JP2006177912A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規構成の回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】回転角度検出装置1は、回転板10の軸心を中心とした径の異なる円周上に設けられる2つのトラックと、各トラックに設けられるスリット12a〜14dと、これらスリット12a〜14dの有無を検出する光センサPH11〜PH23とを備える。また、回転角度検出装置1は、回転板10の所定角度毎に対応付けて設定されて隣り合う角度における組み合わせが周期的に変移する角度データを記録する第1記録手段と、各光センサPH11〜PH23により検出された2値コードを記録する第2記録手段と、各光センサPH11〜PH23から出力された2値コード及び過去の2値コードの組み合わせと第1記録手段の角度データの組み合わせとに基づいて回転板10の回転角度を求める角度検出手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関するものである。
VSC(Vehicle Stability Control)システム(R)、ESP(Electronic Stability Program)システム(R)といった車両安定性制御システムや、電子制御サスペンションシステムなどを車両に搭載する場合、それらのシステム制御のためにステアリングの操舵角を検出する必要がある。このため、従来、こうした車両においては、操舵角を検出するための回転角度検出装置をステアリングコラム内に組み込むことが行われている。この種の回転角度検出装置としては、回転角度を絶対値で検出する絶対角検出方式(例えば特許文献1参照)や回転角度を相対値で検出する相対角検出方式(例えば特許文献2参照)が知られている。こういった検出方式が上記システムの仕様に合わせて適宜選択されることにより、該システム制御に最適な角度情報を回転角度検出装置によって提供することができる。
特開2002−98522号公報 特開2000−46536号公報
近年では、搭載されるシステムの仕様等に基づいて回転角度検出装置に対する顧客のニーズはますます多様化してきており、それらのニーズに応えるべく、回転角度検出装置の構成はもとより回転角度の検出方法等の多岐にわたった研究開発が行われている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、新規構成の回転角度検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明では、回転体の回転軸心を中心とした径の異なる円周上にそれぞれ設けられる複数のトラックと、該各トラックにそれぞれ設けられる複数のスリットと、前記各トラックと同心円周上に配置されるとともに、前記各トラックにおけるスリットの有無をそれぞれ検出する複数の検出手段と、前記回転体の回転可能角度範囲内の所定角度毎に対応付けて設定され、隣り合う角度における組み合わせが周期的に変移する角度データを記録する第1記録手段と、前記各検出手段によって検出された2値コードを順次記録する第2記録手段と、前記各検出手段から出力された2値コード及び前記第2記録手段に記録された過去の2値コードの組み合わせと、前記第1記録手段に予め記録された角度データの組み合わせとに基づいて前記回転体の回転角度を求める角度検出手段と、を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の回転角度検出装置において、前記回転体の回転可能角度範囲は複数のコードパターンピッチに等分割され、前記各検出手段は、前記回転体の回転軸に直交する方向に複数列に亘って、且つ、前記各コードパターンピッチ毎に一列ずつ同数量配置され、前記スリットは、前記回転体が回転した際に、前記回転体の回転軸に直交する方向における位置が一致する前記各検出手段のうちいずれか一つが前記スリットのエッジを検出するように形成され、前記第1記録手段には、隣り合う角度の組み合わせが前記回転体の回転可能角度範囲内において全て異なる角度データが記録されることを要旨とする。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置において、前記角度検出手段は、前記回転体の回転に伴って変移する前記2値コードの組み合わせが前記角度データの組み合わせと不一致の状態を前記検出手段の異常状態として検出することを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、請求項2または3のいずれか一項に記載の回転角度検出装置において、同一の列に配置された複数の前記検出手段から出力される前記2値コードに対して排他的論理和による論理演算を行い、その論理演算結果に基づいて回転体の相対角を得る相対角検出手段を更に備えることを要旨とする。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の回転角度検出装置において、前記角度検出手段は、前記論理演算の結果として得られるコードの挙動が周期的な変移から乖離した状態を前記検出手段の異常状態として検出することを要旨とする。
以下、本発明の作用について説明する。
請求項1に記載の発明によれば、予め設定されている角度データと各検出手段によって検出された現在の2値コード及び過去の2値コードの組み合わせとの対比のもとに、回転体の回転角度を検出することができるようになり、新規構成を有する回転角度検出装置を提供することができる。また、この構成においては、現在の2値コードと過去の2値コードとの組み合わせを用いて回転角度を検出することから、回転体に設けられたスリットのエッジを検出手段が横切って現在の2値コードが確定すれば、同回転体の回転角度が求められるため、早期に回転体の回転角度を検出したいといった顧客のニーズにも応えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1記録手段には、隣り合う角度の組み合わせが回転体の回転可能角度範囲内において全て異なる角度データが記録される。このため、検出された2値コードと第2記録手段に記録された過去の2値コードとの組み合わせは、回転体の回転可能角度範囲内における絶対角を示す。したがって、2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとに基づいて回転体の回転可能角度範囲内における絶対角を求めることができる。例えば、回転体の回転可能角度範囲を360°とすれば、回転体の1回転における絶対角を求めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、各検出手段により出力された2値コードは第2記録手段に順次記録される。この2値コードと過去に記録された2値コードとの組み合わせは、各検出手段がスリットの有無をそれぞれ正常に検出している場合、回転体の各回転角度において角度データの組み合わせと一致する。一方、検出手段がスリットの有無を正常に検出できない場合、すなわち、スリットが有るにも拘らずスリットが無い場合と同一の検出信号を出力したり、スリットが無いにも拘らずスリットが有る場合と同一の検出信号を出力したりする場合、2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとは不一致となる。このように、検出手段がスリットの有無を正常に検出できない場合には2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとが不一致となることから、角度データの組み合わせにしたがって2値コードの組み合わせが変移しているか否かを監視することで検出手段の異常を検出することができる。特に、車両においては、こういった異常検出機能を併せもった回転角度検出装置への要望が強く、本発明によればそういった要望にも応えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、相対角検出手段は、同列に配置された複数の検出手段から出力される2値コードに対して排他的論理和による論理演算を行う。コードパターンピッチに相当する角度を回転体が回転すると、複数の検出手段のいずれか1つがスリットのエッジを検出する。このため、同列に配置された検出手段の出力に対して排他的論理和による論理演算を行うと、コードパターンピッチ分の位相がずれた矩形波が得られる。したがって、簡単な演算により回転体の相対角を得ることができる。しかも、この論理演算はハードウェア(例えばロジックIC)によっても行うことができるため、ソフトウェアにより同論理演算を行う場合に比較して相対角の検出速度を向上させることもできる。
請求項5に記載の発明によれば、検出手段に異常がある場合、排他的論理演算の結果得られるコードは、同検出手段が正常状態にある場合とは異なった挙動を示すこととなり、同コードの周期的なパターンに乱れが生じる。したがって、このような構成によれば、上記論理演算の結果得られるコードの挙動を監視することにより、相対角度検出手段において検出手段の異常を検出することができるようになる。
本発明によれば、新規構成の回転角度検出装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、車両に装備されたステアリングにおけるステアリングシャフトの回転角度を検出する回転角度検出装置に本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、回転角度検出装置1は、回転体としてのステアリングシャフト5に外嵌する状態で固着された同じく回転体としての回転板10と、検出手段としての6つの光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23とを備えている。回転板10は、ステアリングシャフト5の回転に伴い軸線O(回転軸)を回転中心として一体的に回転する。
図2に二点鎖線で示すように、回転板10には、軸線Oを中心とする円周に沿って、径方向に所定の幅を有する円環状のトラック11が設けられている。トラック11が設けられている円周の径よりも大きい径となる同心円周上には、同じく径方向に所定の幅を有する円環状のトラック13が設けられている。トラック11及びトラック13には、それぞれ周方向に延びる複数のスリットが透設されている。本実施形態では、トラック11には4つのスリット12a,12b,12c,12dが透設され、トラック13には、4つのスリット14a,14b,14c,14dが透設されている。詳しくは、トラック11及びトラック13におけるスリットは、回転板10の1回転(本実施形態における回転可能角度範囲)に当たる回転角度の360°を16等分したコードパターンピッチ(360°/16=22.5°)に基づいて形成される。すなわち、トラック11及びトラック13は、コードパターンピッチを中心角とする扇状の検出単位11a,13aに区画される。トラック11のスリット12a,12b,12c,12dは、1個の検出単位11a、または、複数個の連続する検出単位11aから形成されている。本実施形態では、3つの検出単位11aからなるスリット12cと、3つの検出単位11aからなるスリット12aと、2つの検出単位11aからなるスリット12bと、一つの検出単位11aからなるスリット12dとが形成されている。トラック13のスリット14a,14b,14c,14dは、1個の検出単位13a、または、複数個の連続する検出単位13aから形成されている。本実施形態では、3つの検出単位13aからなるスリット14dと、3つの検出単位13aからなるスリット14bと、2つの検出単位13aからなるスリット14aと、1つの検出単位13aからなるスリット14cとが形成されている。以下、説明の便宜上、スリット12a,12b,12c,12d,14a,14b,14c,14dを、スリット12a〜14dと表現する。
これらスリット12a〜14dは、回転板10が回転した際に、回転板10の軸線Oに直交する方向(列)に配置された光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23のうちいずれか一つがスリット12a〜14dのエッジを検出するように形成されている。また、スリット12a〜14dは、回転板10の回転時に光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23のそれぞれから出力される検出信号のパターン(2値コード)と、後述するRAM3cに記録された過去の2値コードとの組み合わせが、1回転内において全て異なるように形成されている。
図3に示すように、光センサPH11,PH12,PH13は、トラック11に沿って配置されている。光センサPH21,PH22,PH23は、トラック13に沿って配置されている。これら光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23は、例えば発光ダイオード及びフォトトランジスタからなる公知のセンサである。光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23において発光ダイオードとフォトトランジスタとは、それぞれ回転板10を挟んで対向配置されている。また、光センサPH11,PH21、光センサPH12,PH22、光センサPH13,PH23は、それぞれ同一の列上に、且つ、コードパターンピッチ毎に1列ずつ配置されている。詳しくは、光センサPH13,PH23は、角度0°の位置に共に配置されている。光センサPH12、PH22は、角度30.0°(22.5°×(1+1/3))の位置に共に配置されている。そして、光センサPH11、PH21は、角度60°(22.5°×(2+2/3))の位置に共に配置されている。つまり、光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23は、コードパターンピッチを1周期とした場合、1/3位相の位置、2/3位相の位置、3/3位相の位置(角度0°に相当)に配置され、しかも別々のコードパターンピッチ内に配置されている。このように、複数の光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23は、所定の位相差をもってコードパターンピッチ毎に一列ずつ配置されるとともに、各トラックにおいては同一数量ずつ配置されている。以下、説明の便宜上、光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23を、光センサPH11〜PH23と表現する。
光センサPH11〜PH23は、それぞれ対応する発光ダイオード及びフォトトランジスタ間が回転板10によって遮蔽されるか否かに基づいて2進符号で示される検出信号を出力する。具体的には、光センサPH11〜PH23は、発光ダイオード及びフォトトランジスタ間が回転板10によって遮蔽された場合にはLレベルの検出信号を出力し、これとは反対に、発光ダイオード及びフォトトランジスタ間が回転板10によって遮蔽されない場合にはHレベルの検出信号を出力する。
図4に示すように、これら光センサPH11〜PH23から出力された検出信号は、演算部3に入力される。
演算部3は、角度検出手段としてのCPU3a、該CPU3aが回転角度を検出する際に実行する制御プログラムが記録された第1記録手段としてのROM3b、及びCPU3aの演算結果を記録する第2記録手段としてのRAM3cを備えている。ROM3bにはまた、図5に示すように、所定角度毎に設定された個別の角度データが記録されている。この角度データは、絶対角検出時に光センサPH11〜PH23から出力される2値コードと対応して設定されている。本実施形態における角度データは、コードパターンピッチを3等分した7.5°毎に設定されている。また、回転板10の1回転における角度データは、隣り合う2組の角度データの組み合わせが回転板10の1回転する間において重複しないように設定されている。このため、隣り合う2組の角度データの組み合わせは、回転板10が1回転する毎に周期的に変移する。
CPU3aは、光センサPH11〜PH23から出力された検出信号とROM3bに記録された角度データとに基づいて、そのときの回転板10の回転角度を求める。ここで、図6にしたがって、CPU3aが行う回転角度検出処理について説明する。
光センサPH11〜PH23から検出信号が入力されると、CPU3aは、各光センサの検出信号を所定のビットに割り当てた2値コードを生成する。詳しくは、CPU3aは、最下位ビットから順番に、光センサPH11の検出信号,光センサPH12の検出信号,光センサPH13の検出信号,光センサPH21の検出信号,光センサPH22の検出信号,そして最上位ビットを光センサPH23の検出信号とする2値コードを生成する。そして、CPU3aは、生成した2値コードを一旦RAM3cに記録する。
CPU3aは、生成した2値コード(現2値コード)とRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コードとの組み合わせ、すなわち隣り合う2つの2値コードの組み合わせと、ROM3bの隣り合う2つの角度データの組み合わせとを比較する。CPU3aは、両者の組み合わせが一致した場合、その角度データの組み合わせのうち現2値コードに対応する角度データが示す回転角度を、回転板10の回転角度と推定する。詳しくは、回転板10が図2における矢印R1方向に回転(正転)した場合、光センサPH11〜PH23からは図6に示す検出信号が順次入力される。例えば、回転板10が回転角度0°の位置から正転した場合、光センサPH11,PH12,PH13,PH21,PH23からはLレベルの検出信号が入力され、光センサPH22からはHレベルの信号が入力される。このため、CPU3aは、入力された検出信号から2値コード「000010」、すなわち2値コード「2」(16進)を生成する。そして、CPU3aは、この2値コードをRAM3cに記録する。
更に図6に示すポイントP1まで回転板10が正転すると、光センサPH11の検出信号がLレベルからHレベルに変化する。このため、CPU3aは、入力された検出信号から2値コード「100010」、すなわち2値コード「22」(16進)を生成する。そして、CPU3aは、この2値コードをRAM3cに記録する。また、CPU3aは、2値コード「22」(現2値コード)及びRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コード「2」の組み合わせ(図6において一点鎖線で囲まれた2値コードの組み合わせ)と、ROM3bに記録された角度データの組み合わせとを比較する。この2値コードの組み合わせ(「2」「22」)は、図5(a)に示すように、一点鎖線で囲まれた角度データの組み合わせと一致する。CPU3aは、一点鎖線で囲まれた角度データの組み合わせのうち現2値コードに対応する角度7.5°から、回転板10の回転角度を7.5°と求める。
また、図6にポイントP2で示す回転角度まで回転板10が正転すると、光センサPH12,PH13,PH21,PH23からはLレベルの検出信号が入力され、光センサPH11,PH22からはHレベルの信号が入力される。このため、CPU3aは、入力された検出信号から2値コード「100010」、すなわち2値コード「22」(16進)を生成する。そして、CPU3aは、この2値コードをRAM3cに記録する。また、CPU3aは、この2値コード「22」(現2値コード)及びRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コード「26」の組み合わせ(図6において二点鎖線で囲まれた2値コードの組み合わせ、「26」「22」)と、ROM3bに記録された角度データの組み合わせとを比較する。この2値コードの組み合わせは、図5(a)に示すように、二点鎖線で囲まれた角度データの組み合わせと一致する。CPU3aは、二点鎖線で囲まれた角度データの組み合わせのうち現2値コードに対応する角度187.5°から、回転板10の回転角度を187.5°と求める。このように、生成した2値コードとRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コードとの組み合わせに基づいて回転板10の回転角度を求めることにより、回転板10の1回転内における絶対角を求めることができる。CPU3aは、求めた回転板10の絶対角をステアリングシャフト5の操舵角(絶対角)として出力する。
ところで、回転板10が逆転した場合、例えば回転角度が7.5°で示される位置から回転板10が逆転した場合、CPU3aは2値コード「2」(現2値コード)を生成する。このときの2値コードの組み合わせは、回転板10が正転した場合と順序が逆となり、「22」「2」となる。これに対応する角度データの組み合わせ(図5部(b)において二点鎖線で囲まれた角度データの組み合わせ)は、図5(b)に示すように0°となる。よって、回転板10が逆転した際にもその回転角度を検出することができる。
CPU3aにより生成された2値コード及びRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コードの組み合わせは、回転板10の回転(正転)に伴って、「2」「22」→「22」「20」→「20」「21」→「21」「1」→「1」「11」・・・といったように規則性(パターン)を有して変移していく。CPU3aは、この2値コードの組み合わせの変移を監視することによって光センサPH11〜PH23の異常判定処理を行う。
例えば、図6にポイントP3で示す時点で光センサPH12が故障等して、その出力信号がLレベルに固着した場合、CPU3aは、光センサPH11〜PH23の検出信号から2値コード「1」を生成する。この2値コード「1」とRAM3cに記録された一つ前の過去の2値コード「1」との組み合わせ「1」「1」は、ROM3bに記録された角度データの組み合わせにはない。すなわち、隣り合う2値コードの組み合わせと隣り合う角度データの組み合わせとが不一致となる。そこで、CPU3aは、光センサPH11〜PH23のいずれかが異常であると判断する。このように、CPU3aは、光センサPH11〜PH23のいずれかが異常となると、2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとが不一致となることから、角度データの組み合わせにしたがって2値コードの組み合わせが変移しているか否かを監視することで光センサPH11〜PH23の異常を検出する。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)隣り合う2組の角度データの組み合わせが回転板10の1回転内において重複しないように設定し、CPU3aでは、光センサPH11〜PH23により得られる2値コード及び一つ前の過去の2値コードの組み合わせとこの角度データの組み合わせとの対比のもとに回転板10の回転角度を求めるようにした。よって、このような新規の構成によっても、回転板10の回転角度を求めることができる。
(2)また、この構成においては、光センサPH11〜PH23により出力された2値コードはRAM3cに順次記録され、現在の2値コードとこのRAM3cに記録されている過去の2値コードとを用いて回転板10の回転角度を特定するから、現在の2値コードが確定したときに同回転板10の回転角度を確定することができる。すなわち、光センサPH11〜PH23のいずれかが回転板10のスリット12a〜14dのいずれかを横切ったときに回転板10の回転角度は確定することとなる。したがって、早期に回転板10の回転角度を検出したいといった顧客のニーズにも応えることができる。ちなみに、本実施の形態の場合、最大でも角度分解能、すなわち回転板10が最大でも7.5°回転したときにその回転角度は確定される。
(2)スリット12a〜14dは、回転板10が回転した際に、同一の列に配置された光センサのうちいずれか一つがスリットのエッジを検出するように形成されている。このため、コードパターンピッチに相当する角度だけ回転板10が回転すると、光センサPH11からPH23のいずれか1つがスリット12a〜14dのいずれかのエッジを検出する。つまり、2値コードは、コードパターンピッチを列数で除した角度(7.5°)を回転板10が回転する度に変化する。また、ROM3bには、隣り合う組み合わせが回転板10の1回転内において全て異なる角度データが記録されている。このため、光センサPH11〜PH23により検出された2値コードとRAM3cに記録された1つ前の過去の2値コードとの組み合わせは、回転板10の1回転内における7.5°毎の絶対角と対応する。したがって、2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとに基づいてステアリングシャフト5の1回転内における絶対角を求めることができる。なお、絶対角の検出分解能は、コードパターンピッチ(22.5°)を列数(3)で除した角度となる。
(3)光センサPH11〜PH23により出力された2値コードはRAM3cに順次記録される。この2値コードと一つ前の過去の2値コードとの組み合わせは、光センサPH11〜PH23がスリット12a〜14dの有無を正常に検出している場合、回転板10の各回転角度において角度データの組み合わせと一致する。一方、光センサPH11〜PH23のいずれかが検出対象のスリットの有無を正常に検出できない場合、2値コードの組み合わせは正常時の規則性と異なった変移を示す。つまり、その回転角度における2値コードの組み合わせと角度データの組み合わせとは不一致となる。このため、ROM3bに記録された角度データの組み合わせにしたがって2値コードの組み合わせが変移しているか否かを監視することで光センサPH11〜PH23の出力異常を検出することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明にかかる回転角度検出装置を具体化した第2の実施の形態について説明する。前記第1の実施の形態にかかる回転角度検出装置1では、求めた絶対角の変移パターンを演算部3にて監視することにより光センサPH11〜23の出力異常を検出するようにしている。これに対し、本実施の形態にかかる回転角度検出装置1では、同光センサPH11〜PH23の出力に基づいて相対角の検出を可能とする構成を新たに付加し、同構成により得られるコードから光センサPH11〜PH23の異常を検出するようにする。以下、このような回転角度検出装置1について説明する。なお、前記第1の実施の形態と同一の構成については同一符号を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態にかかる回転角度検出装置1は、新たに相対角度検出手段としての相対角演算部4を備えて構成され、光センサPH11〜PH23から出力された検出信号は、演算部3に入力されるとともに相対角演算部4にも入力される。
この相対角演算部4は、排他的論理和演算部21〜23を備えたロジックICにより構成されている。これら排他的論理和演算部21〜23には、同一の列に配置された光センサからの検出信号が入力される。詳しくは、光センサPH11及び光センサPH21は、排他的論理和演算部21に入力され、光センサPH12及び光センサPH22は、排他的論理和演算部22に入力される。また、光センサPH13及び光センサPH23は、排他的論理和演算部23に入力される。
このうち排他的論理和演算部21は、図7に併せ示すように、光センサPH11及び光センサPH21の排他的論理和を演算して、回転板10の回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Aとして出力する。同様に、排他的論理和演算部22は、光センサPH12及び光センサPH22の排他的論理和及び否定を演算して、回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Bとして出力する。なお、信号Bは、信号Aに対してコードパターンピッチの3分の一に当たる角度7.5°位相がずれる信号である。また、排他的論理和演算部23は、光センサPH13及び光センサPH23の排他的論理和を演算して、回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Cとして出力する。この信号Cは、信号Aに対して角度15°位相がずれ、信号Bに対しては角度7.5°位相がずれる信号である。すなわち、コードパターンピッチを列数で除算した角度(7.5°)の位相差を互いに有するインクリメンタル出力(交番2進)が得られる。このように、相対角演算部4は、コードパターンピッチを列数で除算した角度の位相差を互いに有するとともに、コードパターンピッチ(22.5°)を半周期とする3つの矩形波をCPU3aに出力する。
演算部3において、CPU3aは、光センサPH11〜PH23から入力された信号に基づいて、上述したように回転板10の絶対角を求めるとともに、相対角演算部4から入力された信号A,B,Cに基づいて回転板10の相対角を求める。そして、CPU3aは、求めた回転板10の絶対角及び相対角をステアリングシャフト5の操舵角として出力する。なお、本実施の形態では、CPU3aが絶対角の検出とともに相対角の検出も行っているが、必ずしも絶対角及び相対角の検出を単一のCPU3aにより行う必要はなく、別個の演算部(角度検出手段)により行うようにしてもよい。
CPU3aはまた、相対角演算部4から入力された信号A,B,Cの変移態様(周期的パターン)を監視することによって光センサPH11〜PH23の異常を判定する。
すなわち、上記インクリメンタル出力は、交番2進となっているため、同時期にHレベルとなるのは信号A〜Cのうちのいずれかである。CPU3aは、このHレベルとなる信号の周期的な変移パターンを監視し、その変移パターンに乱れが生じたとき、すなわち、光センサPH11〜23の正常状態下における場合とは異なった信号A〜Cの挙動が検出されたとき、光センサPH11〜23のいずれかに異常があると判断する。そして、CPU3aは、その旨を報知する。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)相対角演算部4は、同一の列に配置された2つの光センサから出力される2値コードに対して排他的論理和による論理演算を行う。排他的論理和演算部21は、光センサPH11及び光センサPH21の排他的論理和を演算して、回転板10の回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Aとして出力する。排他的論理和演算部22は、光センサPH12及び光センサPH22の排他的論理和及び否定を演算して、同じく回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Bとして出力する。信号Bは、信号Aに対してコードパターンピッチの3分の一に当たる角度7.5°位相が遅れる。排他的論理和演算部23は、光センサPH13及び光センサPH23の排他的論理和を演算して、同じく回転角度45°を1周期とする矩形波を信号Cとして出力する。信号Cは、信号Aに対して角度15°位相が遅れ、信号Bに対しては角度7.5°位相が遅れる。このため、コードパターンピッチ(22.5°)を列数(3)で除算した角度(7.5°)の位相差を互いに有するインクリメンタル出力が得られる。CPU3aは、このインクリメンタル出力に基づいて回転板10の相対角を求める。したがって、排他的論理和と否定という簡単な演算によって回転板10の相対角を得ることができる。また、インクリメンタル出力を得るための新たなスリットを回転板10上に設けることなく相対角を検出することができるため、回転角度検出装置1の製造コストを抑制することができる。
(5)相対角演算部4から出力されるインクリメンタル出力が、交番2進となるように回転板10にスリット12a〜14dを形成した。このため、相対角演算部4から出力される信号A〜Cのうち同時期にHレベルとなるのは、いずれか一つの信号となる。また、CPU3aでは、このHレベルとなる信号の周期的な変移パターンを監視し、その変移パターンに乱れが生じたとき、光センサPH11〜23のいずれかに異常があると判断するようにした。このため、光センサPH11〜23の異常を検出することができるようになる。
(6)相対角演算部4は、ロジックICにより構成されている。このため、ソフトウェアにより同論理演算を行う場合に比較して相対角の検出速度を向上させることができる。また、同論理演算をCPU3aによって行う場合に比較して、CPU3aの規模を小さくすることができるとともに、CPU3aの処理上の負担を軽減することもできる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において光センサPH11〜PH23は、回転板10の回転軸に直交する方向に対して3列に配置されている。しかし、回転板10の回転軸に直交する方向に対して配置される光センサの列数は3列に限定されない。例えば、光センサPH11,PH12,PH21,PH22は、図8に示すように、回転角度0°、回転角度33.75°の2列に配置されてもよい。この場合、回転板40に形成される内側のトラック50のスリット51a,51b,51c,51d及び外側のトラック60のスリット61a,61b,61c,61dは、回転板40が回転した際に、同一の列に配置された光センサのうちいずれか一つがスリットのエッジを検出するように形成される。且つ、スリット51a,51b,51c,51d,61a,61b,61c,61dは、回転板40の回転時に光センサPH11,PH12,PH21,PH22のそれぞれから出力される2値コードと、一つ前の過去の2値コードとの組み合わせが、1回転内において全て異なるように形成される。このようにしてもステアリングシャフト5の1回転における絶対角を検出することができる。更に、光センサPH11及び光センサPH21の排他的論理和と、光センサPH12及び光センサPH22の排他的論理和とから、コードパターンピッチを1周期とした場合に11.25°の位相差を有するインクリメンタル出力を得ることができる。
また、例えば、光センサは、回転角度0°の位置、28.125°の位置、56.25°の位置、84.375°の位置の4列に配置されてもよい。スリットは、回転板が回転した際に、同一の列に配置された光センサのうちいずれか一つがスリットのエッジを検出するように、且つ、回転板の回転時に光センサのそれぞれから出力される2値コードと、一つ前の過去の2値コードとの組み合わせが、回転板の1回転内において全て異なるように形成される。このようにすれば、回転体の回転角度の検出分解能を5.625°に向上させることができるとともに、互いに5.625°の位相差を有するインクリメンタル出力を得ることができる。
・上記実施形態においてコードパターンピッチは、回転板10の1回転の回転角度を16等分した22.5°に設定されている。しかし、コードパターンピッチは22.5°よりも小さな値または大きな値に設定されてもよい。例えば、回転板10の1回転の回転角度を32等分してコードパターンピッチを11.25°に設定することにより、回転板10の回転角度の検出分解能を3.25°にすることができ、回転角度の検出分解能を向上させることができる。
・上記実施形態では、回転板10上に軸線Oを中心とする半径の異なる2つのトラック11,13が設けられていた。しかし、回転板10上に設けられるトラックの数は2つに限定されない。回転板10上に設けられるトラックの数は2つ以上であれば、3つ、4つ、またはそれ以上でもよい。
・上記実施形態においては、光センサPH11〜PH23の検出信号をロジックIC等のハード構成により排他的論理和の演算を行ってインクリメンタル出力を得ている。しかし、これに代わって、CPU3aが、入力された光センサPH11〜PH23の検出信号に対して排他的論理和を演算することによってインクリメンタル出力を生成してもよい。このようにすれば、回転角度検出装置1の構成を簡単にすることができる。
・前記実施形態においては、回転板10の1回転を回転可能角度範囲としている。しかし、回転可能角度範囲は回転板10の1回転の角度に限定されず、例えば、回転板10の半回転の0°〜180°を回転可能範囲として設定してもよい。こうすれば、回転角度検出装置1は、回転板10の0°〜180°の回転において絶対角を検出することができる。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(1)請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転角度検出装置において、前記トラックは2つであること。
(2)請求項1〜4、技術的思想(1)のいずれか1項に記載の回転角度検出装置において、前記相対角検出手段は、排他的論理和演算を実行可能なロジックICにより構成されること。
本発明にかかる回転角度検出装置のうち回転板周辺の構成を概略的に示す斜視図。 同回転角度検出装置における回転板の平面図。 同回転板の一部を拡大して示す平面図。 同回転角度検出装置の電気的構成を示すブロック図。 (a)及び(b)は、同回転角度検出装置が備えるROMに記録される角度と角度データとのマップ。 同回転角度検出装置により回転板の回転角度が検出されるまでの過程及び光センサの異常が検出されるまでの過程を示す図。 同回転角度検出装置によりインクリメンタル出力が得られるまでの過程を示す図。 他の実施の形態にかかる回転角度検出装置における回転板の平面図。
符号の説明
1…回転角度検出装置、3a…角度検出手段としてのCPU3a、3b…第1記録手段としてのROM3b、3c…第2記録手段としてのRAM3c、4…相対角検出手段としての相対角演算部、5…回転体としてのステアリングシャフト、10,40…回転体としての回転板、11,13,50,60…トラック、12a,12b,12c,12d,14a,14b,14c,14d,51a,51b,51c,51d,61a,61b,61c,61d,…スリット、PH11,PH12,PH13,PH21,PH22,PH23…検出手段としての光センサ。

Claims (5)

  1. 回転体の回転軸心を中心とした径の異なる円周上にそれぞれ設けられる複数のトラックと、
    該各トラックにそれぞれ設けられる複数のスリットと、
    前記各トラックと同心円周上に配置されるとともに、前記各トラックにおけるスリットの有無をそれぞれ検出する複数の検出手段と、
    前記回転体の回転可能角度範囲内の所定角度毎に対応付けて設定され、隣り合う角度における組み合わせが周期的に変移する角度データを記録する第1記録手段と、
    前記各検出手段によって検出された2値コードを順次記録する第2記録手段と、
    前記各検出手段から出力された2値コード及び前記第2記録手段に記録された過去の2値コードの組み合わせと、前記第1記録手段に予め記録された角度データの組み合わせとに基づいて前記回転体の回転角度を求める角度検出手段と、
    を備える回転角度検出装置。
  2. 前記回転体の回転可能角度範囲は複数のコードパターンピッチに等分割され、
    前記各検出手段は、前記回転体の回転軸に直交する方向に複数列に亘って、且つ、前記各コードパターンピッチ毎に一列ずつ同数量配置され、
    前記スリットは、前記回転体が回転した際に、前記回転体の回転軸に直交する方向における位置が一致する前記各検出手段のうちいずれか一つが前記スリットのエッジを検出するように形成され、
    前記第1記録手段には、隣り合う角度の組み合わせが前記回転体の回転可能角度範囲内において全て異なる角度データが記録される
    請求項1に記載の回転角度検出装置。
  3. 前記角度検出手段は、前記回転体の回転に伴って変移する前記2値コードの組み合わせが前記角度データの組み合わせと不一致の状態を前記検出手段の異常状態として検出する
    請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置。
  4. 請求項2または3のいずれか一項に記載の回転角度検出装置において、
    同一の列に配置された複数の前記検出手段から出力される2値コードに対して排他的論理和による論理演算を行い、その論理演算結果に基づいて回転体の相対角を求める相対角検出手段を更に備える
    ことを特徴とする回転角度検出装置。
  5. 前記角度検出手段は、前記論理演算の結果として得られるコードの挙動が周期的な変移から乖離した状態を前記検出手段の異常状態として検出する
    請求項4に記載の回転角度検出装置。
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JP2011033484A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fuji Electric Holdings Co Ltd 回転速度センサおよび回転速度の監視装置
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