JP2006183730A - 流体用機器の取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリープの影響を受けにくい構造とすることで機器同士を締結するネジが緩むことなく、しっかりとシールする流体用機器の取り付け構造。
【解決手段】 バルブ部4の流路ブロック9をマニホールドベース3に取り付ける取り付け構造では、バルブ部4の流路ブロック9に、ボルト取付孔34を有するプレート状のボルト取り付け部材35が形成されるとともに、マニホールドベース3内に、ボルト30が螺合する雌ネジ31が形成されたプレート状のボルト受け部材32が設けられている。また、マニホールドベース3の接続面には、ボルト取付孔34に対応する位置にボルト30が挿通される挿通孔33が形成されるとともに、雌ネジ31が挿通孔33に対応する位置に配置されている。そして、ボルト受け部材32が流路ブロック9及びマニホールドベース3を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹脂製の第1機器が樹脂製の第2機器にネジ(ボルト)により取り付けられた流体用機器の取り付け構造に関する。さらに詳細には、クリープの影響を受けにくい構造とすることで、両部品のシールを確実に行うことができる流体用機器の取り付け構造に関するものである。
例えば、半導体製造装置に使用される流体制御装置においては、複数の流体制御機器が流路ブロックに取り付けられて構成されている。そして、流路ブロックへの流体機器への取り付けは、例えば、ネジ(ボルト)による締結によって行われるのが一般的である(特許文献1,2参照)。
特開平7−269732号公報 特開2000−145979号公報
しかしながら、半導体製造装置において薬液や純水の供給制御を行うラインでは、腐食や金属汚染を防止するために樹脂製の部品が使用されるため、樹脂特有のクリープによって、流体制御機器とマニホールドベースや流路ブロック等との締結力が低下してしまうという問題があった。このような締結力の低下が発生すると、流体制御機器とマニホールドベースあるいは流路ブロックとのシール性を十分に確保することができなくなってしまう。
また、半導体製造装置はクリーンルーム内で使用されるため、流体制御機器の脱着作業を、手袋をしたままで行う必要がある。そして、近年、半導体製造装置の集積度が高くなっている。このため、流体制御機器の脱着作業がやりにくく、ネジを落としてしまうことがあった。そして、ネジが機器から脱落すると、そのネジを回収することが非常に困難であった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、クリープを起こしやすい樹脂を使用しても機器同士を締結するネジが緩むことなく、しっかりとシールすることができる流体用機器の取り付け構造を提供することを課題とする。また、本発明は、流体用機器を構成する機器同士を締結するネジの脱落を防止することができる流体用機器の取り付け構造を提供することも課題とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る流体用機器の取り付け構造は、樹脂製の第1機器が樹脂製の第2機器にネジにより取り付けられた流体用機器の取り付け構造であって、前記ネジのネジ取付孔を有するプレート状のネジ取り付け部材が前記第1機器に形成され、前記ネジが螺合する雌ネジが形成されたプレート状のネジ受け部材が前記第2機器内に設けられ、前記第2機器の接続面には、前記ネジ取付孔に対応する位置に前記ネジが挿通される挿通孔が形成され、前記雌ネジが前記挿通孔に対応する位置に配置され、前記ネジ受け部材が前記第1機器および第2機器を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化及びクリープ特性が小さい材質で形成されていることを特徴とする。
この流体用機器の取り付け構造では、第2機器の接続面にはネジ取付孔に対応する位置にネジが挿通される挿通孔が形成されている。また、第2機器内に設けられたネジ受け部材に形成された雌ネジは、挿通孔に対応する位置に配置されている。一方、第1機器には、ネジのネジ取付孔を有するプレート状のネジ取り付け部材が形成されている。このため、第1機器と第2機器とを接続すると、ネジ取付孔、挿通孔、及び雌ネジの位置が一致するので、ネジによって第1機器と第2機器とを締結することができる。
ここで、雌ネジが形成されたネジ受け部材は、第1機器および第2機器を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されていて、プレート形状で面圧を低くできるため、クリープが発生しにくいのでネジが緩むことを確実に防止することができる。従って、両機器の接続面におけるシールをしっかりと行うことができる。
また、この流体用機器の取り付け構造では、ネジ受け部材がプレート形状であり、第2機器内に設けていることにより、ネジによる締結部分(締結力が作用する部分)に介在する樹脂を少なくすることができる。従って、締結部分のクリープによる変形が少なくなるので、両機器の接続面におけるシールをよりしっかり行うことができる。
本発明に係る流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ受け部材における前記第2機器の接続面側に弾性部材が設けられていることが望ましい。
このように、ネジ受け部材に弾性部材を設けることにより、第1機器及び第2機器にクリープが発生しても、締結部分のクリープによる変形を弾性部材により吸収することができるので、両機器の接続面におけるシールを確実に行うことができる。
また、本発明に係る流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ受け部材が前記第2機器の前記第1機器寄りに設けられていることが望ましい。
このように、ネジ受け部材を第1機器寄りに設けることにより、ネジによる締結部分に介在する樹脂をより少なくすることができる。これにより、締結部分のクリープによる変形を非常に少なくすることができるので、両機器の接続面におけるシールをよりしっかり行うことができる。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る別形態の流体用機器の取り付け構造は、樹脂製の第1機器が樹脂製の第2機器にネジにより取り付けられた流体用機器の取り付け構造であって、前記第1機器には前記ネジのネジ取付孔を有するプレート状のネジ取り付け部材が形成され、前記第2機器の前記第1機器に対する接続部にフランジが形成され、前記ネジが螺合する雌ネジが形成されたプレート状のネジ受け部材が、前記フランジに係合した状態で前記フランジと前記第1機器との間に配置され、前記雌ネジが前記ネジ取付孔に対応する位置に配置され、前記ネジ受け部材が前記第1機器および第2機器を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されていることを特徴とする。
この流体用機器の取り付け構造では、第2機器の第1機器に対する接続部にフランジが形成され、ネジが螺合する雌ネジが形成されたネジ受け部材が、フランジに係合した状態でフランジと第2機器との間に配置される。そして、雌ネジは、ネジ取付孔に対応する位置に配置されている。これにより、ネジを雌ネジに螺合させると、ネジ受け部材がフランジに係合しているので、ネジ受け部材がフランジを第1機器に押しつけた状態で、第1機器と第2機器とが締結される。
この流体用機器の取り付け構造では、ネジ受け部材を第2機器のフランジと第1機器との間に配置していることにより、ネジによる締結部分(締結力が作用する部分)に介在する第2機器の樹脂はフランジの厚み分のみにすることができる。そして、ネジ取り付け部材がプレート状であるので、締結部分のクリープによる変形が非常に少ない。従って、両機器の接続面におけるシール性を十分に確保することができる。
本発明に係る別形態の流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ受け部材は、前記雌ネジが形成された雌ネジ形成部材と、複数に分割されており、それらの分割部品を一体化することで前記フランジに係合する係合部材と、を有し、前記雌ネジ形成部材は、前記フランジの外径よりも大きく前記フランジが挿通するフランジ挿通穴を備え、前記係合部材の外径寸法は、前記フランジ挿通穴の直径よりも大きいことが望ましい。
これにより、第1機器を第2機器に取り付けるための部品(取付用部品)が第2機器とは別体で構成されるため、取付ピッチの異なる第1機器を取り付ける際、第2機器を交換することなく取付用部品のみを交換すればよいので経済的であり、またメンテナンス性も向上する。さらに、汎用性も高く各種の機器の取り付けに対応することもできる。

*上記のようなメリットがないと言うことなので、上記構成とするメリット(ここの記載する内容)を教えて下さい。
また、本発明に係る別形態の流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ受け部材は、二分割されており、各分割部材に長短の雌ネジと、前記ネジが挿通される挿通孔とが形成されており、前記各分割部材を一体化させることで前記ネジ受け部材が前記フランジに係合するとともに、前記短い方の雌ネジと前記挿通孔とが一致することが望ましい。
これにより、第1機器を第2機器に取り付けるための部品を単独で構成した場合でも、部品点数が少なくなり、作業面およびコスト面で有利となるからである。
そして、上記したいずれか1つの流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ取付孔は、前記第1機器と前記第2機器との締結時に使用される小径孔と前記1機器と前記第2機器との脱着時に使用される前記ネジの頭部の外径よりも大きい大径孔とが連結された8の字形状をなすものである
ことが望ましい。
この流体用機器の取り付け構造では、ネジを少し緩めて、ネジを大径孔に位置させるように第1機器をずらすことにより、ネジを完全に外すことなく、言い換えるとネジが雌ネジの一部に螺合した状態ままで、第1機器を第2機器から取り外すことができる。従って、ネジが機器から脱落することを防止することができる。
また、上記したいずれか1つの流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ取付孔の径は、前記ネジの頭部の径よりも大きく、前記ネジに係合するための切り欠きが形成されたプレート部材が、前記頭部と前記ネジ取り付け部材との間に配置されていることが望ましい。なお、ネジ取付孔には、孔の一部が切れて切り欠きのようになっているものも含まれる(図7参照)。
この流体用機器の取り付け構造では、ネジを少し緩めて機器をスライドさせることにより、ネジを完全に外すことなく、言い換えるとネジが雌ネジの一部に螺合した状態ままで、第1機器を第2機器から取り外すことができる。従って、ネジが機器から脱落することを防止することができる。

また、上記したいずれか1つの流体用機器の取り付け構造においては、前記ネジ取付孔の一部が前記第1機器の領域内に配置されて、前記ネジがネジ取付孔から抜ける前に前記第1機器の構成部品に当接するように、前記ネジ取付部材が前記第1機器の下方に配設されていてもよい。なお、第1機器の領域内とは、上方から光を第1機器に照射したときの投影面積内ということを意味する。

この流体用機器の取り付け構造では、ネジが雌ネジから外れたときに、ネジがネジ取付孔から抜ける前に第1機器の構成部品に当接する。このため、第1機器を第2機器から取り外す際に、ネジがネジ取付孔から抜け落ちることがない。従って、ネジが機器から脱落することを防止することができる。
本発明に係る流体用機器の取り付け構造によれば、クリープを起こしにくい構造とすることで、機器同士を締結するネジが緩むことなく、しっかりとシールすることができる。また、機器同士を締結するネジの脱落を防止することができる。
以下、本発明の流体用機器の締結構造を具体化した最も好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。本実施の形態は、本発明を半導体製造装置の薬液供給ユニットに使用されるマニホールドタイプの薬液弁に適用したものである。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。図2は、薬液弁とマニホールドベースとの接続部を示す拡大断面図である。図3は、H形リングを示す拡大断面図である。図4は、周溝を示す部分断面図である。図5は、H形リングと対応する各接続部の凹凸条の一部を示す拡大断面図である。
薬液弁1は、樹脂よりなるマニホールドベース3と、このマニホールドベース3上に固定された樹脂よりなるバルブ部4とを備えている。本実施形態では、マニホールドベース3とバルブ部4を互いに接続することにより薬液弁1が構成されている。本実施の形態では、バルブ部4が本発明の第1機器に相当し、マニホールドベース3が本発明の第2機器に相当する。なお、本実施の形態では、マニホールドベース3及びバルブ部4の流路ブロック9は、ともにPTFEにより形成されている。
マニホールドベース3には、流路5が形成されており、その上面3fには流路5に通じる流路口6が形成されている。この流路口6の周囲が、マニホールドベース3の接続部7となっている(図2参照)。
また、マニホールドベース3には、ボルト30が螺合する雌ネジ31が2つ形成されたボルト受け部材32が複数設けられている。ネジ受け部材32は、マニホールドベース3及びバルブ部4の流路ブロック9の材質よりも温度変化による寸法変化及びクリープ特性が小さい材質(例えば、ステンレスやPPSなど)で形成されたプレート状のものである。そして、ボルト受け部材32は、マニホールドベース3内において中央よりも上面3f寄りに配設されている。また、マニホールドベース3の上面3fにはボルト30が挿通される挿通孔33が形成されている。この挿通孔33は、雌ネジ32の位置に一致する所に配置されている。
バルブ部4は、流路8を有する流路ブロック9と、弁体の動作を制御するアクチュエータ10とを備えている。流路ブロック9の下面には、流路口18が設けられている。この流路口18の周囲が、流路ブロック9の接続部19となっている(図2参照)。
そして、マニホールドベース3の接続部7と流路ブロック9の接続部19との間に、樹脂よりなるシール部品としてのH形リング20を介在させ、バルブ部4をマニホールドベース3に対して4本のボルト30によって取り付けている。この実施形態では、H形リング20は、PTFEよりやや硬いPFAにより形成されている。
また、バルブ部4の下端には、ボルト30を取り付けるボルト取付孔34を備えるプレート状のボルト取付部材35が形成されている。このボルト取付部材35のボルト取付孔34は、マニホールドベース3に形成された挿通孔33に対応する位置に配置されている。また、ボルト取付孔34の径は、ボルト30の頭部30aの径より小さい。
ここで、図2に示すように、マニホールドベース3の接続部7とH形リング20の対応部位には、互いに凹凸の関係で嵌合する凹凸条21,22がそれぞれ形成されている。同じく、流路ブロック9の接続部19とH形リング20の対応部位には、互いに凹凸の関係で嵌合する凹凸条23,24がそれぞれ形成されている。
図3に示すように、H形リング20は、その断面がH形をなすものである。H形リング20は、肉厚なリング形状をなし、その下面において、矢印Xで示す肉厚方向(半径方向)中央に周溝25が形成され、リング状の凹凸条22をなしている。同じく、H形リング20は、その上面において、矢印Xで示す肉厚方向(半径方向)中央に周溝26が形成され、リング状の凹凸条24をなしている。この実施形態で、各周溝25,26の内壁には、図3に破線で囲むように、H形リング20の肉厚方向(半径方向)に厚みを有する圧入代27が設けられている。
図4に示すように、上側の周溝26は、テーパ状の開口部26aと、その下側に位置する上段部26b及び下段部26cとを含む。上段部26bの幅W1は下段部26cの幅W2よりやや広く設定され、その幅の差分ΔWが下段部26cに対応して設けられた圧入代27となっている。つまり、周溝26の下段部26cの相対向する内側部分が圧入代27となっている。
図5に示すように、下側の接続部7の凹凸条21は、円周状の段部の半径方向中央に、H形リング20の周溝25に対応する周凸条21aを有し、円環状に構成されている。上側の接続部19の凹凸条23は、円周状の段部の半径方向中央に、H形リング20の周溝26に対応する周凸条23aを有し、円環状に構成されている。各周凸条21a,23aの肉厚方向の幅W3は、H形リング20の各周溝25,26の上段部25b,26bの幅W1と同じに設定されている。上記のようにして、各接続部7,19のシール構造が構成される。
従って、上記した取り付け構造では、樹脂よりなるマニホールドベース3に樹脂よりなる流路ブロック9を取り付けるときに、マニホールドベース3と流路ブロック9を接続すると、ボルト取付孔34、挿通孔33、及び雌ネジ31の位置が一致する。また、マニホールドベース3の凹凸条21とH形リング20の凹凸条22とが互いに嵌合し、流路ブロック9の凹凸条23とH形リング20の凹凸条24とも互いに嵌合する。
この状態で、ボルト30を雌ネジ31に螺合させると、マニホールドベース3と流路ブロック9とがボルト30により締結される。これにより、各凹凸条21,23の周凸条21a,23aがH形リング20の各周溝25,26に嵌合されるとき、各周溝25,26の圧入代27により各周凸条21a,23aがその肉厚方向(半径方向)に締まり嵌めされる。つまり、各周凸条21a,23aがその半径方向の両側から押圧され、各凹凸条21,23とH形リング20との間がシールされる。このため、マニホールドベース3と流路ブロック9の接続部7,19が互いにH形リング20を介して確実にシールされる。
また、ボルト受け部材32がプレート状であること及びマニホールドベース3の中央より上面3f寄りに配置していることにより、ボルト30による締結部分(締結力が作用する部分)に介在する樹脂を少なくすることができる。これにより、マニホールドベース3及び流路ブロック9の締結部分のクリープによる変形を少なくすることができる。よって、ボルト30と雌ネジ31との締結力が低下することを確実に防止して、マニホールドベース3と流路ブロック9との接続面におけるシールを確実に行うことができる。
ここで、上記した取り付け構造において、ボルトの脱落対策を施す場合について説明する。まず、第1の対策について図6および図7を参照しながら説明する。図6および図7は、ボルト取付孔の形状を改良してボルト脱落防止を図った薬液弁の平面図である。
第1の対策では、ボルト取付孔は、図6あるいは図7に示すように、8の字形状をなしている。つまり、流路ブロック9とマニホールドベース3とを締結するときに使用する小径孔36(上記のボルト取付孔35に相当する)と、脱着時に使用するボルト30の頭部30aの外径よりも大きい大径孔37とを連結した形状にしている。なお、ボルト取付孔34aには、図7に示すように孔の一部が切れて切り欠きのようになっているものも含まれる。また、ボルトの頭部30aには、ボルト頭及び座金が含まれる。
そして、この8の字形状のボルト取付孔34aを一方向に配置している。具体的には、図6に示すように、8の字形状のボルト取付孔34aを図中左右方向に配置すればよい。あるいは、図7に示すように、8の字形状のボルト取付孔34aを円周方向に配置すればよい。
そして、マニホールドベース3に流路ブロック9を取り付けるときには、大径孔37にボルト30の頭部30aを通してマニホールドベース3に流路ブロック9を接続する。その後、ボルト30を小径孔36に位置させるように流路ブロック9をスライドさせる。図6の場合には図中左方向に流路ブロック9をスライドさせる。図7の場合には時計回りに流路ブロック9をスライドさせる。そして、ボルト30を締めつける。
逆に、マニホールドベース3から流路ブロック9を取り外すときには、ボルト30を少し緩めて、流路ブロック9をスライドさせて大径孔37にボルト30を位置させる。図6の場合には図中矢印(右)方向に流路ブロック9をスライドさせる。図7の場合には図中矢印方向(反時計回り)に流路ブロック9をスライドさせる。そして、大径孔37にボルト30の頭部30aを通過させて、マニホールドベース3から流路ブロック9を外す。
従って、上記した第1の対策により、ボルト30を雌ネジ31から完全に外すことなく、言い換えるとボルト30が雌ネジ31の一部に螺合した状態のままで、マニホールドべース3と流路ブロック9との脱着を行うことができる。よって、ボルト30の脱落を防止することができる。
次に、第2の対策について図8〜図11を参照しながら説明する。図8及び図10は、ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。図9及び図11は、ボルト脱落防止機構を示す分解斜視図である。
第2の対策では、ボルト取付孔の形状変更及び係合プレートを追加してボルトの脱落対策を図っている。具体的には、図8及び図9に示すように、ボルト取付孔34bの径をボルト30の頭部30aの径よりも大きくし、ボルト30に係合する切り欠き38aが形成された係合プレート38をボルト30の頭部30aとボルト取付部材35との間に配置している。あるいは、図10及び図11に示すように、ボルト取付孔34cを切り欠き形状にして、ボルト30に係合する切り欠き39aが形成された係合プレート39をボルト30の頭部30aとボルト取付部材35との間に配置してもよい。
これにより、マニホールドベース3に流路ブロック9を取り付けるときには、ボルト30が雌ネジ31の一部に螺合した状態のままでも、ボルト30の頭部30aを回避してマニホールドベース3に流路ブロック9を接続することができる。そして、係合プレート38あるいは39を、ボルト30の頭部30aとボルト取付部材35との間に挿入する。そして、ボルト30を締めつける。
逆に、マニホールドベース3から流路ブロック9を取り外すときには、ボルト30を少し緩めて、係合プレート38あるいは39を、ボルト30の頭部30aとボルト取付部材35との間から抜き去る。この状態になると、ボルト30の頭部30aを回避して、マニホールドベース3から流路ブロック9を外すことができる。
従って、上記した第2の対策によっても、ボルト30を雌ネジ31から完全に外すことなく、言い換えるとボルト30が雌ネジ31の一部に螺合した状態ままで、マニホールドべース3と流路ブロック9との脱着を行うことができる。よって、ボルト30の脱落を防止することができる。
最後に、第3の対策について図12〜図14を参照しながら説明する。図12及び図13は、ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。図14は、図13に示す締結部材を示す分解斜視図である。
第3の対策では、バルブ部側の構成によりボルトの脱落対策を図っている。具体的には、図12及び図13に示すように、ボルト取付部材35aを流路ブロック9の下方に設け、ボルト取付孔34をその一部が流路ブロック9の領域内(上方から光を照射したときの投影面積内)に配置している。なお、ボルト取付部材35aは、ボルト30がボルト取付孔34から抜ける前にナット40や締結部材41に当接する位置に配設する必要がある。
そして、ボルト30をボルト取付孔34に取り付けた後に、流路ブロック9とアクチュエータ10とを組み付ける。この組み付けには、不図示のボルトとナット40あるいは締結部材41とによって行われる。このようにして、バルブ部4が組上がると、ボルト30ボルト取付孔34から抜ける前に、ナット40あるいは締結部材41に当接する。従って、ボルト30の脱落を防止することができる。なお、ナット40あるいは締結部材41が本発明の当接部材に相当する。そして、このようなバルブ部4をマニホールドベース等に取り付ける際には、ボールポイント工具などを使用してボルト30を締め付ければよい。また、ボルト取付部材35を使用する場合には、当接部材としてひさしや覆いを設ければよい。
(第2の実施の形態)
続いて、第2の実施の形態について、図15および図16を参照しながら説明する。図15は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。図16は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す断面図である。第2の実施の形態に係る取り付け構造は、基本的な構成は第1の実施の形態と同じであるが、ボルト受け部材の構成が若干異なる。このため、第1の実施の形態に係る取り付け構造と同一の構成については同一の符号を付して説明を適宜省略し、相違点を中心に説明する。
薬液弁1aは、マニホールドベース3aとバルブ部4を互いに接続することにより構成されている。そして、マニホールドベース3aには、ボルト30が螺合する雌ネジ31が2つ形成されたボルト受け部材42が複数設けられている。なお、本実施の形態では、マニホールドベース3a及びバルブ部4の流路ブロック9は、ともにPTFEにより形成されている。
ボルト受け部材42は、雌ネジ31が形成されたプレート43と、そのプレート43の上面に設けられたゴム等の弾性体44とを備えている。この弾性体44には、ボルト30が挿通される挿通孔45が形成されている。この挿通孔45は雌ネジ31の上方に位置している。また、挿通孔45は、マニホールドベース3aの上面3fに形成された挿通孔33の下方に位置している。このため、ボルト30は、挿通孔33および挿通孔45を通って雌ネジ31に螺合するようになっている。一方、プレート43は、マニホールドベース3a及びバルブ部4の流路ブロック9の材質よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質(例えば、ステンレスやPPSなど)で形成されている。そして、このようなボルト受け部材42が、マニホールドベース3aの高さ方向のほぼ中央に配設されている。つまり、マニホールドベース3aの底面ではなく、流路ブロック9の近くに配設されている。
従って、上記した取り付け構造では、樹脂よりなるマニホールドベース3aに樹脂よりなる流路ブロック9を取り付けるときに、マニホールドベース3aと流路ブロック9を接続すると、ボルト取付孔34、挿通孔33,45及び雌ネジ31の位置が一致する。この状態で、ボルト30を雌ネジ31に螺合させると、マニホールドベース3aと流路ブロック9とがボルト30により締結される。
マニホールドベース3a内に設けられたボルト受け部材42がプレート状であること、及びマニホールドベース3aの流路ブロック9寄りに配置していることにより、ボルト30による締結部分(締結力が作用する部分)に介在する樹脂を少なくすることができる。これにより、マニホールドベース3a及び流路ブロック9の締結部分のクリープによる変形を少なくすることができる。
さらに、ボルト受け部材42が弾性体44を備えているので、締結部分のクリープによる変形が発生しても弾性体44によってその変形を吸収することができる。よって、ボルト30と雌ネジ31との締結力が低下することを確実に防止して、マニホールドベース3aと流路ブロック9との接続面におけるシールを確実に行うことができる。
(第3の実施の形態)
続いて、第3の実施の形態について、図17〜図19を参照しながら説明する。図17は、薬液弁の斜視図である。図18は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。図19は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す断面図である。第3の実施の形態に係る取り付け構造は、バルブ部側の構成は第1の実施の形態と同じであるが、マニホールドベース側の構成が大きく異なる。このため、第1の実施の形態に係る取り付け構造と同一の構成については同一の符号を付して説明を適宜省略し、相違点を中心に説明する。
薬液弁50は、マニホールドベース53とバルブ部4を取り付け用部品60を介して互いに接続することにより構成されている。そして、マニホールドベース53の接続部にはフランジ54が形成されている。なお、本実施の形態では、マニホールドベース53及びバルブ部4の流路ブロック9は、ともにPTFEにより形成されている。また、取り付け用部品60は、マニホールドベース53及びバルブ部4の流路ブロック9の材質よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質(例えば、ステンレスやPPSなど)で形成されている。
取り付け用部品60は、ボルト30が螺合する雌ネジ31が四隅に形成された雌ネジ形成部材61と、フランジ54に係合する半円皿形状のリング部材62,62とを備えている。雌ネジ形成部材61は、その中央にフランジ54の外径よりも大きい直径のフランジ挿穴61aが形成されたプレート61b上の四隅に突出部61cが形成されている。そして、この突出部61cに雌ネジ31が形成されている。なお、雌ネジ31は、ボルト取付孔34に対応する位置に配置されている。
リング部材62,62は一体となってフランジ54の底面及び側面に接触しつつフランジ54に係合するようになっている。そして、リング部材62は、一体化されたときの外径がフランジ挿通穴61aの直径よりも大きくなるように形成されている。これにより、雌ネジ形成部材61をマニホールドベース53に取り付けた後、リング部材62,62を一体化させてフランジ54に係合させると、雌ネジ形成部材61がフランジ54から抜けなくなるようになっている。
上記した取り付け構造では、樹脂よりなるマニホールドベース53に樹脂よりなる流路ブロック9を取り付けるときには、以下の手順により行う。まず、フランジ挿通穴61aにフランジ54を通して、雌ネジ形成部材61をマニホールドベース53に配置する。次に、リング部材62,62をフランジ54と雌ネジ形成部材61との間に挿入して一体させてフランジ54に係合させる。そして、ボルト30を雌ネジ31に螺合させて、マニホールドベース3と流路ブロック9とをボルト30により締結する。
従って、上記した取り付け構造では、ボルト30を雌ネジ31に螺合させると、雌ネジ形成部材61がリング部材62を介して雌ネジ形成部材61がフランジ54を流路ブロック9に押しつけて、流路ブロック9がマニホールドベース53に取り付けられる。そして、マニホールドベース53の接続部にフランジ54を形成したことにより、ボルト30による締結部分(締結力が作用する部分)に介在する樹脂を少なくすることができる。これにより、締結部分のクリープによる変形が非常に少ない。従って、マニホールドベース53及び流路ブロック9の接続面におけるシール性を十分に確保することができる。
(第4の実施の形態)
最後に、第4の実施の形態について、図20を参照しながら説明する。図20は、薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。第4の実施の形態に係る取り付け構造は、基本的な構成を第3の実施と同じくするが、取り付け用部品の構成が若干異なる。このため、第3の実施の形態に係る取り付け構造と同一の構成については同一の符号を付して説明を適宜省略し、相違点を中心に説明する。
本実施の形態での取り付け用部品は、同一形状の2つの雌ネジ形成部材65によって構成されている。この雌ネジ形成部材65には、長雌ネジ31aと短雌ネジ31bとボルト挿通孔66が形成されている。また、雌ネジ形成部材65には、フランジ54に係合する係合部67が形成されている。この係合部67は円弧形状に形成されて段差が付けられている。そして、上段面65aの円弧側面がフランジ54の側面に接触し、下段面65bの円弧部分がフランジ54の下面に接触し、下段面65bの円弧側面がフランジ54の首部54aの側面に接触するようになっている。
また、上段面65aに長雌ネジ31aと挿通孔66が形成され、下段面65bに短雌ネジ31bが形成されている。そして、雌ネジ形成部材65同士を一体化すると、係合部67によってフランジ54に係合し、互いの短雌ネジ31bと挿通孔66とが一致するようになっている。
従って、上記した取り付け構造では、雌ネジ形成部材65同士を一体化して、係合部67をフランジ54に係合させて、ボルト30を雌ネジ31に螺合すると、雌ネジ形成部材65がフランジ54を流路ブロック9に押しつける。そして、雌ネジ形成部材65は、マニホールドベース53及び流路ブロック9よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されている。また、マニホールドベース53の接続部にフランジ54を形成したことにより、ボルト30による締結部分(締結力が作用する部分)に介在する樹脂を少なくすることができる。これにより、締結部分のクリープによる変形が非常に少ない。従って、マニホールドベース53及び流路ブロック9の接続面におけるシール性を十分に確保することができる。
さらに、マニホールドベース53に流路ブロック9を取り付けるための部品の数が第3の実施の形態より少ないので、第3の実施の形態よりも作業性がよく、コスト面でも有利である。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態では,マニホールドタイプの薬液弁を例示しているが、薬液弁に限らず樹脂製の流体用機器であれば本発明を適用することができる。
また、ボルト30の脱落防止対策については、第1の実施の形態においてのみ説明したが、もちろん第2〜4の実施の形態にも適用することができる。
薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。 薬液弁とマニホールドベースとの接続部を示す拡大断面図である。 H形リングを示す拡大断面図である。 周溝を示す部分断面図である。 H形リングと対応する各接続部の凹凸条の一部を示す拡大断面図である。 ボルト取付孔の形状を改良してボルト脱落防止を図った薬液弁の平面図である。 ボルト取付孔の形状を改良してボルト脱落防止を図った薬液弁の平面図である。 ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。 ボルト脱落防止機構を示す分解斜視図である。 ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。 ボルト脱落防止機構を示す分解斜視図である。 ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。 ボルト脱落防止を図った薬液弁の斜視図である。 図13に示す締結部材を示す分解斜視図である。 薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。 薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す断面図である。 薬液弁の斜視図である。 薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。 薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す断面図である。 薬液弁とマニホールドベースとの取り付け構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 薬液弁
3 マニホールドベース
4 バルブ部
9 流路ブロック
30 ボルト
30a ボルト頭部
31 雌ネジ
32 ボルト受け部材
33 挿通孔
34 ボルト取付孔
35 ボルト取付部材

Claims (9)

  1. 樹脂製の第1機器が樹脂製の第2機器にネジにより取り付けられた流体用機器の取り付け構造であって、
    前記ネジのネジ取付孔を有するプレート状のネジ取り付け部材が前記第1機器に形成され、
    前記ネジが螺合する雌ネジが形成されたプレート状のネジ受け部材が前記第2機器内に設けられ、
    前記第2機器の接続面には、前記ネジ取付孔に対応する位置に前記ネジが挿通される挿通孔が形成され、
    前記雌ネジが前記挿通孔に対応する位置に配置され、
    前記ネジ受け部材が前記第1機器および第2機器を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  2. 請求項1に記載する流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ受け部材における前記第2部材の接続面側に弾性部材が設けられていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載する流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ受け部材が前記第2機器の前記第1機器寄りに設けられていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  4. 樹脂製の第1機器が樹脂製の第2機器にネジにより取り付けられた流体用機器の取り付け構造であって、
    前記ネジのネジ取付孔を有するプレート状のネジ取り付け部材が前記第1機器に形成され、
    前記第2機器の前記第1機器に対する接続部にフランジが形成され、
    前記ネジが螺合する雌ネジが形成されたプレート状のネジ受け部材が、前記フランジに係合した状態で前記フランジと前記第1機器との間に配置され、
    前記雌ネジが前記ネジ取付孔に対応する位置に配置され、
    前記ネジ受け部材が前記第1機器および第2機器を構成する樹脂よりも温度変化による寸法変化およびクリープ特性が小さい材質で形成されていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  5. 請求項4に記載する流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ受け部材は、
    前記雌ネジが形成された雌ネジ形成部材と、
    複数に分割されており、それらの分割部品を一体化することで前記フランジに係合する係合部材と、を有し、
    前記雌ネジ形成部材は、前記フランジの外径よりも大きく前記フランジが挿通するフランジ挿通穴を備え、
    前記係合部材の外径寸法は、前記フランジ挿通穴の直径よりも大きいことを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  6. 請求項4に記載する流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ受け部材は、二分割されており、各分割部材に長短の雌ネジと、前記ネジが挿通される挿通孔とが形成されており、
    前記各分割部材を一体化させることで前記ネジ受け部材が前記フランジに係合するとともに、前記短い方の雌ネジと前記挿通孔とが一致することを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  7. 請求項1から請求項6に記載するいずれか1つの流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ取付孔は、前記第1機器と前記第2機器との締結時に使用される小径孔と前記1機器と前記第2機器との脱着時に使用される前記ネジの頭部の外径よりも大きい大径孔とが連結された8の字形状をなすものである
    ことを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  8. 請求項1から請求項6に記載するいずれか1つの流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ取付孔の径は、前記ネジの頭部の径よりも大きく、
    前記ネジに係合するための切り欠きが形成されたプレート部材が、前記頭部と前記ネジ取り付け部材との間に配置されていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
  9. 請求項1から請求項6に記載するいずれか1つの流体用機器の取り付け構造において、
    前記ネジ取付孔の一部が前記第1機器の領域内に配置されて、前記ネジがネジ取付孔から抜ける前に前記第1機器の構成部品に当接するように、前記ネジ取付部材が前記第1機器の下方に配設されていることを特徴とする流体用機器の取り付け構造。
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