JP6707964B2 - 位置決め装置及び回転機構 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係る位置決め装置を模式的に示す断面図である。図2は、第1の実施形態に係る位置決め装置のシール構造を示す断面図である。図1は、連結軸32の中心軸を含み、かつ中心軸と平行な平面で位置決め装置10を切った断面を示している。位置決め装置10は、密閉空間内に配置されたワークを直線移動、又は回転移動させるための装置であり、工作機械、搬送装置、半導体製造装置、又は、減圧空間内でモールド加工を行うナノインプリント装置などに適用可能である。図1では、説明を分かりやすくするために、左右方向の1軸移動可能な例を示しているものの、これに限定されない。例えば、左右方向の移動に加え、図1の前後方向に移動可能な2軸移動や、回転移動が可能な構成であってもよい。
図4は、第2の実施形態に係る位置決め装置のシール構造を示す断面図である。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する場合がある。本実施形態の位置決め装置10Aは、給気溝22h及び給気部22iがシール部材22と板状部材20aとの間に設けられている点が異なる。
図5は、第3の実施形態に係る回転機構を模式的に示す断面図である。図6は、第3の実施形態に係る回転機構のシール構造を示す断面図である。回転機構1は、回転を伝達する機械要素であり、例えば、工作機械、真空チャンバ等の特殊環境下で使用される搬送装置、半導体製造装置又はフラットパネルディスプレイ製造装置等に適用される。ここでは、一例として、回転機構1が、スピンドルを回転軸として備えるスピンドルユニットである場合を説明するが、回転機構1の適用対象はこれに限定されるものではない。
図7は、第4の実施形態に係る位置決め装置を模式的に示す断面図である。図8は、第4の実施形態に係る位置決め装置のシール構造を示す断面図である。本実施形態の位置決め装置10Bは、第1の実施形態と同様に、1軸移動可能なステージ30によりワークWの位置決め等を行うことができる。板状部材20Baの孔部20Bcに連結軸32が挿通されている。ステージ30は連結軸32を介して駆動ステージ34に接続される。駆動ステージ34は、上述したように図示しない外部の駆動部から駆動力が伝達される。駆動ステージ34は、リニアベアリング35、35、ガイド部材36、ベース部材37等を含む駆動機構により1軸移動可能となっている。駆動ステージ34の移動に伴って、ステージ30が1軸移動可能となっている。
2 ハウジング
3 電動機
4 シャフト
5 回転部材
6A、6B 軸受
10、10A、10B 位置決め装置
20、20A、20B 筐体
20a、20Aa、20Ba 板状部材
20b、20Ab、20Bb 突出部
20c、20Ac、20Bc 孔部
22、22A、22B シール部材
22a、22h、22Aa 給気溝
22b、22i、22Ab 給気部
22g 凹部
24、25、26 隙間
24A、25A、26A 第1隙間
24B、25B、26B 第2隙間
28 支持部
30 ステージ
32 連結軸
34 駆動ステージ
50 給気ポンプ
55 定盤
P 第1空間
R 第2空間
Claims (7)
- 筐体に囲まれた第1空間と、前記第1空間と異なる第2空間とを区切る板状部材と、
前記第1空間に配置され、前記板状部材に設けられた孔部を覆うとともに、前記板状部材の前記第1空間側の面と隙間を有して対向する可動部と、
前記板状部材の前記孔部に挿通され、前記可動部と連結される連結軸と、
前記板状部材の前記孔部よりも外側において前記隙間に開口し、前記隙間へ気体を供給することにより、前記第1空間の気体を、前記隙間を通って前記第2空間側に流入させる給気部と、を有し、
前記隙間は、前記給気部よりも前記第1空間側の第1隙間と、前記給気部よりも前記第2空間側の第2隙間とを含み、
前記板状部材は、前記可動部側に突出する突出部が設けられ、
前記突出部の径方向外側の面と第3隙間を有して対向するシール部材が設けられ、
前記シール部材と前記可動部との間に前記第1隙間が設けられ、前記突出部と前記可動部との間に前記第2隙間が設けられ、
前記給気部は、前記第3隙間を含み、
前記第2隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも大きく、
前記第3隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも小さく、かつ、前記第2隙間の間隔よりも小さい位置決め装置。 - 前記給気部は、前記孔部の周りにスリット状に設けられている請求項1に記載の位置決め装置。
- 前記突出部は、前記板状部材の前記孔部の周囲に環状に設けられる請求項1又は請求項2に記載の位置決め装置。
- 前記シール部材の一部は、前記板状部材の前記一方の面と第4隙間を有して対向し、
前記第4隙間は、前記第1空間に開口しないで設けられ、
前記給気部は、前記第4隙間を含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の位置決め装置。 - 前記第4隙間の間隔は、前記第1隙間、前記第2隙間、及び前記第3隙間の間隔よりも小さい請求項4に記載の位置決め装置。
- 筐体に囲まれた第1空間と、前記第1空間と異なる第2空間とを区切る板状部材と、
前記第2空間に配置され、前記板状部材に設けられた孔部を覆うとともに、前記板状部材の前記第2空間側の面と隙間を有して対向する可動部と、
前記板状部材の前記孔部に挿通され、前記可動部と連結される連結軸と、
前記板状部材の前記孔部よりも外側において前記隙間に開口し、前記隙間へ気体を供給することにより、前記第1空間の気体を、前記隙間を通って前記第2空間側に流入させる給気部と、
前記第1空間に設けられ、前記連結軸を介して前記可動部と連結されており、ワークを移動させるためのステージと、を有し、
前記隙間は、前記給気部よりも前記第1空間側の第1隙間と、前記給気部よりも前記第2空間側の第2隙間とを含み、
前記板状部材は、前記可動部側に突出する突出部が設けられ
前記突出部の径方向外側の面と第3隙間を有して対向するシール部材が設けられ、
前記突出部と前記可動部との間に前記第1隙間が設けられ、前記シール部材と前記可動部との間に前記第2隙間が設けられ、
前記給気部は、前記第3隙間を含み、
前記第2隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも大きく、
前記第3隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも小さく、かつ、前記第2隙間の間隔よりも小さい位置決め装置。 - 筐体に囲まれた第1空間と、前記第1空間と異なる第2空間とを区切る板状部材と、
前記板状部材に設けられた孔部を覆うとともに、前記板状部材の前記第1空間側の面と隙間を有して対向する回転部材と、
前記板状部材の前記孔部に挿通され、前記回転部材と連結される連結軸と、
前記第2空間に設置されて前記連結軸を回転可能に支持する軸受と、
前記板状部材の前記孔部よりも外側において前記隙間に開口し、前記隙間へ気体を供給することにより、前記第1空間の気体を、前記隙間を通って前記第2空間側に流入させる給気部と、を有し、
前記隙間は、前記給気部よりも前記第1空間側の第1隙間と、前記給気部よりも前記第2空間側の第2隙間とを含み、
前記板状部材は、前記可動部側に突出する突出部が設けられ
前記突出部の径方向外側の面と第3隙間を有して対向するシール部材が設けられ、
前記シール部材と前記可動部との間に前記第1隙間が設けられ、前記突出部と前記可動部との間に前記第2隙間が設けられ、
前記給気部は、前記第3隙間を含み、
前記第2隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも大きく、
前記第3隙間の間隔は、前記第1隙間の間隔よりも小さく、かつ、前記第2隙間の間隔よりも小さい回転機構。
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JP2016079625A JP6707964B2 (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 位置決め装置及び回転機構 |
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JP2016079625A JP6707964B2 (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 位置決め装置及び回転機構 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016079625A Active JP6707964B2 (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 位置決め装置及び回転機構 |
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