JP2006176976A - 屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建築躯体の上部に設けられる屋根の構造において、小屋裏空間の通気スペースを確保する通気用スペーサの施工を容易にする。
【解決手段】面材4dの裏面に設けられた第1框材4b又は補強桟材4eと、隣り合う第1框材4b又は補強桟材4eの間に設けられ、かつ平板を折り曲げてなる通気用スペーサ5と、を備え、通気用スペーサ5は、面材4dとの間に通気用の空間を確保する通気用スペーサ本体5aと、この通気用スペーサ本体5aの一端部に形成された第1固定板部5bと、前記通気用スペーサ5の他端部に形成された第2固定板部5cとを有しており、第1固定板部5bは第1框材4b又は補強桟材4eに固定され、第2固定板部5cは第1框材4b又は補強桟材4eに固定されており、通気用スペーサ本体5aには、屈折角度を調整可能な屈折部5dが少なくとも1つ形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物躯体の上部に設けられる屋根の構造に関する。
従来より、室内空間の断熱性を確保するために、天井板の上面にはグラスウール等の断熱材が敷き込まれている。また、小屋裏空間の換気のため、天井と屋根とが交差する取合部には通気スペースが設けられている。
ところで、室内空間において開放感を得るために天井高を高く設定したり、断熱効果を大きくするために断熱材を厚くすると、天井と屋根とが交差する取合部が断熱材によって塞がれてしまい、通気スペースを十分に確保できないという問題が生じている。そこで、垂木間に板状の通気用スペーサを設け、この通気用スペーサと野地板との間に通気スペースを確保する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−342695号公報
しかしながら、垂木の間隔は不均一であるため、垂木間に通気用スペーサを設ける度に、隣り合う垂木と垂木の寸法を測り、通気用スペーサをその寸法に切断加工しなければならず、施工が煩雑であるという問題があった。
本発明の課題は、建築躯体の上部に設けられる屋根の構造において、小屋裏空間の通気スペースを確保する通気用スペーサの施工を容易にすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、野地板(例えば、面材4d)の裏面に設けられた垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)と、
隣り合う前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)の間に設けられ、かつ平板を折り曲げてなる通気用スペーサ5,15と、を備え、
前記通気用スペーサ5,15は、前記野地板(例えば、面材4d)との間に通気用の空間を確保する通気用スペーサ本体5a,15aと、この通気用スペーサ本体5a,15aの一端部に形成された第1固定板部5b,15bと、前記通気用スペーサ5,15の他端部に形成された第2固定板部5c,15cとを有しており、
前記第1固定板部5b,15bは隣り合う垂木のうちの一方の垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)又は野地板(例えば、面材4d)に固定され、前記第2固定板部5c,15cは他方の垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)又は野地板(例えば、面材4d)に固定されており、
前記通気用スペーサ本体5a,15aには、屈折角度を調整可能な屈折部5d,15dが少なくとも1つ形成されていることを特徴とする。
なお、通気用スペーサ5,15は、段ボール、プラスチック段ボール等から形成される。
請求項1に記載の発明によれば、通気用スペーサ5,15は、平板を折り曲げて形成され、通気用スペーサ本体5a,15aと、その両端部に形成された第1固定板部5b,15b及び第2固定板部5c,15cと、を備えている。通気用スペーサ本体5a,15aは、野地板(例えば、面材4d)との間に通気用の空間を確保するため、屋根1の傾斜方向に沿って通気をさせることができる。また、通気用スペーサ本体5a,15aには屈折部5d,15dが形成されており、この屈折部5d,15dの屈折角度を調整することによって第1固定板部5b,15bと第2固定板部5c,15cとの間隔を調整することができる。よって、間隔の異なる垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)間にも通気用スペーサ5,15を容易に設けることができる。よって、通気用スペーサ5,15の取付施工が容易になる。
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載の屋根構造A(図4参照)において、第1固定板部5bは前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)の側面に当接した状態で前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)に固定され、第2固定板部5cは前記野地板(例えば、面材4d)に当接した状態で前記野地板(例えば、面材4d)に固定されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、第1固定板部5bは垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)に、第2固定板部5cは野地板(例えば、面材4d)に固定されているため、通気用スペーサ本体5aと野地板(例えば、面材4d)との間に形成される通気孔の幅を変えることができる。従って、通気孔の幅を変えることによって、通気量を調整することができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図3に示すように、請求項1又は2に記載の屋根構造A(図4参照)において、前記第1固定板部15bは前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)の側面に当接した状態で前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)に固定され、前記第2固定板部15cは前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)と隣り合う垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)の側面に当接した状態で前記垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)と隣り合う垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)に固定されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、第1固定板部15b及び第2固定板部15cを隣り合う垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)にそれぞれ固定されているため、隣り合う垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)間において、屋根1の傾斜方向に直交する方向に沿って通気用の空間を一様に確保することができる。よって、隣り合う垂木(例えば、第1框材4b、補強桟材4e)間において、屋根1の傾斜方向に直交する方向に沿って一様に、屋根1の傾斜方向へと通気をさせることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の屋根構造A(図4参照)において、前記屋根1は、建築用屋根パネル4によって構成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、屋根1(図4参照)が建築用屋根パネル4によって構成されていることから、この建築用屋根パネル4に予め通気用スペーサ5を取り付けておくことができる。よって、作業効率が良くなる。
請求項5に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の屋根構造Aにおいて、前記屋根1と天井3との取合部に沿って、前記通気用スペーサ5が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、屋根1と天井3との取合部に沿って通気用スペーサ5が設けられているため、屋根1の傾斜方向と直交した方向に沿って全面的に、屋根1の傾斜方向へと通気をさせることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の屋根構造Aにおいて、前記通気用スペーサは、軟質のプラスチック板からなることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、通気用スペーサは軟質のプラスチック板から形成されているため、折り曲げなどの加工が容易な上、運搬に便利で、かつ通気用スペーサの製造コストを抑えることもできる。
本発明によれば、屋根の傾斜方向に沿って通気をさせることができる。また、間隔の異なる垂木間にも通気用スペーサを容易に設けることができる。よって、通気用スペーサの取付施工が容易になる。
以下、図1,2,4を参照して屋根構造の第1の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図4は、建物躯体Bの上部に設けられた屋根構造Aを示すものである。この屋根構造Aは、上面に断熱材2が敷き詰められた天井3の上部に設置され、図1に示すような建築用屋根パネル4によって構成されている。
図4に示すように、建築用屋根パネル4には天井3との取合部に沿って通気用スペーサ5が設けられており、この通気用スペーサ5は、天井3の上面に敷き込められた例えばグラスウールやロックウール等の断熱材2の端部を押さえ込んでいる。
図1に示すように、建築用屋根パネル4は、第1框材4b及び第2框材4cを矩形枠状に組み立ててなる枠体4aの上面に、野地板となる面材4dを取り付けて形成されている。また、建築用屋根パネル4には第1框材4bと平行な補強桟材4eが設けられており、これらの第1框材4b及び補強桟材4eが垂木の役目を果たしている。
隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間には、通気用スペーサ5が設けられている。通気用スペーサ5は、ポリエチレンやポリプロピレン等の軟質のプラスチック板から形成されており、通気用スペーサ本体5aと、その両端部に形成された第1固定板部5b及び第2固定板部5cと、を備えている。また、通気用スペーサ本体5aは屋根1の傾斜方向と平行な稜線を有する屈折部5dを備えている。
図2に示すように、第1固定板部5bは、面材4dに対して直立しかつ補強桟材4e(第1框材4b)に当接した状態で、ステープル等の止着材6によって補強桟材4e(第1框材4b)に固定されており、第2固定板部5cは、面材4dに当接した状態でステープル等の止着材6によって面材4dに固定されている。
次に、以上のように構成される屋根構造Aの施工手順を詳細に説明する。
まず、工場等において、第1框材4b及び第2框材4cを矩形枠状に組み立てた枠体4aに補強桟材4eを組み付け、枠体4aの上面に面材4dを貼着する。
その後、図2に示すように、同じく工場等において、天井3の上面に敷き込める断熱材2の位置に合わせて、各建築用屋根パネル4に通気用スペーサ5を固定する。通気用スペーサ5は、1枚のプラスチック板の両端部を同じ方向に折り曲げ、これらの折り曲げた部分を第1固定板部5b及び第2固定板部5cとし、第1固定板部5bと第2固定板部5cとの間を通気用スペーサ本体5aとする。
また、通気用スペーサ本体5aを折り曲げて屈折部5dを設ける。このとき、屈折部5dは、通気用スペーサ本体5aの両端部とは逆方向に折り曲げて設けられる。そして、隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間隔が異なっても、屈折部5dの角度を調整することで第1固定板部5b及び第2固定板部5cの距離を調整して、第1框材4b及び補強桟材4eに固定される。
最後に、建築用屋根パネル4を施工現場へと搬送し、通気用スペーサ5で断熱材2の端部を押さえ込むようにして、所定の位置に取り付ける。
(第2の実施形態)
次に、図3を参照して屋根構造の第2の実施形態について詳細に説明する。ここで、建築用屋根パネル4(図4参照)に固定する通気用スペーサ15以外のものは第1の実施形態と同一であるので、その構成の詳細な説明は省略し、通気用スペーサ15の構成について説明する。
図3に示すように、隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間には、通気用スペーサ15が設けられている。通気用スペーサ5は、ポリエチレンやポリプロピレン等の軟質のプラスチック板から形成されており、通気用スペーサ本体15aと、その両端部に形成された第1固定板部15b及び第2固定板部15cと、を備えている。また、通気用スペーサ本体15aは屋根1の傾斜方向と平行な稜線を有する屈折部15dを備えている。
図3に示すように、第1固定板部15bは、補強桟材4e(第1框材4b)に対して傾斜しかつ第1固定板部15bの端部が補強桟材4e(第1框材4b)に当接した状態で、ステープル等の止着材6によって補強桟材4e(第1框材4b)に固定されている。また、第2固定板部5cは、面材14dに対して直立しかつ第1框材4b(補強桟材4e)に当接した状態で、ステープル等の止着材6によって第1框材4b(補強桟材4e)に固定されている。
次に、以上のように構成される屋根構造Aの施工手順を詳細に説明する。
まず、工場等において、第1框材4b及び第2框材4cを矩形枠状に組み立てた枠体4aに補強桟材4eを組み付け、枠体4aの上面に面材4dを貼着する。
その後、図3に示すように、同じく工場等において、天井3(図4参照)の上面に敷き込める断熱材2(図4参照)の位置に合わせて、各建築用屋根パネル4(図4参照)に通気用スペーサ15を固定する。通気用スペーサ15は、1枚のプラスチック板の両端部をそれぞれ反対の方向に折り曲げ、これらの折り曲げた部分を第1固定板部15b及び第2固定板部15cとし、第1固定板部15bと第2固定板部15cとの間を通気用スペーサ本体15aとする。
また、通気用スペーサ本体15aを折り曲げて屈折部15dを設ける。このとき、屈折部15dは、通気用スペーサ本体15aと第1固定板部15bとの境目の折り目と同じ方向に折り曲げて設けられる。そして、隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間隔が異なっても、屈折部15dの角度を調整することで第1固定板部15b及び第2固定板部5cの距離を調整して、第1框材15b及び補強桟材15e
最後に、建築用屋根パネル4を施工現場へと搬送し、通気用スペーサ15で断熱材2(図4参照)の端部を押さえ込むようにして、所定の位置に取り付ける。
第1及び第2の実施形態の屋根構造Aによれば、通気用スペーサ5,15は、平板を折り曲げて形成され、通気用スペーサ5,15の両端部に形成された第1固定板部5b,15b及び第2固定板部5c,15cと、それらの間に通気用スペーサ本体5a,15aと、を備えている。この通気用スペーサ本体5a,15aは、野地板(例えば、面材4d)との間に通気用の空間を確保するため、屋根1の傾斜方向に沿って通気をさせることができる。また、通気用スペーサ本体5a,15aには屈折部5d,15dが形成されており、この屈折部5d,15dの屈折角度を調整することによって第1固定板部5b,15bと第2固定板部5c,15cとの間隔を調整することができる。よって、間隔の異なる第1框材4bと補強桟材4eとの間にも通気用スペーサ5,15を容易に設けることができる。よって、通気用スペーサ5,15の取付施工が容易になる。
また、屋根1が建築用屋根パネル4によって構成されていることから、この建築用屋根パネル4に予め通気用スペーサ5,15を取り付けておくことができる。よって、作業効率が良くなる。さらに、通気用スペーサ5,15は、屋根1と天井3との取合部に沿ってが設けられているため、屋根1の傾斜方向と直交した方向に沿って全面的に、屋根1の傾斜方向へと通気をさせることができる。
また、通気用スペーサ5,15は軟質のプラスチック板から形成されているため、折り曲げなどの加工が容易な上、運搬に便利で、かつ通気用スペーサ5,15の製造コストを抑えることもできる。
さらに、第1の実施形態の屋根構造Aによれば、第1固定板部5bは第1框材4b又は補強桟材4eに、第2固定板部5cは面材4dに固定されているため、通気用スペーサ本体5aと面材4dとの間に形成される通気孔の幅を変えることができる。従って、通気孔の幅を変えることによって、通気量を調整することができる。
また、第2の実施形態の屋根構造Aによれば、第1固定板部15b及び第2固定板部15cを隣り合う第1框材4b又は補強桟材4eにそれぞれ固定されているため、隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間において、屋根1の傾斜方向に直交する方向に沿って通気用の空間を一様に確保することができる。よって、隣り合う第1框材4bと補強桟材4eとの間において、屋根1の傾斜方向に直交する方向に沿って一様に、屋根1の傾斜方向へと通気をさせることができる。
なお、以上の実施形態においては、建築用屋根パネル4に通気用スペーサ5,15を設けた構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、面材及び垂木から構成される屋根構造に通気用スペーサ5,15を設けても良い。
また、止着材6をステープルとしたが、接着剤等通気用スペーサ5,15を建築用屋根パネル4に固定できるものであればよい。
建築用屋根パネルの構成を示す斜視図である。 本発明に係る屋根構造に設けられる通気用スペーサの第1の実施形態の構成を示す断面図で、(a)は隣り合う垂木の間隔が短い場合の断面図、(b)は隣り合う垂木の間隔が長い場合の断面図である。 本発明に係る屋根構造に設けられる通気用スペーサの第2の実施形態の構成を示す断面図で、(a)は隣り合う垂木の間隔が短い場合の断面図、(b)は隣り合う垂木の間隔が長い場合の断面図である。 本発明に係る屋根構造を示す破断斜視図である。
符号の説明
1 屋根
2 断熱材
3 天井
4 建築用屋根パネル
4a 枠体
4b 第1框材
4c 第2框材
4d 面材
4e 補強桟材
5,15 通気用スペーサ
5a,15a 通気用スペーサ本体
5b,15b 第1固定板部
5c,15c 第2固定板部
5d,15d 屈折部
A 屋根構造

Claims (6)

  1. 野地板の裏面に設けられた垂木と、
    隣り合う前記垂木の間に設けられ、かつ平板を折り曲げてなる通気用スペーサと、を備え、
    前記通気用スペーサは、前記野地板との間に通気用の空間を確保する通気用スペーサ本体と、この通気用スペーサ本体の一端部に形成された第1固定板部と、前記通気用スペーサの他端部に形成された第2固定板部とを有しており、
    前記第1固定板部は隣り合う垂木のうちの一方の垂木又は野地板に固定され、前記第2固定板部は他方の垂木又は野地板に固定されており、
    前記通気用スペーサ本体には、屈折角度を調整可能な屈折部が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする屋根構造。
  2. 前記第1固定板部は前記一方の垂木の側面に当接した状態で該垂木に固定され、前記第2固定板部は前記野地板に当接した状態で前記野地板に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  3. 前記第1固定板部は前記一方の垂木の側面に当接した状態で該垂木に固定され、前記第2固定板部は前記他方の垂木の側面に当接した状態で該垂木に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  4. 前記屋根は、建築用屋根パネルによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の屋根構造。
  5. 前記屋根と天井との取合部に沿って、前記通気用スペーサが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の屋根構造。
  6. 前記通気用スペーサは、軟質のプラスチック板からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の屋根構造。
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