JP2006174846A - 乗用型田植機の苗植付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 横送り軸33の右及び左側部を支持部材28,30,31により回転自在に支持して、横送り軸33が回転駆動されることにより、送り部材34,35が横送り軸33に沿って往復横送り駆動されて、苗のせ台22が往復横送り駆動されるように構成する。右及び左の支持部材28,30,31から右及び左の外側に突出した横送り軸33の部分に縦送りアーム56を固定して、苗のせ台22の縦送り機構の入力部を苗のせ台22の右及び左側部に備え、右及び左の縦送りアーム56の右及び左の横外側に右及び左の入力部を配置する。
【選択図】 図5
Description
特許文献1の構造では、横送り軸の左端部に1つの縦送りアームを固定し、苗のせ台に備えられた縦送り機構の入力部を苗のせ台に2つ備えて、苗のせ台が所定のストロークの右又は左の端部に達すると、右又は左の入力部が縦送りアームの位置に達し縦送りアームにより駆動されて、苗のせ台の縦送り機構が駆動されるように構成されている。
本発明は乗用型田植機の苗植付装置において、横送り軸に縦送りアームを備えた場合、右及び左の入力部が縦送りアームにより駆動される際に、横送り軸に大きな負荷が掛からないように構成することを目的としている。
(構成)
本発明の第1特徴は、乗用型田植機の苗植付装置において次のように構成することにある。
回転駆動される横送り軸の右及び左側部を支持部材により回転自在に支持して、右及び左の支持部材の間の横送り軸の部分に送り部材を取り付け、送り部材を苗のせ台に接続する。横送り軸が回転駆動されることにより、送り部材が所定のストロークで横送り軸に沿って往復横送り駆動されて、苗のせ台が所定のストロークで往復横送り駆動されるように構成する。右及び左の支持部材から右及び左の外側に突出した横送り軸の部分に縦送りアームを固定して、苗のせ台に備えられた縦送り機構の入力部を苗のせ台の右及び左側部に備え、右及び左の縦送りアームの右及び左の横外側に右及び左の入力部が位置するように構成する。苗のせ台が所定のストロークの右又は左の端部に達すると、右又は左の入力部が右又は左の縦送りアームの位置に達し右又は左の縦送りアームにより駆動されて、縦送り機構が駆動されるように構成する。
本発明の第1特徴によると、例えば右の入力部が右の縦送りアームに達している状態で左の入力部は左の縦送りアームから左の横外側に位置している。この状態から、苗のせ台が所定のストロークだけ右方に横送り駆動されて、左の入力部が左の縦送りアームに達するのであり、右の入力部は右の縦送りアームから右の横外側に離れる。
これにより、右及び左の支持部材により安定して支持された横送り軸の部分に送り部材が取り付けられた状態となっているので、苗のせ台の往復横送り駆動が安定して行われるようになる。
本発明の第1特徴によると、乗用型田植機の苗植付装置において、横送り軸の右及び左側部を支持部材により回転自在に支持し、横送り軸に縦送りアームを備えた場合、右及び左の支持部材から横送り軸を大きく突出させる必要がなくなり、右及び左の入力部が右及び左の縦送りアームにより駆動される際に、横送り軸に大きな負荷が掛からないようにすることができて、横送り軸の耐久性を向上させることができた。
本発明の第1特徴によると、右及び左の支持部材により安定して支持された横送り軸の部分に送り部材が取り付けられた状態となり、苗のせ台の往復横送り駆動が安定して行われるようになって、苗植付装置の植付性能の向上を図ることができた。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の乗用型田植機の苗植付装置において次のように構成することにある。
合成樹脂製のブッシュを介して、横送り軸を前記右及び左の支持部材に回転自在に支持する。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第2特徴によると、合成樹脂製のブッシュを介して横送り軸を右及び左の支持部材に回転自在に支持しているので、横送り軸の回転駆動が滑らかに行われる。樹脂製のブッシュは泥等が付着しても、これに関係なく横送り軸を回転自在に支持することができる。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、合成樹脂製のブッシュを介して横送り軸を右及び左の支持部材に回転自在に支持することにより、泥等の付着に関係なく横送り軸の回転駆動が滑らかに行われるようになり、苗のせ台の往復横送り駆動が安定して行われるようになって、苗植付装置の植付性能の向上を図ることができた。
図1及び図2に示すように、左右に操向操作自在な前輪1及び後輪2で支持された機体の後部にリンク機構3が連結され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3に3条植型式の苗植付装置5が連結されて、乗用型田植機が構成されている。
次に苗植付装置5の支持構造及び植付アーム21の回転駆動構造について説明する。
図3,4,7(イ)に示すように、リンク機構3は右及び左の上リンク3a、右及び左の下リンク3bによって構成されており、上リンク3a及び下リンク3bの後部に、板金材を折り曲げて構成された支持部材6が取り付けられている。支持部材6の下部にボス部材7が固定されて、ボス部材7に苗植付装置5が支持されている。丸パイプで構成された支持フレーム8が左右方向に配置され、支持フレーム8に支持軸9が前後方向に固定されており、支持軸9がボス部材7に回転自在に支持されている。これにより、苗植付装置5がボス部材7の前後軸芯P1周りにローリング自在に支持されている。
次に、苗のせ台22の往復横送り駆動の構造について説明する。
図3,4,5に示すように、伝動ケース11の前部の左部に、平板状の支持部材28が固定されて上方に延出されており、丸パイプ状の支持部材29が支持部材28に固定されて上方に延出されている。支持フレーム20の前部に、丸パイプ状の支持部材30が固定されて上方に延出されており、平面視でL字状に折り曲げられた支持部材31が、支持部材30に固定されている。支持部材28,31に合成樹脂製のブッシュ32が取り付けられて、右及び左のブッシュ32に横送り軸33の右及び左側部が回転自在に支持されている。
以上の構造により、図5に示すように、横送り軸33が回転駆動されると、横送り軸33の螺旋溝33aに沿って第1及び第2送り部材34,35が、所定のストロークで往復横送り駆動されて、苗のせ台22が所定のストロークで往復横送り駆動される。
次に、苗のせ台22に備えられた縦送り機構23の構造について説明する。
図1及び図2に示すように、苗のせ台22は3つの苗のせ面22aが備えられて、3つの苗のせ面22aの各々に縦送り機構23が備えられている。図6に示すように、苗のせ台22の略全幅に亘る支持軸47が苗のせ台22の中間部に支持され、支持軸47に回転自在に支持された従動ローラー53が、苗のせ面22aに形成された開口22bに臨んでいる。
次に、右及び左のマーカー57の構造について説明する。
図2及び図4に示すように、支持部材28,30から右及び左の横外側に支持フレーム58が延出されており、図12及び図13に示すように、支持フレーム58の端部の前後軸芯P2周りに、ブラケット59が揺動自在に支持され、ブラケット59にマーカー57が支持ピン60を介して固定されている。
次に、整地フロート24の構造について説明する。
図1及び図3に示すように、右及び左の後輪2の間隔よりも少し広い横幅を備えて、整地フロート24が構成されている。図10(イ)及び図11に示すように、整地フロート24の後部左右の2箇所に支持ブラケット65が固定されて、整地フロート24の前部左右中央の1箇所に支持ブラケット66が固定されており、支持ブラケット65に3個の連結孔65a(丸孔)が形成されている。
次に、苗植付装置5の昇降制御について説明する。
図1,3,15に示すように、右及び左の後輪2を支持するミッションケース72の前部に制御弁73が備えられ、ワイヤ69のインナー69bの他方の端部が制御弁73に接続されており、位置保持及び位置変更自在な感度調節レバー74にワイヤ69のアウター69aの他方の端部が固定されている。昇降レバー75が備えられており、苗植付装置5に動力を伝動及び遮断自在自在な植付クラッチ(図示せず)及び制御弁73を、昇降レバー75によって操作する。
図4に示す構造において、支持フレーム25に右及び左の植付アーム21を回転自在に支持して、苗植付装置5を4条植型式に構成してもよい。入力軸12から駆動軸16に伝動チェーン17を介して動力を伝達するのではなく、入力軸12から駆動軸16に伝動軸(図示せず)を介して動力を伝達するように構成してもよい。伝動ケース11が右側に配置され、支持フレーム20が左側に配置されるように構成してもよい。
図12及び図13に示す構造において、右及び左のマーカー57を格納姿勢(図13に示す状態)から作業姿勢(図12に示す状態)に付勢するバネ(図示せず)を、備えるように構成してもよい。
23 縦送り機構
28,30,31 右及び左の支持部材
32 ブッシュ
33 横送り軸
34,35 送り部材
54a 入力部
56 縦送りアーム
Claims (2)
- 回転駆動される横送り軸の右及び左側部を支持部材により回転自在に支持して、前記右及び左の支持部材の間の横送り軸の部分に送り部材を取り付け、前記送り部材を苗のせ台に接続して、
前記横送り軸が回転駆動されることにより、前記送り部材が所定のストロークで前記横送り軸に沿って往復横送り駆動されて、前記苗のせ台が所定のストロークで往復横送り駆動されるように構成すると共に、
前記右及び左の支持部材から右及び左の外側に突出した前記横送り軸の部分に縦送りアームを固定して、前記苗のせ台に備えられた縦送り機構の入力部を苗のせ台の右及び左側部に備え、前記右及び左の縦送りアームの右及び左の横外側に前記右及び左の入力部が位置するように構成して、
前記苗のせ台が所定のストロークの右又は左の端部に達すると、前記右又は左の入力部が前記右又は左の縦送りアームの位置に達し前記右又は左の縦送りアームにより駆動されて、前記縦送り機構が駆動されるように構成してある乗用型田植機の苗植付装置。 - 合成樹脂製のブッシュを介して、前記横送り軸を前記右及び左の支持部材に回転自在に支持してある請求項1に記載の乗用型田植機の苗植付装置。
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JP2015202074A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
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