JP2006179629A - 回転保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コンパクトであり、分解が容易でありながら、適切なシールを有する回転保持装置を提供する。
【解決手段】
軸受107,111の半径方向内方に、冷却水用シール110,真空シール109を配置しているため、それらを点検・交換することが容易であり、且つ回転保持装置100の軸線方向長を小さく抑えることができる。このような構成を有するため、回転保持装置100はXYテーブルのスライダ上に載置して用いることができ、回転保持装置100自体をスライダとすることもできる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回転保持装置に関し、例えば半導体ウェハにイオン注入量の異なる複数の領域を形成するために用いられるイオン注入に用いられると好適な回転保持装置に関する。
イオン注入方法は、不純物をイオン化し、イオンビームとして電気的に加速して、シリコン(Si)等のウェハに打ち込むものであり、微細な領域に精度良く不純物を導入することができるため、半導体の製造プロセスにおいて広く用いられている。
このイオン注入方法では、(1)電場を印加することによりイオンビームを偏向させ、ウェハ面内を走査する静電スキャン、(2)磁場を印加することによりイオンビームを偏向させ、ウェハ面内を走査する磁場スキャン、(3)ホルダに載置されたウェハ側をモータによって移動させることによりイオンビームの走査を行うメカニカルスキャンなどが行われており、これら(1)〜(3)のいずれかのスキャン方式をウェハ面内の互いに直交するX, Y方向のそれぞれの走査に適用している。
以上のようなイオン注入方法を用いると、ウェハ全面にイオンを均一に注入することが可能となる。また、予めフォトレジストによりマスクが形成されたウェハを用いると、所望の不純物を所望の領域に選択的に精度良く注入することができる(特許文献1参照)。
特開2003−86530号公報 特開2000−87237号公報
ここで、上述の(3)メカニカルスキャンを行う回転保持装置において、イオンビーム注入は真空雰囲気で行われるのが一般的であるから、大気内外を密封する真空シールも必要となるが、回転保持装置をコンパクトに抑えるため、或いはメンテナンスを容易にするには、その配置をどうするかが問題となる。
又、ウェハにイオンビームを注入する際に加熱を防止するために、ウェハを保持するホルダ内に冷却媒体を通過させることが考えられている。ここで、回転するホルダに、どのようにして冷却媒体を伝達するかという問題がある。特許文献2には、回転する軸内に冷却水を供給する構成が開示されている。しかるに、かかる構成を用いた場合、軸の冷却を行えても、ホルダの冷却は困難であるという問題がある。
そこで本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、コンパクトであり、分解が容易でありながら、適切なシールを有する回転保持装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の回転保持装置は、大気外の環境で用いられる回転保持装置において、
冷却媒体を供給される供給口及び冷却媒体を排出する排出口を備えたハウジングと、
処理対象物を保持する保持部と、保持した処理対象物を冷却する冷却部とを備えたホルダと、
前記ホルダを支持すると共に、前記ホルダの冷却部と前記ハウジングの供給部との間で冷却媒体を伝達する第1伝達通路と、前記ホルダの冷却部と前記ハウジングの排出部との間で冷却媒体を伝達する第2伝達通路とを備えた支持軸と、
前記ハウジングと前記支持軸との間に設けられ、前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、
駆動手段と、
前記駆動手段からの動力を前記支持軸に伝達する動力伝達機構と、
前記軸受の半径方向内方に配置され、前記大気外雰囲気と、大気内雰囲気とを密封隔離する真空シールとを有することを特徴とする。
本発明の回転保持装置によれば、前記大気外雰囲気と、大気内雰囲気とを密封隔離する前記真空シールが、前記軸受の半径方向内方に配置されているので、前記回転保持装置の軸線方向寸法を小さく抑えることができる。又、メンテナンス時など、軸受を分解することなく前記真空シールの点検が行えるので、省力化を図れる。ただし、前記真空シールの少なくとも一部が、前記軸受の半径方向内方に配置されていれば、本発明に相当するものとする。
更に、前記軸受の半径方向内方であって、前記真空シールと前記第1伝達通路又は前記第2伝達通路との間に配置された冷却媒体用シールを有すると、前記回転保持装置の軸線方向寸法を小さく抑えることができる。
更に、前記支持軸と前記ハウジングの一方に形成された凸部が、他方に形成された凹部に非接触状態で挿入されていると、それにより非接触のスキマシールを形成できるので、冷却媒体の漏れを抑制できる。
更に、前記軸受に予圧を付与する予圧機構を設けると、軸受のガタが抑えられるので、前記ホルダの高精度な回転駆動を行える。
更に、前記軸受の内輪が固定され、外輪が回転すると好ましい。
更に、前記軸受の外輪が固定され、内輪が回転すると好ましい。
更に、前記動力伝達機構は、歯車対を含むと好ましいが、歯付きベルトでも良い。
更に、前記ホルダと前記支持軸との間において、前記第1伝達通路及び前記第2伝達通路との間に密封手段(例えばO−リング)を設けないと、部品点数が削減される。
以下、図面を参照して、比較例と、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態の回転保持装置を用いたイオンビーム注入装置のウェハスキャン機構部の斜視図である。縦長の筐体Hの下部には、モータMが取り付けられており、モータMに連結されたねじ軸Sは、筐体H内を鉛直方向に延在し、回転保持装置100を支持するベースB内に設けられたナット(不図示)に螺合している。即ち、モータMを駆動することによりねじ軸Sが回転すると、ナットと共にベースBが上下に移動し、それにより回転保持装置100も上下に移動することとなる。
ここで、イオンビーム注入装置は、図1に示す状態で真空中でビームを水平方向に走査し、このビームに対してウェハを上下にスキャンすることでウェハ全体にイオンを注入する。このとき注入角度を調節するためにチルト軸とツイスト軸でビームに対するウェハの姿勢を決める。従って、10-5〜10-6Pa程度の真空中で水平方向に照射されるイオンビームIによってウェハを走査することができ、それにより適切なイオンビーム注入をおこなうことで、シリコンウェハにおけるAs、P,B等の不純物の注入量を制御して半導体を製造することができる。
図2は、比較例にかかる回転保持装置の断面図であり、図3は、第1の実施の形態にかかる回転保持装置100の断面図である。
まず、比較例から説明する。図2において、ベースBに対してフランジ1aを介して中空円筒状の第1ハウジング1が固定されている。第1ハウジング1は、ベースBの開口Baを通って下方に露出しており、その下面には円筒状の連結部2がボルトにより固定されている。連結部2の下面にはモータ3がボルトにより固定されている。即ち、連結部2を介して、モータ3と第1ハウジング1とが同軸に連結されている。
一方、第1ハウジング1の上面には、中空円筒状の第2ハウジング4がボルトにより同軸に固定されている。第1ハウジング1の内部と、第2ハウジング4の内部とは隔壁5により隔離され、更にその周囲に設けられたO−リングORによって、両者間のスキマが密封されている。第1ハウジング1の内部空間は、半径方向に貫通する入口通路1bを介して外部に連通し、第2ハウジング4の内部空間は、半径方向に貫通する出口通路4aを介して外部に連通している。
第1ハウジング1と第2ハウジング4とを貫通するようにして、支持軸6が配置されている。支持軸6は、第1ハウジング1に対しては軸受7により回転自在に支持されている。軸受7の内輪は支持軸6の外周に嵌合し、支持軸6の雄ねじ部6aに螺合するナット8によって固定され、軸受7の外輪は第1ハウジング1の内周に嵌合し、連結部2によって固定されている。軸受7の軸線方向内方(図2で上方)には、真空シール9が設けられ、更にその内方には冷却水用シール10が設けられている。
一方、支持軸6は、第2ハウジング4に対しては軸受11により回転自在に支持されている。軸受11の内輪は支持軸6の外周に嵌合し、支持軸6の台座部6bに当接する間座12によって固定され、軸受11の外輪は第2ハウジング4の内周に嵌合し、第2ハウジング4にボルト止めされた固定板17によって固定されている。軸受11の軸線方向内方(図2で下方)には、真空シール13が設けられ、更にその内方には冷却水用シール14が設けられている。冷却水用シール10,14は、冷却水の通路を密封するものであり、真空シール9,13は、大気外雰囲気と大気内雰囲気とを隔離する機能を有するものであり、O−リングの他、磁性流体シールや差動排気シールも用いることができる。支持軸6の下端と、モータ3の回転軸とは、カップリング15を介して連結されている。
支持軸6の上端に形成された円盤状の台座部6bは、その上面にホルダ16をボルトにより取り付けている。不図示のウェハを静電的に吸着保持するホルダ16は、内部に冷却水を流すための空間16aを有し、その下面に開口した、円孔状の供給口16bと、それを取り巻く環状の排出口16cとを有している。それぞれ空間16aにつながる供給口16bと排出口16cとの間には、ホルダ16と台座部6bとのスキマを密封するO−リングORが設けられており、且つ排出口16cの半径方向外方において、ホルダ16と台座部6aとのスキマを密封するO−リングが設けられている。
支持軸6は、軸線方向に延在する複数の伝達通路を有する。より具体的には、支持軸6の中央に第1伝達通路6cが設けられ、その周囲に第2伝達通路6dが設けられている。第1伝達通路6cの一端は、第1ハウジング1の内部空間に対して開放しており、その他端は、ホルダ16の供給口16bに対して開放している。又、第2伝達通路6dの一端は、第2ハウジング4の内部空間に対して開放しており、その他端は、ホルダ16の排出口16cに対して開放している。
第1ハウジング1の入口通路1bには、不図示の冷却水供給部に連結された配管が接続され、第2ハウジング4の出口通路4aには、不図示の冷却水排出部に連結された配管が接続されている。
不図示のウェハをホルダ16により保持した状態で、モータ3を駆動することによって、支持軸6を介してホルダ16ごとウェハを回転させることができる。このとき、支持軸6が回転しても、第1ハウジング1からホルダ16に冷却水を供給し、且つホルダ16から第2ハウジング4へと冷却水を排出することができる。
より具体的に説明すると、冷却水供給部から配管を介して供給された冷却水は、入口通路1bを通って第1ハウジング1の内部に侵入し、ここから支持軸6の第1伝達通路6cを通って、供給口16bを介してホルダ16内部の空間16aに侵入する。空間16aに侵入した冷却水は、ホルダ16の壁面との間で熱交換を行い、ホルダ16により保持されたウェハを冷却することができる。
空間16内で熱交換により加熱された冷却水は、排出口16bから流出した後、支持軸6の第2伝達通路6dを介して第2ハウジング4の内部へと移動し、更に出口通路4aを介して外部の冷却水排出部へと流出することとなる。
次に、第1の実施の形態にかかる回転保持装置100について説明する。図3において、不図示のベースに対して円盤状の第1ハウジング101が固定されている。第1ハウジング101の側面に取り付けられたL字状のブラケット121に、駆動手段であるモータ103がボルト止めされている。モータ103の回転軸に形成された小ギヤ103aは、リングギヤ115に噛合している。このような構成により、モータ103を支持軸106に対して並列に配置でき、それにより回転保持装置100の軸線方向長を短く抑えることができ、また大きな減速比を容易にとれるからモータ103のトルクは小さくて足りる。従って、小型のモータを用いることができる。尚、小ギヤ103aとリングギヤ115で動力伝達機構を構成するが、動力伝達機構としては、歯付きベルトを用いることもできる。
一方、第1ハウジング101の上面には、径の小さい円盤状の第2ハウジング104が不図示のボルトにより同軸に固定されている。第2ハウジング104の外周にはフランジ部104aが形成されている。第2ハウジング104の上面には、第3ハウジング102が、ボルトB1により固定されている。第3ハウジング102の外周にはフランジ部102aが形成されている。
第3ハウジング102を貫通するようにして、支持軸106が設けられている。支持軸106は、上部に円盤状の台座106aを形成しており、その下面外周近傍には、リングギヤ115がボルトB3により固定されている。リングギヤ115の上端内周にフランジ部115aが形成されている。更に、リングギヤ115の下面には、円筒部材112がボルトB2により固定されている。円筒部材112の下端内周にフランジ部112aが形成されている。
第3ハウジング102のフランジ部102aと、第2ハウジング104のフランジ部104aとの間には、間座118を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受107,111の内輪が嵌合配置されている。一方、リングギヤ115のフランジ部115aと、円筒部材112のフランジ部112aとの間には、間座119を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受107,111の外輪が嵌合配置されている。従って、支持軸106は、内輪固定・外輪回転のアンギュラコンタクト玉軸受107,111により、ハウジングを構成する第1ハウジング101,第2ハウジング104,第3ハウジング102に対して回転自在に支持されている。
ボルトB1を締め付けることによって、第3ハウジング102のフランジ部102aと、第2ハウジング104のフランジ部104aとの間で、間座118を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受107,111の内輪が押される。一方、ボルトB2を締め付けることによって、リングギヤ115のフランジ部115aと、円筒部材112のフランジ部112aとの間で、間座119を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受107,111の外輪が押される。間座118,119の厚さ(軸線方向長さ)を調節することで、アンギュラコンタクト玉軸受107、111に予圧を付与することができる。リングギヤ115,円筒部材112,間座118,119、ボルトB1,B2が予圧機構を構成する。
アンギュラコンタクト玉軸受107、111の予圧を調整することで、回転精度が向上し、後述する支持軸106の凸部106eと、第2ハウジング104の凹部104dとで構成するスキマシールのスキマΔを極力小さく抑えることができ、冷却水の漏れ量を低く抑えることができる。又、支持軸106の軸剛性が向上するので、軸受間の距離を短く抑えることができ、回転保持装置100の軸線方向長を抑え、更にθ軸としての負荷容量を上げることもできる。尚、凸部106eと凹部104dとの間に冷却水が存在するので、両者は非接触状態に維持されやすく、万が一接触した場合にも摩耗損傷が抑制される。
アンギュラコンタクト玉軸受107、111の半径方向内方であって、第3ハウジング102と支持軸106との間には、図で下方より冷却水用シール110と、真空シール109とが配置されている。冷却水用シール110は、冷却水の通路を密封するものであり、真空シール109は、大気外雰囲気と大気内雰囲気とを隔離する機能を有するものであり、O−リングの他、磁性流体シールや差動排気シールも用いることができる。
支持軸106の上端に形成された円盤状の台座部106aは、その上面にホルダ116をボルトB4により取り付けている。処理対象物である不図示のウェハを静電的に吸着保持するホルダ116は、内部に冷却水を流すための空間116aを有し、その下面に開口した、円孔状の供給口116bと、それを取り巻く環状の排出口116cとを有している。それぞれ空間116aにつながる供給口116bと排出口116cとの間には、ホルダ116と台座部106aとのスキマを密封するO−リングは設けられておらず、排出口116cの半径方向外方において、ホルダ116と台座部106aとのスキマを密封するO−リングORが設けられているのみである。尚、ホルダ116の上面が保持部を構成し、空間116aが冷却部を構成する。
支持軸106は、軸線方向に延在する複数の伝達通路を有する。より具体的には、支持軸106の中央に第1伝達通路106cが設けられ、その周囲に第2伝達通路106dが設けられている。第1伝達通路106cの一端は、第2ハウジング104に形成された中央の第1貫通孔104bに連通し、その他端は、ホルダ116の供給口116bに対して開放している。又、第2伝達通路106dの一端は、第3ハウジング102の内部空間(冷却水用シール110の外方)を介して、第2ハウジング104の第2貫通孔104cに連通し、その他端は、ホルダ116の排出口116cに対して開放している。
第3ハウジング102と第2ハウジング104との間において、第1貫通孔104bと第2貫通孔104cを隔離するO−リングは設けられておらず、それらの周囲に、第3ハウジング102と第2ハウジング104とのスキマを密封するO−リングORが設けられているのみである。ただし、支持軸106の下端は、第1伝達通路106cを囲うように突出した凸部106eとなっており、これに対向して第2ハウジング104の上面中央に形成された凹部104dに、所定のスキマを空けて嵌入しており、それによりスキマシールを形成している。
第2ハウジング104の第1貫通孔104bは、第1ハウジング101の入口通路(供給口ともいう)101bに連通しており、入口通路101bには、不図示の冷却水供給部に連結された配管が接続されている。一方、第2ハウジング104の第2貫通孔104cは、第1ハウジング101の出口通路(排出口ともいう)101cに連通しており、出口通路101cには、不図示の冷却水排出部に連結された配管が接続されている。
第2ハウジング104と第1ハウジング101との間において、第1貫通孔104bと第2貫通孔104cを隔離するO−リングは設けられておらず、それらの周囲に、第2ハウジング104と第1ハウジング101とのスキマを密封するO−リングORが設けられているのみである。
不図示のウェハをホルダ116により保持した状態で、モータ103を駆動することによって、小ギヤ103a及びリングギヤ115を介して、支持軸106に連結されたホルダ116ごとウェハを回転させることができる。このとき、支持軸106が回転しても、第1ハウジング101からホルダ116に冷却水を供給し、且つホルダ116から第1ハウジング101へと冷却水を排出することができる。
より具体的に説明すると、冷却水供給部から配管を介して供給された冷却媒体としての冷却水は、入口通路101bを通って第2ハウジング104の第1貫通孔104bに侵入し、ここから支持軸106の第1伝達通路106cを通って、供給口116bを介してホルダ116内部の空間116aに侵入する。空間116aに侵入した冷却水は、ホルダ116の壁面との間で熱交換を行い、ホルダ116により保持されたウェハを冷却することができる。
空間116内で熱交換により加熱された冷却水は、排出口116cから流出した後、支持軸106の第2伝達通路106dを介して第3ハウジング102の内部へと移動し、更に第2ハウジング104の第2貫通孔104cを通って、第1ハウジング101の出口通路101cを介して外部の冷却水排出部へと流出することとなる。
図4は、回転保持装置100の分解図である。図4を参照して、本実施の形態の回転保持装置100の分解手順について説明する。本実施の形態において、冷却水用シール110,真空シール109を点検する場合、回転保持装置100の動作を止めた状態で、まずホルダ116の上面に頭部が露出しているボルトB4をゆるめて、ホルダ116を取り外す。すると、ボルトB3の頭部が露出するので、これゆるめて支持軸106を抜き出す。更に、頭部が露出したボルトB1をゆるめて、第3ハウジング102を取り外すことができる。第3ハウジング102を取り外せば、冷却水用シール110,真空シール109もそれと共に外れるので、これらを点検し、必要であれば交換することができる。又、冷却水用シール110,真空シール109を点検するために、部品は上方にのみ抜き出されるので、第1ハウジング101はベースに取り付けたままでよい。
従って、冷却水用シール110,真空シール109を点検するために、軸受107,111を分解する必要はなく、点検後の調整は不要となる。又、モータ103の小ギヤ103aとリングギヤ115も取り外す必要がないので、適切なバックラッシュの関係を維持でき、配線などの取り外しも不要である。尚、組付けは逆の順序で行うことができる。
ここで、図1に示す比較例において、特に第1ハウジング1の冷却水用シール10と真空シール9の点検を行うには、第1ハウジング1をベースから取り外さなくてはならず、分解に手間がかかる。又、回転保持装置の軸線方向長も長くなっている。これに対し、本実施の形態によれば、軸受107,111の半径方向内方に、冷却水用シール110,真空シール109を配置しているため、それらを点検・交換することが容易であり、且つ回転保持装置100の軸線方向長を小さく抑えることができる。又、従来技術に比べ、回転保持装置100を小さくできるので、重心位置が低くなり揺れにくくなることから、XYテーブルのスライダ上に載置して用いることができ、更に回転保持装置100自体をスライダとすることもできる。
図5は、本実施の形態の変形例にかかる回転保持装置の部分拡大図である。本変形例は、図3に示す実施の形態に対し、第3ハウジングを、第1部分102Aと第2部分102Bの2分割構成とし、ボルトB5により一体化している点が異なる。ただし、第3ハウジングの形状としては同様である。尚、真空シール109は、一対のO−リングORと、それらに挟持された磁性流体シールMFとから構成されている。それ以外の構成に関しては、上述した実施の形態と同様であるので同じ符号を付して説明を省略する。
図5において、支持軸106の凸部106eと、第2ハウジング104の凹部104dの半径方向のスキマΔは、0.1mm程度であれば、スキマシールとして機能し、第1貫通孔104bと第2貫通孔104cとの一方から他方への冷却水の漏れ量を抑えることができ、それにより冷却効率を高めることができる。かかるスキマΔは、小さくすればするほど冷却水の漏れ量をより抑えることができるが、回転する凸部106eと静止している凹部104dの干渉が生じやすくなるので、適量とすることが好ましい。又、凸部106eと凹部104dとで形成する段差により、冷却水の漏れ量を抑える効果はより高まる。
図6は、本実施の形態の更に別な変形例にかかる回転保持装置の部分拡大図である。本変形例は、図5に示す実施の形態に対し、支持軸106’に凸部を設けることなく、又第2ハウジング104’に凹部を設けることなく、両者をわずかなスキマで対峙させている点のみが異なる。ここで、支持軸106’の下面と、第2ハウジング104’の上面とのスキマΔを0.1mm程度にすれば、スキマシールとして機能し、上述した変形例と同様に第1貫通孔104b’と第2貫通孔104c’との一方から他方への冷却水の漏れ量を抑えることができ、それにより冷却効率を高めることができる。かかるスキマΔを調整するために、間座118(図5)の厚さを管理しても良い。それ以外の構成に関しては、上述した実施の形態と同様であるので同じ符号を付して説明を省略する。
次に、第2の実施の形態にかかる回転保持装置200について説明する。図7は、第2の実施の形態にかかる回転保持装置200の図3と同様な断面図である。図7において、不図示のベースに対して円盤状の第1ハウジング201が固定されている。第1ハウジング201の上面に第2ハウジング204が取り付けられている。第2ハウジング204にボルト止めされた円筒状のステー212の外縁に、モータ203がボルト止めされている。モータ203の回転軸に形成された小ギヤ203aは、リングギヤ215に噛合している。
一方、第2ハウジング204の上面中央には円筒部204aが形成されており、その周囲に中空の支持軸206が配置されている。支持軸206は、その上端に、台座202をボルトで取り付けている。台座202の半径方向外方において、支持軸206にリングギヤ215がボルトにより固定されている。ここでは、支持軸206と台座202とで支持軸を構成する。
支持軸206の外周には、間座218を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受207,211の内輪が嵌合配置され、軸受抑え221により固定されている。一方、ステー212の外周には、間座219を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受107,111の外輪が嵌合配置されている。従って、支持軸206は、外輪固定・内輪回転のアンギュラコンタクト玉軸受207,211により、ハウジングを構成する第1ハウジング201,第2ハウジング204,ステー212に対して回転自在に支持されている。
ボルトB1を締め付けることによって、軸受抑え221が、支持軸206のフランジbに対して間座118を挟んだ状態でアンギュラコンタクト玉軸受107,111の内輪を押圧する。一方、ボルトB2を締め付けることによって、軸受抑え222と、第2ハウジング204との間で、間座219を挟んでアンギュラコンタクト玉軸受207,211の外輪が押される。間座218,219の厚さ(軸線方向長さ)を調節することで、アンギュラコンタクト玉軸受207、211に予圧を付与することができる。支持軸206,ベアリング抑え221,222,第2ハウジング204、ボルトB1,B2が予圧機構を構成する。
アンギュラコンタクト玉軸受207、211の半径方向内方であって、第2ハウジング204の円筒部204aと、支持軸206との間には、図で上方より冷却水用シール210と、真空シール209とが配置されている。冷却水用シール210は、冷却水の通路を密封するものであり、真空シール209は、大気外雰囲気と大気内雰囲気とを隔離する機能を有するものであり、O−リングの他、磁性流体シールや差動排気シールも用いることができる。
支持軸206の上端に取り付けられた円盤状の台座202は、その上面にホルダ216をボルトにより取り付けている。不図示のウェハを静電的に吸着保持するホルダ216は、内部に冷却水を流すための空間216aを有し、その下面に開口した、円孔状の供給口216bと、それを取り巻く環状の排出口216cとを有している。
支持軸の一部となる台座202は、軸線方向に延在する複数の伝達通路を有する。より具体的には、台座202の中央に第1伝達通路202cが設けられ、その周囲に第2伝達通路202dが設けられている。第1伝達通路202cの一端は、第2ハウジング204に形成された中央の第1貫通孔204bに連通し、その他端は、ホルダ216の供給口216bに対して開放している。又、第2伝達通路202dの一端は、第2ハウジング204に形成された第2貫通孔204cに連通し、その他端は、ホルダ216の排出口216cに対して開放している。
台座202と第2ハウジング204との間において、第1貫通孔204bと第2貫通孔204cを隔離するO−リングは設けられておらず、それらの周囲に、台座202と支持軸206とのスキマを密封するO−リングORが設けられているのみである。ただし、第2ハウジング204の上端は、第1貫通孔204bを囲うように突出した凸部204dとなっており、これに対向して台座202の下面中央に形成された凹部202eに、所定のスキマを空けて嵌入しており、それによりスキマシールを形成している。スキマシールについては、上述したので説明を省略する。
第2ハウジング204の第1貫通孔204bは、第1ハウジング201の入口通路201bに連通しており、入口通路201bには、不図示の冷却水供給部に連結された配管が接続されている。一方、第2ハウジング204の第2貫通孔204cは、第1ハウジング201の出口通路201cに連通しており、出口通路201cには、不図示の冷却水排出部に連結された配管が接続されている。
不図示のウェハをホルダ216により保持した状態で、モータ203を駆動することによって、小ギヤ203a及びリングギヤ215を介して、支持軸206及び台座202に連結されたホルダ216ごとウェハを回転させることができる。このとき、支持軸206及び台座202が回転しても、第1ハウジング201からホルダ216に冷却水を供給し、且つホルダ216から第1ハウジング201へと冷却水を排出することができる。
より具体的に説明すると、冷却水供給部から配管を介して供給された冷却水は、入口通路201bを通って第2ハウジング204の第1貫通孔204bに侵入し、ここから台座202の第1伝達通路202cを通って、供給口216bを介してホルダ216内部の空間216aに侵入する。空間216aに侵入した冷却水は、ホルダ216の壁面との間で熱交換を行い、ホルダ216により保持されたウェハを冷却することができる。
空間216内で熱交換により加熱された冷却水は、排出口216cから流出した後、台座202の第2伝達通路202dを介して第2ハウジング204の第2貫通孔204cを通って、第1ハウジング201の出口通路201cを介して外部の冷却水排出部へと流出することとなる。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、大気外の環境とは、真空状態のみならず、大気と異なる気体で満たされた状態も含む。
本実施の形態の回転保持装置を用いたイオンビーム注入装置のウェハスキャン機構部の斜視図である。 比較例にかかる回転保持装置の断面図である。 第1の実施の形態にかかる回転保持装置100の断面図である。 回転保持装置100の分解図である。 本実施の形態の変形例にかかる回転保持装置の部分拡大図である。 本実施の形態の別な変形例にかかる回転保持装置の部分拡大図である。 第2の実施の形態にかかる回転保持装置200の断面図である。
符号の説明
100 回転保持装置
101 第1ハウジング
101b 入口通路
101c 出口通路
102 第3ハウジング
102A 第1部分
102B 第2部分
102a フランジ部
103 モータ
103a 小ギヤ
104 第2ハウジング
104a フランジ部
104b 第1貫通孔
104c 第2貫通孔
104d 凹部
106 支持軸
106a 台座
106c 第1伝達通路
106d 第2伝達通路
106e 凸部
107 アンギュラコンタクト玉軸受
109 真空シール
110 冷却水用シール
111 アンギュラコンタクト玉軸受
112 円筒部材
112a フランジ部
115 リングギヤ
115a フランジ部
116 ホルダ
116a 空間
116b 供給口
116c 排出口
118 間座
121 ブラケット
200 回転保持装置
201 第1ハウジング
201b 入口通路
201c 出口通路
202 台座
202c 第1伝達通路
202d 第2伝達通路
202e 凹部
203 モータ
203a 小ギヤ
204 第2ハウジング
204a 円筒部
204b 第1貫通孔
204c 第1貫通孔
204d 凸部
206 支持軸
207 アンギュラコンタクト玉軸受
209 真空シール
210 冷却水用シール
212 ステー
215 リングギヤ
216 ホルダ
216a 空間
216b 供給口
216c 排出口
221 軸受抑え
222 軸受抑え
B ベース
B1 ボルト
B2 ボルト
B3 ボルト
B4 ボルト
B5 ボルト
Ba 開口
H 筐体
I イオンビーム
M モータ
MF 磁性流体シール
OR O−リング
S ねじ軸

Claims (8)

  1. 大気外の環境で用いられる回転保持装置において、
    冷却媒体を供給される供給口及び冷却媒体を排出する排出口を備えたハウジングと、
    処理対象物を保持する保持部と、保持した処理対象物を冷却する冷却部とを備えたホルダと、
    前記ホルダを支持すると共に、前記ホルダの冷却部と前記ハウジングの供給部との間で冷却媒体を伝達する第1伝達通路と、前記ホルダの冷却部と前記ハウジングの排出部との間で冷却媒体を伝達する第2伝達通路とを備えた支持軸と、
    前記ハウジングと前記支持軸との間に設けられ、前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、
    駆動手段と、
    前記駆動手段からの動力を前記支持軸に伝達する動力伝達機構と、
    前記軸受の半径方向内方に配置され、前記大気外雰囲気と、大気内雰囲気とを密封隔離する真空シールとを有することを特徴とする回転保持装置。
  2. 前記軸受の半径方向内方であって、前記真空シールと前記第1伝達通路又は前記第2伝達通路との間に配置された冷却媒体用シールを有することを特徴とする請求項1に記載の回転保持装置。
  3. 前記支持軸と前記ハウジングの一方に形成された凸部が、他方に形成された凹部に非接触状態で挿入されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転保持装置。
  4. 前記軸受に予圧を付与する予圧機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転保持装置。
  5. 前記軸受の内輪が固定され、外輪が回転することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転保持装置。
  6. 前記軸受の外輪が固定され、内輪が回転することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転保持装置。
  7. 前記動力伝達機構は、歯車対を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の回転保持装置
  8. 前記ホルダと前記支持軸との間において、前記第1伝達通路及び前記第2伝達通路との間に密封手段を設けないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の回転保持装置。
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