JP2006176770A - 単一分留カラムによる多段階オリゴマー化工法および装置 - Google Patents

単一分留カラムによる多段階オリゴマー化工法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ガソリン関連製品を得るために軽質オレフィン類をオリゴマー化するための工法及び装置を提供する。
【解決手段】
少なくとも2つのオリゴマー化反応器24、70からなるオリゴマー化工法において、2つの反応器からの生成物ストリームの少なくとも部分が同一の分離容器46内で分離される。1つの実施の形態において、第1オリゴマー化反応器24からの液体生成物ストリームは分留カラム46へと供給され、前記分留カラム46からのサイドカットは第2のオリゴマー化反応器70へと供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガソリン関連製品を得るために軽質オレフィン類をオリゴマー化するための工法および装置に関する。具体的には、軽質オレフィン類は、未反応オレフィン類より生成物を分離するための共通分留カラムを備えた少なくとも2つの段階でオリゴマー化される。
軽質オレフィン類をオリゴマー化してCオレフィン・オリゴマーを生成する工法が知られている。Cオレフィンより高品質自動車用燃料を生成するオリゴマー化の工法が、長期にわたって採用されている。また、そうしたオリゴマー化工法は触媒濃縮、重合化とも呼ばれ、ポリマー・ガソリンと呼ばれる車両用燃料を生成する。ガソリン沸点範囲のオリゴマー化生成物のオクタン価を向上させる方法が、これまでも求められてきた。間接アルキル化は、注目に値するCオレフィン・二量化工法である。
前記間接アルキル化工法の1つの形態においては、イオン交換樹脂触媒が軽質オレフィン類をオリゴマー化し、Cオレフィンなどのオリゴマーを生成する。この工法においては、パラフィン供給原料をオレフィン供給原料に転化させる脱水素化ゾーンあるいはTBAをイソブチレンに転化させる脱水ゾーンが、オリゴマー化ゾーンの前に配置され、及び/又は、重質オリゴマー・オレフィンを貯蔵ガソリンと混合可能な重質アルカン類に転化する水素化ゾーンがその後に配置されている。
米国特許4,313,016号明細書には、カチオン交換樹脂触媒を含む熱交換オリゴマー化反応器が開示されている。樹脂触媒と接触したCオレフィンはオリゴマー化し、Cオリゴマーとなる。水あるいはメタノールは同調第2フェーズを形成するには不十分な少量だけ存在し、触媒改質剤として機能する。
最近のオリゴマー化工法においては、望ましい生成物選択性を維持するために触媒を改質するために、供給原料内が第三級ブチル・アルコール(TBA)及び/又は第二級ブチル・アルコール(SBA)を含められる場合がしばしばある。上記改質剤は反応には関与しない。酸化性改質剤を使用した樹脂触媒オリゴマー化を開示した例としては米国特許第5,877,372号明細書および欧州特許公開第994,088号公報などがある。第三級ブチル・アルコール(TBA)および第二級ブチル・アルコール(SBA)は好ましい樹脂触媒改質剤である。
オリゴマー化工法においては、通常、オリゴマー化ゾーンからの流出液中の生成物である重質オリゴマーから未反応軽質オレフィン類を分離する必要がある。従来、分離の工程は、オリゴマー化ゾーンの後に続く蒸留カラムにおいて行われてきた。主に未反応C オレフィンおよび供給原料流内に存在する化合物より成るより軽量の成分は、蒸留カラムのカラム頂から排出される。C オレフィン類及び主にオリゴマーと化合物より成るより重い成分は、蒸留カラムの底部より排出される。米国特許第4,423,264号および米国特許第6,011,191号明細書およびWO01/27053号パンフレットにおいては、カラム頂流は最初に第2の分離工程に送られ、次に第2オリゴマー化反応器へと送られることが開示されている。米国特許第5,998,685号明細書においては、上記カラム頂流は上記オリゴマー化反応器に還流されることが開示されている。
本発明の目的は、1つの生成物分離カラムを共有する少なくとも2つの軽質オレフィン類オリゴマー化反応器を利用することを目的としている。
本発明の別の目的は、第2のオリゴマー化反応器への供給原料として、生成物分離カラムから側流を得ることを目的とする。
発明の概要
2つ以上のオリゴマー化反応器からの流出液中の軽質オレフィン類から生成物オリゴマーを分離するために単一の分留カラムを利用する工法および装置を発明した。イソブチレン・オリゴマー化に伴う反応熱を調整するために供給原料中に高濃度のイソブチレンが含められている場合は、2つ以上のオリゴマー化反応器が必要である。共通ブテン分留カラムからのサイドカットは、第2のオリゴマー化反応器内においてイソブチレンをジイソブテンへと転化させるのに十分なイソブチレンの好適な濃度を有していることを見出した。その後、第2オリゴマー化反応器からの生成物は、同じブテン分留カラムへ送ることができる。分留カラムからの頂流には、十分な濃度のイソブチレンが存在してはいないが、第2のオリゴマー化反応器内にて十分な転化処理を行うのには過剰なイソブタンが存在する。さらに1つの実施の形態で、第1オリゴマー化反応器からの生成物の一部が第3オリゴマー化反応器へ送られ、第3オリゴマー化反応器からの生成物の一部が同一のブテン分留カラムへと供給され、三量体および四量体の生成量を減少させる。1つの実施の形態では、フラッシュ容器を用いて、液体および蒸気の間のオリゴマー化反応器の流出液を大まかに分離し、未反応供給原料を含む上記蒸気を蒸気反応器へと再循環させ、オリゴマー生成物を含む上記液体を生成物を回収するためのブテンカラムへと送り込むことができる。
本発明のさらなる目的、実施の形態および詳細は、以下本発明の詳細な説明にから明らかになるであろう。
オリゴマー化反応供給原料は、通常、流動式接触分解(FCC)装置に後続する脱ブテン化蒸留カラムからのCカットである。この供給原料は、通常CからCまでの脂肪族オレフィンを含んでいる。供給原料中のイソブチレンの濃度が高いことによって、より多くの好ましい高オクタン価ガソリン製品、2,2,4−トリメチル・ペンテンとしても知られるジイソブテンが生成される。高イソブチレン供給原料は、通常、イソブタンの脱水素化あるいは第3ブチル・アルコール(TBA)の脱水化処理から生成される。しかしながら、供給原料中のイソブチレンの濃度の高さは、イソブチレンの二量体化による高い反応熱が手伝って反応作用の熱を引き上げる。反応熱が過剰に高いと、副作用を引き起こし、製品の質を劣化させるという結果も引き起こす。
ブチレン・オリゴマー化反応に用いられる触媒は、通常、ハメットの酸性度関数が−4.0あるいはそれ以下を有しているプロトン酸を含んでいる。このカテゴリに該当する触媒の例としてリン酸触媒がある。固形リン酸触媒は、ハメットの酸度関数がおよそ−5.0あるいはそれ以下である。本発明の特に好ましい触媒はスルホン酸イオン交換樹脂触媒である。上記樹脂触媒はスルホン酸基を含み、スルホン化される芳香族ビニル化合物を重合化あるいは共重合化することによって調製される。芳香族ビニル化合物の例として、スチレン、ビニル・トルエン、ビニル・ナフタリン、ビニル・エチルベンゼン、メチル・スチレン、ビニル・クロロベンゼン及びビニル・キシレンなどがある。酸性イオン交換樹脂は通常、各芳香族基ごとにおよそ1.3から2.0のスルホン酸基を含んでいる。好ましい樹脂とは、芳香族モノビニル化合物及び芳香族ポリビニル化合物の共重合体、特にポリビニル・ベンゼンの濃度が共重合体のおよそ1から20重量%であるジビニル化合物の共重合体に基づくものである。イオン交換樹脂の粒子のサイズは、およそ0.15mmから1mmの範囲であるのが望ましい。さらに、スルホニルフルオロビニル・エチルおよびフルオロカーボン化合物の共重合体からなるペルフルオロスルホン酸樹脂を用いることも可能である。市販されている各種イオン交換樹脂は、例えば、アンバーリスト15およびアンバーリスト36などの名称が付されている。触媒の濃度は通常、その触媒する混合物の0.01から20%であり、重量はその0.1から10%であるのが望ましい。
また、少なくとも3つの炭素を有するアルコール、望ましくはTBA及び/又はSBAなどの非反応性、水溶性酸化改質剤が樹脂触媒を希釈するためにオリゴマー反応器に加えられるが、反応には加わらない。イソブテンが樹脂触媒上の水分に反応する際に、反応ゾーン内においてTBAが生成される。同様に、ノーマル・ブテンおよび水の反応からSBAが生成される。さらに、CおよびCオレフィンなどの他のオレフィンが供給原料中に存在する場合、樹脂触媒の存在下で水分と接触した際に、他のアルコールが形成される。さらに、オレフィンおよびアルコール改質剤が樹脂触媒上で反応すると、エーテルが生成される。新しい供給原料に加えられる酸化改質剤の濃度は1−4重量%である。
一般に、オリゴマー化反応ゾーンは、非常に大きく変化し得る条件下にて維持される。樹脂触媒が用いられる本発明のオリゴマー化反応ゾーンの温度は、通常50℃から250℃、望ましくは50℃から150℃である。樹脂触媒を用いるオリゴマー化ゾーン内の圧力は、反応器内外の液相を維持するのに十分な程度であり、通常、345から3447kPa(50から500psig)、望ましくは1380から2413kPa(200から350psig)である。オリゴマー化条件での液空間速度(LHSV)は、0.5から8hr−1であり、望ましくは1から6hr−1である。1つの実施の形態においては、オリゴマー化反応器生成物流出液の少なくとも一部が主生成物分離工程にまわされるのではなく、反応器の吸入口へと直接再循環される。直接生成物を再循環させることによって、水溶性が高まり、酸化性改質剤による触媒の希釈、および発熱の温度制御の円滑化に寄与する。
本発明のブテン蒸留分留カラムは、通常、受容器において、413および1034kPa(60および150psig)の間、望ましくは483および621kPa(gauge)(70および90psig)の圧力下で運転される。これらの圧力下でCおよびC炭化水素間の分離を円滑に行うためには、受容器においては、底部温度は149℃から232℃の間、望ましくは191℃から204℃の間であって、カラム頂部の温度は38℃から66℃の間、望ましくは41℃から52℃の間でなければならない。
上記蒸留カラムにおいては、どんな還流比でも用いることができる。カラム頂部における還流比は、蒸留カラムへと再循環される濃縮蒸気部分の、蒸留生成物として回収される濃縮蒸気部分に対する重量比率である。通常、還流比は0.5:1から1.5:1の範囲内である。底部における再沸騰率は、蒸留カラムへと再循環される気化液部分の底部生成物として回収される気化液部分に対する重量比率である。通常、再沸騰比率は3:1から5:1の範囲内である。
本発明について、オリゴマー化反応器内で樹脂触媒を利用するオリゴマー化のフローを示す図1および図2を参照して述べる。しかし、本発明では、他のオリゴマー化反応プロセスも利用可能である。オリゴマー化反応器は同じ触媒を含んでいるのが望ましい。
望ましくは、少なくとも40重量%のイソブチレンを有するC炭化水素ストリームを含んでいる供給原料は、フィードライン10を経由して上記のプロセスに送られる。アルコール及び望ましくは第三級ブチル・アルコール(TBA)などの酸化剤を含む改質剤ストリーム及び/又は第二級ブチル・アルコール(SBA)を水との共沸混合物に混ぜたものが改質剤ライン12を経由してフィードライン10へと送られる。改質剤ライン12におけるアルコールおよび水、ライン16における反応器還流の一部及びライン18における反応器濃縮蒸気ストリームは第1フィードライン10において供給原料と合流し、合流フィードライン20を形成する。上記合流フィードライン20は、加熱器22によって加熱され、第1供給原料吸入口を通じて、第1オリゴマー化反応器24内に入る。1つの実施の形態においては、第1の反応器24は降流モードで機能するが、昇流モードでも可能である。あるいは、複数のフィードライン10、12、16、18も、個別オリゴマー化反応器24につながる構成も可能である。上記オリゴマー化反応器24において、上記供給原料は、固体酸触媒、望ましくはオリゴマー化条件下での樹脂触媒と接触する。主にCオレフィンおよび特にイソブチレンであるのが望ましい供給原料中の軽質オレフィン類はオリゴマー化され、主にCオレフィンおよび特にジイソブテンであるのが望ましい重質オリゴマーとなる。第1反応器内での転化は、通常、新しい供給原料ベースで50から80重量%である。上記転化処理は、その後の反応器でも行われるので、重オリゴマーを生成することなく穏やかなレベルに維持することも可能である。未反応軽質オレフィン類、生成オリゴマー、アルコール改質剤および水からなる上記オリゴマー流出液は、第1生成物排出口を通じて第1生成物ストリームに含まれて第1反応器24から排出され、第1の生成物ライン26を経由して流出する。オリゴマー化流出液の第1の部分は、分離処理されることなくライン16を経由して第1反応器24へと直接再循環され、ライン28のオリゴマー化流出液の第2の部分は加熱器30にて過熱され、第1フラッシュ容器32にてフラッシング(蒸発)処理される。第1フラッシュ容器32からの蒸気は、軽質非オリゴマー化オレフィンよりなるフラッシュ蒸気ライン34内のフラッシュ蒸気排出口より排出され、アルカンは濃縮器36内で液化され、濃縮反応器蒸気ストリームを搬送する第1のライン18と第2のライン38とに分岐される。上記第1のフラッシュ容器32は、好ましくは容器頂開口部においてその第1トレー上で蒸発処理がおこなわれ、さらにその容器の下部の1つあるいは複数のトレー内で分別蒸留処理が行われる精留器である。トレーは2つあるのが望ましい。上記フラッシュ容器32の2段階精留器における好ましい温度は、カラム頂部においては71℃から82℃の間、底部においては88℃から99℃の間である。第1フラッシュ容器32の精留器のカラム頂部における圧力は620kPaから758kPa(ゲージ)(90psigから110psig)であるのが望ましい。上記濃縮器36は、上記容器のカラム頂開口部に濃縮蒸気を還流させる。主にオリゴマー化生成物および改質剤を含む上記第1フラッシュ容器32の底部残留液は上記フラッシュ液排出口より排出され、第1生成物カラムフィードライン40を経由して、ブテンカラム46へ搬送される。
上記ブテンカラムは、上述のように、カラム頂部のC炭化水素の大部分および底部のC炭化水素、通常ジイソブテンの大部分を得るのに十分な範囲の温度と圧力で運転される。ライン48における上記カラム頂部生成物は濃縮器50内において液化され、上記カラム46に還流し、カラム頂部生成物はライン52において回収される。ライン52における上記カラム頂部生成物は軽質オレフィン類およびアルカンを主に含み、それらの一部又は全部はライン10に再循環されるか、上流の脱水素化装置又は下流のアルキル化装置へと搬送される。上記底部生成物は、主にオリゴマー、エーテル、およびTBA及び/又はSBA改質剤の大部分を含んでいる。ライン56における上記底部生成物はリボイラ58内において蒸気化され、その一部は上記カラム46に還流され、一方、オリゴマー生成物はライン60内で回収される。上記オレフィン・オリゴマー生成物は下流の飽和器に搬送され、飽和ガソリン生成物を生成する。上記酸化性改質剤は上記オレフィンオリゴマー生成物より水で洗浄除去してもよい。
ライン40のための供給原料流入口上の上記ブテンカラム46のサイドカット排出口からのサイドカットは、第2フィードライン62に搬送され、ライン38内の濃縮蒸気ストリームおよびライン64の第2反応器還流物と合流する。サイドカットは液状であるのが望ましい。サイドカットが蒸気であっても、ライン62内の蒸気を搬送するためにコンプレッサおよびポンプが必要である。上記合流した供給原料は、第2反応器流入口を通じ第2オリゴマー化反応器70に流入する前に、ライン66に搬送され、予熱器68にて加熱される。1つの実施の形態で、第2の反応器70は降流モードで運転されるが、昇流モードでもかまわない。また、複数のフィードライン62、64あるいは38が、上記第2オリゴマー化反応器70に別々に進入する構造も可能である。オリゴマー化反応器70において、上記供給原料は、固体酸触媒、望ましくはオリゴマー化条件下における樹脂触媒と接触する。主にCオレフィン、特にイソブチレンである供給原料中の軽質オレフィン類は、オリゴマー化され、主にCオレフィン、特にジイソブテンである重質オリゴマーとなる。第2反応器内での転化処理は、通常、新しい供給原料ベースで40重量%から60重量%であるが、それは第2反応器70へと続く第2フィードライン62内の新しい供給原料がイソブチレンの量が第1フィードライン10内の量よりも少なく、第1反応器24内における供給原料よりも量が少ないからである。未反応軽質オレフィン類、生成物オリゴマー、アルコール改質剤および水からなる上記オリゴマー化処理液は、第2生成物排出ライン72を経由して搬送され、分流される。オリゴマー化処理液の第1の部分はライン64を経由して分離されることなく上記第2反応器70に直接再循環され、ライン74内の上記オリゴマー化処理液の第2の部分は加熱器76内にて加熱され、第2の流入口から流入されて、第2のフラッシュ容器78でフラッシング処理される。上記第2フラッシュ容器78内の温度は66℃から71℃であるのが望ましい。上記第2フラッシュ容器78内の圧力は、758kPaから896kPa(ゲージ)(110psigから130psig)であるのが望ましい。上記第2フラッシュ容器は多段階精留器であってもよい。第2フラッシュ容器78から排出された蒸気は、蒸気還流ライン80内の排出口から出て冷却器82内にて液化され、ブテンカラム46に供給される。第2の蒸気排出口を通じてフラッシュ容器78から出た液体は、液体還流ライン84内に搬送され、ブテンカラム46へと供給される。
イソブタンは上記ブテンカラム46内の圧力下のイソブテンよりも低い温度で沸騰する。従って、上記原料およびサイドカット供給ポイントは相応に配置される必要がある。上記第1フラッシュ容器32からの液体生成物を搬送する第1生成物カラムフィードライン40において、上記カラム46へ供給される供給原料中のジイソブテン生成物は最も高い濃度を有する。従って、上記ライン40の供給ポイント40aは、生成物オリゴマーが上記ライン60内の底部生成物内で回収されるので、上記カラム46の下半分、望ましくは、上記カラム46の下位四分位点以下にある。上記第2フラッシュ容器78からの液体生成物を搬送する第2フラッシュ液体還流ライン84において、上記カラム46への供給原料のジイソブテン生成物は二番目に高い濃度を有する。従って、ライン84の供給ポイント84aは、上記カラム46の下半分、もしくは下位四分位点以下に、しかし上記供給ポイント40aよりは上にあるのが望ましい。上記第2反応器70の第2反応器フィードライン62内のカラム46から回収された供給原料はイソブチレンの濃度が適度であって、第2の反応器70内において適切に転化処理を行うことができる。従って、ライン62の回収ポイント62aは上記カラム46の下位四分位点よりも上、上位四分位点よりも下にあるのが望ましく、上記供給ポイント40aおよび84aよりも上にあるのが望ましい。上記第2フラッシュ容器78からの液化フラッシュ蒸気を搬送する上記第2フラッシュ蒸気還流ライン80において、上記カラム46への供給原料中のイソブテンは最も高い濃度を有する。従って、ライン80の供給ポイント80aは上記カラムの上部半分の位置で、かつ上位四分位点以下にあるのが望ましく、上記回収ポイント62aおよび供給ポイント40aおよび84aよりは上にあるのが望ましい。
上記新しい供給原料中のイソブチレンの濃度が50重量%、望ましくは45重量%に近づいた場合には、図2に示す第3反応器を配した本発明の実施の形態が、好ましくないブテン3量体および4量体を受け入れ可能なレベルで生成するのに役立つであろう。図2では、図1に使用したものと同じ参照番号を使用している。図2において、図1における該当要素と違っているものに対しては、参照番号に(')を付してある。
上記第1フラッシュ容器32からの濃縮蒸気の一部は、第3フィードライン38’内を通って第3オリゴマー化反応器システムへ搬送される。ライン100内の濃縮蒸気およびライン102内の第3オリゴマー化反応器還流物はライン38’内の濃縮蒸気と混合される。ライン104にて混合された供給原料は加熱器106によって加熱され、第3反応器吸入口を通じて第3オリゴマー化反応器108に流入される。1つの実施の形態において、第3反応器108は降流にて運転されるが、昇流でもかまわない。一方で、複数のフィードライン38’、100および102が第3オリゴマー化反応器108に別々につながっている構造も可能である。上記第3オリゴマー化反応器108において、上記供給原料は、オリゴマー化条件下で、固体酸触媒、望ましくは樹脂触媒と接触する。上記供給原料中で、主にCオレフィンであって、特にイソブチレンであるのが望ましい軽質オレフィン類は、オリゴマー化され、主にCオレフィン、特にジイソブテンであるのが望ましいオリゴマー生成物となる。上記第3反応器内の転化は、通常、新しい供給原料ベースに基づき、10から20重量%である。上記第3反応器108内のイソブチレン転化は、上記第3フィードライン38’内のイソブチレン濃度が、上記第2反応器70に供給される第2フィードライン62のものよりも大きく、上記第1反応器24に供給される第1フィードライン10のものよりも小さいので、第2反応器70内におけるよりは大きく、第1反応器24内よりも小さい。未反応軽質オレフィン類、生成物オリゴマー、アルコール改質剤および水よりなる第3オリゴマー化反応器流出液は、上記第3反応器排出口より排出され、第3生成物ライン110を経由して搬送される。上記第3オリゴマー化反応器流出液の第1の部分は、ライン102を経由して分離されることなく第3反応器108へと直接還流され、ライン112内のオリゴマー化流出液の第2の部分は、加熱器114にて加熱され、第3蒸気吸入口を通じ吸入され、第3フラッシュ容器116内にてフラッシング処理される。主に軽質非オリゴマー化オレフィンおよびアルカンより成る第3蒸気ライン118内の第3蒸気排出口から排出される第3フラッシュ容器からの蒸気は、濃縮器120内にて濃縮され、ライン104を経由して第3オリゴマー化反応器108に再循環される濃縮反応蒸気ストリームを搬送する第1ライン100と、第2ライン122に分割される。第2ライン122は、上記濃縮反応蒸気ストリームを搬送し、第2反応器フィードライン62内のブテンカラムサイドカット・ストリームおよびライン64内の第2反応器再循環ストリームと合流される。図1で説明したように、ライン66内の上記合流した供給原料は加熱され、上記第2オリゴマー化反応器70へと搬送される。上記第3フラッシュ容器116は、この容器の上部開口部にてフラッシュ処理が行われ、この容器116で下部の1つあるいはそれ以上のトレーにてさらなる蒸留処理が行われる二段階精留器であることがのぞましい。トレーは2つであるのが望ましい。上記第3フラッシュ容器116内における温度は、上部においては57℃から68℃、底部においては68℃から77℃であるのが望ましい。上記二段階精留器の第3フラッシュ容器116のカラム頂部の圧力は、620kPaから758kPa(ゲージ)(90psigから110psig)であるのが望ましい。ライン118内の濃縮器120からの濃縮蒸気は、上記容器の上部開口部へと還流されるのが望ましい。底部の液体は主にオリゴマー化生成物および改質剤を含み、第3フラッシュ容器116からフラッシュ液排出口から排出され、第3フラッシュ液ライン124によって搬送され、上記第1フラッシュ容器32から底部の液体を搬送するライン40’と合流する。上記合流した液体生成物はライン126によって上記ブテンカラム46へと搬送される。ブテンカラムへと続くライン126の供給ポイント126aは、図1の供給ポイント40aと同じ場所に配置されるべきである。
図1のフロー方式を用いて、一連のプロセスをシミュレートした。供給原料の構成は、適量の酸化性改質剤を加えたイソブテン50重量%およびイソブタンが50重量%である。反応器への供給量は45,359kg/hr(100,000 lb/hr)である。ブテンカラムにおいては37の段階がある。図1のフロー方式をシミュレートして、表1に示すように操作した。
Figure 2006176770
新しい供給原料ベースに基づく98重量%の全てのイソブチレン転化は、2つの反応器のそれぞれにおける実行可能なパス転化毎に受け入れ可能である。
図2のフロー方式を用いて、一連のプロセスをシミュレートする。供給の構成、カラムのおける段階およびフロー比率は実施例1と同じである。図2のフロー方式をシミュレートして、表2に示すように操作した。
Figure 2006176770
新しい供給原料ベースに基づく98重量%の全てのイソブチレン転化は、三つの反応器のそれぞれにおける実行可能なパス転化毎にさらに受け入れ可能である。しかし、上記ブテンカラムから回収された供給原料の比率は、全て同じ転化比のものを得るためには第2反応器内でのイソブチレン転化を小さくする必要があるため、実施例1のものよりも比較的小さい。さらに、実施例2のフロー方式では、全ての3量体および4量体生成物は、新供給原料ベースで10重量%未満に維持される。
本発明のフローを示す図である。 図1のフローの第2の実施の形態を示す図である。
符号の説明
24、70、108 反応器(オリゴマー化反応器)
22、30、76、106、114 加熱器
32、78、116 フラッシュ容器
36、50、120 濃縮器
46 分離容器(分留カラム、ブテンカラム)
58 リボイラ
68 予熱器
82 冷却器

Claims (10)

  1. 軽質オレフィン類をオリゴマー化して重質オレフィンを生成する工法において、
    軽質オレフィン類の第1の反応物ストリーム(20)を固形オリゴマー化触媒を含む第1の反応器(24)に送り込むステップと;
    前記第1の反応器(24)内で前記軽質オレフィン類を触媒的にオリゴマー化してオリゴマー形成するステップと;
    第1の生成物ストリーム(26)の少なくとも一部(40)を前記反応器から分離容器(46)に送って生成物オリゴマーから軽質オレフィン類を分離するステップと;
    前記分離容器からの軽質オレフィン類の第2の反応物ストリーム(62a)を固形オリゴマー化触媒を含む第2の反応器(70)に送り込むステップと;
    前記第2の反応器内で前記軽質オレフィン類を触媒的にオリゴマー化してオリゴマーを形成するステップと;そして
    前記第2の反応器からの第2の生成物ストリーム(72)の少なくとも一部(80a、84a)の一部を前記分離容器(46)に送って前記生成物オリゴマーから軽質オレフィン類を分離するステップ
    で構成されることを特徴とする工法。
  2. 前記第1の生成物ストリーム(26)の一部(28)がフラッシュ容器(32)に送られ、前記第1生成物ストリームの液相(40)から蒸気相(34)を大まかに分離し、前記液相(40)を前記分離容器(46)に送り込むことを特徴とする請求項1に記載の工法。
  3. 前記第1の生成物ストリームの前記蒸気相(34)の少なくとも一部(38)を前記第2の反応器(70)に送り込むステップをさらに含んでいることを特徴とする請求項2に記載の工法。
  4. 前記第1の生成物ストリーム(26)の前記蒸気相(34)の少なくとも一部(38')を第3の反応器(108)に送り込み、前記第3の反応器からの流出液の一部(122)を前記第2の反応器(70)に送り込むステップをさらに含んでいることを特徴とする請求項2または3に記載の工法。
  5. 前記第1生成物ストリーム(26)の前記蒸気相(34)の少なくとも一部(18)を前記第1の反応器(24)へと再循環させるステップをさらに含んでいることを特徴とする請求項2,3または4に記載の工法。
  6. 前記第1の生成物ストリーム(26)の一部(16)が前記第1の反応器(24)へと直接再循環されることを特徴とする請求項1,2,3,4あるいは5に記載の工法。
  7. 前記第2反応物ストリーム(62a)が分留カラム(46)からのサイドカットであることを特徴とする請求項1,2,3,4,5あるいは6に記載の工法。
  8. 軽質オレフィン類をオリゴマー化し生成物オリゴマーを回収する装置において、
    軽質オレフィン類を反応容器へと供給する供給口および反応容器から軽質オレフィン類および生成物オリゴマーを取り除くための第1生成物排出口(26)を含む第1オリゴマー化反応容器(24);
    第1の端部が前記第1のオリゴマー化反応容器の前記第1の生成物排出口(26)と液流連通し、第2の端部(40a)が分留カラム(46)と連通している第1の生成物ライン(40);
    第1の端部(62a)が前記分留カラム(46)と液流連通し、第2の端部が第2のオリゴマー化反応容器(70)の吸入口と液流連通しているフィードライン(62);
    前記第2のオリゴマー化反応容器(70)から軽質オレフィン類および生成物オリゴマーを取り除く第2の生成物排出口(72);および
    第1の端部が前記第2の生成物排出口(72)と液流連通し、第2の端部(80a、84a)が前記分留カラム(46)と液流連通しているリターンライン(80、84)
    を備えていることを特徴とする装置。
  9. 軽質オレフィン類をオリゴマー化し、重質オレフィン類を生成する工法において、
    軽質オレフィン類の第1の反応物ストリーム(20)を固形オリゴマー化触媒を含む第1の反応器(24)へ送り込むステップと;
    前記第1の反応器(24)において前記軽質オレフィン類を触媒的にオリゴマー化してオリゴマーを生成するステップと;
    前記第1の反応器(24)から第1生成物ストリーム(26)を排出させるステップと;そして
    前記第1生成物ストリーム(26)の一部(16)を前記第1の反応器(24)へと直接再循環させるステップ
    で構成されることを特徴とする工法。
  10. 前記第1の生成物ストリーム(26)の第2の部分(28)が容器(32)へ送られ、液相(40)から蒸気相(34)を分離し、前記蒸気相(34)の少なくとも一部(18)を前記第1反応器(24)へと再循環させることを特徴とする請求項9に記載の工法。
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