JP2006177395A - ボールバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニオンナットを外すときにボール押さえの共回りを防止し、接続スリーブを取り外すことができ、ボールが飛び出るのを防止することができるボールバルブを提供する。
【解決手段】バルブ本体1内に流路を開閉させるボール弁体2をハンドル12によって回動可能に配置し、シート13がボール押さえ3によりボール弁体2に押圧されるように設け、キャップナット5を鍔付き短管4の鍔部16と係合させ、バルブ本体1の端部に螺合させることにより、鍔付き短管4がボール押さえ3の外側端に当接配置されるボールバルブにおいて、バルブ本体1の少なくとも一方の端部内周にボール押さえ3を螺合し、ボール押さえ3の端部に設けられた切欠部10とバルブ本体1の端部に設けられた切欠部17とで形成される凹部23にストッパー6を嵌合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、化学工場、上下水道、農・水産業、半導体製造分野、食品分野などの各種産業の配管ラインに使用されるボールバルブに関するものであり、さらに詳しくは、キャップナットを外すときにキャップナットの回転に伴うボール押さえの共回りを防止して鍔付き短管を取り外すことができ、配管時におけるボール弁体が飛び出るのを防止するボールバルブに関するものである。
従来、図10に示すようなボールバルブがあった(例えば、特許文献1参照。)。このボールバルブは、バルブ本体101内に流路を開閉可能とするボール102が配置され、このボール102に流路両側よりボールシート103が当接されており、このボールシート103が、バルブ本体101の内周面に設けられた雌ねじ104に、その外周面に設けられた雄ねじ105が設けられたボール押さえ106が螺合されることにより、ボール102に向けて押圧されている。また、バルブ本体101の端部外周の雄ねじ107にユニオンナット108が螺合され、このユニオンナット108で接続スリーブ109のフランジ部110をボール押さえ106の端面に設置されたOリング111を介してボール押さえ106に向けて押圧するように固定されている。このようなボールバルブにおいて、バルブ本体101の下流側の端部内径が上流側の端部内径よりも小径とされ、一方、バルブ本体101の下流側の端部内周面に螺合されたボール押さえ106の外径が上流側の端部内周面に螺合されたボール押さえ106の外径よりも小径とされているものであった。その効果は、バルブ本体101の下流側の端部厚みが上流側の端部厚みよりも厚くされているので、バルブ本体101の下流側端部の機械的強度が向上するものであった。
特開2001−254850号公報
しかしながら、前記従来のボールバルブは、ユニオンナット108を外す際に接続スリーブ109やボール押さえ106が共回りしたとしても、それを抑えることができる構成要件が設けられていない。配管されている該ボールバルブが閉止状態の時は、バルブ本体101内のボール102の上流側は流体圧力がかかった状態にある。このとき特にOリング111に潤滑油が十分塗布されていない場合や潤滑油が塗布されていないオイルフリー対応のボールバルブにおいて接続スリーブ109に接続されたパイプの修理や交換を行う場合、下流側のユニオンナット108を外して下流側の接続スリーブ109を取り外すが、ユニオンナット108を外す方向へ回転させると、ユニオンナット108の回転に伴い接続スリーブ109も回転してしまうことがあった。さらに接続スリーブ109の回転に伴いOリング111との摩擦抵抗によりボール押さえ106も共回りしてしまい、ユニオンナット108を外したときに同時にボール押さえ106までバルブ本体101から外れてしまうことがあった。このとき、バルブ本体101内のボール102の上流側にかかった流体圧力によりボール102が押されて飛び出るとともに流体が流れ出るという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、ユニオンナット108を外すときにボール押さえ106の共回りを防止し、接続スリーブ109を取り外すことができ、ボール102が飛び出るのを防止するボールバルブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の弁の構成を図1に基づいて説明すると、バルブ本体1内に流路を開閉させるボール弁体2が回動可能に配置され、シート16がボール押さえ3によりボール弁体2に押圧されるように設けられ、キャップナット5を鍔付き短管4の鍔部20と係合させ、バルブ本体1の端部に螺合されることにより、鍔付き短管4をボール押さえ3の外側端に当接配置されたボールバルブにおいて、バルブ本体1の少なくとも一方の端部内周にボール押さえ3が螺合されており、ボール押さえ3の端部に設けられた切欠部17とバルブ本体1の端部に設けられた切欠部10とで形成される凹部23を少なくとも1つ有し、凹部23にストッパー6が嵌合されていることを第1の特徴とする。
また、バルブ本体1またはボール押さえ3のどちらか一方の切欠部10、17が環状に形成され、またストッパー6が環状に形成され且つ外方向または内方向に少なくとも1つの突出部31が設けられていることを第2の特徴とする。
また、ストッパー6が鍔付き短管4に一体的に設けられていることを第3の特徴とする。
また、ストッパー6の一部が凹部23に間隙24を設けた状態で嵌合されていることを第4の特徴とする。
さらに、ボール弁体2が手動式、空動式、電動式の駆動によって回動されることを第5の特徴とする。
本発明において、ボール押さえ3の切欠部17とバルブ本体1の切欠部10とで形成される凹部23の数は1つ設けても複数設けてもかまわない。また、ボール押さえ3の切欠部17とバルブ本体1の切欠部10は同じ数を設けなくてもかまわない。これは例えば図5に示すように、バルブ本体1の切欠部10がボール押さえ3の切欠部17よりも多い数を等間隔に設けても良く、この場合、ボール押さえ3がバルブ本体1に螺合されたときに、凹部23をボール押さえ3の切欠部17とバルブ本体1のいずれの切欠部10と形成しても良く、ボール弁体1とシート16の押圧をボール押さえ3の締め付けによって調整したときに切欠部10、17の位置を気にすることなく凹部23を形成することができる。
また、図4に示すように、バルブ本体25またはボール押さえ26のどちらか一方の切欠部28、29を環状に形成し、またストッパー27が環状に形成し且つ外方向または内方向に少なくとも1つの突出部31を設けた構成でもかまわない。これは本発明のボールバルブを組み立てる際に、ストッパー27が1つの部品で済み、ストッパー27を凹部30に嵌合させるのみであるので組み立てが容易になり好適である。
また、図6に示すように、ストッパー6を鍔付き短管4に一体的に設けた構成でもかまわない。これはボールバルブを組み立てる際に、鍔付き短管4のストッパー6部分を凹部23に嵌合するように組み立てるのみであるので、部品点数が少なくなり組み立てが容易となる。
また、本発明においては、ストッパー6の一部が凹部23に間隙24を設けた状態で嵌合される構成でも良い。すなわち、ストッパー6の一部を凹部30の横幅より小さく形成しても良い。例えば、図4に示すように凹部30内のバルブ本体25の切欠部28とストッパー27の突出部31との間に間隙32を設けても良く、この場合、ボール押さえ26の微調整や増し締めにより両切欠部28、29のずれによる凹部30の形状が若干変形したとしても(図3の凹部23参照)、ストッパー27が凹部30に嵌合を保持できるようになっているので好適である。また、ストッパー27の環状の部分の一部に切り欠き状の取り外し部33を設け、環状に形成された切欠部29とストッパー27との間に間隙34を設けても良く、この場合、間隙34に指や爪を引っ掛けることでストッパー27が取り外し易くなるので好適である。
また、本発明のボールバルブは、ボール押さえ3の対向した位置に2つの切欠部17を設け、ハンドル12上部に設けられた2つの突部13をボール押さえ3の切欠部17に嵌合させ、ハンドル12を回動させることにより、ボール弁体2とシート16の押圧の調整およびボール押さえ3の着脱を容易にすることができる構成にしても良い。
また、本発明のボールバルブは、ボール押さえ3がバルブ本体1の端部の一方にのみ螺合されたものでも良く、図7に示すように両端部に螺合されたものでも良い。
さらに、本発明のボールバルブは、流路が二方向のみならず三方向、多方向のボールバルブにおいても同様である。
本発明のボールバルブの駆動は手動式が主体であるが、空気圧による空動式(図8参照)、モーターなどによる電動式(図9参照)による駆動でも良く、特に限定されない。空動式、電動式の場合、ボールバルブのハンドル9の代わりに、各々空動式駆動部35、電動式駆動部37が取付台36、38を介して搭載され、ステム8の上部に伝導される。
本発明において、バルブ本体1と、ボール押さえ3やキャップナット5の接合はねじによる螺着であるが、ねじであれば、各部品の成形や加工が容易であり、寸法精度の良い部品を得ることができると共に、ねじの締め付けを調節することにより、ボール押さえ3がシート16をボール弁体2に向けて押圧する力を調節することができるため好適である。
本発明のボールバルブのバルブ本体1、ボール弁体2、ボール押さえ3、鍔付き短管4、キャップナット5の材質は塩化ビニル樹脂(以下、PVCと記す)が多用されるが、ボールバルブとして要求される強度や特性を満たしていれば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリフェニレンサルファイドなどの合成樹脂、または銅、鋳鉄、鋳鋼などの金属などでも良く、特に限定されるものではない。
本発明は以上のような構造をしており、以下の優れた効果が得られる。
(1)バルブ本体の端部に設けられた切欠部とボール押さえの端部に設けられた切欠部とで形成された凹部にストッパーが嵌合されていることにより、配管されているボールバルブの閉止時、すなわち、上流側に流体圧力がかかった状態でキャップナットを外して鍔付き短管を取り外した時、キャップナットの回転に対してボール押さえが共回りしようとしても、ストッパーが凹部内で係合しているのでボール押さえの共回りが防止され、ボール押さえが外れないため、ボール弁体が飛び出ることが防止され、流体も流れ出ることがない。
(2)バルブ本体またはボール押さえのどちらか一方の切欠部が環状に形成され、またストッパーが環状に形成され且つ外方向または内方向に少なくとも1つの突出部を設けることにより、ボールバルブを組み立てる際にストッパーが1つの部品で済み、ストッパーを凹部に嵌合させるのみであるので組み立てが容易である。
(3)ストッパーが鍔付き短管に一体的に設けられると、ボールバルブを組み立てる際に、部品点数が少なく組み立てが容易となる。
(4)ストッパーの一部が凹部に間隙を設けた状態で嵌合されることにより、ボール押さえの微調整や増し締めにより凹部の形状が変形したとしても、ストッパーが外れることなく嵌合状態を保持できるようになり、また、間隙に指や爪を引っ掛けることでストッパーが取り外し易くなる。
(5)ボール弁体の飛び出しを抑えることにより、二次的被害を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。
図1は本発明の第一の実施形態の全閉時の縦断面図である。図2は図1のキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。図3は図1のキャップナットを外す途中のストッパーの嵌合状態を示すキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。図4は本発明の第二の実施形態のキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。図5は図2におけるバルブ本体に切欠部が多く設けられた構成を示すキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。図6は本発明の第三の実施形態のストッパーが鍔付き短管に一体的に設けられた構成を示す縦断面図である。図7は本発明の第四の実施形態のボール押さえがバルブ本体の両端部に設けられた構成を示す縦断面図である。図8は本発明の第五の実施形態の空動式の駆動による構成を示す部分断面図である。図9は本発明の第六の実施形態の電動式の駆動による構成を示す部分断面図である。
以下、図1および図2に基づいて本発明の第一の実施形態について説明する。
1は口径25mmのPVC製のバルブ本体である。バルブ本体1は略中空円筒状で、内部に弁室7が設けられており、流路軸線と交わる方向にステム8が嵌挿される貫通孔が弁室7に連通するように設けられている。また、バルブ本体1の両端部外周には雄ねじ部9が設けられている。バルブ本体1の一方の端部側面には、対向した位置に2つの切欠部10が設けられ、端部内周には雌ねじ部11が設けられている。
2はPVC製のボール弁体である。ボール弁体2はバルブ本体1の弁室7内に配置され、ハンドル12が上部に嵌着されたステム8の下端部に嵌合されている。特に配管されているボールバルブの全閉時、すなわち上流側に流体圧力がかかっている時には、わずかに下流側に移動可能の状態で嵌合されている。ハンドル12上部には後記ボール押さえ3の切欠部17に嵌合する2つの突部13が設けられている。
3はPVC製のボール押さえである。ボール押さえ3は円筒状であり、外周にOリング14と、外周端部には前記バルブ本体1の雌ねじ部11と螺着される雄ねじ部15が設けられており、ボール押さえ3がバルブ本体1に螺着されることで、弁室7内でボール弁体2が流路両側からシート16により押圧保持される。また、ボール押さえ3の雄ねじ部15が設けられた側の端部側面には切欠部17が対向した位置に2つ設けられ、ボール押さえ3がバルブ本体1に螺合された時にバルブ本体1の切欠部10とボール押さえ3の切欠部17とで凹部23が形成される。また、ボール押さえ3の端部側面にはOリング18が配置されている。
4はPVC製の鍔付き短管である。鍔付き短管4は短管部19の一端に鍔部20が設けられている。
5はPVC製のキャップナットである。キャップナット5は円筒状であり、一方の端部内周に前記バルブ本体1の雄ねじ部9に螺着される雌ねじ部21が設けられており、もう一方の端部には内周側へ突出する環状突条部22が設けられている。キャップナット5は、環状突条部22を鍔付き短管4の鍔部20と係合させてバルブ本体1に螺合されることにより、Oリング18を介して鍔付き短管4をボール押さえ3の端面に固定している。
6はPVC製のストッパーである。ストッパー6はバルブ本体1の切欠部10とボール押さえ3の切欠部17で形成された凹部23に嵌合されている。またストッパー6は凸形状に設けられており、バルブ本体1の切欠部10との間に間隙24が形成されるようになっている。すなわち、ボール押さえ3を増し締めのために回動させたとき、ストッパー6が周方向に移動可能になっている。ストッパー6は図2とは逆に嵌合させても良い。この場合は、ストッパー6の動きは阻止されるが、ボール押さえ3の周方向の移動は可能になる。
次に、本発明の第一の実施形態のボールバルブを開閉させた時の作動について説明する。図1の閉状態からハンドル12を90度回転することにより、ハンドル12に嵌着しているステム8が回動し、ステム8の回動に合わせてステム8に嵌合されているボール弁体2が90度回動してボールバルブが開状態になる。
次に、本発明の第一の実施形態のボールバルブがOリング18に潤滑剤が塗布されていない場合、すなわちオイルフリー対応のバルブが配管されている状態において、下流側の鍔付き短管4に接続されたパイプ(図示せず)の修理または交換をするときに、キャップナット5を外して鍔付き短管4を取り外す作用を図1乃至図3に基づいて説明する。このとき、流体の流れ方向は図1の矢印方向である。
ボールバルブが閉状態、すなわち上流側(図1では左側)のバルブ本体1内に流体圧力がかかった状態で下流側(図1では右側)のキャップナット5を外す方向へ回転させると、キャップナット5の回転に伴い環状突条部22内側端面と鍔部20外側端面との摩擦により鍔付き短管4も回転する。Oリング18には潤滑剤が塗布されていないので摩擦抵抗は大きくなるため、鍔付き短管4の回転に伴いOリング18を介して押圧されているボール押さえ3も共回りしようとする。このときボール押さえ3の切欠部17とバルブ本体1の切欠部10とで形成される凹部23にストッパー6が嵌合されていることにより、ボール押さえ3が共回りしようとして外れる方向に回転しようとしてもすぐにストッパー6が凹部23内で係合して回動が止められ、それ以上ボール押さえ3が回転することはない(図3参照)。キャップナット5をさらに回転してもボール押さえ3は共回りせずに鍔付き短管4を取り外すことができる。
以上のことから、下流側の鍔付き短管4に接続されたパイプ(図示せず)の修理または交換をするときなど、キャップナット5を外して鍔付き短管4を取り外す時に、キャップナット5の回転に対してボール押さえ3の共回りが確実に防止され、ボール押さえ3がバルブ本体1から外れることはない。よって、ボール弁体2が飛び出ることが完全に防止され、流体も流れ出ることもない。また、流体が流れ出ることによる二次的被害を防止できる。
また本発明では、対向した位置に2つ設けられたボール押さえ3の切欠部17に、ハンドル12上部に設けられた2つの突部13を嵌合させ、ハンドル12を回動させることにより、ボール弁体2とシート16の押圧の調整およびボール押さえ3の着脱を容易にすることができる。
次に図4に基づいて本発明の第二の実施形態について説明する。
25は口径25mmのPVC製のバルブ本体である。バルブ本体25の一方の端部には対向した位置に切欠部28が2つ設けられている。
26はPVC製のボール押さえである。ボール押さえ26の端部側面には切欠部29が環状に形成されており、ボール押さえ26がバルブ本体25に螺合されたときにバルブ本体25の端部側面に設けられた切欠部28とボール押さえ26の切欠部29とで凹部30が形成される。
27はPVC製のストッパーである。ストッパー27は上記凹部30に嵌合されている。ストッパー27は環状に形成され、ストッパー27の外方向に突出部31が対向した位置に2つ設けられている。ストッパー27の突出部31は、バルブ本体25の切欠部28に間隙32が形成されるように設けられている。また、ストッパー27の環状部分の一部には切り欠き状に形成された取り外し部33が設けられ、取り外し部33によりボール押さえ26の環状の切欠部29に間隙34が形成されるように設けられている。
本発明の第二の実施形態の他の構成、作動、キャップナットを外して鍔付き短管を取り外す作用は、第一の実施形態と同様であるので説明を省略する。
第二の実施形態は、ボールバルブを組み立てる際に、ストッパー27が1つの部品で済み、ストッパー27を凹部30に嵌合させるのみであるので組み立てが容易であり、間隙34に指や爪を引っ掛けることでストッパー27が取り外し易くなっている。また組み立ての際、ストッパー27の突出部31がバルブ本体25の切欠部28に間隙32が形成されるように設けられていることで、ボール押さえ26の微調整や増し締めにより両切欠部28、29のずれによる凹部30の形状が若干変形したとしても、ストッパー27が凹部30に嵌合できるようになっている。ストッパー27と凹部30の組合わせは、第一の実施形態の場合と同様に逆の構成にしても良いことは言うまでもない。
本発明の第一の実施形態の全閉時の縦断面図である。 図1のキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。 図1のキャップナットを外す途中のストッパーの嵌合状態を示すキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。 本発明の第二の実施形態のキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。 図2におけるバルブ本体に切欠部が多く設けられた構成を示すキャップナットと鍔付き短管を外したときの右側面図である。 本発明の第三の実施形態のストッパーが鍔付き短管と一体的に設けられた構成を示す縦断面図である。 本発明の第四の実施形態のボール押さえがバルブ本体の両端部に設けられた構成を示す縦断面図である。 本発明の第五の実施形態の空動式の駆動による構成を示す部分断面図である。 本発明の第六の実施形態の電動式の駆動による構成を示す部分断面図である。 従来のボールバルブを示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・バルブ本体
2・・・ボール弁体
3・・・ボール押さえ
4・・・鍔付き短管
5・・・キャップナット
6・・・ストッパー
7・・・弁室
8・・・ステム
9・・・雄ねじ部
10・・・切欠部
11・・・雌ねじ部
12・・・ハンドル
13・・・突部
14・・・Oリング
15・・・雄ねじ部
16・・・シート
17・・・切欠部
18・・・Oリング
19・・・短管部
20・・・鍔部
21・・・雌ねじ部
22・・・環状突条部
23・・・凹部
24・・・間隙

Claims (5)

  1. バルブ本体内に流路を開閉させるボール弁体が回動可能に配置され、シートがボール押さえによりボール弁体に押圧されるように設けられ、キャップナットを鍔付き短管の鍔部と係合させ、該バルブ本体の端部に螺合させることにより、鍔付き短管がボール押さえの外側端に当接配置されたボールバルブにおいて、該バルブ本体の少なくとも一方の端部内周にボール押さえが螺合されており、該ボール押さえの端部に設けられた切欠部と該バルブ本体の端部に設けられた切欠部とで形成される凹部を少なくとも1つ有し、該凹部にストッパーが嵌合されていることを特徴とするボールバルブ。
  2. 前記バルブ本体または前記ボール押さえのどちらか一方の切欠部が環状に形成され、また該ストッパーが環状に形成され且つ外方向または内方向に少なくとも1つの突出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のボールバルブ。
  3. 前記ストッパーが該鍔付き短管に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のボールバルブ。
  4. 前記ストッパーの一部が該凹部に間隙を設けた状態で嵌合されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のボールバルブ。
  5. 前記ボール弁体が手動式、空動式、電動式の駆動によって回動されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のボールバルブ。
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