVPWMの「H」のデューティが0%となりモータは停止駆動となる。
本発明のPWM信号発生回路100では、電源電圧VCCが低下した場合でもVTWVの電圧振幅はVCTLのVHとVLの間に含まれているため、VCTLを変化させることで、0%〜100%のデューティのVPWMを発生させることが可能である。
このように、PWM信号生成回路100をモータのPWM制御に適用した場合、PWM信号のデューティを0%〜100%で変化させることによって、モータを停止状態、PWM駆動状態、フル駆動状態に切り替える。このとき、電源電圧VCCが低下してもVTWVの下限電圧はVCに保持される。そしてVCTLを電圧範囲VH〜VL間で変化させると、モータを停止状態、PWM駆動状態、フル駆動状態に切り替えることができる。
なお、VPWMをプリドライバ30に印加してソース側のNPNトランジスタ8、12、16をPWM制御してもよい。この場合、ある相のシンクトランジスタがオンしている期間に、他の相のソーストランジスタをVPWMに応じて間欠的にオン/オフすることによって駆動電流が制御されることになる。
以上、説明したように、本発明のPWM信号生成回路は、電源電圧VCCが低下した場合でも、VTWVの下限電圧がVLより高いVCで保持されるのでVCTLの大きさを変化させることによって0%〜100%のデューティを実現することができる。
このVCは、電源電圧VCCに依存しない基準電圧VREFから発生させるので、電源電圧VCCが低下した場合でも一定の値とすることができる。
また、三角波発生回路34において、X点の電圧とY点の電圧との比較を行いX点の電圧>Y点の電圧の場合にX点に上限電圧を設定すると共に、コンデンサ170を充電し、X点の電圧<Y点の電圧の場合にX点に下限電圧を設定すると共に、コンデンサ170を放電する。この動作をくりかえすことによってVTWVを発生することができる。
さらに、PNPトランジスタ134のエミッタにVC+VBEを発生させ、電源電圧VCCが低下した場合はNPNトランジスタ136がオンすることによって、X点の電圧をVCに保持することができる。
また、VTWVの下限電圧をVLより高いVCに保持するので、電源電圧VCCの大きさに関係なく比較回路36の出力の「H」のデューティを0%とすることが可能である。
以上、本実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の実施形態にかかるPWM信号生成回路の構成を示す回路図である。 本発明のPWM信号生成回路をモータ駆動回路に適用した場合の構成を示すブロック図である。 VCTLとVTWVとの比較の関係を説明するための波形図である。 PWM信号の発生を説明するための図である。 VCTLとVTWVとの比較の関係を説明するための波形図である。 VCTLとVTWVとの比較の関係を説明するための波形図である。
符号の説明
2 U相コイル 4 V相コイル
6 W相コイル 8 NPNトランジスタ
10、12、14、16、18 NPNトランジスタ
126、136、144 NPNトランジスタ
154、156 NPNトランジスタ
162、164、166、168 NPNトランジスタ
180、182、184 NPNトランジスタ
102、104、106、108 PNPトランジスタ
110、112、114、116、118 PNPトランジスタ
120、122、124 PNPトランジスタ
134、148、150、152、158 PNPトランジスタ
172、174、176、178 PNPトランジスタ
128、130、132、138 抵抗
140、142、146、160、186 抵抗
100 PWM信号発生回路
20、22、24 ホール素子 26 ホールアンプ
28 駆動ロジック 30、32 プリドライバ
34 三角波発生回路 36 比較回路

Claims (5)

  1. 電源電圧に依存して電圧振幅が変化する三角波を発生する三角波発生回路と、
    前記電源電圧が第1レベルのときの前記三角波の上限電圧より高い最大電圧から、前記電源電圧が前記第1レベルのときの前記三角波の下限電圧より低い最小電圧までの間で前記電源電圧に関係なく変化する直流電圧と、前記三角波との大小を比較し、当該比較結果をPWM信号として出力する比較回路と、
    を備えたPWM信号生成回路において、
    前記電源電圧が前記第1レベルのときの前記下限電圧と、前記最小電圧との間の閾値電圧を発生する閾値電圧発生回路と、
    前記電源電圧が前記第1レベルから当該第1レベルより低い第2レベルに低下することによって、前記三角波の下限電圧が前記閾値電圧に達した場合、当該下限電圧を前記閾値電圧に保持する下限保持回路と、
    を備えた、ことを特徴とするPWM信号生成回路。
  2. 前記閾値電圧発生回路は、
    前記電源電圧に依存しない基準電圧から前記閾値電圧を発生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のPWM信号生成回路。
  3. 前記三角波発生回路は、
    コンデンサに直列接続され、第1定電流で前記コンデンサを充電する第1定電流回路と、
    前記コンデンサに並列接続され、第2定電流で前記コンデンサを放電する第2定電流回路と、
    前記三角波の上限電圧または下限電圧となる比較電圧と、前記コンデンサの充電電圧との大きさの比較を行う三角波用比較回路と、
    前記コンデンサの充電電圧が前記比較電圧より小であることを示す前記三角波用比較回路の出力に基づいて、前記第2定電流回路の動作を禁止し、前記コンデンサの充電電圧が前記比較電圧より大であることを示す前記三角波用比較回路の出力に基づいて、前記第2定電流回路を動作させる充放電切替回路と、
    前記コンデンサの充電電圧が前記比較電圧より小であることを示す前記三角波用比較回路の出力に基づいて、前記比較電圧を前記上限電圧に設定し、前記コンデンサの充電電圧が前記比較電圧より大であることを示す前記三角波用比較回路の出力に基づいて、前記比較電圧を前記下限電圧に設定する比較電圧設定回路と、
    を備え、
    前記三角波は、
    前記上限電圧と前記下限電圧の間で前記コンデンサを交互に充電、放電させることによって得られる電圧である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のPWM信号生成回路。
  4. 前記下限保持回路は、
    定電流を発生する定電流回路と、
    前記定電流が供給されて動作し、入力した前記閾値電圧を前記比較電圧設定回路の前記比較電圧の設定部に印加する閾値設定回路と、
    を備え、
    前記比較電圧設定回路に設定される前記三角波の下限電圧が、前記電源電圧の低下によって前記閾値電圧に達した場合、当該下限電圧を前記閾値電圧に保持する、ことを特徴とする請求項3に記載のPWM信号発生回路。
  5. 前記比較回路は、
    前記コンデンサの充電電圧と、前記直流電圧との大小に応じて動作する差動回路と、
    前記コンデンサの充電電圧が前記直流電圧より大であることを示す前記差動回路の出力に基づいて一方の論理値を出力し、前記コンデンサの充電電圧が前記直流電圧より小であることを示す前記差動回路の出力に基づいて他方の論理値を出力する出力回路と、
    を備え
    前記電源電圧の大きさに関わらず、前記三角波の下限電圧を前記直流電圧の最小電圧より高くした、ことを特徴とする請求項3または4に記載のPWM信号生成回路。

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