JP2006175427A - 高分子凝集剤を用いた汚泥の凝集脱水処理方法及び廃水の凝集沈殿処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2種以上の粉末状高分子凝集剤をそれぞれ独立に貯留するための2以上の貯留槽2,3と、該貯留槽2,3に接続された供給量調節可能なフィーダー4,5と、給水ポンプを備えた混合槽6と、濾過部材8を備えた連続溶解供給装置1を用い、貯留槽2,3に貯留される粉末状高分子凝集剤を、フィーダー4,5を介して混合槽6に供給し、該混合槽6内で水と混合して分散液を調製し、該分散液を前記濾過部材8を通過させることにより凝集剤水溶液を調製し、該凝集剤水溶液を汚泥または廃水に添加する。
【選択図】図1
Description
また、廃水処理の際に生じる汚泥については、通常、高分子凝集剤でその固形分を凝集させて脱水する凝集脱水処理が行われている。
これらの処理方法においては、高分子凝集剤の希薄水溶液を廃水または汚泥に添加する方法が広く採られている。
高分子凝集剤は、その分子量やイオン性等が異なる様々な種類のものがあり、通常、処理する汚泥の性状(たとえば固形分濃度、汚泥粒子の表面荷電量、有機成分の含量等)に応じて最適なものが選択して用いられている。また、高分子凝集剤は、粉末もしくはW/O型エマルション等の形態で販売されているが、粉末型の方が製品の安定性や輸送方法の容易さ等の点で優れており製品としても広く使われている。
たとえば、特許文献1には、原水に無機凝集剤を添加し、次いで高分子凝集剤を添加してフロックを形成させた後濾過処理する水処理方法として、フロック形成後の原水の濾過特性に応じて凝集剤の添加量を制御する処理方法が示されており、この方法を汚泥処理に適用することが考えられる。しかし、この処理方法で調節するのは凝集剤の添加量のみであり、凝集剤の添加量調節のみでは、性状変動の大きい汚泥処理に対応することは困難である。
たとえば特許文献2,3には、カチオン凝集剤と両性凝集剤をブレンドした凝集剤を用いて汚泥を脱水する方法が示されている。また、特許文献4には、イオン当量の異なる2種以上の両性高分子からなる凝集剤を用いて汚泥を脱水する方法が示されている。これらの方法は、それぞれ単独の凝集剤を使用している場合に比較し、幅広く各種の汚泥に対応できる可能性がある。
また、特許文献5には、カチオン度の異なる2種のカチオン性凝集剤を別々に溶解し、各溶解液を、汚泥の凝集に適したカチオン度になるような割合で添加する方法が示されている。
また、特許文献5に記載の方法では、溶解液の使用比率によっては両凝集剤の使用量が異なるため、使用量が少ない凝集剤の溶解液の保持時間が延び、凝集剤の性能が劣化する問題がある。そのため、各溶解液の使用比率を極端に変えることは難しく、汚泥の性状変動への対応に限界がある。また、それぞれの凝集剤を溶解し、保持するための溶解槽が2基必要であることなど、設備が大がかりになる問題もあり、実用的ではない。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、汚泥または廃水の性状変動に幅広く対応でき、凝集剤の劣化が少なく、実用性に優れた汚泥の凝集脱水処理方法および廃水の凝集沈殿処理方法を提供することを目的とする。
少なくとも2種の粉末状高分子凝集剤の添加量をそれぞれ独立に調節し、該粉末状高分子凝集剤と水とを混合し、溶解することにより前記凝集剤水溶液を調製することを特徴とする汚泥の凝集脱水処理方法である。
本発明の第二の態様は、凝集剤を含有する凝集剤水溶液を廃水に添加する廃水の凝集沈殿処理方法であって、
少なくとも2種の粉末状高分子凝集剤の添加量をそれぞれ独立に調節し、該粉末状高分子凝集剤と水とを混合し、溶解することにより前記凝集剤水溶液を調製することを特徴とする廃水の凝集沈殿処理方法である。
本発明の汚泥の凝集脱水処理方法は、凝集剤を含有する凝集剤水溶液を汚泥に添加する方法である。
また、本発明の廃水の凝集沈澱処理方法は、凝集剤を含有する凝集剤水溶液を廃水に添加する方法である。
以下、これらをまとめて本発明の処理方法ということがある。
凝集剤水溶液は、少なくとも2種の粉末状高分子凝集剤の添加量を調節し、該粉末状高分子凝集剤と水とを混合し、溶解することにより調製されるものである。2種以上の粉末状高分子凝集剤の添加量を調節して凝集剤水溶液を調製することにより、汚泥または廃水の性状変動に対する幅広い対応が容易に可能になる。また、高分子凝集剤としては、一般に、粉末状のほか、液状、エマルジョン状等の形態のものが市販されているが、粉末状高分子凝集剤は、液状のものやエマルジョン状のものに比べて保存安定性が良く、保存時に性能が劣化しにくい利点を有している。また、使用時に粉末状高分子凝集剤を溶解して用いることにより溶液状態の時間を短くできるため、凝集剤水溶液の性能の劣化を抑制できる。さらに、粉末であるため、輸送費が安く、貯蔵に要する場所も少なくてすむ等の利点もある。
使用する粉末状高分子凝集剤の平均粒子径としては、特に制限はない。水への溶解性を考慮すると平均粒径、50〜3000μmが好ましく、100〜2000μmがより好ましい。
カチオン性高分子凝集剤としては、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの(共)重合体、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの(共)重合体、(メタ)アクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウムクロライドの(共)重合体等のアクリロイル系カチオン性高分子凝集剤、ポリアミジン等のアミジン系カチオン性高分子凝集剤、ポリビニルアミンなどが例示される。
アニオン性高分子凝集剤としては、アクリルアミドとアクリル酸(塩)の共重合体、アクリルアミドとアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体、アクリルアミドとアクリル酸塩とアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の共重合体等が例示される。
ノニオン性高分子凝集剤としては、アクリルアミドの重合体等が例示される。
両性凝集剤としては(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド−アクリルアミド−アクリル酸の3元あるいは4元系の共重合体等が例示される。
具体的な組み合わせとしては、たとえばカチオン性高分子凝集剤の2種以上の組み合わせ、カチオン性高分子凝集剤と両性高分子凝集剤の組み合わせ、アニオン性高分子凝集剤とカチオン性高分子凝集剤の組み合わせ、アニオン性高分子凝集剤と両性高分子凝集剤の組み合わせ等が挙げられる。また、高分子量型高分子凝集剤と比較的低分子量型高分子凝集剤の組み合わせ等が挙げられる。
カチオン性高分子凝集剤の2種以上の組み合わせとして、より具体的には、カチオン度が低くかつ高分子量型である低カチオン高分子量型の高分子凝集剤と、カチオン度が高くかつ低分子量型である高カチオン低分子量型の高分子凝集剤との組み合わせ、アクリロイル系カチオン性高分子凝集剤とアミジン系カチオン性高分子凝集剤との組み合わせ等が挙げられる。
また、カチオン性高分子凝集剤と両性高分子凝集剤との組み合わせとしては、上述のような2種以上のカチオン性高分子凝集剤の組み合わせと両性高分子凝集剤とを組み合わせたもの、両性系凝集剤とアミジン系カチオン性高分子凝集剤の組み合わせ、組成の異なる2種以上の両性高分子凝集剤の組み合わせ等が例示されるが、これらの組み合わせに限られる物ではない。またあらかじめ配合された2種以上の凝集剤に第三の成分を組み合わせても良い
たとえば汚泥が有機物を含有する有機汚泥の場合、カチオン性高分子凝集剤の2種以上の組み合わせ、カチオン性高分子凝集剤と両性高分子凝集剤との組み合わせが特に好ましい。
組み合わせの具体例としては、たとえば下水混合汚泥(初沈汚泥と余剰汚泥の混合汚泥)のベルトプレス脱水機による脱水にはメタクリロイル系カチオン性高分子凝集剤とアミジン系カチオン性高分子凝集剤の組み合わせが好ましい。初沈汚泥の混合比率が高い時は濾水速度が大きく、濾布からの剥離性が良いメタクリロイル系カチオン性凝集剤を多くしておき、脱水の困難な余剰汚泥の混合比率が高くなる場合はポリマーの粘性が低くカチオン密度の高いアミジン系凝集剤の比率を増やすことで、濾水性等を良好に保つことができる。また効果なアミジン系凝集剤を過剰に使うことが無いので経済的にも優れている。
組み合わせの際に考慮する廃水の性状としては、通常、廃水に添加する高分子凝集剤を選択する際に考慮する性状、たとえば廃水の濁度、SS分、PH等が挙げられる。
これらの性状を観測して、凝集剤水溶液の組成(凝集剤の種類や配合比)が、凝集効果が最も発揮される組成(最適組成)になるように粉末状高分子凝集剤の添加量等を調節する。
また、凝集剤水溶液には、従来、汚泥の凝集脱水処理または廃水の凝集沈殿処理に用いられている任意の無機凝集剤を添加してもよい。かかる無機凝集剤としては、硫酸バンド、ポリ硫酸アルミ、硫酸第一鉄、塩化第二鉄、ポリ硫酸第二鉄等が挙げられる。
また、両性高分子凝集剤やアニオン性高分子凝集剤を用いる場合には、それらの溶解性を高めるため、pHを調節するための酸等を配合しても良い。
ここで、「平均滞留時間」とは、回分式の溶解をする場合は粉末状高分子凝集剤の溶解開始から調製した凝集剤水溶液を汚泥または廃水に添加開始するまでの時間と、粉末状高分子凝集剤の溶解開始から凝集剤水溶液を汚泥または廃水に添加終了するまでの時間との平均時間のことである。なお、粉末状高分子凝集剤は略一定速度(単位;体積/時間)で水に添加するものとする。連続式の溶解設備を用いる場合は装置内の滞留時間であり、溶解装置、供給ライン等のホールドアップ量を単位時間あたりの流量で除することで計算できる。
従来形式の回分式の場合はバッチ毎の溶解量を少なくすることで平均滞留時間を短くできるが操作が煩雑になる傾向にある。
また、高分子凝集剤の溶解時間を短くするためには、粉末状高分子凝集剤の粒径を小さくして溶解速度を上げ、かつ溶解後の貯留槽を小さくし平均滞留時間を短縮する必要がある。
ここで、連続溶解供給装置としては、特に制限されないが、凝集剤の劣化を低減するためには、粉末状高分子凝集剤を迅速に溶解できる装置を利用することが好ましい。かかる装置としては、粉末状高分子凝集剤が迅速に溶解できるものであればその形式は制限があるわけではないが、たとえば、特許第3184729号公報、特許3184797号公報等に示された装置が称揚される。該装置は、粉末高分子凝集剤を水に分散、膨潤させ、膨潤ゲルを網目状の濾過部材に擦りつけゲルを微細化し、溶解させる形式であり、凝集剤の溶解劣化が少ない長所がある。
濾過部材の材質としては、分散液を通す際の圧力に耐える材質であれば特に制限されないが、通常は金網が用いられる。また、濾過部材は一層であってもよいし多層であってもよいが、強度の点では多層の方が好ましい。多層の場合、同じ目開きのものを数層重ねてもよいし、目開きの異なるものを重ねあわせてもよい。
分散液を濾過部材に通過させる際の速度(濾過速度)は、分散液への圧力付与方法にもよるが、濾過部材の濾過面1m2当たり1m3/分以下であることが好ましい。濾過速度が濾過部材の濾過面1m2当たり1m3/分以下であれば高分子凝集剤の劣化をより防ぐことができるが、1m2当たり1m3/分を超えると劣化する傾向にある。
濾過部材に分散液を通過させる際には、流動抵抗が生じるため、分散液に圧力を付与してもよい。圧力を付与する方法としては、たとえば、周面が網状になっている筒状濾過部材に分散液を、摺動式のプレートやローラーで押し付ける方法などが挙げられる。
図1に示す連続溶解供給装置1は、粉末状高分子凝集剤Aを貯留するホッパー(貯留槽)2、粉末状高分子凝集剤Bを貯留するホッパー3を有し、該ホッパー2,3には、それぞれ、供給量の調節が可能なフィーダー4,5が取り付けられており、ホッパー2,3内の粉末状高分子凝集剤A,Bが、供給量を調節しながら混合槽6に供給できるようになっている。
各粉末状高分子凝集剤の供給量は、フィーダー4,5で供給量を設定することにより、それぞれ独立に調節できる。供給量の設定は手動によって行っても良いし、汚泥または廃水、もしくは凝集処理後の液の何らかの物性を測定し、その物性値に基づき自動的に設定が変更されるようにしても良い。
手動で調節する際には、汚泥の凝集時のフロック径、脱水時の濾水速度、脱水ケーキの含水率等、または廃水の濁度、SS分、PH等を観測して、処理に最適な組成になるように両凝集剤の添加量等が調節される。自動制御の場合は上記の項目などを自動測定し、その結果に基づいて制御される。
このとき、分散液中の未溶解の凝集剤はフィルター8を通過しないが、摺動プレート9を摺動させることにより、フィルター8に分散液が押し付けられ、未溶解の凝集剤と水とが効率よく混合し、膨潤するため、該凝集剤を迅速に溶解することができる。従来は粉末状高分子凝集剤の溶解に時間がかかり、凝集剤水溶液の劣化が大きかったが、かかる装置を用いることにより、粉末状高分子凝集剤を迅速に溶解することができるため、凝集剤水溶液の劣化を低減できる。
このような連続溶解供給装置によれば、凝集剤の劣化をより防止できる上に、大規模な汚泥処理または廃水処理を行うことができる。
汚泥の脱水に使用される脱水機の形式に特に制限はなく、プレス脱水機、遠心脱水機、多重円盤型脱水機等が例示される。
また、連続溶解供給装置1においては、粉末状高分子凝集剤の種類に応じた数の貯留槽およびフィーダーと、ひとつの混合槽6と、1台の濾過装置11とを具備しているが、必要に応じ、混合槽6、濾過装置11を複数台装備しても良い。省スペース化しやすいことから、粉末状高分子凝集剤の種類に応じた数の貯留槽およびフィーダーと、ひとつの混合槽6と、1台の濾過装置11とを備えた装置を用いるのがもっとも簡易である。
さらに、本発明においては、場所などの制約のない場合、上記のような連続溶解供給装置を2台以上用い、それぞれ独立に凝集剤水溶液を調製した後、それらをラインミキシングしてもよい。また、上記のような連続溶解供給装置と単一もしくは複数の凝集剤を自由に混合溶解できる装置を複数用いてさらに多種の凝集剤水溶液をラインミキシングしてもよい。
実施例1
図1に示す連続溶解供給装置1を用い、A処理場(オキシデーションディッチ)で発生する汚泥の処理を行った。フィルター8としては、メッシュプレート(100ミクロン目開き)を用いた。
連続溶解供給装置1のホッパー2内に、凝集剤Aとしてダイヤニトリックス社製KP7000(粉末状カチオン性高分子凝集剤(ポリアミジン系)、カチオン当量6meq/g、分子量300万)、凝集剤Bとして粉末状両性高分子凝集剤(アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド/アクリルアミド/アクリル酸=27.0/44.0/29.0(モル%)の共重合体、分子量400万)を装備し、下記の操作を行った。
9月24日:凝集剤A/凝集剤B=75/25(質量%)のブレンド比率の粉末状高分子凝集剤を水に溶解して0.2質量%の凝集剤水溶液を調製しを調製し、該凝集剤水溶液を、汚泥に対し、凝集剤を200mg/L対液の添加量で添加し、該汚泥を遠心脱水機用いて脱水した。運転開始時が脱水性能がもっとも良好であり、脱水後の汚泥の含水率が83.9%であった。
そのまま数日運転したところ、汚泥含水率が85.6%に上昇した(脱水性能が低下した)ので、ブレンド比率を50/50(質量%)に調節した(濃度は同じ)ところ、汚泥含水率は84%まで低下した。
さらに11月12日になると、再び含水率の上昇が観測されたので、ブレンド比率を60/40とし、11月15日までの間に、ブレンド比率を60/40から70/30(質量%)に変化させた(濃度は同じ)。この間の汚泥含水率が83.2%であった。
9月24日から11月15日までの間で上記の様にブレンド比率を調節した結果、処理された汚泥の含水率は平均84.5%であった。
なお、上記処理においては、粉末状高分子凝集剤を水に溶解してから3時間以内の凝集剤水溶液を用いた。
A処理場において、実施例1と同様の装置と凝集剤を用い、11/17日より1ケ月間、凝集剤A/凝集剤B=50/50の凝集剤水溶液(濃度200mg/L)を、ブレンド比率を変化させずに用いて汚泥処理を行ったところ、11/17日より1ケ月間に処理された汚泥の含水率は84.2%〜88.2%の範囲内で変化し、その平均は86.1%であった。
B浄化センター(オキシデーションディッチ)で10日間、実施例1と同様の装置を用い、凝集剤Aにダイヤニトリックス社製KP7000、凝集剤Bに粉末状両性高分子凝集剤(メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド/アクリルアミド/アクリル酸=18.6/71.3/10.1(モル%)の共重合体、分子量400万)を用い、脱水後のケーキの含水率が最も低くなるように、ブレンド比率を凝集剤A/凝集剤B=60/40から70/30まで順次変化させて汚泥処理を行ったところ、10日間に処理された汚泥の含水率の平均は81%であった。
B浄化センターで5日間、実施例2と同様の装置と凝集剤を用い、凝集剤A/凝集剤B=60/40の0.2%凝集剤水溶液(濃度200mg/L)を、ブレンド比率を変化させずに用いて汚泥処理を行ったところ、5日間に処理された汚泥の含水率の平均は82.8%であった。
C処理場(混合生汚泥)で、実施例1と同様の装置を用い、凝集剤Aにダイヤニトリックス社製KP201G(粉末状カチオン性高分子凝集剤、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド100%)、凝集剤Bにダイヤニトリックス社製KP7000を用いて汚泥処理を行った。
初沈汚泥/余剰汚泥=60/40(質量比)の組成の混合生汚泥については、凝集剤A/凝集剤B=100/0にて処理を行った場合が最も良好で、汚泥の平均含水率は78.4%であった。
次いで処理を行った初沈汚泥/余剰汚泥=20/80(質量比)の組成の混合生汚泥については、凝集剤A/凝集剤B=75/25(質量比)にて処理を行った場合が最も良好で、汚泥の平均含水率は79.1%であった。
実施例3と同一条件下で、凝集剤Aのみを用いて汚泥の処理を行ったところ、含水率は平均82%であった。
汚泥中のSS分が2.5%で、汚泥SS分中の繊維分の比率が10%〜35%の範囲で変動するD製紙工場廃水汚泥の処理を下記の手順で行った。
5日間、実施例1と同様の装置を用い、凝集剤Aに粉末状カチオン性高分子凝集剤(アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド/アクリルアミド=30/70(モル%)の共重合体、分子量500万)、凝集剤Bに粉末状両性高分子凝集剤(アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド/アクリルアミド/アクリル酸=25.0/50.0/25.0(モル%)の共重合体、分子量400万)を用い、これらの凝集剤を、汚泥のSS分中の繊維分の比率(繊維分/SS、質量%)に応じ、最適な処理が可能なように下記の混合比率にて混合し、固形分濃度0.2質量%となるよう水に溶解させた高分子凝集剤を汚泥に添加し、混合後、スクリュープレス脱水機にて脱水処理を行った。その結果、高分子凝集剤の添加量60ppmで、脱水後のケーキ含水率が65%以下であり、脱水機からのSS分のリークの無い状況を5日間維持することができた。
繊維分/SSが10%以上25%未満:凝集剤A/凝集剤B=70/30(質量比)
繊維分/SSが25%以上35%以下:凝集剤A/凝集剤B=95/5(質量比)
実施例4と同一の汚泥に対して、高分子凝集剤として、凝集剤Aを単独で、または凝集剤A/凝集剤B=70/30(質量比)にブレンド比率を固定した混合物を用いて脱水を行ったところ、下記に示すように、安定した脱水が得られなかった。
[高分子凝集剤が凝集剤A単独の例]
汚泥の繊維分/SSが25〜35%の場合、高分子凝集剤添加量60ppmで脱水性が良好であったものの、繊維分/SS10〜24%の場合、高分子凝集剤添加量40〜100ppmの範囲において、脱水機からのSS分の流出が発生した。
[高分子凝集剤が凝集剤A/凝集剤B=70/30の例]
・汚泥の繊維分/SSが10〜24%の場合、高分子凝集剤添加量60ppmで脱水性が良好であったものの、繊維分/SS25〜35%の場合、高分子凝集剤添加量を90ppmまで増加させないとケーキ含水率を65%以下に維持できなかった。
高分子凝集剤添加前のpHが5.7〜7.2の範囲で変動する下記性状の製紙工場廃水の処理を下記の手順で行った。
[廃水の性状]
・SS分:1400〜1500ppm
・硫酸バンド添加量:70ppm
・pH変動:5.7〜7.2
実施例1と同様の装置を用い、凝集剤Aに粉末状低アニオン性高分子凝集剤(アクリルアミド/アクリル酸ソーダ=95.0/5.0(モル%)分子量1000万)、凝集剤Bに粉末状中アニオン性高分子凝集剤(アクリルアミド/アクリル酸ソーダ=88.0/12.0(モル%)分子量1000万)を用い、最適な凝集が得られるようにこれらの凝集剤を、廃水のpHに応じ、下記に示す混合比率により混合し、固形分濃度0.1質量%となるよう水に溶解させた高分子凝集剤を0.6ppmの濃度となるよう廃水に添加し、混合後、凝集沈殿処理を行った。
廃水のpHが5.7〜6.1:凝集剤A/凝集剤B=90/10(質量比)
廃水のpHが6.2〜6.6:凝集剤A/凝集剤B=50/50(質量比)
廃水のpHが6.7〜7.2:凝集剤A/凝集剤B=10/90(質量比)
その結果、安定した凝集沈殿処理が維持できた。たとえば、混合直後の廃水の一部を採取し、ジャーテスター(製品名:ジャーテスターMJS−4P;株式会社宮本製作所製)によりフロックの沈降時間(フロックの沈降が見られなくなるまでの時間)を測定し、その沈降時間測定後(凝集沈殿後)の当該廃水の上澄みの濁度を濁度計(製品名:濁度計2100N;セントラル科学株式会社製)により測定したところ、沈降時間は全て30秒以内、濁度は50NTU以下であった。
実施例5と同じ廃水に対し、高分子凝集剤として、凝集剤AまたはBを単独で、または凝集剤A/凝集剤B=50/50(質量比)にブレンド比率を固定した混合物を用いて凝集沈殿処理を実施したところ、それぞれ、下記の問題点が発生した。
凝集剤A単独で用いた場合、pH6.2以上の廃水において、凝集沈殿後の上澄みの濁度が大きかった(たとえばpH7.2の廃水の場合、沈降時間は30秒以内、濁度は110NTUであった)。
凝集剤B単独で用いた場合、pH6.6以下の廃水においてフロックの沈降時間が長かった(たとえばpH5.7の廃水の場合、沈降時間は60秒、濁度は50NTU以下であった)。
凝集剤A/凝集剤B=50/50の混合物を用いた場合、pH5.7〜6.1の領域でフロックの沈降時間が長くなった(たとえばpH5.7の廃水の場合、沈降時間は47秒、濁度は50NTU以下であった)。また、pH6.7〜7.2の領域で凝集沈殿後の上澄みの濁度が大きくなった(たとえばpH7.2の廃水の場合、沈降時間は30秒以内、濁度は80NTUであった)。
Claims (8)
- 凝集剤を含有する凝集剤水溶液を汚泥に添加する汚泥の凝集脱水処理方法であって、
少なくとも2種の粉末状高分子凝集剤の添加量をそれぞれ独立に調節し、該粉末状高分子凝集剤と水とを混合し、溶解することにより前記凝集剤水溶液を調製することを特徴とする汚泥の凝集脱水処理方法。 - 2種以上の粉末状高分子凝集剤をそれぞれ独立に貯留するための2以上の貯留槽と、該貯留槽に接続された供給量調節可能なフィーダーと、給水ポンプを備えた混合槽と、濾過部材を備えた連続溶解供給装置を用い、
前記貯留槽に貯留される粉末状高分子凝集剤を、フィーダーを介して混合槽に供給し、該混合槽内で水と混合して分散液を調製し、該分散液を前記濾過部材を通過させることにより凝集剤水溶液を調製する請求項1記載の汚泥の凝集脱水処理方法。 - 前記2種以上の粉末状高分子凝集剤の添加量を、汚泥の性状に応じて調節する請求項1または2記載の汚泥の凝集脱水処理方法。
- 前記粉末状高分子凝集剤を溶解してから、前記凝集剤水溶液を汚泥に添加するまでの平均滞留時間が3時間以内である請求項1〜3のいずれか一項に記載の汚泥の凝集脱水処理方法。
- 凝集剤を含有する凝集剤水溶液を廃水に添加する廃水の凝集沈殿処理方法であって、
少なくとも2種の粉末状高分子凝集剤の添加量をそれぞれ独立に調節し、該粉末状高分子凝集剤と水とを混合し、溶解することにより前記凝集剤水溶液を調製することを特徴とする廃水の凝集沈殿処理方法。 - 2種以上の粉末状高分子凝集剤をそれぞれ独立に貯留するための2以上の貯留槽と、該貯留槽に接続された供給量調節可能なフィーダーと、給水ポンプを備えた混合槽と、濾過部材を備えた連続溶解供給装置を用い、
前記貯留槽に貯留される粉末状高分子凝集剤を、フィーダーを介して混合槽に供給し、該混合槽内で水と混合して分散液を調製し、該分散液を前記濾過部材を通過させることにより凝集剤水溶液を調製する請求項5記載の廃水の凝集沈殿処理方法。 - 前記2種以上の粉末状高分子凝集剤の添加量を、廃水の性状に応じて調節する請求項5または6記載の廃水の凝集沈殿処理方法。
- 前記粉末状高分子凝集剤を溶解してから、前記凝集剤水溶液を廃水に添加するまでの平均滞留時間が3時間以内である請求項5〜7のいずれか一項に記載の廃水の凝集沈殿処理方法。
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JP2005335510A JP5037002B2 (ja) | 2004-11-25 | 2005-11-21 | 高分子凝集剤を用いた汚泥の凝集脱水処理方法及び廃水の凝集沈殿処理方法 |
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