JP2006176709A - ガスハイドレート生成方法及び装置 - Google Patents

ガスハイドレート生成方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006176709A
JP2006176709A JP2004373252A JP2004373252A JP2006176709A JP 2006176709 A JP2006176709 A JP 2006176709A JP 2004373252 A JP2004373252 A JP 2004373252A JP 2004373252 A JP2004373252 A JP 2004373252A JP 2006176709 A JP2006176709 A JP 2006176709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas hydrate
gas
methane
guest material
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004373252A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Mori
康彦 森
Kenichi Tawara
賢一 田原
Ryuzo Hiraoka
龍三 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Keio University
Original Assignee
IHI Corp
Keio University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Keio University filed Critical IHI Corp
Priority to JP2004373252A priority Critical patent/JP2006176709A/ja
Publication of JP2006176709A publication Critical patent/JP2006176709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】メタンを含む天然ガス中の全ての成分を容易且つ確実にガスハイドレート化すると共に、再ガス化したときに、原料となる天然ガスと同じ成分のガスを得られるようにしたガスハイドレート生成方法及び装置を提供する。
【解決手段】メタンを含む天然ガス中の生成圧力の低いエタン、プロパン、ブタン等と水Wを、水に不溶で且つメタンより大きな分子量を有する液状ゲスト物質Lgを用い水和反応させ、主として構造II型のガスハイドレートGHIIを生成させる第一生成槽1と、第一生成槽1で生成されたメタンリッチのガスと水Wと前記液状ゲスト物質Lgを用い水和反応させ、構造H型のガスハイドレートGHを生成させる第二生成槽2とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メタンを主成分とする天然ガスから種類の異なるガスハイドレートを生成させるようにしたガスハイドレート生成方法及び装置に関するものである。
従来、メタンを主成分とする天然ガスは、冷却して液化させ、液化天然ガスの状態で貯蔵し、輸送するのが一般的であった。しかし、天然ガスの主成分であるメタンの場合、液化させるには、−162℃といった極低温条件が必要となり、こうした条件を維持しながら貯蔵、輸送を行なうためには、タンク等の専用の貯蔵装置やLNG輸送船といった専用の輸送手段が必要となる。
而して、上記装置や輸送船等の製造、維持、管理には非常に高いコストを要するため、近年、低コストの貯蔵、輸送手段が検討されており、その結果、天然ガスを水和反応させ、減容して固体状態の水和物(以下、ガスハイドレートという。)を生成し、この固体状態のガスハイドレートを貯蔵し、搬送することが種々検討されている。
ガスハイドレート生成するための先行技術文献としては、例えば、特許文献1、2、3がある。特許文献1、2においては、天然ガスのようなメタンを主成分としたガス及び水からガスハイドレートを生成しており、特許文献3においては、メタンを主成分としたガス及び水の他に液状ゲスト物質を用いて構造Hのガスハイドレートを生成している。
特開2003−105362号公報 特開2001−10985号公報 特開2003−3181号公報
天然ガスは、主成分としてのメタンの他に、エタン、プロパン、ブタン等の成分を含んでいる。従って、天然ガスからは、構造II型のガスハイドレートが生成し易いが、この型のガスハイドレートにはエタン、プロパン、ブタン等が優先的に取込まれるため、生成槽内に残存するガスの組成はメタンリッチとなる。その結果、ガスハイドレート化した天然ガスを再び分解してガス化した場合、ガス組成は原料の天然ガスとは異なったものとなり、使用する際の成分調整が大変である。
又、メタンリッチとなったガスをガスハイドレート化するには、高い圧力(生成圧力)が必要となり、従って、装置が大掛かりとなり、コストが嵩む。
本発明は、上述の実情に鑑み、メタンを含む天然ガス中の全ての成分を容易且つ確実にガスハイドレート化すると共に、再ガス化したときに、原料となる天然ガスと同じ成分のガスを得られるようにしたガスハイドレート生成方法及び装置を提供することを目的としてなしたものである。
本発明の請求項1のガスハイドレート生成方法は、メタンを含む天然ガス中の主としてメタン以外の成分と水とを、水に不溶で且つメタンよりも大きな分子量を有する液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第一のガスハイドレートを生成させる第一の過程と、該第一の過程で生成されたメタンリッチのガスと水と液状ゲスト物質とを、該液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第二のガスハイドレートを生成させる第二の過程とを経るものである。
請求項2のガスハイドレート生成方法においては、液状ゲスト物質は、第一の過程では冷却材として機能し、第二の過程では、冷却材及び第二のガスハイドレートを生成するものとして機能し、請求項3のガスハイドレート生成方法においては、第一のガスハイドレートは、主として構造II型のガスハイドレートであり、請求項4のガスハイドレート生成方法においては、第二のガスハイドレートは、主として構造H型のガスハイドレートであり、請求項5のガスハイドレート生成方法においては、天然ガス中のメタンの量は約80〜99mol%であり、請求項6のガスハイドレート生成方法においては、液状ゲスト物質は、分子径0.75〜0.98nmのパラフィン系炭化水素類又はメチルシクロアルカン類より選ばれた少なくとも一成分を使用する。
本発明の請求項7のガスハイドレート生成装置は、メタンを含む天然ガス中の主としてメタン以外の成分と水とを、水に不溶で且つメタンよりも大きな分子量を有する液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第一のガスハイドレートを生成させる第一生成手段と、該第一生成手段で生成されたメタンリッチのガスと水と液状ゲスト物質とを、該液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第二のガスハイドレートを生成させる第二生成手段とを備えたものである。
請求項8のガスハイドレート生成装置においては、液状ゲスト物質は、第一生成手段では冷却材として機能し、第二生成手段では、冷却材及び第二のガスハイドレートを生成するものとして機能し、請求項9のガスハイドレート生成装置においては、第一のガスハイドレートは、主として構造II型のガスハイドレートであり、請求項10のガスハイドレート生成装置においては、第二のガスハイドレートは、主として構造H型のガスハイドレートであり、請求項11のガスハイドレート生成装置においては、天然ガス中のメタンの量は約80〜99mol%であり、請求項12のガスハイドレート生成装置においては、液状ゲスト物質は、分子径0.75〜0.98nmのパラフィン系炭化水素類又はメチルシクロアルカン類より選ばれた少なくとも一成分を使用する。
本発明のガスハイドレート生成方法及び装置によれば、メタンを含む天然ガス中の全ての成分を容易且つ確実にガスハイドレート化できると共に、ガスハイドレートを再ガス化したときに、原料となる天然ガスと同じ成分のガスを得ることができ、従って、再ガス化したガスを使用する際の成分調整に手間が掛からず、コスト的にも有利である。
又、本発明のガスハイドレート生成方法及び装置においては、液状ゲスト物質を用いることにより、第一の過程或は第一生成手段では、生成される主としてII型のガスハイドレートの生成熱の除去を行なうことができ、第二の過程或は第二生成手段では、主としてH型のガスハイドレートの生成熱の除去に加えて、生成圧力の低下を可能とするため、第二の過程或は第二生成手段においては、メタンリッチのガスを低い圧力でガスハイドレート化することができる結果、総合的に見て設備やエネルギ面でコスト低減が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、図中、1は第一段生成槽、2は第二段生成槽であり、両生成槽1,2は圧力容器である。
第一生成槽1には、原料ガスGとして、メタンを主成分としエタン、プロパン、ブタン等を含む天然ガスを供給し得るようになっている。原料ガスGは、メタンが約80〜99mol%のものが望ましい。これは、第二生成槽2におけるH型のガスハイドレートGHの生産効率を高めるためである。
第一生成槽1及び第二生成槽2には、両生成槽1,2内の水を抜出して循環させるため、端部にポンプ3を備えた管路4a,4bが接続されていると共に、各生成槽1,2には管路5a,5bが接続されており、管路5a,5bとポンプ3とは中途部に冷却器6を備えた管路7により接続されている。又、管路4bには、水Wを供給し得るようになっている。
第一生成槽1及び第二生成槽2には、両生成槽1,2内の液状ゲスト物質Lgを抜出して循環させるため、端部にポンプ8を備えた管路9a,9bが接続されていると共に、各生成槽1,2には管路10a,10bが接続されており、管路10a,10bとポンプ8とは中途部に冷却器11を備えた管路12により接続されている。又、管路9bには、液状ゲスト物質Lgを供給し得るようになっている。
液状ゲスト物質Lgは、水に不溶で且つメタンよりも大きな分子量を有する、分子径0.75〜0.98nmのパラフィン系炭化水素類又はメチルシクロアルカン類より選ばれた少なくとも一成分を使用することができる。例えば、メチルシクロヘキサン(MCH)の他に、1−1ジメチルシクロヘキサン、2−2ジメチルブタン、メチルシクロペンタン、エチルシクロペンタン、エチルシクロヘキサン、シクロへプタン、シクロオクタン等の炭素数5〜8程度のパラフィン炭化水素が適当である。
第一生成槽1と第二生成槽2とは、中途部に圧縮機13を設けた管路14により接続されており、 第一生成槽1内で濃縮された、低い生成圧力ではガスハイドレート化しないメタンリッチのガスGmは、圧縮機13により加圧されて管路14を通り第二生成槽2へ供給し得るようになっている。
第一生成槽1では、液状ゲスト物質Lgが冷却材として作用し、水分子に原料ガスG中のエタン、プロパン、ブタン等が優先的に包接され、主として構造II型のガスハイドレートGHIIが生成されるようになっており、第二生成槽2では、液状ゲスト物質Lgが冷却材として作用し、水分子にメタンリッチのガスGmと液状ゲスト物質Lgが包接されて、主として構造H型のガスハイドレートGHが生成されるようになっている。又、生成されたガスハイドレートGHII及びガスハイドレートGHは、各生成槽1,2から抜出し得るようになっている。
なお、図中、15a,15b,16a,16bは開閉弁である。
次に、上記した実施の形態の作動を図2及び図3並びに図4をも参照しつつ説明する。
運転時には、開閉弁15a,15b,16a,16bは全て開状態にあり、図2に示すように、第一生成槽1には水Wと液状ゲスト物質Lgとが充填されている。而して、第一生成槽1の底部には水Wが沈層し、その上に液状ゲスト物質Lgが積層する。又、第一生成槽1内の上部には、図示しないガスボンベから原料ガスが供給されるため、上部気相は、原料ガスGにより充填され、所定の圧力約1.5〜2MPaに保持されている。
管路4bへ導入された水Wはポンプ3により加圧されて冷却器6で冷却され、管路7,5aを経てノズル17(図2参照)から、第一生成槽1内の原料ガスGの気相中に、円錐状に且つ均一に噴射される。噴射された水Wは、原料ガスGと液状ゲスト物質Lgの界面に向かう。
又、管路9bへ導入された液状ゲスト物質Lgはポンプ8により加圧されて冷却器11で冷却され、管路12,10aを経て、第一生成槽1内の液状ゲスト物質Lg中に、供給され、冷却材として使用される。
而して、第一生成槽1内においては、ノズル17から噴射された水Wの一部、及び原料ガスG中の構成成分は、水Wと液状ゲスト物質Lgとの界面部において、液状ゲスト物質Lgを冷却材として水和反応を起し、このため、原料ガスGの構成成分の分子は、水分子が格子状に配列されて形成された籠の中に入り包接されて主として構造II型の水和物であるガスハイドレートGHIIが生成される。水和反応は発熱反応であるが、第一生成槽1内の水層は液状ゲスト物質Lgにより冷却されて約2℃(275K)に保持される。生成されたガスハイドレートGHIIは第一生成槽1外に抜出される。第一生成槽1で生成されるガスハイドレートとしては、構造II型のガスハイドレートのみならず、構造I型或は構造H型のガスハイドレートが生成されることもある。
第一生成槽1内においては、ガスハイドレートGHIIは低い圧力で生成され、この過程においてはエタン、プロパン、ブタン等が優先的にガスハイドレートに取込まれる。その結果、第一生成槽1内の気相組成はメタンリッチのガスGmとなり、メタンリッチのガスGmは、管路14に送出されて圧縮機13により加圧され、第二生成槽2へ導入される。
第二生成槽2には水Wと液状ゲスト物質Lgとが充填されていると共に、第二生成槽2内の上部気相は、第一生成槽1から送給されたメタンリッチのガスGmにより充填され、所定の圧力約2〜3MPaに保持されている。
管路4bに導入されてポンプ3により加圧され、冷却器6で冷却された水Wは、管路7,5bを経てノズル18(図3参照)から、第二生成槽2内のメタンリッチのガスGmの気相中に、円錐状に且つ均一に噴射される。噴射された水Wは、ガスGmと液状ゲスト物質Lgの界面に向かう。
管路9bに導入されてポンプ8により加圧され、冷却器11で冷却された液状ゲスト物質Lgは、管路12,10bを経て第二生成槽2内の液状ゲスト物質Lg中に供給される。
而して、第二生成槽2内においては、ノズル18(図3参照)から噴射された水Wの一部、及びメタンリッチのガスGm、並びに液状ゲスト物質Lgは、水Wと液状ゲスト物質Lgとの界面部において、液状ゲスト物質Lgを冷却材として水和反応を起し、このため、メタンリッチのガスGm及び液状ゲスト物質Lgの分子は、水分子が格子状に配列されて形成された籠の中に入り包接され、主として構造H型の水和物であるガスハイドレートGHが生成される。水和反応は発熱反応であるが、第二生成槽2の水層は液状ゲスト物質Lgにより冷却されて約2℃(275K)に保持される。生成されたガスハイドレートGHは第二生成槽2外に抜出される。
メタンリッチのガスGmからガスハイドレートGHを生成させる場合には、通常は高い圧力が必要であるが、本例では水分子がガスGmと共に、液状ゲスト物質Lgを格子状に配列されて形成された籠の中に取込むことにより、第二生成槽2内においては、従来よりも低い圧力2〜3MPaの環境下で生成される。図4に構造I型のガスハイドレートGHが生成する場合と、液状ゲスト物質LgをMCH、及び2−2ジメチルブタンとした場合の構造H型のガスハイドレートGHが生成する場合の温度と圧力の関係を示す。グラフに示す曲線よりも上方の領域でガスハイドレートが生成される。このグラフから、液状ゲスト物質Lgを用いると低い圧力でガスハイドレートGHが生成されることが分かる。
一方、第一生成槽1及び第二生成槽2で水和物に変化しなかった水Wは、抜出されて管路4a,4bを通り、管路4bへ導入された水Wと共にポンプ3から送給されて冷却器6により冷却され、管路5a,5bから再び、ノズル17,18を介し第一生成槽1及び第二生成槽2へ導入される。
又、第一生成槽1及び第二生成槽2の液状ゲスト物質Lgの一部は、抜出されて管路9a,9bを通り、管路9bへ導入された液状ゲスト物質Lgと共にポンプ8から送給されて冷却器11により冷却され、管路12,5a,5bから再び、第一生成槽1及び第二生成槽2へ導入される。
本発明の図示例によれば、メタンをはじめとして天然ガス中の全ての成分を容易且つ確実にガスハイドレート化でき、又、ガスハイドレートGHII、GHの再ガス化に際しては、第一生成槽1で生成したガスハイドレートGHIIから得られたガスと第二生成槽2で生成したガスハイドレートGHから得られたガスとを混合すれば、原料となる天然ガスと同じ成分のガスを得ることができ、従って、再ガス化したガスを使用する際の成分調整に手間が掛からず、コスト的にも有利である。
又、液状ゲスト物質Lgを用いることにより、第一生成槽1ではガスハイドレートGHIIの生成熱の除去を行なうことができ、又、第二生成槽2では、ガスハイドレートGHの生成熱の除去に加えて、生成圧力の低下を可能とする。このため、第二生成槽2においては、メタンリッチのガスGmを低い圧力でガスハイドレート化することができる結果、総合的に見て設備やエネルギ面でコスト低減が可能となる。
なお、本発明のガスハイドレート生成方法及び装置においては生成槽を用いる方式について説明したが、対向噴流方式、バブリング方式、ミストスプレイ方式等、種々の方式のものを用いることが可能なこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のガスハイドレート生成方法及び装置の実施の形態の一例の概念図である。 図1に適用する第一生成槽内部のハイドレート生成時の状態を示す概念図である。 図1に適用する第二生成槽内部のハイドレート生成時の状態を示す概念図である。 構造I型のガスハイドレートが生成する場合と、液状ゲスト物質をMCH、及び2−2ジメチルブタンとした場合の構造H型のガスハイドレートが生成する場合の温度と圧力の関係を示すグラフである。
符号の説明
1 第一生成槽(第一生成手段)
2 第二生成槽(第二生成手段)
G 原料ガス
Gm メタンリッチのガス
GHII ガスハイドレート
GH ガスハイドレート
Lg 液状ゲスト物質
W 水

Claims (12)

  1. メタンを含む天然ガス中の主としてメタン以外の成分と水とを、水に不溶で且つメタンよりも大きな分子量を有する液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第一のガスハイドレートを生成させる第一の過程と、該第一の過程で生成されたメタンリッチのガスと水と液状ゲスト物質とを、該液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第二のガスハイドレートを生成させる第二の過程とを経ることを特徴とするガスハイドレート生成方法。
  2. 液状ゲスト物質は、第一の過程では冷却材として機能し、第二の過程では、冷却材及び第二のガスハイドレートを生成するものとして機能する請求項1記載のガスハイドレート生成方法。
  3. 第一のガスハイドレートは、主として構造II型のガスハイドレートである請求項1又は2記載のガスハイドレート生成方法。
  4. 第二のガスハイドレートは、主として構造H型のガスハイドレートである請求項1、2又は3記載のガスハイドレート生成方法。
  5. 天然ガス中のメタンの量は約80〜99mol%である請求項1乃至4の何れかに記載のガスハイドレート生成方法。
  6. 液状ゲスト物質は、分子径0.75〜0.98nmのパラフィン系炭化水素類又はメチルシクロアルカン類より選ばれた少なくとも一成分を使用する請求項1乃至5の何れかに記載のガスハイドレート生成方法。
  7. メタンを含む天然ガス中の主としてメタン以外の成分と水とを、水に不溶で且つメタンよりも大きな分子量を有する液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第一のガスハイドレートを生成させる第一生成手段と、該第一生成手段で生成されたメタンリッチのガスと水と液状ゲスト物質とを、該液状ゲスト物質を用い水和反応させ、第二のガスハイドレートを生成させる第二生成手段とを備えたことを特徴とするガスハイドレート生成装置。
  8. 液状ゲスト物質は、第一生成手段では冷却材として機能し、第二生成手段では、冷却材及び第二のガスハイドレートを生成するものとして機能する請求項7記載のガスハイドレート生成装置。
  9. 第一のガスハイドレートは、主として構造II型のガスハイドレートである請求項7又は8記載のガスハイドレート生成装置。
  10. 第二のガスハイドレートは、主として構造H型のガスハイドレートである請求項7、8又は9記載のガスハイドレート生成装置。
  11. 天然ガス中のメタンの量は約80〜99mol%である請求項7乃至10の何れかに記載のガスハイドレート生成装置。
  12. 液状ゲスト物質は、分子径0.75〜0.98nmのパラフィン系炭化水素類又はメチルシクロアルカン類より選ばれた少なくとも一成分を使用する請求項7乃至11の何れかに記載のガスハイドレート生成装置。
JP2004373252A 2004-12-24 2004-12-24 ガスハイドレート生成方法及び装置 Pending JP2006176709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373252A JP2006176709A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 ガスハイドレート生成方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004373252A JP2006176709A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 ガスハイドレート生成方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006176709A true JP2006176709A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36731106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004373252A Pending JP2006176709A (ja) 2004-12-24 2004-12-24 ガスハイドレート生成方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006176709A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262372A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 混合ガスハイドレートの製造方法
KR100931369B1 (ko) 2008-09-23 2009-12-11 동국대학교 산학협력단 교대식 가스순환방법에 의한 하이드레이트 제조장치
WO2012026631A1 (ko) * 2010-08-23 2012-03-01 동국대학교 산학협력단 천연가스 하이드레이트 제조 장치 및 천연가스 하이드레이트 제조 방법
KR101388900B1 (ko) 2012-11-22 2014-04-23 에스티엑스조선해양 주식회사 수화물 제조를 위한 연속 제조 장치 및 그 방법
US10179884B2 (en) 2013-02-22 2019-01-15 Daewoo Engineering & Construction Co., Ltd. Device and method for manufacturing natural gas hydrate

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010985A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 天然ガスハイドレートの製造装置および製造方法
JP2001279279A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスハイドレート製造装置及び多段ガスハイドレート製造装置
JP2003003181A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Keio Gijuku 構造hクラスレート水和物の生成方法
JP2003105362A (ja) * 2001-07-24 2003-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガスハイドレートの生成方法および生成システム
JP2004196935A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Jfe Engineering Kk ガスクラスレート、その製造方法及び装置、ガスクラスレートの貯蔵方法及び装置
JP2005200558A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレート製造装置、およびガスハイドレート製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001010985A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 天然ガスハイドレートの製造装置および製造方法
JP2001279279A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスハイドレート製造装置及び多段ガスハイドレート製造装置
JP2003003181A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Keio Gijuku 構造hクラスレート水和物の生成方法
JP2003105362A (ja) * 2001-07-24 2003-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 天然ガスハイドレートの生成方法および生成システム
JP2004196935A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Jfe Engineering Kk ガスクラスレート、その製造方法及び装置、ガスクラスレートの貯蔵方法及び装置
JP2005200558A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ガスハイドレート製造装置、およびガスハイドレート製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262372A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 混合ガスハイドレートの製造方法
KR100931369B1 (ko) 2008-09-23 2009-12-11 동국대학교 산학협력단 교대식 가스순환방법에 의한 하이드레이트 제조장치
WO2012026631A1 (ko) * 2010-08-23 2012-03-01 동국대학교 산학협력단 천연가스 하이드레이트 제조 장치 및 천연가스 하이드레이트 제조 방법
KR101495221B1 (ko) 2010-08-23 2015-02-24 동국대학교 산학협력단 천연가스 하이드레이트 제조 장치 및 천연가스 하이드레이트 제조 방법
US9255234B2 (en) 2010-08-23 2016-02-09 Dongguk University Industry-Academic Cooperation Foundation Device and method for manufacturing natural gas hydrate
KR101388900B1 (ko) 2012-11-22 2014-04-23 에스티엑스조선해양 주식회사 수화물 제조를 위한 연속 제조 장치 및 그 방법
US10179884B2 (en) 2013-02-22 2019-01-15 Daewoo Engineering & Construction Co., Ltd. Device and method for manufacturing natural gas hydrate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7644676B2 (en) Storage tank containing liquefied natural gas with butane
AU2007274367B2 (en) Method and apparatus for liquefying a hydrocarbon stream
AU2013264212B2 (en) Method for re-liquefying boil-off gas generated at liquid hydrogen storage tank
JP7412073B2 (ja) 液体水素製造設備及び水素ガス製造設備
JP2004503698A (ja) 天然ガスを採収し、搬送し、荷下ろしし、貯蔵し、市場に配給する方法
KR20100098705A (ko) 가스화된 탄화수소 스트림의 생성 방법; 기상 탄화수소 스트림의 액화 방법; 및 질소계 스트림을 냉각 및 재가온시키고 탄화수소 스트림을 액화 및 재가스화시키는 순환 프로세스
WO2008055071A1 (en) Apparatus for continuous production of hydrates
US20090259081A1 (en) Method and system for reducing heating value of natural gas
TW200839005A (en) System for continuous production of hydrates
JP2000303083A (ja) ハイドレートスラリ燃料及びその製造方法並びにその製造装置又その保管方法
JP4275075B2 (ja) 海洋生産における限界収益ガスの輸送
JP2006176709A (ja) ガスハイドレート生成方法及び装置
JP2006224885A (ja) 水素製造設備及び製造方法
JP2001192683A (ja) 天然ガスの輸送及び貯蔵並びに利用方法
JP4313603B2 (ja) ガスハイドレートによる蓄熱システム
JP2006249197A (ja) ハイドレートの貯蔵、輸送方法
JPH11293263A (ja) 都市ガス、都市ガスの製造方法及びその製造装置
KR101940263B1 (ko) 운반선 추진 시스템
JP2003342590A (ja) ガスハイドレートの製造方法
JP2001279277A (ja) 天然ガス処理システム
JP2001279279A (ja) ガスハイドレート製造装置及び多段ガスハイドレート製造装置
JP4620359B2 (ja) ガスハイドレート配送方法
JP4360095B2 (ja) 水素ガスの包接水和物の製造及び貯蔵方法
KR20090086923A (ko) 천연가스 공급방법 및 장치
JP2004197863A (ja) 天然ガス需給調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070820

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070820

A521 Written amendment

Effective date: 20100428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02